JP2003315674A - 電子撮像装置 - Google Patents

電子撮像装置

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JP2003315674A
JP2003315674A JP2002117777A JP2002117777A JP2003315674A JP 2003315674 A JP2003315674 A JP 2003315674A JP 2002117777 A JP2002117777 A JP 2002117777A JP 2002117777 A JP2002117777 A JP 2002117777A JP 2003315674 A JP2003315674 A JP 2003315674A
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茂 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像素子を水平配置して高さを低くするため
に反射部材配置に必要なスペースを確保しながらも、全
長が短く抑えられ、低コストな電子撮像装置。 【解決手段】 撮影レンズと撮像素子を有する電子撮像
装置の撮影レンズが、負レンズと正レンズとからなる正
の前群G1と、負レンズと正レンズとからなる正の後群
G2と、前群G1と後群G2の間に配された絞りSとに
て構成され、fBを撮影レンズのバックフォーカス、I
Hを像面Iに配置される撮像素子の有効面対角長の1/
2、SFを前群G1の負レンズのシェイプファクターと
するとき、以下の条件を満足する。 2.8<fB /IH<4.5
・・・(1) 2<SF<3
・・・(2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラやス
チルビデオカメラ等の電子撮像装置に関し、特に、反射
部材を用いて電子撮像装置の小型化を図った広角撮像レ
ンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等の電子撮像素子の小型化
で撮像ユニットの小型化が進んでいる。このような中、
特開平10−39207号においては、撮影レンズの構
成枚数が4枚と少なく、全長も短いので、レンズ部のみ
がコンパクトである。
【0003】また、特開平11−95096号において
は、撮影レンズの構成枚数が4枚と少ないが、非球面レ
ンズを使っており、コストが高いものとなっている。ま
た、像面サイズの小型化でレンズ自体は小さくなってい
るものの、図17に示すように、撮像素子15の受光面
の外周には配線や端子があり、撮像素子15のパッケー
ジサイズのため相対的に高さ方向が低くできない。な
お、図17は、撮像ユニットの光軸を含む断面図であ
り、符号10は枠(レンズ鏡筒)、11は撮像レンズ、
12は開口絞り、13は光学フィルター、14はカバー
ガラス、15は撮像素子である。なお、高さ方向の小型
化を図るため、内視鏡用の対物レンズでは光路を折り曲
げることで撮像素子を横に配置する提案も出ている。
【0004】また、特開平9−122070号では、撮
像レンズのバックフォーカス部に光学フィルターと三角
プリズムを配置するため、長い折り曲げスペースを必要
とし、撮像ユニット全体としての長さは不利になってい
る。内視鏡対物レンズの場合は、長さの制約は緩いが、
カメラではレンズユニットが長くなることは、カメラの
厚さが厚くなることになり、好ましくない。
【0005】また、特開平11−109223号では、
バックフォーカスが長くとられているが、開口絞りが負
の前群と正の後群の間に配置されているため、後群での
周辺光線高が高く、レンズ径が大きくなっている。その
ため、このタイプでバックフォーカス部に反射部材を配
置しようとすると、反射部材入射面での光線高が高く、
配置体積が大きく必要となってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術のこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、電子撮像素子を水平配置して高さを低くするために
反射部材配置に必要となるスペースを確保しながらも、
全長も短く抑えられ、なおかつ低コストの電子撮像装置
及び撮像光学系を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電子撮像装置は、撮影レンズ及びその像側に配され
た電子撮像素子を有する電子撮像装置において、前記撮
影レンズは、負レンズと正レンズとからなる正屈折力の
前群と、物体側より順に、負レンズと正レンズとからな
る正屈折力の後群と、前記前群と前記後群の間に配され
た明るさ絞りとにて構成され、以下の条件を満足するこ
とを特徴とするものである。
