JP2003318943A - Ipアドレス生成方法及び無線基地局装置 - Google Patents

Ipアドレス生成方法及び無線基地局装置

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JP2003318943A JP2002120448A JP2002120448A JP2003318943A JP 2003318943 A JP2003318943 A JP 2003318943A JP 2002120448 A JP2002120448 A JP 2002120448A JP 2002120448 A JP2002120448 A JP 2002120448A JP 2003318943 A JP2003318943 A JP 2003318943A
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Kyoya Kimura
恭也 木村
Hirokazu Kobayashi
広和 小林
Makoto Funabiki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末によるIPアドレス自動生成を行う際の
アドレス重複検査にかかる時間を短縮することを目的と
する。 【解決手段】 ネットワーク100にネットワーク装置
120が接続された場合、120がIPアドレスを自動
生成し、生成したアドレスの重複検査を行う。また、基
地局装置110は、ネットワーク装置120のIPアド
レス検査要求に対して、IPアドレスデータベース11
2を参照することによって、IPアドレス重複検査結果
を求め、ネットワーク装置120へ通知することで、I
Pアドレスの一意性確保のための時間を短縮することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信手順としてイ
ンターネットプロトコル(IP)を用いたネットワーク
におけるIPアドレス生成方法及び無線基地局装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットプロトコルとしてアドレ
ス空間の拡張や、パケットの経路制御の効率化が図られ
たものとしてInternet Protocol Version 6(IPv
6)があげられる。
【0003】IPv6においては、新たにネットワーク
に接続されたネットワーク装置は、装置固有のID等か
らリンクローカルネットワーク内だけで有効なリンクロ
ーカルIPアドレスを生成し、リンクローカルIPアド
レスを用いてネットワーク内のルータと通信を行うこと
によりリンクローカルネットワーク固有のID(サブネ
ットプレフィックス)を得ることができる。さらに、サ
ブネットプレフィックスと装置固有のIDから大規模な
ネットワーク全体に有効なグローバルIPアドレスを生
成することができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなIPv6
では、ネットワーク装置が自動生成したリンクローカル
及びグローバルIPアドレスの一意性を確保することが
不可欠である。このため、ネットワークに新たに接続さ
れたネットワーク装置では、自動生成したリンクローカ
ルおよびグローバルIPアドレスの重複検査パケットを
ネットワークへ送出し、IPアドレスの重複があった場
合、前記調査パケットに対する返信パケットを受信する
ことによって重複を検出する。
【0005】また、重複検査パケット送出後、一定時間
の間に返信パケットを受信しなかった場合はIPアドレ
スの重複がなく自動生成したIPアドレスの一意性は確
保される。
【0006】しかし、前記方法ではネットワークに新た
に接続されたネットワーク装置は、接続後、重複検査の
ために一定時間通信を行うことができないという課題が
ある。
【0007】本発明は、ネットワーク装置の新たなネッ
トワークへの接続の際のIPアドレスの重複検査時間に
よる通信途絶時間の短縮を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、ルーター等のIPネットワークの管理、制
御を行っているネットワーク装置において、新たにネッ
トワークに接続されたネットワーク装置からのIPアド
レス重複検査パケットを受信した際に、重複検査パケッ
ト送出元に対して重複検査結果を送出し、また新たにネ
ットワークに接続されたネットワーク装置においては、
ルーター等のネットワーク装置からのIPアドレス重複
検査結果パケットを受信することによって、一定時間を
待つことなく生成したIPアドレスの重複検査結果を判
定することができるようにしたものである。
【0009】さらに、無線を利用したネットワーク装置
においては、インターネットプロトコル(IP)を利用
した通信経路の確立以前に、メディアアクセス制御部に
おける無線経路の確立が必要である。そこで、この無線
経路確立処理中に、新たにネットワークに接続されたネ
ットワーク装置のIPアドレスの重複検査結果を通知す
ることで、ネットワーク装置における重複検査処理を省
略することができる。
【0010】これにより、IPv6を利用したネットワ
ーク装置において、装置が新たにネットワークに接続さ
れた際の、IPアドレス重複検査による通信途絶時間の
発生を短縮することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、通信手順としてインターネットプロトコル(IP)
