JP2003309799A - 映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム - Google Patents

映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム

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JP2003309799A JP2002111293A JP2002111293A JP2003309799A JP 2003309799 A JP2003309799 A JP 2003309799A JP 2002111293 A JP2002111293 A JP 2002111293A JP 2002111293 A JP2002111293 A JP 2002111293A JP 2003309799 A JP2003309799 A JP 2003309799A
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みな子 小林
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由喜 脇田
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陽一郎 松野
Nozomi Takahashi
望 高橋
Takayuki Kunieda
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可
能であるが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入
手できない場合において、映像ダイジェストに対して適
当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報の作成を
可能とする映像中のイベント照合方法を提供すること。 【解決手段】 代表イベント記述・イベント位置合わせ
判定部201は、イベント位置合わせ処理を実行して、
代表イベント記述部103で作成される試合記述上の代
表イベントと、ダイジェスト映像記述上の代表イベント
とをリンクさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,映像中のイベント
照合方法およびその方法をコンピュータが実行するため
のプログラムに関し、詳細には、試合記述上のイベント
と映像記述上のイベントの照合を行う映像中のイベント
照合方法およびその方法をコンピュータが実行するため
のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPDA(Personal Dig
ital Assistant)といった携帯式(モバイル式)の情報
端末装置(携帯端末)の普及がめざましい。試験的に運
用されている次世代の携帯端末の中には、最大384K
psというネットワーク帯域でテキストや静止画像ばか
りでなく、動画像の受信が可能なものがある。このよう
な携帯端末は、さらに、今後音声読み上げなどの高度な
機能が実装可能になると考えられている。
【0003】ところで、携帯端末を利用して、野球やサ
ッカーといったスポーツの試合速報を配信するサービス
が現在行われている。現在行われているサービスは、サ
ービスの提供者が、例えば「1回裏、チームG:3得点
−チームC:1得点、チームG、T選手のタイムリーヒ
ットによりチームGが逆転」といった文字列を得点の取
得といった事象の発生、あるいはイニング終了といった
タイミングに応じて作成する。そして、作成された文字
列を、利用者の携帯端末にメールとして送信するという
ものである。上記したサービスによれば、利用者は、移
動中であっても試合の状況を知ることができる。
【0004】また、近時、スポーツの試合のダイジェス
トシーンのみを編集したダイジェスト映像を携帯端末に
配信するダイジェスト映像配信サービスが提案されてい
る。かかるダイジェスト配信サービスの場合、映像と併
せて映像を説明するための付加的な情報(試合状況の説
明等)を配信することにより、利用者にとってより付加
価値の高いサービスを提供することが可能となる。
【0005】ところで、サッカー等のスポーツの試合全
体をTV等で放送するためには権利が必要となるが、試
合全体の配信に関する権利がなくても、部分的に映像を
切り出して纏めた映像ダイジェストに関して配信する権
利を取得してサービスを行うことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、提供さ
れる映像ダイジェストは、タイムコード、音声、および
時刻経過表示が付加されていないため、映像ダイジェス
トだけから、映像ダイジェストに対して適当な単位で映
像シーンを説明するための付加的な情報を作成すること
は難しいという問題がある。他方、試合全体をTVや現
場で観戦できるのが一般的である。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、スポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であ
るが、試合全体のサービス用映像コンテンツが入手でき
ない場合において、映像ダイジェストに対して適当な単
位で映像シーンを説明する付加的な情報の作成を可能と
する映像中のイベント照合方法およびその方法をコンピ
ュータが実行するためのプログラムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1にかかる発明は、スポーツの試合の試合全
体の代表的なイベントを試合記述上の代表イベントとし
て複数記述する第1のイベント記述工程と、前記スポー
ツの試合のダイジェスト映像中の代表的なイベントを映
像記述上の代表イベントとして複数記述する第2のイベ
ント記述工程と、前記第1のイベント記述工程で記述さ
れた複数の映像記述上の代表イベントの中から映像記述
上の代表イベントを選択する映像記述上の代表イベント
選択工程と、前記映像記述上の代表イベント選択工程で
選択された映像記述上の代表イベントの属性情報を検索
キーとして、前記第2のイベント記述工程で記述された
複数の試合記述上の代表イベントの中から該当する試合
記述上の代表イベントを候補として検索し、表示画面に
表示する検索表示工程と、前記検索表示工程で前記表示
