JP2003323062A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
の残留現像剤を像担持体に静電的に転写して中間転写体
をクリーニングする場合に、現像器内の現像剤の劣化に
拘わらず、第2の帯電手段から中間転写体へ転写された
現像剤がその後像担持体に転写されずに中間転写体上に
残ることにより、その後に形成される画像を乱すといっ
た不具合を防ぐことのできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 交番電圧に直流電圧が重畳された電圧が
印加され、中間転写体9上に残留する残留現像剤を帯電
する第1の帯電手段23と、所定の極性の直流電圧が印
加され、中間転写体9上に残留する現像剤を帯電する第
2の帯電手段25と、を有する画像形成装置100は、
第2の帯電手段25に前記所定の極性と反対の極性の直
流電圧が印加されるとき、第1の帯電手段23には、交
番電圧に直流電圧の重畳されたバイアスが印加される構
成とされる。
Description
いる、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関し、特
に、中間転写体を用いる画像形成装置に関するものであ
る。
カラーの画像形成装置としては、電子写真方式、熱転写
方式、インクジェット方式などの種々の方式が知られて
いる。これらのうち電子写真方式は、他の方式のものに
比べて画像形成速度、画質、静粛性などの点で優れてい
る。
でも更に種々の方式がある。例えば、像担持体である感
光体表面にカラー像(複数色のトナー像)を重ねた後に
記録材に一括転写して像形成を行う多重現像方式や、現
像−転写のサイクルを繰り返し行う多重転写方式、一旦
中間転写体上に各色のトナー像を順次一次転写した後、
このトナー像を記録材上に一括転写する中間転写方式な
どがある。これらのうち、特に中間転写方式のものは、
混色の虞がないこと、質や厚さの異なる様々な記録材の
使用が可能であることなどの利点を有する。
例として、4色のフルカラーレーザービームプリンター
とされる画像形成装置200の要部概略構成を示す。
担持体であるドラム型の電子写真感光体(以下、「感光
ドラム」と呼ぶ。)1の周面には、回転方向(矢印R1
方向)に沿って順に、帯電器2、レーザー光Lを感光ド
ラム1に照射する露光装置(露光手段)3、回転式現像
装置50、中間転写体である中間転写ベルト9、及び感
光ドラムクリーナー19が配置されている。
方向に表面速度117mm/秒で回転駆動される、直径
46.7mmのドラム型とされ、その表面が帯電器2に
よって負極性に帯電される。
の表面の電位(以下、「帯電電位」という。)は、通
常、−450V〜−800Vである。又、帯電器2に
は、感光ドラム1の帯電時に、帯電器電源17により交
番電圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスを印加する。
報に応じた露光手段3からのレーザ光Lにより露光さ
れ、静電潜像が形成される。ここで、露光手段3は、レ
ーザーなどの光源3a、ラスタスキャンを行うための6
面のポリゴンミラー3b、結像のためのレンズ3c、折
り返しミラー3dなどを備えている。
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色
のトナーを含む現像剤を収容し、各色の画像情報に従っ
て感光ドラム1に形成された静電潜像を現像するための
4つの現像器、イエロー現像器5Y、マゼンタ現像器5
M、シアン現像器5C、ブラック現像器5Kを、回転可
能な現像器支持体であるロータリー22内に有してい
る。そして、適時ロータリー22を回転させることによ
り、所望の色用の現像器を感光ドラム1と対向する現像
位置に配置するようになっている。
支持軸、つまり駆動ローラ15及び二次転写対向ローラ
12に支持されている。そして、駆動ローラ15の図中
矢印R2方向の回転に伴い、中間転写ベルト9は図中矢
印R3方向に回転する。
厚さ0.05mm〜0.3mm程度の無端状の樹脂ベル
トを、カーボン、ZnO、SnO2、TiO2、その他の
導電性の充填材により体積抵抗率107〜1011Ω・c
m程度に抵抗調整したものを用いることができる。この
場合、樹脂ベルトの材質としては、例えば、PVdF
(ポリフッ化ビニリデン)、ナイロン、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)、ポリカーボネートなどを用い
ることができる。
対向する位置に、一次転写手段としての一次転写ローラ
10が設けられており、この位置で、感光ドラム1と中
間転写ベルト9との当接部は一次転写ニップ部N1を形
成している。一次転写ローラ10は、中間転写ベルト9
の周回移動(回転)により従動回転する。本例では、一
次転写ローラ10は、直径12mmとされる。一次転写
ローラ10としては、EPDM、ウレタンゴム、CR、
