JP2003333315A - 撮像装置及び画像データ受渡方法 - Google Patents

撮像装置及び画像データ受渡方法

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JP2003333315A
JP2003333315A JP2002139990A JP2002139990A JP2003333315A JP 2003333315 A JP2003333315 A JP 2003333315A JP 2002139990 A JP2002139990 A JP 2002139990A JP 2002139990 A JP2002139990 A JP 2002139990A JP 2003333315 A JP2003333315 A JP 2003333315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像直後に画像データに電子透かし情報を埋
め込み、かつ暗号化を施すことで、電子透かし情報に対
して、読出し、改ざん等が行なえる余地を確実に排除す
ることができ、かつ暗号化の作業を簡略化する。 【解決手段】 撮像した画像データに電子透かし情報と
して著作権情報を埋め込み、暗号キー不良画素を特定す
る補正情報を適用して、当該電子透かし情報を暗号化
し、選択された画像データが生成されたデジタルカメラ
10がPC120と接続されていない限り、電子透かし
情報の閲覧ができないようにした。選択された画像デー
タが生成されたデジタルカメラ10がPC120と接続
されている場合には、自動的に暗号化された電子透かし
情報を復号化して、閲覧可能としたたため、著作権者並
びにその関係者による著作権の確認、不正使用による摘
発、並びに操作性の向上とを両立させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子によ
って撮像し、光電変換してアナログ画像データを得る撮
像部と、前記アナログ画像データをアナログ−デジタル
変換してデジタル画像データを作成し記録媒体に記録す
るデジタル画像データ記録部と、で構成された撮像装
置、並びに撮像装置と、外部画像処理装置との間での画
像データ受渡方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像装置、特にデジタルカメラで
は、CCD(Charge Coupled Device)を用い、静止画
等を撮影すると、その画像データはアナログ−デジタル
変換された後、予め設定された圧縮形式(例えば、JP
EG)によって圧縮した状態でメモリカード等の記録媒
体に記録して保存する。
【0003】デジタルカメラでは、記録媒体に記録され
た画像を当該デジタルカメラの背面等に設けられたLC
D(液晶表示装置)に再生する再生機能を持っており、
撮像した画像をその場で確認が可能である。
【0004】一方、デジタルカメラには、USB端子等
のパーソナルコンピュータ(PC)との接続インターフ
ェースを備えており、PCにインストールされた画像処
理アプリケーションによってデジタルカメラの記録媒体
に記録されたデジタル画像データを取り込み、PC上で
再生表示したり、画像編集等を行なうことも可能であ
る。なお、デジタルカメラ自体をPCに接続せず、記録
媒体のみを取り出して、PC側の専用スロットに装填す
ることでも同様の機能を持たせることができる。
【0005】上記システムでは、撮像した画像に対して
何ら制限がなく、万人に対して閲覧可能であり、かつ編
集可能である。ところが、撮像した画像の中には、著作
権を持つ画像がある。この著作権で保護されている画像
に関しては、当然ながら盗用や改ざん等は禁止されてい
るが、特に改ざんされた場合、基の画像が著作権で保護
されている画像であったか否かを判断するのが難しい。
【0006】そこで、従来は、撮影時の距離情報を各画
像データにキーとして埋め込み、改ざんを防止すること
が提案されている(一例として、特開平11−1642
46号公報参照(以下、先行技術1という)。
【0007】また、特開2000−86449公報(以
下、先行技術2という)では、電子透かしによって情報
を埋め込むことが開示されている。
【0008】上記先行技術1及び先行技術2とを組み合
わせ、画像データ固有の情報として著作権情報を電子透
かしで埋め込むことで、各画像データ毎に改ざん防止を
行うことができる。また、この著作権等の電子透かし情
