JP2003326079A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

洗濯乾燥機

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JP2003326079A
JP2003326079A JP2002138166A JP2002138166A JP2003326079A JP 2003326079 A JP2003326079 A JP 2003326079A JP 2002138166 A JP2002138166 A JP 2002138166A JP 2002138166 A JP2002138166 A JP 2002138166A JP 2003326079 A JP2003326079 A JP 2003326079A
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淳二 小谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、洗い、すすぎ、脱水の洗濯行程と
乾燥行程を備えた洗濯乾燥機において、重量の軽い衣類
が上部に位置して過乾燥気味になり、衣類の風合いが損
なわれたり、静電気が発生しやすくなるなどの問題を防
止する。 【解決手段】 回転中心軸を鉛直方向に有した外槽2内
に回転自在に配設し洗濯物を収容する内槽4の内底部に
撹拌翼5を回転自在に設け、この内槽4または撹拌翼5
を駆動手段9により駆動し、駆動手段9、送風手段1
2、加熱手段13および温風循環経路16とにより、内
槽4内への温風を送風循環し、乾燥行程を実行する洗濯
乾燥機において、温風供給口18近傍にミストを噴霧す
るための噴霧手段27を設け、乾燥行程の途中段階で噴
霧手段27を動作するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗い、すすぎ、脱
水の洗濯行程と乾燥行程を備えた洗濯乾燥機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯乾燥機は図9に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図9に示すように、筐体1は、内部に外槽
2をサスペンション3により懸垂防振支持し、運転時の
振動をサスペンション3によって吸収する構成としてい
る。外槽2の内部には、回転中心軸を鉛直方向に有し洗
濯物および乾燥対象物を収容する内槽4を回転自在に配
設し、内槽4の内底部に衣類(洗濯物および乾燥対象
物)を撹拌する撹拌翼5を回転自在に配設している。撹
拌翼5は、外周が傾斜面形状の鍋型に形成している。
【0004】内槽4の内部周壁には多数の小孔(図示せ
ず)を設け、その上方には流体バランサー6を設けてい
る。そして、外槽2および内槽4の底部中心付近に、中
空で二軸構造をしている洗濯・脱水軸7と、洗濯または
脱水時により回転力の伝達を洗濯・脱水軸7に切り換え
るクラッチ8を設けている。モータ9は、外槽2に設
け、クラッチ8を介して、内槽4または撹拌翼5を駆動
するようにしている。
【0005】熱交換器10は、循環する湿った温風を除
湿するもので、一端を伸縮自在の下部蛇腹状ホース11
を介して外槽2の下部に接続し、他端を循環用送風機1
2の一端に接続している。循環用送風機12の他端は、
加熱手段であるヒータ13を有する温風供給路14に接
続し、上部蛇腹状ホース15を通って内槽4へ繋がり、
循環する温風循環経路16を構成している。
【0006】外槽2には、外槽2の上面を気密的に覆う
外槽カバー17を設けており、この外槽カバー17に伸
縮自在の上部蛇腹状ホース15から温風を供給する温風
供給口18を開口している。また、この外槽カバー17
に内蓋19を開閉自在に設け、衣類を出し入れするよう
にしている。
【0007】筐体カバー20は筐体1の上部を覆うもの
で、外蓋21を開閉自在に有し、操作表示兼入力手段2
2を設けるとともに、内槽4に給水する給水弁23を設
けている。また、外槽2の底部に外槽2内に水を排水す
る排水弁24を設けている。冷却用送風機25は、筐体
1の側面に取り付け、筐体1の内部に外気を導入して、
筐体1の内部の外槽2、熱交換器10などを冷却するよ
うに構成している。
【0008】制御装置26は、マイクロコンピュータを
具備し、モータ9、クラッチ8、循環用送風機12、ヒ
ータ13、給水弁23、排水弁24、冷却用送風機25
などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連
の行程を逐次制御するように構成している。
【0009】上記構成において動作を説明する。洗い行
