JP2812587B2 - カラーサーマルプリンタ - Google Patents

カラーサーマルプリンタ

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JP2812587B2
JP2812587B2 JP23163691A JP23163691A JP2812587B2 JP 2812587 B2 JP2812587 B2 JP 2812587B2 JP 23163691 A JP23163691 A JP 23163691A JP 23163691 A JP23163691 A JP 23163691A JP 2812587 B2 JP2812587 B2 JP 2812587B2
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英夫 永久
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーサーマルプリ
ンタのサーマルヘッドの通電制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の構成を図5を参照しながら説明
する。図5は、例えば特願平2−14883号に示され
た従来のカラーサーマルプリンタを示すブロック図であ
る。
【0003】図5において、1はCPU、2はプログラ
ム等を記憶するROM、3はデータ等を記憶するRA
M、4は入出力ポート、5はカウンタであり、相互にバ
スで接続されている。6はパラレルデータ入力インター
フェイス、7はP/S回路、8及び9はラインバッフ
ァ、10はラインバッファ制御回路、11は参照回路、
12はROMである。また、13はセレクタ、14はサ
ーマルヘッド、15はヘッド温度検出回路、16は通電
時間制御回路である。なお、参照回路11は複数のラッ
チ回路から構成されている。
【0004】つぎに、前述した従来例の通電時間制御の
動作を図6及び図7を参照しながら説明する。図6及び
図7は、従来のカラーサーマルプリンタの通電時間制御
の動作を示すフローチャート及びタイミングチャートで
ある。
【0005】ステップS1において、CPU1は、ヘッ
ド温度検出回路15によりサーマルヘッド14の温度を
検出する。この温度検出データは入出力ポート4を通じ
てRAM3に記憶される。ステップS2において、各行
の印字間隔すなわち記録周期を求め、RAM3に記憶す
る。ステップS3において、印字しようとする行の実記
録ドット数を求める。
【0006】ステップS4において、上述した記録周期
と実記録ドット数に基づいて当該印字行に対する熱の影
響度を求める。ステップS5において、上述した影響度
を1行から現在行までについて累積する。ステップS6
において、算出した累積影響度とヘッド温度に基づいて
補正値を求める。
【0007】ステップS7において、ヘッド温度と記録
周期に基づいて基本的通電時間T1と、調整通電時間T
2、T3、T4を求め、基本的通電時間T1を上記補正
値によって補正する。そして、記録周期と通電時間T1
〜T4のデータを入出力ポート4を通じて通電時間制御
回路16に出力する。この通電時間制御回路16は、サ
ーマルヘッド14へ通電時間T1〜T4に応じた全てオ
ンの通電制御パルスを供給する。ステップS8におい
て、上述した基本的通電時間T1、及び必要な調整通電
時間T2、T3、T4に基づいてサーマルヘッド14の
通電を行う。ステップS9において、印字が終了するま
で、上述したステップS2からステップS8までの動作
を繰り返す。
【0008】図7において、(a)は印字データD1、
D2、D3、D4、(b)はラッチ信号を示す。また、
(c)〜(j)は、印字しようとする行Lの着目ドット
Pに対して、その周辺ドットの状態に応じた8つの代表
的な通電時間制御のパターンを例示したものである。
【0009】例えば、図4(a)に示す着目ドットPの
隣接ドットRn-1(L)、Rn+1(L)及び前行のドット
n-1(L−1)、Rn(L−1)、Rn+1(L−1)、
前々行のドットRn-1(L−2)、Rn(L−2)、R
n+1(L−2)ともに印字しない場合には、着目ドット
Pの発熱抵抗体は他のドットからの熱の影響を受けない
ので、通電時間は図7(j)に示すように、基本的通電
時間T1、調整通電時間T2、T3、T4の全ての合計
になる。
【0010】また、着目ドットPの隣接ドットR
n-1(L)が黒印字を行う場合には、隣接ドットの発熱
抵抗体からの熱の影響を受けるので、通電時間は図7