【0008】 2.8<fB /IH<4.5 ・・・(1) 2<SF<3 ・・・(2) ただし、fB は撮像レンズのバックフォーカスの空気換
算長、IHは電子撮像素子の有効面対角長の1/2の長
さ、SFは前群における負レンズのシェイプファクター
(RF +RR )/(RF −RR )であり、ここで、RF
は負レンズの物体側曲率半径、RR は負レンズの像側曲
率半径である。
【0009】以下、本発明において上記構成をとる理由
と作用について説明する。
【0010】通常、撮影レンズのバックフォーカス(f
B )を長く取るためには、負パワーの前群と正パワーの
後群で構成されるレトロフォーカスタイプが使われる。
しかし、レトロフォーカスタイプは、図14(a)に示
すように、焦点距離に対して全長が長くなりすぎる欠点
がある。図14中、G1は前群、G2は後群を示す。図
14(b)に示すように、前群G1を正パワーとすれ
ば、fB は短くなるものの、全長を短く抑えられる。こ
こで、後群G2を、図14(c)に示すように、負正の
レトロフォーカスタイプにすることで、fB も確保する
ことができるようになる。したがって、本発明の撮影レ
ンズは、負レンズと正レンズとからなる正屈折力の前群
と、負レンズと正レンズとからなる正屈折力の後群とで
構成される。
【0011】また、周辺光線を考えた場合、開口絞り
(明るさ絞り)は、光学系中心に配置することで、前
群、後群の径を均等に小さくできるため、前群と後群に
間に明るさ絞りを配置する必要がある。
【0012】そして、条件式(1)と(2)を満足する
ものである。
【0013】条件式(1)の下限の2.8を越えると、
反射部材を配置するスペースが確保できなくなり、折り
曲げレイアウトが実現できない。また、上限の4.5を
越えると、前群を正パワーのままでは構成できなくな
り、レトロフォーカスタイプとなるため、光学全長が長
くなってしまう。
【0014】また、条件式(2)の下限の2を越える
と、前群の負レンズでの負のディストーション発生が大
きくなり、前群の正レンズでは補正不足となる。上限の
3を越えると、その負レンズの発散効果が弱まり、周辺
光束が通る光線高さが高くなるため、レンズ径が大きく
なってしまう。
【0015】また、前群は、物体側より、負レンズ、正
レンズの順で配されていることが望ましい。最も物体側
に負レンズが配される構成とすることで、第1レンズの
径を小さく保ったまま広角化が図れる。
【0016】なお、本発明の電子撮像装置における最大
撮影半画角ωが以下の条件を満足することが望ましい。
【0017】 20°<ω<35° ・・・(a) この条件式(a)の下限の20°を越えると、一般的に
用いられるカメラ等の撮像装置において十分な撮影画角
とは言えなくなる。上限の35°を越えると、撮影レン
ズが少ないレンズ枚数で収差補正を行うことが難しくな
る。
【0018】さらに、前群について、図14(d)に示
すように、正パワーが弱いと全長は長くなってしまい、
逆に強すぎると、図14(e)に示すように、fB が短
くなりすぎるため、前群パワーを最適にすることが望ま
れる。したがって、次の条件式(3)を満たすことが好
ましい。
【0019】 0.02<f/f1 <0.50 ・・・(3) ただし、fは撮影レンズ全系の焦点距離、f1 は前群の
焦点距離である。
【0020】この条件式(3)の下限の0.02を越え
ると、全長が長くなり、かつ、後群のパワーが強くなり
すぎ、球面レンズ2枚構成では良好な性能が得られなく
なる。上限の0.50を越えると、fB を長く取れなく
なり、反射部材スペースを確保できなくなる。
【0021】図15(a)、(b)に示すように、後群
後方に反射部材(反射ミラー)を配置する場合には、後
群G2からの射出光線高を低く抑えることで、反射部材
のスペースを抑えることができる(図15(b))。後
群G2からの射出光線高は絞り12の位置に大きく依存
するため、絞り12から後群G2射出面までの距離は短
い程よいことになるが、後群正レンズは強いパワーを持
つため曲率半径が小さい。正レンズの縁肉を確保するた
めには、極端な薄肉化はできない。よって、下記の条件
式(4)を満たすことが好ましい。
【0022】 1.5<fB /dS-R <3 ・・・(4) ただし、dS-R は明るさ絞りから後群最終面までの光軸
上での距離である。
【0023】条件式(4)の下限の1.5を越えると、
後群の径が大きくなりすぎ、反射部材の配置体積が大き
くなる。上限の3を越えると、後群の構成長が短くなり
すぎ、後群正レンズが加工可能な形状とならなくなる。
【0024】ところで、電子撮像素子では赤外カットフ
ィルター等の光学フィルターを必要とするが、通常はレ
ンズ系と撮像素子の間に配置される。しかし、図16
(a)に示すように、そのフィルター13の後方に反射
部材(反射ミラー)16を配置するとなると、全長が長