画面に表示された試合記述上の代表イベントの候補の中
から、前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択さ
れた映像記述上の代表イベントとリンクさせる試合記述
上の代表イベントを選択する試合記述上の代表イベント
選択工程と、前記映像記述上の代表イベント選択工程で
選択された試合記述上の代表イベントと前記試合記述上
の代表イベント選択工程で選択された映像記述上の代表
イベントとをリンクさせるリンク工程と、を含むことを
特徴とする。
【0009】上記発明によれば、スポーツの試合の試合
全体の代表的なイベントを試合記述上の代表イベントと
して複数記述し、同一のスポーツの試合のダイジェスト
映像中の代表的なイベントを映像記述上の代表イベント
として複数記述し、複数の映像記述上の代表イベントの
中から映像記述上の代表イベントを選択し、選択された
映像記述上の代表イベントの属性情報を検索キーとし
て、複数の試合記述上の代表イベントの中から該当する
試合記述上の代表イベントを候補として検索し、表示画
面に表示し、表示画面に表示された試合記述上の代表イ
ベントの候補の中から、選択された映像記述上の代表イ
ベントとリンクさせる試合記述上の代表イベントを選択
し、選択された試合記述上の代表イベントと選択された
映像記述上の代表イベントとをリンクさせる。
【0010】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記試合記述上の代表イベント
は、選手名、イベント種類、および試合中の時刻等の属
性情報で定義され、前記映像記述上の代表イベントは、
選手名、イベント種類、およびダイジェスト映像中の時
刻等の属性情報で定義され、前記検索表示工程では、前
記選択された映像記述上の代表イベントの選手名および
イベント種類の属性情報を検索キーとして、前記複数の
試合記述上の代表イベントの中から該当する試合記述上
の代表イベントを候補として検索し、表示画面に表示す
ることを特徴とする。
【0011】上記発明によれば、試合記述上の代表イベ
ントは、選手名、イベント種類、および試合中の時刻等
の属性情報で定義され、また、映像記述上の代表イベン
トは、選手名、イベント種類、およびダイジェスト映像
中の時刻等の属性情報で定義され、選択された映像記述
上の代表イベントの選手名およびイベント種類の属性情
報を検索キーとして、複数の試合記述上の代表イベント
の中から該当する試合記述上の代表イベントを候補とし
て検索して表示画面に表示する。
【0012】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
または請求項2にかかる発明によれば、前記第1のイベ
ント記述工程では、さらに、前記試合記述上の代表イベ
ントの周辺のイベントを詳細イベントとして記述し、前
記検索表示工程は、さらに、前記表示画面に表示された
試合記述上の代表イベントの候補の中から、詳細イベン
トを表示させる試合記述上の代表イベントを選択する代
表イベント選択工程と、前記代表イベント選択工程で選
択された試合記述上の代表イベントに対応する詳細イベ
ントを前記表示画面に表示する詳細イベント表示工程
と、を含むことを特徴とする。
【0013】上記発明によれば、さらに、試合記述上の
代表イベントの周辺のイベントを詳細イベントとして記
述し、表示画面に表示された試合記述上の代表イベント
の候補の中から、詳細イベントを表示させる試合記述上
の代表イベントを選択し、選択された試合記述上の代表
イベントに対応する詳細イベントを表示画面に表示す
る。
【0014】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記検索表示工程では、前記表
示画面に表示される試合記述上の代表イベントの候補
を、表示削除およびスクロール表示可能としたことを特
徴とする。
【0015】上記発明によれば、表示画面に表示される
試合記述上の代表イベントの候補を、表示削除およびス
クロール表示可能とする。
【0016】また、請求項5にかかる発明は、請求項1
〜請求項4のいずれか1つに記載の映像のイベント照合
方法の各工程をコンピュータが実行するためのプログラ
ムであることを特徴とする。
【0017】上記発明によれば、コンピュータでプログ
ラムを実行することにより、請求項1〜請求項4のいず
れか1つに記載の映像のイベント照合方法の各工程を実
現する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
かかる映像中のイベント照合方法およびその方法をコン
ピュータが実行するためのプログラムの好適な実施の形
態を、(情報処理システムの全体構成)、(試合内容記
述データ作成部および映像内容記述データ作成部の各
部、ならびに映像加工部の基本ハードウエア構成)、
(情報処理システムの全体動作フロー)、(イベント位
置合わせ照合処理)の順に詳細に説明する。なお、本実
施の形態の情報処理システムでは、サッカーの試合の映
像配信サービスを行う場合を一例に挙げて説明する。
【0019】なお、本明細書において、「イベント」と
は、管理する必要のある試合中の事象をいい、「代表イ
ベント」とは、イベントの中で特に重要なものをいい、
「詳細イベント」とは、代表イベントに近接するイベン
トのことをいう。イベントは、属性情報(時刻、選手、
イベント種類等)で表現され、イベントは属性情報(時
刻、選手、イベント種類等)をタグ形式で記述する内容
記述データとして記述される。如何なる事象を代表イベ
ントおよび詳細イベントの種類とするかについては、予
め定義されているものとする。
【0020】(情報処理システムの全体構成)図1は、
本発明にかかる情報処理システムの構成を示す図であ
る。図1に示す情報処理システムは、サッカーの試合を
見ながらサッカーの試合全体についての内容記述データ
を試合内容記述データとして作成する試合内容記述デー
タ作成部100、提供されるサッカーの試合の提供コン
テンツ(ダイジェスト映像:サッカーの試合のダイジェ
スト映像からなる数分程度の映像)の映像シーンを説明
するための内容記述データを映像内容記述データとして
作成する映像内容記述データ作成部200、試合内容記
述データ、映像内容記述データ、およびダイジェスト映
像等に基づいて、携帯端末500に配信するための配信
コンテンツを作成し、作成した配信コンテンツを配信サ
ーバ400にアップロードする映像加工部300、映像
加工部300でアップロードされた配信コンテンツを携