報を暗号化し、暗号キーを用いないと編集等ができない
ように工夫されている(一例として特開2000−31
5998公報参照(以下先行技術3という))。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術1及び先行技術2では、距離情報が画像データ固
有の情報とならなない場合がある。すなわち、距離情報
では、別の画像データに埋め込む情報と偶然一致する確
率が高く、画像データ単位で著作権を管理することがで
きない。また、PC側で電子透かし情報を読み出すこと
も比較的容易であり、電子透かし情報そのものを改ざん
から守るようにはなっていない。
【0010】さらに、著作権等の情報を電子透かし情報
として埋め込む場合、デジタルカメラから読み出される
画像に関しては、セキュリティーの対象となっておら
ず、デジタルカメラからPCへ画像データを転送する際
のセキュリティーの解決には至っていない。
【0011】また、上記先行技術3では、撮影以外に電
子透かし情報を暗号化するという作業を別途行ない、暗
号キーを設定する必要がある。さらに、画像暗号化した
後は、暗号キーを暗記したり、書きとめたり、他人に見
られないようにしたり、といった管理が必要となり煩雑
である。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、撮像直後に画
像データに電子透かし情報を埋め込み、かつ暗号化を施
すことで、電子透かし情報に対して、読出し、改ざん等
が行なえる余地を確実に排除することができ、かつ暗号
化の作業を簡略化することができる撮像装置及び画像デ
ータ受渡方法を得ることが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、固体撮像素子によって撮像し、光電変換してアナロ
グ画像データを得る撮像部と、前記アナログ画像データ
をアナログ−デジタル変換してデジタル画像データを作
成し記録媒体に記録するデジタル画像データ記録部と、
で構成された撮像装置であって、前記デジタル画像デー
タを記録媒体に記録する際に、当該デジタル画像データ
毎に特定の情報を電子透かしで埋め込む電子透かし情報
埋込手段と、前記電子透かし情報埋込手段で埋め込まれ
た電子透かし情報の外部制御装置での閲覧可否に関する
固有の暗号キーが予め記憶された記憶手段と、前記撮像
部で撮像された画像毎に前記暗号キーを用いて前記電子
透かし情報の閲覧を不可設定する暗号化手段と、所定の
条件が成立した場合に、外部画像処理装置側からの指示
によって前記記憶手段に記憶され復号に必要な前記暗号
キーを送出する送出手段と、を有している。
【0014】請求項1記載の発明によれば、記憶手段に
は、予め暗号キーが記憶されている。この暗号キーは、
撮像部で撮像し記録媒体に記録されたデジタル画像デー
タに埋め込まれた電子透かし情報を外部制御装置での閲
覧の可否を設定するものであり、暗号付与手段では、撮
像されると直ちにデジタル画像データに埋め込まれた電
子透かし情報を暗号化する。
【0015】また、この画像データを取り込み、閲覧す
る外部画像処理装置側から暗号キーの要求指示がある
と、所定の条件が成立している場合に限り、送出手段で
は暗号化を解除するための暗号キーを外部画像処理装置
側へ送出する。
【0016】すなわち、撮像装置内で撮像直後から画像
データに埋め込まれた電子透かし情報を暗号化すること
ができ、所定条件の成立下で、自動的に外部画像処理装
置側で画像データの暗号化を解除するための暗号キーを
撮像装置側から受取り、暗号化を解除することができる
ため、暗号解除のための作業が不要となり、電子透かし
情報の閲覧が可能となる。
【0017】従って、例えば電子透かし情報として著作
権を保護するための情報を埋め込んでおくことで、画像
自体の閲覧、或いはその編集がなされても、電子透かし
情報を改ざんすることはできず、基の画像の著作権を保
護することができる。
【0018】また、暗号キーを暗記したり、書きとめた
り、或いは他人に見られないようにするといった管理が
不要となる。
【0019】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記所定の条件が、前記撮像装置
と外部画像処理装置との接続、或いは前記デジタル画像
データが記録された記録媒体の外部画像処理装置の所定
