JP2003327001A - 自動車 - Google Patents

自動車

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JP2003327001A
JP2003327001A JP2002140371A JP2002140371A JP2003327001A JP 2003327001 A JP2003327001 A JP 2003327001A JP 2002140371 A JP2002140371 A JP 2002140371A JP 2002140371 A JP2002140371 A JP 2002140371A JP 2003327001 A JP2003327001 A JP 2003327001A
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JP
Japan
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power
shaft
temperature
torque ratio
power transmission
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Mitsuru Oba
充 大葉
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両全体の効率を向上させる。 【解決手段】 変速機24からの駆動トルクを所望のト
ルク比で前輪40a,40bと後輪42a,42bとに
出力できる動力分配機構26を備える自動車において、
前輪40a,40bに接続された前軸36への動力伝達
を担うフロントディファレンシャルギヤ32を潤滑する
潤滑油の油温Tfと、後輪42a,42bに接続された
後軸38への動力伝達を担うリアディファレンシャルギ
ヤ34を潤滑する潤滑油の油温Trとに基づいて動力分
配機構26のクラッチCの係合力を調節する。動力分配
機構26のクラッチCは、前後軸のうち潤滑油の油温が
高い方の軸に大きなトルクが配分されるように調節され
る。これにより、フロントディファレンシャルギヤ32
およびリアディファレンシャルギヤ34の潤滑油の油温
を適正化して、車両全体の効率をより向上させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車としては、ドライ
バの指示により前輪側2輪駆動と4輪駆動とを切り替え
可能ないわゆるパートタイム4WDにおいて、後輪側の
動力伝達機構(終減速装置)内の潤滑油の温度が設定温
度以上になったときに4輪駆動の状態から前輪側2輪駆
動の状態へ切り替えるものが提案されている(例えば、
実開平3−47240号公報など)。この自動車では、
前後輪のタイヤの径が異なる状態で前後輪を直結にした
まま長時間高速走行すると動力伝達経路中の後輪側の動
力伝達機構内の油温が著しく上昇する場合があることを
考慮し、油温が設定温度以上になったときには4輪駆動
から2輪駆動へ切り替え、すなわち後輪側への動力を遮
断することで、後輪側の動力伝達機構内の油温異常上昇
を抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た自動車では、前輪側の動力伝達機構を潤滑する潤滑油
温度と後輪側の動力伝達機構を潤滑する潤滑油の温度の
両方を調節することについては何ら考慮されていない。
すなわち、前述の自動車では、後輪側の動力伝達機構内
の油温は調節できるものの前輪側の動力伝達機構の油温
は調節することができない場合がある。
【0004】本発明の自動車は、こうした問題を解決
し、前軸に動力を伝達する前輪用動力伝達機構を潤滑す
る潤滑媒体の温度と後軸に動力を伝達する後輪用動力伝
達機構を潤滑する潤滑媒体の温度とをより適正な状態に
保持することを目的の一つとする。また、本発明の自動
車は、前軸に動力を伝達する前輪用動力伝達機構を潤滑
する潤滑媒体の温度と後軸に動力を伝達する後輪用動力
伝達機構を潤滑する潤滑媒体の温度とをより適切な状態
に保持して、動力の伝達効率をより向上させることを目
的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の自動車は、上述の目的の少なくとも一部を達成す