くなり、また、レンズ11のバックフォーカスも長く必
要になる。図16(b)に示すように、光学フィルター
13を開口絞り12よりも物体側に配置すれば、バック
フォーカス部には反射部材(反射ミラー)16のみの配
置となり、レンズ11と撮像素子15全体での配置体積
を最小にできる。なお、図16(b)の場合は、反射部
材(反射ミラー)16の物体側にフレア絞り17を配置
してある。
【0025】なお、光学フィルター13は、図16
(b)に示すように、前群と明るさ絞りの間に配置する
と、フィルターの径を小さくでき、低価格に構成するこ
とができる。
【0026】反射部材としては、プリズムとミラーの利
用が可能であるが、プリズムはミラーに対してコストが
高く、重量も重たい。また、撮像素子のカバーガラスと
プリズム射出面とが近くなるため、2平面間でゴースト
が発生する危険性がある。したがって、反射部材として
ミラーを使うことで、低コスト化、軽量化、ゴースト予
防ができる。なお、ミラーは、表面鏡でも、平行平面板
による裏面鏡でもよい。
【0027】ところで、反射部材の配置方向として、電
子撮像素子の有効撮像領域が矩形(長方形)をしている
場合に、撮影レンズの入射光軸とその矩形の長辺方向と
が略平行となるように反射部材を配置することができ
る。以上のように、本発明により、バックフォーカスの
長い撮像レンズとすることで、このようなレイアウトも
容易に行えるようになり、撮像装置のレイアウト自由度
が増す。
【0028】また、反対に撮影レンズの入射光軸とその
矩形の短辺方向とが略平行となるように反射部材を配置
することができる。特に、短辺方向と入射光軸とを略平
行とすると、反射部材を配するスペースを小さくでき
る。
【0029】また、電子撮像装置の入射光軸方向の厚さ
を、電子撮像装置の高さ方向又は幅方向に対して長くす
ることができる。厚さ方向に厚いカメラ等の電子撮像装
置に、この構成を採用することにより、装置の高さ方向
若しくは幅方向をより小さく構成できるため、装置全体
の薄型化が図れる。
【0030】また、その高さ方向又は幅方向の中、厚さ
方向の長さよりも小さい長さを有する方向に光軸を折り
曲げるように反射部材を配することが望ましい。こうす
ることで、装置全体の薄型化に貢献できる。
【0031】また、本発明の電子撮像装置は、撮影レン
ズを配する撮影部を電子撮像装置本体に対して相対位置
が変更可能に構成することができる。こうすることで、
装置全体の薄型化を図ることが可能となり、携帯性を向
上させることが可能である。さらに、この構成とするこ
とで、撮影時における保持性の向上も図ることが可能と
なる。
【0032】なお、以上の各条件式(1)〜(4)に関
し、上限又は下限若しくは双方を以下のように限定する
と、各条件式に記載の効果をより高めることが可能とな
る。
【0033】反射部材の配置スペース確保の点で、条件
式(1)の下限値を3.1とするか、若しくは、3.2
2、3.31何れかとすることがより好ましい。
【0034】光学系全長を小さくする観点で、条件式
(1)の上限値を4.0とするか、若しくは、3.8
5、3.32何れかとすることがより好ましい。
【0035】収差補正の観点で、条件式(2)の下限値
を2.2とするか、若しくは、2.23、2.27何れ
かとすることがより好ましい。
【0036】レンズの径を小さくする観点で、条件式
(2)の上限値を2.5とするか、若しくは、2.3
2、2.28何れかとすることがより好ましい。
【0037】光学系の全長を小さくする観点で、条件式
(3)の下限値を0.03とするか、若しくは、0.0
4、0.13何れかとすることがより好ましい。
【0038】反射部材の配置スペース確保の点で、条件
式(3)の上限値を0.4とするか、若しくは、0.2
8、0.22何れかとすることがより好ましい。
【0039】反射部材の配置体積を抑える観点で、条件
式(4)の下限値を1.8とするか、若しくは、1.8
5、2.49何れかとすることがより好ましい。
【0040】後群の加工性の向上の観点で、条件式
(4)の上限値を2.93とするか、若しくは、2.6
8、2.49何れかとすることがより好ましい。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子撮像装置に用
いられる撮影レンズの実施例1〜5について説明する。
実施例1〜5の無限遠物点合焦時のレンズ断面図をそれ
ぞれ図1(a)、図2(a)、図3(a)、図4
(a)、図5(a)に示す。図中、前群はG1、開口絞
りはS、後群はG2、光学フィルターはF、像面はIで
示してある。また、これらの実施例1〜5の収差図をそ
れぞれ図1(b)、図2(b)、図3(b)、図4
(b)、図5(b)に示す。図中、“SA”は球面収
差、“AS”は非点収差、“DT”は歪曲収差を示す。
なお、各実施例の数値データは後記する。