を使用するネットワーク端末のIPアドレスの生成方法
において、IPアドレスを自動生成し、生成したIPア
ドレスの重複がないことをネットワークの制御局から受
信することを特徴とするもので、IPアドレスを自動生
成し、生成したIPアドレスについて重複がないことを
検査することにより生成したIPアドレスの一意性が確
保できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のIPアドレス生成方法において、IPアドレスの重複
検査は、自動生成したIPアドレスの重複検査を行うパ
ケットを送出し、重複検査結果をネットワークの制御局
から受信することを特徴とするもので、IPアドレスの
重複検査パケットをネットワークに送出し、重複検査結
果をネットワークの制御局から受信することにより生成
したIPアドレスの一意性確保のための時間を短縮する
ことができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、通信手順として
インターネットプロトコル(IP)を使用するネットワ
ーク装置のIPアドレスの生成装置において、ネットワ
ークに接続した際に、物理的に接続されたローカルリン
ク内だけで有効なリンクローカルIPアドレスを自動生
成する手段と、前記生成したリンクローカルIPアドレ
スの重複検査結果をネットワークの制御局から受信する
手段とを有することを特徴とするであり、これにより生
成したリンクローカルIPアドレスの一意性確保のため
の時間を短縮することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、通信手順として
インターネットプロトコル(IP)を使用するネットワ
ーク装置のIPアドレス生成装置において、ネットワー
クに接続した際に、物理的に接続されたローカルリンク
内だけで有効なリンクローカルIPアドレスを自動生成
する手段と、前記生成したリンクローカルIPアドレス
の重複検査を行うパケットを送出する手段と、重複検査
結果をネットワークの制御局から受信する手段とを有す
ることを特徴とするものであり、これにより生成したリ
ンクローカルIPアドレスの一意性確保のための時間を
短縮することができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、通信手順として
インターネットプロトコル(IP)を使用するネットワ
ーク装置のIPアドレスの生成装置において、ネットワ
ークに接続した際に、大規模なネットワーク全体におい
てで有効なグローバルIPアドレスを自動生成する手段
と、前記生成したグローバルIPアドレスの重複検査結
果をネットワークの制御局から受信する手段とを有する
ことを特徴とするものであり、これにより生成したグロ
ーバルIPアドレスの一意性確保のための時間を短縮す
ることができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、通信手順として
インターネットプロトコル(IP)を使用するネットワ
ーク装置のIPアドレスの生成装置において、ネットワ
ークに接続した際に、大規模なネットワーク全体におい
て有効なグローバルIPアドレスを自動生成する手段
と、生成したグローバルIPアドレスの重複検査を行う
パケットを送出する手段と、重複検査結果をネットワー
クの制御局から受信する手段とを有することを特徴とす
るものであり、これにより生成したグローバルIPアド
レスの一意性確保のための時間を短縮することができ
る。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項3から請
求項6のいずれかに記載のIPアドレス生成装置のいず
れか一つまたは複数具備するネットワーク装置であり、
この装置においては、装置が生成したIPアドレスの一
意性確保のための時間を短縮することができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のネットワーク装置において、通信手順としてインター
ネットプロトコル(IP)を使用するネットワークにお
いて、ネットワークに接続された他の装置のIPアドレ
スについて重複検査を行い、検査結果を該当する装置へ
送出することを特徴とするものであり、これによりネッ
トワークに接続された他の装置におけるIPアドレスの
一意性確保のための時間を短縮することができる。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のネットワーク装置において、リンクローカルネットワ
ークに接続された全てのネットワーク装置のIPアドレ
スをアドレスデータベースに記録し、新たにネットワー
クに接続されたネットワーク装置のIPアドレスの重複
検査を、前記アドレスデータベースを参照することによ
り行うものであり、これによりこのネットワーク装置に
おける新たにネットワークに接続されたネットワーク装
置のIPアドレスの重複検査にかかる時間を短縮するこ
とができる。
【0020】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載のネットワーク装置において、ネットワークに接続さ
れた装置からのIPアドレス重複検査パケットを受信し
た場合に、リンクローカルネットワークに接続された全
ての装置のIPアドレスを記録したアドレスデータベー
スを参照することによりIPアドレスの重複検査を行