るために以下の手段を採った。
【0006】本発明の自動車は、前輪に接続された前軸
と後輪に接続された後軸とに所望の動力を出力可能な動
力出力手段と、前記動力出力手段から前輪側に出力され
た動力を機械的な動作により前記前軸に伝達可能な前輪
用動力伝達機構と、前記前輪用動力伝達機構を潤滑する
潤滑媒体の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記
動力出力手段から後輪側に出力された動力を機械的な動
作により前記後軸に伝達可能な後輪用動力伝達機構と、
前記後輪用動力伝達機構を潤滑する潤滑媒体の温度を検
出する第2の温度検出手段と、前記第1および第2の温
度検出手段により検出された温度に基づいて前記前軸と
前記後軸のトルク比としての目標トルク比を設定する目
標トルク比設定手段と、該設定された目標トルク比に基
づいて前記動力出力手段を制御する制御手段とを備える
ことを要旨とする。
【0007】この本発明の自動車では、動力出力手段
は、前輪に接続された前軸と後輪に接続された後軸とに
所望の動力を出力可能な手段であり、第1の温度検出手
段が、動力出力手段から前輪側に出力された動力を機械
的な動作により前軸に伝達可能な前輪用動力伝達機構を
潤滑する潤滑媒体の温度を検出し、第2の温度検出手段
が、動力出力手段から後輪側に出力された動力を機械的
な動作により後軸に伝達可能な後輪用動力伝達機構を潤
滑する潤滑媒体の温度を検出する。そして、これら検出
された温度に基づいて、目標トルク比設定手段が、前軸
と後軸のトルク比としての目標トルク比を設定し、この
設定された目標トルク比に基づいて、制御手段が、動力
出力手段を制御する。潤滑媒体の温度は動力伝達機構に
入力されるトルクに応じて変動するから、前輪用動力伝
達機構の潤滑媒体の温度と後輪用動力伝達機構の潤滑媒
体の温度とから前軸と後軸のトルク比を適切なものとす
ることにより、前輪用動力伝達機構および後輪用動力伝
達機構の潤滑媒体の温度の両方をより適正な状態に保持
することできる。この結果、動力伝達機構の伝達効率、
ひいては自動車全体のエネルギ効率を向上させることが
できる。ここで、「第1の温度検出手段」と「第2の温
度検出手段」は、潤滑媒体の温度を直接的に検出するも
のの他、前後輪用動力伝達機構の動作状態などに基づい
て演算により間接的に検出(推定)するものも含まれ
る。
【0008】こうした本発明の自動車において、前記目
標トルク比設定手段は、前記第1の温度検出手段により
検出された温度と前記第2の温度検出手段により検出さ
れた温度との偏差に基づいて前記目標トルク比を設定す
る手段であるものとすることもできる。この態様の本発
明の自動車において、前記目標トルク比設定手段は、前
記偏差を打ち消す方向に前記目標トルク比を設定する手
段であるものとすることもできる。こうすれば、前輪用
動力伝達機構の潤滑媒体の温度と後輪用動力伝達機構の
潤滑油の温度との温度差をより少ない状態に保持できる
から、動力の伝達効率をより向上させることができる。
【0009】また、本発明の自動車において、前記前輪
用動力伝達機構および前記後輪用動力伝達機構は、それ
ぞれ前輪間の回転差および後輪間の回転差を吸収可能な
差動機構であるものとすることもできる。
【0010】更に、本発明の自動車において、前記動力
出力手段は、動力を出力可能な原動機と、該原動機から
の動力を所望のトルク比で前輪側と後輪側とに分配可能
な動力分配手段とを備え、前記制御手段は、前記設定さ
れた目標トルク比に基づいて前記動力分配手段を制御す
る手段であるものとすることもできる。あるいは、本発
明の自動車において、前記動力出力手段は、前軸側に動
力を出力可能な第1の原動機と、後軸側に動力を出力可
能な第2の原動機とを備え、前記制御手段は、前記設定
された目標トルク比に基づいて前記第1の原動機と前記
第2の原動機とを制御する手段であるものとすることも
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の
自動車20は、図示するように、エンジン22と、変速
機24を介してエンジン22と接続され変速機24(エ
ンジン22)からの駆動トルクを所望のトルク比で前輪
40a,40bに接続された前軸36と後輪42a,4
2bに接続された後軸38とに分配可能な動力分配機構
26と、動力分配機構26と前軸36との間の動力伝達
