JP2003308763A - 開閉器操作装置 - Google Patents

開閉器操作装置

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JP2003308763A
JP2003308763A JP2002114630A JP2002114630A JP2003308763A JP 2003308763 A JP2003308763 A JP 2003308763A JP 2002114630 A JP2002114630 A JP 2002114630A JP 2002114630 A JP2002114630 A JP 2002114630A JP 2003308763 A JP2003308763 A JP 2003308763A
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pin
latch
opening
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JP2002114630A
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English (en)
Inventor
Ryushi Maruyama
龍志 丸山
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばねの荷重方向と放勢方向とのなす駆動角度
を深く適正にし、荷重効率を向上し、小形化をはかる。 【解決手段】 投入、開放する主軸3に固着された主軸
レバー5の両側部に、ピン6、7を設け、ばね蓄勢軸1
0に固着された蓄勢レバー12の両側部に、ピン13、
14を設け、投入ばね20が巻装されたばねガイド17
の両端部に、ピン6、13が挿入された長孔18、19
を透設し、開放ばね25が巻装されたばねガイド22の
両端部に、ピン7、14が挿入された長孔23、24を
透設し、ばね蓄勢軸10に、先端部がそれぞれピン6、
7に係合するよう付勢されたラッチレバー27、31を
回転自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用の柱上開閉
器等に用いられる開閉器操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開閉器操作装置は、ばねの蓄勢力
を機械的ラッチ機構により保持し、投入及び開放時にラ
ッチ機構を解除し、ばねの放勢力により投入及び開放を
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、ばねの荷重方向と放勢方向とのなす駆動角度が浅
く、荷重効率が悪く、ばねの荷重力が大になり、大形に
なるという問題点がある。
【0004】本発明は、前記の点に留意し、ばねの荷重
方向と放勢方向とのなす駆動角度を深く適正にし、荷重
効率を良くし、小形化をはかった開閉器操作装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1記載の開閉器操作装置は、正、
逆の回転により開閉器を投入、開放する主軸と、中央部
が前記主軸に固着された主軸レバーと、前記主軸レバー
の両側部に設けられた投入用ラッチピン及び開放用ラッ
チピンと、投入時に正回転駆動され、開放時に逆回転駆
動されるばね蓄勢軸と、前記ばね蓄勢軸に固着された蓄
勢レバーと、前記蓄勢レバーの両側部に設けられた投入
用蓄勢ピン及び開放用蓄勢ピンと、投入用ばねガイドに
巻装された投入ばねと、前記投入用ばねガイドの両端部
に透設され、前記投入用ラッチピン及び前記投入用蓄勢
ピンが挿入された投入ラッチピン用長孔及び投入蓄勢ピ
ン用長孔と、開放用ばねガイドに巻装された開放ばね
と、前記開放用ばねガイドの両端部に透設され、前記開
放用ラッチピン及び前記開放用蓄勢ピンが挿入された開
放ラッチピン用長孔及び開放蓄勢ピン用長孔と、前記ば