程では、外蓋21と内蓋19を開けて、内槽4に衣類
(洗濯物)を投入し運転を開始すると、給水弁23を開
いて所定の水位まで給水した後、モータ9を駆動する。
このとき、伝達機構部のクラッチ8によりモータ9の動
力を洗濯軸を介して撹拌翼5に伝達し、撹拌翼5を回転
させて衣類を水中で撹拌して洗濯し、その後、排水弁2
4を開いて排水し、すすぎ行程で再度給水し洗い行程と
同様にして衣類をすすぐ。
【0010】脱水行程では、洗濯終了後、排水弁24を
開いて内槽4内の水を排水した後、伝達機構部のクラッ
チ8を脱水側に切り換えて、モータ9の動力を脱水軸を
介して内槽4に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与え
ることにより、水分を衣類から分離することで行う。脱
水行程が終了すると引きつづいて乾燥行程に入る。
【0011】乾燥行程に入ると、モータ9を駆動して撹
拌翼5に伝達し、撹拌翼5をゆっくり回転させることに
より、脱水時の遠心力により内槽4の内壁に張り付いた
衣類を引き剥がした後、撹拌翼5を瞬間的に正逆の方向
に強力に回転させて、衣類を内槽4内で上方に放り上げ
るように撹拌する。
【0012】同時に、循環用送風機12により、ヒータ
13を通って加熱した温風を温風供給口18より内槽4
内部に送り込む。この温風は、内槽4内にて衣類の水分
を取り、外槽2、下部蛇腹状ホース11を経由して熱交
換器10を通過する際に、冷却用送風機25の送風によ
り冷却、除湿され、その後、再び循環用送風機12に戻
る。このとき、除湿された水分は排水弁24を定期的に
開いて機外に排水される。これにより乾燥が進行する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成では、撹拌翼5および内槽4の回転が水
平方向であるため、衣類の中で重量の比較的重いものが
下部に位置し、重量の比較的軽いものが上部に位置する
傾向にある。そのため、一部の重量の軽めの、上部に位
置した衣類が過乾燥気味になり、衣類の風合いが損なわ
れたり、静電気が発生しやすくなるなどの問題を有して
いた。
【0014】また、静電気により衣類どうしが絡み合
い、乾燥終了後の衣類のしわをきつくしたり、収納時に
衣類を分別し難くしていた。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、乾燥
行程にて一部の衣類のみが過乾燥になるのを防止し、全
体の衣類をまんべんなく、風合よく乾燥させ、また静電
気の発生も低減することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転
中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に配設さ
れ洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自
在に設けた撹拌翼と、前記内槽または撹拌翼を駆動する
駆動手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、
前記送風手段により送風される空気を加熱する加熱手段
と、熱交換器を有し前記送風手段による温風を循環させ
る温風循環経路と、前記温風循環経路の前記内槽への温
風供給口近傍に設けられミストを噴霧するための噴霧手
段と、前記駆動手段、送風手段、加熱手段、噴霧手段な
どの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は、乾燥行程の途中段階で前記噴霧手段を動作するよう
に構成したものである。
【0017】これにより、上部に位置する衣類に適度に
ミストを噴霧し湿度を保つことによって、乾燥行程にて
一部の衣類のみが過乾燥になるのを防止し、全体の衣類
をまんべんなく、風合よく乾燥させ、また静電気の発生
も低減することを目的としている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回転中心軸を
鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に配設され洗濯物
を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転自在に設け
た撹拌翼と、前記内槽または撹拌翼を駆動する駆動手段
と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記送風
手段により送風される空気を加熱する加熱手段と、熱交
換器を有し前記送風手段による温風を循環させる温風循
環経路と、前記温風循環経路の前記内槽への温風供給口
近傍に設けられミストを噴霧するための噴霧手段と、前
記駆動手段、送風手段、加熱手段、噴霧手段などの動作