【0042】実施例1の撮影レンズは、図1(a)に示
すように、像面側に深い凹面を持った負メニスカスレン
ズ、像側に深い凸面を持った正メニスカスレンズからな
る前群G1、赤外カットのための光学フィルターF、開
口絞りS、像側に深い凹面を持った負メニスカスレンズ
と両凸正レンズの接合正レンズからなる後群G2で構成
されている。
【0043】この実施例において、負メニスカスレンズ
を第1レンズにすることで、広角レンズでありながら
も、前玉径を小さく抑えている。
【0044】実施例2の撮影レンズは、図2(a)に示
すように、像面側に深い凹面を持った負メニスカスレン
ズ、像側に深い凸面を持った正メニスカスレンズからな
る前群G1、赤外カットのための光学フィルターF、開
口絞りS、像側に深い凹面を持った負メニスカスレンズ
と両凸正レンズの接合正レンズからなる後群G2で構成
されている。
【0045】この実施例において、第1レンズを肉薄の
負メニスカスレンズとすることで、軽量化を図ってい
る。
【0046】実施例3の撮影レンズは、図3(a)に示
すように、像面側に深い凹面を持った負メニスカスレン
ズ、像側に深い凸面を持った両凸正レンズからなる前群
G1、赤外カットのための光学フィルターF、開口絞り
S、像側に深い凹面を持った負メニスカスレンズ、両凸
正レンズからなる後群G2で構成されている。
【0047】実施例4の撮影レンズは、図4(a)に示
すように、像面側に深い凹面を持った負メニスカスレン
ズ、像側に深い凸面を持った正メニスカスレンズからな
る前群G1、赤外カットのための光学フィルターF、開
口絞りS、像側に深い凹面を持った負メニスカスレン
ズ、両凸正レンズからなる後群G2で構成されている。
【0048】実施例5の撮影レンズは、図5(a)に示
すように、像面側に深い凹面を持った負メニスカスレン
ズ、像側に深い凸面を持った肉厚の平凸正レンズからな
る前群G1、赤外カットのための光学フィルターF、開
口絞りS、像側に深い凹面を持った平凹負レンズと両凸
正レンズの接合正レンズからなる後群G2で構成されて
いる。
【0049】この実施例において、前群G1の2つのレ
ンズは平面部で当て付けることができ、組立精度向上や
生産作業の効率化が図れる。
【0050】以下に、上記各実施例の数値データを示す
が、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナン
バー、ωは半画角、IHは像高、r1 、r2 …は各レン
ズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、
d1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2
は各レンズのd線基準のアッベ数である。
【0051】 (実施例1) f 5.32 FNO 2.80 ω 24.2 ° IH 2.30 fB 7.167 r1 = 5.591 d1 = 2.314 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 2.128 d2 = 2.645 r3 = -31.816 d3 = 1.405 nd2 =1.62004 νd2 =36.26 r4 = -4.551 d4 = 0.141 r5 = ∞ d5 = 1.000 nd3 =1.49782 νd3 =66.83 r6 = ∞ d6 = 0.300 r7 = ∞(絞り) d7 = 0.300 r8 = 21.773 d8 = 1.868 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r9 = 2.928 d9 = 1.706 nd5 =1.67003 νd5 =47.23 r10= -4.366 fB /IH 3.116 SF 2.229 f/f1 0.039 fB /dS-R 1.850 。
【0052】 (実施例2) f 5.24 FNO 2.80 ω 24.5 ° IH 2.30 fB 7.410 r1 = 5.636 d1 = 0.713 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 2.237 d2 = 3.173 r3 = -101.818 d3 = 1.729 nd2 =1.62004 νd2 =36.26 r4 = -4.003 d4 = 1.332 r5 = ∞ d5 = 1.000 nd3 =1.49782 νd3 =66.83 r6 = ∞ d6 = 0.300 r7 = ∞(絞り) d7 = 0.300 r8 = 13.366 d8 = 0.600 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r9 = 2.78 d9 = 2.069 nd5 =1.67003 νd5 =47.23 r10= -8.307 fB /IH 3.222 SF 2.316 f/f1 0.385 fB /dS-R 2.496 。