帯端末500に配信する配信サーバ400、携帯電話、
PHS、およびPDAからなる携帯端末500とで構築
されている。
【0021】試合内容記述データ作成部100は、ボー
ル位置情報取得・支配率計測部101、プレイ開始終了
指示部102、代表イベント記述部103、および詳細
内容記述部104・・・で構成されている。
【0022】ボール位置情報取得・支配率計測部101
は、サッカーの試合においてフィールド内のボールの位
置の時間変化を示すボール位置情報を取得するととも
に、ボールの支配チームの時間変化を示すボール支配情
報を取得して、取得したボール位置情報およびボール支
配情報を代表イベント記述部103に出力する。
【0023】代表イベント記述部103は、サッカーの
試合を見ながら、試合全体についてほぼリアルタイムで
時系列に試合記述上の代表イベントの内容記述データを
作成する。試合記述上の代表イベントは属性情報(試合
上の時刻、選手、イベント種類等)で定義される。代表
イベント記述部103は、試合記述上の代表イベントを
記述した場合は、代表イベントに近接する詳細イベント
の記述を詳細内容記述部104に指示する。代表イベン
ト記述部103は、代表イベントに対する詳細イベント
の記述の指示を、複数の詳細内容記述部104に振り分
けることにより、リアルタイムに近い処理を実現する。
また、代表イベント記述部103は、試合記述上の代表
イベントの内容記述データと詳細内容記述部104から
入力される詳細イベントの内容記述データを纏めた試合
内容記述データを作成し、この試合内容記述データとボ
ール位置情報取得・支配率計測部101から入力される
ボール位置情報およびボール支配情報を「試合内容」フ
ァイルとして保存するとともに、映像内容記述データ作
成部200の代表イベント記述・イベント位置合わせ判
定部201に送出する。
【0024】詳細内容記述部104は、代表イベント記
述部103の指示に応じて、代表イベントに近接する詳
細イベントの内容記述データを記述して、代表イベント
記述部103に送出する。
【0025】上記映像内容記述データ作成部200は、
代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201
と、詳細内容記述部202・・・で構成される。
【0026】代表イベント記述・イベント位置合わせ判
定部201では、ダイジェスト映像(提供コンテンツ)
をモニターで見ながら、時系列に映像シーンの映像記述
上の代表イベント(以下、「ダイジェスト映像記述上の
代表イベント」ともいう)の内容記述データを作成す
る。映像記述上の代表イベントは属性情報(映像上の時
刻、選手、イベント種類等)で表現される。代表イベン
ト記述・イベント位置合わせ判定部201は、映像記述
上の代表イベントを記述した場合は、映像記述上の代表
イベントに近接する詳細イベントの記述を詳細内容記述
部202に指示する。代表イベント記述・イベント位置
合わせ判定部201は、映像記述上の代表イベントに対
する詳細イベントの記述の指示を、複数の詳細内容記述
部202に振り分けることにより、リアルタイムに近い
処理を実現する。代表イベント記述・イベント位置合わ
せ判定部201は、映像記述上の代表イベントの内容記
述データと詳細内容記述部104から入力される詳細イ
ベントの内容記述データを纏めた映像内容記述データを
作成して、「映像内容」ファイルとして保存する。
【0027】また、代表イベント記述・イベント位置合
わせ判定部201は、イベント位置合わせ処理を実行し
て、代表イベント記述部103から入力される「試合内
容」ファイルの試合内容記述データの試合記述上の代表
イベントと「映像内容」ファイルの映像内容記述データ
の映像記述上の代表イベントとをリンクさせ、「内容記
述」ファイルとして映像加工部300に送信する。ま
た、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部20
1は、提供されるダイジェスト映像を映像加工部300
に送信する。
【0028】詳細内容記述部202は、代表イベント記
述・イベント位置合わせ判定部201の指示に応じて、
代表イベントの詳細イベントを記述して、代表イベント
記述部103に送出する。なお、ここでは、詳細内容記
述部202は、映像記述上の代表イベントに対する詳細
イベントを記述することとしたが、詳細イベントを記述
しないことにしても良い。すなわち、上記映像内容記述
データ作成部200では、ダイジェスト映像に対して映
像記述上の代表イベントのみを記述することにしても良
い。以下の説明では、上記映像内容記述データ作成部2
00においては、ダイジェスト映像に対して、映像記述
上の代表イベントのみを記述する場合について説明す
る。
【0029】映像加工部300は、代表イベント記述・
イベント位置合わせ判定部201から入力される「内容
記述」ファイルおよびダイジェスト映像に基づいて、携
帯端末500に配信するための配信コンテンツ(映像
(ASF)および映像シーンを説明するための付加的な
情報(CHTML)、フォーメーションアニメ(GI
F)、ボール推移図、ボール支配率表示図等)を作成し
て、配信サーバ400にアップロードする。配信サーバ
400にアップロードされた配信コンテンツは、携帯端
末500に配信される。
【0030】(試合内容記述データ作成部および映像内
容記述データ作成部の各部、ならびに映像加工部の基本
ハードウエア構成)図2は、試合内容記述データ作成部
100の各部(ボール位置情報取得・支配率計測部10
1、プレイ開始終了指示部102、代表イベント記述部
103、詳細内容記述部104)、映像内容記述データ
作成部200の各部(代表イベント記述・イベント位置
合わせ判定部201、詳細内容記述部202)、映像加
工部300の基本ハードウエア構成を示す図である。
【0031】図2において、121は操作指示を与える
入力部、122は外部とデータ通信を行うためのデータ
通信部、123は表示部、124は装置全体の制御を司
るCPU、125は記録媒体126のデータのリード/
ライトを行う記録媒体ドライブ装置、126はCPU1
24を動作させるプログラム等を格納した記録媒体、1
27はCPU124のワークエリアとして使用されるR
AM、128はTV中継が可能なモニタを示している。
【0032】上記入力部121は、カーソルキー、数字
入力キーおよび各種機能キー等を備えたキーボード、マ
ウス(座標位置入力手段)、並びに画像を読みとるスキ
