JP2003116914A - 体液吸収製品の個包装体 - Google Patents

体液吸収製品の個包装体

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 膣内に挿入する吸収体を用いた体液吸収製品
を開封するときに、それまで使用していた吸収体を手を
汚すことなく処理できるようにする。 【解決手段】 袋体を切断して第1の袋部分20Aと第
2の袋部分20Bに分離する。処理シート31で筒体3
0が形成されて、この筒体30が第2の袋部分20Bに
固定されている。この筒体30を広げて使用済みの吸収
体11を包んで廃棄することができる。このとき、未使
用の体液吸収製品は第1の袋部分20Aの内部に位置し
ているため、清潔を保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膣内に挿入される
吸収体を有する体液吸収製品が、袋で個別に包装された
個包装体に係り、特に袋を開封した後に使用済みの吸収
体を手を汚すことなく廃棄処理しやすくした体液吸収製
品の個包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】体液吸収製品として、膣内に挿入される
吸収体と前記吸収体の後端部から延びる紐とを有するい
わゆる生理用タンポンが存在している。
【0003】従来市販されている前記体液吸収製品とし
ては、アプリケータ内に生理用タンポンが収納されてい
るもので前記アプリケータを用いて吸収体を体内に挿入
するもの、またはアプリケータを用いずに指で吸収体を
体内に挿入するものがある。前記アプリケータを用いた
ものは、生理用タンポンとアプリケータとが組み合わさ
れた状態で、個別に袋で包装されて個包装体とされ、前
記アプリケータを用いないものは前記生理用タンポンが
個別に袋で包装されて個包装体とされている。そして、
複数の前記個包装体が箱に収納されたものが製品パッケ
ージとして店頭に並べられている。
【0004】前記体液吸収製品を新たなものに交換する
ときには、使用中の生理用タンポンを体内から取り出
し、トイレットペーパやティッシュペーパを複数枚重ね
たものを使用して使用済みの生理用タンポンを包んで廃
棄していることが多い。そして、新たな体液吸収製品の
個包装体の袋を開封して、袋から取り出した生理用タン
ポンを体内に装着している。
【0005】また、実開昭61−115525号公報に
記載の生理用タンポンの包装体は、未使用の生理用タン
ポンが封入されている第1の袋と、生理用タンポンが封
入されていない第2の袋とがミシン目によって分離でき
るように連結されている。生理用タンポンの装着者は、
まず使用済みの生理用タンポンを体内から取り出し、取
り出した使用済みの生理用タンポンを前記第2の袋内に
入れ、この第2の袋の口を粘着剤が設けられた蓋部分で
閉じることで廃棄できる。そして前記第1の袋を開封し
て新たな生理用ナプキンを装着できるようにしている。
【0006】また、特開平7−323045号公報に
は、生理用ナプキンを封入した袋の中に、ペーパが一緒
に封入されたものが開示されている。新たな生理用ナプ
キンを使用するときに袋を開封して内部から前記ペーパ
を取り出し、このペーパで局部の汚れを拭き取ってか
ら、新たな生理用ナプキンを装着するというものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記実開昭61−11
5525号公報に記載のものを使用すると、使用済みの
生理用タンポンを第2の袋に入れて封をして廃棄できる
ため、その後は使用済みの生理用タンポンで手を汚すこ
とがない。しかし、体内から取り出した生理用タンポン
を前記第2の袋に入れるまでの間に、指で生理用タンポ
ンを掴んだり、トイレットペーパやティッシュペーパを
介して指で生理用タンポンを掴んで前記第2の袋に入れ
ることが必要となり、その間に指を汚しやすい。
【0008】また吸収体を体内から取り出すときに、ト
イレットペーパで紐を掴んで引き出すこともあるが、こ
のとき紐に付着している経血が指に付着して指を汚しや
すい。また、体外へ出ている紐をトイレットペーパを介
して指で掴もうとするときに、紐を掴む感覚が指に伝わ
りにくいため、紐をすぐに探すことができないという問
題も生じる。
【0009】また、特開平7−323045号公報に記
載のものは、袋の中にペーパが入っているが、袋を開封
し生理用ナプキンを取り出したときに、ペーパが一緒に
袋から出て脱落するおそれがあり使用しずらい。また前
記ペーパが生理用ナプキンに連結されており、使用時に
ペーパをナプキンから切り離すものも開示されている。
しかし前記ペーパをナプキンから切り離すのも煩雑であ
る。またペーパが使用前のナプキンに連結されていると
いう構造は不自然であり実用性に乏しい。
【0010】またこの公報に開示されているのは袋に封
入されているのがペーパであるため、このペーパで使用
済みのナプキンや生理用タンポンなどの体液吸収製品を
包んだとしても、ペーパから経血が滲み出やすい。
【0011】本発明は前記従来の課題を解決するもので
あり、体液吸収製品を交換する際に、袋を開封したとき
に、開封操作の直後に直ちに処理シートを用いて体液吸
収製品を手を汚すことなく処理できるようにした体液吸
収製品の個包装体を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、膣内に挿入さ
れる吸収体を有する体液吸収製品が、包装シートで形成
された袋内に個別に包装されている個包装体において、
前記袋の内部に使用済みの前記吸収体を処理する際に用
いられる処理シートが収納されており、前記包装シート
には前記袋の一部を分離する切り離し部が設けられ、前
記切り離し部で分離される袋部分の内面に、前記処理シ
