JP2003310021A - ねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置 - Google Patents

ねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置

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JP2003310021A
JP2003310021A JP2002123881A JP2002123881A JP2003310021A JP 2003310021 A JP2003310021 A JP 2003310021A JP 2002123881 A JP2002123881 A JP 2002123881A JP 2002123881 A JP2002123881 A JP 2002123881A JP 2003310021 A JP2003310021 A JP 2003310021A
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JP2002123881A
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Minoru Oda
稔 小田
Koji Ikeda
幸治 池田
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Kobashi Industries Co Ltd
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Kobashi Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圃場から掘り取ったねぎを搬送帯により搬送
する過程で、その葉部を葉部切断装置により切断し、圃
場の所望位置に落下させる。 【解決手段】 走行機体2に、圃場に植生しているねぎ
を掘り取る掘り取り装置6,7と、掘り取られたねぎを
所定姿勢で機体後方に向け搬送する搬送装置9,10,
15と、搬送装置15により搬送されるねぎからその葉
部を切断する葉部切断装置18とを備えたねぎ収穫機1
であって、.葉部切断装置17の下方に、葉部切断装
置17により切断されて排出されるねぎ切断葉aの落下
位置を変更する落下位置変更装置22を配設した。.
切断葉落下位置変更装置22による切断葉aの落下位置
が、ねぎ収穫機1によりねぎが収穫された畝C上になる
ように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場から掘り取っ
たねぎを搬送帯により搬送する過程で、その葉部を葉部
切断装置により切断し、圃場の所望位置に落下させるよ
うにしたねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体に、圃場に植生している
ねぎを掘り取る掘り取り装置と、掘り取られたねぎを所
定姿勢で機体後方に向け搬送する搬送装置と、該搬送装
置により搬送されるねぎからその葉部を切断する葉部切
断装置とを備えたねぎ収穫機が周知である。そして、葉
部切断装置により切断された葉部は、葉部切断装置から
下方の圃場、即ち、ねぎの栽培畝上に落下し、これから
収穫しようとするねぎの葉の上に被さることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の葉部を葉部
切断装置を備えたねぎ収穫機においては、葉部切断装置
により切断されたねぎの葉部が、葉部切断装置下方の次
に収穫されるねぎの葉の上に被さるように落下するの
で、次に収穫されたねぎが搬送装置により搬送されると
き、切断されたねぎの葉部が搬送装置に溜まりやすくな
り、搬送装置の機能を低下させる、という問題点があっ
た。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点を解決すべ
く、葉部切断装置により切断されたねぎの葉部が、次に
収穫されるねぎの葉の上に落下することなく、既に収穫
の終わった栽培畝跡に向け落下するよう案内するように
したねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を有すること特徴とする。
【0006】A.走行機体に、圃場に植生しているねぎ
を掘り取る掘り取り装置と、掘り取られたねぎを所定姿
勢で機体後方に向け搬送する搬送装置と、該搬送装置に
より搬送されるねぎからその葉部を切断する葉部切断装