い、検査結果を該当する装置へ送出するものであり、こ
れによりこの装置におけるIPアドレスの重複検査時間
と、重複検査パケットを送出した装置のIPアドレスの
一意性確保のための時間を短縮することができる。
【0021】請求項11に記載の発明は、請求項9に記
載のネットワーク装置において、ネットワークに接続さ
れた装置から送出されるパケットを受信し、パケットの
送信元IPアドレスと、リンクローカルネットワークに
接続された全ての装置のIPアドレスを記録したアドレ
スデータベースを比較することによりIPアドレスの重
複検査を行い、重複が検出された場合、検査結果を該当
する装置へ送出するものであり、これによりこの装置に
おけるIPアドレスの重複検査時間と、パケットを送出
した装置のIPアドレスの一意性確保のための時間を短
縮することができる。
【0022】請求項12に記載の発明は、リンクローカ
ルネットワーク内のネットワーク装置宛のパケットを中
継し、パケットの宛先装置が他のネットワークへ移動し
ている場合は、移動先のネットワークにパケットを転送
する機能を有するネットワーク装置において、移動先の
ネットワーク装置からのリンクローカルネットワークに
おけるグローバルIPアドレス(ホームIPアドレス)
と移動先におけるグローバルIPアドレス(気付IPア
ドレス)の関連付け登録要請を受け取った場合、リンク
ローカルネットワーク内の全てのネットワーク装置のI
Pアドレスを記録したアドレスデータベースを参照する
ことにより、登録要請されたホームIPアドレスの重複
検査を行うものであり、これにより、ホームIPアドレ
スの一意性確保のための時間を短縮することができる。
【0023】請求項13に記載の発明は、無線によって
基地局と接続することによって通信手順としてインター
ネットプロトコル(IP)を使用するネットワークに接
続するネットワーク装置において、無線基地局に対して
接続登録要請を行う手段と、前記無線基地局からIPア
ドレスの重複検査の結果の通知を受ける手段とを有する
ことを特徴とするものであり、これにより無線ネットワ
ーク装置のIPアドレスの一意性確保のための時間を短
縮することができる。
【0024】請求項14に記載の発明は、登録された無
線ネットワーク装置に対して、通信手順としてインター
ネットプロトコル(IP)を使用するネットワークに対
する接続を提供する無線基地局において、新たな無線ネ
ットワーク装置の接続登録要請を受ける手段と、前記接
続登録要請に対して無線ネットワーク装置のIPアドレ
スの重複検査を行う手段と、前記検査結果を通知する手
段とを有することを特徴とするものであり、これによ
り、無線ネットワーク装置のIPアドレスの一意性確保
のための時間を短縮することができる。
【0025】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の無線基地局装置において、重複検査を行う手段
は、新たな無線ネットワーク装置の接続登録要請に対し
て無線ネットワーク装置の固有IDから無線ネットワー
ク装置のIPアドレスを生成し、そのIPアドレスに対
して重複検査を行うことを特徴とするものであり、これ
により無線ネットワーク装置のIPアドレスの一意性確
保のための時間を短縮することができる。
【0026】請求項16に記載の発明は、請求項14に
記載の無線基地局装置において、重複検査を行う手段
は、有線、無線を問わず接続されたリンクローカルネッ
トワーク内の全てのネットワーク装置のIPアドレスを
記録したアドレスデータベースを持ち、新たな無線ネッ
トワーク装置の接続登録要請に対して前記IPアドレス
を記録したアドレスデータベースを参照することによっ
て無線ネットワーク装置のIPアドレスの重複検査を行
うことを特徴とするものであり、これにより無線基地局
装置におけるIPアドレス重複検査時間と、無線ネット
ワーク装置のIPアドレスの一意性確保のための時間を
短縮することができる。
【0027】請求項17に記載の発明は、請求項15に
記載の無線基地局装置において、IPアドレスの重複検
査は、有線、無線を問わず接続されたリンクローカルネ
ットワーク内のすべてのネットワーク装置のIPアドレ
スを記録したアドレスデータベースと持ち、新たな無線
ネットワーク装置の接続登録要請に対して無線ネットワ
ーク装置の固有IDから無線ネットワーク装置のIPア
ドレスを生成し、前記IPアドレスを記録したアドレス
データベースを参照することによって無線ネットワーク
装置のIPアドレスの重複検査を行うことを特徴とする
ものであり、これにより無線基地局装置におけるIPア
ドレス重複検査時間と、無線ネットワーク装置のIPア
ドレスの一意性確保のための時間を短縮することができ
る。
【0028】以下、本発明の実施の形態について図を用
いて説明する。
【0029】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるリンクローカルネットワークとそれに接
続された複数のネットワーク装置の通信ネットワークシ
ステムの一例である。
【0030】図1においては、同一セグメントのリンク
ローカルネットワーク100内に、ネットワークのアド
レス管理等を行う制御局110と、複数の固定端末13
0、140、また複数の移動する端末150、160等
が接続されていることを示す。このようなリンクローカ
ルネットワーク100に新たにネットワーク装置120
が接続された場合、または、ネットワーク装置130−