を担うフロントディファレンシャルギヤ32と、動力分
配機構26と後軸38との間の動力伝達を担うリアディ
ファレンシャルギヤ34と、装置全体をコントロールす
る電子制御ユニット70とを備える。
【0012】エンジン22は、例えばガソリンまたは軽
油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な内燃
機関であり、電子制御ユニット70により制御(燃料噴
射制御や点火制御,吸入空気量調節制御など)されてい
る。
【0013】変速機24は、例えば、図示しないがエン
ジン22の動力を伝達するトルクコンバータと、有段の
変速比をもつ変速機構と、変速機構の変速比を制御する
油圧回路とから構成される自動変速機であり、電子制御
ユニット70により制御されている。
【0014】動力分配機構26は、変速機24の出力軸
が、リア動力伝達軸30に連結されると共にクラッチC
やギヤを介してフロント動力伝達軸28に連結されてい
る。フロント動力伝達軸28はフロントディファレンシ
ャルギヤ32を介して前軸36に連結されており、リア
動力伝達軸30はリアディファレンシャルギヤ34を介
して後軸38に連結されているから、クラッチCの係合
力を調節すれば、変速機24からの駆動トルクを所望の
トルク比で前軸36と後軸38とに分配することができ
る。なお、クラッチCの係合力の調節は、実施例では、
図示しない油圧回路によりクラッチCに作用する油圧を
調節することにより行なうものとした。
【0015】フロントディファレンシャルギヤ32は、
フロント動力伝達軸28からの動力を前軸36に伝達す
ると共に前輪40a,40b間の回転数の差を吸収可能
な作動機構として構成され、リアディファレンシャルギ
ヤ34は、リア動力伝達軸30からの動力を後軸38に
伝達すると共に後輪42a,42b間の回転数の差を吸
収可能な作動機構として構成されている。また、フロン
トディファレンシャルギヤ32およびリアディファレン
シャルギヤ34は、それぞれケース33,35内に充填
された潤滑油により潤滑されるようになっている。
【0016】電子制御ユニット70は、CPU72を中
心としたマイクロプロセッサとして構成されており、C
PU72の他に処理プログラムを記憶したROM74
と、一時的にデータを記憶するRAM76と、入出力ポ
ート(図示せず)とを備える。電子制御ユニット70に
は、ケース33,35内の潤滑油の温度を検出する温度
センサ56,58からのフロントデフ油温Tf,リアデ
フ油温Trや、フロント動力伝達軸28の回転数を検出
する回転数センサ52からの回転数Nf、リア動力伝達
軸30の回転数を検出する回転数センサ54からの回転
数Nr、前輪40a,40bおよび後輪42a,42b
にそれぞれ取り付けられた車輪速センサ60〜66から
の車輪速Vf1,Vf2,Vr1,Vr2、車両の走行
速度を検出する車速センサ68からの車速V、シフトレ
バー80のポジションを検出するシフトポジションセン
サ81からのシフトポジションSP、アクセルペダル8
2のポジションを検出するアクセルペダルポジションセ
ンサ83からのアクセルペダルポジションAP、ブレー
キペダル84のポジションを検出するブレーキペダルポ
ジションセンサ85からのブレーキペダルポジションB
Pなどが入力ポートを介して入力されている。また、電
子制御ユニット70からは、エンジン22への制御信号
や変速機24への変速信号、クラッチCへの駆動信号な
どが出力ポートを介して出力されている。
【0017】こうして構成された実施例の自動車20の
動作、特に、前軸36と後軸38とに動力を出力する際
の動作について説明する。図2は、実施例の自動車20
の電子制御ユニット70により実行される前後トルク比
制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。この
ルーチンは、例えば、シフトレバー80のポジションが
走行可能な状態(Dポジション、Rポジション)であ
り、アクセルペダルポジションセンサ83からのアクセ
ルペダルポジションAPや車速センサ68からの車速V
などに基づいて駆動軸(前軸36および後軸38)に所
定トルク以上の駆動トルクが要求されてエンジン22や
変速機24が制御されているときに、所定時間毎(例え
ば、10msec毎)に繰り返し実行される。
