JP2003332048A - 有機el表示装置 - Google Patents

有機el表示装置

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JP2003332048A
JP2003332048A JP2002140010A JP2002140010A JP2003332048A JP 2003332048 A JP2003332048 A JP 2003332048A JP 2002140010 A JP2002140010 A JP 2002140010A JP 2002140010 A JP2002140010 A JP 2002140010A JP 2003332048 A JP2003332048 A JP 2003332048A
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Shoichi Maeda
昭一 前田
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Toyota Industries Corp
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    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/80Constructional details
    • H10K59/87Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K59/871Self-supporting sealing arrangements
    • H10K59/8722Peripheral sealing arrangements, e.g. adhesives, sealants
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーに配線を形成して駆動回路素子を実装
するうえで、配線を形成しやすい有機EL表示装置を提
供する。 【解決手段】 ガラス基板12には、有機EL素子14を備
える表示部19が備えられ、表示部19を封止するカバー21
がACF22を介して接着されている。カバー21は、第1
データ電極ドライバ31、第2データ電極ドライバ及び走
査電極ドライバが実装される平面状の実装面24と、AC
F22に接着される周縁底面25とを備えている。実装面24
は周縁底面25より内側に形成されている。カバー21は実
装面24と周縁底面25との間の部分が斜面26になるように
形成されている。カバー21の実装面24から周縁底面25ま
でには、第1データ電極ドライバ31に接続される配線35
a及び配線35bや走査電極ドライバに接続される配線37
b等の配線が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機エレクトロル
ミネッセンス(以下、単に有機ELという)表示装置に
係り、詳しくは有機EL素子を外気から遮断するカバー
を備えた有機EL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機EL表示装置の有機EL素子は、陽
極と陰極との間に有機EL層が形成されている。有機E
L材料は酸素、水分との反応性が高いため、外気から遮
断された状態で使用しないと、大気中の酸素や水分によ
り化学劣化が生じ、ダークスポット、ダークエリアと呼
ばれる発光しない領域が拡がるという問題がある。有機
EL層を外気から遮断する方法には、実用化されている
ものとしてステンレス製やガラス製の封止カバー(封止
缶)を接着剤を介して基板に設けるとともに、封止カバ
ー内に吸着剤(乾燥剤)を収容して封止する構成のもの
がある。
【0003】このような有機EL表示装置では、装置の
コンパクト化のため、ICチップを基板に実装するので
はなく、封止カバーに実装する場合がある。例えば特開
2000−40585号公報に示される有機EL表示装
置では、大きさの異なる2個のカバーにより表示部が二
重に封止されており、ICチップは、内側のカバーの外
側面に実装されている。カバーは箱形状に形成されてお
り、ICチップが実装される実装面に対して、カバーの
周縁部は、ほぼ直角に曲がっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のカバ
ーは実装面に対して周縁部がほぼ直角に曲がっているた
め、配線を形成しにくいという問題がある。特に、カバ
ーの内側面にICチップを実装して配線を形成する場
合、ほぼ直角になっている角部で配線を形成しにくい。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、カバーに配線を形成して駆動回
