JP2003312034A - サーマルプリンタにおける印刷方法 - Google Patents

サーマルプリンタにおける印刷方法

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JP2003312034A
JP2003312034A JP2002120046A JP2002120046A JP2003312034A JP 2003312034 A JP2003312034 A JP 2003312034A JP 2002120046 A JP2002120046 A JP 2002120046A JP 2002120046 A JP2002120046 A JP 2002120046A JP 2003312034 A JP2003312034 A JP 2003312034A
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JP2002120046A
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English (en)
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Yasuyuki Uchiyama
康幸 内山
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルプリンタの解像度の向上を図る。 【解決手段】 1ドットあたり1ビットの印刷データに
よるドットパターンをm×nドットマトリックス毎に複数
の参照ドットパターンと比較して補間対象ドットを検出
する。1ドット・1ビットの印刷データを8ビットデー
タに変換し、補間対象ドットに熱履歴補正した熱量制御
値の8ビットデータを与える。1ストローブパルスの間
にシフトレジスタのデータを複数回書換え、補間対象ド
ットの発熱タイミングを遅延または短縮することによ
り、補間対象ドットの印刷面積を制御してドット間の段
差を補間する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、サーマルプリン
タにおける印刷方法に関するものでであり、特に文字や
図形のアウトラインを滑らかに表現する印刷方法に関す
るものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】サーマルプリンタによ
る印刷物の文字や図形はドットの集まりで構成されてお
り、1ドット・1ビットの印刷データによるドット密度
(dpi)は、紙送り方向においては1ストローブパルス
あたりの紙送りピッチにより決まり、サーマルヘッドの
ライン方向においてはサーマルヘッドの発熱体ピッチに
より決定されるが、dpi数値が小さいサーマルプリンタ
においては、小さい文字や図形を印刷した場合に特にド
ットの段差が目立ち粗い表現となる。そこで、低解像度
のサーマルヘッドを搭載したサーマルプリンタで高品位
な印刷結果が得られるようにするために解決すべき技術
的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決
することを目的とする。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、1ドットあたり1ビ
ットの印刷データによるドットパターンをメモリ上に展
開し、展開したドットパターンをm×nドットマトリック
ス毎に複数の参照ドットパターンと比較し、或る参照ド
ットパターンと一致したときは該当ドットマトリックス
の1ビットデータを前記参照ドットパターンに関連付け
られているマルチビットデータに置き換え、マルチビッ
トデータに基づき1ストローブパルスの間にサーマルヘ
ッドの印刷データを複数回書換えて印刷するサーマルプ
リンタにおける印刷方法において、上記m×nドットマト
リックスと複数の参照ドットパターンとのパターン比較
により検出される補間ドットの位置に応じて補間ドット
に熱履歴補正を加えたマルチビットデータを設定し、補
間ドットの印刷濃度を制御して精細度を安定化するサー
マルプリンタにおける印刷方法を提供するものである。 【0004】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。この発明は、ドットの段差を補間してアウト
ラインを滑らかに表現するために、元の印刷データから
高密度の印刷データを生成するものである。補間データ
の生成には、ドットパターンと予め決められた参照パタ
ーンとを比較して、パターンが一致したときは参照パタ
ーンに関連付けられているマルチビットのドット補間デ
ータを取り込み、補間すべき空白ドットの数分の一の面
積を発色させることにより滑らかに表現する手法を採っ
ている。 【0005】先ず、1ドット・1ビットの印刷データを8
ビットデータに変換するとともに、図1に示すようにメ
モリにドットパターンを展開し、ドットパターンを走査
して各ドットを含むm×nのマトリックスパターン毎にm
×nの参照パターンと比較する。図2は参照パターンの
一例を示し、6通りの2×2マトリックスパターン1a, 1
b, 1c, 1d, 1e, 1f において前側のラインL1にある空白
ドットについては、熱量1/2(例えば8ビットデータで
熱量1=40(hex)とした場合は20(hex))を設定し、第二
ラインL2にある空白ドットについては前のラインL1にお
ける発熱により生じる発色濃度の増加を考慮して、例え
ば20Hの1/2の10Hとしている。 【0006】参照パターンと一致したドットマトリック
スパターンのデータは、図2において右列に示す熱量制
