JP2003308617A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JP2003308617A
JP2003308617A JP2002111200A JP2002111200A JP2003308617A JP 2003308617 A JP2003308617 A JP 2003308617A JP 2002111200 A JP2002111200 A JP 2002111200A JP 2002111200 A JP2002111200 A JP 2002111200A JP 2003308617 A JP2003308617 A JP 2003308617A
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Application number
JP2002111200A
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English (en)
Inventor
Chiaki Yokota
千秋 横田
Masatoshi Yanagimachi
昌俊 柳町
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光情報記録媒体11の複製を、既存の再生記
録装置の改変を行うことなく、達成すること。 【解決手段】 基板のTOC情報8に含まれるアドレス
に基づいて認識可能な領域には、本来再生されるべき情
報が記録されており、そのような領域以外の、通常は再
生されない不可視領域19,22,31,32に、再生
不可能な領域を形成し、ディスクアトワンス方式による
べた複製を防ぐ。再生不可能な領域は、反射率Rgが6
0%未満であり、ラジアルコントラスト(RC)が0.
05未満であり、ウォブルノイズ比(WCNR)が35
dB未満であり、またはATERが10%以上となるよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光または光磁気を
利用する光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の急速な情報化社会の進展に伴い、
磁気記録媒体に比べ格段に高密度記録が可能な光情報記
録媒体の利用・研究が盛んに行われている。この光情報
記録媒体としては、予め情報が記録されており読出し再
生のみが可能な再生専用型、利用者によって情報の書込
み記録および再生が可能な追記型、および情報の記録・
再生・消去が可能な書換え型が知られている。なかでも
追記型は、一般に安価で保存性に優れるため、大量のデ
ータをコンパクトに保存しておく媒体として広く普及し
つつある。
【0003】この追記型の光情報記録媒体は、有機色素
を記録層とし、かつ記録層の上に金属の反射層を設け、
さらにこの上に保護層を設けた単板型のCD−R(CD
−Recordable)が一般的であり、広く普及している。こ
のCD−Rは、基板側から照射されるレーザ光により有
機色素記録層を変化させ、情報を信号として記録するも
のであり、記録装置としては、波長が770〜800n
mの高出力半導体レーザを用いたライタが、また情報記
録のためのソフトウェアが、各種市販されている。また
最近は、波長が650nm近傍の高出力半導体レーザを
用いたDVD(Digital Versatile Disk)と互換のある
DVD−R(Recordable)と呼ばれる追記型光情報記録
媒体も登場してきている。近年、これらのディスクに対
して、たとえば、アメリカ特許USP5,696,75
8、アメリカ特許USP6,212,158、特開平1
0−340484、特開2000−113528、特開
2000−123407などに示されているような記録
メディアの一部に予め情報ピットを形成してROM(Re
ad Only Memory)領域とし、残りの部分を記録可能領域
とするハイブリッド型ディスクが提案されてきている。
これらのハイブリッドディスクはインタネットの普及に
伴って、ソフトウェア配布、双方向メディアとして徐々
に普及しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ソフトウェア配
布、双方向メディアが普及するにつれて、ディスクの複
製コピー、海賊版の出現が問題になってきている。特に
ソフトウェア開発業者にとっては死活問題であり、その
対応に苦慮し続けてきている。対応策としては、たとえ