【0018】前後トルク比制御ルーチンが実行される
と、電子制御ユニット70のCPU72は、まず、温度
センサ56,58によりそれぞれ検出されたフロントデ
フ油温Tf,リアデフ油温Trを入力する(ステップS
100)。そして、入力したフロントデフ油温Tfとリ
アデフ油温Trとの偏差ΔT(=Tf−Tr)を演算し
(ステップS102)、この偏差ΔTに基づいて前軸3
6と後軸38とに分配する目標トルク比としての前後ト
ルク比DTを設定する(ステップS104)。ここで、
前後トルク比DTは、前輪40a,40b(前軸36)
への前輪トルクT1と後輪42a,42b(後軸38)
への後輪トルクT2との比である。実施例では、偏差Δ
Tと前後トルク比DTとの関係を予め求めてマップとし
てROM74に記憶しておき、偏差ΔTが与えられると
マップから対応する前後トルク比DTが導出されるもの
とした。このマップの一例を図3に示す。
【0019】図3に示すように、前後トルク比DTは、
偏差ΔTがプラス方向に大きくなるほど小さな値として
設定され、偏差ΔTがマイナス方向に大きくなるほど大
きな値として設定される。すなわち、フロントデフ油温
Tfがリアデフ油温Trに対して大きくなるほど前輪4
0a,40bの前輪トルクT1のトルク配分を小さく
し、リアデフ油温Trがフロントデフ油温Tfに対して
大きくなるほど後輪42a,42bの後輪トルクT2の
トルク配分を小さくする。これは、図4に示すようにデ
ィファレンシャルギヤの潤滑油の油温が低くなると、粘
性が増しディファレンシャルギヤの回転抵抗が大きくな
る傾向にあり、逆に潤滑油の温度が高くなると、ディフ
ァレンシャルギヤの耐久性に問題が生じるおそれがある
ことに基づいている。したがって、フロントディファレ
ンシャルギヤ32およびリアディファレンシャルギヤ3
4のうち油温が高い方のディファレンシャルギヤへのト
ルク配分を小さくして油温の上昇を抑制すると共に油温
が低い方のディファレンシャルギヤへのトルク配分を大
きして潤滑油の暖機を促進することにより、フロントデ
フ油温Tfとリアデフ油温Trとをより適切な状態に保
持することができるのである。なお、図3に示すよう
に、前後トルク比DTに所定の不感帯を設けているの
は、前後トルク比DTの設定が頻繁に変動するのを防止
するためである。
【0020】こうして、前後トルク比DTが設定される
と、設定された前後トルク比DTに応じた係合力でクラ
ッチCが係合されるようにクラッチCに作用する油圧を
調節して(ステップS106)、本ルーチンを終了す
る。
【0021】以上説明した実施例の自動車20によれ
ば、フロントディファレンシャルギヤ32の潤滑油の温
度(フロントデフ油温Tf)とリアディファレンシャル
ギヤ34の潤滑油の温度(リアデフ油温Tr)との偏差
ΔT(Tf−Tr)がプラス方向に大きくなるほど、す
なわちフロントデフ油温Tfがリアデフ油温Trに対し
て大きくなるほど、前輪40a,40bの前輪トルクT
1のトルク配分を小さくし、逆に偏差ΔTがマイナス方
向に大きくなるほど、すなわちリアデフ油温Trがフロ
ントデフ油温Tfに対して大きくなるほど、後輪42
a,42bの後輪トルクT2のトルク配分を小さくする
から、フロントデフ油温Tfとリアデフ油温Trとをよ
り均一な状態に保持することができる。この結果、フロ
ントディファレンシャルギヤ32およびリアディファレ
ンシャルギヤ34の伝達効率をより向上(損失トルクを
低減)させることができ、車両全体の効率をより向上さ
せることができる。
【0022】実施例の自動車20では、フロントディフ
ァレンシャルギヤ32およびリアディファレンシャルギ
ヤ34の潤滑油の温度(フロントデフ油温Tfおよびリ
アデフ油温Tr)をそれぞれ温度センサ56,58を用
いて直接検出するものとしたが、フロントディファレン
シャルギヤ32およびリアディファレンシャルギヤ34
に伝達される動力状態に基づいて演算により推定するも
のとしても構わない。例えば、フロントディファレンシ
ャルギヤ32およびリアディファレンシャルギヤ34の
潤滑油の温度は、それぞれフロントディファレンシャル
ギヤ32およびリアディファレンシャルギヤ34に入力
される前輪トルクT1,後輪トルクT2と回転数N1,
N2とに基づいて次式(1),(2)により表わすこと
ができる。なお、A1,A2,B1,B2は係数であ
り、Tairは、外気温である。