を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥行
程の途中段階で前記噴霧手段を動作するように構成した
ものであり、乾燥行程において噴霧されたミストにより
内槽の上部に位置する衣類の湿度を適度に保つことによ
り、衣類を風合よく乾燥させ、さらに静電気の発生を低
減することができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、乾燥行程の途中段階
で複数回に分けて断続的に噴霧手段を動作するように構
成したものであり、内槽の上部に位置する衣類の過乾燥
を防止するとともに、衣類を湿らせ過ぎないよう適度な
湿度に保つことができ、乾燥率を悪化させずに衣類の風
合をよくすることができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、温度検知手段等からなる
乾燥検知手段を備え、制御手段は、衣類の乾燥率が約9
0%に達した時点から噴霧手段を動作させ、乾燥率が約
95%に達した時点で噴霧手段の動作を停止するよう構
成したものであり、内槽の上部に位置する衣類が過乾燥
になる直前のタイミングを的確に捉え、ミストを噴霧す
ることができ、乾燥終了時の風合を最適に保つことがで
きる。
【0021】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、内槽内に収容された洗濯乾燥
物の重量を検知する布量検知手段を備え、制御手段は、
前記洗濯乾燥物の重量に対応して噴霧手段を動作する時
間を変化するよう構成したものであり、衣類の量に応じ
て的確な湿度補給を実現でき、衣類に量の多少にかかわ
らず、乾燥の仕上がりを風合よくほぼ一定に保つことが
できる。
【0022】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、制御手段は、乾燥行程の進行
状況に応じて、噴霧手段を動作する時間を変化するよう
構成したものであり、衣類が保持している水分量を乾燥
の進行に合わせて最適に保つことができ、乾燥ムラの発
生を抑え、さらにミストによる風合の向上を図ることが
でき、乾燥の仕上がりをよりよくすることができる。
【0023】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、制御手段は、駆動手段による
撹拌翼の動作周期と同期をさせて噴霧手段を動作するよ
う構成したものであり、撹拌翼によって衣類がほぐされ
たときを狙ってミストを噴霧することにより、上部に位
置した衣類に対して、全体的に適度な湿度を与えること
ができ、一部だけ乾燥むらが残ってしまうような仕上が
りを防止することができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
6に記載の発明において、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥か
らなる洗濯乾燥行程の内、制御手段は、洗濯行程および
すすぎ行程のうち少なくともいずれか一方においても噴
霧手段を動作するよう構成したものであり、室温状態で
噴霧手段に通水することにより、噴霧手段のノズルの孔
の先端部に溜まった水垢やミネラル分を洗い流すことに
より、槽内の温度が高い乾燥行程において噴霧手段のノ
ズルの孔が詰まってしまうような不具合を防止すること
ができるため、いかなる場合も乾燥の仕上がり状態を風
合よく保つことができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0026】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例における洗濯乾燥機の断面図、図2は、同洗濯乾燥機
の噴霧装置のブロック構成図を示すものである。
【0027】図1に示すように、第1の給水手段27
は、内槽4内および熱交換器10に給水するよう配管さ
れている。噴霧手段28は、温風循環経路16の一部を
構成する温風供給路14のヒータ(加熱手段)13より
下流側に位置する内槽4への温風供給口18近傍に配設
され、第2の給水手段29と給水管30により連結され
ている。この噴霧手段28は、第2の給水手段29から
給水管30を介して供給された水道水をミスト(微細な
水の粒子)にして、温風供給路14内を経由して内槽4
内へ噴霧するよう構成している。温度検知手段31は循
環風吹き出し温度を検知するものである。
【0028】制御手段32は、マイクロコンピュータ等
から成り、図2に示すように、操作表示兼入力手段22
により設定された設定内容に基づいて、モータ(駆動手
段)9、循環用送風機(送風手段)12、ヒータ(加熱