装填口への装填であることを特徴としている。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、所定の条
件とは、画像を撮像した撮像装置と、外部画像処理装置
とが接続(電気的接続)された場合、或いは、記録媒体
を撮像装置から取外し、外部画像処理装置の所定の装填
口へ装填した場合、の何れかである。これにより、撮像
装置或いは記録媒体のみがあり、暗号化を取得して復号
する機能(アプリケーション)を有しない外部画像処理
装置と接続した場合には、暗号化が解除できず、画像の
閲覧ができない。
【0021】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前記暗号キーが、固
体撮像素子の出荷時における不良画素を特定し、当該不
良画素を補正するための補正情報であることを特徴とし
ている。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、暗号キー
として、撮像装置特有とする必要があり、例えば、出荷
の際に新たに識別符号等を付与することも考えられる
が、既存の識別符号になり得る対象として、補正情報が
ある。この補正情報は、撮像部に設けられる固体撮像素
子の不良画素を予め出荷前に特定しておき、不良画素の
データを例えば周囲の画素のデータから補間するために
用いられるものである。このような不良画素は、例え
ば、500万画素の固体撮像素子を持つ撮像装置におい
て、それぞれ1ヶ所を選択すると、一致するのは1/5
00万の確率となる。2ヶ所であれば1/(500万×
500万)となり、固有の情報とすることができる。
【0023】請求項4に記載の発明は、撮像装置と、外
部画像処理装置との間での画像受渡方法であって、前記
撮像装置側で撮像した画像データに、それぞれ電子透か
し情報を埋め込み、当該埋め込まれた電子透かし情報に
対して、撮像装置固有の暗号キーによって暗号化を施
し、かつ前記暗号キーを記憶しておき、前記暗号化した
撮像装置又は当該撮像装置に装填されていた記録媒体が
電気的に接続されていることを条件として、前記外部画
像処理装置からの指示で暗号キーを取得して復号するこ
とで、前記電子透かし情報を外部画像処理装置で閲覧可
能とする、ことを特徴としている。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、撮像装置
で撮像が終了すると、画像データに埋め込まれた電子透
かし情報に対して撮像装置固有の暗号キーを用いて暗号
化を施す。これにより、撮像されて外部に出力される前
に暗号化を完了することになる。
【0025】この暗号キーは記憶し、撮像装置自体が外
部画像処理装置に電気的に接続されているか、或いは撮
像装置に着脱可能に装填され画像データが記録された記
録媒体を取外し外部画像処理装置側の所定のスロットに
装填し直され、電気的に接続状態となっていることを条
件とし、外部画像処理装置側から撮像装置へ暗号キーを
要求指示する。これにより、撮像装置側から暗号キーが
外部画像処理装置側へ受け渡され、暗号化された電子透
かし情報を復号することができ、外部画像処理装置にお
いて、当該電子透かし情報の閲覧が可能となる。言い換
えれば、通常は画像事態の閲覧や編集は可能であるが、
電子透かし情報として、例えば著作権を保護する情報を
埋め込んでおけば、この電子透かし情報は改ざんするこ
とができないため、基の画像を保護することができる。
例えば、基の画像を盗用した画像で新たなに不正に利益
を得ようとしても、その盗用した画像には電子透かし情
報が残されているため、不正を確実に発覚することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に本実施の形態に係るデジタ
ルカメラ10における制御系が示されている。デジタル
カメラ10には、撮像部18が配設されている。撮像部
18は、レンズ18A、メカニカル・シャッタ及び絞り
(図示省略)が配設され、レンズ18Aから入射した光
を、メカニカル・シャッタが開放しているときに、絞り
を介して、CCD18Bに入射させる構成である。
【0027】また、デジタルカメラ10にはストロボ1
2が設けられ、必要に応じて、ストロボ制御部14の制
御により、手動又は自動で発光するようになっている。
【0028】デジタルカメラ10の前記撮像部18、ス
トロボ制御部14を含む各制御デバイスは、バス16に
よって接続され、CPU20によってその動作が制御さ
