JP2003312765A - 吸収性製品の包装体と製造方法及び製造装置 - Google Patents

吸収性製品の包装体と製造方法及び製造装置

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JP2003312765A
JP2003312765A JP2002123061A JP2002123061A JP2003312765A JP 2003312765 A JP2003312765 A JP 2003312765A JP 2002123061 A JP2002123061 A JP 2002123061A JP 2002123061 A JP2002123061 A JP 2002123061A JP 2003312765 A JP2003312765 A JP 2003312765A
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perforation
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package
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Katsushi Tsutsui
克志 筒井
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Pigeon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収性製品を包む包装体において、開封しや
すく、つかい勝手のよい包装体と、このような包装体を
利用した吸収性製品、及び包装体の製造方法ならびに製
造装置を提供すること。 【解決手段】 折り畳んだ状態の吸収性製品20を収容
する包装体10であって、本体の少なくとも一面12a
に本体材料を開封するためのミシン目15が形成されて
おり、ミシン目15の延びる領域のほぼ中央部には、つ
まみ部材30が配置されていて、このつまみ部材30
が、前記ミシン目が破断して開かれる領域に対して固定
される基端部31と、この基端部から一体に延びてい
て、前記本体に対して実質的に固定されていない、つま
み片32とを有していて、前記本体材料は、前記つまみ
部材の前記基端部と前記つまみ片との間の破断開始領域
の、前記つまみ部材の幅方向両端部にかかる箇所におい
て、前記ミシン目の切れ目が配置されるように形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば使い捨て
のオシメや生理用ナプキン、失禁用パッドなどに適用さ
れ、尿などの体液を吸収保持するための吸収性製品を個
装するための包装体と、製造方法及び製造装置、及び個
装された吸収性製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、生理用ナプキンを個装す
る包装体としては、特開平10−127684号に記載
された図18に示すような包装体が知られている。図に
おいて、包装体1は、内部に折り畳んだ状態の生理用ナ
プキン2を収容しており、この生理用ナプキン2の表面
側に貼られた剥離紙6の表面には、接着部7が設けられ
ている。接着部7は、包装体1の内面に固定されてい
る。
【0003】包装体1は、そのフィルムが、生理用ナプ
キン2を収容した状態で、周辺部の3つの辺3,3,3
がヒートシールされて固定されている。残るもうひとつ
の辺(図面手前側の辺)は、その両端部から所定の範囲
8,8に対応してヒートシール部4a,4aが設けられ
ており、包装体1のヒートシール部4a,4aの間の領
域は、その表裏の材料4b,4bが固定されないで、開
口が形成されている。この開口領域4b,4bに沿っ
て、ミシン目5,5が平行に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図19は、使用に際し
て、包装体1を開く様子を表している。使用者は、包装
体1の中央の開口領域に対応した、表裏の材料4b,4
bを、図示されているように、それぞれ別の手の指で摘
んで、引っ張ることにより、ミシン目5,5が切断され
て、内部に収容された生理用ナプキン2を取り出すこと
ができる。
【0005】そして、ミシン目5,5が切断された後に
は、包装体1側に、ミシン目5,5の各外側の領域8,
8が残されるので、袋状の構造が残存する。このため、
一度ミシン目5,5を切断して生理用ナプキン2を取り
出そうとして、なにかの事情で使用を止めた場合に、生
理用ナプキン2を折り畳んで、包装体1内に戻すことが
できる。このため、ミシン目5,5の部分は切断されて
いるが、生理用ナプキン2を包むという包装体1の包装
機能は実質上残る。
【0006】ところで、上述のような、包装体1は、そ
の薄いフィルム状の表裏の材料を異なる指で掴まなけれ
ばならず、しかも掴む箇所が包装体1の中央部であるた
めに、掴みにくく、開封しにくいという欠点がある。
【0007】そこで、本発明は、吸収性製品を包む包装
体において、開封しやすく、つかい勝手のよい包装体
と、このような包装体を利用した吸収性製品、及び包装
体のの製造方法ならびに製造装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、一方向に長い形状の本体の幅方向に沿っ
た折り曲げ線により折り畳んだ状態の吸収性製品を収容
するための包装体であって、袋状の本体の少なくとも一
面に本体材料を開封するためのミシン目が形成されてお
り、前記ミシン目が、前記吸収性製品の本体の幅方向と
ほぼ一致する方向に沿って延びるように形成されてお
り、前記ミシン目の延びる領域のほぼ中央部には、つま
み部材が配置されていて、このつまみ部材が、前記ミシ
ン目が破断して開かれる領域に対して固定される基端部
と、この基端部から一体に延びていて、前記本体に対し
て実質的に固定されていない、つまみ片とを有してい
て、前記本体材料は、前記つまみ部材の前記基端部と前
記つまみ片との間の破断開始領域の、前記つまみ部材の
幅方向両端部にかかる箇所において、前記ミシン目の切
れ目が配置されるように形成されている吸収性製品の包
装体により、達成される。
【0009】請求項1の構成によれば、包装体を構成す
る袋状の本体に、この本体材料を開封するためのミシン
目が形成されており、さらに、つまみ部材が配置されて
いるので、使用者は、包装体の本体でなく、このつまみ
部材を把持することにより、包装体の破断作業を行うこ
とができる。特に、このつまみ部材が、前記ミシン目が