手段)13、排水弁24、冷却用送風機25、第1の給
水手段27、第2の給水手段29などの動作を制御し、
洗い、すすぎ、脱水、乾燥の一連の行程を逐次制御す
る。また、制御手段32は、温度検知手段31の信号か
ら、衣類の乾燥度合いを見分ける乾燥検知手段33のデ
ータを、衣類の容量(重量)を検知する布量検知手段3
4から、衣類の容量(重量)のデータを取り込んでい
る。なお、この乾燥検知手段33と布量検知手段34
は、制御手段32に備えられたマイクロコンピュータの
ソフトウェアで実現されている場合もある。
【0029】ここで、洗い行程においては、内槽4の回
転により内槽4内の衣類(洗濯物)および水を回転させ
て衣類を洗濯するようにし、この方式の洗い行程につづ
いて、すすぎ、脱水、乾燥行程へと移行するよう構成し
ている。
【0030】上記構成において動作を説明する。まず、
洗い行程では、内槽4内に衣類、洗剤などを投入して運
転を開始すると、制御手段32により第1の給水手段2
7を駆動して所定の水位まで給水し、モータ9を駆動し
て内槽4または撹拌翼5を回転させ、この動作により衣
類を洗浄する。このとき、排水弁24は閉じている。
【0031】その後、排水弁24を開いて排水し、再度
給水して洗い行程と同様にして衣類をすすぐすすぎ行程
を経て、脱水行程では、衣類が入った内槽4を高速で回
転させることにより衣類から水分を分離させ脱水を行
う。
【0032】乾燥行程では、脱水行程につづいて排水弁
24を開いた状態で、循環用送風機12の送風とヒータ
13の発熱により、上部蛇腹状ホース15、温風供給口
18を通して内槽4へ乾いた温風が送り込まれる。この
とき、衣類は撹拌翼5の左右回転により跳ね上げられた
り、その後落下したりしており、内槽4へ送り込まれた
温風は、このように動いている衣類の隙間を通るときに
衣類から水分を奪い、湿った状態で、内槽4から外槽2
の内側へ出た後、排水口35を通過し、一部は熱交換器
10へ至り、その他は排水弁24を介してそのまま排水
ホース36を経由して機外へ排気される。
【0033】湿気を含んだ温風が、外槽2の内壁や熱交
換器10内を通過しているとき、冷却用送風機25によ
る外部空気の流入で、外槽2や熱交換器10の外壁は冷
却されることになり、湿った空気の水分がその内壁に結
露し、温風は除湿、冷却される。
【0034】また、このとき、第1の給水手段27を介
して水道水を熱交換器10の内部に給水することによ
り、循環風の温度はさらに低下し、除湿効果が向上す
る。除湿、冷却された空気は循環用送風機12へ戻り、
再びヒータ13により加熱され、温風供給路14および
上部蛇腹状ホース15を介して内槽4へと送り込まれ
る。
【0035】このようにして乾燥、除湿が進行し、衣類
の乾燥終了に至るが、乾燥が進行するとともに、撹拌翼
5によって跳ね上げられた衣類は、重量が比較的重い衣
類が内槽4内の下部に移動し、重量が比較的軽い衣類が
上部に移動する。この重量の軽い衣類とは、乾きやすい
衣類とも考えられ、乾燥用の温風は、上から下に流れて
いるので、上部に位置する重量の軽い衣類、すなわち乾
きやすい衣類が更に温風にさらされることになる。この
状態がこのまま続くと、上部に位置する乾きやすい衣類
は過乾燥状態となり、仕上がりの風合いが損なわれてし
まう恐れがある。
【0036】そこで、本実施例では、乾燥の途中段階
で、制御装置32により第2の給水弁29を開き、給水
管30を介して噴霧手段28に水道水を供給する。すな
わち、上部に位置する乾きやすい衣類が過乾燥状態とな
る前、もしくはなったときに、噴霧手段28により水道
水をミストとして温風供給路14を介して内槽4内の衣
類に向けて噴霧することにより、上部に位置している乾
きやすい衣類に適度な湿度を補給して衣類の過乾燥を防
ぎ、風合いを損ねることなく乾燥を仕上げることができ
る。また、過乾燥を防いでいるので、静電気の発生も低
減することができる。
【0037】(実施例2)図3(a)は、本発明の第2
の実施例における洗濯乾燥機の動作タイミングチャート
図、図3(b)は、同洗濯乾燥機の動作タイミングチャ
ート要部拡大図を示すものである。
【0038】図3(a)において、Iの区間は、加熱行
程37で、内槽4内に入れた衣類の温度を上昇させる行
程であり、IIの区間は、布ほぐし行程38で、撹拌翼5
を反転させることにより衣類を放り上げながら絡まりを
防ぎ、水分を蒸発させる行程であり、IIIの区間は、仕
上げ行程39で、全体をむら無く乾かすように撹拌翼5
または内槽4を回転させる行程である。なお、ヒータ1
3は上記3つの行程とも通電されている。他の構成は上
記実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略
する。
【0039】この3つの加熱行程37、布ほぐし行程3