れるようになっている。各制御デバイスは、バッテリ2
2からの電源が供給され、動作可能となっている。
【0029】バス16には、制御デバイスとして、シス
テムメモリ(RAMやROM)24、不揮発性メモリ2
6、タイマ機能部28、カレンダ/時計機能部30がそ
れぞれ接続されている。
【0030】また、バス16には、I/Oポート32が
接続され、このI/Oポート32には、デジタルカメラ
10の筐体34(図2参照)に取り付けられる操作・表
示系36からの信号の入出力がなされる。
【0031】図2(A)に示される如く、デジタルカメ
ラ10の筐体34の裏面側(前記撮像部18が配設され
た側とは反対側)には、液晶モニタ(LCD)38が配
設されている。
【0032】また、操作・表示系として、筐体34の裏
面側におけるLCD38の右側には、前記LCD38上
に表示される画像のコマ切り替え、項目選択等に適用さ
れる円形の上下左右キー42が配設されている。この円
形の上下左右キー42の軸線を上下左右に傾斜すること
で、それぞれに傾斜させたときに異なるスイッチの接点
が切り替わり、当該切り替え信号が前記I/O32(図
1参照)に入力されるようになっている。
【0033】この上下左右キー42の下部には、縦方向
に上からメニューボタン44、実行ボタン46、取消ボ
タン48が配列されている。また、筐体34の上面に
は、レリーズボタン50とモード設定ダイヤル52とが
設けられている。
【0034】モード設定ダイヤル52とメニューボタン
44とが操作されると、LCD38上には、例えば、各
種設定を行うためのセットアップ画面が表示されるよう
になっている。
【0035】実行ボタン46は、上記セットアップ画面
上で、前記上下左右キー42による機能選択後の決定時
に操作され、取消ボタン48は、当該決定した機能のキ
ャンセルの際に操作される。
【0036】また、図2(B)に示される如く、デジタ
ルカメラ10の筐体34の前面には、前記撮像部18の
レンズ18Aが露出可能な開口部60が設けられてい
る。この開口部60には、円板状のシャッター62が取
り付けられている。このシャッター62は、デジタルカ
メラ10の電源スイッチ64(図2(A)参照)の動作
に連動して、前記開口部60を閉止する位置並びに開口
する位置に移動可能(図2(B)の矢印A参照)な駆動
系を備えている。
【0037】すなわち、電源がオフの状態では、シャッ
ター62は開口部60を閉止することで、レンズ18A
を保護し、電源がオンの状態では、シャッター62を開
口部60から退避させることで、撮影可能な状態とする
ことができるようになっている。
【0038】図1に示される如く、バス16には、カー
ドI/F56を介して、記録媒体としてのメモリカード
58が着脱可能なメモリカードスロット60が接続され
ている。前記撮像部18で撮影された画像データは、こ
のメモリカードスロット60に装填されたメモリカード
58に記録されることになる。
【0039】前記撮像部18に入力された信号は、信号
処理部104に送出され、ノイズ低減処理が施されると
共に、ゲインコントロールがなされ、A/D変換部10
6へ送出される。
【0040】A/D変換部106でA/D変換された画
像データは、CPU20からの指示に応じて、圧縮/伸
長部108へ送られて圧縮処理(JPEG)がなされる
か或いはそのまままの状態でカードI/F56を介して
メモリカードスロット60へ送られるようになってい
る。
【0041】メモリカード58に記録された画像データ
は、CPU20からの再生表示指示に基づいて読み出さ
れ、フレームメモリ110に格納され、LCD制御部1
12の制御により、LCD12に表示される。なお、こ
のとき、LCD112には、OSD(オンスクリーンデ
ィスプレイ部114によって制御される、当該画像デー
タに基づく画像表示と共に文字やキャラクタデータ等が
重ねて表示されるようになっている。
【0042】なお、バス16には、外部I/F116が
接続され、コネクタ118を介してパソコン等の外部制
御装置(以下PC120という)と直接接続することが
可能となっており、このPC120に前記メモリカード
58に記録した画像データを伝送することができるよう
になっている。
【0043】なお、デジタルカメラ10には、画像確認
のためののモニタとして、LCD112とは別に光学フ
ァインダー66を備えている。
【0044】ここで、デジタルカメラ10では、撮影が
終了し、メモリカード58に記録された画像データは、