破断して開かれる領域に対して固定される基端部と、こ
の基端部から一体に延びていて、前記本体に対して実質
的に固定されていない、つまみ片とを有している。この
ため、包装体の本体に固定されておらず、このため浮き
上がるように延出されたつまみ片を把持することがで
き、きわめて掴みやすく、ミシン目を破断して包装体を
開封する作業が容易である。そして、前記本体材料の前
記破断開始領域の、前記つまみ部材の幅方向両端部にか
かる箇所において、前記ミシン目の切れ目が配置される
から、前記つまみ片を把持して、力をかけた際に、前記
破断開始領域の前記ミシン目の切れ目に応力が集中し
て、ミシン目の切れ目に続く接続部が先ず破断される。
このため、破断の際に力をかけた際のはずみで、他の領
域が先に破断されてしまうことがなく、破断の際の力を
ミシン目に沿って、適切に導くことができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記破断開始領域となる箇所において、前記ミシン
目の切れ目の長さや、連続する切れ目どうしの間隔を、
他の領域とは異ならせることにより、前記破断開始領域
となる箇所が、ミシン目が形成されている他の領域より
も破断しやすい構成とされていることを特徴とする。
【0011】請求項2の構成によれば、つまみ部材が配
置された前記破断開始領域が、ミシン目の他の領域と比
較して、破断されやすいので、より一層、破断の際に力
をかけた際のはずみで、他の領域が先に破断されてしま
うことがなく、破断の際の力をミシン目に沿って、適切
に導くことができると共に、確実に、つまみ部材をミシ
ンの切れ目に配置することができる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または1のい
ずれかの構成において、前記破断開始領域となる箇所に
形成された前記ミシン目が、少なくとも複数の切れ目を
備えることを特徴とする。
【0013】請求項3の構成によれば、前記破断開始領
域となる箇所に形成された前記ミシン目が、少なくとも
複数の切れ目を備えることから、これらの切れ目の間に
存在する切れていない領域が必ず設けられる。このた
め、つまみ部材の下となった本体材料が、切り離されて
いることに基づいて、製造工程において、つまみ部材を
配置すべき箇所がずれてしまったりすることがないの
で、製造品質を良好に維持することができる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの構成において、前記ミシン目の形成軌跡が、前
記破断開始領域となる箇所において、凸状の先端形状を
備えていることを特徴とする。
【0015】請求項4の構成によれば、前記本体材料の
前記破断開始領域が先ず破断された後で、この箇所が凸
状の先端形状を備えているから、順次破断の作用を与え
る力が、先端形状に沿って広がるように導かれる。これ
により破断の方向が変化したりすることなく、破断作業
を円滑に進めることができる。
【0016】上記目的は、請求項5の発明によれば、包
装体を形成するための一方向に連続したシート材料を当
該連続する方向に送り、前記シート材料に対して、少な
くとも前記連続方向と交差する方向にミシン線を形成す
る工程と、折り畳まれた吸収性製品を前記シート材料の
上に配置すると共に、この吸収性製品表面に貼られた剥
離部材の外面を、前記シート材料に接着する工程と、前
記吸収性製品を幅方向から包むように、前記シート材料
の幅方向両端部を互いに内側に折り返して、前記吸収性
製品のほぼ中央部で折り畳んだ前記フィルム状材料を重
ねて、重合箇所を接着する工程と、前記シート材料を前
記吸収性製品の単位で、幅方向にヒートシールして切断
する工程とを有しており、前記ミシン線を形成する工程
において、このミシン線を、前記シート材料に対して、
前記吸収性製品の幅寸法より外側の位置まで形成し、さ
らに、前記吸収性製品の長さ方向に向きを変えて延びる
ように設けた吸収性製品の製造方法により、達成され
る。
【0017】請求項5の構成によれば、前記ミシン線を
形成する工程は、前記シート材料に対して、少なくとも
前記連続方向と交差する方向にミシン線を設けることで
行われ、しかも、ミシン線を、前記シート材料に対し
て、前記吸収性製品の幅寸法より外側の位置まで形成す
るだけで、完成した包装体のミシン線の一端部は、包装
体の一面から他面側まで、例えば、表側から裏側にまわ
り、吸収性製品の長さ方向に向きを変えて延びるように
延長されることになる。このため、開封時においてミシ
ン線で破断されることで、開かれる領域が、従来のよう
に、包装体の中央に帯状に形成されているわけではな
く、本願発明では、ミシン線で破断されることで、開か
れる領域は、包装体全体に対して、広い範囲とされてい
る。このため、広い領域のどこを摘んで破断してもよい
ので、使用の際の切り離しがきわめてしやすい。特に、
ミシン線の一端部は、包装体の一面から他面側まで、例
えば、表側から裏側にまわるように延長されているか
ら、包装体の端部を摘んでも破断でき、従来のように、
包装体の中央部を摘む作業と比較すると、きわめて掴み
やすく、大きく開封することができ、一層使いやすい構
造を形成することができる。
【0018】上記目的は、請求項6の発明によれば、包
装体を形成するための一方向に連続したシート材料を当
該連続する方向に送る手段と、前記シート材料に対し
て、少なくとも前記連続方向と交差する方向にミシン線
を形成する手段と、折り畳まれた吸収性製品を前記シー
ト材料の上に配置して、この吸収性製品表面に貼られた
剥離部材の外面を、前記シート材料に接着する手段と、
前記吸収性製品を幅方向から包むように、前記シート材
料の幅方向両端部を互いに内側に折り返して、前記吸収
性製品のほぼ中央部で折り畳んだ前記フィルム状材料を
重ねて、重合箇所を接着する手段と、前記シート材料を
前記吸収性製品の単位で、幅方向にヒートシールして切
断する手段とを有しており、前記ミシン線を形成する手
段が、このミシン線を、前記シート材料に対して、前記
吸収性製品の幅寸法より外側の位置まで形成し、さら
に、前記吸収性製品の長さ方向に向きを変えて延びるよ
うに設ける構成とした、吸収性製品の製造装置により、
達成される。
【0019】請求項6の構成によれば、前記ミシン線を
形成する手段は、前記シート材料に前記連続方向と交差
する方向にミシン線を設けるような手段であり、材料の
送り方向と交差するように、前記シート材料に対して、
前記吸収性製品の幅寸法より外側の位置まで、間欠切断
手段等を配置することで実現できる。これにより、完成