(i)に示すように、調整通電時間T2をオフにしてい
る。着目ドットPの発熱抵抗体が前行のドットRn(L
−1)、Rn+1(L−1)印字の際に黒印字を行ってい
る場合には、通電時間は図7(h)に示すように、調整
通電時間T3をオフにしている。以下同様に、各ドット
の印字状態によって、通電時間は図7(g)、(f)、
(e)、(d)又は(c)に示すようになる。
【0011】通電時間制御は、累積影響度とヘッド温度
から補正値を求め、通電時間の幅を制御するものであ
る。一方、データは、図4(a)に示すように、印字しよ
うとする行Lの着目ドットPに対して、その周辺(参
照)ドットの状態の考慮、つまり、行Lの隣接ドット、
前行L−1及び前々行L−2の対応するドットなどの発
熱抵抗体からの熱の影響を考慮してROM12に記憶さ
れている通電時間T1、T2、T3、T4のオン、オフ
のパターンを参照して補正する。そして、例えば、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)のカラー
印画の場合、各色共同じ参照方法で通電制御を行ってい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
カラーサーマルプリンタでは、同一色の参照ドットの熱
影響のみを考慮しているため、重ね印画において印画す
る媒体(紙)の表面状態が異なりそのため印画かすれ等
の印画品質が低下するという問題点があった。
【0013】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、重ね印画において印画品質を向上
することができるカラーサーマルプリンタを得ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラーサ
ーマルプリンタは、Y(イエロー)色、M(マゼンタ)
色、C(シアン)色を順次重ねて印画を行うカラーサー
マルプリンタにおいて、印字しようとする行の前の行及
び前々行の印字データR(L−1)、R(L−2)を保
持する前行印字データ保持手段と、Y色の印字しようと
する行の印字データYR(L)を保持するY色行印字デ
ータ保持手段と、M色の印字しようとする行の印字デー
タMR(L)を保持するM色行印字データ保持手段と、
C色の印字しようとする行の印字データCR(L)を保
持するC色行印字データ保持手段と、印字しようとする
行の着目ドットR n (L)の周辺ドットの通電状態に応
じた補正データを記憶する補正データ記憶手段と、Y色
を印画するときは、上記Y色行印字データ保持手段に保
持されているY色の印字しようとする行の印字データY
n-1 (L)、YR n+1 (L)と、上記前行印字データ保
持手段に保持されている1ライン前の印字データYR
n-1 (L−1)、YR n (L−1)、YR n+1 (L−
1)、及び2ライン前の印字データYR n-1 (L−
2)、YR n (L−2)、YR n+1 (L−2)と基づいて
上記補正データ記憶手段に記憶されている補正データを
参照して上記Y色の印字しようとする行の着目ドットY
n (L)の通電を制御し、M色を印画するときは、上
記Y色行印字データ保持手段に保持されているY色の印
字した行の印字データYR n-1 (L)、YR n (L)、Y
n+1 (L)と、上記M色行印字データ保持手段に保持
されているM色の印字しようとする行の印字データMR
n-1 (L)、MR n+1 (L)と、上記前行印字データ保持
手段に保持されている1ライン前の印字データMR n-1
(L−1)、MR n (L−1)、MR n+1 (L−1)、及
び2ライン前の印字データMR n-1 (L−2)、MR
n (L−2)、MR n+1 (L−2)と基づいて上記補正デ
ータ記憶手段に記憶されている補正データを参照して上
記M色の印字しようとする行の着目ドットMR n (L)
の通電を制御し、C色を印画するときには、上記Y色行
印字データ保持手段に保持されているY色の印字した行
の印字データYR n-1 (L)、YR n (L)、YR
n+1 (L)と、上記M色行印字データ保持手段に保持さ
れているM色の印字した行の印字データMR
n-1 (L)、MR n (L)、MR n+1 (L)と、上記C
行印字データ保持手段に保持されているC色の印字しよ
うとする行の印字データCR n-1 (L)、CR n+1 (L)
と、上記前行印字データ保持手段に保持されている1ラ
イン前の印字データCR n-1 (L−1)、CR n (L−
1)、CR n+1 (L−1)、及び2ライン前の印字デー