ートの一部が固定されていることを特徴とするものであ
る。
【0013】この個包装体では、前記切り離し部によっ
て袋の一部を切り離したときに、分離した袋部分に処理
シートが連結されているため、開封直後に処理シートを
手にすることができる。よってこの処理シートを用い
て、使用中の吸収体から延びる紐を掴んで引き出した
り、体外へ出た吸収体を直ちに処理シートで包むことが
できる。
【0014】例えば、前記袋には、袋の横方向に向く線
に沿って包装シートを切断して第1の袋部分と第2の袋
部分に分離する切り離し部が設けられており、前記処理
シートが前記第2の袋部分の内部に固定されているとと
もに、前記処理シートが前記第2の袋部分から外側へ突
出しているものである。
【0015】この個包装体では、袋を2つに分離した後
に、処理シートが第2の袋部分から突出している大きさ
であるため、この処理シートを簡単に広げて使用済みの
吸収体などを処理できる。
【0016】また、前記第2の袋部分の端部では、前記
包装シートの間に前記処理シートの一部が挟まれた状態
で、前記包装シートと前記処理シートとが一緒に融着さ
れて閉じられているものが好ましい。
【0017】前記処理シートが袋の端部のシール部で一
緒に融着されていると、包装シートの内面に処理シート
を固着する手段を別途設ける必要がなく、製造が容易で
ある。
【0018】また、前記体液吸収製品が、前記吸収体と
この吸収体の後端部から延びる紐とを有しているもので
ある場合に、前記吸収体が前記第1の袋部分の中に納め
られているもの、または、前記体液吸収製品は、前記吸
収体を収納した外筒と、前記紐が挿通され且つ前記吸収
体を前記外筒から押し出す内筒を有するアプリケータが
設けられたものであり、前記外筒が前記第1の袋部分の
中に納められていることが好ましい。
【0019】吸収体またはアプリケータの外筒が、前記
第1の袋部分の中に納められていると、第2の袋部分に
設けられた処理シートで使用済みの吸収体などを処理し
ているときに、第1の袋部分の中に納められている未使
用の吸収体またはアプリケータの外筒を衛生な状態に保
つことができる。
【0020】前記において、前記処理シートは例えば筒
体である。この場合に、前記筒体を広げたときの直径
は、前記第2の袋部分の直径よりも大きく、前記筒体が
折り畳まれた状態で前記袋の内部に収納されているもの
が好ましく、あるいは前記筒体は、前記第2の袋部分か
ら突出している開口部の直径が、前記第2の袋体の内部
に位置する部分の直径よりも大きいものが好ましい。
【0021】前記処理シートが筒体であると、使用済み
の吸収体を前記筒体の内部に納めて廃棄できる。また前
記のように筒体の開口部をその直径が大きくなるように
広げるようにすると、使用済みの吸収体を前記筒体内に
簡単に包みこむことができる。
【0022】また、前記第2の袋部分から突出している
前記筒体の開口部で、前記処理シートの一部が筒体の外
側に曲げられて折り曲げシート部が形成されており、こ
の折り曲げシート部とその内側に位置する筒体外面との
間にポケット部が形成されているものが好ましい。
【0023】この例では、前記ポケット部に指を入れて
筒体の内面で、使用済みの生理用タンポンを保持できる
ようになり、手を汚しにくくなる。また筒体の内部に使
用済みの生理用タンポンを入れた後に折り返し部を元の
状態に戻せば、使用済みの生理用タンポンを筒体の内部
に完全に納めることができる。
【0024】あるいは、前記処理シートは、シートの任
意の位置に設定される折り中心から放射状に延びる折り
線で折り畳まれており、前記折り中心またはそのその近
傍が前記包装シートの内面に固定されているものであっ
てもよい。
【0025】このように処理シートが畳まれて包装シー
トの内面に固定されていると、個包装体を開封した後
に、処理シートを広く広げて使用することができる。
【0026】あるいは、前記処理シートが筒状に丸めら
れて、その一部が前記包装シートの内面に固定されてい
るものであってもよい。
【0027】また、前記袋は、前記体液吸収製品が収納
される空間と、前記処理シートが収納される空間とに区
分されているものであってもよい。
【0028】さらに、前記処理シートは液遮断機能を有
するものが好ましい。処理シートが液遮断機能を有して
いると、処理シートで使用済みの吸収体や紐を掴んだと
きに指へ汚れが付着しにくい。
【0029】また、前記処理シートは、一方の面が吸水
機能を有する繊維構造物で形成されているものが好まし
く、例えば、前記筒体の内面が吸水機能を有する繊維構
造物で形成されているが好ましい。
【0030】前記処理シートの吸水機能を有する面で使
用済みの吸収体を包むようにすると、吸収体から滲み出
る液が前記繊維構造物で吸収され、液が外部に洩れにく
くなる。
【0031】また、前記処理シートには、使用済みの前
記吸収体を収納した後に処理シートを閉じた状態に支持
する止着手段が設けられていることが好ましい。
【0032】前記止着手段によって処理シートを閉じた
ままの状態で維持することにより、吸収体に吸収された
液が処理シートの外部に洩れるのを防止できるようにな
る。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は本発明の体液吸収製品の個
包装体を示す斜視図、図2(A)(B)は前記個包装体
を開封した状態を示す斜視図である。
【0034】図1および図2に示す個包装体1は、体液
吸収製品10が1個ずつ個別に袋20で包装されている
ものである。
【0035】この実施の形態の体液吸収製品10は、吸
収体11と、前記吸収体11の後端部から延びる紐12
とを有するいわゆる生理用タンポンが、アプリケータ1
3内に収納されているものである。
【0036】前記吸収体11は、コットンやレーヨンな
どの親水性繊維を圧縮して、表面を不織布などの透液性