160が起動やリセット等によって初期化された場合、
新たなネットワーク装置120においてはリンクローカ
ルネットワーク100を介して通信を行うためのIPア
ドレスを設定する必要があり、IPアドレスを自動的に
生成し、IPアドレスの重複検査を実施するものであ
る。
【0031】図2は、本発明の実施の形態1におけるネ
ットワーク装置の機能ブロック図を示す。
【0032】図2において、100はネットワーク装置
が接続される同一セグメントであるリンクローカルネッ
トワーク、110はIPアドレスの重複検査を行うIP
アドレス重複検査ネットワーク装置、111はリンクロ
ーカルネットワーク100上を伝送されるIPパケット
のアドレスを検査するアドレス調査部、112はリンク
ローカルネットワーク100上に存在するネットワーク
装置およびリンクローカルネットワークをホームネット
ワークとする移動端末のホームネットワークにおけるア
ドレスを記録するアドレスデータベース、113はネッ
トワーク装置110がリンクローカルネットワーク10
0に対してパケットを送信し、またパケットを受信する
ための通信手順を処理する通信処理部、114は受信し
たパケットの種別を判定するパケット判定部、115は
送信するパケットを生成するパケット生成部、120は
IPアドレスを自動生成するIPアドレス自動生成ネッ
トワーク装置、121はIPアドレスを自動生成するア
ドレス生成部、122はIPパケットを生成するパケッ
ト生成部、123はネットワークから受信したパケット
の種別を判断するパケット判定部、124はネットワー
ク装置120がリンクローカルネットワーク100に対
してパケットを送信し、またパケットを受信するための
通信手順を処理する通信処理部、125はタイマを設定
し、設定したタイマのタイムアウトを通知するタイマ処
理部を示す。
【0033】上記のように構成されたIPアドレス自動
生成ネットワーク装置120とIPアドレス重複検査ネ
ットワーク装置110の動作について説明する。
【0034】まず、図2に示すIPアドレス自動生成ネ
ットワーク装置120の動作について図3のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0035】通信手順としてインターネットプロトコル
(IP)を使用するリンクローカルネットワーク100
に接続された装置120は、新たなネットワークへの接
続後、装置のIPアドレスを決定するために図3中のS
31より処理を開始し、まず図3中のS32において適
当なIPアドレスを生成する。なお、本発明においては
図3中のS32におけるIPアドレスの生成方法に関し
ては特に規定しないが、リンクレイヤのIDを利用した
EUI−64を用いて生成する方法や、乱数に基づいて
生成する方法などが考えられる。
【0036】S32処理のIPアドレス生成後は、図3
中のS33においてリンクローカルネットワーク100
からのパケットの受信の有無を確認し、パケットを受信
している場合は図3中のS34へ、また、受信していな
い場合は図3中のS36へ遷移する。
【0037】図3中のS34においては、受信したパケ
ットがIPアドレスの重複が有ることを示すパケットで
あるか判定し、重複有りを示すパケットであれば図3中
のS32へ戻る。受信したパケットがIPアドレスの重
複があることを示すパケットでない場合は、図3中のS
35へ遷移する。
【0038】図3中のS35においては、受信したパケ
ットがIPアドレスの重複が無いことを示すパケットで
あるか判定し、重複無しを示すパケットであれば図3中
のS39へ遷移し、IPアドレスを決定し処理を終了す
る。受信したパケットがIPアドレスの重複有りを示す
パケットの場合は、図3中のS36へ遷移する。
【0039】図3中のS36においては、重複検査を要
請するパケットを送信済であるかを判定し、送信済でな
ければ、図3中のS37へ、送信済であれば図3中のS
38へ遷移する。
【0040】図3中のS37においては、重複検査を要
請するパケットをリンクローカルネットワーク100に
送出し、タイマを設定して図3中のS33へ遷移する。
【0041】図3中のS38においては、S37で設定
したタイマが満了してタイムアウトしているか判定し、
タイムアウトしている場合は図3中のS39へ遷移し、
IPアドレスを決定して処理を終了する。タイムアウト
していない場合は、図3中のS33へ遷移する。
【0042】以上によりIPアドレス自動生成ネットワ
ーク装置120では、一意性を確保したIPアドレスの
自動生成を行うことができる。
【0043】なお、図3においては、S33処理におい
てパケットの受信があると判定された後、受信したパケ
ットに関して重複有りを通知するパケットであるか判定
し、次に重複無しを通知するパケットであるか判定して
いるが、この判定の順序を入れ換えても同様の効果を得
ることができる。
【0044】また、図3においては、S33処理におい
てパケットの受信があると判定された後、受信したパケ
ットに関して重複有りを通知するパケットであるか判定
し、次に重複無しを通知するパケットであるか判定して
いるが、受信したパケットに関して重複有りを通知する
パケットであるか、重複無しを通知するパケットである
か、またはそのいずれかでもなかを判定し、各々の場合
において処理の遷移先を図3中のS32、S39および
S36処理とすることによっても同様の効果を得ること
ができる。
【0045】また、図3においては、S32処理におい