NBRなどにカーボンなどの抵抗調整剤を加え、体積抵
抗率を調整した材料を用いることが一般的である。
ついて説明すると、先ず、第1色目として、色分解され
たイエロー色の画像情報に従って感光ドラム1に形成さ
れた静電潜像には、ロータリー22に搭載されたイエロ
ー現像器5Yによって負極性に帯電されたイエローのト
ナーが付着され、イエロートナー像として現像される。
電源20から正極性の一次転写バイアスを印加すること
で、感光ドラム1上のイエロートナー像を一次転写ニッ
プ部N1を介して中間転写体9に一次転写させる。ここ
では、一例として、一次転写ローラ10に印加する一次
転写バイアスは、+500Vの直流電圧を用いている。
レードを有する感光ドラムクリーナー19によって表面
の一次転写残トナーが除去される。又、一次転写後の感
光ドラム1を前露光ランプなどの除電手段により除電し
てもよい。
転写、クリーニング、除電の一連の画像形成プロセス
を、2色目〜4色目の画像情報についても同様に行う。
例えば、2色目としてマゼンタ現像器5M、3色目とし
てシアン現像器5C、4色目としてブラック現像器5K
に収納された各色のトナーにより、感光ドラム1への各
色のトナー像の形成を繰り返して行い、周回移動する中
間転写ベルト9上に4色のトナー像を重ねて一次転写す
る。本例では、1色目〜4色目まで全ての色のトナー像
に対して、+500Vの一次転写バイアスを一次転写ロ
ーラ10に印加した。
転写手段としての二次転写ローラ11に、二次転写電源
21から二次転写バイアスを印加することで、中間転写
ベルト9上のトナー像を二次転写対向ローラ12上の二
次転写ニップ部N2を介して記録材Pの表面に一括して
二次転写させる。本例では、二次転写ローラ11はφ2
0mmとされる。又、ここでは、一例として二次転写バ
イアスは+1.5KVの直流電圧を用いた。
持した記録材Pは、従来公知の定着器(図示せず)に搬
送され、ここで表面のトナー像が定着されて画像形成が
完了する。画像が定着された記録材Pは、その後装置外
に排出される。
転写されずに中間転写ベルト9上に残ったトナー(以
下、「二次転写残トナー」と呼ぶ。)を中間転写ベルト
9から除去することで、中間転写ベルト9を繰り返し画
像形成に供する。
除去する方法として、特開平11−161043号公報
に記載されるように、二次転写残トナーを正極性に帯電
させて、感光ドラム1上に戻し、これを感光ドラムクリ
ーナ19によって回収する方法がある。
プ部N2よりも中間転写ベルト9の回転方向下流側で、
一次転写ニップ部N1よりも上流側において、二次転写
残トナー帯電ローラ(以下、「トナー帯電ローラ」と呼
ぶ。)23が中間転写ベルト9に離接可能に配置されて
いる。このトナー帯電ローラ23に、二次転写残トナー
帯電ローラ電源(以下、「トナー帯電電源」と呼ぶ。)
13より、交番電圧に正極性の直流電圧を重畳したバイ
アスを印加して、二次転写残トナーを正極性に帯電させ
る。トナー帯電ローラ23により、交番電圧に直流電界
を重畳したバイアスを印加することで、高温高湿環境下
など、二次転写残トナーに電荷を付与し難い環境におい
ても、十分な電荷を二次転写残トナーに付与することが
できる。
9に対して当接・離間を行う機構(図示せず)を有し、
二次転写残トナーを帯電させるときのみ中間転写ベルト
9に当接する。又、トナー帯電ローラ23と中間転写ベ
ルト9とが当接するトナー帯電ローラ当接部N3の裏面
には、帯電効率を上げるために接地の対向電極が設けら
れている。本例では、二次転写対向ローラ12がこの接
地の対向電極を兼ねる。
性に帯電させたトナーを、最後に、一次転写ニップ部N
1にて感光ドラム1へ静電的に転写させ、中間転写ベル
ト9上の二次転写残トナーを除去する。尚、トナー帯電
ローラ23により正極性に帯電された二次転写残トナー
が感光ドラム1へ転写されるとき、同時に、次のプリン
ト画像の1色目のイエロー画像を感光ドラム1から中間
転写ベルト9へ転写することも可能である。
23に印加するバイアスとしては、一例として、周波数
1KHz、振幅2.4KV、矩形波の交番電圧に、+1
KVの直流電圧を重畳したバイアスを用いることができ
る。
圧に直流電界を重畳したバイアスを印加するときに発生
するトナー飛散を抑えるために、次のような別の従来例
がある。
ト9に沿ってトナー帯電ローラ23と二次転写ローラ1
1との間に、二次転写残トナー帯電補助ローラ(以下、
「トナー帯電補助ローラ」と呼ぶ。)25を設けたもの
がある。そして、このトナー帯電補助ローラ25に、二
次転写残トナー帯電補助ローラ電源(以下、「トナー帯
電補助電源」と呼ぶ。)27から直流バイアスを印加
し、この直流電圧によりトナー帯電ローラ23に先立ち
二次転写残トナーを帯電する。図8は、従来のトナー帯
電補助ローラ25を備える画像形成装置における、二次
転写残トナーの除去、回収動作のフローを示す。
電圧としては、一例として、+1KVを用いることがで
きる。又、トナー帯電補助ローラ25も、トナー帯電補
助ローラ当接部N4において、中間転写ベルト9に対し