シートで包んだものである。生理中の女性の膣内に吸収
体11が挿入されると、吸収体11が経血を吸収して膣
内で膨張する。前記吸収体11を膣内に挿入していると
きには前記紐12を膣口から体外へ出しておき、この紐
12を引くことにより使用後の吸収体11を膣内から取
り出すことができる。
【0037】前記アプリケータ13は合成樹脂材料で形
成されているものであり、前記吸収体11を収納してい
る外筒14と、前記吸収体11の後端部に対向して前記
外筒14に対して摺動自在に挿入された内筒16とを有
している。外筒14の先端部には複数の開放爪15が互
いに分割されて一体に形成されている。また、前記吸収
体11の後端部から延びる前記紐12は、前記内筒16
内に挿通されて内筒16の後端部から後方へ突出してい
る。
【0038】この体液吸収製品10を使用するときに
は、前記アプリケータ10の外筒14を膣内に挿入し、
内筒16を外筒14の内部に押し込む。このとき内筒1
6によって外筒14内の吸収体11が押し出され、外筒
14の先端部分の前記開放爪15が開くように変形させ
られて、吸収体11が膣内に挿入される。
【0039】前記袋20は、包装シート21で形成され
ている。この実施の形態での前記包装シート21は、ポ
リエチレンフィルムである。ただしポリエチレンフィル
ムの代わりに、ポリプロピレンフィルム、紙材、ポリエ
チレンフィルムと紙材とのラミネート材などを使用する
ことも可能である。
【0040】前記袋20はいわゆるピロー包装形態とな
っている。すなわち、帯状に連続した前記ポリエチレン
フィルムが縦シール部22によってシールされて筒体が
形成され、この筒体の内部に前記体液吸収製品10が挿
入されて、前記体液吸収製品10の一方の端部に横シー
ル部23が形成され、他方の端部に横シール部24が形
成され、隣接する横シール部23と横シール部24との
間で包装シート21が切断されて、1個ずつの個包装体
1とされる。
【0041】前記袋20の中央部分には、前記袋20を
縦方向(Y方向)へ二分するための切り離し部25が設
けられている。図1に示す例では、前記包装シート21
が、縦方向(Y方向)と直交する横方向に延伸処理され
た樹脂フィルムで形成されているとともに、前記縦シー
ル部22から側方へ突出している包装シート21の縁部
に、切断線を形成するきっかけとなる切り込みが形成さ
れており、この切り込みが前記切り離し部25となって
いる。前記切り込みをきっかけとして包装シートを破る
と、袋20の横方向に向く矢印Xに沿って切断線が進行
し、前記包装シート21を容易に切断することができ
る。
【0042】あるいは、前記矢印Xに沿って開封用のテ
ープを前記包装シート21の外面または内面に接着剤で
接着し、あるいは熱シールにより固着する。このテープ
は横方向に向けられて袋20の全周に固定されていても
よいし、または前記周方向の一部に固定されていてもよ
い。そして前記テープの端部は袋20の外部に突出させ
られている。このテープを保持してX方向へ引き剥がす
ことにより、包装シート21にX方向に向く切断線を進
行させることができ、包装シート21を容易に切断する
ことができる。
【0043】または、前記切り離し部25として、前記
包装シート21に袋20を周方向に沿って連続して切断
できるように形成されたミシン目を設けたものであって
もよい。
【0044】前記袋20が前記切り離し部25の部分で
切断されることによって、前記袋20が、図2(A)に
示す第1の袋部分20Aと、図2(B)に示す第2の袋
部分20Bとに分離される。そして、前記体液吸収製品
10の吸収体11およびこれが収納された外筒14が前
記第1の袋部分20Aの内部に位置し、紐12およびこ
の紐12が挿通されている内筒16が前記第2の袋部分
20Bの内部に位置している。
【0045】前記第2の袋部分20Bの内部には、処理
シート31で形成された筒体30が収納されている。
【0046】図3(A)は、前記第2の袋部分20Bが
分離された状態での前記第2の袋部分20Bおよび前記
筒体30を示す斜視図であり、図3(B)は前記筒体3
0の構造を示す斜視図である。
【0047】前記処理シート31は、筒体30の外面と
なる第1の表面31aと、筒体30の内面となる第2の
表面31bを有している。処理シート31は液遮断機能
を有しており、前記第1の表面31aはポリエチレンフ
ィルム、ポリプロピレンフィルムなどの樹脂フィルムで
形成され、または撥水処理された不織布などで形成され
ている。
【0048】前記第2の表面31bは吸水機能を発揮で
きる繊維構造物で形成されている。前記繊維構造物は、
熱融着が可能で且つ吸水機能を有しており、例えばポリ
エチレンやポリプロピレンなどの親水処理された繊維で
スパンボンド法などで形成された不織布である。あるい
はポリエチレンやポリプロピレンの単繊維、または鞘部
がポリエチレンで芯部がポリプロピレンまたはポリエス
テルの芯鞘構造で且つ親水処理された複合合成繊維でエ
アースルー法やスパンレース法で形成された不織布で形
成されている。あるいは前記スパンレース法などで形成
された不織布にレーヨンやパルプなどの親水性繊維が含
まれたものであってもよい。
【0049】前記第1の表面31aに現れる樹脂フィル
ムと、第2の表面31bに現れる繊維構造物は、接着剤
を用いた接着手段や熱融着手段などにより一体化されて
いる。または、前記繊維構造物の片面に溶融樹脂を押し
出して樹脂フィルムと繊維構造物とをラミネートしたも
のであってもよい。
【0050】図3(B)に示すように、前記処理シート
31の端縁部31cと端縁部31dが重ねられた状態
で、重なり部が縦方向に延びるシール線32によって熱
シールされて筒体30が形成されている。この筒体30
を真円の筒となるように広げたときの直径は、前記第2