ャナ等からなる。
【0033】上記表示部123は、CRT(Catho
d Ray Tube)、LCD(Liquid Cr
ystal Display)や、プラズマディスプレ
イ等により構成され、CPU124から入力される表示
データに応じた表示が行われる。
【0034】上記CPU124は、例えば、32ビット
マイクロプロセッサ、他のマイクロプロセッサ、DSP
(Digital Signal Processo
r)や、プログラマブルロジック等からなる。また、C
PU124は、必ずしもシングルプロセッサである必要
はなく、分散処理をするタイプのものでも良い。このC
PU124は、記録媒体126に格納されているプログ
ラムに従って、各種処理を行って装置全体を制御する中
央制御ユニットである。
【0035】上記データ通信部122は、電話回線、I
SDN(Integrated Services D
igital Network)、LAN(Local
Area Network)や、WAN(Wide
Area Network)等のネットワークに接続さ
れ、外部とデータ通信を行う。
【0036】上記記録媒体126は、CPU124が実
行可能なOSプログラムおよびアプリケーションプログ
ラム等の各種プログラムやデータが格納されている。上
述の記録媒体126は、例えば、フロッピー(R)ディ
スク、ハードディスク、CD−ROM、DVD−RO
M、MOやPCカード等の光学的・磁気的・電気的な記
録媒体からなる。記録媒体126に格納されたプログラ
ムはネットワークを介して配信可能である。
【0037】上記RAM127は、指定されたプログラ
ム、入力指示、入力データおよび処理結果等を格納する
ワークメモリと、表示部123の表示画面に表示する表
示データを一時的に格納する表示メモリとを備えてい
る。
【0038】モニタ128は、TV中継を受信するため
のTV受信回路や映像コンテンツ(ビデオ、DVD等)
を再生するための再生回路を備えており、TV中継を表
示したり、映像コンテンツの再生に使用される。
【0039】(情報処理システムの全体動作)図1の情
報処理システムの全体動作を図3の処理フローを参照し
て説明する。図3は、図1の情報処理システムの全体の
動作の概略を説明するための処理フローを示している。
【0040】試合内容記述データ作成部100では、ボ
ール位置情報取得・支配率計測部101は、ボール位置
取得処理を実行して、フィールド内のボールの位置の時
間変化を示すボール位置情報およびボールの支配チーム
の時間変化を示すボール支配情報を取得する。代表イベ
ント記述部103では、サッカーの試合を見ながら、試
合全体を通じて、時系列に試合記述上の代表イベント
(シュート、ゴール、間接フリーキック、直接フリーキ
ック、イエローカード、レッドカード、退場等)の内容
記述データを記述する。詳細内容記述部104は、個々
の試合記述上の代表イベントに対して、その近接した詳
細イベント(パス、ファール、ドリブル等)の内容記述
データを記述する(ステップS1)。
【0041】代表イベント記述部103は、試合記述上
の代表イベントの内容記述データと詳細内容記述部10
4から入力される詳細イベントの内容記述データを纏め
た試合内容記述データを作成し、この試合内容記述デー
タとボール位置情報およびボール支配情報を「試合内
容」ファイルとして、映像内容記述データ作成部200
の代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201
に送出する(ステップS2)。
【0042】他方、映像内容記述データ作成部200で
は、代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部20
1は、提供コンテンツ(ダイジェスト映像)をモニタで
見ながら、時系列にシーン毎に構造化して、映像記述上
の代表イベント(シュート、ゴール、間接フリーキッ
ク、直接フリーキック、イエローカード、レッドカー
ド、退場等)の内容記述データを映像内容記述データと
して記述する。例えば、ダイジェスト映像が、A1選手
のシュート場面、B2選手の美技場面、A3選手の得点
場面で構成されている場合、各場面を論理的に分割し
て、映像記述上の内容記述データを記述する。
【0043】代表イベント記述・イベント位置合わせ判
定部201は、映像記述上の代表イベントの内容記述デ
ータを、「映像内容」ファイルとして保存する(ステッ
プT1)。
【0044】ここで、試合内容記述データは、試合を見
ながら作成しているため、試合記述上の代表イベントは
ダイジェスト映像とはリンクしていない。すなわち、試
合記述上の代表イベントとダイジェスト映像との照合が
とれていない状況であるため、このままでは、配信コン
テンツにおける映像の詳細な状況説明を作成することが
できない。
【0045】そこで、代表イベント記述・イベント位置
合わせ判定部201は、イベント位置合わせ処理を実行
して、代表イベント記述部103から入力される「試合
内容」ファイルの試合内容記述データの試合記述上の代
表イベントと、「映像内容」ファイルの映像内容記述デ
ータの映像記述上の代表イベントとをリンクさせ、「内
容記述」ファイルとして映像加工部300に送信する
(ステップT2)。また、代表イベント記述・イベント
位置合わせ判定部201は、提供されるダイジェスト映
像(提供コンテンツ)を映像加工部300に送信する
(ステップT3)。
【0046】映像加工部300は、代表イベント記述・
イベント位置合わせ判定部201から入力される「内容
記述」ファイルおよびダイジェスト映像に基づいて、携
帯端末500に配信するための配信コンテンツ(映像
(ASF)、および映像や試合状況を説明するための付
加的な情報(CHTML)、フォーメーションアニメ
(GIF)、ボール推移図、ボール支配率表示図等)を
作成して、配信サーバ400にアップロードする(ステ
ップU1)。
【0047】配信サーバ400は、映像加工部300に
よりアップロードされた配信コンテンツを携帯端末50
0に配信する(ステップV1)。
【0048】(イベント位置合わせ照合処理)代表イベ
ント作成・イベント位置合わせ判定部201のイベント
位置合わせ照合処理(上記図3のステップT2)を図4
〜図11を参照して詳細に説明する。
【0049】図4は、代表イベント記述部103で記述
される試合記述上の代表イベントと代表イベント作成・
イベント位置合わせ判定部201で記述される映像記述