て離接可能な構成とされる。
ズム、及びトナー帯電補助ローラ25の作用について説
明する。
3の近傍において、トナー帯電ローラ23に印加された
バイアスの作る電界から静電力を受け、トナー帯電ロー
ラ23と中間転写体ベル9との間隙で飛翔を繰り返す。
この飛翔の過程で、二次転写残トナーは正極性に帯電さ
れる。
に電荷量の低いトナー粒子は、飛翔を繰り返す中で、中
間転写ベルト9からトナー帯電ローラ23に到達せず、
又中間転写ベルト9に戻ることもできない。従って、電
荷量の低いトナー粒子は、重力や中間転写ベルト9の回
転による空気の流れによって、浮遊、落下し、トナー飛
散が発生する。
補助ローラ25を用いる。つまり、トナー帯電補助ロー
ラ25により、トナー帯電ローラ23による帯電に先立
って二次転写残トナーを正極性に帯電させる。これによ
り、トナー帯電ローラ当接部N3の近傍で飛散していた
電荷量の低いトナーに対して、飛散を発生しないための
十分な電荷量を付与することができる。そのため、トナ
ー飛散の発生を防ぐことが可能になる。
帯電が完了した後、トナー帯電ローラ23は中間転写ベ
ルト9より離間する。
トナー帯電補助ローラ25には二次転写残トナーに含ま
れる負極性のトナーが静電的に付着する。この付着した
トナーを除去するために、トナー帯電補助ローラ25を
中間転写ベルト9から離間させる前に、トナー帯電補助
ローラ25には負極性の直流電圧のバイアスが印加され
る。トナー帯電補助ローラ25に印加する負極性の直流
電圧としては、一例として、−1KVを用いることがで
きる。
去されたトナーは、中間転写ベルト9上に転写される。
この中間転写ベルト9上に転写されたトナーが一次転写
ニップ部N1に達すると、一次転写ローラ10には一次
転写電源20から−1KVの直流電圧が印加される。こ
れにより、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベル
ト9上に転写された負極性に帯電したトナーは、感光ド
ラム1へと転写される。そして、このトナーは引き続い
て感光ドラムクリーナー19によって回収される。
7及び一次転写電源20は、それぞれトナー帯電補助ロ
ーラ25、一次転写ローラ10に正負両極性の直流電圧
を印加する電源と、それぞれの極性の直流電圧を切り替
えて印加するための切替手段を備えている。
に残った二次転写残トナーを除去し、感光ドラムクリー
ナー19に回収する方法がある。斯かる方法によると、
廃トナーを一括して感光ドラムクリーナー19に回収で
きる利点がある。
来の二次転写残トナーの除去、回収方法には次のような
問題点があった。
れるトナー帯電補助ローラ25を有する画像形成装置を
用いて鋭意実験研究を試みたところ、連続プリントによ
る現像器内トナーの劣化に伴い、トナー帯電補助ローラ
25から除去されたトナーの一部が感光ドラム1へ転写
されずに中間転写ベルト9上に残留し、その後にプリン
トされる画像を乱す不具合が生じることがあることが分
かった。本発明は、上記のような問題点を解決するため
になされたものである。
電圧が重畳されたバイアスが印加され、中間転写体上の
残留現像剤を帯電する第1の帯電手段と、直流電圧が印
加される第2の帯電手段と、を有し、第2の帯電手段に
付着した現像剤を中間転写体に転写する工程を含み、中
間転写体上の残留現像剤を除去、回収する画像形成装置
において、現像器内の現像剤の劣化に拘わらず、第2の
帯電手段から中間転写体へ転写された現像剤がその後像
担持体に転写されずに中間転写体上に残ることにより、
その後に形成される画像を乱すといった不具合を防ぐこ
とのできる画像形成装置を提供することである。
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体上の現像
剤像像が第1の転写位置で静電的に転写される中間転写
体と、前記中間転写体上の現像剤像が記録材に第2の転
写位置で静電的に転写された後、交番電圧に直流電圧が
重畳された電圧が印加され、前記中間転写体上に残留す
る残留現像剤を帯電する第1の帯電手段と、前記第2の
転写位置と前記第1の帯電手段との間に位置し、所定の
極性の直流電圧が印加され、前記中間転写体上に残留す
る現像剤を帯電する第2の帯電手段と、を有し、前記残
留現像剤は前記第1の転写位置で前記中間転写体から前
記像担持体へ静電的に転写される画像形成装置におい
て、前記第2の帯電手段に前記所定の極性と反対の極性
の直流電圧が印加されるとき、前記第1の帯電手段に
は、交番電圧に直流電圧の重畳されたバイアスが印加さ
れることを特徴とする画像形成装置である。
帯電手段に前記所定の極性と反対の極性の直流電圧が印
加されるとき、前記第1の帯電手段に印加されるバイア
スの直流電圧の極性は、前記第2の帯電手段に印加され
る直流電圧と同極性である。
の帯電手段に前記所定の極性と反対の極性の直流電圧が
印加されるとき、前記第1の帯電手段に印加されるバイ
アスの直流電圧の極性は、前記第2の帯電手段に印加さ