ね蓄勢軸に回転自在に支持され、先端部がそれぞれ前記
投入用ラッチピン及び前記開放用ラッチピンに係合する
よう付勢された投入用ラッチレバー及び開放用ラッチレ
バーとを備え、前記ばね蓄勢軸の回転駆動による前記両
蓄勢ピンの回動により、それぞれ前記投入ばね及び前記
開放ばねを蓄勢し、それぞれの蓄勢終り近くで前記両蓄
勢ピンが前記両ラッチレバーに当接して該ラッチレバー
と前記ラッチピンとの係合を外し、前記係合の外れから
前記主軸の投入及び開放の完了まで、前記両長孔によ
り、前記両ばねの圧縮蓄勢に他方の前記ばねが作用しな
いようにしたものである。
【0006】前記のように構成された本発明の請求項1
記載の開閉器操作装置は、正、逆の回転により開閉器を
投入、開放する主軸に、主軸レバーの中央部が固着さ
れ、主軸レバーの両側部に投入用ラッチピン及び開放用
ラッチピンが設けられ、投入時に正回転駆動され、開放
時に逆回転駆動されるばね蓄勢軸に、蓄勢レバーが固着
され、蓄勢レバーの両側部に投入用蓄勢ピン及び開放用
蓄勢ピンが設けられ、投入ばねが巻装された投入用ばね
ガイドの両端部に、投入用ラッチピン及び投入用蓄勢ピ
ンが挿入された投入ラッチピン用長孔及び投入蓄勢ピン
用長孔が透設され、開放ばねが巻装された開放用ばねガ
イドの両端部に、開放用ラッチピン及び開放用蓄勢ピン
が挿入された開放ラッチピン用長孔及び開放蓄勢ピン用
長孔が透設され、ばね蓄勢軸に、先端部がそれぞれ投入
用ラッチピン及び開放用ラッチピンに係合するよう付勢
された投入用ラッチレバー及び開放用ラッチレバーが回
転自在に支持され、ばね蓄勢軸の回転駆動による両蓄勢
ピンの回動により、それぞれ投入ばね及び開放ばねが蓄
勢され、それぞれの蓄勢終り近くで両蓄勢ピンが両ラッ
チレバーに当接して該ラッチレバーとラッチピンとの係
合を外し、その係合の外れから主軸の投入及び開放の完
了まで、両長孔により、両ばねの圧縮蓄勢に他方のばね
が作用しないようにされているため、ばねの荷重方向と
放勢方向とのなす駆動角度を深く適正にでき、ばねの荷
重効率が良好になり、小形化をはかることができる。
【0007】本発明の請求項2記載の開閉器操作装置
は、請求項1記載の操作装置において、投入用蓄勢ピン
及び開放用蓄勢ピンが、ばねの蓄勢終り近くで、投入用
ラッチレバー及び開放用ラッチレバーに当接して該ラッ
チレバーとラッチピンとの係合を外すのではなく、それ
ぞれの係合を外すのに、投入ラッチ引外しコイル及び開
放ラッチ引外しコイルを用いたものである。
【0008】この場合も、請求項1記載の操作装置とほ
ぼ同様、ばねの荷重方向と放勢方向とのなす駆動角度を
深く適正にでき、ばねの荷重効率を良好にでき、小形化
をはかることができる。
【0009】つぎに、請求項3記載の装置は、請求項1
または2記載の操作装置における投入及び開放の状態に
おいて、主軸レバー及び蓄勢レバーの回動阻止用ストッ
パを設けたものであり、投入及び開放の動作を確実に行
うことができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1を図1ない
し図4を参照し、形態2を図5を参照し、それぞれ説明
する。各図において、同一符号は同一もしくは相当する
ものを示す。
【0011】〔形態1〕1、2は前後に並設された前支
持板、後支持板、3は両支持板1、2の上部軸受4に支
持された主軸であり、反時計方向の正回転により開閉器
を投入し、時計方向の逆回転により開閉器を開放する。
5は主軸3の前部、後部に固着された主軸レバー、6は
両主軸レバー5の右側部に両端が支持された投入用ラッ
チピン、7は両主軸レバー5の左側部に両端が支持され
た開放用ラッチピンである。
【0012】8は両主軸レバー5の下部に形成された主
軸レバーストッパ長孔、9は両支持板1、2の上部に両
端が固着された主軸レバーストッパピンであり、主軸レ
バーストッパ長孔8に挿通され、長孔8、ピン9でスト