【0053】 (実施例3) f 5.54 FNO 2.82 ω 23.3 ° IH 2.30 fB 7.614 r1 = 6.559 d1 = 2.177 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 2.542 d2 = 2.698 r3 = 328.8 d3 = 1.516 nd2 =1.62004 νd2 =36.26 r4 = -5.193 d4 = 1.954 r5 = ∞ d5 = 1.000 nd3 =1.49782 νd3 =66.83 r6 = ∞ d6 = 0.300 r7 = ∞(絞り) d7 = 0.300 r8 = 15.038 d8 = 0.600 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r9 = 3.494 d9 = 0.400 r10= 5.095 d10= 1.540 nd5 =1.67003 νd5 =47.23 r11= -4.329 fB /IH 3.311 SF 2.266 f/f1 0.131 fB /dS-R 2.681 。
【0054】 (実施例4) f 4.75 FNO 2.78 ω 21.5 ° IH 1.80 fB 6.873 r1 = 4.556 d1 = 1.276 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 1.809 d2 = 3.257 r3 = -30.16 d3 = 0.914 nd2 =1.62004 νd2 =36.26 r4 = -3.519 d4 = 0.695 r5 = ∞ d5 = 0.800 nd3 =1.49782 νd3 =66.83 r6 = ∞ d6 = 0.240 r7 = ∞(絞り) d7 = 0.240 r8 = 6.463 d8 = 0.480 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r9 = 2.458 d9 = 0.057 r10= 2.379 d10= 1.576 nd5 =1.51633 νd5 =64.14 r11= -5.579 fB /IH 3.818 SF 2.317 f/f1 0.280 fB /dS-R 2.921 。
【0055】 (実施例5) f 5.03 FNO 2.81 ω 25.2 ° IH 2.30 fB 7.643 r1 = 5.836 d1 = 0.900 nd1 =1.77250 νd1 =49.60 r2 = 2.273 d2 = 1.000 r3 = ∞ d3 = 3.800 nd2 =1.62004 νd2 =36.26 r4 = -4.201 d4 = 0.940 r5 = ∞ d5 = 1.000 nd3 =1.49782 νd3 =66.83 r6 = ∞ d6 = 0.300 r7 = ∞(絞り) d7 = 0.300 r8 = ∞ d8 = 0.900 nd4 =1.84666 νd4 =23.78 r9 = 2.645 d9 = 2.900 nd5 =1.67003 νd5 =47.23 r10= -4.07 fB /IH 3.323 SF 2.276 f/f1 0.222 fB /dS-R 1.864 。
【0056】ところで、本発明で用いる“IH”につい
て説明しておく。IHは電子撮像素子の有効面対角長の
1/2の長さである。図6は、電子撮像素子の有効撮像
面の対角長を示す図であり、有効撮像面は撮影した映像
の再生(パソコン上での表示、プリンターによる印刷
等)に用いる撮像素子上の光電変換面内における領域を
意味する。図中に示す有効撮像面は、光学系の性能(光
学系の性能が確保し得るイメージサークル)に合わせ
て、撮像素子であるCCDの全光電変換面よりも狭い領
域に設定されている。有効撮像面の対角長L、すなわ
ち、有効面対角長Lは、この有効撮像面の対角長であ
る。なお、映像の再生に用いる撮像範囲を種々変更可能
としてよいが、そのような機能を有する撮像装置に本発
明の撮像レンズを用いる際は、その有効撮像面の対角長
Lが変化する。そのような場合は、本発明における有効
面対角長Lは、Lのとり得る範囲における最大値とす
る。なお、図6は、画素間隔aでR(赤)、G(緑)、
B(青)の画素あるいはシアン、マゼンダ、イエロー、
グリーン(緑)の4色の画素がモザイク状に配されてい
る画素配列の例を示すものである。
【0057】さて、以上のような撮像レンズは、撮像レ
ンズで物体像を形成しその像をCCD等の撮像素子に受
光させて撮影を行う電子撮影装置、とりわけデジタルカ
メラやビデオカメラ、携帯電話等に用いることができ
る。以下に、その実施形態を例示する。
【0058】図7〜図9は、本発明による撮像レンズを