れる直流電圧と反対の極性である。
の転写位置にて、前記像担持体から前記中間転写体へ現
像剤像を静電的に転写すると同時に、前記中間転写体か
ら前記像担持体へ前記残留現像剤を静電的に転写する場
合、前記第2の帯電手段に前記所定の極性と反対の極性
の直流電圧が印加されるとき、前記第2の帯電手段は前
記中間転写体の非画像領域に接している。一実施態様で
は、前記中間転写体に残留する現像剤を帯電するときに
第1の帯電手段に印加される電圧と、前記第2の帯電手
段に前記所定の極性と反対の極性の直流電圧が印加され
るときに前記第1の帯電手段に印加される電圧とが異な
る。又、一実施態様では、前記第2の帯電手段に前記所
定の極性と反対の極性の直流電圧が印加されるときに前
記第1の帯電手段に印加されるバイアスの直流電圧を、
前記中間転写体に残留する現像剤を帯電するときに第1
の帯電手段に印加されるバイアスの直流電圧よりも高く
する。
を図面に則して更に詳しく説明する。
基本構成を有する電子写真方式のフルカラー画像形成装
置に適用される。本実施例では、特に、中間転写ベルト
9上の二次転写残トナーの除去、回収機構に特徴を有し
ている。従って、ここでは、図7の画像形成装置200
と同一の構成、作用を有する要素には同一の符号を付
し、詳しい説明は省略する。
要部概略構成を示す。本実施例の画像形成装置は、現像
剤担持体としての感光ドラム1と、感光ドラム1上に形
成されたトナー像が第1の転写位置(一次転写ニップ
部)N1で静電的に転写される中間転写体としての中間
転写ベルト9と、中間転写ベルト9上のトナー像が記録
材Pに第2の転写位置(二次転写ニップ部)N2で静電
的に転写された後、交番電圧に直流電圧が重畳された電
圧が印加され、中間転写ベルト9上に残留する二次転写
残トナーを帯電させる第1の帯電手段としてのトナー帯
電ローラ23と、第2の転写位置N2とトナー帯電ロー
ラ23との間に位置し、所定の極性(本実施例では正極
性)の直流電圧が印加され、中間転写ベルト9上に残留
する二次転写残トナーを帯電させる第2の帯電手段とし
てのトナー帯電補助ローラ25と、を有している。二次
転写残トナーは、第1の転写位置N1で中間転写ベルト
9から感光ドラム1へ静電的に転写される。
ーラ25に上記所定の極性と反対の極性(本実施例では
負極性)の直流電圧が印加されるときに、トナー帯電ロ
ーラ23には交番電圧に直流電圧が重畳された電圧が印
加されたバイアスが印加される。又、本実施例では、ト
ナー帯電補助ローラ25に上記所定の極性と反対の極性
の直流電圧が印加されるときに、トナー帯電ローラ23
に印加されるバイアスの直流電圧の極性は、トナー帯電
補助ローラ25に印加される直流電圧と同極性である。
ら中間転写ベルト9へ転写させたトナーに対して、交番
電圧に直流電圧を重畳したバイアスを印加したトナー帯
電ローラ23で電荷を付与する。
の除去、回収方法をより詳しく説明する。図2は、本実
施例における二次転写残トナーの除去、回収動作のフロ
ーを示す。
ては、体積抵抗率109Ω・cmのゴム部材を、φ6m
mの芯金に対し厚さ6mmにてローラ形状に成型した部
材を用いた。
電ローラ23との間、中間転写ベルト9の回転方向にお
いてトナー帯電ローラ23の手前に、トナー帯電補助ロ
ーラ25を設ける。トナー帯電補助ローラ25には、ト
ナー帯電補助電源27により所定の直流電圧が印加され
る。
を上げるために、接地の対向電極が設けられる。本実施
例では、二次転写対向ローラ12が、この接地の対向電
極を兼ねる。
間転写ベルト9上に残留する二次転写残トナーには、+
1KVの直流電圧の印加されたトナー帯電補助ローラ2
5によって、正極性の電荷が付与される。続いて、二次
転写残トナーは、交番電圧に正極性の直流電圧を重畳し
たバイアスの印加されたトナー帯電ローラ23によっ
て、更に正極性の電荷が付与される。本実施例では、二
次転写残トナーの帯電時には、周波数2KHz、振幅
2.4KVの正弦波に+1KVの直流電圧を重畳したバ
イアスを、トナー帯電電源13よりトナー帯電ローラ2
3に印加する。
部N3を通過した後、トナー帯電ローラ23には、周波
数2KHz、振幅2.4KVの正弦波の交番電圧に、−
1KVの直流電圧を重畳したバイアスを、トナー帯電電
源13より印加する。又、同時に、トナー帯電補助ロー
ラ25には−1KVの直流電圧を、トナー帯電補助電源
27から印加する。このとき、トナー帯電補助ローラ2
5に付着していたトナーは、トナー帯電補助ローラ25
より負極性の電荷が与えられると共に、中間転写ベルト
9へ転写される。そして、トナー帯電補助ローラ当接部
N4にてトナー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト
9に転写されたトナーは、トナー帯電ローラ当接部N3
を通過する際に、更に負極性の電荷が付与される。
助電源27は、トナー帯電補助ローラ25に正負両極性
の直流電圧を印加しうる電源と、それぞれの極性の直流
電圧を切り替えて印加するための切替手段を備えてい