置とを備えたねぎ収穫機であって、上記葉部切断装置の
下方に、葉部切断装置により切断されて排出されるねぎ
切断葉の落下位置を変更する落下位置変更装置を配設し
た。
【0007】B.上記切断葉落下位置変更装置による切
断葉の落下位置が、ねぎ収穫機によりねぎが収穫された
畝上になるように設定した。
【0008】
【作用】上記A及びB.(請求項1及び2)の構成を有
することにより本発明のねぎ収穫機における切断葉落下
位置変更装置においては、以下の作用を行う。
【0009】.上記A.の構成により、葉部切断装置
により切断されて排出されるねぎ切断葉を、落下位置変
更装置により落下位置を変更させて次に収穫されるねぎ
の葉の上に落下することがないようにする。
【0010】.上記B.の構成により、切断葉落下位
置変更装置による切断葉は、ねぎ収穫機によりねぎが収
穫された畝上に落下する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1ないし図3に
おいて、符号1はねぎ収穫機で、機体2に、左右対をな
しスピン(超信地)旋回、上下高さ調節可能にしたクロ
ーラ3,3を装備している。機体2の一側ほぼ中央部に
エンジン4を搭載し、その近傍に、図示しないがエンジ
ン4により駆動される油圧装置を装備している。クロー
ラ3,3間で、機体2の後部寄り下部位置に図示しない
HST(油圧自動変速装置)を備えたトランスミッショ
ン5を設け、クローラ3,3を変速駆動するようにして
いる。
【0012】クローラ3,3間の機体2の下部前方から
機体2の中央下部を通って機体2の後方に向け、先端に
掘取り刃6を有し、この掘取り刃6に連続して該掘取り
刃6により掘り取られたねぎの根部を縦姿勢に載置して
揚上しながら搬送する無端バーコンベヤ7を有する掘取
り・搬送コンベヤ装置8を斜設している。この掘取り・
搬送コンベヤ装置8の上方に位置して、この掘取り・搬
送コンベヤ装置8より長さが長く、掘取り刃6により圃
場から掘取られたねぎの茎葉部を縦姿勢で挟持して搬送
する,左右一対の第1の挟持搬送ベルト9を設けてい
る。この第1の挟持搬送ベルト9の搬送終端部下側に
は、第1の挟持搬送ベルト9により搬送されたねぎを受
け、その茎葉部を縦姿勢で挟持して搬送する過程で横姿
勢に変換して排出する第2の挟持搬送ベルト10を配設
している。
【0013】上記掘取り・搬送コンベヤ装置8の後端部
は、機体2に対して、軸を介して上下方向に回動可能に
枢支され、掘取り・搬送コンベヤ装置8と機体2との間
に介装された油圧シリンダ11の伸縮作動により掘取り
・搬送コンベヤ装置8は軸を中心に上下に回動するよう
になっている。上記第1の挟持搬送ベルト9の前端部は
リンクアーム12の先端部に枢支され、後端部がリンク
アームを介して機体2に枢支されている。そして、上記
油圧シリンダ11により掘取り・搬送コンベヤ装置8の
基部が回動して先端側が上動するとき、これと連動して
リンクアーム12により第1の挟持搬送ベルト9も後方
に移動するようになっている。また、掘取り・搬送コン
ベヤ装置8の下側にはねぎの土を落とす土落しロ−タ1
3が配設され、この土落しロ−タ13の後方に、ねぎの
根部の根をほぐし、また、土を取り除く土落しドラム1
4が設けられている。
【0014】そして、油圧シリンダ11により掘取り・
搬送コンベヤ装置8を上方に回動させると、これと連動
してリンクアーム12により第1の挟持搬送ベルト9が
後方に移動し、掘取り・搬送コンベヤ装置8と第1の挟
持搬送ベルト9は接触することがない。リンクアーム1
2の先端部と第1の挟持搬送ベルト9の間には長穴が設
けられ、この長穴に対するリンクアーム12の支持位置
を調節することにより、第1の挟持搬送ベルト9の支持
高さが調節される。
【0015】第2の挟持搬送ベルト10は、その始端部
でねぎの茎葉部を縦姿勢で挟持して搬送し、その搬送過
程でねぎを縦姿勢から横姿勢側へ順次捻り状態にして斜
め横姿勢(ほぼ45度)に姿勢変更し、搬送終端部から
排出するようにしている。その排出位置下方には作業台
を兼ね、ねぎを機体の幅方向に載置して搬送する送りベ
ルト(搬送帯)15が設けられ、第2の挟持搬送ベルト
10から排出されたねぎを作業者が調製し、根部及び葉
部を切断するようにしている。第2の挟持搬送ベルト1
0の始端部一側上方には、第1の挟持搬送ベルト9及び
第2の挟持搬送ベルト10により挟持搬送されるねぎの
葉部を支持して搬送する葉部搬送ベルト16が、第2の
挟持搬送ベルト10と同軸に設けられている。この葉部
搬送ベルト16は、その姿勢が支持アームを中心に回動
調節機構により調節可能である。