8、仕上げ行程39のうち、布ほぐし行程38の後半部
分で斜線区間40は、衣類に乾燥がかなり進行し、乾き
やすい、軽めの衣類は乾燥が終了しているため、撹拌翼
5の反転で上に放り上げられやすくなり、上部に位置す
ることが多くなる区間である。斜線区間40を、図3
(b)に示すようにさらに分割し、40aの斜線部分で
噴霧手段28からミストを噴霧し、40bの区間では噴
霧を休止することを繰り返す動作を行うことにより、よ
り万遍なく内槽4の上部に位置する衣類にミストを与え
ることができ、上部に位置する乾燥の過乾燥を防ぐとと
もに、湿らせ過ぎないように適度な湿度に保つことがで
き、乾燥仕上がり時の風合いを更に向上させることがで
きる。
【0040】(実施例3)図4(a)は、本発明の第3
の実施例における洗濯乾燥機の動作タイミングチャート
図、図4(b)は、同洗濯乾燥機の乾燥行程の進行と乾
燥率の関係図を示すものである。
【0041】図4(b)に示す衣類の乾燥率は、乾燥検
知手段33と制御手段32により検出されるもので、乾
燥の進行とともに上昇していく。
【0042】図4(a)において、斜線部41で示され
るタイミングで、噴霧手段28によるミストの噴霧を行
うよう、制御手段32から第2の給水手段29へ指示を
出している。他の構成は上記実施例1または2と同じで
あり、同一符号を付して説明を省略する。
【0043】上記構成において作用を説明する。乾燥検
知手段33で検出される乾燥率は、乾燥スタート時点で
はおおよそ60%から70%であり、乾燥の進行にした
がって上昇し、最終的には100%を少し超えたあたり
(101%から104%程度)になって終了するよう、
制御手段32はプログラムされている。先の実施例でも
説明したように、衣類、特に内槽4の上部に位置するよ
うな軽めの乾きやすい衣類が過乾燥にならないように的
確なタイミングでミストを噴霧するのが風合いをよく乾
燥させるのに必要である。そのためには、ミストを噴霧
するタイミングは、乾燥検知手段33で検出される乾燥
率(衣類全体の乾燥率)は、90%から95%程度が最
適であると、発明者らは多くの実験により確認してい
る。従って、図4(b)に示すように、乾燥率が約90
%から約95%の区間、すなわち図4(a)の斜線部4
1のあいだ、ミストを噴霧する。これにより、衣類の乾
燥率を監視することにより、上部に位置する衣類が過乾
燥になる直前のタイミングを的確に捉え、より的確なタ
イミングでのミスト噴霧が可能となり、乾燥終了時の風
合を最適に保つことが可能となる。
【0044】(実施例4)図5は、本発明の第4の実施
例における洗濯乾燥機の動作タイミングチャート図を示
すものである。
【0045】図5においては、布量検知手段34と制御
手段32により検出される、内槽4に入れられた衣類の
容量(布量)と、噴霧手段27によるミスト噴霧のタイ
ミングとの関係を示している。第1の所定時間Taのう
ち、それぞれの斜線部42、43、44は、噴霧手段2
8によるミストの噴霧タイミングを示している。他の構
成は上記実施例1〜3と同じであり、同一符号を付して
説明を省略する。
【0046】上記構成において作用を説明する。一般に
内槽4に入れられる衣類の量は一定ではなく、少ないと
きもあれば、多いときもある。もしもそれらに対して、
噴霧手段28からのミストの噴霧量を一定のままにする
と、布量の多いときはミストによる効果が少なくなり、
布量が少ないときはミストによって必要以上に布が濡れ
てしまい、乾燥が悪くなってしまう事も考えられる。
【0047】そこで、本実施例では、図5に示すよう
に、布量が少ない場合は、第1の所定時間Taのうち噴
霧時間(斜線部42)を短くして噴霧量を少なくし、逆
に、布量が多い場合は、第1の所定時間Taのうち噴霧
時間(斜線部44)を長くして噴霧量を多くする。その
後、第1の所定時間Taを、図3における斜線部40の
間または図4における斜線部41の間、複数回繰り返す
ことにより、衣類にミストを噴霧する。これにより、布
量の多少に応じた的確なミストが噴霧でき、衣類に量の
多少にかかわらず、乾燥の仕上がりを風合よくほぼ一定
に保つことができる。
【0048】(実施例5)図6(a)は、本発明の第5
の実施例における洗濯乾燥機の動作タイミングチャート
図、図6(b)は、同洗濯乾燥機の動作タイミングチャ
ート要部拡大図を示すものである。
【0049】図6(a)の斜線部45で示す部分が、噴
霧手段28によるミストの噴霧タイミングを示してお
り、その部分を拡大したのが、図6(b)である。この
斜線部45は、たとえば、図3における斜線部40また
は図4における斜線部41と同じでもよい。
【0050】斜線部45においては、その前半部分では
第2の所定時間Tbのうち、斜線部45aで示すように