デジタルカメラに組み込んだ構成の概念図を示す。図7
はデジタルカメラ20の外観を示す前方斜視図、図8は
同後方斜視図、図9はデジタルカメラ20の構成を示す
側面からの透視図である。デジタルカメラ20は、この
例の場合、デジタルカメラ本体21と撮影部22とで構
成し、カメラ本体21に対して撮影部22を両矢符で示
したように回動調整可能(バリアングル)に取り付けて
構成されている。撮影部22には、入射光軸23を有す
る本発明による撮影レンズ24が、反射部材(反射ミラ
ー)16、撮像素子(CCD)15と共に配置されてお
り、また、カメラ本体21には、シャッター25、フラ
ッシュ26、液晶表示モニター27等が配置されてい
る。液晶表示モニター27に表示された被写体を見なが
ら、カメラ本体21の上部に配置されたシャッター25
を押圧すると、それに連動して撮影部22の撮影レンズ
24、例えば実施例1の撮影レンズを通して撮影が行わ
れる。この際、カメラ本体21と撮影部22との角度関
係は任意に設定可能である。なお、この例では、ファイ
ンダーは図示していないが、撮影部22に共に設けても
省いてもよい。
【0059】この例で、撮影部22の撮影レンズ24の
撮像面に配置される撮像素子15の短辺方向が入射光軸
23と略平行となるように反射部材16が配置されてお
り、反射部材16を配するスペースが小さくできる配置
となっている。
【0060】また、撮影部22の入射光軸23方向の厚
さを、高さ方向に対して長くしており、装置の高さ方向
をより小さく構成して装置の薄型化を図っている。
【0061】また、この実施例では、撮像素子15を入
射光軸23に対して退避させたことによって生まれた反
対面の裏側のスペースに、バリアングルを行う機構とし
てのシャフト等を配することができ、電子撮像装置全体
のレイアウトの自由度を高めることができる。
【0062】図10〜図11は、本発明による撮像レン
ズをビデオカメラに組み込んだ構成の概念図を示す。図
10はビデオカメラ30の外観を示す前方斜視図、図1
1は上方からの透視図である。ビデオカメラ30は、こ
の例の場合、ビデオカメラ本体31と、携帯時にカメラ
本体31に対して折り畳むことができ、また、角度が調
整可能(バリアングル)に取り付けられた液晶表示モニ
ター32とで構成されており、カメラ本体31には、入
射光軸33を有する本発明による撮影レンズ34が、反
射部材(反射ミラー)16、撮像素子(CCD)15と
共に配置されており、また、撮影された映像信号を処理
する処理手段37、その映像信号を記録する記録手段3
8が内蔵されており、さらに、このビデオカメラ30を
操作するための操作ボタン36、音声をとるステレオマ
イク35等が配置されている。液晶表示モニター32に
表示された被写体を見ながら、操作ボタン36を操作す
ると、それに連動して撮影レンズ34、例えば実施例1
の撮影レンズを通して撮影が行われ、その撮影された映
像信号は処理手段37を介して記録手段38に録画され
る。この際、カメラ本体31に対して液晶表示モニター
32の角度関係は任意に設定可能である。なお、この例
では、ファインダーは図示していないが、設けても省い
てもよい。
【0063】この例で、撮影レンズ34の撮像面に配置
される撮像素子15の長辺方向が入射光軸33と略平行
となるように反射部材16が配置されており、撮像装置
のレイアウト自由度が増す。
【0064】また、入射光軸33方向の厚さを、幅方向
に対して長くしており、装置の幅方向をより小さく構成
して装置の薄型化を図っている。
【0065】次に、本発明の撮像レンズが撮影光学系と
して内蔵された情報処理装置の一例である電話、特に持
ち運びに便利な携帯電話を図12に示す。図12(a)
は携帯電話40の正面図、図12(b)は側面図、図1
2(c)は撮影光学系45の断面図である。図12
(a)〜(c)に示されるように、携帯電話40は、操
作者の声を情報として入力するマイク部41と、通話相
手の声を出力するスピーカ部42と、操作者が情報を入
力する入力ダイアル43と、操作者自身や通話相手等の
撮影像と電話番号等の情報を表示するモニター44と、
撮影光学系45と、通信電波の送信と受信を行うアンテ
ナ46と、画像情報や通信情報、入力信号等の処理を行
う処理手段(図示せず)とを有している。ここで、モニ
ター44は液晶表示素子である。また、図中、各構成の
配置位置は、特にこれらに限られない。この撮影光学系
45としては、撮影光路47上に配置された本発明によ
る撮像レンズ、例えば実施例1の撮影レンズが、反射部
材(反射ミラー)16、撮像素子(CCD又はC−MO
S)15と共に用いられており、これらは、携帯電話4
0に内蔵されている。また、撮影光学系45の先端に
は、撮影レンズを保護するためのカバーガラス49が配
置されている。
【0066】撮像素子15で受光された物体像は、撮像