の袋部分20Bを真円の筒となるように広げたときの直
径よりも十分に大きい。筒体30を広げたときの直径
は、使用済みの吸収体11を包みやすいように40mm
以上であることが好ましく、さらに好ましくは60mm
以上である。
【0051】また、前記筒体30の縦方向の長さ寸法L
1は、第2の袋部分20Bの縦方向の長さ寸法L2より
も十分に長いことが必要であり、図2(B)および図3
(A)に示すように、第2の袋部分20Bが分離された
状態で、前記筒体30が前記第2の袋部分20Bよりも
突出していることが必要である。
【0052】前記袋20の前記横シール部23と横シー
ル部24との間の長さL0は、体液吸収製品10の全長
寸法よりも20〜50mmの範囲で長いことが好まし
く、体液吸収製品10がレギュラーサイズで全長が12
0mmの場合、前記L0は140から170mmである
ことが好ましい。
【0053】また第1の袋部分20Aの縦方向の長さ寸
法、すなわち横シール部23から切り離し部25までの
長さ寸法L3は、アプリケータ13の外筒14の長さ寸
法よりも大きいことが好ましい。またアプリケータ13
を用いず、吸収体11と紐12がそのまま包装されるタ
イプでは、前記長さ寸法L3は吸収体11の全長よりも
長いことが好ましい。
【0054】レギュラーサイズの体液吸収製品10で
は、外筒14の全長が70mm程度であるため、前記第
1の袋部分20Aの長さ寸法L3は70mm以上である
ことが好ましい。また吸収体11の長さ寸法は50mm
程度であるため、吸収体11が直接に収納されるタイプ
では、前記第1の袋部分20Aの長さ寸法L3が50m
m以上であることが好ましい。第1の袋部分20Aの長
さ寸法L3が前記範囲内であると、第1の袋部分20A
と第2の袋部分20Bとに分離されたときに、外筒14
または吸収体11が第1の袋部分20Aの内部に納めら
れた状態となり、外筒14または吸収体11を第1の袋
部分20Aから取り出すまでの間、衛生的な状態を保つ
ことができる。
【0055】図3(B)に示すように、前記筒体30
は、内側折込部30a,30b,30c,30dが形成
されて折り畳まれ、前記袋20の内部に納められる寸法
とされている。そして、筒体30の基端部33は、前記
横シール部24の部分において、包装シート21に挟ま
れた状態で包装シート21と共に熱シールされて、第2
の袋部分20Bの端部に固定されている。このように前
記横シール部24は、袋20の端部を封止する機能と前
記処理シート31を固定する機能の双方を発揮してい
る。よって前記処理シート31を袋20の内部に固定す
るための固定手段を別個に設ける必要はない。
【0056】図1に示すように、袋20の内部において
は、前記筒体30の開口部34が第1の袋部分20A内
にまで延びている。そして前記筒体30は折り畳まれた
状態で、前記アプリケータ13の内筒16、および外筒
14の一部に重ねられている。
【0057】この個包装体1の前記袋20の外面には、
イラストや文章により開封方法が直ぐに理解できるよう
に記載され、使用者が利き腕側の手で第2の袋部分20
Bを掴み、逆側の手で第1の袋部分20Aを掴むように
示唆されている。
【0058】通常は、第1の袋部分20Aが左手、第2
の袋部分20Bが右手で保持されるようになり、この状
態で、前記切り離し部25の切り込みをきっかけとして
包装シート21を切断すれば、左手でアプリケータ13
の外筒14が収納されている第1の袋部分20Aを保持
でき、右手で分離された第2の袋部分20Bを保持でき
る。
【0059】また、前記切り離し部25で袋20を切断
すると、第2の袋部分20Bと一緒に筒体30が第1の
袋部分20Aの内部から引き出されるため、袋20を開
封した直後に、利き腕である右手で処理シート31を直
ちに保持することができる。このとき、筒体30の開口
部34は、第2の袋部分20Bから外部に突出している
ため、この開口部34を手で開くことで、筒体30を広
げることができる。よって、体外から取り出した使用済
みの生理用タンポンを直ちに前記筒体30の内部に入れ
て包むことができる。なお、前記筒体30を形成してい
る処理シート31を介して指で体外へ延びている紐12
を掴み、この紐12を引いて吸収体11を体外へ取り出
し、そのまま筒体30内に使用済みの吸収体11を包み
込むようにしてもよい。
【0060】前記処理シート31は、筒体30の内面に
向く第2の表面31bが吸水機能を有し、筒体30の外
面に向く第1の表面31aが樹脂フィルムで形成されて
いる。そのため、吸収体11を筒体30で包んだときに
吸収体11から滲み出た経血が前記第2の表面31bに
より吸収され、経血が外部に滲み出ることを防止でき
る。また筒体30の外面が液遮断機能を有する樹脂フィ
ルムで形成されているため、経血が指に付着するのを防
止できる。
【0061】なお、前記処理シート31を用いて使用済
みの吸収体11など処理しているときに、未使用の体液
吸収製品10の外筒14が、第1の袋部分20Aに覆わ
れているため、未使用の外筒14が汚れるのを防止で
き、アプリケータ13の外筒14を体内に挿入するとき
に清潔を保ったまま使用することができる。
【0062】図4は、図1ないし図3に示した実施の形
態の変形例を示しており、処理シートで形成された筒体
のみを示す斜視図である。
【0063】図4に示す筒体40は、処理シート41で
形成されている。この処理シート41は前記実施の形態
の処理シート31と同じ構造であり、筒体40の外面に
現れる表面が樹脂フィルムで形成され、筒体40の内面
に現れる表面が吸水機能を有する繊維構造物で形成され
ている。
【0064】前記処理シート41は、端縁部41aと端
縁部41bとが重ねられ、この重なり部に縦方向に延び
るシール線42によって熱シールされて、筒体40が形
成されている。この筒体40は、長方形の平坦な状態に