デジタルカメラ10の再生機能によって、LCD38に
表示することが可能となっている。
【0045】この再生機能は、図2に示すモード設定ダ
イヤル52を操作することで、撮影モードから再生モー
ドに切り替えることで実行される。
【0046】再生モードとなると、通常は撮影記録順、
すなわち、昇順再生が自動的に開始され、図2に示す上
下左右キー42の左右矢印部分を操作する毎に再生指示
コマ番号をインクリメント又はデクリメントすることが
できる。例えば、現在LCDに表示されているコマ番号
がNo.nであると、上下左右キー42の左矢印部分を
押圧操作するとn−1コマ目が表示され、右矢印部分を
押圧操作すると、n+1コマ目が表示される。
【0047】ここで、本実施の形態では、上記のように
メモリカード58に画像を記録する際に、画像データに
電子透かし情報付与部151において電子透かし情報を
埋め込み、かつ、暗号化・復号化処理部150によっ
て、電子透かし情報を暗号化処理した後に記録するよう
になっている。この場合、画像をLCD38に表示(再
生)する際には、メモリカード58から読み出された暗
号化された画像データを再度暗号化・復号化処理部15
0によって復号化することで、LCD38への電子透か
し情報の再生表示は可能である。電子透かし情報の表示
・非表示は、予めモード設定により設定しておけばよ
い。
【0048】一方、図3に示される如く、外部通信I/
F11、並びにコネクタ118に接続されたケーブル1
52を介してPC120へ画像を送出する場合は、暗号
化された電子透かし情報が送出されるため、この暗号化
された電子透かし情報を復号化するための暗号キーを持
たないPC120では、当該画像データに基づく画像を
閲覧することができても、電子透かし情報は閲覧するこ
とができないようになっている。
【0049】図4には、電子透かし情報付与部151並
びに暗号化・復号化処理部150の詳細を示す機能ブロ
ック図が示されている。
【0050】電子透かし情報付与部151には、画像デ
ータ入出力部170が設けられ、バス16に接続されて
いる。このため、バス16からは撮像され、圧縮処理が
施された画像データが入力するようになっている。
【0051】画像データ入出力部170に入力された画
像データは、電子透かし埋め込み部172に送出される
ようになっている。この電子透かし埋め込み部172に
は、本実施の形態の電子透かし情報である著作権情報が
記憶された著作権情報メモリ174が接続されている。
【0052】すなわち、電子透かし埋め込み部172で
は、画像データに著作権情報が電子透かし情報として埋
め込まれ、この電子透かし情報が埋め込まれた画像デー
タは画像データ入出力部170に戻されるようになって
いる。電子透かし情報が埋め込まれた画像データは、バ
ス16を介して暗号化・復号化処理部150へ送出され
るようになっている。
【0053】暗号化・復号化処理部150では、バス1
6に画像データ入出力部154が接続されており、前記
撮像後の画像データ又はメモリカード58に記録された
画像データはこの画像データ入出力部1554に入力さ
れるようになっている。
【0054】入力された画像データは、画像データ入出
力部154から画像データ状態判別部156へ送出さ
れ、撮像後であり暗号化されていない電子透かし情報が
埋め込まれた画像データであるか(非暗号化状態)、メ
モリカード58に記録され既に電子透かし情報が暗号化
された画像データあるか(暗号化状態)の判別がなされ
る。
【0055】非暗号化状態の画像データは、暗号化部1
58へ送出され、予め暗号キーが記憶された暗号キーメ
モリ160から暗号キーを読み出し、この暗号キーに基
づいて電子透かし情報が暗号化され、画像データ入出力
部154へ戻されるようになっている。
【0056】上記系統で画像データ入出力部154に戻
された暗号化された電子透かし情報が埋め込まれた画像
データは、バス16を介してメモリカード58へ記憶さ
れることになる。
【0057】ここで、暗号キーとしては、デジタルカメ
ラ10固有の情報であることが条件であり、本実施の形
態では、CCD18Bの不良画素を特定する補正情報が
適用されている。この補正情報は、数百万画素で構成さ
れるCCD18Bの中の、出荷段階で光に反応しないよ
うな不良画素を予め検査し特定しておくことで、実際の
撮像時には、この不良画素を周囲の画素の読取データに
基づいて補間して、見掛け上のデータを作成するための