ッパを形成し、主軸レバー5の投入時、開放時の回動範
囲を規制している。
【0013】10は両支持板1、2の下部軸受11に支
持されたばね蓄勢軸であり、投入時に反時計方向に正回
転駆動され、解放時に時計方向に逆回転駆動される。1
2はばね蓄勢軸10の前部、後部に固着された蓄勢レバ
ー、13は両蓄勢レバー12の右側部に装架された投入
用蓄勢ピン、14は両蓄勢レバー12の左側部に装架さ
れた開放用蓄勢ピンである。
【0014】15は両蓄勢レバー12の下部に形成され
た蓄勢レバーストッパ長孔、16は両支持板1、2の下
部に両端が固着された蓄勢レバーストッパピンであり、
蓄勢レバーストッパ長孔15に挿通され、長孔15、ピ
ン16でストッパを形成し、蓄勢レバー12の投入時、
解放時の回動範囲を規制している。
【0015】17は投入用ばねガイド、18は該ばねガ
イド17の上端部に透設された投入ラッチピン用長孔で
あり、投入用ラッチピン6が挿入されている。19は投
入用ばねガイド17の下端部に透設された投入蓄勢ピン
用長孔であり、投入用蓄勢ピン13が挿入されている。
【0016】20は投入用ばねガイド17に巻装された
投入ばねであり、上端が投入用ばねガイド17に当接し
ている。21は投入用ばねガイド17に移動自在に設け
られた投入用ばね受けであり、上面に投入ばね20の下
端が当接し、下面が投入用蓄勢ピン13に当接し、図1
に示す開放状態では、投入ラッチピン用長孔18の下端
と投入用ラッチピン6との間にギャップがある。
【0017】22は開放用ばねガイド、23は該ばねガ
イド22の上端部に透設された開放ラッチピン用長孔で
あり、開放用ラッチピン7が挿入されている。24は開
放用ばねガイド22の下端部に透設された開放蓄勢ピン
用長孔であり、開放用蓄勢ピン14が挿入されている。
【0018】25は開放用ばねガイド22に巻装された
開放ばねであり、上端が開放用ばねガイド22に当接し
ている。26は開放用ばねガイド22に移動自在に設け
られた開放用ばね受けであり、上面に開放ばね25の下
端が当接し、下面が開放用蓄勢ピン14に当接し、図4
に示す投入状態では、開放ラッチピン用長孔23の下端
と開放用ラッチピン7との間にギャップがある。
【0019】27は下端部がばね蓄勢軸10の後部に回
転自在に支持された投入用ラッチレバー、28はばね蓄
勢軸10の後部に設けられた投入用ラッチレバー復帰ば
ねであり、投入用ラッチレバー27が投入用ラッチピン
6に係合するよう、投入用ラッチレバー27を時計方向
に付勢している。
【0020】29は投入用ラッチレバー27の上端部に
形成された投入用ピン係合部であり、図1の開放状態で
投入用ラッチピン6が係合し、該ピン6の上動を阻止
し、投入ばね20の蓄勢を保持している。30は投入用
ピン係合部29の上側に形成された投入用ピンガイドで
あり、係合部29がラッチピン6から外れ、投入ばね2
0の放勢後、ラッチレバー27が復帰ばね28により復
帰時、ピンガイド30にラッチピン6が当接し、ラッチ
ピン6が係合部29に係合するようガイドする。
【0021】31は下端部がばね蓄勢軸10の前部に回
転自在に支持された開放用ラッチレバー、32はばね蓄
勢軸10の前部に設けられた開放用ラッチレバー復帰ば
ねであり、開放用ラッチレバー31が開放用ラッチピン
7に係合するよう、開放用ラッチレバー31を反時計方
向に付勢している。
【0022】33は開放用ラッチレバー31の上端部に
形成された開放用ピン係合部であり、図4の投入状態で
開放用ラッチピン7が係合し、該ピン7の上動を阻止
し、開放ばね25の蓄勢を保持している。34は開放用
ピン係合部33の上側に形成された開放用ピンガイドで
あり、係合部33がラッチピン7から外れ、開放ばね2
5の放勢後、ラッチレバー31が復帰ばね32により復
帰時、ピンガイド34にラッチピン7が当接し、ラッチ
ピン7が係合部33に係合するようガイドする。
【0023】つぎに、動作について説明する。図1に示