ば電子透視技術や、ホログラム技術等が導入されてい
る。これらに技術はROM領域において情報ピットに特
殊な加工を施す必要があり、かかるコストおよび工数は
無視し得るものではない。
【0005】アメリカ特許USP6,070,799の
ようにディスク表面に付与されたバーコードを利用する
ことにより、コピー情報を認識/制限する構成や、ある
いはアメリカ特許USP5,963,536のようにコ
ピー情報を感光層に履歴として残す構成が述べられてい
る。これらの先行技術はライタおよび/あるいはリーダ
のシステムを現行のものから改造・変更する必要があ
り、既存システムでは容易に使用できないという欠点が
ある。
【0006】近年の官公庁を中心とした従来の紙主体と
した原本証明システムから電磁気媒体にまで、その適用
が拡大・検討されつつある中、この問題は早急に解決す
べき課題として考えられ、今までにあらゆる手段が試み
られてきたが、未だ有効な手段は見出されていない。
【0007】本発明の目的は、既存の再生のための構成
を変更することなく、光情報記録媒体の複製を防ぐこと
ができるようにした光情報記録媒体およびその再生記録
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、TOC(テー
ブル・オブ・コンテンツ)情報に含まれるアドレスに基
づいて再生される認識可能な領域以外の不可視領域に、
再生不可能な領域が形成されることを特徴とする光情報
記録媒体である。
【0009】また本発明は、再生不可能な領域は、RO
M部16またはRAM部17に形成されることを特徴と
する。
【0010】本発明に従えば、光情報記録媒体は、たと
えばCD−R、DVD−Rなどの円板上に形成され、そ
の片面または両面に、光情報が記録され、この論理構造
は、たとえばISO 9660に従って実現される。本
発明は、ROM部のみを有する光情報記録媒体に関連し
て実施され、あるいはまたROM部およびRAM(Rand
om Access Memory)部との両者が備えられた光情報記録
媒体に関連しても実施されることができ、さらにRAM
部のみを備える光情報記録媒体に関連しても実施するこ
とができる。
【0011】TOC(テーブル・オブ・コンテンツ、Ta
ble Of Contents)情報は、トラックのポインタである
物理的アドレスを含むインデックスであって、光情報記
録媒体の最初に記録される。このTOC情報に含まれる
アドレスに基づいて、再生すべき領域が認識可能とな
る。光情報記録媒体の再生装置は、このTOC情報を読
出し、再生すべき開始アドレスを得て、そのアドレスへ
跳び、そのトラックを再生する。この光情報記録媒体
は、シングルセッションディスクであってもよく、また
はマルチセッションディスクであってもよい。
【0012】本発明に従えば、このようなTOC情報の
アドレスに基づいて認識可能な領域以外の領域に、再生
不可能な領域を形成する。したがってTOC情報に含ま
れるアドレスに基づいて認識可能な領域は、正常に再生
されることができるが、それ以外の領域には、再生不可
能な領域が存在するので、その再生不可能な領域が検出
された後には、光情報記録媒体の再生記録装置は、その
後の再生を停止して、行わない。こうして光情報記録媒
体をディスクアトワンス(Disk At Once)方式のよう
な、いわばべた再生して、他の光情報記録媒体などの記
録媒体に書込んで記録し、複製することを防止すること
ができる。
【0013】このような光情報記録媒体のTOC情報に
含まれるアドレスに基づいて認識可能な領域以外の領域
であって、たとえばディスクアトワンス方式でのみ再生
される領域を、不可視領域と称することにする。不可視
領域には、たとえば音楽の曲、データなどの本来必要と
する情報は記録されず、前述のようにディスクアトワン
ス方式で、いわばべた再生されるときのみ、その不可視
領域の情報が読出される。
【0014】また本発明は、再生不可能な領域は、リー
ドイン領域7,12とリードアウト領域9,13との間
のデータトラック群に形成されることを特徴とする。
【0015】また本発明は、再生不可能な領域は、リー
ドイン領域7,12とボリューム記述子(Primary Volu
me Descriptor)領域18,27との間に存在するシス
テムエリア(System Area)領域19,25に形成され
ることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、後述の図2に示されるよ