路素子を実装するうえで、配線を形成しやすい有機EL
表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、有機EL素子を備え
る表示部を基板上に備えるとともに、前記表示部を封止
するカバーを備えている。前記カバーには、前記表示部
の駆動回路素子を実装するとともに、前記駆動回路素子
に接続される配線を形成している。前記カバーは、前記
駆動回路素子を実装する実装面が平面状であり、前記有
機EL素子を封止した状態で前記基板に最も近づく前記
カバーの周縁底面より前記実装面を内側に形成してい
る。そして、前記カバーの前記実装面と周縁底面との間
の部分が斜面になるように形成している。
【0007】この発明では、カバーの実装面と周縁底面
との間の部分が斜面になるように形成されている。従っ
て、従来のカバーの周縁部が実装面に対してほぼ直角に
曲がっている構成に比べて、カバーに配線を形成しやす
い。ここで、斜面は平面に限られず、例えば曲面であっ
てもよく、外側に凸な曲面になるように形成したり、小
さな曲率で内側に凸となるように湾曲形成してもよい。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記斜面の互いに相対する部分が概
略対称に形成されている。この発明では、斜面の互いに
相対する部分が非対称な場合に比べて、配線を形成しや
すい。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、前記駆動回路素子が、
前記カバーの内側面に実装されている。この発明では、
カバーによって駆動回路素子が保護されるため、駆動回
路素子を保護するための保護部材を別に設けずに済む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をパッシブマトリッ
クス駆動方式で2分割走査タイプの有機EL表示装置に
具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明す
る。
【0011】図3は有機EL表示装置の模式平面図であ
り、図1(a)は図3のIA−IA線模式断面図であ
り、図2は表示部を形成したガラス基板の模式平面図で
ある。図1(a)ではわかりやすいように図示するため
各部材の厚さの比は正確ではない。
【0012】図1(a)に示すように、有機EL表示装
置11は、基板としてのガラス基板12上にカラーフィ
ルタ13と、該カラーフィルタ13を覆う平坦部とを備
えるとともに、該平坦部の上に有機EL素子14を備え
ている。
【0013】有機EL素子14は、陽極であるデータ電
極16、発光層としての有機EL層17、陰極である走
査電極18が平坦部の上に順に積層されて形成されてい
る。データ電極16は複数の平行なストライプ状に形成
され、有機EL層17は図示しない絶縁性の隔壁により
隔てられた状態でデータ電極16と直交する方向に延び
る複数の平行なストライプ状に形成されている。走査電
極18は有機EL層17の上に積層され、データ電極1
6と直交する方向に延びる複数の平行なストライプ状に
形成されている。有機EL素子14を構成する画素は、
データ電極16及び走査電極18の交差部分においてガ
ラス基板12上にマトリックス状に配置されている。有
機EL層17には例えば公知の構成のものが使用され、
ガラス基板12側から順に、正孔注入層、発光層及び電
子注入層の3層で構成されている。データ電極16はI
TO(インジウム錫酸化物)で形成され、走査電極18
はアルミで形成されている。なお、図2では、わかりや
すいようにデータ電極16及び走査電極18の本数を実
際より少なく図示している。
【0014】表示部19は、第1分割表示部19Aと第
2分割表示部19Bとに2分割されており、第1分割表
示部19A及び第2分割表示部19Bは同時に走査でき
るように形成されている。よって、有機EL表示装置1
1は、表示部19を図2中、左から右まで順に走査する
場合に比べて、表示部全体を走査するための時間を半分
に短縮できる。図2では、第1分割表示部19Aは左側
に、第2分割表示部19Bは右側に配置されている。デ
ータ電極16は、第1分割表示部19Aに対応する部分
と、第2分割表示部19Bに対応する部分との2つに分
かれて形成されている。
【0015】図1(a)及び図3に示すように、ガラス
基板12には、有機EL素子14を封止するカバー21
が、異方性導電シート(ACF:anisotropic conducti
ve film )22を介して接着されている。カバー21は
ガラス製で、ガラスの平板に凹部23が形成された形状
になっている。カバー21は、駆動回路素子が実装され