タCR n-1 (L−2)、CR n (L−2)、CR n+1 (L
−2)と基づいて上記補正データ記憶手段に記憶されて
いる補正データを参照して上記C色の印字しようとする
行の着目ドットCR n (L)の通電を制御する通電制御
手段とを備えたものである。
【0015】
【作用】この発明においては、前行印字データ保持手段
によって、印字しようとする行の前の行及び前々行の印
字データR(L−1)、R(L−2)を保持される。ま
た、Y色行印字データ保持手段によって、Y色の印字し
ようとする行の印字データYR(L)が保持され、M色
行印字データ保持手段によって、M色の印字しようとす
る行の印字データMR(L)が保持され、C色行印字デ
ータ保持手段によって、C色の印字しようとする行の印
字データCR(L)が保持される。さらに、補正データ
記憶手段によって、印字しようとする行の着目ドットR
n (L)の周辺ドットの通電状態に応じた補正データが
記憶される。そして、通電制御手段によって、Y色を印
画するときは、上記Y色行印字データ保持手段に保持さ
れているY色の印字しようとする行の印字データYR
n-1 (L)、YR n+1 (L)と、上記前行印字データ保持
手段に保持されている1ライン前の印字データYR n-1
(L−1)、YR n (L−1)、YR n+1 (L−1)、及
び2ライン前の印字データYR n-1 (L−2)、YR
n (L−2)、YR n+1 (L−2)と基づいて上記補正デ
ータ記憶手段に記憶されている補正データを参照して上
記Y色の印字しようとする行の着目ドットYR n (L)
の通電が制御され、M色を印画するときは、上記Y色行
印字データ保持手段に保持されているY色の印字した行
の印字データYR n-1 (L)、YR n (L)、YR
n+1 (L)と、上記M色行印字データ保持手段に保持さ
れているM色の印字しようとする行の印字データMR
n-1 (L)、MR n+1 (L)と、上記前行印字データ保持
手段に保持されている1ライン前の印字データMR n-1
(L−1)、MR n (L−1)、MR n+1 (L−1)、及
び2ライン前の印字データMR n-1 (L−2)、MR
n (L−2)、MR n+1 (L−2)と基づいて上記補正デ
ータ記憶手段に記憶されている補正データを参照して上
記M色の印字しようとする行の着目ドットMR n (L)
の通電が制御され、C色を印画するときには、上記Y色
行印字データ保持手段に保持されているY色の印字した
行の印字データYR n-1 (L)、YR n (L)、YR n+1
(L)と、上記M色行印字データ保持手段に保持されて
いるM色の印字した行の印字データMR n-1 (L)、M
n (L)、MR n+1 (L)と、上記C色行印字データ保
持手段に保持 されているC色の印字しようとする行の印
字データCR n-1 (L)、CR n+1 (L)と、上記前行印
字データ保持手段に保持されている1ライン前の印字デ
ータCR n-1 (L−1)、CR n (L−1)、CR
n+1 (L−1)、及び2ライン前の印字データCR
n-1 (L−2)、CR n (L−2)、CR n+1 (L−2)
と基づいて上記補正データ記憶手段に記憶されている補
正データを参照して上記C色の印字しようとする行の着
目ドットCR n (L)の通電が制御される。
【0016】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の実施例1を示すブロ
ック図であり、CPU1〜通電時間制御回路16は上述
した従来装置のものと全く同一である。なお、各図中、
同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0017】図1において、17、18及び19はY
色、M色及びC色のRAM、20及び21はP/S回
路、22及び23はラインバッファ、24はセレクタ、
25は参照回路である。
【0018】ところで、この発明の前行印字データ保持
手段は、前述したこの発明の実施例1ではラインバッフ
に相当し、この発明のY色行印字データ保持手段、
M色行印字データ保持手段、C色行印字データ保持手段
は、実施例1ではそれぞれラインバッファ9、22、2
3に相当し、この発明の補正データ記憶手段は、実施例
1ではROM12に相当し、この発明の通電制御手段
は、実施例1では通電時間制御回路16、ラインバッフ
ァ制御回路10、セレクタ24、参照回路11及び25
から構成されている。
【0019】つぎに、前述した実施例1の通電時間制御