てIPアドレスを生成後、パケットの受信の有無を判定
した後、重複検査要請パケットが送信済であるか判定し
ているが、この判定の順序を入れ換えても同様の効果を
得ることができる。
【0046】次に図2に示すIPアドレス重複検査ネッ
トワーク装置110の動作について説明する。
【0047】IPアドレス重複検査ネットワーク装置1
10は、起動または新しいリンクローカルネットワーク
100への接続後、接続されたリンクローカルネットワ
ーク100上に存在するネットワーク装置のアドレスを
調査し、アドレスデータベース112に格納する。
【0048】図9にアドレスデータベース112のデー
タ形式一例を示す。図9において、900はアドレスデ
ータベース、911はネットワーク装置120のインタ
ーフェースに固有のID、912はネットワーク装置1
20のリンクローカルネットワーク100内だけで有効
なリンクローカルアドレス、913はネットワーク装置
120のワイドエリアネットワーク全体で有効なグロー
バルアドレス、914はネットワーク装置120が移動
端末である場合の、移動先ネットワークにおける気付ア
ドレスを示す。
【0049】図9の例ではIPアドレスの体系としてI
Pv6を使用しているが、IPv4でも同様のアドレス
データベースを作成することができる。また、図9の例
では気付アドレス等も付加情報としてアドレスデータベ
ース112に格納しているが、重複アドレスの調査に使
用しないアドレスに関しては格納しなくても良い。
【0050】なお、本発明においては、リンクローカル
ネットワーク100上に存在するネットワーク装置12
0のアドレスを調査する方法については規定しないが、
Neighbor Solicitationを利用した方法等が考えられ
る。
【0051】また、アドレス調査は起動直後のみでな
く、一定間隔で常に更新することも考えられる。また、
通信処理部113が受信したパケットの送信元アドレス
をアドレス調査部111にてアドレスデータベース11
2を参照した結果、アドレスデータベース112に記録
されていないアドレスであればアドレスデータベース1
12に追加することも考えられる。
【0052】IPアドレス重複検査ネットワーク装置1
10の通信処理部113において、リンクローカルネッ
トワーク100からパケットを受信した場合の処理につ
いて図4のフローチャートを用いて説明する。
【0053】通信処理部113がパケットを受信し、S
41より処理を開始する。受信したパケットはS42に
おいて重複検査を要請するパケットであるか判定する。
重複検査を要請するパケットであった場合はS43へ、
そうでなかった場合はS47へ遷移する。
【0054】図4中のS43では重複検査要請パケット
から検査対象IPアドレスを抽出してアドレスデータベ
ース112を参照することによってIPアドレスの重複
調査を行う。検査対象IPアドレスがリンクローカルア
ドレスである場合は、図9のリンクローカルアドレス9
12の列を調査し、検査対象IPアドレスがグローバル
アドレスである場合は、図9のグローバルアドレス91
3の列を調査する。
【0055】調査の結果、IPアドレスの重複がある場
合はS44へ、重複がない場合はS45へ遷移する。
【0056】図4中のS44では、重複検査要請パケッ
トを送信したネットワーク装置120宛の重複ありを通
知するパケットを生成し、S46へ遷移する。
【0057】図4中のS45では、重複検査要請パケッ
トを送信したネットワーク装置120宛の重複なしを通
知するパケットを生成し、S46へ遷移する。
【0058】図4中のS46では、S44またはS45
処理において生成したパケットをリンクローカルネット
ワーク100へ送信し、S51に遷移して処理を終了す
る。
【0059】図4中のS47では、受信したパケットか
ら送信元IPアドレスを抽出してS48へ遷移する。
【0060】図4中のS48では、S47で抽出した送
信元IPアドレスから、パケットを送信したネットワー
ク装置120がリンクローカルネットワーク100に接
続された装置であるか判断し、リンクローカルネットワ
ーク100に接続された装置であればS49へ遷移す
る。また、リンクローカルネットワーク100に接続さ
れた装置でない場合はS51に遷移し処理を終了する。
【0061】図4中のS49処理では、アドレスデータ
ベース112を検索することによってS49処理におい
て抽出したIPアドレスがアドレスデータベース112
に登録済みであるか調査し、登録済みであった場合は、
S51に遷移し処理を終了する。また登録済みでない場
合は、S40に遷移する。
【0062】図4中のS40処理では、S47処理にお
いて抽出したIPアドレスをアドレスデータベース11
2に登録し、S51に遷移し処理を終了する。
【0063】以上により、IPアドレス重複検査ネット
ワーク装置110では、IPアドレス重複検査要請パケ
ットに対して、速やかにIPアドレスの重複検査結果を
通知することができる。
【0064】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2における移動端末の移動を支援するホームエージェ
ント(HA)と移動端末(MN)の通信ネットワークシ
ステムの一例を示している。
【0065】図5において、200は複数のローカルエ
リアネットワーク(LAN)を接続するワイドエリアネ
ットワーク(WAN)、201はHAおよび移動してい
ないMNが接続されるホームネットワーク、202はホ