噴霧手段28によるミストの噴霧時間を比較的長くし、
その後半部分では第2の所定時間Tbのうち、斜線部4
5bで示すようにミストの噴霧時間を短くしている。他
の構成は上記実施例1〜4と同じであり、同一符号を付
して説明を省略する。
【0051】上記構成において作用を説明する。内槽4
内の衣類は、乾燥行程の進行に従って、徐々に乾燥した
状態になっていく。洗濯乾燥機の本来の目的は、衣類を
きっちりと乾かすことにあり、仮に、ミストを噴霧し過
ぎると、乾燥むらを生じさせてしまうといった不具合が
発生してしまう。
【0052】よって本実施例では、ミスト噴霧期間(斜
線部45)の中でも、前半部分はまだ衣類の乾燥があま
り進んでいないので、第2の所定時間Tbのうち斜線部
45aで示すように比較的長めの時間ミストを噴霧して
ミストの効果を引き出し、後半部分は乾燥が進行してく
るため、第2の所定時間Tbのうち斜線部45bで示す
ようにミストの噴霧時間を短くしている。その後、第2
の所定時間Tbを、斜線部45の間、複数回繰り返すこ
とにより、衣類にミストを噴霧する。これにより、衣類
の乾燥度合いに対応した適量のミストを衣類に噴霧する
ことができるため、衣類における、乾燥むらの発生を抑
え、さらにミストによる風合の向上を図ることができ
る。
【0053】(実施例6)図7は、本発明の第6の実施
例における洗濯乾燥機の動作タイミングチャート図を示
すものである。
【0054】図7においては、制御手段32により遂行
される乾燥行程のうちの、モータ9の駆動による撹拌翼
5の動作タイミング(斜線部46a、46b)と、噴霧
手段28によるミストの噴霧タイミング(斜線部47)
との関係を示している。撹拌翼5の動作は、一般的には
右回転と左回転を交互に繰り返すもので、斜線部46a
が撹拌翼5の右回転の動作を、斜線部46bが左回転の
動作を、空白部46cは、回転停止状態を表している。
以降はその繰り返しである。また、斜線部47は噴霧手
段27からミストを噴霧させている時間である。他の構
成は上記実施例1〜5と同じであり、同一符号を付して
説明を省略する。
【0055】上記構成において作用を説明する。図3の
斜線部40または図4の斜線部41の区間において、所
定の間隔で噴霧手段28からミストを噴霧するが、その
際の噴霧タイミングは、斜線部47で示している。すな
わち、撹拌翼5が右回転しているタイミングである斜線
部46aで噴霧手段28からミストを所定時間(斜線部
47)噴霧し、その後、ひとつ跳ばした次の撹拌翼5の
左回転のタイミングである斜線部46bで、噴霧手段か
らミストを噴霧している。その後、この動作を所定時間
繰り返す。このように撹拌翼5の2回転おきに、すなわ
ち撹拌翼5の右回転と左回転の動作にあわせて、ミスト
を噴霧しているので、衣類が撹拌翼5の反転によりほぐ
されたときに、ミストを噴霧していることとなる。すな
わち、このように撹拌翼5の動作タイミングと、噴霧手
段27によるミスト噴霧のタイミングを同期することに
よって、撹拌翼5によって衣類がほぐされたときを狙っ
てミストを噴霧するため、衣類に対し全体的にミストを
噴霧できるため、一部だけむらが残ってしまうような仕
上がりを防止することができ、かつ、できるだけ多くの
衣類に対して乾燥仕上がり時の風合の向上をもたらすこ
とができる。
【0056】なお、本実施例では、撹拌翼5が右回転し
ているタイミングである斜線部46aで噴霧手段28か
らミストを所定時間(斜線部47)噴霧し、その後、ひ
とつ跳ばした次の撹拌翼5の左回転のタイミングである
斜線部46bで、噴霧手段からミストを噴霧している
が、ミストの噴霧のタイミングは撹拌翼5の回転周期と
同期したものであれば、同等の効果を得られることはい
うまでもない。
【0057】(実施例7)図8は、本発明の第7の実施
例における洗濯乾燥機の動作タイミングチャート図を示
すものである。
【0058】図8において、48が洗濯行程、49がす
すぎ行程、50が脱水行程、51が乾燥行程を表してい
る。斜線部48aは、洗濯行程48中のミスト噴霧動作
区間を、斜線部49aは、すすぎ行程50中のミスト噴
霧動作区間を、斜線部51aは乾燥行程51中のミスト
噴霧動作区間を示している。他の構成は上記実施例1〜
6と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
【0059】上記構成において作用を説明する。図1に
示すように噴霧手段28は、ヒータ13の下流側近傍に
配置されているため、乾燥中は高温の空気にさらされて
いる。また、噴霧手段28のノズルは、ミストを噴霧す
るためにその孔の先端部は径をしぼった寸法になってい
る。したがって、乾燥中においてのみミストを噴霧する
と、高温により水分中の水垢やミネラル分などが析出し