した包装体のミシン線の一端部は、包装体の一面から他
面側まで、例えば、表側から裏側にまわるように延長さ
れることになる。したがって、この製造装置によって、
開封時に破断箇所を掴みやすく、大きく開封することが
できる構造を容易に形成することができる。
【0020】また、上記目的は、請求項7の発明によれ
ば、折り畳んだ状態で包装体に収容された吸収性製品で
あって、前記吸収性製品が、袋状の本体の少なくとも一
面に本体材料を開封するためのミシン目が形成されてお
り、前記ミシン目が、前記吸収性製品の本体の幅方向と
ほぼ一致する方向に沿って延びるように形成されてお
り、前記ミシン目の延びる領域のほぼ中央部には、つま
み部材が配置されていて、 このつまみ部材が、前記ミ
シン目が破断して開かれる領域に対して固定される基端
部と、この基端部から一体に延びるつまみ片とを有して
おり、少なくとも、前記本体材料は、前記つまみ部材の
前記基端部と前記つまみ片との間の破断開始領域の、前
記つまみ部材の幅方向両端部にかかる箇所において、前
記ミシン目の切れ目が配置されるように形成されている
吸収性製品により、達成される。
【0021】請求項7の構成によれば、本発明の包装体
を利用して吸収性製品を包装するとで、請求項1で説明
したように取り出しが容易となり、吸収性製品としての
使用勝手も向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0023】図1ないし図3は、本発明の第1の実施形
態に係る吸収性製品の包装体を示している。図1は、吸
収性製品を収容した包装体10を示しており、包装体に
収容された吸収性製品の概略構成も同様に表れる。この
ため、以下の説明では、理解の便宜のため、包装体10
を吸収性製品と一緒に示すことがある。図1は、包装体
10を一面側から見た概略斜視図、図2は、包装体10
を他面側から見た概略斜視図、図3は、図1のA−A線
断面図である。また、図1ないし図3、あるいは他の図
において示されているX方向が吸収性製品の長さ方向、
Y方向が吸収性製品の幅方向を示している。
【0024】これらの図において、包装体10は、吸収
性製品20を折り畳んだ状態で収容するものである。図
4及び図5を参照して、先に、包装体10に収容される
吸収性製品の一例を簡単に説明する。図4(a)は、吸
収性製品20の概略平面図、図4(b)は吸収性製品2
0の概略底面図、図5は吸収性製品20を折り畳んだ状
態の概略斜視図である。
【0025】これらの図において、吸収性製品20は、
例えば、軽失禁に対応した失禁パッドに適用した例を説
明するが、全体の大きさの多少変えることで、同一の構
造にて、生理用ナプキンやオシメにも適用できるもので
ある。
【0026】吸収性製品20は、一方向に長い形状であ
り、全体として略長方形あるいは略長円形の形態であ
る。吸収性製品20の外側となる面には、バックシート
26が配置され、また内側の使用者の体表面と接する面
には、表面材27が配置されている。そして、バックシ
ート26と表面材27との間には、例えば、一部をパル
プ材料や親水処理をした繊維等でなるティシュで包まれ
た、たとえばパルプに吸収材であるポリマーを混合した
りパルプにポリマーを散布したりして形成するパルプ吸
収体等でなる吸収体を収容している。
【0027】バックシート26は、外側のシート材であ
り、液体の透過を防止する材質により作られている。バ
ックシート26の材質としては、たとえば薄いプラスチ
ックフィルム、具体的には、ポリエチレンフィルムやポ
リエチレンラミネート紙等が使用できる。バックシート
26は液体は通さないが好ましくは水蒸気を透過させて
蒸れを防止でき、ある程度可撓性を備えている材質を選
択する。これにより吸収性製品20の内側の内容物(汚
物である尿、血液等)が外側に漏れ出ないようになって
いる。表面材27は、液体を透過させ特に速やかに液体
成分が透過されるのに適した材質の繊維として、たとえ
ば種々の天然繊維、合成繊維あるいはこれらの組み合わ
せから選択された繊維を使用した不織布等のシート材を
使用している。
【0028】バックシート26の表面、つまり外側に
は、剥離部材24が、例えば図示のように貼られてい
る。剥離部材24は、使用に際して剥がされることで、
その下に対応したバックシート26の表面に予め形成さ
れている接着部(図示せず)が露出されるようになって
いる。この接着部を利用して、使用者は、吸収性製品を
下着の内側等に仮固定することで、装着状態がずれない
ようにすることができる。
【0029】吸収性製品20は、図4に示すように、全
長をほぼ3等分するように、吸収性製品20の幅方向に
沿って、仮想の折り曲げ線21a、22aが設定され
る。図4(b)において、第1の折り曲げ線21aより
も左端側の領域を、第1の領域とし、第2の折り曲げ線
22aよりも右側の領域を第2の領域22とし、第1の
折り曲げ線21aと第2の折り曲げ線22aの間の中間
領域を第3の領域23とされている。ここで、図4に示
すように、好ましくは、少なくとも第1の領域21の幅
方向の両端部21b,21bは、点線で示したような四
角形の形態と比較して、切りかかれており、本実施形態
は、それぞれ曲線状の切り欠き部21b,21bとされ
ている。尚、この実施形態では、第2の領域22の幅方
向の両端部もそれぞれ曲線状の切り欠き部22b,22
bとされている。
【0030】そして、図5に示すように、先ず、第1の
領域21を、第1の折り曲げ線21aに沿って、矢印a
に示すように内側に折り曲げる。次いで、第2の領域2
2を、第2の折り曲げ線22aに沿って、矢印bに示す
ように内側に折り曲げる。これにより、3つ折りに折り
畳まれた吸収性製品20とすることができる。ここで、
図示されているように、剥離部材24の第2の領域22
側の端部付近の表面には、接着部25が形成されてい
る。そして、この接着部25は、図3に示す剥離部材2
4と吸収性製品20とを仮固定している接着部24aよ
りも強い接着力もしくは固着力を備えている。すなわ
ち、接着部24aは、剥離部材24裏面に、例えば、繰
り返し接着可能な感圧性の接着剤、例えば、SIS(ス
チレン−イソプレン−スチレン)、SEBS(スチレン
−エチレン−ブタジエン−スチレン)、SBS(スチレ
ン−ブタジエン−スチレン)等のゴム性のホットメルト
等を塗布すること等により形成される。そして、剥離部
材24を剥がした後は、そのまま、使用者の下着の内面
等に仮止めされる固定部として機能するようになってい
る。また、好ましくは、図5に示されているように、吸