素子15の端子を介して、図示していない処理手段に入
力され、電子画像としてモニター44に、又は、通信相
手のモニターに、又は、両方に表示される。また、通信
相手に画像を送信する場合、撮像素子15で受光された
物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する信号処理
機能が処理手段には含まれている。
【0067】以上の図12(a)〜(c)に示す構成で
は、携帯電話の高さ方向を抑えることができる。一方、
携帯電話の厚さ方向を抑えるレイアウトを図13(a)
〜(c)に示す。図13(a)は携帯電話40の変形例
の正面図、図13(b)は側面図、図13(c)は断面
図である。動作は図12(a)〜(c)に示すものと同
様なため、異なる点のみを説明する。
【0068】この構成では、携帯電話40の側面から光
束が入射するように構成している。そして、反射部材
(反射ミラー)16が携帯電話40の厚さ方向に光路を
折り曲げる構成としている。このように構成すること
で、撮影機能を持つ携帯電話40の薄型化を行うことが
できる。また、この例では、反射面16の裏側のスペー
スにアンテナ46が配される構成とし、レイアウト上有
利な構成となっている。
【0069】以上の本発明の電子撮像装置は例えば次の
ように構成することができる。
【0070】〔1〕 撮影レンズ及びその像側に配され
た電子撮像素子を有する電子撮像装置において、前記撮
影レンズは、負レンズと正レンズとからなる正屈折力の
前群と、物体側より順に、負レンズと正レンズとからな
る正屈折力の後群と、前記前群と前記後群の間に配され
た明るさ絞りとにて構成され、以下の条件を満足するこ
とを特徴とする電子撮像装置。
【0071】 2.8<fB /IH<4.5 ・・・(1) 2<SF<3 ・・・(2) ただし、fB は撮像レンズのバックフォーカスの空気換
算長、IHは電子撮像素子の有効面対角長の1/2の長
さ、SFは前群における負レンズのシェイプファクター
(RF +RR )/(RF −RR )であり、ここで、RF
は負レンズの物体側曲率半径、RR は負レンズの像側曲
率半径である。
【0072】〔2〕 前記前群が、物体側より、負レン
ズ、正レンズの順で配されていることを特徴とする上記
1記載の電子撮像装置。
【0073】〔3〕 前記電子撮像装置における最大撮
影半画角ωが以下の条件を満足することを特徴とする上
記1又は2記載の電子撮像装置。
【0074】 20°<ω<35° ・・・(a) 〔4〕 以下の条件式を満足することを特徴とする上記
1から3の何れか1項記載の電子撮像装置。
【0075】 0.02<f/f1 <0.50 ・・・(3) ただし、fは撮影レンズ全系の焦点距離、f1 は前群の
焦点距離である。
【0076】〔5〕 以下の条件式を満足することを特
徴とする上記1から4の何れか1項記載の電子撮像装
置。
【0077】 1.5<fB /dS-R <3 ・・・(4) ただし、dS-R は明るさ絞りから後群最終面までの光軸
上での距離である。
【0078】〔6〕 前記明るさ絞りよりも物体側に光
学フィルターを配したことを特徴とする上記1から5の
何れか1項記載の電子撮像装置。
【0079】〔7〕 前記光学フィルターは、前記前群
と前記明るさ絞りの間に配されたことを特徴とする上記
6記載の電子撮像装置。
【0080】〔8〕 前記後群と前記電子撮像素子の間
に反射部材を配したことを特徴とする上記1から7の何
れか1項記載の電子撮像装置。
【0081】
〔9〕 前記反射部材は反射鏡であること
を特徴とする上記8記載の電子撮像装置。
【0082】〔10〕 前記電子撮像素子の有効撮像領
域は矩形をなし、前記撮影レンズの入射光軸と前記矩形
の長辺方向とが略平行となるように前記反射部材が配さ
れていることを特徴とする上記8記載の電子撮像装置。
【0083】〔11〕 前記電子撮像素子の有効撮像領
域は矩形をなし、前記撮影レンズの入射光軸と前記矩形
の短辺方向とが略平行となるように前記反射部材が配さ
れていることを特徴とする上記8記載の電子撮像装置。
【0084】〔12〕 電子撮像装置の入射光軸方向の
厚さが、電子撮像装置の高さ方向又は幅方向に対して長
いことを特徴とする上記8から11の何れか1項記載の
電子撮像装置。
【0085】〔13〕 前記高さ方向又は幅方向の中前
記厚さ方向の長さよりも小さい長さを有する方向に光軸
を折り曲げるように前記反射部材を配したことを特徴と
する上記12記載の電子撮像装置。
【0086】〔14〕 前記電子撮像装置は、前記撮影
レンズを配する撮影部を電子撮像装置本体に対して相対
位置が変更可能に構成されていることを特徴とする上記
1記載の電子撮像装置。
【0087】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、電子撮像素子を水平配置して高さを低くする