御値の8ビットデータに変換してメモリに上書きする。
印刷制御部は1ストローブパルスがサーマルヘッドへ入
力される間に、サーマルヘッドのシフトレジスタのデー
タを8ビットデータに応じて二回書き換え、各ドットの
発熱時間を制御する。補間ドットの通電パターンは補間
ドットが黒ドットの前か後ろかによって相違している。
図3(a)はストローブパルスを示し、補間ドットが参照
パターンの第一列(図2においてL1)にある場合は、
(b)に示すように、1ストローブパルス(a)の後半で通電
され、補間ドットが参照パターンの第二列(図において
L2)にある場合は、(c)に示すように1ストローブパルス
の前半で通電されるように設定する。図4(a)は元のデ
ータを示し、(b)は補間処理印刷の結果を示す。L1, D4
の空白ドットはデータ20Hにより熱量50パーセントで印
刷され、L2, D6のドットはデータ10Hにより熱量25パー
セントで印刷されるが、L2, D6のドットは前のL1, D6の
印刷における蓄熱効果により、図示した計算上の発色面
積よりも拡大し、L1, D4のドットに近い発色面積となっ
てフォントの左右両側アウトラインに均等なスムージン
グ効果が得られる。 【0007】図5はより滑らかな補正を行う実施形態を
示し、2×5マトリックスの参照パターン1a, 1b, 1c, 1
d, 1e, 1f, 1g, 1hを用い、多段階の熱量制御を行うも
のである。参照パターンにおいて補間対象ドットが第一
列L1にある場合は、第二列L2の黒ドット40Hに対する位
置関係に応じて三段階の熱量制御値30H, 20H, 10Hを設
定し、補間対象ドットが第二列L2にある場合は、第一列
L1の黒ドット印刷による蓄熱効果を考慮して30H, 20H,
10Hよりも熱量を12.5パーセント減少した28H, 18H,08H
の熱量を設定している。参照パターンと一致したドット
マトリックスパターンのデータは右列に示す熱量制御値
の8ビットデータに変換して印刷メモリに上書きする。 【0008】図6は図5の参照パターン1dにおけるシフ
トレジスタへの出力タイミングであり、図7は参照パタ
ーン1hにおけるシフトレジスタへの出力タイミングであ
る。(a)中の1ストローブパルスがサーマルヘッドへ入
力される間に、基準クロックに同期してシフトレジスタ
のデータを8回書換え、元の1ラインデータを8ライン
に分割して印刷する。図8(a)は図6の出力による印刷
結果であり、図8(b)は図7の出力による印刷結果であ
る。補間ドットの前のラインに黒ドットがある場合(b)
は、通電時間を短縮して補間ドットを印刷することによ
り、フォントの左右両側で補間ドットの発色面積がほぼ
同等となり、均等なスムージング効果が得られる。 【0009】尚、参照パターンの形状及び数量やそれぞ
れの熱量設定などは上記の実施形態に限定するものでは
なく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可
能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶこ
とは当然である。 【0010】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
プリンタにおける印刷方法は、参照ドットパターンとの
比較により検出された補間対象ドットの印刷時における
印加熱量を、予め熱履歴を考慮して設定することによ
り、ドットの潰れを防止してアウトラインの精細度が安
定化し、高品位な印刷が可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】1ドット・1ビットの印刷ドットパターン。 【図2】1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1fは参照ドットパターン
図。 【図3】本発明の印刷方法によるサーマルヘッドの通電
タイミングチャート。 【図4】2×2参照ドットパターンによる補間対象ドット
の検出の概念図。 【図5】1a, 1b, 1c, 1d, 1e, 1f, 1g, 1hは参照ドット
パターン図。 【図6】図5の参照パターン1dにおけるサーマルヘッド
の通電タイミングチャート。 【図7】図5の参照パターン1hにおけるサーマルヘッド
の通電タイミングチャート。 【図8】(a)は、図6の通電タイミングによる印刷結
果の解説図、(b)は、図7の通電タイミングによる印
刷結果の解説図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1ドットあたり1ビットの印刷データによ
    るドットパターンをメモリ上に展開し、展開したドット
    パターンをm×nドットマトリックス毎に複数の参照ドッ
    トパターンと比較し、或る参照ドットパターンと一致し
    たときは該当ドットマトリックスの1ビットデータを前
    記参照ドットパターンに関連付けられているマルチビッ
    トデータに置き換え、マルチビットデータに基づき1ス
    トローブパルスの間にサーマルヘッドの印刷データを複
    数回書換えて印刷するサーマルプリンタにおける印刷方
    法において、上記m×nドットマトリックスと複数の参照
    ドットパターンとのパターン比較により検出される補間
    ドットの位置に応じて補間ドットに熱履歴補正を加えた
    マルチビットデータを設定し、補間ドットの印刷濃度を
    制御して精細度を安定化するサーマルプリンタにおける
    印刷方法。
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