うに、ROM部あるいはRAM部のリードイン(Lead-I
n)領域12とボリューム記述子(Primary VolumeDescr
iptor、略称PVD)領域18の間に位置するシステム
エリア(SystemArea)(32kB)領域19中、あるい
はデータエリア(Data Area)すなわちLead-In(リード
イン),Lead-Out(リードアウト)で挟まれた領域のフ
ァイルアドレスに指定されていない不可視領域22中い
ずれかに、記録/再生の不可能な部位を形成すること
で、ディスクアトワンス等の記録方式でデータを複製し
た場合において、コピープロテクトが図られる。
【0017】こうして本発明に従えば、基板上に情報ピ
ットから成るROM部と追記が可能なRAM部をともに
有し、かつROM部あるいはRAM部のリードイン領域
とボリューム記述子領域の間に位置するシステムエリア
(32kB)領域中、あるいはデータエリア(リードイ
ン、リードアウトで挟まれた領域)のファイルアドレス
に指定されていない再生不可能領域中、いずれかに記録
/再生の不可能な部位が存在する光情報記録媒体が実現
される。
【0018】データを読出す場合、最内周に位置するテ
ーブル・オブ・コンテンツ(Tableof Contents、略称T
OC)領域に記録されているディレクトリ情報を読取
り、その後、TOC→PVD→(SVD→)Path table
→Directory→Fileの流れでROM部上のアドレスがラ
ンダムに飛び飛びにリンク付けられている。そのため、
TOC上では認識されない再生不可能領域が存在し、こ
の領域の再生は実際には行われない。リードイン領域と
ボリューム記述子領域の間に位置するシステムエリア
(32kB)領域は、元々TOC情報からは認識されな
いエリアであり、本発明では前述のように不可視領域と
称する。
【0019】データをディスクアトワンス等の記録方式
で複製する場合、内周から外周に向ってスパイラルなグ
ルーブに沿って連続的にデータを読込んだ後、記録を行
うため、不可視領域も一義的にデータ読込みを行うこと
になる。このとき、不可視領域に何らかの要因で読込み
が不可能な部位が存在することによって、エラーが発生
して記録を続行できなくなり、コピープロテクトが図ら
れる。
【0020】こうして本発明に従えば、基板表面に予め
情報が記録された情報ピットで形成されたROM部と、
追記が可能な領域であってレーザをトラッキングするた
めの案内溝が予め設けられたRAM部を併せ持つ基板、
記録層、反射層、保護層の順に設けられた光情報記録媒
体において、ROM部あるいはRAM部のリードイン領
域とボリューム記述子領域の間に位置するシステムエリ
ア(32kB)領域中、あるいはデータエリア(リード
イン、リードアウトで挟まれた領域)のファイルアドレ
スに指定されていない不可視領域中いずれかに記録/再
生の不可能な部位を有する。
【0021】また本発明は、再生不可能な領域31は、
TOC情報に含まれるアドレスに基づいて再生される認
識可能な複数の領域33,34間に設けた不可視領域3
1に形成されることを特徴とする。
【0022】また本発明は、不可視領域32は、TOC
情報のTOC領域8と、TOC領域の直後でTOC情報
に含まれるアドレスに基づいて認識可能な領域33との
間に形成されることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、後述の図3に示されるよ
うに、TOC情報によって認識可能なファイルである領
域33,34の相互間の領域31であってもよいが、さ
らにそのTOC情報が記録されているTOC領域8の直
後であって、TOC情報によって認識可能な領域33と
の間の不可視領域32に、再生不可能な領域が形成され
るようにしてもよい。
【0024】また本発明は、再生不可能な領域は、反射
率Rgが60%未満であり、ラジアルコントラストRC
が0.05未満であり、ウオブルノイズ比WCNRが3
5dB未満であり、または、ATER(A Tip Error Ra
te)が10%以上であるいずれか少なくとも1つである
特性を有することを特徴とする。
【0025】また本発明は、前述の光情報記録媒体を再
生する光情報記録媒体の再生装置において、TOC情報
に含まれるアドレスに基づいて、そのアドレスに関連す
る領域を再生する再生手段と、光情報記録媒体をディス
クアトワンス方式で再生して他の記録媒体に記録する再