情報であり、確率的にもデジタルカメラ10の固有の情
報として適用可能なものである。
【0058】一方、暗号化状態の画像データが入出力部
154へ入力されると、この画像データは、画像データ
状態判別部156によって復号化部162へ送出され、
前記暗号キーメモリ160から暗号キーを読み出し、こ
の暗号キーに基づいて電子透かし情報の復号化され、画
像データ入出力部154へ戻されるようになっている。
【0059】上記系統で画像データ入出力部154に戻
された電子透かし情報が復号化された画像データはバス
16を介してフレームメモリ110へ送られ、LCD制
御部112によってLCD38へ表示されるようになっ
ている。なお、前述のように、モード設定において、電
子透かし情報の表示が不要の場合には、画像データは暗
号化・復号化処理部150を経由する必要がない。
【0060】一方、前記暗号キーメモリ160は、暗号
キー読出部164に接続されている。この暗号キー読出
部164は、前記PC120等の外部ビュワーから所定
の暗号キー要求信号が入力したときに、この暗号キー要
求信号が予めデジタルカメラ10側で設定した要求信号
と一致したときのみ暗号キーを読出し、例えばUSB端
子(図示省略)を介してPC120へ暗号キーを送出す
ることができるようになっている。
【0061】すなわち、予め閲覧を許可するPC120
には、暗号キーを取得するための要求を行うアプリケー
ションを組み込んでおき、当該デジタルカメラ10で撮
像した画像データに暗号化されて埋め込まれている電子
透かし情報を閲覧するときには、自動的に暗号キー要求
信号がデジタルカメラ10へ送出されるようになってい
る。これにより、特定のPC120では、暗号化された
電子透かし情報がが自動的に暗号解除されるため、オペ
レータによる復号化処理等の作業を省いて閲覧が可能と
なり、それ以外のPCでは、暗号化された電子透かし情
報の閲覧が不可能という、セキュリティーと、作業の簡
便化との両立を図ることができるようになっている。
【0062】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0063】デジタルカメラ10で撮影を行なう前に、
モード設定ダイヤル52を操作してセットアップ画面を
LCD38に表示する。
【0064】セットアップ画面により、記録モード、画
素数、シャープネス、ビープ音等の項目を必要に応じて
選択し、撮影の条件を設定する。
【0065】撮影モードでは、LCD38上に撮像部1
8で撮影されているプレビューが表示され、所定の画角
が決まるとレリーズボタン50が操作され、撮影が実行
される。
【0066】この場合、撮像部18で撮像されたデータ
は、信号処理部104へ送出され、ノイズ低減処理、ゲ
インコントロール等の処理がなされた後、A/D変換さ
れて、デジタル画像データを生成する。
【0067】その後、圧縮/伸長部108において、デ
ジタル画像データを圧縮し、電子透かし情報付与部15
1により、電子透かし情報としての著作権情報が埋め込
まれ、さらに暗号化・復号化処理部150によって所定
の暗号キーで電子透かし情報が暗号化された後メモリカ
ード58に記録する。
【0068】再生モードでは、インデックスモードが選
択された場合は、メモリカード58に記録されたデジタ
ル画像データからサムネイル画像が読み出され、LCD
上にインデックス画像として、マトリクス状に撮影済の
画像が表示される。
【0069】また、1画像再生モードが選択された場合
には、メモリカード58から圧縮された画像データが読
み出され、圧縮/伸長部108において伸長され、フレ
ームメモリ110に展開した後に、LCD38に表示さ
れる。なお、このとき、モード設定で、電子透かし情報
の表示が指定されている場合には、暗号化・復号化処理
部150で電子透かし情報が復号化された後、LCD3
8に表示される。
【0070】上記はデジタルカメラ10の内部での画像
データの流れを示しており、電子透かし情報が暗号化さ
れた画像データは、自動的に復号化されてLCD38に
表示されるため、使用者は何ら違和感なく再生モードを
利用することができる。しかし、このデジタルカメラ1
0をPC120に接続し、デジタルカメラ10から画像
データを読み出してPC120上で閲覧する場合、メモ
リカード58に記録された画像データは電子透かし情報
が暗号化されたままの状態でPC120へ送出される。