収性製品20は、折り畳んだ状態において、第2の領域
22の先端部と、第1の折り曲げ線21aの箇所とは、
X方向に関してずらして折り畳まれている。つまり、第
2の領域22の先端部が、第1の折り曲げ線21aより
もX方向に関して、距離L3分だけ内側に位置してい
る。
【0031】図1ないし図3において、包装体10は、
後述する製造工程で説明するシート状の材料から形成さ
れるものであり、上述した折り畳んだ状態の吸収性製品
20を内部に収容している。図8は、シート材料と包装
体10の形成について説明するための説明図である。包
装体10の本体12を形成するためのシート材料Sは、
製造工程において、X方向に連続する帯状の材料であ
る。シート材料Sの幅方向(Y方向)の中央部に、折り
畳んだ状態の吸収性製品20を鎖線で示すように配置
し、吸収性製品20の幅寸法W1と一致したX方向に延
びる折り曲げ線C1,C1に沿って、吸収性製品20を
その幅方向(Y方向)に包み込むように、シート材料S
を折り曲げる。そして、シート材料Sは、図2に示すよ
うに、吸収性製品20の前記第3の領域23側で端部を
重ねて融着されている。つまり、図2に示されているよ
うに、シート体の幅方向(Y方向)の両端部が、吸収性
製品20の他面にまわされて、重ねられ、融着部16に
て熱融着されている。
【0032】この状態では、本体12は、吸収性製品2
0の長さ方向(X方向)の両端側が開放されているか
ら、図1及び図2に示すように、第1の折り曲げ線21
a及び第2の折り曲げ線22aに沿った方向(Y方向)
に、吸収性製品20の各端部の位置で、それぞれシール
部13,13を形成する。シール部13,13は、例え
ば、重合部分を熱融着することにより形成される。これ
により、吸収性製品20は、図1の本体12の一面側の
材料12aと、他面側の材料12bとにより、開口のな
い袋状とされた包装体10に収容できる。そして、包装
体10の中では、吸収性製品20の外面に貼られている
剥離部材24の表面の接着部25で、この剥離部材24
とその外側の包装体10の本体12内面が相互に位置ず
れしないように固定されている。
【0033】図1において、包装体10の本体12の一
面側12aの材料には、ミシン目15が設けられてい
る。このミシン目15が設けられる位置は、X方向に関
しては、包装体10の内部に収容されている吸収性製品
20の第2の領域22の中央付近から、第1の折り曲げ
線21a側のシール部13までの間に形成されている。
このミシン目15の延びる方向は、Y方向、すなわち、
第1の折り曲げ線21aの延びる方向に沿って形成され
ている。すなわち、図1の場合には、第1の面12aに
おけるミシン目15は、その連続する形成軌跡15a
が、中央部で第1の折り曲げ線21a側に向けて凸とな
った先端形状となるようにY方向に沿って延びている。
【0034】また、ミシン目15の吸収性製品20の幅
方向(Y方向)の少なくとも一端部、図示の場合両端部
は、図2に示されているように、他面側の材料12bに
回り込んでおり、延長部15b,15bとされている。
この延長部15b,15bは、図示の場合、方向を変え
て、第2の折り曲げ線22a側に向けて、X方向に沿っ
てさらに延長されている。
【0035】図6は、図1の包装体10を向きを変えて
示した正面図であり、図7は、図6の包装体10の背面
図である。図6に示すように、包装体10の本体12の
一面側12aに形成されるミシン目15が、設けられる
のに適したX方向に位置は、剥離部材24端部と、第1
の折り曲げ線21aの間L1である。特に、第1の折り
曲げ線21aと第2の領域22との間L3にミシン目を
形成した場合には、ミシン目15に沿って破断して開く
と(後述)、破断側の材料に接着部25で固定された剥
離部材24を介して第2の領域22が追従するので、第
2の折り曲げ線22aを開くことで、吸収性製品20を
展開しやすい。また、後述するタブテープ30を配置し
た際に、ミシン目15からタブテープ30の接着剤が濡
れ出てしまった場合でも、図3に示すように、バックシ
ート26に直接的に接触することがなく、吸収性製品2
0に貼り付くことがないため好ましい。また、ミシン目
15が、剥離部材端部24と第2の領域22端部との間
L2に設けられている場合には、ミシン目15に沿って
破断して開くと(後述)、破断側の材料に接着部25で
固定された剥離部材24が追従するので、開封と同時に
剥離部材24を剥がすことができる。
【0036】また、図7に示すように、包装体の本体1
2の他面側の材料12bに形成されるミシン目15の延
長部15b,15bがX方向に延長されて、その下端と
なる位置は、好ましくは、図示の状態において、吸収性
製品20の下端(第2の折り曲げ線22a)を超えて下
に延びる位置とする。これにより、包装体10から吸収
性製品20を外部に取り出しやすくなる。あるいは、包
装体の本体12の他面側の材料12bに形成されるミシ
ン目15の延長部15b,15bがX方向に延長され
て、その下端となる位置は、図示の状態において、吸収
性製品20の下端(第2の折り曲げ線22a)を超え
て、シール部13に達する手前までとすることが好まし
い。これにより、ミシン目15及び延長部15bに沿っ
て破断して、吸収性製品20を取り出す際に、破断した
材料が、本体12から分離されやすくなることを防止す
ることができる。尚、延長部15b,15bを、第2の
折り曲げ線22aよりも手前で止めても良いのはもちろ
んである。
【0037】さらに、ミシン目15は、その第1の面1
2a側に形成される連続軌跡15aの箇所が、図8に示
されているように、好ましくは、Y方向に沿って曲線的
に形成されたり、斜めに形成されたりしてもよい。つま
り、破断開始点が、図示のような凸状の先端形状とされ
ていてもよい。これにより、後述するミシン目を利用し
た包装体10の破断に際しては、より無理な力がかから
ないで、破断の際に作用する力が、先端形状に沿って徐
々に広がるように作用し、破断作業が円滑に行われるよ
うにすることができる。特に、ミシン目15が、延長部
15bに接続される箇所のように、延長方向が変化する
箇所に、曲線もしくは斜めの向きの接続箇所を形成する
と、破断を行う力が集中される箇所において、無理な応
力がかからず、破断する力を延長方向に無理なく導くこ
とができるので、接続箇所で、材料が破壊されることを
有効に防止することができる。
【0038】また、図1及び図3に示すように、ミシン
目15のY方向の中央付近につまみ部材30が設けられ
ている。つまみ部材30は、例えば、図3に示されてい