折られた後に、折り部45,46,47を形成してW字
状に折り畳まれている。そして一方の基端部43が、前
記袋20の第2の袋部分20Bにおいて横シール部24
でシールされて固定されている。そして開口部44側が
前記第1の袋部分20A内に位置している。前記筒体4
0が袋20内に収納されている状態では、前記筒体40
が折り畳まれた状態で、体液吸収製品10のアプリケー
タ13の前記内筒16の部分に重ねられている。
【0065】図4に示す筒体40が収納された袋20
も、開封時に切り離し部25によって袋20を前後に分
離したときに、第2の袋部分20Bから筒体40が突出
した状態になる。この筒体40の開口部44を広げるこ
とにより、広い開口面積となり、使用済みの吸収体11
を筒体40で包んで廃棄することができる。
【0066】図5は、図1ないし図3に示す実施の形態
のさらに他の例を示している。図5に示す実施の形態で
は、筒体30Aが基本的に図3(A)(B)に示すもの
と同じであり、内側への折込み構造も同じである。ただ
し、図5に示すものでは、第2の袋部分20Bから突出
している筒体30Aの開口部において処理シート31が
外向きに折り返されて折り返し部37が形成されてい
る。そして、筒体30Aは、前記折り返し部37が形成
されたままの状態で内側折込部30a,30b,30
c,30dが形成されている。
【0067】図6は前記筒体30Aを収納した袋20を
切り離し部25で切り離し、さらに第2の袋部分20B
から突出している筒体30Aを広げた状態を示してい
る。図6の状態では、筒体30Aの開口部34Aが大き
く開口するとともに、開口部34Aの周囲で折り返され
た折り返し部37と筒体30Aの外面との間にポケット
部38が形成されている。
【0068】この筒体30Aの処理シート31を使用す
ることにより、装着中の吸収体11から体外へ出ている
紐12を掴むことが容易になる。すなわち図6の状態
で、前記ポケット部38に指を入れて開口部34Aで紐
12を掴んで吸収体11を体外へ引き出すことができ
る。紐12を掴むときに紐12に付着した経血で指を汚
すことがなく前記紐12を引くことができ、さらに体外
へ出た吸収体11および紐12を筒体30Aの中に容易
に収納することができる。また使用済みの生理用タンポ
ンを筒体30A内に収納した状態で、前記折り返し部3
7を前方へ折り戻して伸ばすと、筒体30Aの実質的な
長さ寸法が大きくなって、使用済みの生理用タンポンを
筒体30A内に確実に包み込むことができる。
【0069】図7と図8は、本発明の他の実施の形態の
処理シートおよびこの処理シートで形成される筒体を示
している。
【0070】図7に示すように、この筒体50は、第1
の処理シート51と第2の処理シート52とから形成さ
れている。第1の処理シート51と第2の処理シート5
2は形状が同じである。第1の処理シート51は第1の
表面51aが樹脂フィルムで形成されて液遮断機能を発
揮でき、第2の表面51bが吸水機能を有する繊維構造
物で形成されている。一方、第2の処理シート52も、
第1の表面52aが樹脂フィルムで形成されて液遮断機
能を発揮でき、第2の表面52bが吸水機能を発揮する
繊維構造物で形成されている。
【0071】図7(A)に示すように、第1の処理シー
ト51と第2の処理シート52は、第2の表面51bと
第2の表面52bとが対面した状態で、第1の処理シー
ト51の先部の折り返し部51cが、折り線51dによ
り折られて、第1の処理シート51の第1の表面51a
に重ねられ、第2の処理シート52の先部の折り返し部
52cが折り線51dにより外側に折り返されて、第2
の処理シート52の第1の表面52aに重ねられる。
【0072】そして、図7(B)に示すように、前記第
1の処理シート51と第2の処理シート52の両縁部が
シール部53と54によって熱シールされて、筒体50
が形成される。このとき、前記折り返し部51cが第1
の表面51aに折り重ねられ、前記折り返し部52cが
第1の表面52aに折り重ねられたまま、前記折り返し
部51cの両縁部と、前記折り返し部52cの両縁部も
一緒に前記シール部53と54によって熱シールされ
る。
【0073】この筒体50は基部55の外形が小さく、
図7(C)に示すように、この基部55が第2の袋部分
20Bの内部に位置し、その基端部分が包装シート21
と横シール部24で一緒にシールされて固定されてい
る。前記筒体50は前記基部55から先の部分が徐々に
広がっている。したがって、図7(C)に示すように、
前記筒体50は、幅寸法が広がっている部分が折り畳ま
れて、体液吸収製品10と重ねられた状態で、袋20内
に収納されている。
【0074】前記筒体50は、開口部56の部分で幅広
になっているため、包装シート21を前記切断部25に
おいて切断し第2の袋部分20Bを分離した状態で、図
8(A)に示すように筒体50の開口部56を広く開け
て使用することができる。このとき、外側へ折られてい
る折り返し部51c,52cと筒体50の外面との間に
ポケット部57が形成されるため、このポケット部57
に指を入れて、装着中の吸収体11から体外へ延び出て
いる紐12を掴んで吸収体11を体内から取り出すこと
ができる。図8(A)に示すように、前記紐12を引い
て使用済みの吸収体11を取り出した後に、そのまま紐
12および吸収体11を直ちに筒体50の内部に収納す
ることができる。
【0075】または、前記ポケット部57に一方の手の
指を入れ、他方の手の指で前記紐12を掴んで吸収体1
1を体内から取り出し、前記筒体50の開口部56によ
って、取り出された後の吸収体11を直接掴み、そのま
ま吸収体11を筒体50内に収納してもよい。この場
合、吸収体11は、図8(A)(C)の向きと逆向き
で、すなわち吸収体11が先行して筒体50内に収納さ
れる。