ームネットワーク201を離れたMNが移動先で接続さ
れるフォーリンネットワーク、203は移動端末の移動
を支援するホームエージェント、204は移動端末をそ
れぞれ示す。
【0066】上記構成において、移動端末204がフォ
ーリンネットワーク202に接続された状態で起動され
た場合、または、あらゆるネットワークに接続されてい
ない状態で起動された後にフォーリンネットワーク20
2に接続された場合、移動端末204はフォーリンネッ
トワーク202で有効なグローバルIPアドレス(気付
アドレス)を取得する。
【0067】次に、取得した気付アドレスと、移動端末
204のホームネットワークにおけるグローバルIPア
ドレス(ホームアドレス)との関係の登録をホームエー
ジェント203に対して要請する。登録要請を受信した
ホームエージェント203は、登録要請に含まれるホー
ムアドレスがホームネットワーク201に接続されたネ
ットワーク装置のアドレス、およびホームエージェント
203で管理している移動端末204以外の移動端末2
04のホームアドレスと重複していないことを確認し
て、重複していない場合は登録要請の了承を示す返信
を、また重複している場合は登録養成の拒否を示す返信
を、移動端末204に送信する。
【0068】本発明においては、ホームエージェント2
03におけるホームアドレスの重複検査を、ホームエー
ジェント203内にあらかじめ用意した、ホームネット
ワーク201に接続されたネットワーク装置のアドレ
ス、およびホームエージェント203で管理している移
動端末204のホームアドレスのリストを参照すること
によって行うことを特徴とし、ホームアドレスの重複検
査にかかる時間を短縮する。
【0069】以上により説明した本実施の形態によっ
て、移動端末の移動を可能としたIPネットワークにお
いてホームアドレスの一意性を確保した気付アドレス登
録の処理時間の短縮を達成することができる。
【0070】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3における無線基地局と無線移動端末の無線通信ネッ
トワークシステムの一例である。
【0071】図中で、無線基地局301はIPネットワ
ーク350に接続されており、無線移動端末300に対
してIPネットワーク350へのアクセスを提供する。
なお、図中では無線基地局301が接続されているIP
ネットワーク350は広域ネットワークとしているが、
ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されてい
てもかまわない。
【0072】以下、実施の形態3における無線移動端末
300の無線基地局301への登録手順について図7を
用いて説明する。
【0073】図7中において300は無線移動端末、3
01は無線基地局、302は無線移動端末300におけ
るIP通信処理部、303は無線移動端末300におけ
るメディアアクセス制御(MAC)処理部、304は無
線基地局301におけるMAC処理部、305は無線基
地局におけるIP通信処理部、310から314は前記
処理部間でのIPアドレスの登録処理を行うためのメッ
セージ、315は登録処理完了後のIPセッションを示
す。
【0074】無線移動端末300は、図中に示されてい
ないビーコンフレームや、制御チャネルからの信号等で
無線基地局の存在を確認すると、無線基地局301を通
じた通信を行うためのIPアドレスの登録処理を行う。
【0075】無線移動端末300は、まずMAC処理部
303より登録要請メッセージ310を送出する。登録
要請メッセージ310の一例を図8に示す。図8はIE
EE802.11規格における管理フレームの一例であ
り、FrameControl801はフレーム種別、この場合は登
録要求を示す。Duration802はフレームの送信期間を
示し、DestinationAddress803はフレームの宛先機器
の固有ID、SourceAddress804はフレームの送信元
機器の固有ID、BSSID805は無線LANグルー
プの識別IDをそれぞれ示す。SequenceControl806
は送信するフレームのシーケンス番号を示す。FrameBod
y807はフレーム内に含まれるデータ本体を示す。C
RC808はエラー検出用の巡回符号を示す。
【0076】無線基地局301では、無線基地局301
のMAC処理部304にて登録要請メッセージ310を
受信し、受信した登録要請メッセージ310から送信元
機器の固有IDであるSourceAddress804を抽出す
る。抽出したSourceAddress804は、重複検査要請メ
ッセージ311としてIP通信処理部305に通知され
る。
【0077】IP通信処理部305では重複検査要請メ
ッセージ311によって通知された無線移動端末300
の固有IDであるSourceAddress804からIPv6 Statel
essAddress Autoconfiguration(IETF RFC2462)にしたが
って無線移動端末300のIPアドレスを生成し、生成
したIPアドレスの重複検査を行う。
【0078】重複検査結果は、重複検査結果メッセージ
312としてMAC処理部304に送られる。MAC処
理部304では、重複検査結果メッセージ312によっ
て通知されたIPアドレス重複検査結果を含めた形で登
録許可メッセージ313を送出する。登録許可メッセー
ジ313の一例として、図8に示したIEEE802.