生記録手段と、再生記録手段の出力に応答し、前記再生
不可能な領域を検出して再生記録を停止する停止手段と
を含むことを特徴とする光情報記録媒体の再生装置であ
る。
【0026】本発明に従えば、たとえばDVDで画像ソ
フトなど記録する場合、内周から外周に向ってスパイラ
ルなグルーブに沿って連続的にデータを読込んだ後、記
録を行うため、不可視領域も一義的にデータ読込みを行
うことになる。このとき、不可視領域に何らかの要因で
読込みが不可能な部位が存在するとエラーが発生して記
録を続行できなくなり、コピープロテクトが図られる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
光情報記録媒体11を示す平面図である。この記録媒体
11では、円板上に形成され、中心孔1と同心に、RO
M部最内周部2、ROM部最外周部3、追記可能RAM
部最内周部4、追記可能RAM部最外周部5、およびデ
ィスク外周部6が形成される。ROM部最内周部2は、
リードイン領域であり、その中心部寄りには、TOC領
域8が形成される。このTOC領域8の半径方向外方
に、ROM部16のためのリードイン領域7が形成され
る。ROM部最外周部3には、ROM部のためのリード
アウト領域9が形成される。RAM部最内周部4の中心
部寄りには、RAM部17のためのリードイン領域12
が形成され、RAM部最外周部5の外方寄りには、RA
M部17のためのリードアウト領域13が形成される。
ディスク外周部6には、情報は記録されない。図2は、
図1に示される光情報記録媒体11のセグメント構成を
簡略化して示す図である。光情報記録媒体11の構成材
料について詳しく説明する。プレグルーブ、およびプレ
ピットが形成された透明な基板の上には、レーザ光を吸
収してピットを形成する記録層が設けられており、その
記録層の上に反射率を増大させるための反射層が設けら
れており、さらにその上に記録層および反射層を保護す
るための保護層が設けられている。上記基板の材質とし
ては、半導体レーザの光を実質的に透過し、通常の光記
録媒体に用いられる材料ならばいかなるものも使用でき
る。たとえば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、
ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポ
リエステル樹脂、アモルファスポリオレフィンなどの高
分子材料、あるいはガラスなどの無機材料等を利用でき
る。必要に応じて、これらの材料を射出成形によって、
あるいは2P法などによってプレグルーブおよびプレピ
ットを形成した基板とする。プレグルーブ領域およびプ
レピット領域で基板のプレグルーブ溝形状(溝深さ、溝
幅、ウォブル振幅等)、あるいはプレピット形状(ピッ
ト深さ等)は、システムエリア領域、あるいは不可視領
域を除いて充分な反射率、ラジアルコントラスト(R
C)、あるいはウォブルノイズ比(WCNR)を得られ
るように最適化され形成される。
【0028】記録層は記録レーザ光を吸収して物理的あ
るいは/かつ化学的変化を起こし、これが再生レーザ光
で読取り可能であるような物質であり、半導体レーザ波
長域に吸収を有する各種の有機色素を用いることができ
る。すなわち、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニ
ン系色素、シアニン系色素、スクワリリウム系色素、ピ
リリウム系色素、チオピリリウム系色素、アズレニウム
系色素、ナフトキノン系色素、アントラキノン系色素、
Ni,Crなどの金属塩系色素、インドフェノール系色
素、トリフェニルメタン系色素、キサンテン系色素、イ
ンダンスレン系色素、インジゴ系色素、チオインジゴ系
色素、メロシアニン系色素、チアジン系色素、アクリジ
ン系色素、オキサジン系色素、アゾ系色素などを挙るこ
とができる。なかでも、フタロシアニン系色素はその高
い耐光性・耐久性から好ましいものである。これらの色
素は単独で用いてもよいし、2種類以上の色素を混合し
て用いてもよい。また、必要に応じて紫外線吸収剤、一
重項酸素クエンチャ、結合剤等の添加物質を加えること
もできる。
【0029】上記記載の色素を基板上に均一な膜として
成膜させ記録層を形成させる。このとき、反射膜を形成
後にプレグルーブ部、およびプレピット部において充分
な反射率が得られるように、予め記録層の膜厚および光
吸収成分の濃度を調整する。