上の代表イベントとのマッピングを説明するための説明
図である。図4において、長い矢印は代表イベント、短
い矢印は詳細イベントを示している。試合記述上の代表
イベントは、サッカーの試合の試合全体(90分間)に
関して記述されているが、ダイジェスト映像とリンクし
ていないため、ダイジェスト映像とリンクしているダイ
ジェスト映像記述上の代表イベントとリンクさせる必要
がある。ダイジェスト映像記述上の代表イベントと試合
記述上の代表イベントとをマッピングさせて、同一の事
象を示す代表イベント同士をリンクさせ、試合記述上の
代表イベントで映像シーンのあるものについては、映像
シーンとリンクできるようにする。
【0050】図5は、代表イベント作成・イベント位置
合わせ判定部201のイベント位置合わせ照合処理の概
略を説明するためのフローチャート、図6および図7
は、試合内容記述データ(リンク後)の一例を示す図、
図8は映像内容記述データ(リンク後)の一例を示す
図、図9は代表イベント作成・イベント位置合わせ判定
部201の表示部に表示される映像記述上の代表イベン
ト選択画面600の表示例、図10は代表イベント作成
・イベント位置合わせ判定部201の表示部に表示され
る試合記述上の代表イベントの候補の検索結果の表示画
面の表示例、図11は、試合記述上の代表イベントの候
補A〜候補Dを示す図である。
【0051】以下の説明では、図8に示す映像内容記述
データと図9および図10に示す試合内容記述データに
おいて、「A1選手がシュートした」という代表イベン
トをリンクさせる場合について説明する。内容記述デー
タの各代表イベント(Critical Event)
にはイベントのタイプとIDが付されている。
【0052】図6および図7に示す試合内容記述データ
並びに図8に示す映像内容記述データにおいて、リンク
先(<linkto idRef=>)以外のデータ
は、上記図3のステップS1、T1の処理により既に作
成されている。イベント位置合わせ照合処理では、リン
ク先(<linkto idRef=>)を記述するた
めの処理を説明する。
【0053】図9は、代表イベント作成・イベント位置
合わせ判定部201の表示部に表示される映像記述上の
代表イベント選択画面600の表示例を示している。こ
の映像記述上の代表イベント選択画面600において、
601は、ダイジェスト映像上の代表イベントの記述位
置を示すダイジェスト映像のタイムグラフ、602は、
選択されたダイジェスト映像の代表イベントの属性情報
(イベントのタイプ、選手名)が表示される属性情報表
示領域、603は、選択された代表イベントの属性情報
を検索キーとして、試合記述上の代表イベントの中から
該当する代表イベントの候補の検索を指示する検索ボタ
ン、604はモニタにダイジェスト映像を再生するため
の再生ボタンを示している。
【0054】ダイジェスト映像のタイムグラフ601に
おいて、矢印は代表イベントを示しており、ダイジェス
ト映像上の対応する時刻の位置に表示されている。操作
者は、ダイジェスト映像のタイムグラフ601の複数の
映像記述上の代表イベントの中からカーソル601aで
代表イベントを選択する(ステップS11)。代表イベ
ントがカーソル601aで選択されると、代表イベント
記述・イベント位置合わせ判定部201は、選択された
代表イベントの属性情報(イベントのタイプ、選手名)
を属性情報表示領域602を表示する。同図に示す例で
は、代表イベントの属性情報(Type シュート:P
layer A1選手)が表示されている。
【0055】ここで、操作者は、再生ボタン604を押
して、指定の数秒前から予めダイジェスト映像をモニタ
に再生して目視により確認し、選択した代表イベントの
周囲の状況を把握しておく。
【0056】そして、操作者により検索キー603が押
下されると、代表イベント記述・イベント位置合わせ判
定部201は、表示されている属性情報(Type、P
layer)を検索キーとして、試合内容記述データか
ら同じ属性情報を有する代表イベントを検索して、表示
結果を表示画面に表示する(ステップS12)。
【0057】図10は、代表イベント記述・イベント位
置合わせ判定部201の表示部に表示される検索結果の
表示画面700の表示例を示す図である。この検索結果
の表示画面700において、701は、試合記述上の代
表イベントと詳細イベントのタイムグラフ、702は検
索された代表イベントの候補が表示される候補代表イベ
ント表示領域、703は候補代表イベント表示領域70
2に表示される代表イベントの候補の中から選択された
代表イベントの周辺の詳細イベントが表示される詳細イ
ベント表示領域、704は候補代表イベント表示領域7
02の表示をスクロールするためのスクロールキー、7
05はモニタにダイジェスト映像を再生させるための再
生キー、706は代表イベントの候補の中からリンクさ
せる代表イベントを決定するための決定キー、707は
表示されているデータを削除するための削除キーを示し
ている。
【0058】上記候補代表イベント表示領域702に
は、検索キーとして使用した代表イベントの属性情報
(Type、Player)と、検索された代表イベン
トの候補の試合上の時刻が表示される。
【0059】具体的には、図9に示す例では、代表イベ
ントの属性情報(Type シュート:Player
A1選手)を検索キーとしているので、属性情報(Ty
peシュート:Player A1選手)を有する代表
イベントとして、図6および図7に示す試合内容記述デ
ータから図11に示すような候補A〜候補Dの代表イベ
ントが検索される。そして、検索結果画面700の候補
代表イベント表示領域702には、検索キーとして使用
した代表イベントの属性情報(Type(シュート)、
Player(A1選手))と、候補A〜候補Dの代表
イベントの試合上の時刻(06:34,08:50、2
2:20,44:49)が表示される。
【0060】また、候補代表イベント表示領域702に
おいて、操作者が1つの時刻を選択すると、選択された
時刻に対応する代表イベントの周辺の詳細イベントが試
合内容記述データから検索されて、周辺詳細イベント表
示領域704に表示される(ステップS13)。試合記
述上の代表イベントと詳細イベントのタイムグラフ70
1には、選択された代表イベントと詳細イベントの時間
帯が識別表示される。
【0061】具体的には、図10に示す例では、候補代
表イベント表示領域702において、試合上の時刻”2
2:20”が選択されているので、選択された試合上の