【0016】上記送りベルト15は、機体2の長さ方向
に延びる無端ベルトからなり、このベルトのねぎの根部
が載置される(図3で右側)側縁に沿って、図示しない
が、相対向して内側に回転し、ねぎの根部を挟み込みな
がら移送する螺旋状の溝のあるスクリュードラム、及び
このスクリュードラムより小径で長さの短い螺旋状の突
起のあるスクリュー体を設けている。
【0017】前記送りベルト15は、ねぎの根部を載置
する側を下に、葉部を載置する側を上にした姿勢で約2
0度の角度で傾斜している。また、この送りベルト15
においては、第2の挟持搬送ベルト10の終端部から排
出されたねぎに乱れがある場合は、作業者がベルトの幅
方向に揃え、送りベルト15の後端部左右両側端の外側
に設けた図示しない根部切断装置により根部が、葉部切
断装置18により葉部が切断される。根部切断装置に
は、根部を送りベルト15との間で押さえる表面がスポ
ンジになっている押さえベルトと回転円盤からなるカッ
タが設けられている。葉部切断装置18は回転円盤のカ
ッタからなり、該葉部切断装置18にも押さえベルト1
7が設けられている。この葉部切断装置18に続いて排
出ベルト19、選別台20、結束台21等が設けられて
いる。
【0018】上記押さえベルト17及び葉部切断装置1
8は、送りベルト15により送られてくるねぎの葉部を
切断するためのもので、葉部切断装置(葉部切断用カッ
タ)18は低速で回転する。この葉部切断用カッタ18
には、合成樹脂からなるガイド板が、葉部切断用カッタ
18の側面に所定角度傾斜して接し、かつ搬送されてく
るねぎの葉部を葉部切断用カッタ18の切断位置に案内
するように設けられている(図示せず)。また、葉部切
断用カッタ18及びガイド板は、送りベルト15の幅方
向に移動可能である。そして、葉部の切断長さが調節さ
れる。
【0019】また、押さえベルト17は、カッタにより
切断されるねぎの葉部より内側部分を押さえる位置に配
設されている。さらに、押さえベルト17は、同じねぎ
に対して葉部側が根部側より押圧開始位置において先に
押さえられ、押圧解除位置において根部側より先に開放
され、根部側が押圧開始位置において葉部側より後に押
さえられ、押圧解除位置において葉部側より後で開放さ
れるよう、側面形状が舟形状に形成されている。また押
さえベルト17は葉部を痛めないように押圧力を小さく
している。
【0020】図3及び図4に示すように、葉部切断装置
18により切断されたねぎの切断葉aは、送りベルト1
5の搬送終端から葉部切断装置18の下方に排出されて
圃場に向け落下するが、葉部切断装置18の下方には、
落下するねぎの切断葉aの落下位置を変更する,案内板
からなる落下位置変更装置22を角度調節可能に配設し
ている。この落下位置変更装置22においては、落下す
るねぎの切断葉aの落下位置が、これから収穫しようと
する栽培畝Bに栽培されたねぎAの葉部上にならないよ
うに、既にねぎ収穫機1によりねぎが収穫された畝間を
含む収穫済み畝C上になるように設定されている。
【0021】上記エンジン4と反対側の機体2の側部に
は、操縦部23、作業者用ステップ24等が設けられて
いる。このうちの作業者用ステップ24には作業者が乗
って作業するが、操縦部23に座った操縦者が作業する
こともできるように、図示しない座席はその支持腕が、
操縦者(作業者)が操縦部23に向かったり、あるいは
送りベルト(作業台)15に向かったりすることができ
るように、自由に旋回可能になっている。
【0022】上記掘取り・搬送コンベヤ装置8の左右の
フレームから前方に向けて、左右一対の支持アーム2
5,25が突出しており、この支持アーム25,25の
先端に、収穫対象ねぎ畝の傾斜両肩部に転接する一対の
接地ホィール26,26を対向させて軸支している。こ
のホィール26,26は、掘取り・搬送コンベヤ装置8
の上下調節と共に、収穫対象ねぎ畝の長さ方向に沿って
機体の移動と共に追従する畝追従装置としての機能も果
たすもので、掘取り・搬送コンベヤ装置8に対して上下
調節シリンダ27により上下調節可能、かつ左右移動調
節機構により左右移動調節可能に支持されている。ま
た、一対のホィール26,26は、キャンバー角を有し
ており、収穫対象ねぎ畝の傾斜両肩部に接して回転し、
機体を収穫対象ねぎ畝に追従して操向,移動させるよう
にしている。ホィール26と掘取り・搬送コンベヤ装置
8の先端部との間に、収穫畝の肩部を崩すための畝崩し
ディスク28が支持アーム25に支持され、上下左右移
動調節機構により上下左右移動調節可能に設けられてい
る。