【0030】この記録層を形成する方法としては、スピ
ンコート法、ディップコート法、バーコート法などの塗
布法を用いることができるが、スピンコート法が、好ま
しい。この塗布液は、記録層として用いる物質を溶剤に
溶解して塗布液を調整し、これを上記基板上に塗布後、
乾燥して成膜するものである。このときの溶剤として
は、以下のような各種有機溶剤が利用可能である。すな
わち、n−ヘキサン、n−オクタン、イソオクタン、シ
クロヘキサンなどの脂肪族炭化水素、トルエン、キシレ
ンなどの芳香族炭化水素、1,2−ジクロロエタン、ク
ロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、メタノール、エ
タノール、イソプロパノールなどのアルコール、ジエチ
ルエーテル、ジブチルエーテル、ジオキサンなどのエー
テル、メチルセロソルプ、エチルセロソルプなどのセロ
ソルプ、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル、2,
2,3,3−テトラフルオロプロパノールなどのフッ素
化アルコールなどを用いることができる。これらの有機
溶剤は単独で用いてもよいし、混合して用いてもよい。
【0031】本発明における記録層の上には反射層上を
設ける。この反射層は、たとえば反射機能以外にも、断
熱機能、光エンハンス機能等を兼ね備える膜であっても
よい。このような場合は該反射層は2層以上の多層にな
ってもよい。反射層の具体例としては、アルミ、金、
銀、銅、白金、ニッケル等やこれらの金属を一成分とす
る合金などが挙られる。また、酸化アルミ、酸化珪素、
窒化珪素、窒化アルミ、窒化ホウソ、沸化マグネシウ
ム、炭化珪素等の無機膜を断熱機能、光エンハンス機能
として2層目に設けてもよい。
【0032】反射層上には、保護層を設ける。この保護
層は記録膜および反射膜を保護できるものならば、特に
限定されない。たとえば、ポリカーボネート、アクリ
ル、ポリスチレン、塩化ビニル、エポキシ、ポリエステ
ルなどの高分子材料、あるいはSiO2、Al23、A
lNなどの無機物を用いることができる。なかでも、紫
外線硬化アクリル樹脂は、容易に保護層を形成できるの
で好適である。これらは、単独で用いてもよいし、混合
して用いてもよい。また、多層膜として2種以上を重ね
て使用してもかまわない。
【0033】ここで、RAM部17のリードイン領域1
2とボリューム記述子領域18との間に位置するシステ
ムエリア(32kB)領域19、あるいはデータエリア
(すなわちリードイン領域12とリードアウト領域13
とで挟まれた領域)21内であって、そのファイルアド
レスに指定されていない不可視領域22中のいずれか
に、記録/再生が不可能な領域を形成する。ファイルシ
ステム上、RAM部17からデータを読込むときはディ
レクトリとデータファイルが飛び飛びにリンク付けられ
ているために問題なく再生可能である。
【0034】その反面、ディスクアトワンス等の記録方
式で本ディスク11を複製しようとした場合、内周から
外周に向ってスパイラルなグルーブに沿って連続的にデ
ータを読込んだ後、記録を行うため、記録途中でエラー
が発生して複製不可能となる。システムエリア19は、
たとえばISO 9660では、物理アドレス0:2:
0から0:2:15までの合計16物理ブロックの領域
であり、システムによってアプレケーション開発用に予
約されており、ボリューム記述子18は、物理アドレス
0:2:16に格納されている。物理アドレス0:0:
0から0:2:00までの150物理ブロックは、プレ
ギャップ領域であり、実際のデータは、物理アドレス
0:2:0から始まる。
【0035】この実施の形態ではまた、RAM部17に
おけるデータエリア21は用いられず、したがってこの
データエリア21に関するTOC領域8のTOC情報に
は、データエリア21のアドレスに関する情報は含まれ
ておらず、不可視領域となっている。したがってディス
クアトワンス方式でべた複製されるときだけ、データエ
リア21が読出され、前述のエラーが発生し、再生が防
がれる。
【0036】図2のROM部16にもまた、前述のRA
M部17のデータエリア21と同様に不可視領域が形成
されてもよい。すなわちROM部16のリードイン領域
7とボリューム記述子領域27との間に介在するシステ
ムエリア領域25に、再生不可能な領域が形成されても
よく、またデータエリア24内であって、そのファイル
アドレスに指定されていない不可視領域26中に、再生