す開放状態において、主軸3は時計方向に逆回転してお
り、投入用ラッチピン6が投入用ラッチレバー27のピ
ン係合部29に係合し、ばね蓄勢軸10も逆回転してお
り、投入用蓄勢ピン13の下端が投入用ばねガイド17
の投入用蓄勢ピン用長孔19の下端に当接し、投入用ラ
ッチピン6の下端と投入用ラッチピン用長孔18の下端
との間にギャップが形成されている。
【0024】一方、開放用蓄勢ピン14が開放用ラッチ
レバー31のピン係合部33から外れ、開放用ラッチピ
ン7の下端が開放用ばねガイド22の開放ラッチピン用
長孔23の下端に当接し、開放用蓄勢ピン14の下端と
開放蓄勢ピン用長孔24の下端との間にギャップが形成
されている。
【0025】また、前記ばね蓄勢軸10の逆回転によ
り、開放用蓄勢ピン14が開放用ラッチレバー31を押
圧しており、開放用ラッチピン7と開放用ラッチレバー
31との係合が外れている。
【0026】そして、投入に際し、ばね蓄勢軸10を反
時計方向に正回転すると、図3に示すように、蓄勢レバ
ー12の正回転による投入用蓄勢ピン13の上動によ
り、投入ばね20が圧縮して蓄勢される。この蓄勢時、
開放ばね25の付勢力が作用しない。そして、投入ばね
20の蓄勢終り近くで、即ち最大蓄勢時に、投入用蓄勢
ピン13が投入用ラッチレバー27に当接して押圧し、
投入用ラッチピン6と投入用ラッチレバー27との係合
が外れ、投入ばね20の放勢により、図4に示すよう
に、主軸レバー5が反時計方向に正回転し、主軸3の正
回転により開閉器が投入状態になる。
【0027】この時、開放用ラッチピン7は、開放用ラ
ッチレバー31のピンガイド34に当接した後、ピンガ
イド34にガイドされ、ピン係合部33に係合し、ラッ
チ状態になる。
【0028】また、蓄勢レバー12の蓄勢レバーストッ
パ長孔15の左端が、蓄勢レバーストッパピン16に当
接し、ばね蓄勢軸10の正回転が止まり、主軸レバー5
の主軸レバーストッパ長孔8の左端が、主軸レバースト
ッパピン9に当接し、主軸3の正回転が止まる。
【0029】つぎに、開放に際し、図4に示す投入状態
から開放する場合、投入時と全く逆であり、ばね蓄勢軸
10を時計方向に逆回転すると、蓄勢レバー12の逆回
転による開放用蓄勢ピン14の上動により、開放ばね2
5が圧縮して蓄勢され、開放ばね25の蓄勢終り近く
で、開放用蓄勢ピン14が開放用ラッチレバー31に当
接して押圧し、開放用ラッチピン7と開放用ラッチレバ
ー31との係合が外れ、開放ばね25の放勢により主軸
レバー5が時計方向に逆回転し、主軸3の逆回転により
開閉器が開放状態になる。
【0030】そして、投入用ラッチピン6は、投入用ラ
ッチレバー27のピンガイド30に当接した後、ピンガ
イド30にガイドされ、ピン係合部29に係合し、ラッ
チ状態になる。
【0031】また、蓄勢レバー12の蓄勢レバーストッ
パ長孔15の右端が、蓄勢レバーストッパピン16に当
接し、ばね蓄勢軸10の逆回転が止まり、主軸レバー5
の主軸レバーストッパ長孔8の右端が主軸レバーストッ
パピン9に当接し、主軸3の逆回転が止まる。
【0032】〔形態2〕形態2を示した図5において、
形態1と異なる点は、形態1が、投入用蓄勢ピン13及
び開放用蓄勢ピン14が、それぞれ、投入ばね20及び
開放ばね25の蓄勢終り近くで、投入用ラッチレバー2
7及び開放用ラッチレバー31に当接して該ラッチレバ
ー27、31とラッチピン6、7との係合を外している
のに対し、形態2は、それぞれの係合を外すのに、投入
ラッチ引外しコイル35及び開放ラッチ引外しコイル3
6を用いたものであり、両コイル35、36への通電開
始時期は、投入ばね、開放ばねの蓄勢終り近くである。
【0033】そして、両形態とも、両ばね20、25の
荷重方向と放勢方向とのなす駆動角度を深く適正にで
き、両ばね20、21の荷重効率が良く、小形にするこ
とができる。
【0034】また、主軸レバー5及び蓄勢レバー12の