【0076】このように、吸収体11と紐12が筒体5
0の内部に収納された後に、図8(A)において矢印
(i)で示すように、一方の折り返し部51cを前方へ
捲って、さらにこの折り返し部51bを、第2の処理シ
ート52の第1の表面52aの外側へ重ねるように折り
返す。これにより、図8(B)および図8(C)(図8
(B)のC−C線の断面図)に示すように、2枚の折り
返し部51cと52cを第2の処理シート52の第1の
表面52aへ折り返すことができ、吸収体11と紐12
を収納した前記筒体50の開口部56を密閉することが
できる。この状態では、経血が筒体50の外部に滲み出
るのを防止できる。
【0077】また、図7と図8に示す実施の形態におい
て、一方の処理シート、例えば第1の処理シート51に
のみ折り返し部51cを設け、他方の処理シート、例え
ば第2の処理シート52に折り返し部52cを有しない
形状にしてもよい。この構造であっても、筒体内に使用
済みの吸収体11と紐12を収納した後に、前記折り返
し部51cを第2の処理シート52の第1の面52aに
向けて折り返すことにより、図8(B)とほぼ同一の状
態で開口部56を閉じたままの状態にできる。
【0078】また、前記図2(B)と図3(A)(B)
に示す筒体30、図4に示す筒体40、図5と図6に示
す筒体30A、図7と図8に示す筒体50のそれぞれに
おいて、吸収体11と紐12を収納したときに開口部を
閉じたままの状態で維持する止着手段を設けることがで
きる。
【0079】この止着手段として、例えば図6に示す筒
体30Aでは、折り返し部37の外側に向く表面の1箇
所または複数箇所に、感圧接着剤層39aが設けられ
て、この感圧接着剤層39aが離型シート39bで覆わ
れて保護されている。吸収体11と紐12を筒体30A
の内部に収納した後に、前記離型シート39bを剥離し
て感圧接着剤層39aを露出させ、この感圧接着剤層3
9aを筒体30Aを形成するシートに接着することによ
り、筒体の開口部を閉じたままの状態で止めることがで
きる。
【0080】また、前記止着手段として、図8に示す筒
体50では、一方の折り返し部51cの内側の面、すな
わち第1の表面51aに向く面に、止着テープ59が設
けられている。この止着テープ59は、固定部59aが
前記折り返し部51cの前記内側の面に固着されてお
り、引き出し粘着部59bに感圧接着剤層が設けられ
て、折り畳まれた状態となっている。
【0081】吸収体11と紐12を筒体50の内部に収
納し、前記折り返し部51cを折り返した後に、図8
(B)に示すように前記止着テープ59の引き出し粘着
部59bの感圧接着剤層を第2の処理シート52の第1
の表面52aに粘着することにより、開口部56を閉じ
ることができる。
【0082】なお、前記感圧接着剤層39aによる止着
手段および前記止着テープ59による止着手段は、前記
筒体30、30A、40、50のそれぞれに対して、選
択して適用することができる。
【0083】図9と図10は本発明の他の実施の形態を
示すものであり、図9は処理シートの折り畳み工程を示
し、図10(A)は折り畳まれた処理シートが第2の袋
部分に保持された状態、図10(B)は処理シートを展
開した状態を示す。
【0084】図9(A)に示す処理シート61は正方形
であり、その一辺は50mm以上、さらに好ましくは8
0mm以上である。処理シート61の図の姿勢での下面
は液遮断性機能を有するために樹脂フィルムで形成され
た第1の表面61aである。そして図9(A)で上を向
いている面が吸水機能を有する繊維構造物で形成された
第2の表面61bである。
【0085】図9(A)に示す処理シート61の幾何学
的な中心を折り中心62として、この折り中心62で交
叉する第1の折り線63と第2の折り線64を設定す
る。そして前記吸水機能を有する第2の表面61bが内
側へ向くように、まず第1の折り線63で処理シート6
1を折り、その後に第2の折り線64で折って、図9
(B)に示すように処理シート61を4枚重ねに折る。
【0086】さらに図9(B)に示す折り畳み体を、前
記折り中心62とその対角を結ぶ第3の折り線65で折
って、図9(C)に示すように全体が3角形のシート折
り体60が形成される。
【0087】図10(A)に示すように、前記シート折
り体60はさらに細く曲げられて、袋20内に収納され
る。そして前記処理シート61の前記折り中心62また
はその近傍が、横シール部24において包装シート21
と共にシールされて固定される。そして、個包装体1の
袋20の内部では、図10(A)に示すように折られた
処理シート61が、アプリケータ13の内筒16と包装
シート21との間のスペース内に納められている。
【0088】この個包装体を開封する際には、前記切り
離し部25によって第1の袋部分20Aと第2の袋部分
20Bに分離するが、このとき図10(A)に示すよう
に、処理シート61は、第2の袋部分20Bから外部へ
突出した状態となる。この処理シート61を図10
(B)に示す状態に広げるときには、第2の袋部分20
Bを構成する包装シート21を横シール部24に向けて
手繰り寄せることにより、処理シート61を平面に近い
状態に展開することができる。
【0089】処理シート61の樹脂フィルムで形成され
た第1の表面61aに指を当てて、吸水機能を有する第
2の表面61bで体外へ出ている紐12を掴んで吸収体
11を体内から引き出すことができる。また体内から引
き出した吸収体11を前記第2の表面61bを内側とし
て包んで廃棄することができる。
【0090】なお、図2(B)、図5、図6、図7
(C)に示す実施の形態においても、袋20を切断した
後に、第2の袋部分20Bを形成する包装シート21を
横シール部24に向けて手繰り寄せることによって、筒
体状の処理シート31,51,52を大きく広げること
が可能である。