ために反射部材配置に必要となるスペースを確保しなが
らも、全長も短く抑えられ、なおかつ低コストの電子撮
像装置及び撮像光学系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子撮像装置に用いられる撮影レンズ
の実施例1のレンズ断面図と収差図である。
【図2】本発明の電子撮像装置に用いられる撮影レンズ
の実施例2のレンズ断面図と収差図である。
【図3】本発明の電子撮像装置に用いられる撮影レンズ
の実施例3のレンズ断面図と収差図である。
【図4】本発明の電子撮像装置に用いられる撮影レンズ
の実施例4のレンズ断面図と収差図である。
【図5】本発明の電子撮像装置に用いられる撮影レンズ
の実施例5のレンズ断面図と収差図である。
【図6】電子撮像素子の有効撮像面の対角長を示す図で
ある。
【図7】本発明による撮像レンズを組み込んだデジタル
カメラの外観を示す前方斜視図である。
【図8】図7のデジタルカメラの後方斜視図である。
【図9】図7のデジタルカメラの構成を示す側面からの
透視図である。
【図10】本発明による撮像レンズを組み込んだビデオ
カメラの外観を示す前方斜視図である。
【図11】図10のビデオカメラの上方からの透視図で
ある。
【図12】本発明による撮影レンズを組み込れた携帯電
話の正面図、側面図、その撮影光学系の断面図である。
【図13】本発明による撮影レンズを組み込れた携帯電
話の変形例の正面図、側面図、断面図である。
【図14】本発明に用いる撮影レンズの近軸構成を検討
するための図である。
【図15】撮影レンズから射出する光線による反射部材
スペースを説明するための図である。
【図16】本発明に基づき光学フィルター配置位置を検
討するための図である。
【図17】像面サイズの小型化のみでは撮像ユニットの
小型化に限界があることを説明するための図である。
【符号の説明】
G1…前群 G2…後群 S…開口絞り F…光学フィルター I…像面 10…枠(レンズ鏡筒) 11…撮像レンズ 12…開口絞り 13…光学フィルター 14…カバーガラス 15…撮像素子(CCD) 16…反射部材(反射ミラー) 17…フレア絞り 20…デジタルカメラ 21…デジタルカメラ本体 22…撮影部 23…入射光軸 24…撮影レンズ 25…シャッター 26…フラッシュ 27…液晶表示モニター 30…ビデオカメラ 31…ビデオカメラ本体 32…液晶表示モニター 33…入射光軸 34…撮影レンズ 35…ステレオマイク 36…操作ボタン 37…処理手段 38…記録手段 40…携帯電話 41…マイク部 42…スピーカ部 43…入力ダイアル 44…モニター 45…撮影光学系 46…アンテナ 47…撮影光路 49…カバーガラス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ及びその像側に配された電子
    撮像素子を有する電子撮像装置において、 前記撮影レンズは、負レンズと正レンズとからなる正屈
    折力の前群と、物体側より順に、負レンズと正レンズと
    からなる正屈折力の後群と、前記前群と前記後群の間に
    配された明るさ絞りとにて構成され、以下の条件を満足
    することを特徴とする電子撮像装置。 2.8<fB /IH<4.5 ・・・(1) 2<SF<3 ・・・(2) ただし、fB は撮像レンズのバックフォーカスの空気換
    算長、IHは電子撮像素子の有効面対角長の1/2の長
    さ、SFは前群における負レンズのシェイプファクター
    (RF +RR )/(RF −RR )であり、ここで、RF
    は負レンズの物体側曲率半径、RR は負レンズの像側曲
    率半径である。
  2. 【請求項2】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項1記載の電子撮像装置。 0.02<f/f1 <0.50 ・・・(3) ただし、fは撮影レンズ全系の焦点距離、f1 は前群の
    焦点距離である。
  3. 【請求項3】 以下の条件式を満足することを特徴とす
    る請求項1又は2記載の電子撮像装置。 1.5<fB /dS-R <3 ・・・(4) ただし、dS-R は明るさ絞りから後群最終面までの光軸
    上での距離である。
  4. 【請求項4】 前記明るさ絞りよりも物体側に光学フィ
    ルターを配したことを特徴とする請求項1から3の何れ
    か1項記載の電子撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記後群と前記電子撮像素子の間に反射
    部材を配したことを特徴とする請求項1から4の何れか
    1項記載の電子撮像装置。
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