の動作を図2を参照しながら説明する。図2は、この発
明の実施例1の通電時間制御の動作を示すフローチャー
トである。
【0020】ステップS10〜S14及びS16〜S1
8の処理は、図6に示すステップS1〜S5及びS7〜
S9と同様である。ステップS15において、算出した
累積影響度とヘッド温度、さらに1色又は2色前のデー
タに基づいて補正値を求める。ステップS19におい
て、3色終了するまでステップS10〜S18の処理を
繰り返す。
【0021】図1に示す各回路の通電制御の動作(参照
方法)を図3及び図4を参照しながら説明する。図3は
この発明の実施例1の参照方法を示すフローチャート、
図4はこの発明の実施例1の参照方法を説明するための
図である。
【0022】まず、パラレルデータ入力インターフェイ
ス6により、外部ホストから印画するデータを受信す
る。受信するデータは、バッファメモリであるRAM1
7、RAM18及びRAM19にそれぞれY色、M色及
びC色の1色分を受信する(ステップS20〜S2
2)。
【0023】最初に、RAM17のデータは8ビット単
位でパラレルでありラインバッファ9はシリアル入力で
あるので、Y色データの1ライン目よりデータをP/S
回路7によりパラレルシリアル変換する。そして、サー
マルヘッド14へ転送する補正データを作成する(ステ
ップS23)。なお、Y色のときは白紙へ直接印画する
ため、M色及びC色のデータは考慮しない。
【0024】Y色時の補正データは、図4(b)に示すよ
うに、ラインバッファ9の印字しようとするラインデー
タYRn-1(L)、YRn+1(L)と、ラインバッファ8
で保持されている1ライン前のデータYRn-1(L−
1)、YRn(L−1)、YRn+ 1(L−1)、2ライン
前のデータYRn-1(L−2)、YRn(L−2)、YR
n +1(L−2)とを参照ドットのパターン(ROM12
のアドレスに相当する。)としてから、通電時間のパタ
ーン(ROM12に予め記憶されているデータに相当す
る。)を決定し、この決定されたパターンに応じて1ド
ット毎に生成され、ラインバッファ8へ書き込まれる。
なお、上記の参照ドットのパターンは参照回路11によ
り実現される。
【0025】サーマルヘッド14への通電は、図7に示
すように、サーマルヘッドへ各通電時間T1、T2、T
3、T4に相当するデータD1、D2、D3、D4を転
送して通電を行う(ステップS24)。以上の動作は、
Y色分全ての通電制御が完了するまで行う(ステップS
25)。
【0026】M色時の補正データは、図4(c)に示すよ
うに、既に印字されている、ラインバッファ9の印字し
ようとするラインデータYRn-1(L)、YRn(L)、
YRn+1(L)と、ラインバッファ22の印字しようと
するラインデータMRn-1(L)、MRn+1(L)と、ラ
インバッファ8で保持されている1ライン前のデータM
n-1(L−1)、MRn(L−1)、MRn+1(L−
1)、2ライン前のデータMRn-1(L−2)、MR
n(L−2)、MRn+1(L−2)とを参照ドットのパタ
ーン(ROM12のアドレスに相当する。)としてか
ら、通電時間のパターン(ROM12に予め記憶されて
いるデータに相当する。)を決定し、この決定されたパ
ターンに応じて1ドット毎に生成され、ラインバッファ
8へ書き込まれる(ステップS26)。なお、上記の参
照ドットのパターンは参照回路11及び25により実現
される。
【0027】後の通電制御は、Y色時と同様で、M色分
全ての通電制御が完了するまで行う(ステップS27、
S28)。
【0028】C色時の補正データは、図4(d)に示すよ
うに、既に印字されているラインバッファ9の印字しよ
うとするラインデータYRn-1(L)、YRn(L)、Y
n+ 1(L)と、既に印字されているラインバッファ2
2の印字しようとするラインデータMRn-1(L)、M
n(L)、MRn+1(L)と、ラインバッファ23の印
字しようとするラインデータCRn-1(L)、CR
n+1(L)と、ラインバッファ8で保持されている1ラ
イン前のデータCRn-1(L−1)、CRn(L−1)、
CRn+1(L−1)、2ライン前のデータCRn-1(L−
2)、CRn(L−2)、CRn+1(L−2)とを参照ド
ットのパターン(ROM12のアドレスに相当する。)
としてから、通電時間のパターン(ROM12に予め記
憶されているデータに相当する。)を決定し、この決定
されたパターンに応じて1ドット毎に生成され、ライン
バッファ8へ書き込まれる(ステップS29)。なお、