るように、基端部31が、後述する分離側である開かれ
る領域12dに固定されており、つまみ片となる先端部
32は、ミシン目15を超えて延びるようにされたタブ
テープにより形成されている。これにより、使用者は、
タブテープ30のつまみ片32を手指で摘んで、引っ張
るだけで、ミシン目15に沿って破断できる構成とする
ことができる。
【0039】次に、つまみ部材30の詳しい構成を説明
する。つまみ部材30は、テープ状の材料や、紐状の材
料等種々の形態を採用できるが、例えば、図9の左端の
図に示すように、細長い長方形もしくは短冊状のテープ
片を利用したタブテープとして、構成することができ
る。図9の左端の図は、タブテープ30の裏面33を手
前側にして示しており、タブテープ30は、例えば、シ
ート状のポリプロピレンで形成したテープ基材の裏面の
斜線で示す全面に、接着剤もしくは粘着材を塗布して接
着面33を設けて形成されている。この接着剤もしくは
粘着材としては、例えば、SBS(スチレン−ブタジエ
ン−スチレン)系のホットメルト等が使用される。そし
て、一端部よりに、幅方向に延びる仮想の曲折線C2に
沿って矢印方向に折り曲げることで、図9の中央及び右
端の図のように、折り曲げ箇所をつまみ片32として、
残りの領域を基端部31とするようにされている。
【0040】図10(a)の左端の図に示すように、つ
まみ部材30は、ミシン目15の本体12の一面側に形
成された箇所である形成軌跡15aを横切るように配置
される。つまり、ミシン目15が後述するように破断さ
れる際の破断開始領域P1に上から貼られるようにし
て、設けられる。図10(a)の右端の図は、左端の図
の破断開始領域P1のB−B線切断端面図である。図示
されているように、つまみ部材30の基端部32は、ミ
シン目15が後述するように破断される際の開かれる領
域12d側に、接着面33の基端側である基端側接着面
33aを接着することで固定されている。
【0041】また、接着面33の基端側33aとつまみ
片32との間の先端側接着面33bは、ミシン目15が
後述するように破断される際の残部領域12c側に仮固
定されている。図10(b)に示されているように、ミ
シン目15が破断される際には、先端側接着面33b
は、残部領域12cから分離されるが、広い接着面を備
える基端側接着面33aは、開かれる領域12d側に固
定された状態で残るようになっている。したがって、先
端側接着面33bは、ミシン目15が後述するように破
断される際の残部領域12c側に仮固定されていること
から、残部領域12cに対しては、実質的には固定され
ていない。
【0042】次に、図11に示す包装体のミシン目15
の本体12の一面側に形成された箇所である形成軌跡1
5aについて、破断開始領域P2に示す領域の構成につ
いて説明する。図12ないし図14は、図11の破断開
始領域P2に対応したミシン目15の構造を、その上に
つまみ部材30を貼った状態で示した拡大図である。こ
れらの図においては、ミシン目15の形成軌跡15aを
示す点線のうち、線状の部分は特に、切れ目を正確に示
し、線が途切れている箇所は、包装体の一面側の材料が
切れていないことを示している。
【0043】図12においては、つまみ部材30の基端
部31とつまみ片32との間に、ミシン目15の形成軌
跡15aが通っており、つまみ部材30の幅方向両端部
30aと30bに、それぞれかかる箇所には、ミシン目
15の形成軌跡15aの切れ目15−2と切れ目15−
3が横切るように配置されている。そして、切れ目15
−2と切れ目15−3との間には、少なくとも、ひとつ
の切れ目15−1が設けられている。
【0044】これにより、後述するように、つまみ片3
2を把持して、力をかけた際に、破断開始領域P2のミ
シン目15の形成軌跡15aにおいては、切れ目15−
2及び切れ目15−3に応力が集中して、切れ目15−
2、15−3の他方の接続部が先ず破断される。このた
め、破断の際に力をかけた際のはずみで、他の領域が先
に破断されてしまうことがなく、破断の際の力をミシン
目に沿って、適切に導くことができる。
【0045】また、同様な効果を得るために、図13に
示すように、つまみ部材30の幅方向両端部30aと3
0bに、それぞれかかる箇所には、ミシン目15の形成
軌跡15aの切れ目15−4と切れ目15−5が横切る
ように設けられるが、つまみ部材30の下には、切れ目
15−4と切れ目15−5の間に設けられる連続部分1
5cのように、複数の切れ目構造を置くことで、材料が
接続されている箇所を残すと好ましい。つまり、複数の
切れ目構造を配置すると、これらの切れ目の間に存在す
る切れていない領域が必ず設けられる。このため、つま
み部材30の下となった本体材料が、切り離されている
ことに基づいて、製造工程において、つまみ部材を配置
すべき箇所がずれてしまったりすることがないので、製
造品質を良好に維持することができる。
【0046】図14は、図12や図13の場合よりも、
より破断しやすい構造を重視した例を示している。つま
り、図14では、つまみ部材30の幅方向の一端部30
aから他端部30bにかけて、ひとつの連続した切れ目
15−6が横切るようにされている。この例のように、
つまみ部材30が配置された破断開始領域が、ミシン目
15の他の領域(つまみ部材30が固定されていない領
域)と比較して、破断されやすくされていると、特に、
後述するように、つまみ片32を把持して、力をかけた
際に、はずみで、他の領域が先に破断されてしまうこと
がなく、破断の際の力をミシン目に沿って、適切に導く
ことができる。
【0047】ここで、このように、つまみ部材30が配
置された破断開始領域を、他の領域より破断しやすくす
るためには、必ずしも図14のように、つまみ部材30
の幅方向の一端部30aから他端部30bにかけて、ひ
とつの連続した切れ目15−6が横切るようにされてい
る必要はない。例えば、つまみ部材30の幅方向の一端
部30aから他端部30bにかけて、他の領域よりもミ
シン目を細かくしたり、ひとつひとつの切れ目の長さを
他の領域よりも長くしたりして、構造的に弱くすること
で、実現できる。また、ミシン目15の構造は、殊更
に、つまみ部材30が配置された破断開始領域を、他の
領域より破断しやすくすることなく、全体に一様なミシ
ン目構造としてもよいことは勿論である。
【0048】本実施形態に係る包装体10は、以上のよ
うに構成されており、以下のようにして使用される。例
えば、図15に示すように、ミシン目15が破断された
場合に残る残部領域12cを使用者の手(例えば、左
手)の人指し指F1と親指F2で持つ。さらに、他方の