時刻”22:20”に対応する代表イベントの候補Cの
周辺の詳細イベントが試合内容記述データから検索され
て、周辺詳細イベント表示領域704に、”A3選手ド
リブル”、”A3選手 パス A1選手へ”、”A1選
手 ドリブル”、”A1選手 シュート”、”B1選手
キャッチ”が表示される。また、タイムグラフ701
には、選択された代表イベントと周辺の詳細イベントの
時間帯が識別表示される。
【0062】操作者は、候補Aの代表イベントから順に
詳細イベントをチエックし、上記で確認した状況と一致
するものを探す。選考の課程で一致しなければ、候補の
代表イベントから削除キー707で削除してゆく。最終
的に一致するものが残った場合には、再生ボタン703
を押して目視により確認して、上記選択したダイジェス
ト映像記述上の代表イベントに対応する内容記述上の代
表イベントを決定して決定ボタン706を押す(ステッ
プS14)。
【0063】決定ボタン706が押下されると、代表イ
ベント記述・イベント位置合わせ判定部201は、選択
された映像記述上の代表イベントと選択された内容記述
の代表イベントとのマッピングを行い、試合内容記述デ
ータおよび映像内容記述データに互いの代表イベントの
リンク先(<Linkto idRef=>)を記述す
る(ステップS15)。以上の処理を、全ての映像記述
上の代表イベントについて実行する。
【0064】図6〜図8に示す例では、図8に示す映像
内容記述データのA選手のシュートの代表イベント(c
riticalEvent Type=”Shoo
t”、ID=C002)と、図7に示す試合内容記述デ
ータの映像上の時刻”00:32:05”のA選手のシ
ュートの代表イベントの候補C(criticalEv
ent Type=”Shoot”、ID=G011)
がリンクされている。また、図7に示す映像内容記述デ
ータの映像上の時刻”00:32:45”A選手のシュ
ートの代表イベント(criticalEvent T
ype=”Shoot”、ID=C003)と、図8に
示す試合内容記述データのA選手のシュートの代表イベ
ントの候補D(criticalEvent Type
=”Shoot”、ID=G025)がリンクされてい
る。
【0065】以上説明したように、試合内容記述データ
作成部100では、サッカーの試合の試合全体の代表イ
ベント(試合記述上の代表イベント)を複数記述し、映
像内容記述データ作成部200の代表イベント作成・イ
ベント位置合わせ判定部201では、同一のスポーツの
試合のダイジェスト映像中の代表イベント(映像記述上
の代表イベント)を複数記述し、代表イベント作成・イ
ベント位置合わせ判定部201では、映像記述上の代表
イベントの中から1つの映像記述上の代表イベントを選
択し、選択された映像記述上の代表イベントの属性情報
を検索キーとして、複数記述される試合記述上の代表イ
ベントの中から候補となる試合記述上の代表イベントを
検索して表示画面に表示し、表示された試合記述上の代
表イベントの候補の中から試合記述上の代表イベントを
選択し、選択した映像記述上の代表イベントと選択した
試合記述上の代表イベントとをリンクさせることとした
ので、試合のダイジェスト映像と試合内容記録データの
マッピングができ、スポーツの試合の映像ダイジェスト
は入手可能であるが、試合全体のサービス用映像コンテ
ンツが入手できない場合において、映像ダイジェストに
対して適当な単位で映像シーンを説明する付加的な情報
(試合の状況説明等)を作成することが可能となる。こ
れにより、ダイジェスト映像とその配信に関する権利を
入手するだけで、映像に対して付加的な説明を付けた配
信サービスが可能となる。
【0066】また、試合記述上の代表イベントを、選手
名、イベント種類、および試合中の時刻等の属性情報で
表現し、また、映像記述上の代表イベントは、選手名、
イベント種類、およびダイジェスト映像中の時刻等の属
性情報で表現し、選択された映像記述上の代表イベント
の選手名およびイベント種類の属性情報を検索キーとし
て、試合記述上の代表イベントの候補を検索することと
したので、試合記述上の代表イベントの候補を簡易に検
索することが可能となる。
【0067】また、試合内容記述データ作成部100で
は、試合記述上の代表イベントの周辺の詳細イベントを
記述し、表示画面に、映像内容記述データ作成部200
の代表イベント記述・イベント位置合わせ判定部201
では、前述した候補の試合記述上の代表イベントの周辺
の詳細イベントを表示することとしたので、映像を参照
しなくても、詳細イベントを参照することで対応する試
合記述上の代表イベントの場所を容易に特定することが
可能となる。
【0068】また、検索結果の表示画面700の候補代
表イベント表示領域702に表示される試合記述上の代
表イベントの候補を削除およびスクロール表示可能とし
たので、試合記述上の代表イベントの候補が、候補代表
イベント表示領域702に収まらない場合でも表示する
ことが可能となる。
【0069】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形可能である。例えば、上記した実施の形態で
は、サッカーの試合の中継について適用したが、本発明
は、野球、ラグビー、アメフト、バスケットボール、テ
ニス、およびゴルフなどの他の球技にも適用することが
可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1にかかる
発明によれば、スポーツの試合の試合全体の代表的なイ
ベントを試合記述上の代表イベントとして複数記述する
第1のイベント記述工程と、前記スポーツの試合のダイ
ジェスト映像中の代表的なイベントを映像記述上の代表
イベントとして複数記述する第2のイベント記述工程
と、前記第1のイベント記述工程で記述された複数の映
像記述上の代表イベントの中から映像記述上の代表イベ
ントを選択する映像記述上の代表イベント選択工程と、
前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択された映
像記述上の代表イベントの属性情報を検索キーとして、
前記第2のイベント記述工程で記述された複数の試合記
述上の代表イベントの中から該当する試合記述上の代表
イベントを候補として検索し、表示画面に表示する検索
表示工程と、前記検索表示工程で前記表示画面に表示さ
れた試合記述上の代表イベントの候補の中から、前記映
像記述上の代表イベント選択工程で選択された映像記述