る平面状の実装面24と、カバー21が有機EL素子1
4を封止した状態でガラス基板12に固定される周縁底
面25とを備えている。実装面24は、周縁底面25よ
り内側に形成されている。カバー21は、実装面24と
周縁底面25との間の部分が斜面26になるように形成
されている。カバー21の実装面24と周縁底面25と
の間の部分はテーパ状に形成されている。斜面26は、
平面になるように形成されている。斜面26は、互いに
相対する部分が概略対称に形成されている。斜面26
は、実装面24に対して傾きが約45°に形成されてい
る。
【0016】カバー21の内側には、駆動回路素子とし
ての第1データ電極ドライバ31、第2データ電極ドラ
イバ32、走査電極ドライバ33が実装面24にCOG
(Chip On Glass )法により実装されている。第1デー
タ電極ドライバ31は、図3中、実装面24の左辺に対
応し、第2データ電極ドライバ32は、実装面24の右
辺に対応し、走査電極ドライバ33は実装面24の図3
中、上側の辺に対応するように実装されている。
【0017】図3に示すように、カバー21の内側面に
は、配線35a及び配線35bが第1データ電極ドライ
バ31と接続するように形成されている。同様に、カバ
ー21の内面には、配線36a及び配線36bが第2デ
ータ電極ドライバ32と接続し、配線37a及び配線3
7bが走査電極ドライバ33と接続するように形成され
ている。配線35a〜37a及び配線35b〜37bは
ITOで形成されている。
【0018】配線35bは、データ電極16に対応する
本数形成されている。配線35bは、第1データ電極ド
ライバ31からカバー21の図3中、左辺の周縁底面2
5まで形成されている。配線36bも、データ電極16
に対応する本数形成され、第2データ電極ドライバ32
からカバー21の図3中、右辺の周縁底面25まで形成
されている。配線37bは走査電極18に対応する本数
形成されており、走査電極ドライバ33からカバー21
の図3中、上側の辺の周縁底面25まで形成されてい
る。なお、配線35a〜37a及び配線35b〜37b
は、一部を…で示して図示を省略している。
【0019】配線35aは、第1データ電極ドライバ3
1からカバー21の図3中、下側の辺の周縁底面25ま
で形成されている。同様に、配線36a、37aは、そ
れぞれ第2データ電極ドライバ32、走査電極ドライバ
33からカバー21の図3中、下側の辺の周縁底面25
まで形成されている。配線35a〜37aは、それぞれ
配線35b〜37bより本数が少なく形成されている。
配線35a〜37aは、斜面26及び周縁底面25に対
応する部分が、図3中、上下方向に延びるように形成さ
れている。上記のように、配線35a〜37a及び配線
35b〜37bは、実装面24の各ドライバ31〜33
から、斜面26、周縁底面25まで形成されている。
【0020】ガラス基板12には、周縁底面25の配線
35aに対応する位置から、図3中、下方に延びるよう
に接続パッド端子41が形成されている。同様に、ガラ
ス基板12には、周縁底面25の配線36a,37aに
対応する位置から、図3中、下方に延びるように接続パ
ッド端子42,43がそれぞれ形成されている。
【0021】カバー21の周縁底面25には、四角形状
のカバー21の四つの角部に対応してそれぞれマーク4
5が形成されている。ガラス基板12には、マーク45
と対応する箇所に同じマーク46が形成されている。マ
ーク45及びマーク46は十字状である。なお、ACF
22は、カバー21の上からマーク46が見える程度に
透明に形成されている。
【0022】次に、上記構成の有機EL表示装置11の
製造方法を説明する。ガラス基板12には、カラーフィ
ルタ13を形成するとともに平坦部を形成する。平坦部
の上には、データ電極16、有機EL層17、走査電極
18を順に積層して有機EL素子14を形成して表示部
19を形成する。また、ガラス基板12には、接続パッ
ド端子41〜43を形成し、マーク46を形成する。
【0023】カバー21は、平板状のガラスをサンドブ
ラストで削って凹部23を形成し、レーザーで削り面を
滑らかにすることによって形成する。カバー21の実装
面24から、周縁底面25までには、ITOのパターン
からなる配線35a〜37a及び配線35b〜37bを
形成する。このとき、カバー21は、実装面24と周縁
底面25との間の部分が斜面26であるため、配線35
a〜37a及び配線35b〜37bを形成しやすい。ま
た、斜面26が平面であるため、例えば曲面の場合より
配線35a〜37a及び配線35b〜37bを形成しや
すい。配線35a〜37a及び配線35b〜37bの形
成後、ドライバ31〜33を実装面24にCOG実装す
る。また、カバー21にはマーク45を形成する。
【0024】次に、カバー21をACF22によりガラ