手(例えば、右手)の人指し指F3と親指F4で、つま
み部材30のつまみ片32を把持して、引き起こすよう
に力をこめる。この状態で、X方向に沿って、図面奥行
き方向に向けて移動させるだけで、包装体10の一面側
12aは、ミシン目15に沿って破断される。
【0049】ここで、特に、図12ないし図14で説明
したように、ミシン目15においては、つまみ部材30
の幅方向両端部30aと30bには、ひとつまたは複数
の切れ目が横切るようにされているから(図12ないし
図14参照)、つまみ部材30の直下の箇所が、先ず確
実に破断され、その後、破断の力をミシン目に沿って、
適切に導くことができる。図16に示すように、包装体
10の一面側12aは、ミシン目15に沿って破断が進
むと、他面側12bも、延長部15b,15bに沿っ
て、容易に破断され、使用者は、つまみ片32を摘ん
で、つまみ片32と一体となる分離側である開かれる領
域12dを矢印方向に引き起こすと、この分離側となる
包装体10の一面側12dに対して、接着部25と、こ
れに接着された剥離部材24を介して、吸収性製品20
の第2の領域22も引き起こされるので、第2の折り曲
げ線22aが開かれて、図示のような状態となる。
【0050】この過程においては、包装体10の残部1
2cは、吸収性製品20の第1の領域21の端部を抑え
る機能を発揮して、上述のように、吸収性製品20の第
2の領域22が開かれやすい。特に、図4で説明したよ
うに、吸収性製品20の第2の領域22の端部の各角部
が切り欠かれた切り欠き部21b,21bを有している
場合には、ミシン目15が、第1の領域21の角部に重
なりやすい。このため、上述したように、ミシン目15
に沿って破断して開くと、包装体10の残った材料12
cが、第2の領域22の切り欠き部21b,21bに引
っ掛からずに、第1の領域21の端部を押さえることに
なる。
【0051】また、図5において説明したように、本実
施形態の吸収性製品20では、好ましくは、図5に示さ
れているように、第2の領域22の先端部が、第1の折
り曲げ線21aよりもX方向に関して内側に位置してい
る。このように折り畳んだ場合には、特に、第2の領域
22に切り欠き部21b,21bを形成しなくても、上
述したように、ミシン目15に沿って破断して開くと、
包装体10の残った材料12cが、第2の領域22に引
っ掛からずに、第1の領域21の端部を押さえることが
できる。したがって、図5のように、第2の領域22の
先端部が、第1の折り曲げ線21aよりもX方向に関し
て内側に位置する構成と、第2の領域22に切り欠き部
21b,21bを形成する構成をあわせて採用すれば、
ミシン目15に沿って破断して開いた時に、一層、包装
体10の残った材料12cが、第2の領域22に引っ掛
からずに、第1の領域21の端部を押さえることができ
るという利点がある。
【0052】次に、包装体10から露出した吸収性製品
20を、使用者が自分の手で保持して、取り出す際に
は、包装体10と剥離部材24との接着部25の固着力
は、剥離部材24と吸収性製品20との間の接着部24
aの接着力よりも強いので、吸収性製品20の取り出し
にともなって、剥離部材24は、吸収性製品20から剥
離され、包装体10側に固着された状態で残る。
【0053】かくして、使用者は、ミシン目15をきわ
めて容易に破断することができ、露出した吸収性製品2
0を保持して、取り出すだけで、その剥離部材24も剥
離されるので、そのまま剥離部材24の除去された後の
接着部24aを仮止め部として、下着の内側等に固定す
ることができ、容易に使用を開始することができる。
【0054】そして、この実施形態では、図18及び図
19で説明した包装体1のミシン目5,5により区分さ
れた領域4bと比べると、ミシン目15により区分され
た領域12aが大きな面積を有している。このため、ミ
シン目15を破断する際に、指により掴んだり、抑えた
りすることができる箇所が広く、更にタブテープ30が
設けられていることにより、使用しやすい。特に、ミシ
ン目15は、包装体10の本体12の一面側12aか
ら、延長部15bが他面側12bまで回り込んでいるの
で、図19の場合とは異なり、包装体10の幅方向の端
部を摘んでもミシン目15を破断できる。したがって、
このような点においても、従来の包装体1のように、中
央部を摘む場合と比較すると、遙に取り扱いが容易であ
る。
【0055】次に、吸収性製品20の製造方法を図17
の製造装置を利用して製造する工程を参照することで説
明する。この場合、吸収性製品20自体の製造方法は、
従来と同じであるから、省略し、吸収性製品20が折り
畳まれた後で、特に特徴ある包装体10により包装され
る工程を中心に説明する。
【0056】図17(a)は製造装置60の概略平面図
であり、図17(b)は、製造装置60の概略側面図で
ある。この製造装置60では、矢印Pに示すように、図
面右端から左端の方向へ工程が進むようになっている。
これを工程順に説明すると、製造装置60は、例えば、
供給ロール等の図示しない手段によって、この供給ロー
ル等に巻いたシート材料を送りだすことで、包装体10
を形成するための一方向に連続したシート材料Sを当該
連続する方向に送るようになっている。シート材料S
は、例えば、プラスチックフィルム等のヒートシール可
能で柔軟な性質を有するものが適しており、具体的に
は、例えば、ポリエチレン等のフィルムや、ポリプロピ
レン等の熱融着性繊維を使用した不織布を単層で、ある
いは積層して形成したシート状としたもの等が使用され
る。
【0057】(ミシン目の形成工程及びタブテープの配
置工程)工程の最初では、シート材料Sは、幅方向(P
と直交する方向)に広げられており、ミシン目15の形
成手段61により、ミシン目15が形成される。この実
施形態では、ミシン目形成手段61は、ローラ状に形成
され、その円筒状の回転周面には、例えば図8で説明し
たミシン目15に対応した形状にミシン目をカットでき
るカッターを構成する刃61aを備えている。これによ
り、例えば、図示するように、シート材料Sが連続する
方向(Pの方向)と交差する部分を有するミシン目15
として細かく連続する間欠的切断用の刃61aによっ
て、ミシン目を形成するようになっている。この時、、
図12ないし図14で説明したように、ミシン目は、後
述の工程で配置されるつまみ部材(タブテープ)の両端
部に切れ目が位置するように形成される。特に、ミシン
目形成手段61が備えるカッターの刃61aは、図8で
説明したように、ミシン目15を吸収性製品20の幅寸