る。更に、本実施例では、トナー帯電電源13も、トナ
ー帯電ローラ23に印加する交番電圧に重畳させる直流
電圧として、正負両極性の直流電圧を印加しうる電源
と、それぞれの極性の直流電圧を切り替えて印加するた
めの切替手段を備えている。
ーラ25及びトナー帯電ローラ23によって正極性に帯
電された二次転写残トナーは、トナー帯電ローラ当接部
N3を通過した後に一次転写ニップ部N1へ達する。二
次転写残トナーは、一次転写ニップ部N1において感光
ドラム1へ静電的に転写され、中間転写ベルト9より除
去される。このとき、感光ドラム9の表面は−550V
に均一に帯電されている。又、このとき、一次転写ロー
ラ10には、一次転写電源20より+500Vの直流電
圧が印加される。そして、感光ドラム1へ転写された二
次転写残トナーは、感光ドラムクリーナー19に回収さ
れ、中間転写ベルト9上の二次転写残トナーの除去は完
了する。
25から中間転写ベルト9へ転写され、トナー帯電ロー
ラ23により負極性の電荷が付与されたトナーが、一次
転写ニップ部N1に達する。トナー帯電補助ローラ25
から中間転写ベルト9に転写されたトナーは、一次転写
ニップ部N1において感光ドラム1へ静電的に転写さ
れ、中間転写ベルト9より除去される。このとき、感光
ドラム9の表面は−550Vに均一に帯電されている。
又、このとき、一次転写ローラ10には、一次転写電源
20より−500Vの直流電圧が印加される。そして、
感光ドラム1へ転写された、トナー帯電補助ローラ25
から中間転写ベルト9に転写されたトナーは、感光ドラ
ムクリーナー19に回収され、中間転写ベルト9上の二
次転写残トナーの除去は完了する。
20は、一次転写ローラ10に正負両極性の直流電圧を
印加する電源と、それぞれの極性の直流電圧を切り替え
て印加するための切替手段を備えている。
から中間転写ベルト9へ転写されたトナーを、交番電圧
に直流電圧が重畳されたバイアスの印加されるトナー帯
電ローラ23により帯電することにより、現像器内のト
ナーの劣化に拘わらず、トナー帯電補助ローラ25から
中間転写ベルト9へ転写されたトナーの全てを感光ドラ
ム1へ転写することが可能になり、その後にプリントさ
れるトナー像を乱す不具合の発生防止することができ
る。
ー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト9へ転写され
たトナーの一部が中間転写ベルト9上に残留する原因、
及びトナー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト9へ
転写されたトナーに対してトナー帯電ローラ23から電
荷を付与する場合のトナー帯電ローラ23の作用は、次
のように考えられる。
帯電補助ローラ25に対して負極性の直流電圧を印加す
ると、付着しているトナーは中間転写ベルト9へ転移す
ると共に負電荷を付与される。しかしながら、本発明者
らの検討によれば、劣化によりトナーは帯電され難くな
る。このため、トナー帯電補助ローラ25では、トナー
帯電補助ローラ25から中間転写ベルト9へと転写する
トナーに対して、一次転写ニップ部N1にて感光ドラム
1へ転写させるために十分な電荷を付与できなくなる。
故に、このトナーの一部は中間転写ベルト9上に残留し
てしまう。
圧よりも帯電能力の勝る交番電圧に直流電圧を重畳した
バイアスの印加されたトナー帯電ローラ23により、改
めて電荷を付与することによって、トナー帯電補助ロー
ラ25から中間転写ベルト9へ転写されたトナーには、
一次転写ニップ部N1にて感光ドラム1へ転写させるた
めに十分な電荷が与えられる。従って、中間転写ベルト
9上に残留するトナーを無くすことができる。
補助ローラ25の離接制御、及び各印加バイアスの極性
の切り替え、各印加バイアスの印加タイミングの制御
は、本実施例では、画像形成装置の動作を統括制御する
制御手段としての制御回路が行う。
ローラ25から中間転写ベルト9へ転写されたトナーに
対し、交番電圧に直流電圧の重畳されたバイアスの印加
されたトナー帯電ローラ23によって電荷を付与するこ
とにより、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベル
ト9へ転写されたトナーの全てを感光ドラム1へ転写す
ることができた。従って、現像器内のトナーの劣化に拘
わらず、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト
9に転写されたトナーが感光ドラム1に転写されずに中
間転写ベルト9上に残ることにより、その後に形成され
る画像を乱すといった不具合を防ぐことができる。
において、本発明は、実施例1と同様に、図7を参照し
て説明した基本構成を有する画像形成装置に適用され
る。
要部概略構成を示す。本実施例の画像形成装置は、実施
例1と同様、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベ
ルト9へ転写させたトナーに対し、交番電圧に直流電圧
を重畳したバイアスを印加したトナー帯電ローラ23に
て電荷を付与する構成とされる。
ルト9上の二次転写残トナーを帯電させる際の所定の極
性と反対の極性(本実施例では負極性)の直流電圧がト
ナー帯電補助ローラ25に印加されるときに、トナー帯
電ローラ23に印加されるバイアスの直流電圧の極性
は、トナー帯電補助ローラ25に印加される直流電圧と
反対の極性(本実施例では正極性)とされる。
除去、回収方法をより詳しく説明する。図4は、本実施
例における二次転写トナーの除去、回収動作のフローを
示す。
1と同様に二次転写残トナー帯電補助ローラに−1KV
の直流電圧を印加して、トナー帯電補助ローラ25に付
着したトナーを中間転写ベルト9へ転写する。そして、
中間転写ベルト9上に転写されたトナーは、交番電圧
(周波数1KHz、振幅2.4KV、矩形波)に正極性
の直流電圧(+1KV)を重畳したバイアスの印加され
たトナー帯電ローラ23によって、正極性に帯電され
る。そして、この中間転写ベルト9上のトナーが一次転
写ニップ部N1に達したとき、一次転写ローラ10に
は、一次転写電源20より正極性の直流電圧(+500
V)を印加する。続いて、中間転写ベルト9上のトナー
は感光ドラム1へ転写され、感光ドラムクリーナー19
に回収される。
25から中間転写ベルト9へ転写されたトナーをトナー
帯電ローラ23により正極性に帯電した場合において
も、トナー帯電ローラ23に交番電圧に直流電圧の重畳
されたバイアスを印加して、十分な電荷量を付与するこ
とで、現像器内のトナーの劣化に拘わらず、中間転写ベ
ルト9上の全てのトナーを感光ドラム1へ転写すること
が可能になり、その後にプリントされる画像を乱す不具
合を防止することができる。
25から中間転写ベルト9へ転写されたトナーを感光ド
ラム1へ更に転写する際、一次転写ローラ10には正極
性の直流電圧が印加されるため、負極性の直流電圧を印
加する電源が不要になり、一次転写電源20の構成の簡
素化が可能になる。
ラ25から中間転写ベルト9へ転写されたトナーは負極
性であるため、トナー帯電ローラ23にトナーが静電的
に付着することが懸念されるが、トナー帯電ローラ23
に印加される交番電圧の作用により、トナーはトナー帯
電ローラ23と中間転写ベルト9との間隙を往復運動す
るため、トナーがトナー帯電ローラ23に付着すること
はない。
ーの劣化に拘わらず、トナー帯電補助ローラ25から中
間転写ベルト9に転写されたトナーが感光ドラム1に転
写されずに中間転写ベルト9上に残ることにより、その
後に形成される画像を乱すといった不具合を防ぐことが
できる。
施例において、本発明は、実施例1、2と同様に、図7
参照して説明した基本構成を有する画像形成装置に適用
される。
要部概略構成を示す。本実施例の画像形成装置は、実施
例1及び2と同様、トナー帯電補助ローラ25から中間
転写ベルト9へ転写させたトナーに対し、交番電圧に直
流電圧を重畳したバイアスを印加したトナー帯電ローラ
23により電荷を付与する構成とされる。
ベルト9へのトナー像の一次転写と、中間転写ベルト9
上の二次転写残トナーのクリーニングとを同時に行う。
そして、この場合、中間転写ベルト9上の二次転写残ト
ナーを帯電させる際の所定の極性と反対の極性(本実施
例では負極性)の直流電圧がトナー帯電補助ローラ25
に印加されるときに、トナー帯電補助ローラ25は中間
転写ベルト9の非画像領域に接しているようにする。
の除去、回収方法をより詳しく説明する。図6は、本実
施例における二次転写トナーの除去、回収動作のフロー
を示す。
圧が重畳されたバイアスが印加されたトナー帯電ローラ
23、及び正極性の直流電圧の印加されたトナー帯電補
助ローラ25によって正極性に帯電された二次転写残ト
ナーを、中間転写ベルト9から感光ドラム1へ転写する
とき、同時に、次のプリント画像の1色目イエロー画像
を感光ドラム1から中間転写ベルト9へ転写する(以
下、この工程を「転写同時クリーニング」と呼ぶ。)。
はトナー帯電ローラ23には、周波数1KHz、振幅
2.4KVの矩形波に+800Vの直流電圧を重畳した
バイアスを印加し、トナー帯電補助ローラ25には+1
KVの直流電圧を印加する。
トナーは、実施例2と同様、トナー帯電補助ローラ25
に直流電圧(−1KV)を印加することで、中間転写ベ
ルト9上に転写させる。ここで、トナー帯電補助ローラ
25に付着したトナーは、中間転写ベルト9上にて、次
の画像のプリントに用いられない場所である、所謂、非
画像領域に転写させる。
間転写ベルト9へ転写されたトナーは、交番電圧(周波
数1KHz、振幅2.4KVの矩形波)に正極性の直流
電圧(+1KV)を重畳したバイアスが印加されたトナ
ー帯電ローラ23によって正極性に帯電される。そし
て、この正極性に帯電されたトナーを、一次転写ニップ
部N1にて感光ドラム1へ転写させた後、感光ドラムク
リーナー19に回収する。
から中間転写ベルト9へ転写されたトナーをトナー帯電
ローラ23にて正極性に帯電させる際にトナー帯電ロー