【0023】 Tf=A1・T1+B1・N1+Tair (1) Tr=A2・T2+B2・N2+Tair (2)
【0024】ここで、フロントディファレンシャルギヤ
32およびリアディファレンシャルギヤ34にそれぞれ
入力される前輪トルクT1,後輪トルクT2は、アクセ
ルペダルポジションAPと車速Vとに基づいて導出され
る駆動軸(前軸36および後軸38)要求トルクTd
と、図2の前回のルーチンで設定された前後トルク比D
Tとに基づいて次式により算出することができる。
【0025】 T1=Td×前回DT (3) T2=Td×(1.0−前回DT) (4)
【0026】また、フロントディファレンシャルギヤ3
2およびリアディファレンシャルギヤ34の回転数N
1,N2は、それぞれフロント動力伝達軸28の回転数
を検出する回転数センサ52,リア動力伝達軸30の回
転数を検出する回転数センサ54により検出した回転数
Nf,Nrを用いることができる。したがって、外気温
を図示しない温度センサにより検出することにより、式
(1)および(2)を用いてフロントデフ油温Tfおよ
びリアデフ油温Trを推定することができる。なお、フ
ロントディファレンシャルギヤ32およびリアディファ
レンシャルギヤ34の回転数N1,N2は、車輪速セン
サ60〜66からの車輪速Vf1,Vf2,Vr1,V
r2を用いるものとしても構わない。
【0027】実施例の自動車20では、動力分配機構2
6を用いて原動機(エンジン22)からの駆動トルクを
所望のトルク比で前軸36と後軸38とに分配するもの
としたが、前輪用の原動機と後輪用の原動機とを用いて
所望のトルク比で前軸と後軸とに動力を出力するものと
しても構わない。図5は、第2実施例の自動車120の
構成の概略を示す構成図であり、図6は、プラネタリギ
ヤ190を中心とした第2実施例の自動車120の部分
的な構成の概略を示す部分構成図である。第2実施例の
自動車120は、図5に示すように、エンジン122
と、エンジン122に接続されたプラネタリギヤ190
と、プラネタリギヤ190に接続された発電可能なモー
タMG1と、プラネタリギヤ190に接続された無段変
速機としたのCVT200と前輪140a,140bに
接続された前軸136との動力伝達を担うフロントディ
ファレンシャルギヤ132と、モータMG2と、モータ
MG2と後輪142a,142bに接続された後軸13
8との動力伝達を担うリアディファレンシャルギヤ13
4と、装置全体をコントロールする電子制御ユニット1
70とを備える。なお、この第2実施例の自動車120
の構成のうち実施例の自動車20の構成と同一の構成に
ついては重複するからその詳細な説明は省略する。
【0028】プラネタリギヤ190は、図6に示すよう
に、外歯歯車のサンギヤ191と、このサンギヤ191
と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ192
と、サンギヤ191に噛合する第1ピニオンギヤ193
とこの第1ピニオンギヤ193およびリングギヤ192
に噛合する第2ピニオンギヤ194とを自転かつ公転自
在に保持するキャリア195とを備え、サンギヤ191
とリングギヤ192とキャリア195とを回転要素とし
て差動作用を行なう3軸式の遊星歯車機構である。プラ
ネタリギヤ190のサンギヤ191にはエンジン122
の出力軸が、キャリア195にはモータMG1の回転軸
がそれぞれ連結されており、サンギヤ191およびキャ
リア195を介してエンジン122とモータMG1との
間で出力のやりとりができる。キャリア195はクラッ
チC1により、リングギヤ192はクラッチC2により
CVT200のインプットシャフト201に接続できる
ようになっており、クラッチC1およびクラッチC2を
接続状態とすることにより、サンギヤ191とリングギ
ヤ192とキャリア195の3つの回転要素による差動
を禁止して一体の回転体、即ちエンジン122の出力軸
とモータMG1の回転軸とCVT200のインプットシ
ャフト201とを一体の回転体とする。なお、プラネタ
リギヤ190には、リングギヤ192をケース199に
固定してその回転を禁止するブレーキB1も設けられて
いる。
【0029】モータMG1およびモータMG2は、例え
ば発電機として駆動できると共に電動機として駆動でき
る周知の同期発電電動機として構成されており、それぞ