ス基板12に接着する。ACF22として、熱硬化性樹
脂中に導電粒子(図1(b)に図示)22aが分散状態
で存在するものが使用される。そして、ACF22は熱
硬化性樹脂がBステージ(半硬化)の状態で貼付され、
加熱加圧により樹脂がいったん軟化して接着硬化され
る。
【0025】カバー21をガラス基板12に接着する際
は、先ず熱硬化性樹脂がBステージ状のACF22をガ
ラス基板12に貼付する。次に、カバー21の内側に図
示しない吸着剤を配置した状態で、マーク45がマーク
46と重なるようにカバー21をガラス基板12上に配
置し、カバー21の周縁底面25及びガラス基板12の
周縁底面25と対応する箇所を所定の力で加熱加圧す
る。
【0026】この加熱加圧によりACF22は、例えば
接続パッド端子41及び配線35aで挟まれている箇所
が潰されて、図1(c)に示すようにACF22を構成
している導電粒子22a同士が互いに接触する状態とな
り、接続パッド端子41が配線35aと接続される。配
線35bは第1分割表示部19Aのデータ電極16と接
続される。同様に、接続パッド端子42が配線36aと
接続され、配線36bが第2分割表示部19Bのデータ
電極16と接続され、接続パッド端子43が配線37a
と接続され、配線37bが走査電極18と接続される。
【0027】上記のようにして形成された有機EL表示
装置11には、ドライバ31〜33と、カバー21の外
にある図示しない制御ICとをつなぐFPC(フレキシ
ブルプリント基板、図1(a)に二点鎖線で図示)47
が接続される。FPC47は一枚だけ用意され、接続パ
ッド端子41〜43と接続するように、ガラス基板12
の図3中、下側の辺に接続される。
【0028】この実施の形態によれば、以下のような効
果を有する。 (1) カバー21は、実装面24と周縁底面25との
間の部分が斜面26となるように形成されている。従っ
て、従来のカバーの周縁部が実装面に対してほぼ直角に
曲がっている構成に比べて、カバー21に配線35a〜
37a及び配線35b〜37bを形成しやすい。
【0029】(2) 斜面26は平面になるように形成
されている。従って、斜面26が例えば曲面である場合
に比べて、配線35a〜37a及び配線35b〜37b
を形成しやすい。また、斜面26が例えば外側に凸の曲
面になるように形成する場合に比べて、少ない削り量で
カバー21を形成できる。
【0030】(3) 斜面26は、互いに相対する部分
が概略対称に形成されている。従って、斜面26の互い
に相対する部分が非対称、例えば傾きが異なる場合に比
べて、配線35a〜37a及び配線35b〜37bを形
成しやすい。
【0031】(4) ドライバ31〜33がカバー21
の内側面に実装されている。従って、カバー21によっ
てドライバ31〜33を保護でき、ドライバ31〜33
を保護するための保護部材を別に設けずに済む。
【0032】(5) 配線35a〜37aの端部がカバ
ー21の一辺に集中するように形成されている。従っ
て、接続パッド端子41〜43がガラス基板12の一辺
に集中するように形成でき、ガラス基板12に取り付け
るFPC47を一枚にすることができる。
【0033】(6) カバー21がガラス製で透明であ
り、カバー21にマーク45が形成され、ガラス基板1
2にはマーク45と対応する場所にマーク46が形成さ
れているため、カバー21をガラス基板12に貼り付け
る際に位置合わせしやすい。
【0034】(7) 配線35a〜37aは、斜面26
及び周縁底面25に対応する部分が、接続パッド端子4
1〜43が延びる方向(図3中、上下方向)と同じ方向
に延びるように形成されている。従って、カバー21を
ガラス基板12に貼り付ける際に、接続パッド端子41
〜43が延びる方向にカバー21が多少位置ずれした場
合でも、配線35a〜37aを接続すべき接続パッド端
子41〜43に支障なく接続できる。
【0035】なお、実施の形態は上記実施の形態に限定
されるものではなく、例えば以下のように変更してもよ
い。 ○ 斜面26の傾きは45°に限られない。
【0036】○ 斜面26は、互いに相対する部分が概
略対称に形成される構成に限られず、非対称でもよく、
例えば互いに相対する部分の傾きが異なっていてもよ
い。 ○ 斜面26は、平面になるように形成される構成に限
られず、曲面になるように形成してもよい。例えば図4
(a)に示すように、斜面が外側に凸な曲面51になる
ように形成してもよい。
【0037】○ 斜面26は、小さな曲率で内側に凸と
なるように湾曲形成してもよい。 ○ 斜面26は、実装面24と周縁底面25との間の一
部が曲面になるように形成してもよい。
【0038】○ 有機EL表示装置は2分割走査タイプ
に形成されることに限られず、表示部19全体を左から