上記の参照ドットのパターンは参照回路11及び25に
より実現される。
【0029】以下、Y色時、M色時と同様で、C色分全
ての通電制御が完了するまで行う(ステップS30、S
31)。以上で、Y色、M色、C色の3色印画で1枚印
画を終了する。
【0030】この発明の実施例1は、前述したように、
パラレルデータ入力インターフェイス6から入力された
印字データを色別に保持するRAM17〜19、これら
RAM17〜19のデータをパラレルからシリアルに変
換するP/S回路7、20、21、シリアルに変換した
データ保持するラインバッファ9、22、23、印画す
る色を設定するセレクタ24、及び印画しようとする色
の前色、前々色の印字データを参照する参照回路25を
追加し、同一色の周辺ドットの熱影響と印画する媒体の
表面状態(白紙、1色印画、2色印画)を考慮し、サー
マルヘッド14の通電を制御する。従って、重ね印画に
おいても、印画かすれ等の画質低下を防止でき、印画品
質を向上することができるという効果を奏する。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、
(イエロー)色、M(マゼンタ)色、C(シアン)色を
順次重ねて印画を行うカラーサーマルプリンタにおい
て、印字しようとする行の前の行及び前々行の印字デー
タR(L−1)、R(L−2)を保持する前行印字デー
タ保持手段と、Y色の印字しようとする行の印字データ
YR(L)を保持するY色行印字データ保持手段と、M
色の印字しようとする行の印字データMR(L)を保持
するM色行印字データ保持手段と、C色の印字しようと
する行の印字データCR(L)を保持するC色行印字デ
ータ保持手段と、印字しようとする行の着目ドットR n
(L)の周辺ドットの通電状態に応じた補正データを記
憶する補正データ記憶手段と、Y色を印画するときは、
上記Y色行印字データ保持手段に保持されているY色の
印字しようとする行の印字データYR n-1 (L)、YR
n+1 (L)と、上記前行印字データ保持手段に保持され
ている1ライン前の印字データYR n-1 (L−1)、Y
n (L−1)、YR n+1 (L−1)、及び2ライン前の
印字データYR n-1 (L−2)、YR n (L−2)、YR
n+1 (L−2)と基づいて上記補正データ記憶手段に記
憶されている補正データを参照して上記Y色の印字しよ
うとする行の着目ドットYR n (L)の通電を制御し、
M色を印画するときは、上記Y色行印字データ保持手段
に保持されているY色の印字した行の印字データYR
n-1 (L)、YR n (L)、YR n+1 (L)と、上記M色
行印字データ保持手段に保持されているM色の印字しよ
うとする行の印字データMR n-1 (L)、MR n+1 (L)
と、上記前行印字データ保持手段に保持されている1ラ
イン前の印字データMR n-1 (L−1)、MR n (L−
1)、MR n+1 (L−1)、及び2ライン前の印字デー
タMR n-1 (L−2)、MR n (L−2)、MR n+1 (L
−2)と基づいて上記補正データ記憶手段に記憶されて
いる補正データを参照して上記M色の印字しようとする
行の着目ドットMR n (L)の通電を制御し、C色を印
画するときには、上記Y色行印字データ保持手段に保持
されているY色の印字した行の印字データYR
n-1 (L)、YR n (L)、YR n+1 (L)と、上記M色
行印字データ保持手段に保持されているM色の印字した
行の印字データMR n-1 (L)、MR n (L)、MR n+1
(L)と、上記C色行印字 データ保持手段に保持されて
いるC色の印字しようとする行の印字データCR
n-1 (L)、CR n+1 (L)と、上記前行印字データ保持
手段に保持されている1ライン前の印字データCR n-1
(L−1)、CR n (L−1)、CR n+1 (L−1)、及
び2ライン前の印字データCR n-1 (L−2)、CR
n (L−2)、CR n+1 (L−2)と基づいて上記補正デ
ータ記憶手段に記憶されている補正データを参照して上
記C色の印字しようとする行の着目ドットCR n (L)
の通電を制御する通電制御手段とを備えたので、重ね印
画において印画品質を向上することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の通電時間制御の動作を示
すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例1の参照方法を示すフローチ
ャートである。