【0091】図11は本発明のさらに他の実施の形態を
示している。図11に示す処理シート71は、前記と同
様に第1の表面71aが樹脂フィルムで形成され、第2
の表面71bが吸水機能を有する繊維構造物で形成され
ている。この処理シート71は展開した状態が正方形ま
たは長方形であり、図11に示すように前記第2の表面
71bが内側になるように丸められた巻き体70が形成
されている。この巻き体70が図1に示す袋20の内部
に収納され、巻き体70の基端部72が横シール部24
において包装シート21と一緒に溶着されて固定され
る。
【0092】この処理シート71が収納された袋20
は、切り離し部25により分離されるが、分離された第
2の袋部分20Bから前記巻き体70が突出した状態と
なる。図10(B)に示したのと同様に、第2の袋部分
20Bを構成する包装シート21が横シール部24に向
けて手繰り寄せられ、処理シート71がほぼ平面シート
に近い状態に広げられて使用済みの吸収体11が処理さ
れる。
【0093】また、前記図9と図10に示す処理シート
61と図11に示す処理シート11に、図6に示す前記
感圧接着剤層39aによる止着手段、または図8に示す
前記止着テープ59による止着手段を設けてもよい。
【0094】図12と図13は個包装体の基本的な構造
が図1に示すものと相違する実施の形態が示されてい
る。
【0095】図12に示す個包装体101の袋20は、
包装シート21で縦長に形成されたものであり、切り離
し部25によって第1の袋部分20Aと第2の袋部分2
0Bとに分離される。第2の袋部分20Bの内部には処
理シート82が収納されている。この処理シート82は
図1ないし図11のいずれかに示すものから選択され
る。
【0096】図12に示す実施の形態では、袋体20の
第2の袋部分20Bの端部に、横シール部24で接合さ
れた引張りタブ81が連結されている。開封前は、この
引張りタブ81が個包装体101を形成する包装シート
21の外面に折り曲げられ且つ包装シート21の外面か
ら簡単に剥がすことができるように接着されている。開
封時には、前記引張りタブ81を包装シート21の外面
から剥がし、これを保持して引っ張ることで、切り離し
部25の部分で第2の袋部分20Bを簡単に分離するこ
とができる。
【0097】図13に示す実施の形態では、個包装体1
10を形成する袋120が前記と同様の包装シート21
で形成されて、縦シール部(図示せず)と横シール部1
23,124を有して縦長に形成されている。この袋1
20の内部は、長手方向の途中部分に形成されたシール
部126によりシールされて、第1の収納空間127と
第2の収納空間128に分離されている。第1の収納空
間127内に前記体液吸収製品10が収納され、第2の
収納空間128内に前記処理シート82が収納され、こ
の処理シート82が横シール部124において包装シー
トの内面に固定されている。
【0098】前記第1の収納空間127には、前後に分
離できるようにミシン目が形成された第1の切り離し部
129が形成され、第2の収納空間128には、同じく
前後に分離できるようにミシン目が形成された第2の切
り離し部125が形成されている。
【0099】この実施の形態では、袋120の横シール
部123が形成されている端部から前記第2の切り離し
部125までが第1の袋部分120Aで、前記第2の切
り離し部125から横シール部124が形成された端部
までが第2の袋部分120Bである。
【0100】この実施の形態では、最初に第2の切り離
し部125で袋120を切断し、第2の袋部分120B
を分離する。このとき第2の袋部分120Bから前記処
理シート82が突出した状態である。この処理シート8
2は、図1ないし図11に示すいずれかの形態であり、
この処理シート82を使用して体内からの吸収体11の
取り出し、および取り出し後の吸収体11を包んで捨て
る処理が行われる。このとき、第1の収納空間129は
未開封であるため、体液吸収製品10を外部の汚れから
守ることができる。
【0101】前記処理シート82で使用済みの吸収体1
1を処理した後に、第1の切り離し部129で包装シー
トを破って第1の収納空間を開封し、内部の未使用の体
液吸収製品10を取り出して使用する。
【0102】この実施の形態では、処理シート82で使
用済みの吸収体11を処理しているときに、未使用の体
液吸収製品10が第1の収納空間127に密封された状
態であるので、未使用の体液吸収製品10を清潔な状態
に保つことができる。
【0103】また前記各個包装体に、アプリケータを用
いない、いわゆるフィンガー挿入タイプの吸収体11お
よび紐12が封入されているものであってもよい。
【0104】
【発明の効果】本発明では、個包装体の包装シートを切
断して開封したときに、開封された袋部分に処理シート
が固定されているため、開封直後に処理シートを手にす
ることができる。よってこの処理シートを用いて、使用
済みの吸収体の処理が可能である。また、分離された袋
部分から処理シートが突出しているため、この処理シー
トを広く広げて吸収体を処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の体液吸収製品の個包装体を示す斜視
図、
【図2】(A)は分離後の第1の袋部分を示す斜視図、
(B)は第2の袋部分を示す斜視図、
【図3】(A)は第2の袋部分と処理シートの筒体を示
す斜視図、(B)は筒体を示す斜視図、
【図4】前記筒体の折り畳み方の変形例を示す斜視図、
【図5】前記筒体にポケット部を形成した例を示す斜視
図、
【図6】図5に示した筒体を広げた状態を示す斜視図、
【図7】(A)(B)(C)は他の構造の筒体を形成す
る工程を示す斜視図、
【図8】(A)は図7に示す筒体に吸収体を収納する状
態を示す斜視図、(B)は筒体の開口部を閉じた状態を