ラ23に印加するバイアスの直流電圧V2(+1KV)
は、二次転写残トナーを正極性に帯電させる際に印加す
るバイアスの直流電圧V1(+800V)に比べて高く
なっている。
リーニングを行う場合、中間転写ベルト9上の二次転写
残トナー、及びトナー帯電補助ローラ25から中間転写
ベルト9へ転写されたトナーを感光ドラム1へ適切に転
写させることができる。つまり、転写同時クリーニング
を行う場合、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベ
ルト9へ転写されたトナーを帯電させる際に、トナー帯
電ローラ23に印加するバイアスの直流電圧V2を、中
間転写ベルト9上の二次転写残トナーを正極性に帯電す
る際に印加するバイアスの直流電圧V1に比べて高くす
ると共に、トナー帯電補助ローラ25に付着したトナー
を、中間転写ベルト9上の非画像領域に転写させる必要
がある。以下に、理由を述べる。
の直流電圧を高く設定し、より多くの電荷をトナーへ付
与すると、中間転写ベルト9上のトナーは感光ドラム1
へ転写し易くなる。しかしながら、転写同時クリーニン
グを行う場合、二次転写残トナーに過剰の電荷を与える
と、感光ドラム1上に担持されているトナー像の一部が
中間転写ベルト9へ転写されず、画像が欠落してしま
う。
Pの抵抗が上昇し、二次転写ローラ11から記録材Pに
対して十分な電流が流れなくなると、二次転写残トナー
に含まれる負極性のトナー量が増加し、正極性の直流電
圧を印加する際に二次転写残トナー帯電補助ローラ25
に付着するトナー量は増加する。
中間転写ベルト9へ転写される負極性のトナーの中間転
写ベルト9上における単位面積当たりの量は、正極性の
二次転写残トナーの中間転写ベルト9上における単位面
積当たりのトナー量を大きく上回る場合がある。そし
て、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト9へ
転写された負極性のトナーを全て感光ドラム1へ転写さ
せるためには、このトナーを帯電させるときにトナー帯
電ローラ23に印加するバイアスの直流電圧は、はじめ
に中間転写ベルト9上の二次転写残トナーを正極性に帯
電する際にトナー帯電ローラ23に印加するバイアスの
正極性の直流電圧に比べて、高い電圧が必要になる。
ベルト9上の二次転写残トナーを正極性に帯電する際
に、トナー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト9へ
転写されたトナーを帯電する際のバイアス、即ち、直流
電圧が高いバイアスをトナー帯電ローラ23に印加する
と、画像の欠落が生じてしまう。
ー帯電補助ローラ25から中間転写ベルト9に転写され
たトナーを正極性に帯電させる際にトナー帯電ローラ2
3に印加するバイアスの直流電圧V2を、二次転写残ト
ナーを正極性に帯電する際に印加するバイアスの直流電
圧V1に比べて高くする必要がある。
写ベルト9へ転写されたトナーには、トナー帯電ローラ
23から交番電圧に高い直流電圧が重畳されたバイアス
が印加されるため、一部のトナーは過剰に帯電されてい
る。従って、次のプリントに用いられる中間転写ベルト
9の部分にトナー帯電補助ローラ25に付着したトナー
を転写し、転写同時クリーニングを行うと、次の画像が
欠落してしまう。故に、トナー帯電補助ローラ25に付
着したトナーは、中間転写ベルト9上の非画像領域に転
写する必要がある。
ニングを行う画像形成装置においても、トナー帯電補助
ローラ25から中間転写ベルト9に転写されたトナーに
対して、交番電圧に直流電圧を重畳したバイアスの印加
されたトナー帯電ローラ23にて正極性の電荷を付与す
ることにより、全てのトナーを感光ドラムへ1へ転写す
ることが可能になり、その後にプリントされる画像を乱
す不具合を防ぐことができた。又、本実施例では、トナ
ー帯電補助ローラ25に付着したトナーを、中間転写ベ
ルト9上の非画像領域に転写することにより、次の画像
の欠落を防ぐこともできる。
ベルト形状の部材を例に挙げ説明を行ったが、中間転写
体の形状はベルトに限定されることなく、ドラム形状の
部材であっても、同様の作用効果を得ることができる。
電性のトナーを備えているとして説明したが、本発明は
これに限定されるものではない、トナーが主に正帯電性
のトナーを備えている場合、実質的に、上記各実施例に
おいてトナー帯電ローラ23、トナー帯電補助ローラ2
5、一次帯電ローラ10に各段階で印加した直流電圧の
極性を逆極性にすればよい。当業者は、上記各実施例の
説明から、いずれの帯電性を有するトナーを用いる場合
にも、本発明を容易に適合させることができる。
現像剤像を担持する像担持体と、像担持体上の現像剤像
が第1の転写位置で静電的に転写される中間転写体と、
中間転写体上の現像剤像が記録材に第2の転写位置で静
電的に転写された後、交番電圧に直流電圧が重畳された
電圧が印加され、中間転写体上に残留する残留現像剤を
帯電する第1の帯電手段と、第2の転写位置と第1の帯