ストッパは、図示に限らず、両レバー5、12の回動を
阻止するものであればよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明の請求項1記載の開閉器操作装置は、正、逆の回転
により開閉器を投入、開放する主軸3に、主軸レバー5
の中央部が固着され、主軸レバー5の両側部に投入用ラ
ッチピン6及び開放用ラッチピン7が設けられ、ばね蓄
勢軸10に固着された蓄勢レバー12の両側部に、投入
用蓄勢ピン13及び開放用蓄勢ピン14が設けられ、投
入ばね20が巻装された投入用ばねガイド17の両端部
に、投入用ラッチピン6及び投入用蓄勢ピン13が挿入
された投入ラッチピン用長孔18及び投入蓄勢ピン用長
孔19が透設され、開放ばね25が巻装された開放用ば
ねガイド22の両端部に、開放用ラッチピン7及び開放
用蓄勢ピン14が挿入された開放ラッチピン用長孔23
及び開放蓄勢ピン用長孔24が透設され、ばね蓄勢軸1
0に、先端部がそれぞれ投入用ラッチピン6及び開放用
ラッチピン7に係合するよう付勢された投入用ラッチレ
バー27及び開放用ラッチレバー31が回転自在に支持
され、ばね蓄勢軸10の回転駆動による両蓄勢ピン1
3、14の回動により、それぞれ投入ばね20及び開放
ばね25が蓄勢され、それぞれの蓄勢終り近くで両蓄勢
ピン13、14が両ラッチレバー27、31に当接して
該ラッチレバー27、31とラッチピン6、7との係合
を外し、その係合の外れから主軸3の投入及び開放の完
了まで、両長孔18、19、23、24により、両ばね
20、25の圧縮蓄勢に他方のばね25、20が作用し
ないようにされているため、ばね20、25の荷重方向
と放勢方向とのなす駆動角度を深く適正にでき、ばね2
0、25の荷重効率を良好にでき、小形化をはかること
ができる。
【0036】請求項2記載の開閉器操作装置は、請求項
1記載の操作装置において、投入用蓄勢ピン13及び開
放用蓄勢ピン14が、ばね20、25の蓄勢終り近く
で、投入用ラッチレバー27及び開放用ラッチレバー3
1に当接して該ラッチレバー27、31とラッチピン
6、7との係合を外すのではなく、それぞれの係合を外
すのに、投入ラッチ引外しコイル35及び開放ラッチ引
外しコイル36を用いているため、より確実に係合によ
るラッチを外すことができ、請求項1記載の操作装置と
ほぼ同様、ばね20、25の荷重方向と放勢方向とのな
す駆動角度を深く適正にでき、ばね20、25の荷重効
率を良好にでき、小形化をはかることができる。
【0037】つぎに、請求項3記載の装置は、請求項1
または2記載の操作装置における投入及び開放の状態に
おいて、主軸レバー5及び蓄勢レバ−12の回動阻止用
ストッパを設けることにより、投入及び開放の動作をよ
り確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の開放状態を示し、Aは
一部の切断正面図、Bは他の一部の切断正面図、Cは切
断右側面図である。
【図2】Aは図1の1部材の正面図、Bは他の部材の正
面図である。
【図3】形態1の開放状態から投入ばねの蓄勢途中を示
し、Aは一部の切断正面図、Bは他の一部の切断正面図
である。
【図4】形態1の投入状態を示し、Aは一部の切断正面
図、Bは他の一部の切断正面図、Cは右側面図である。
【図5】本発明の実施の形態2を示し、Aは投入後開放
ばね蓄勢完了状態の一部の切断正面図、Bは投入状態の
他の一部の切断正面図、Cは切断右側面図である。
【符号の説明】
3 主軸 5 主軸レバー 6 投入用ラッチピン 7 開放用ラッチピン 10 ばね蓄勢軸 12 蓄勢レバー 13 投入用蓄勢ピン 14 開放用蓄勢ピン 17 投入用ばねガイド 18 投入ラッチピン用長孔 19 投入蓄勢ピン用長孔 20 投入ばね 22 開放用ばねガイド 23 開放ラッチピン用長孔 24 開放蓄勢ピン用長孔 25 開放ばね 27 投入用ラッチレバー 31 開放用ラッチレバー 35 投入ラッチ引外しコイル 36 開放ラッチ引外しコイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正、逆の回転により開閉器を投入、開放