れインバータINV1,INV2を介して二次電池14
4と電力のやりとりができるようになっている。
【0030】CVT200は、図6に示すように、溝幅
が変更可能でインプットシャフト201に接続されたプ
ライマリープーリー203と、同じく溝幅が変更可能で
駆動軸としてのアウトプットシャフト202に接続され
たセカンダリープーリー204と、プライマリープーリ
ー203およびセカンダリープーリー204の溝に架け
られたベルト205と、プライマリープーリー203お
よびセカンダリープーリー204の溝幅を変更する第1
アクチュエータ206および第2アクチュエータ207
とを備え、第1アクチュエータ206および第2アクチ
ュエータ207によりプライマリープーリー203およ
びセカンダリープーリー204の溝幅を変更することに
よりインプットシャフト201の動力を無段変速してア
ウトプットシャフト202に出力する。
【0031】モータMG1とプラネタリギヤ190とC
VT200とフロントディファレンシャルギヤ132
は、図示しない単一のケースに収納されており、図示し
ないオイルポンプからの潤滑油により潤滑されるように
なっている。なお、第2実施例では、モータMG1とプ
ラネタリギヤ190とCVT200とフロントディファ
レンシャルギヤ132を単一のケースに収納するものと
したが、フロントディファレンシャルギヤ32を別個の
ケースに収納するものとしてもよい。
【0032】電子制御ユニット170は、図5に示すよ
うに、CPU172を中心としたマイクロプロセッサと
して構成されており、CPU172の他に処理プログラ
ムを記憶したROM174と、一時的にデータを記憶す
るRAM176と、入出力ポートとを備える。この電子
制御ユニット170には、フロントディファレンシャル
ギヤ132を潤滑する潤滑油の温度を検出する温度セン
サ156からのフロントデフ油温Tfや、ケース135
内の潤滑油の温度を検出する温度センサ158からのリ
アデフ油温Tr、CVT200のインプットシャフト2
01およびアウトプットシャフト202の回転数を検出
する回転数センサ169a,169bからの回転数N
i,No、モータMG2の回転軸の回転数を検出する回
転数センサ154からの回転数、前輪140a,140
bおよび後輪142a,142bにそれぞれ取り付けら
れた車輪速センサ160〜166からの車輪速Vf1,
Vf2,Vr1,Vr2、車両の走行速度を検出する車
速センサ168からの車速V、シフトレバー180のポ
ジションを検出するシフトポジションセンサ181から
のシフトポジションSP、アクセルペダル182のポジ
ションを検出するアクセルペダルポジションセンサ18
3からのアクセルペダルポジションAP、ブレーキペダ
ル184のポジションを検出するブレーキペダルポジシ
ョンセンサ185からのブレーキペダルポジションBP
などが入力ポートを介して入力されている。また、電子
制御ユニット170からは、エンジン22への制御信号
やCVT200の第1および第2アクチュエータ20
6,207への駆動信号、インバータINV1,INV
2へのスイッチング制御信号、クラッチC1,C2への
駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。
【0033】こうして構成された第2実施例の自動車1
20の動作、特に、前軸136と後軸138とに動力を
出力する際の動作について説明する。図6は、第2実施
例の自動車120の電子制御ユニット170により実行
される前後トルク比制御ルーチンの一例を示すフローチ
ャートである。このルーチンは、クラッチC1,C2が
係合しブレーキB1が開放しているときに、所定時間毎
(例えば、10msec毎)に繰り返し実行される。
【0034】前後トルク比制御ルーチンが実行される
と、電子制御ユニット170のCPU172は、まず、
アクセルペダルポジションセンサ183により検出され
たアクセルペダルポジションAPや車速センサ168に
より検出された車速V、温度センサ156,158によ
りそれぞれ検出されたフロントデフ油温Tf,リアデフ
油温Tr、回転数センサ169a,169bによりそれ
ぞれ検出されたCVT200のインプットシャフト20
1およびアウトプットシャフト202の入出力回転数N
i,Noを入力し(ステップS200)、入力したアク