法W1を超えて形成するようにしている。これにより、
個装の包装体10とした時に、ミシン目15が一面側か
ら他面側に回り込むように設けることができる。
【0058】次に、図17(b)にのみ示されているよ
うに、つまみ部材の形成手段50によって、個々の吸収
性製品20毎に、上述したつまみ部材が固定される。具
体的には、つまみ部材の形成手段50は、テープ状に連
続するつまみ部材の材料を供給する供給ロール67と、
供給ロールから繰り出される材料51を個々のつまみ部
材の長さにカットするカッター68を備えている。材料
51には、図9で説明したように接着剤が塗布されてい
る。カッター68によりカットされた材料51は、図9
で説明したようにつまみ片32が形成されて、搬送ロー
ル69を介して、エンドシール65から出てきたシート
材料Sの一面側に、図1や図8で示すように、個々の製
品単位毎に、つまみ部材を固定する。
【0059】(接着する工程)次に、ミシン目15が形
成されたシート材料Sは、矢印P方向へ送られて、この
シート材料Sに対しては、接着剤塗布手段62により、
吸収性製品20の接着部25が形成される箇所と対応す
る位置に、例えばホットメルトを吹きつけることにより
接着部25を形成する。この接着部25の位置に適合す
るように、シート材料Sの上に、図4及び図5で説明し
た吸収性製品20を載置して、この吸収性製品20とシ
ート材料Sとを接着する。この場合、吸収性製品20に
は、剥離部材24が貼られているので(図5参照)その
外面に接着されることになる。
【0060】(シート材料で包む工程)次に、シート材
料Sは、吸収性製品20を載せた状態で、折り板63
a,63bを備える工程に搬送される。各折り板63
a,63bは、それぞれシート材料Sの幅方向の寸法
を、C1,C1で示すように、各端部側から内側に向け
て狭める通路を有しており、各折り板63a,63b
は、吸収性製品20を幅方向から包むように、それぞれ
シート材料Sの対応する端部側を上方に折り返すように
なっている。そして、例えば、折り板63aは、シート
材料Sの対応する端部側を先に折り返し、その後、これ
に重ねるように、折り板63bが、シート材料Sの対応
する端部側を上方に折り返すようになっている。これに
より、シート材料Sの各折り板63a,63bによって
折り返された部分は、図8で説明したように、他面側1
2bとなって、その中心部は重合される。次に、この重
合部に対して、加熱手段64の加熱部が圧着されること
により、接着されて融着部16が形成される。
【0061】(個装の分離工程)次に、個々の吸収性製
品20毎に、包装体10を区分するために、例えば、ロ
ーラ状の円筒外面に、矢印P方向と直交する方向に帯状
に形成した加熱手段を一定間隔毎に設けたエンドシール
65により、シート材料Sは連続状態のまま、先ず、シ
ール部13に対応する位置を加熱して、融着部13bを
形成する。次いで、ローラ状の円筒外面に、矢印P方向
と直交する方向に切断用の刃を形成したエンドカッター
66により融着部13bの中心で切断する。これによ
り、折り畳んだ状態の吸収性製品20を収容した包装体
10の個装が完了する。
【0062】このように、本実施形態の製造装置10に
よれば、ミシン目形成手段61が備えるカッターの刃6
1aは、図8で説明したように、シート材料Sに連続方
向Pと交差する方向にミシン目15を設けることがで
き、吸収性製品20の幅寸法W1より外側の位置まで配
置することで実現できる。これにより、完成した包装体
10のミシン目の一端部は、図1及び図2で説明したよ
うに、包装体の一面12aから他面側12bまで延長さ
れることになる。したがって、この製造装置60によっ
て、開封時に破断箇所を掴みやすい構造を容易に形成す
ることができる。
【0063】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述の実施の形態の吸収性製品の例
として失禁パッドを図示しているが、これに限らず失禁
パッド以外の吸収性製品、たとえば女性用生理用品や、
オムツ等種々の製品に適用することができる。上述の各
実施形態の個別の構成は、必要により省略したり、説明
しない他の構成と組み合わせてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸収性製品を包む包装体において、開封しやすく、つか
い勝手のよい包装体と、このような包装体を利用した吸
収性製品、及び包装体のの製造方法ならびに製造装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性製品及び包装体の第1の実施形
態を示す一面側から見た斜視図。
【図2】本発明の吸収性製品及び包装体の第1の実施形
態を示す他面側から見た斜視図。
【図3】図1のA−A線概略断面図。
【図4】図1の包装体に収容された吸収性製品の一例を
示し、(a)は概略平面図、(b)は、概略底面図。
【図5】図1の包装体を折り畳んだ状態の概略斜視図。
【図6】図1の包装体を一面側見た図。
【図7】図1の包装体を他面側見た図。
【図8】図1の包装体により、吸収性製品を包む様子を
示す説明図。
【図9】図1の包装体のはくり部材の構造を示す図。
【図10】図1の包装体にはくり部材を固定した状態を
示す図であり、(a)はミシン目を破断する前の図であ
り、(b)はミシン目を破断する際の図。
【図11】図1の包装体にはくり部材を固定する領域と
しての破断開始領域を示す図。
【図12】図1の包装体のはくり部材を固定する領域と
ミシン目の構造との関係を示す図。
【図13】図1の包装体のはくり部材を固定する領域と
ミシン目の構造との関係を示す図。
【図14】図1の包装体のはくり部材を固定する領域と
ミシン目の構造との関係を示す図。
【図15】図1の包装体をそのミシン目に沿って破断す
る方法のひとつを示す概略斜視図。
【図16】図15の方法でミシン目を破断した後で、包
装体を開いた様子を示す概略斜視図。
【図17】図1の吸収性製品の包装体の製造装置を示す
図であり、(a)は製造装置の概略平面図、(b)は、
製造装置の概略側面図。
【図18】従来の包装体の概略斜視図。
【図19】図18の包装体から生理用ナプキンを取り出
す様子を示す図。
【符号の説明】
10・・・(吸収性製品と)包装体、12・・・本体、
12a・・・一面側、12b・・・他面側、13,13
・・・シール部、15・・・ミシン目、15a・・・形
成軌跡、15b,15b・・・延長部、16・・・融着
部、S・・・シート材料、21・・・第1の領域、22
・・・第2の領域、23・・・第3の領域、21a・・