不可能な領域が形成されてもよい。
【0037】図3は、光情報記録媒体11のファイルア
ドレスに指定されていない不可視領域31,32を説明
するための図である。TOC領域8に記録されているT
OC情報に含まれるアドレスに基づいてファイルである
領域33,34から、本来再生すべき情報が再生され
る。不可視領域31は、TOC情報に含まれるアドレス
に基づいて認識可能な領域33,34の間に存在し、デ
ィスクアトワンス方式で、いわばべた再生によって複製
されるときにのみ読出される。この不可視領域31に、
再生不可能な領域が形成される。
【0038】本発明の実施の他の形態では、不可視領域
32は、TOC領域8の直後で、TOC情報に含まれる
アドレスに基づいて認識可能な最初の領域33との間に
形成され、この不可視領域32に、再生不可能な領域が
形成されてもよい。
【0039】この追記が不可能な部分は、(a)記録/
再生レーザに対する反射率Rgが60%以下、(b)ラ
ジアルコントラスト(RC)が0.05以下、(c)ウ
ォブルノイズ比(WCNR)が35dB以下、または
(d)ATERが10%以上になる少なくともいずれか
1つが実現される構造を採ることによって実行可能とな
る。あるいは局部的にプレピットおよび/あるいはプレ
グルーブの形成されていない構造を採ることによって実
行可能となる。また、上記構造は故意に付与したディフ
ェクト、色素欠損、反射層欠損、保護層欠損等をシステ
ムエリア領域、あるいはファイルアドレスに指定されて
いない不可視領域に正確に形成することで達成され得
る。本コピープロテクトの目的が達成される限りにおい
ては、特に記録方式は問われない。
【0040】また、本発明におけるROM部16とRA
M部17とを併せ持つハイブリッド型光情報記録媒体1
1のRAM部17に追記を行う場合は、最外周に位置す
る第2セッション(あるいは第3、第4…セッション)
のRAM部17のデータ領域21に記録レーザのヘッド
が直接位置されるため、内周セッションにあたるROM
部16あるいはRAM部17のシステムエリア領域19
あるいはROM部16あるいはRAM部17の不可視領
域における記録/再生欠損部分は基本的に問題にならな
い。
【0041】ROM部16とRAM部17を併せ持つ本
光情報記録媒体の記録/再生評価には市販のCD−Rド
ライブ装置、あるいはDVD−Rドライブ装置が使用さ
れる。
【0042】(実施例)以下、本発明の実施例を示す。
【0043】実施例1 直径46mm〜80mmのROM領域にトラックピッチ
1.6μmのプレピットとプレグルーブから成るウォブ
リングトラックと、直径80mm〜118mmのRAM
領域にトラックピッチ1.6μmのウォブリングプレグ
ルーブが形成された円板上のポリカーボネート基板(外
径:120mmφ、厚さ1.2mm、屈折率(ns)
1.58)を射出成形により製作した。一方、フタロシ
アニン色素(東京化成(株)製)0.5gをn−オクタ
ン(東京化成(株)製)10mlに溶解し、塗布溶液を
調整した。この溶液を上記ポリカーボネート製射出成形
基板上に回転数1500rpmでスピンコートし、記録
層を形成した。ここで、ROM部のシステムエリアに位
置されるプレグルーブ領域には直径500μm程度のピ
ンホールをダイヤモンド針で形成し、色素欠損部分を形
成した。
【0044】次にこの記録層上に銀をスパッタ法で60
nmの厚さで成膜した。さらにこの反射層上に紫外線硬
化樹脂SD−1700(大日本インキ化学工業(株)
製)をスピンコート後、紫外線を照射して硬化させ4μ
mの第一層の保護層とした。
【0045】このようにして作製したCD−R媒体を、
未記録状態で光ディスク評価装置DDU−1000(パ
ルステック工業社製、レーザ波長781nm、NA=
0.45;市販のCDプレーヤ搭載の光学ヘッド使用)
で再生し、ATIPデコーダ(KENWOOD社製商品名DR-30
90)、オシロスコープ(商品名HITACHI DIGITAL STRAGE
OSCILLO SCOPE VC-6100)、およびスペクトルアナライ
ザ(商品名Takeda RikenSPECTRUM ANALYZER TR4171)を
用いて計測した。
【0046】評価結果を表1に示す。実施例1では、シ
ステムエリア領域の色素欠損部分におけるATERは8
0%、反射率Rg78%、ラジアルコントラスト(R
C)0.03、ウォブルノイズ比(WCNR)は20d
Bであった。規格値は、再生、複製可能となる値を示