【図4】この発明の実施例1及び従来例の参照方法を説
明するための図である。
【図5】従来のカラーサーマルプリンタを示すブロック
図である。
【図6】従来のカラーサーマルプリンタの通電時間制御
の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来のカラーサーマルプリンタ及びこの発明の
実施例1の通電時間制御の動作を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】 1 CPU 7、20、21 P/S回路 8、9、22、23 ラインバッファ 10 ラインバッファ制御回路 11、25 参照回路 12 ROM 14 サーマルヘッド 15 ヘッド温度検出回路 16 通電時間制御回路 17、18、19 RAM 24 セレクタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Y(イエロー)色、M(マゼンタ)色、
    C(シアン)色を順次重ねて印画を行うカラーサーマル
    プリンタにおいて、 印字しようとする行の前の行及び前々行の印字データR
    (L−1)、R(L−2)を保持する前行印字データ保
    持手段と、 Y色の印字しようとする行の印字データYR(L)を保
    持するY色行印字データ保持手段と、 M色の印字しようとする行の印字データMR(L)を保
    持するM色行印字データ保持手段と、 C色の印字しようとする行の印字データCR(L)を保
    持するC色行印字データ保持手段と、 印字しようとする行の着目ドットR n (L)の周辺ドッ
    トの通電状態に応じた補正データを記憶する補正データ
    記憶手段と、 Y色を印画するときは、上記Y色行印字データ保持手段
    に保持されているY色の印字しようとする行の印字デー
    タYR n-1 (L)、YR n+1 (L)と、上記前行印字デー
    タ保持手段に保持されている1ライン前の印字データY
    n-1 (L−1)、YR n (L−1)、YR n+1 (L−
    1)、及び2ライン前の印字データYR n-1 (L−
    2)、YR n (L−2)、YR n+1 (L−2)と基づいて
    上記補正データ記憶手段に記憶されている補正データを
    参照して上記Y色の印字しようとする行の着目ドットY
    n (L)の通電を制御し、 M色を印画するときは、上記Y色行印字データ保持手段
    に保持されているY色の印字した行の印字データYR
    n-1 (L)、YR n (L)、YR n+1 (L)と、上記M色
    行印字データ保持手段に保持されているM色の印字しよ
    うとする行の印字データMR n-1 (L)、MR n+1 (L)
    と、上記前行印字データ保持手段に保持されている1ラ
    イン前の印字データMR n-1 (L−1)、MR n (L−
    1)、MR n+1 (L−1)、及び2ライン前の印字デー
    タMR n-1 (L−2)、MR n (L−2)、MR n+1 (L
    −2)と基づいて上記補正データ記憶手段に記憶されて
    いる補正データを参照して上記M色の印字しようとする
    行の着目ドットMR n (L)の通電を制御し、 C色を印画するときには、上記Y色行印字データ保持手
    段に保持されているY色の印字した行の印字データYR
    n-1 (L)、YR n (L)、YR n+1 (L)と、上記M色
    行印字データ保持手段に保持されているM色の印字した
    行の印字データMR n-1 (L)、MR n (L)、MR n+1
    (L)と、上記C色行印字データ保持手段に保持されて
    いるC色の印字しようとする行の印字データCR
    n-1 (L)、CR n+1 (L)と、上記前行印字データ保持
    手段に保持されている1ライン前の印字データCR n-1
    (L−1)、CR n (L−1)、CR n+1 (L−1)、及
    び2ライン前の印字データCR n-1 (L−2)、CR
    n (L−2)、CR n+1 (L−2)と基づいて上記補正デ
    ータ記憶手段に記憶されている補正データを参照して上
    記C色の印字しようとする行の着目ドットCR n (L)
    の通電を制御する通電制御手段と を備えたことを特徴と
    するカラーサーマルプリンタ。
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