上の代表イベントとリンクさせる試合記述上の代表イベ
ントを選択する試合記述上の代表イベント選択工程と、
前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択された試
合記述上の代表イベントと前記試合記述上の代表イベン
ト選択工程で選択された映像記述上の代表イベントとを
リンクさせるリンク工程と、を含むこととしたので、ス
ポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、
試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場
合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映
像シーンを説明する付加的な情報の作成を可能とする映
像中のイベント照合方法を提供することが可能となる。
【0071】また、請求項2にかかる発明によれば、請
求項1にかかる発明において、前記試合記述上の代表イ
ベントは、選手名、イベント種類、および試合中の時刻
等の属性情報で定義され、前記映像記述上の代表イベン
トは、選手名、イベント種類、およびダイジェスト映像
中の時刻等の属性情報で定義され、前記検索表示工程で
は、前記選択された映像記述上の代表イベントの選手名
およびイベント種類の属性情報を検索キーとして、前記
複数の試合記述上の代表イベントの中から該当する試合
記述上の代表イベントを候補として検索し、表示画面に
表示することとしたので、請求項1にかかる発明の効果
に加えて、試合記述上の代表イベントの候補を簡易に検
索することが可能となる。
【0072】また、請求項3にかかる発明によれば、請
求項1または請求項2にかかる発明によれば、前記第1
のイベント記述工程では、さらに、前記試合記述上の代
表イベントの周辺のイベントを詳細イベントとして記述
し、前記検索表示工程は、さらに、前記表示画面に表示
された試合記述上の代表イベントの候補の中から、詳細
イベントを表示させる試合記述上の代表イベントを選択
する代表イベント選択工程と、前記代表イベント選択工
程で選択された試合記述上の代表イベントに対応する詳
細イベントを前記表示画面に表示する詳細イベント表示
工程と、を含むこととしたので、請求項1または請求項
2にかかる発明の効果に加えて、映像を参照しなくて
も、詳細イベントを参照することで対応する試合記述上
の代表イベントの場所を容易に特定することが可能とな
る。
【0073】また、請求項4にかかる発明によれば、請
求項1にかかる発明において、前記検索表示工程では、
前記表示画面に表示される試合記述上の代表イベントの
候補を、表示削除およびスクロール表示可能としたの
で、請求項1にかかる発明の効果に加えて、試合記述上
の代表イベントの候補の選択操作が容易となる。
【0074】また、請求項5にかかる発明によれば、コ
ンピュータでプログラムを実行することにより、請求項
1〜請求項4のいずれか1つに記載の映像のイベント照
合方法の各工程を実現することとしたので、スポーツの
試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、試合全体
のサービス用映像コンテンツが入手できない場合におい
て、映像ダイジェストに対して適当な単位で映像シーン
を説明する付加的な情報の作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる情報処理システムの構成
を示す図である。
【図2】試合内容記述データ作成部の各部(ボール位置
情報取得・支配率計測部、プレイ開始終了指示部、代表
イベント記述部、詳細内容記述部)、映像内容記述デー
タ作成部の各部(代表イベント作成・イベント位置合わ
せ判定部、詳細内容記述部)、および映像加工部の基本
ハードウエア構成を示す図である。
【図3】図1の情報処理システムの全体の動作の概略を
説明するための処理フローを示す図である。
【図4】試合記述上の代表イベントとダイジェスト映像
記述上の代表イベントとのマッピングを説明するための
説明図である。
【図5】イベント位置合わせ照合処理の手順の概略を説
明するためのフローチャートである。
【図6】試合内容記述データ(リンク後)の一例を示す
図(その1)である。
【図7】試合内容記述データ(リンク後)の一例を示す
図(その2)である。
【図8】映像内容記述データ(リンク後)の一例を示す
図である。
【図9】映像記述上の代表イベント選択画面の表示例を
示す図である。
【図10】試合記述上の代表イベントの候補の検索結果
の表示画面の表示例を示す図である。
【図11】試合記述上の代表イベントの候補A〜候補D
を示す図である。
【符号の説明】
100 試合内容記述データ作成部 101 ボール位置情報取得・支配率計測部 102 プレイ開始終了指示部 103 代表イベント記述部 104 詳細内容記述部 200 映像内容記述データ作成部 201 代表イベント作成・イベント位置合わせ判定
部 202 詳細内容記述部 300 映像加工部 400 配信サーバ 500 携帯端末
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1にかかる発明は、スポーツの試合の試合全
体の代表的なイベントを試合記述上の代表イベントとし
て複数記述する第1のイベント記述工程と、前記スポー
ツの試合のダイジェスト映像中の代表的なイベントを映
像記述上の代表イベントとして複数記述する第2のイベ
ント記述工程と、前記第のイベント記述工程で記述さ
れた複数の映像記述上の代表イベントの中から映像記述
上の代表イベントを選択する映像記述上の代表イベント
選択工程と、前記映像記述上の代表イベント選択工程で
選択された映像記述上の代表イベントの属性情報を検索
キーとして、前記第のイベント記述工程で記述された
複数の試合記述上の代表イベントの中から該当する試合
記述上の代表イベントを候補として検索し、表示画面に
表示する検索表示工程と、前記検索表示工程で前記表示
画面に表示された試合記述上の代表イベントの候補の中
から、前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択さ
れた映像記述上の代表イベントとリンクさせる試合記述
上の代表イベントを選択する試合記述上の代表イベント
選択工程と、前記映像記述上の代表イベント選択工程で
選択された試合記述上の代表イベントと前記試合記述上
の代表イベント選択工程で選択された映像記述上の代表