11規格の管理フレームにおいてFrameControl801を
登録許可を示すフレーム種別に設定し、重複検査結果を
FrameBody807に格納したフレームが考えられる。
【0079】無線移動端末300のMAC処理部303
は、登録許可メッセージ313を受信した場合、登録許
可メッセージ313に重複検査結果が含まれている場
合、重複検査結果を含むMAC登録処理完了メッセージ
314を無線移動端末300のIP通信処理部302に
通知する。IP通信処理部302では、MAC登録処理
完了メッセージ314によってIPアドレスの重複がな
いという検査結果が通知された場合、無線移動端末30
0の固有IDからIPv6 Stateless Address Autoconfigu
ration(IETF RFC2462)にしたがってIPアドレスを生成
し、重複検査を行うことなしにIPセッション315を
開始する。
【0080】以上により説明した本実施の形態によっ
て、無線移動端末300は無線リンクの登録処理完了
後、IPアドレスの一意性を確保した通信を速やかに開
始することができる。
【0081】なお、本実施の形態では、無線リンクとし
てIEEE802.11を用いた場合について説明した
が、無線移動端末300の無線基地局301への登録の
際に端末固有IDを使用する無線システムであれば同様
の効果を得ることができる。
【0082】また、本実施の形態では、無線移動端末の
固有IDからIPアドレスを生成する方式としてIETF R
FC2462に記述の方式を用いて説明したが、無線移動端末
と無線基地局におけるIPアドレスの生成方式が同一の
方式であればIETF RFC2462以外のIPアドレス生成方式
を使用しても同様の効果を得ることができる。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明の効果としては、端
末がネットワークに接続された際に、IPアドレスを自
動生成し、生成したIPアドレスの一意性の確保にかか
る時間を短縮することができ、以降の通信を速やかに開
始することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における通信ネットワー
クシステムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるネットワーク装
置の機能ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1におけるIPアドレス自
動生成ネットワーク装置の動作のフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1におけるIPアドレス重
複検査ネットワーク装置の動作のフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2における通信ネットワー
クシステムの構成図
【図6】本発明の実施の形態3における端末の移動を支
援するホームエージェントと移動端末の無線通信ネット
ワークシステムの構成図
【図7】無線移動端末の無線基地局への登録手順シーケ
ンス図
【図8】IEEE802.11管理フレームの一例を示
す図
【図9】アドレスデータベースのデータ形式の一例を示
す図
【符号の説明】
100 リンクローカルネットワーク 110 IPアドレス重複検査ネットワーク装置 111 アドレス調査部 112 アドレスデータベース 113 通信処理部 114 パケット種別判定部 115 パケット生成部 120 ネットワーク装置 130 固定端末1 140 固定端末2 150 移動端末1 160 移動端末2 200 ワイドエリアネットワーク(WAN) 201 ホームネットワーク 202 フォーリンネットワーク 203 ホームエージェント(HA) 204 移動端末(MN) 300 無線移動端末 301 無線基地局 302 無線移動端末のIP通信処理部 303 無線移動端末のMAC処理部 304 無線基地局のMAC処理部 305 無線基地局のIP通信処理部 350 広域ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 恭也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 広和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 船引 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K030 JL01 JT09 LB09 MD09 5K033 DA19 DB18 EC02 EC03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手順としてインターネットプロトコ
    ル(IP)を使用するネットワーク端末のIPアドレス
    の生成方法において、IPアドレスを自動生成し、生成
    したIPアドレスの重複がないことをネットワークの制
    御局から受信することを特徴とするIPアドレス生成方
    法。
  2. 【請求項2】 IPアドレスの重複検査は、自動生成し
    たIPアドレスの重複検査を行うパケットを送出し、重
    複検査結果をネットワークの制御局から受信することを
    特徴とする請求項1に記載のIPアドレス生成方法。
  3. 【請求項3】 通信手順としてインターネットプロトコ
    ル(IP)を使用するネットワーク装置のIPアドレス
    の生成装置において、ネットワークに接続した際に、物
    理的に接続されたローカルリンク内だけで有効なリンク
    ローカルIPアドレスを自動生成する手段と、前記生成
    したリンクローカルIPアドレスの重複検査結果をネッ
    トワークの制御局から受信する手段とを有することを特
    徴とするIPアドレス生成装置。
  4. 【請求項4】 通信手順としてインターネットプロトコ
    ル(IP)を使用するネットワーク装置のIPアドレス
    生成装置において、ネットワークに接続した際に、物理
    的に接続されたローカルリンク内だけで有効なリンクロ
    ーカルIPアドレスを自動生成する手段と、前記生成し
    たリンクローカルIPアドレスの重複検査を行うパケッ
    トを送出する手段と、重複検査結果をネットワークの制
    御局から受信する手段とを有することを特徴とするIP