    する主軸と、 中央部が前記主軸に固着された主軸レバーと、 前記主軸レバーの両側部に設けられた投入用ラッチピン
    及び開放用ラッチピンと、 投入時に正回転駆動され、開放時に逆回転駆動されるば
    ね蓄勢軸と、 前記ばね蓄勢軸に固着された蓄勢レバーと、 前記蓄勢レバーの両側部に設けられた投入用蓄勢ピン及
    び開放用蓄勢ピンと、 投入用ばねガイドに巻装された投入ばねと、 前記投入用ばねガイドの両端部に透設され、前記投入用
    ラッチピン及び前記投入用蓄勢ピンが挿入された投入ラ
    ッチピン用長孔及び投入蓄勢ピン用長孔と、 開放用ばねガイドに巻装された開放ばねと、 前記開放用ばねガイドの両端部に透設され、前記開放用
    ラッチピン及び前記開放用蓄勢ピンが挿入された開放ラ
    ッチピン用長孔及び開放蓄勢ピン用長孔と、 前記ばね蓄勢軸に回転自在に支持され、先端部がそれぞ
    れ前記投入用ラッチピン及び前記開放用ラッチピンに係
    合するよう付勢された投入用ラッチレバー及び開放用ラ
    ッチレバーとを備え、 前記ばね蓄勢軸の回転駆動による前記両蓄勢ピンの回動
    により、それぞれ前記投入ばね及び前記開放ばねを蓄勢
    し、それぞれの蓄勢終り近くで前記両蓄勢ピンが前記両
    ラッチレバーに当接して該ラッチレバーと前記ラッチピ
    ンとの係合を外し、 前記係合の外れから前記主軸の投入及び開放の完了ま
    で、前記両長孔により、前記両ばねの圧縮蓄勢に他方の
    前記ばねが作用しないようにしたことを特徴とする開閉
    器操作装置。
  2. 【請求項2】 正、逆の回転により開閉器を投入、開放
    する主軸と、 中央部が前記主軸に固着された主軸レバーと、 前記主軸レバーの両側部に設けられた投入用ラッチピン
    及び開放用ラッチピンと、 投入時に正回転駆動され、開放時に逆回転駆動されるば
    ね蓄勢軸と、 前記ばね蓄勢軸に固着された蓄勢レバーと、 前記蓄勢レバーの両側部に設けられた投入用蓄勢ピン及
    び開放用蓄勢ピンと、 投入用ばねガイドに巻装された投入ばねと、 前記投入用ばねガイドの両端部に透設され、前記投入用
    ラッチピン及び前記投入用蓄勢ピンが挿入された投入ラ
    ッチピン用長孔及び投入蓄勢ピン用長孔と、 開放用ばねガイドに巻装された開放ばねと、 前記開放用ばねガイドの両端部に透設され、前記開放用
    ラッチピン及び前記開放用蓄勢ピンが挿入された開放ラ
    ッチピン用長孔及び開放蓄勢ピン用長孔と、 前記ばね蓄勢軸に回転自在に支持され、先端部がそれぞ
    れ前記投入用ラッチピン及び前記開放用ラッチピンに係
    合するよう付勢された投入用ラッチレバー及び開放用ラ
    ッチレバーと、 前記ばね蓄勢軸の回転駆動による前記両蓄勢ピンの回動
    により、それぞれ前記投入ばね及び前記開放ばねを蓄勢
    し、それぞれの蓄勢終り近くで、前記両ラッチレバーと
    前記両ラッチピンとの係合を外す投入ラッチ引外しコイ
    ル及び開放ラッチ引外しコイルとを備え、 前記係合の外れから前記主軸の投入及び開放の完了ま
    で、前記両長孔により、前記両ばねの圧縮蓄勢に他方の
    前記ばねが作用しないようにしたことを特徴とする開閉
    器操作装置。
  3. 【請求項3】 開閉器の投入状態及び開放状態におい
    て、主軸レバー及び蓄勢レバーが当接して該両レバーの
    回動を阻止するストッパを設けたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の開閉器操作装置。
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