JPS6327184Y2 - - Google Patents

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JPS6327184Y2
JPS6327184Y2 JP1980153529U JP15352980U JPS6327184Y2 JP S6327184 Y2 JPS6327184 Y2 JP S6327184Y2 JP 1980153529 U JP1980153529 U JP 1980153529U JP 15352980 U JP15352980 U JP 15352980U JP S6327184 Y2 JPS6327184 Y2 JP S6327184Y2
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JP
Japan
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shaped hook
plate
spring
protrusion
actuating piece
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JP1980153529U
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English (en)
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JPS57182674U (ja
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  • Safety Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電動弁に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の電動弁で電動機によつて弁を駆動
させて開弁し、これと同時にばねを巻込んでエネ
ルギーを貯え、停電時、に貯えたエネルギーで弁
を回動させて閉弁するようにしたものは例えば特
開昭49−111224号公報に開示されている。
しかし上記のものは弁の駆動とばねの巻込を同
時に行うため、大きな動力を必要とし、ばねはも
とより全体を小型化することができないという問
題点を有していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は上記従来の問題点を解消することを
目的としたもので、小さな動力で作動することが
でき、又停電時等に確実に閉止する電動弁を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案における電動弁
は(イ)閉子軸の上端に作動片を固定し、その回りに
遊挿した回動盤にゼンマイばねを作用させ、(ロ)モ
ータに連けいする駆動軸を前記閉子軸と同一中心
線上に配装し、該駆動軸に主動板を固着し、(ハ)前
記主動板に突設した下向きの爪に係合するT形フ
ツクを回動盤の周縁部に枢着して、前記ゼンマイ
ばねを巻込むようにするとともに巻込んだ後にT
形フツクが係止される段部をゼンマイばねの周り
に設けた円形枠に形成し、(ニ)その後前記作動片に
設けた上向きの突子に係合して閉子を開動作させ
るコ形フツクを主動板の周縁直線部に枢着すると
ともに閉子の開放位置で前記コ形フツク突子の係
合を解除するカムを回動盤の周辺に上向きに突設
し、(ホ)更に前記段部に係止しているT形フツクを
停電等で電源が切れたときに解放するソレノイド
及びモータの電源回路を開閉するリミツトスイツ
チを装備してなるものである。
〔実施例〕
第1図において1は減速機2の取付板で減速機
2の上にモータ3を、下面にリミツトスイツチ4
(第2図)を固着し、ソレノイド5が嵌まる孔6
を設けてある。取付板1の下側に突出した減速機
2よりの駆動軸7に主動板8をねじ9により固定
し、駆動軸7と同一中心線上において下方に閉子
軸10を設け、閉子11を固定すると共に、閉子
軸11の上端に作動片13の軸管部13′をねじ
14で固定し、作動片13′に上向きの突子12
を突設する。前記軸管部13′の周りに回動盤1
5の軸挿通管部15を遊挿し、更にその下方にお
いて支柱16により前記取付板1と一体の固定盤
17を設け、固定盤17にゼンマイばね18を収
容した円形枠19を固定し、ゼンマイばね18の
一端はねじ20で前記回動盤15の軸挿通管部1
5′に固着し、他端は円形枠19に固定する。主
動板8の周縁直線部8′(第2図)にコ形フツク
22をねじ23で枢着し、回動盤15の周辺には
カム21を上向きに突出し、又回動盤15に突設
した取付体25にピン24でT形フツク26を枢
支し、前記円形枠19の上面に形成した段部27
に前記T形フツク26の先端側を係止させ、主動
板8の周辺に下向きに突出した爪31がT形フツ
ク26の先端上側に係止するように構成し、コ形
フツク22はリミツトスイツチ28(第2図)を
下面に固定した中板29の半円形孔30より突出
する作動片13の突子12が係止し、ソレノイド
5はばね33を作用させたピストン32を設け
る。電気回路は第8図のように構成される。手動
スイツチ35は常開型、同36は常閉型とする。
リミツトスイツチ28は回動盤15の周縁より突
出したカム34に押されたとき、即ち閉子が閉じ
た位置で、offとなり、カムが離れゝばon状態と
なる。又前記リミツトスイツチ4は主動板8によ
つてonされ閉子が閉位置でoffになる。
〔作用〕
電源スイツチ37を投入することにより、ソレ
ノイド5は付勢され、ばね33に抗してピストン
32を引き上げて待機状態とする。そして第8図
に示された手動スイツチ35を押すことにより起
動するモータ3の回転は、減速機2を経て減速さ
れて主動板8に伝えられ、第3図イに示されるよ
うに、主動板8はその爪31がT形フツク26に
係合してこれを押し、回動盤15を反時計方向に
回転駆動させる。回動盤15と円形枠19の間に
ゼンマイばね18が内蔵されているのでゼンマイ
ばね18が巻かれる。この時主動板8によりリミ
ツトスイツチ4を操作しonにする。ゼンマイば
ね18が巻込まれた位置で、円形枠19の上面に