セルペダルポジションAPと車速Vとから駆動軸(前軸
136および後軸138)に要求される駆動軸要求トル
クTd*を算出する(ステップS202)。そして、読
み込んだフロントデフ油温Tfとリアデフ油温Trとの
偏差ΔT(=Tf−Tr)を演算し(ステップS20
4)、偏差ΔTに基づいて前後トルク比DTを設定する
(ステップS206)。この前後トルク比DTの設定
は、図2のルーチンのステップS104の処理と同様の
処理により行なうことができる。
【0035】前後トルク比DTが設定されると、この前
後トルク比DTに応じて前軸136の前輪トルクT1
(=Td*×DT)と、後軸138の後輪トルクT2す
なわちモータMG2の目標トルクTm2*(=Td*×
(1.0−DT))とを設定する(ステップS20
8)。また、前輪トルクT1から車速Vを乗算して前輪
目標パワーP1を算出すると共に(ステップS21
0)、前輪目標パワーP1を賄うエンジン122の目標
パワーPe*とモータMG1の目標パワーPm1*を設
定する(ステップS212)。このエンジン122の目
標パワーPe*とモータMG1の目標パワーPm1*
は、例えば、二次電池144のSOCなどに基づいてP
1=Pe*+Pm1*が成立するように設定される。そ
して、エンジン122の目標パワーPe*から例えばエ
ンジン122が効率良く運転できる運転ポイントとして
の目標トルクTe*とCVT200のインプットシャフ
ト201の目標回転数Ni*を設定すると共に(ステッ
プS214)、モータMG1の目標パワーPm1*とC
VT200のインプットシャフト201の入力回転数N
iとからモータMG1の目標トルクTm1*を計算する
(ステップS216)。
【0036】こうしてエンジン122の目標トルクTe
*,モータMG1の目標トルクTm1*,モータMG2
の目標トルクTm2*,CVT200の目標回転数Ni
*が設定されると、これら目標値となるようエンジン1
22,モータMG1,モータMG2,CVT200をそ
れぞれ運転制御して(ステップS218)、本ルーチン
を終了する。
【0037】以上説明したように第2実施例の自動車1
20でも所望のトルク比で前軸136と後軸138とに
動力を出力できるから、実施例の自動車20と同様の効
果を奏することができる。
【0038】第2実施例の自動車120では、フロント
ディファレンシャルギヤ132およびリアディファレン
シャルギヤ134の潤滑油の温度をそれぞれ温度センサ
156,158により直接検出するものとしたが、フロ
ントディファレンシャルギヤ132およびリアディファ
レンシャルギヤ134に伝達される動力の状態により推
定するものとしても構わない。この推定は、回転数セン
サ169や回転数センサ154、車輪速センサ160〜
166などによる検出結果を用いて実施例の自動車20
で説明した手法と同様の手法により行なうことができ
る。
【0039】第2実施例の自動車120では、前軸13
6にトルクを出力するエンジン122およびモータMG
1と後軸138にトルクを出力するモータMG2とを備
える構成としたが、前軸にトルクを出力できる前輪用の
原動機と後軸にトルクを出力できる後輪用の原動機とを
備える構成であれば、如何なる構成としても構わない。
【0040】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動車20の構成の概
略を示す構成図である。
【図2】実施例の自動車20の電子制御ユニット70に
より実行される前後トルク比制御ルーチンの一例を示す
フローチャートである。
【図3】フロントディファレンシャルギヤ32の油温T
fとリアディファレンシャルギヤ34の油温Trとの偏
差ΔTと前後トルク比DTとの関係を示す図である。
【図4】潤滑油の油温と粘性との関係を示す図である。
【図5】第2実施例の自動車120の構成の概略を示す
構成図である。
【図6】プラネタリギヤ190を中心とした第2実施例
の自動車120の部分的な構成の概略を示す部分構成図
である。
【図7】第2実施例の自動車120の電子制御ユニット
170により実行される前後トルク比制御ルーチンの一
例を示す図である。
【符号の説明】
20,120 自動車、22,122 エンジン、24
変速機、26 動力分配機構、28 フロント動力伝
達軸、30 リア動力伝達軸、32,132フロントデ