    アドレス生成装置。
  5. 【請求項5】 通信手順としてインターネットプロトコ
    ル(IP)を使用するネットワーク装置のIPアドレス
    の生成装置において、ネットワークに接続した際に、大
    規模なネットワーク全体においてで有効なグローバルI
    Pアドレスを自動生成する手段と、前記生成したグロー
    バルIPアドレスの重複検査結果をネットワークの制御
    局から受信する手段とを有することを特徴とするIPア
    ドレス生成装置。
  6. 【請求項6】 通信手順としてインターネットプロトコ
    ル(IP)を使用するネットワーク装置のIPアドレス
    の生成装置において、ネットワークに接続した際に、大
    規模なネットワーク全体において有効なグローバルIP
    アドレスを自動生成する手段と、生成したグローバルI
    Pアドレスの重複検査を行うパケットを送出する手段
    と、重複検査結果をネットワークの制御局から受信する
    手段とを有することを特徴とするIPアドレス生成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項3から請求項6いずれかに記載の
    IPアドレス生成装置のいずれか一つまたは複数具備す
    るネットワーク装置。
  8. 【請求項8】 通信手順としてインターネットプロトコ
    ル(IP)を使用するネットワークにおいて、ネットワ
    ークに接続された他の装置のIPアドレスについて重複
    検査を行い、検査結果を該当する装置へ送出することを
    特徴とする請求項7に記載のネットワーク装置。
  9. 【請求項9】 リンクローカルネットワークに接続され
    た全てのネットワーク装置のIPアドレスをアドレスデ
    ータベースに記録し、新たに接続されたネットワーク装
    置のIPアドレスの重複検査を、前記データベースを参
    照することにより行うことを特徴とする請求項8に記載
    のネットワーク装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続された装置からの
    IPアドレス重複検査パケットを受信した場合に、リン
    クローカルネットワークに接続された全ての装置のIP
    アドレスを記録したアドレスデータベースを参照するこ
    とによりIPアドレスの重複検査を行い、検査結果を該
    当する装置へ送出することを特徴とする請求項9に記載
    のネットワーク装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続された装置から送
    出されるパケットを受信し、パケットの送信元IPアド
    レスと、リンクローカルネットワークに接続された全て
    のネットワーク装置のIPアドレスを記録したアドレス
    データベースを比較することによりIPアドレスの重複
    検査を行い、重複が検出された場合、検査結果を該当す
    る装置へ送出することを特徴とする請求項9に記載のネ
    ットワーク装置。
  12. 【請求項12】 リンクローカルネットワーク内のネッ
    トワーク装置宛のパケットを中継し、パケットの宛先装
    置が他のネットワークへ移動している場合は、移動先の
    ネットワークにパケットを転送する機能を有するネット
    ワーク装置において、移動先のネットワーク装置からの
    リンクローカルネットワークにおけるグローバルIPア
    ドレス(ホームIPアドレス)と移動先におけるグロー
    バルIPアドレス(気付IPアドレス)の関連付け登録
    要請を受け取った場合、リンクローカルネットワーク内
    の全てのネットワーク装置のIPアドレスを記録したア
    ドレスデータベースを参照することにより、登録要請さ
    れたホームIPアドレスの重複検査を行うことを特徴と
    するネットワーク装置。
  13. 【請求項13】 無線によって基地局と接続することに
    よって通信手順としてインターネットプロトコル(I
    P)を使用するネットワークに接続するネットワーク装
    置において、無線基地局に対して接続登録要請を行う手
    段と、前記無線基地局からIPアドレスの重複検査の結
    果の通知を受ける手段とを有することを特徴とする無線
    ネットワーク装置。
  14. 【請求項14】 登録された無線ネットワーク装置に対
    して、通信手順としてインターネットプロトコル(I
    P)を使用するネットワークに対する接続を提供する無
    線基地局において、新たな無線ネットワーク装置の接続
    登録要請を受ける手段と、前記接続登録要請に対して無
    線ネットワーク装置のIPアドレスの重複検査を行う手
    段と、前記検査結果を通知する手段とを有することを特
    徴とする無線基地局装置。
  15. 【請求項15】 重複検査を行う手段は、新たな無線ネ
    ットワーク装置の接続登録要請に対して無線ネットワー
    ク装置の固有IDから無線ネットワーク装置のIPアド
    レスを生成し、そのIPアドレスに対して重複検査を行
    うことを特徴とする請求項14に記載の無線基地局装
    置。
  16. 【請求項16】 重複検査を行う手段は、有線、無線を
    問わず接続されたリンクローカルネットワーク内の全て
    のネットワーク装置のIPアドレスを記録したアドレス
    データベースを持ち、新たな無線ネットワーク装置の接
    続登録要請に対して前記IPアドレスを記録したアドレ
    スデータベースを参照することによって無線ネットワー
    ク装置のIPアドレスの重複検査を行うことを特徴とす
    る請求項14に記載の無線基地局装置。
  17. 【請求項17】 IPアドレスの重複検査は、新たな無
    線ネットワーク装置の接続登録要請に対して無線ネット
    ワーク装置の固有IDから無線ネットワーク装置のIP
    アドレスを生成し、前記IPアドレスを記録したアドレ
    スデータベースを参照することによって無線ネットワー
    ク装置のIPアドレスの重複検査を行うことを特徴とす
    る請求項15に記載の無線基地局装置。
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