イベントとをリンクさせるリンク工程と、を含むことを
特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】
【発明の効果】以上説明したように,請求項1にかかる
発明によれば、スポーツの試合の試合全体の代表的なイ
ベントを試合記述上の代表イベントとして複数記述する
第1のイベント記述工程と、前記スポーツの試合のダイ
ジェスト映像中の代表的なイベントを映像記述上の代表
イベントとして複数記述する第2のイベント記述工程
と、前記第のイベント記述工程で記述された複数の映
像記述上の代表イベントの中から映像記述上の代表イベ
ントを選択する映像記述上の代表イベント選択工程と、
前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択された映
像記述上の代表イベントの属性情報を検索キーとして、
前記第のイベント記述工程で記述された複数の試合記
述上の代表イベントの中から該当する試合記述上の代表
イベントを候補として検索し、表示画面に表示する検索
表示工程と、前記検索表示工程で前記表示画面に表示さ
れた試合記述上の代表イベントの候補の中から、前記映
像記述上の代表イベント選択工程で選択された映像記述
上の代表イベントとリンクさせる試合記述上の代表イベ
ントを選択する試合記述上の代表イベント選択工程と、
前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択された試
合記述上の代表イベントと前記試合記述上の代表イベン
ト選択工程で選択された映像記述上の代表イベントとを
リンクさせるリンク工程と、を含むこととしたので、ス
ポーツの試合の映像ダイジェストは入手可能であるが、
試合全体のサービス用映像コンテンツが入手できない場
合において、映像ダイジェストに対して適当な単位で映
像シーンを説明する付加的な情報の作成を可能とする映
像中のイベント照合方法を提供することが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇田 由喜 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松野 陽一郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 望 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 國枝 孝之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5C053 FA14 GB05 HA29 LA01 LA06 LA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポーツの試合の試合全体の代表的なイ
    ベントを試合記述上の代表イベントとして複数記述する
    第1のイベント記述工程と、 前記スポーツの試合のダイジェスト映像中の代表的なイ
    ベントを映像記述上の代表イベントとして複数記述する
    第2のイベント記述工程と、 前記第1のイベント記述工程で記述された映像記述上の
    複数の代表イベントの中から映像記述上の代表イベント
    を選択する映像記述上の代表イベント選択工程と、 前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択された映
    像記述上の代表イベントの属性情報を検索キーとして、
    前記第2のイベント記述工程で記述された試合記述上の
    複数の代表イベントの中から該当する試合記述上の代表
    イベントを候補として検索し、表示画面に表示する検索
    表示工程と、 前記検索表示工程で前記表示画面に表示された試合記述
    上の代表イベントの候補の中から、前記映像記述上の代
    表イベント選択工程で選択された映像記述上の代表イベ
    ントとリンクさせる試合記述上の代表イベントを選択す
    る試合記述上の代表イベント選択工程と、 前記映像記述上の代表イベント選択工程で選択された試
    合記述上の代表イベントと前記試合記述上の代表イベン
    ト選択工程で選択された映像記述上の代表イベントとを
    リンクさせるリンク工程と、 を含むことを特徴とする映像中のイベント照合方法。
  2. 【請求項2】 前記試合記述上の代表イベントは、選手
    名、イベント種類、および試合中の時刻等の属性情報で
    表現され、 前記映像記述上の代表イベントは、選手名、イベント種
    類、およびダイジェスト映像中の時刻等の属性情報で表
    現され、 前記検索表示工程では、前記選択された映像記述上の代
    表イベントの選手名およびイベント種類の属性情報を検
    索キーとして、前記試合記述上の複数の代表イベントの
    中から該当する試合記述上の代表イベントを候補として
    検索し、表示画面に表示することを特徴とする請求項1
    に記載の映像中のイベント照合方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のイベント記述工程では、さら
    に、前記試合記述上の代表イベントの周辺のイベントを
    詳細イベントとして記述し、 前記検索表示工程は、さらに、 前記表示画面に表示された試合記述上の代表イベントの
    候補の中から、詳細イベントを表示させる試合記述上の
    代表イベントを選択する代表イベント選択工程と、 前記代表イベント選択工程で選択された試合記述上の代
    表イベントに対応する詳細イベントを前記表示画面に表
    示する詳細イベント表示工程と、 を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の映像中のイベント照合方法。
  4. 【請求項4】 前記検索表示工程では、前記表示画面に
    表示される試合記述上の代表イベントの候補を、表示削
    除およびスクロール表示可能としたことを特徴とする請
    求項1に記載の映像のイベント照合方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記
    載の映像のイベント照合方法の各工程をコンピュータが
    実行するためのプログラム。
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