設けた段部27にT形フツク26が落ち込み、ゼ
ンマイばね18は巻込まれた状態でロツクされる
〔第3図ロ〕。そしてT形フツク26は爪31から
外れる。その後主動板8はそのまま回転を続け、
閉子開動作に移る。即ち主動板8の爪31と反対
側に取付けたコ形フツク22は作動片13の突子
12に係合し、閉子軸10を回転させ、閉子11
を開ける〔第4図イ〕。次にコ形フツク22は回
動盤15上のカム21に乗り上げるため〔第4図
ロ〕、作動片13の突子12より外れ、閉子11
は開位置で止まる。その際主動板8はそのまゝ回
転を続ける。次いでリミツトスイツチ4は主動板
8の回転に伴ない該主動板8の周縁直線部8′に
よりoffとなり、モータ3への電流が切れ動作を
終了する。またソレノイド5への電流はリミツト
スイツチ28により保持されているため、ピスト
ン32は吸引された位置で保持され、T形フツク
26に対し非係合位置にある。即ちリミツトスイ
ツチ28は常時はonしており閉子が閉状態に戻
つた位置で回動盤15のカム34によりoffとす
る。
そして電源スイツチ37を切るか、或いは停電
時には、ソレノイド5の保持は解除されるので、
ピストン32はばね33により下降し、T形フツ
ク26の後端を押し、ロツクを外す。従つてゼン
マイばね18の蓄力で反対方向に廻わされた作動
片13及び閉子軸10を協動させ閉子11は閉と
なり初期の状態になる。この際作動片13は中板
29に設けた半円形孔30の端部に当つて停止し
動作を完了する。尚閉子11が閉から開動作を行
つている間に停電した場合は上記ソレノイド5の
動作で直ちに閉となる。
〔効果〕 この考案によれば停電時に自動的に閉子は閉
じ、しかも従来のように停電時の電池は不要であ
る。閉動作時モータと閉子とは係合していないた
め、閉位置が常に正確に保持でき、又ゼンマイば
ねを巻き終つた後に閉子が開くので、従来のよう
にゼンマイばねを巻くのと閉子の回動が同時に行
なわれるものに比し、小さな動力で作動できるの
で全体的に小型化が可能である。
更に閉子を開く前にゼンマイばねは巻き終つて
いるため、停電時等閉子を確実に閉じることがで
きる特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る電動弁の一実施例を示し
たもので、第1図は一部を縦断した正面図、第2
図は分解して一部を横にずらせた平面図、第3図
はT形フツクの作動状態を示す一部の側面図、第
4図はコ形フツクの作動状態を示す一部の側面
図、第5図及び第6図は主動板、作動片及び回動
盤の作動状態を示す平面図で主動板を横にずらせ
た状態の図、第7図は要部の分解斜視図、第8図
は電気回路図である。 3……モータ、4,28……リミツトスイツ
チ、5……ソレノイド、7……駆動軸、8……主
動板、10……閉子軸、11……閉子、12……
突子、13……作動片、15……回動盤、17…
…固定盤、18……ゼンマイばね、19……円形
枠、21……カム、22……コ形フツク、26…
…T形フツク、27……段部、31……爪、34
……カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の5要素の結合から成る電動弁。 (イ) 閉子軸の上端に作動片を固定し、その回りに
    遊挿した回動盤にゼンマイばねを作用させたこ
    と。 (ロ) モータに連けいする駆動軸を前記閉子軸と同
    一中心線上に配装し、該駆動軸に主動板を固着
    したこと。 (ハ) 前記主動板に突設した下向きの爪に係合する
    T形フツクを回動盤の周縁部に枢着して、前記
    ゼンマイばねを巻込むようにするとともに巻込
    んだ後にT形フツクが係止される段部をゼンマ
    イばねの周りに設けた円形枠に形成したこと。 (ニ) その後前記作動片に設けた上向きの突子に係
    合して閉子を開動作させるコ形フツクを主動板
    の周縁直線部に枢着するとともに閉子の開放位
    置で前記コ形フツクと突子の係合を解除するカ
    ムを回動盤の周辺に上向きに突設したこと。 (ホ) 更に前記段部に係止しているT形フツクを電
    源が切れたときに解放するソレノイド及びモー
    タの電源回路を開閉するリミツトスイツチを装
    備したこと。
JP1980153529U 1980-10-29 1980-10-29 Expired JPS6327184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980153529U JPS6327184Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980153529U JPS6327184Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57182674U JPS57182674U (ja) 1982-11-19
JPS6327184Y2 true JPS6327184Y2 (ja) 1988-07-22

Family

ID=29946142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980153529U Expired JPS6327184Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

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JP (1) JPS6327184Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111224A (ja) * 1973-02-09 1974-10-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49111224A (ja) * 1973-02-09 1974-10-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57182674U (ja) 1982-11-19

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