・第1の折り曲げ線、22a・・・第2の折り曲げ線、
24・・・剥離部材、25・・・接着部、30・・・は
くり部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/10 B65D 75/58 4C003 65/28 A61F 13/18 370 75/58 360 Fターム(参考) 3E050 AA03 AA08 AB02 AB08 BA05 BA12 CB01 CC03 CC09 CC10 DC02 DC09 DD04 DF02 FB01 FB08 GA08 GB03 3E056 AA02 BA06 CA02 DA01 EA05 FD01 FD02 3E067 AA12 AB83 AC01 BA18A BB15A BB16A CA24 EA06 EB03 EB13 FA01 FC01 3E068 AA40 BB01 CC22 CC26 CD01 CE03 DD02 DD08 DE11 EE31 EE32 3E086 AA23 AB01 AC07 AC12 AC15 AC35 AD01 BA02 BA04 BA15 BB51 CA35 DA08 4C003 GA05 GA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に長い形状の本体の幅方向に沿っ
    た折り曲げ線により折り畳んだ状態の吸収性製品を収容
    するための包装体であって、 袋状の本体の少なくとも一面に本体材料を開封するため
    のミシン目が形成されており、 前記ミシン目が、前記吸収性製品の本体の幅方向とほぼ
    一致する方向に沿って延びるように形成されており、 前記ミシン目の延びる領域のほぼ中央部には、つまみ部
    材が配置されていて、このつまみ部材が、前記ミシン目
    が破断して開かれる領域に対して固定される基端部と、
    この基端部から一体に延びていて、前記本体に対して実
    質的に固定されていない、つまみ片とを有していて前記
    本体材料は、前記つまみ部材の前記基端部と前記つまみ
    片との間の破断開始領域の、前記つまみ部材の幅方向両
    端部にかかる箇所において、前記ミシン目の切れ目が配
    置されるように形成されていることを特徴とする、吸収
    性製品の包装体。
  2. 【請求項2】 前記破断開始領域となる箇所において、
    前記ミシン目の切れ目の長さや、連続する切れ目どうし
    の間隔を、他の領域とは異ならせることにより、前記破
    断開始領域となる箇所が、ミシン目が形成されている他
    の領域よりも破断しやすい構成とされていることを特徴
    とする、請求項1に記載の吸収性製品の包装体。
  3. 【請求項3】 前記破断開始領域となる箇所に形成され
    た前記ミシン目が、少なくとも複数の切れ目を備えるこ
    とを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の
    吸収性製品の包装体。
  4. 【請求項4】 前記ミシン目の形成軌跡が、前記破断開
    始領域となる箇所において、凸状の先端形状を備えてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の吸収性製品の包装体。
  5. 【請求項5】 包装体を形成するための一方向に連続し
    たシート材料を当該連続する方向に送り、 前記シート材料に対して、少なくとも前記連続方向と交
    差する方向にミシン線を形成する工程と、 折り畳まれた吸収性製品を前記シート材料の上に配置す
    ると共に、この吸収性製品表面に貼られた剥離部材の外
    面を、前記シート材料に接着する工程と、 前記吸収性製品を幅方向から包むように、前記シート材
    料の幅方向両端部を互いに内側に折り返して、前記吸収
    性製品のほぼ中央部で折り畳んだ前記フィルム状材料を
    重ねて、重合箇所を接着する工程と、 前記シート材料を前記吸収性製品の単位で、幅方向にヒ
    ートシールして切断する工程とを有しており、 前記ミシン線を形成する工程において、このミシン線
    を、前記シート材料に対して、前記吸収性製品の幅寸法
    より外側の位置まで形成し、さらに、前記吸収性製品の
    長さ方向に向きを変えて延びるように設けたことを特徴
    とする、吸収性製品の製造方法。
  6. 【請求項6】 包装体を形成するための一方向に連続し
    たシート材料を当該連続する方向に送る手段と、 前記シート材料に対して、少なくとも前記連続方向と交
    差する方向にミシン線を形成する手段と、 折り畳まれた吸収性製品を前記シート材料の上に配置し
    て、この吸収性製品表面に貼られた剥離部材の外面を、
    前記シート材料に接着する手段と、 前記吸収性製品を幅方向から包むように、前記シート材
    料の幅方向両端部を互いに内側に折り返して、前記吸収
    性製品のほぼ中央部で折り畳んだ前記フィルム状材料を
    重ねて、重合箇所を接着する手段と、 前記シート材料を前記吸収性製品の単位で、幅方向にヒ
    ートシールして切断する手段とを有しており、 前記ミシン線を形成する手段が、このミシン線を、前記
    シート材料に対して、前記吸収性製品の幅寸法より外側
    の位置まで形成し、さらに、前記吸収性製品の長さ方向
    に向きを変えて延びるように設ける構成としたことを特
    徴とする、吸収性製品の製造装置。
  7. 【請求項7】 折り畳んだ状態で包装体に収容された吸
    収性製品であって、 前記吸収性製品が、 袋状の本体の少なくとも一面に本体材料を開封するため
    のミシン目が形成されており、 前記ミシン目が、前記吸収性製品の本体の幅方向とほぼ
    一致する方向に沿って延びるように形成されており、 前記ミシン目の延びる領域のほぼ中央部には、つまみ部
    材が配置されていて、 このつまみ部材が、前記ミシン
    目が破断して開かれる領域に対して固定される基端部
    と、この基端部から一体に延びるつまみ片とを有してお
    り、 少なくとも、前記本体材料は、前記つまみ部材の前記基
    端部と前記つまみ片との間の破断開始領域の、前記つま
    み部材の幅方向両端部にかかる箇所において、前記ミシ
    ン目の切れ目が配置されるように形成されていることを
    特徴とする、吸収性製品。
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