このため、PC120では、暗号キーを取得しなければ
この画像データに基づく電子透かし情報の閲覧ができな
い。これにより、画像データの転用、改ざん等がなされ
ても著作権を保護する情報は永久的に残されるため、基
の画像に対する著作権の有無をいつでも確認することが
できる。また、特定のデジタルカメラ10とPC120
との接続である場合に限り、画像データに基づく電子透
かし情報の閲覧が可能となる。
【0071】以下、図5のフローチャートに従い、デジ
タルカメラ10とPC120とが接続された状態で、画
像データに基づく画像に埋め込まれた電子透かし情報の
閲覧の可否に関する流れを説明する。なお、PC120
には、デジタルカメラ10から必要な画像データが既に
取り込まれ、閲覧用のビュワーソフトが立ち上げれてい
ることを前提とする。
【0072】ステップ200では、ユーザーが例えば、
インデックス表示されているサムネイル画像から閲覧し
たい画像を選択する。次のステップ202では、選択さ
れた画像データに対して電子透かし情報の確認が必要か
否かが判断される。これは、ユーザーによるキー操作等
によってなされる。このステップ202で電子透かし情
報の確認が不要と判断された場合には、ステップ204
へ移行して画像のみの表示処理が実行される。
【0073】また、ステップ202で電子透かし情報の
確認が必要と判断された場合には、ステップ206へ移
行して、接続されているデジタルカメラ10から暗号キ
ーを取得するべく、デジタルカメラ10へ暗号キー要求
信号を送出する。この暗号キー要求信号の送出により、
デジタルカメラ10では、選択された画像データが当該
デジタルカメラ10で撮像したものである場合は、この
暗号キー要求信号に応じて暗号キーをPC120へ送出
する。
【0074】ステップ208では、暗号キーを受け取っ
たか否かが判断され、否定判定されると接続されている
デジタルカメラ10が当該画像を撮像したデジタルカメ
ラとは異なると判断され、ステップ204へ移行して画
像のみ表示処理が実行される。
【0075】また、ステップ208で肯定判定される
と、ステップ210へ移行して電子透かし情報が復号化
され、次いでステップ212で電子透かし情報を付加し
た画像の表示処理が実行される。
【0076】以上説明したように、本実施の形態では、
撮像した画像データに電子透かし情報として著作権情報
を埋め込み、暗号キーであるデジタルカメラ固有の情報
として、不良画素を特定する補正情報を適用して、当該
電子透かし情報を暗号化すると共に、選択された画像デ
ータが生成されたデジタルカメラ10がPC120と接
続されていない限り、当該画像データに埋め込まれた電
子透かし情報の閲覧ができないようにした。一方、選択
された画像データが生成されたデジタルカメラ10がP
C120と接続されている場合には、自動的に暗号化さ
れた電子透かし情報を復号化して、閲覧可能とするよう
にしたため、著作権者並びにその関係者による著作権の
確認、不正使用による摘発、並びに操作性の向上とを両
立させることができる。
【0077】なお、本実施の形態では、デジタルカメラ
10の固有の情報として補正情報(CCD18Bの不良
画素の位置情報)としたが、USBID、IEEE13
94ID、メディアIDであってよく、さらに別途個々
のデジタルカメラ10に対して識別情報を付与するよう
にしてもよい。
【0078】また、上記では電子透かし情報として著作
権情報としたが、著作権情報に限らず、他の重要な情報
であってもよい。
【0079】さらに、本実施の形態では、デジタルカメ
ラ10とPC120とを直接ケーブル152(図3参
照)によって接続したが、図6に示される如く、メモリ
カード58をデジタルカメラ10から取り外し、このメ
モリカード58をPC120に接続されたカードスロッ
ト166に装填するようにしてもよい。この場合、メモ
リカード58内に暗号キーを記憶する領域を準備してお
く必要がある。
【0080】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、撮像直後
に画像データに電子透かし情報を埋め込み、かつ暗号化
を施すことで、電子透かし情報に対して、読出し、改ざ
ん等が行なえる余地を確実に排除することができ、かつ
暗号化の作業を簡略化することができるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの制御ブロ
ック図である。