電手段との間に位置し、所定の極性の直流電圧が印加さ
れ、中間転写体上に残留する現像剤を帯電する第2の帯
電手段と、を有し、残留現像剤は第1の転写位置で中間
転写体から像担持体へ静電的に転写される画像形成装置
において、第2の帯電手段に所定の極性と反対の極性の
直流電圧が印加されるとき、第1の帯電手段には、交番
電圧に直流電圧の重畳されたバイアスが印加される構成
とされるので、現像器内の現像剤の劣化に拘わらず、第
2の帯電手段から中間転写体へ転写された現像剤がその
後像担持体に転写されずに中間転写体上に残ることによ
り、その後に形成される画像を乱すといった不具合を防
ぐことができる。
略構成を示す模式図である。
除去、回収動作のフロー図である。
概略構成を示す模式図である。
除去、回収動作のフロー図である。
要部概略構成を示す模式図である。
除去、回収動作のフロー図である。
す模式図である。
写残トナーの除去、回収動作のフロー図である。
段) 25 二次転写残トナー帯電補助ローラ(第2の帯電
手段) 13 二次転写残トナー帯電ローラ電源 27 二次転写残トナー帯電補助ローラ電源
Claims (6)
- 【請求項1】 現像剤像を担持する像担持体と、前記像
担持体上の現像剤像が第1の転写位置で静電的に転写さ
れる中間転写体と、前記中間転写体上の現像剤像が記録
材に第2の転写位置で静電的に転写された後、交番電圧
に直流電圧が重畳された電圧が印加され、前記中間転写
体上に残留する残留現像剤を帯電する第1の帯電手段
と、前記第2の転写位置と前記第1の帯電手段との間に
位置し、所定の極性の直流電圧が印加され、前記中間転
写体上に残留する現像剤を帯電する第2の帯電手段と、
を有し、前記残留現像剤は前記第1の転写位置で前記中
間転写体から前記像担持体へ静電的に転写される画像形
成装置において、前記第2の帯電手段に前記所定の極性
と反対の極性の直流電圧が印加されるとき、前記第1の
帯電手段には、交番電圧に直流電圧の重畳されたバイア
スが印加されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第2の帯電手段に前記所定の極性と
反対の極性の直流電圧が印加されるとき、前記第1の帯
電手段に印加されるバイアスの直流電圧の極性は、前記
第2の帯電手段に印加される直流電圧と同極性であるこ
とを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記第2の帯電手段に前記所定の極性と
反対の極性の直流電圧が印加されるとき、前記第1の帯
電手段に印加されるバイアスの直流電圧の極性は、前記
第2の帯電手段に印加される直流電圧と反対の極性であ
ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記第1の転写位置にて、前記像担持体
から前記中間転写体へ現像剤像を静電的に転写すると同
時に、前記中間転写体から前記像担持体へ前記残留現像
剤を静電的に転写する場合、前記第2の帯電手段に前記
所定の極性と反対の極性の直流電圧が印加されるとき、
前記第2の帯電手段は前記中間転写体の非画像領域に接
していることを特徴とする請求項1、2又は3の画像形
成装置。 - 【請求項5】 前記中間転写体に残留する現像剤を帯電
するときに第1の帯電手段に印加される電圧と、前記第
2の帯電手段に前記所定の極性と反対の極性の直流電圧
が印加されるときに前記第1の帯電手段に印加される電
圧とが異なることを特徴とする請求項4の画像形成装
置。 - 【請求項6】 前記第2の帯電手段に前記所定の極性と
反対の極性の直流電圧が印加されるときに前記第1の帯
電手段に印加されるバイアスの直流電圧は、前記中間転
写体に残留する現像剤を帯電するときに第1の帯電手段
に印加されるバイアスの直流電圧よりも高いことを特徴
とする請求項5の画像形成装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7715745B2 (en) | 2006-12-20 | 2010-05-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image forming apparatus having remaining toner removing part and method of removing remaining toner therefrom |
JP2014106444A (ja) * | 2012-11-29 | 2014-06-09 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2002
- 2002-05-08 JP JP2002133069A patent/JP3848207B2/ja not_active Expired - Fee Related
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