【0023】上記エンジン4から動力を受けて変速する
トランスミッション5においては、油圧無段変速装置
(HST)により無段変速されるが、無段変速とトラン
スミッション5のギヤ変速とを組み合わせて無段と有段
とに変速出力できるようにしている。そして、サイドク
ラッチ、デファレンシャル装置を介して動力伝達を接,
断してクローラ3,3を無段と有段とに変速走行させ、
またスピン旋回(超信地旋回)を可能にしている。ま
た、トランスミッション5から、変速された動力が各作
業部に伝達され、その回転速度が無段と有段とに変速調
節可能であり、この変速とクローラ3,3の無段または
有段走行と組合せることにより、掘取り作業速度が自在
に設定可能である。
【0024】上記操縦部23には、クローラ3,3の前
進・中立・後進を切り換える主変速レバーが設けられて
いる。この主変速レバーは、中立・後進側にシフトした
とき、そのシフト動作により送りベルト15、スクリュ
ードラム、押さえベルト17、葉部切断装置(葉部切断
用カッタ)18、排出ベルト19の駆動を停止させるよ
う連動構成になっている。
【0025】次に、上記のように構成された実施例のね
ぎ収穫機1の動作について説明する。ねぎ収穫機1は、
ねぎを圃場から収穫するとき、クローラ3,3を収穫対
象ねぎ畝の畝間に位置させ、接地ホィール26,26を
ねぎ畝の傾斜両肩部に転接させて、掘取り・搬送コンベ
ヤ装置8の掘取り刃6部分を油圧シリンダ11により上
下動調節して掘取り深さを調節し、機体の前進により畝
崩しディスク28により畝を崩し、ねぎを畝土と共に下
方から掘取り刃6により掘り上げ、その根部をバーコン
ベヤ7上に載置して根茎部に付着している土を落下させ
ながら機体斜め上方に向け搬送する。この搬送と同時に
ねぎの茎葉部は第1の挟持搬送ベルト9に挟持されて傷
つくことなく搬送される。クローラ3,3が走行する畝
間に左右の傾きがあるときは、クローラ3,3の一方を
上下調節して機体を水平状態に保持して走行させる。
【0026】バーコンベヤ7及び第1の挟持搬送ベルト
9により縦姿勢で搬送されるねぎがバーコンベヤ7の終
端部に達したとき、土落しロ−タ13がねぎの根茎部に
転接して、根茎部に付着している土が落とされる。ねぎ
がさらに移動すると、根部の根が土落しドラム14によ
りほぐされ一部の根が切られ、また残っている土がさら
に除去される。そして、ねぎが第1の挟持搬送ベルト9
の終端から排出される直前に、茎葉部が第2の挟持搬送
ベルト10により挟持されて継送され、その葉部は葉部
搬送ベルト16により搬送されて、第2の挟持搬送ベル
ト10の終端部において横姿勢となって送りベルト15
上に排出される。
【0027】送りベルト15上に排出されたねぎは、作
業者用ステップ24に立った作業者、あるいは操縦座席
に座った(あるいは座席位置に立った)操縦者(作業
者)により、排出されたねぎに乱れがある場合は根を揃
え、送りベルト15により移送され、押さえベルトに押
さえられて根部及び葉部がカッタにより切断される。そ
して、排出ベルト19により選別台20にほぼ所定量ま
とめられ、結束台21において結束される。選別台20
や結束台21のねぎを袋詰めし、あるいはコンテナに収
容するようにしてもよい。葉部切断装置18により切断
されたねぎの葉部aは、図4に示すように、落下位置変
更装置22に案内されて既にねぎ収穫機1によりねぎが
収穫された畝間を含む収穫済み畝C上に排出される。ね
ぎ収穫機1の走行(あるいは作業)を停止するか、後退
させるために主変速レバーを中立・後進側にシフトする
と、送りベルト15、押さえベルト17、葉部切断装置
18、排出ベルト19への動力伝達が停止され、安全と
なる。
【0028】また、ねぎ収穫機1は、クローラ3,3の
無段または有段変速走行と、各回転部分の無段または有
段変速回転とにより、圃場条件、作物条件に応じて適切
な移動速度及び回転速度を選択でき、作業精度が高く、
かつ能率のよい収穫作業が行われる。また、クローラ
3,3はスピン旋回(超信地旋回)が可能であり、油圧
シリンダ11により掘取り・搬送コンベヤ装置8、第1
の挟持搬送ベルト9、第2の挟持搬送ベルト10、葉部
搬送ベルト16、及び接地ホィール26、畝崩しディス
ク28等を上方に回動させ、機体2の全長を短くして枕
地等において安定よくスピン旋回して1回の旋回で次の
収穫畝に移動することができる。
【0029】さらに、掘取り・搬送コンベヤ装置8の前
方には、収穫対象ねぎ畝の長さ方向に沿って機体の移動
と共に追従する接地ホィール26,26を設け、掘取り
・搬送コンベヤ装置8に対し上下調節シリンダ27によ