て、その水垢やミネラル分が噴霧手段28のノズルの孔
の先端部に徐々に蓄積し、その孔が詰まってしまうとい
った問題が考えられる。
【0060】そこで本実施例では、乾燥行程51でのミ
スト噴霧動作(斜線部51a)に加え、洗濯行程48お
よびすすぎ行程49のうち少なくともいずれか一方にお
いても、噴霧手段を動作するものである。
【0061】この洗濯行程48、すすぎ行程49でのミ
ストの噴霧は、室温(常温)状態で噴霧手段28のノズ
ルの孔に水道水を通水するため、前回の乾燥行程(高
温)時にノズルの孔に溜まった水垢やミネラル分を洗い
流すことができ、そのノズルの孔の詰まりを未然に防ぐ
ことができるものである。これにより、常に安定したミ
ストを噴霧することが可能となり、乾燥仕上がり時の風
合向上をはかることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に配設
され洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転
自在に設けた撹拌翼と、前記内槽または撹拌翼を駆動す
る駆動手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段
と、前記送風手段により送風される空気を加熱する加熱
手段と、熱交換器を有し前記送風手段による温風を循環
させる温風循環経路と、前記温風循環経路の前記内槽へ
の温風供給口近傍に設けられミストを噴霧するための噴
霧手段と、前記駆動手段、送風手段、加熱手段、噴霧手
段などの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、乾燥行程の途中段階で前記噴霧手段を動作するよ
うに構成したから、乾燥行程において噴霧されたミスト
により内槽の上部に位置する衣類に適度な湿度を与えな
がら乾燥するので過乾燥を防ぐことができ、乾燥仕上が
り時の風合をよくし、さらに静電気の発生を低減するこ
とができる。
【0063】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、制御手段は、乾燥行程の途中段階で複数回に分け
て断続的に噴霧手段を動作するように構成したから、内
槽の上部に位置する衣類の過乾燥を防止するとともに、
衣類を、湿らせ過ぎないよう適度な湿度に保つことがで
き、乾燥率を悪化させずに衣類の風合をよくすることが
できる。
【0064】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、温度検知手段等からなる乾燥検知手段を備え、制
御手段は、衣類の乾燥率が約90%に達した時点から噴
霧手段を動作させ、乾燥率が約95%に達した時点で噴
霧手段の動作を停止するよう構成したから、上部に位置
する衣類が過乾燥になる直前のタイミングを的確に捉え
ることができ、乾燥終了時の風合を最適に保つことが可
能となる。
【0065】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、内槽内に収容された洗濯乾燥物の重量を検知する
布量検知手段を備え、制御手段は、前記洗濯乾燥物の重
量に対応して噴霧手段を動作する時間を変化するよう構
成したから、衣類の量に応じて的確な湿度補給を実現で
き、衣類に量の多少にかかわらず、乾燥の仕上がりを風
合よくほぼ一定に保つことができる。
【0066】請求項5に記載の発明は、制御手段は、乾
燥行程の進行状況に応じて、噴霧手段を動作する時間を
変化するよう構成したから、衣類が保持している水分量
を乾燥の進行に合わせて最適に保つことができ、乾燥む
らの発生を抑え、さらにミストによる風合の向上を図る
ことができ、乾燥の仕上がりをよりよくすることができ
る。
【0067】請求項6に記載の発明は、制御手段は、駆
動手段による撹拌翼の動作周期と同期をさせて噴霧手段
を動作するよう構成したから、撹拌翼によって衣類がほ
ぐされたときを狙ってミストを噴霧することにより、上
部に位置した衣類に対して、全体的に適度な湿度を与え
ることができ、一部だけ乾燥むらが残ってしまうような
仕上がりを防止することが出来る。
【0068】請求項7に記載の発明は、洗濯、すすぎ、
脱水、乾燥からなる洗濯乾燥行程の内、制御手段は、洗
濯行程およびすすぎ行程のうち少なくともいずれか一方
においても噴霧手段を動作するよう構成したから、室温
状態で噴霧手段に通水することにより、噴霧手段のノズ
ルの孔の先端部に溜まった水垢やミネラル分を洗い流す
ことにより、槽内の温度が高い乾燥行程において噴霧手
段のノズルが詰まってしまうような不具合を防止するこ
とができるため、いかなる場合も乾燥の仕上がり状態を
風合よく保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における洗濯乾燥機の断面図