右まで順に走査するタイプであってもよい。 ○ 接続パッド端子はガラス基板12の一辺に集中する
ように形成されることに限られない。例えば図4(b)
に示すように、表示部を分割せず、カバー21にはデー
タ電極ドライバ31と走査電極ドライバ33とを実装す
る。そして、配線37aを、カバー21の配線35bが
形成される辺と反対側の辺(図4(b)中、右辺)に向
かって曲がるように形成し、接続パッド端子43をガラ
ス基板12の右辺に形成する。このようにして、接続パ
ッド端子41と接続パッド端子43とをガラス基板12
の異なる辺に形成してもよい。
【0039】○ 配線35a〜37a及び配線35b〜
37bは、ITOで形成される構成に限らず、金属で形
成してもよい。この場合、配線抵抗を下げることができ
る。 ○ カバー21は、例えば平板状のガラス板を軟化状態
でプレスすることにより形成してもよい。この場合、ガ
ラスの平板を削るより簡単にカバー21を形成できる。
【0040】○ ドライバ31〜33は、カバー21の
外側面に実装してもよい。この場合、配線35a〜37
a及び配線35b〜37bは、カバー21の外側面か
ら、周縁底面25まで延びるように形成する。
【0041】○ カバー21はガラス製に限られず、例
えば樹脂製でもよい。また、カバー21はセラミックス
製でもよい。 〇 有機EL表示装置11はカラー表示装置に限られ
ず、例えばモノクロ表示装置であってもよい。
【0042】○ データ電極16が陰極で、走査電極1
8が陽極でもよい。 〇 パッシブマトリックス駆動方式の有機EL表示装置
に限らず、アクティブマトリックス駆動方式の有機EL
表示装置に適用してもよい。
【0043】上記各実施の形態から把握できる発明(技
術的思想)について、以下に追記する。 (1) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発
明において、前記斜面は平面である。
【0044】(2) 請求項1〜請求項3及び技術的思
想(1)のいずれか一項に記載の発明において、前記カ
バーは透明な材料で形成され、前記基板及びカバーには
位置決め用のマークが設けられている。
【0045】(3) 請求項1〜請求項3、技術的思想
(1)及び(2)のいずれか一項に記載の発明におい
て、前記カバーは、平板がプレスされて形成されてい
る。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項3
に記載の発明によれば、カバーに配線を形成して駆動回
路素子を実装するうえで、配線を形成しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は図3のIA−IA線模式断面図、
(b)及び(c)はACFによる接続作用を示す模式
図。
【図2】 表示部を形成したガラス基板の模式平面図。
【図3】 有機EL表示装置の模式平面図。
【図4】 (a)は別例を示す模式断面図、(b)は他
の別例を示す模式平面図。
【符号の説明】
11…有機EL表示装置、12…基板としてのガラス基
板、14…有機EL素子、19…表示部、21…カバ
ー、24…実装面、25…周縁底面、26…斜面、31
…駆動回路素子としての第1データ電極ドライバ、32
…同じく第2データ電極ドライバ、33…同じく走査電
極ドライバ、35a〜37a,35b〜37b…配線、
51…曲面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機EL素子を備える表示部を基板上に
    備えるとともに、前記表示部を封止するカバーを備え、
    前記カバーには、前記表示部の駆動回路素子を実装する
    とともに、前記駆動回路素子に接続される配線を形成す
    る有機EL表示装置であって、前記カバーは、前記駆動
    回路素子を実装する実装面が平面状で、前記有機EL素
    子を封止した状態で前記基板に固定される前記カバーの
    周縁底面より前記実装面を内側に形成し、前記カバーの
    前記実装面と周縁底面との間の部分が斜面になるように
    形成した有機EL表示装置。
  2. 【請求項2】 前記斜面の互いに相対する部分が概略対
    称に形成されている請求項1に記載の有機EL表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動回路素子が、前記カバーの内側
    面に実装されている請求項1又は請求項2に記載の有機
    EL表示装置。
JP2002140010A 2002-05-15 2002-05-15 有機el表示装置 Pending JP2003332048A (ja)

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