り上下調節可能、かつ左右移動調節機構により左右移動
調節可能に支持しているので、両ホィール26は収穫対
象のねぎ畝に対し正確に追従して機体を自動操向し、掘
取り・搬送コンベヤ装置8及び第1の挟持搬送ベルト
9、第2の挟持搬送ベルト10による自動掘取り・搬送
が行われる。従って、操縦者は収穫対象ねぎ畝の畝端に
おける機体操向操作以外は、ほとんどの時間をねぎの調
製作業に当てることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のねぎ収穫
機における切断葉落下位置変更装置によれば、以下の効
果を奏することができる。
【0031】.葉部切断装置の下方に、葉部切断装置
により切断されて排出されるねぎ切断葉の落下位置を変
更する落下位置変更装置を配設したので、葉部切断装置
により切断されて排出されて落下するねぎ切断葉を、落
下位置変更装置により落下位置を変更させて、次に収穫
されるねぎの葉の上に落下することがないようにするこ
とができる。
【0032】.切断葉落下位置変更装置による切断葉
の落下位置が、ねぎ収穫機によりねぎが収穫された畝上
になるように設定したので、切断葉落下位置変更装置に
よって切断葉を、ねぎ収穫機によって既にねぎが収穫さ
れた畝上に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるねぎ収穫機の全体側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】ねぎ収穫機による作業状態を示す背面図であ
る。
【図4】作業状態の説明図である。
【符号の説明】
1 ねぎ収穫機 2 機体 3 クローラ 4 エンジン 5 トランスミッション 6 掘取り刃 7 無端バーコンベヤ 8 掘取り・搬送コンベヤ装置 9 第1の挟持搬送ベルト 10 第2の挟持搬送ベルト 11 油圧シリンダ 12 リンクアーム 13 土落しロ−タ 14 土落しドラム 15 送りベルト(搬送帯) 16 葉部搬送ベルト 17 押さえベルト 18 葉部切断装置(葉部切断用カッタ) 19 排出ベルト 20 選別台 21 結束台 22 落下位置変更装置(案内板) 23 操縦部 24 作業者用ステップ 25 支持アーム 26 接地ホィール 27 上下調節シリンダ 28 畝崩しディスク a ねぎの切断葉 A これから収穫しようとするねぎ B これから収穫しようとするねぎ栽培畝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B072 AA08 BA01 BA28 CA03 CA12 CA15 CB01 DA02 DA12 DA19 EA02 GA14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に、圃場に植生しているねぎを
    掘り取る掘り取り装置と、掘り取られたねぎを所定姿勢
    で機体後方に向け搬送する搬送装置と、該搬送装置によ
    り搬送されるねぎからその葉部を切断する葉部切断装置
    とを備えたねぎ収穫機であって、 上記葉部切断装置の下方に、葉部切断装置により切断さ
    れて排出されるねぎ切断葉の落下位置を変更する落下位
    置変更装置を配設したことを特徴とするねぎ収穫機にお
    ける切断葉落下位置変更装置。
  2. 【請求項2】 上記切断葉落下位置変更装置による切断
    葉の落下位置が、ねぎ収穫機によりねぎが収穫された畝
    上になるように設定したことを特徴とする請求項1記載
    のねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置。
JP2002123881A 2002-04-25 2002-04-25 ねぎ収穫機における切断葉落下位置変更装置 Pending JP2003310021A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016086643A (ja) * 2014-10-29 2016-05-23 ヤンマー株式会社 ねぎ収穫機
KR20160133420A (ko) 2014-03-19 2016-11-22 얀마 가부시키가이샤 파 수확기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160133420A (ko) 2014-03-19 2016-11-22 얀마 가부시키가이샤 파 수확기
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