【図2】同洗濯乾燥機の噴霧装置のブロック構成図
【図3】(a)本発明の実施例2における洗濯乾燥機の
動作タイミングチャート (b)同洗濯乾燥機の動作タイミングチャート要部拡大
【図4】(a)本発明の実施例3における洗濯乾燥機の
動作タイミングチャート (b)同洗濯乾燥機の乾燥行程の進行と乾燥率の関係図
【図5】本発明の実施例4における洗濯乾燥機の動作タ
イミングチャート
【図6】(a)本発明の実施例5における洗濯乾燥機の
動作タイミングチャート (b)同洗濯乾燥機の動作タイミングチャート要部拡大
【図7】本発明の実施例6における洗濯乾燥機の動作タ
イミングチャート
【図8】本発明の実施例7における洗濯乾燥機の動作タ
イミングチャート
【図9】従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 外槽 4 内槽 5 撹拌翼 9 モータ(駆動手段) 10 熱交換器 12 循環用送風機(送風手段) 13 ヒータ(加熱手段) 16 温風循環経路 18 温風供給口 28 噴霧手段 32 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 淳二 大阪府大阪市北区梅田1丁目3番1−400 号 株式会社エクセルテクノ内 Fターム(参考) 3B155 AA14 AA16 BA09 CB07 CB49 CB52 CB55 FA22 HB05 KA02 LC02 LC06 LC16 LC28 MA02 MA05 MA07 MA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部に弾性的に吊支した外槽と、回
    転中心軸を鉛直方向に有し前記外槽内に回転自在に配設
    され洗濯物を収容する内槽と、前記内槽の内底部に回転
    自在に設けた撹拌翼と、前記内槽または撹拌翼を駆動す
    る駆動手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段
    と、前記送風手段により送風される空気を加熱する加熱
    手段と、熱交換器を有し前記送風手段による温風を循環
    させる温風循環経路と、前記温風循環経路の前記内槽へ
    の温風供給口近傍に設けられミストを噴霧するための噴
    霧手段と、前記駆動手段、送風手段、加熱手段、噴霧手
    段などの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手
    段は、乾燥行程の途中段階で前記噴霧手段を動作するよ
    うに構成した洗濯乾燥機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、乾燥行程の途中段階で複数
    回に分けて断続的に噴霧手段を動作するように構成した
    請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 【請求項3】 温度検知手段等からなる乾燥検知手段を
    備え、制御手段は、衣類の乾燥率が約90%に達した時
    点から噴霧手段を動作させ、乾燥率が約95%に達した
    時点で噴霧手段の動作を停止するよう構成した請求項1
    または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 【請求項4】 内槽内に収容された洗濯乾燥物の重量を
    検知する布量検知手段を備え、制御手段は、前記洗濯乾
    燥物の重量に対応して噴霧手段を動作する時間を変化す
    るよう構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗
    濯乾燥機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、乾燥行程の進行状況に応じ
    て、噴霧手段を動作する時間を変化するよう構成した請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、駆動手段による撹拌翼の動
    作周期と同期をさせて噴霧手段を動作するよう構成した
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  7. 【請求項7】 洗濯、すすぎ、脱水、乾燥からなる洗濯
    乾燥行程の内、制御手段は、洗濯行程およびすすぎ行程
    のうち少なくともいずれか一方においても噴霧手段を動
    作するよう構成した請求項1〜6のいずれか1項に記載
    の洗濯乾燥機。
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