ィファレンシャルギヤ、33 ケース、34,134
リアディファレンシャルギヤ、35,135 ケース、
36,136 前軸、38,138後軸、40a,40
b,140a,140b 前輪、42a,42b,14
2a,142b 後輪、52 回転数センサ、54,1
54 回転数センサ、56,156 温度センサ、5
8,158 温度センサ、60〜66,160〜166
車輪速センサ、68,168 車速センサ、70,17
0 電子制御ユニット、72,172 CPU、74,
174 ROM、76,176 RAM、80,180
シフトレバー、81,181 シフトポジションセン
サ、82,182 アクセルペダル、83,183 ア
クセルペダルポジションセンサ、84,184 ブレー
キペダル、85,185 ブレーキペダルポジションセ
ンサ、144 二次電池、169a,169b 回転数
センサ、190 プラネタリギヤ、191 サンギヤ、
192 リングギヤ、193 第1ピニオンギヤ、19
4第2ピニオンギヤ、195 キャリア、199 ケー
ス、200 CVT、201 インプットシャフト、2
02 アウトプットシャフト、203 プライマリプー
リ、204 セカンダリプーリ、205 ベルト、20
6 第1アクチュエータ、207 第2アクチュエー
タ、MG1,MG2 モータ、INV1,INV2 イ
ンバータ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪に接続された前軸と後輪に接続され
    た後軸とに所望の動力を出力可能な動力出力手段と、 前記動力出力手段から前輪側に出力された動力を機械的
    な動作により前記前軸に伝達可能な前輪用動力伝達機構
    と、 前記前輪用動力伝達機構を潤滑する潤滑媒体の温度を検
    出する第1の温度検出手段と、 前記動力出力手段から後輪側に出力された動力を機械的
    な動作により前記後軸に伝達可能な後輪用動力伝達機構
    と、 前記後輪用動力伝達機構を潤滑する潤滑媒体の温度を検
    出する第2の温度検出手段と、 前記第1および第2の温度検出手段により検出された温
    度に基づいて前記前軸と前記後軸のトルク比としての目
    標トルク比を設定する目標トルク比設定手段と、 該設定された目標トルク比に基づいて前記動力出力手段
    を制御する制御手段とを備える自動車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車であって、 前記目標トルク比設定手段は、前記第1の温度検出手段
    により検出された温度と前記第2の温度検出手段により
    検出された温度との偏差に基づいて前記目標トルク比を
    設定する手段である自動車。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車であって、 前記目標トルク比設定手段は、前記偏差を打ち消す方向
    に前記目標トルク比を設定する手段である自動車。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載の自動車
    であって、 前記前輪用動力伝達機構および前記後輪用動力伝達機構
    は、それぞれ前輪間の回転差および後輪間の回転差を吸
    収可能な差動機構である自動車。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載の自動車
    であって、 前記動力出力手段は、動力を出力可能な原動機と、該原
    動機からの動力を所望のトルク比で前輪側と後輪側とに
    分配可能な動力分配手段とを備え、 前記制御手段は、前記設定された目標トルク比に基づい
    て前記動力分配手段を制御する手段である自動車。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4いずれか記載の自動車
    であって、 前記動力出力手段は、前軸側に動力を出力可能な第1の
    原動機と、後軸側に動力を出力可能な第2の原動機とを
    備え、 前記制御手段は、前記設定された目標トルク比に基づい
    て前記第1の原動機と前記第2の原動機とを制御する手
    段である自動車。
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