【図2】(A)はデジタルカメラの外観を背面側から見
た斜視図、(B)は正面側から見た斜視図である。
【図3】本実施の形態に係るデジタルカメラとPCとの
接続状態を示す概略図である。
【図4】本実施の形態に係る電子透かし情報付与部及び
暗号化・復号化処理部の概略構成を示す機能ブロック図
である。
【図5】PCにおける暗号キーによる電子透かし情報複
合化のための処理を示す制御フローチャートである。
【図6】変形例に係り、デジタルカメラからメモリカー
ドを取り出して、PC側に装填する場合の概略図であ
る。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ(撮像装置) 16 バス 18 撮像部 18B CCD(撮像部) 20 CPU 22 バッテリ 26 不揮発性メモリ 38 LCD(表示装置) 120 PC(外部制御装置) 150 暗号化・符号化処理部 151 電子透かし情報付与部 154 画像データ入出力部 156 画像データ状態判別部 158 暗号化部 160 暗号化メモリ(記憶手段) 162 復号化部 164 暗号キー読出部(送出手段) 170 画像データ入出力部 172 電子透かし埋め込み部 174 著作権情報メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 J H04L 9/00 601A Fターム(参考) 5B057 BA02 CB19 CE08 CG07 CH12 5C052 AA17 AB02 AB03 CC06 DD02 EE02 GA02 GA09 GB09 GE06 GE08 5C053 FA08 FA13 FA27 GA11 GB06 GB36 GB40 JA21 JA30 KA24 LA01 LA11 5C076 AA14 BA06 5J104 AA14 AA15 AA16 NA41 PA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子によって撮像し、光電変換
    してアナログ画像データを得る撮像部と、前記アナログ
    画像データをアナログ−デジタル変換してデジタル画像
    データを作成し記録媒体に記録するデジタル画像データ
    記録部と、で構成された撮像装置であって、 前記デジタル画像データを記録媒体に記録する際に、当
    該デジタル画像データ毎に特定の情報を電子透かしで埋
    め込む電子透かし情報埋込手段と、 前記電子透かし情報埋込手段で埋め込まれた電子透かし
    情報の外部制御装置での閲覧可否に関する固有の暗号キ
    ーが予め記憶された記憶手段と、 前記撮像部で撮像された画像毎に前記暗号キーを用いて
    前記電子透かし情報の閲覧を不可設定する暗号化手段
    と、 所定の条件が成立した場合に、外部画像処理装置側から
    の指示によって前記記憶手段に記憶され復号に必要な前
    記暗号キーを送出する送出手段と、を有する撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の条件が、前記撮像装置と外部
    画像処理装置との接続、或いは前記デジタル画像データ
    が記録された記録媒体の外部画像処理装置の所定装填口
    への装填であることを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記暗号キーが、固体撮像素子の出荷時
    における不良画素を特定し、当該不良画素を補正するた
    めの補正情報であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 撮像装置と、外部画像処理装置との間で
    の画像受渡方法であって、 前記撮像装置側で撮像した画像データに、それぞれ電子
    透かし情報を埋め込み、 当該埋め込まれた電子透かし情報に対して、撮像装置固
    有の暗号キーによって暗号化を施し、かつ前記暗号キー
    を記憶しておき、 前記暗号化した撮像装置又は当該撮像装置に装填されて
    いた記録媒体が電気的に接続されていることを条件とし
    て、 前記外部画像処理装置からの指示で暗号キーを取得して
    復号することで、前記電子透かし情報を外部画像処理装
    置で閲覧可能とする、 ことを特徴とする画像データ受渡方法。
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