示す斜視図、(C)は(B)のC−C線の断面図、
【図9】(A)(B)(C)は処理シートを折り畳む工
程の他の例を工程別に示す斜視図、
【図10】(A)は図9(C)に示す処理シートの折り
畳み体が第2の袋部分の内部に接合された状態を示す斜
視図、(B)は処理シートを広げた状態を示す斜視図、
【図11】処理シートを丸めた状態を示す斜視図、
【図12】他の個包装体の構造を示す斜視図、
【図13】他の実施の形態の個包装体を示す斜視図、
【符号の説明】
1,101,110 個包装体 10 体液吸収製品 11 吸収体 12 紐 13 アプリケータ 14 外筒 16 内筒 20 袋 20A,120A 第1の袋部分 20B,120B 第2の袋部分 25 切り離し部 30,30A, 筒体 31 処理シート 37 折り返し部 38 ポケット部 40 筒体 41 処理シート 50 筒体 51,52 処理シート 61 処理シート 62 折り中心 63,64,65 折り線 71 処理シート 81 引張りタブ 82 処理シート 127 第1の収納空間 128 第2の収納空間

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膣内に挿入される吸収体を有する体液吸
    収製品が、包装シートで形成された袋内に個別に包装さ
    れている個包装体において、 前記袋の内部に使用済みの前記吸収体を処理する際に用
    いられる処理シートが収納されており、 前記包装シートには前記袋の一部を分離する切り離し部
    が設けられ、前記切り離し部で分離される袋部分の内面
    に、前記処理シートの一部が固定されていることを特徴
    とする体液吸収製品の個包装体。
  2. 【請求項2】 前記袋は縦長形状であり、前記袋には、
    袋の横方向に向く線に沿って包装シートを切断して第1
    の袋部分と第2の袋部分に分離する切り離し部が設けら
    れており、前記処理シートが前記第2の袋部分の内部に
    固定されているとともに、前記処理シートが前記第2の
    袋部分から外側へ突出している請求項1記載の体液吸収
    製品の個包装体。
  3. 【請求項3】 前記第2の袋部分の端部では、前記包装
    シートの間に前記処理シートの一部が挟まれた状態で、
    前記包装シートと前記処理シートとが一緒に融着されて
    閉じられている請求項2記載の体液吸収製品の個包装
    体。
  4. 【請求項4】 前記体液吸収製品は、前記吸収体とこの
    吸収体の後端部から延びる紐とを有しており、前記吸収
    体が前記第1の袋部分の中に納められている請求項2ま
    たは3記載の体液吸収製品の個包装体。
  5. 【請求項5】 前記体液吸収製品は、前記吸収体を収納
    した外筒と、前記紐が挿通され且つ前記吸収体を前記外
    筒から押し出す内筒を有するアプリケータが設けられた
    ものであり、前記外筒が前記第1の袋部分の中に納めら
    れている請求項2または3記載の体液吸収製品の個包装
    体。
  6. 【請求項6】 前記処理シートは筒体である請求項1な
    いし5のいずれかに記載の体液吸収製品の個包装体。
  7. 【請求項7】 前記筒体を広げたときの直径は、前記第
    2の袋部分の直径よりも大きく、前記筒体が折り畳まれ
    た状態で前記袋の内部に収納されている請求項6記載の
    体液吸収製品の個包装体。
  8. 【請求項8】 前記筒体は、前記第2の袋部分から突出
    している開口部の直径が、前記第2の袋体の内部に位置
    する部分の直径よりも大きい請求項6記載の体液吸収製
    品の個包装体。
  9. 【請求項9】 前記第2の袋部分から突出している前記
    筒体の開口部で、前記処理シートの一部が筒体の外側に
    曲げられて折り曲げシート部が形成されており、この折
    り曲げシート部とその内側に位置する筒体外面との間に
    ポケット部が形成されている請求項6ないし8のいずれ
    かに記載の体液吸収製品の個包装体。
  10. 【請求項10】 前記処理シートは、任意の位置に設定
    される折り中心から放射状に延びる折り線で折り畳まれ
    ており、前記折り中心またはその近傍が前記包装シート
    の内面に固定されている請求項1ないし5のいずれかに
    記載の体液吸収製品の個包装体。
  11. 【請求項11】 前記処理シートが丸められて、その一
    部が前記包装シートの内面に固定されている請求項1な
    いし5のいずれかに記載の体液吸収製品の個包装体。
  12. 【請求項12】 前記袋は、前記体液吸収製品が収納さ
    れる空間と、前記処理シートが収納される空間とに区分
    されている1ないし11のいずれかに記載の個包装体。
  13. 【請求項13】 前記処理シートは液遮断機能を有する
    請求項1ないし12のいずれかに記載の体液吸収製品の
    個包装体。
  14. 【請求項14】 前記処理シートは、一方の面が吸水機
    能を有する繊維構造物で形成されている請求項13記載
    の体液吸収製品の個包装体。
  15. 【請求項15】 前記処理シートは液遮断機能を有する
    とともに、前記筒体の内面が吸水機能を有する繊維構造
    物で形成されている請求項6ないし9のいずれかに記載
    の体液吸収製品の個包装体。
  16. 【請求項16】 前記処理シートには、使用済みの前記
    吸収体を収納した後に処理シートを閉じた状態に支持す
    る止着手段が設けられている請求項1ないし15のいず
    れかに記載の体液吸収製品の個包装体。
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