す。表1、表2の添え字bは、記録前を示す。
【0047】次にSanyo社製12倍速対応光ディスク記
録装置(レーザ波長780nm、NA=0.5)を用い
て、ハイブリッドCD−RのRAM部に線速14.4m
/s・記録レーザパワー16.5mWで追記、EFM記
録したところ問題なく追記可能であった。また、本ハイ
ブリッドCD−Rの複製を複製ソフト:Easy CDCreator
を用いてディスクアトワンスで行ったところ、システム
エリア領域で読込みエラーを発生して記録が停止し複製
することができなかった。
【0048】実施例2 実施例1と同様に記録層を形成後、ROM部のシステム
エリアに位置されるプレグルーブ領域に直径500μm
程度のブラックマークを形成して記録層欠損部分を形成
した。その後、銀の反射層を実施例1同様に形成して、
紫外線硬化樹脂SD−1700をスピンコート後、紫外
線を照射して硬化させ4μmの保護層とした。
【0049】このようにして作製したCD−R媒体を、
未記録状態で媒体特性を計測した。評価結果を表1に示
す。実施例2では、システムエリア領域の記録層欠損部
分におけるATERは100%、反射率Rg4%、ラジ
アルコントラスト(RC)0.01以下、ウォブルノイ
ズ比(WCNR)は10dB以下であった。
【0050】次に実施例1同様にSanyo社製12倍速対
応光ディスク記録装置を用いて、ハイブリッドCD−R
のRAM部に線速14.4m/s・記録レーザパワー1
6.5mWで追記、EFM記録したところ問題なく追記
可能であった。また、本ハイブリッドCD−Rの複製を
複製ソフト:Easy CD Creatorを用いてディスクアトワ
ンスで行ったところ、システムエリア領域で読込みエラ
ーを発生して記録が停止し複製することができなかっ
た。
【0051】実施例3 シアニン色素(東京化成(株)製)0.5gをイソプロ
ピルアルコール10mlに溶解し、塗布溶液を調整し
た。この溶液をトラックピッチ1.6μm、溝幅0.6
μm、溝深さ0.15μmのスパイラルグルーブのある
ポリカーボネート製射出成形基板(外径120mmφ、
厚さ1.2mm)上に回転数1300rpmでスピンコ
ートし記録層を形成した。
【0052】その後、この反射層のROM部のファイル
アドレスに指定されていない不可視領域に直径500μ
m程度のグレーマークを形成して記録層欠損部分を形成
した。その後、銀の反射層を実施例1同様に形成して、
紫外線硬化樹脂SD−1700をスピンコート後、紫外
線を照射して硬化させ4μmの保護層とした。
【0053】このようにして作製したCD−R媒体を、
未記録状態で媒体特性を計測した。評価結果を表1に示
す。実施例3では、システムエリア領域の記録層欠損部
分におけるATERは70%、反射率Rg55%、ラジ
アルコントラスト(RC)0.045、ウォブルノイズ
比(WCNR)は30dBであった。
【0054】次に実施例1同様にSanyo社製12倍速対
応光ディスク記録装置を用いて、ハイブリッドCD−R
のRAM部に線速14.4m/s・記録レーザパワー1
6.5mWで追記、EFM記録したところ問題なく追記
可能であった。また、本ハイブリッドCD−Rの複製を
複製ソフト:Easy CD Creatorを用いてディスクアトワ
ンスで行ったところ、システムエリア領域で読込みエラ
ーを発生して記録が停止し複製することができなかっ
た。
【0055】実施例4〜6 実施例1と同じ方法で記録層を形成した後、ROM部の
ファイルアドレスに指定されていない不可視領域に直径
500μm程度の濃淡の何種類か異なるグレーマークを
形成した以外は、実施例1と同様に反射層、保護層を形
成して媒体を作り評価を行った。結果は表1にまとめ
た。
【0056】実施例7 実施例1と同じ方法で記録層を形成した後、ROM部の
ファイルアドレスに指定されていない不可視領域にプレ
ピットを形成しない以外は、実施例1と同様に反射層、
保護層を形成して媒体を作り、評価を行った。結果は表
1にまとめた。
【0057】実施例8 実施例1と同じ方法で記録層を形成した後、ROM部の
ファイルアドレスに指定されていない不可視領域にプレ
グルーブを形成しない以外は、実施例1と同様に反射
層、保護層を形成して媒体を作り評価を行った。結果は
表1にまとめた。
【0058】比較例1 実施例1と同様に記録層、反射層を形成後、システムエ
リアおよびROM部のファイルアドレスに指定されてい
ない不可視領域に何ら欠損を与えることなく、通常どお
り反射層上に紫外線硬化樹脂SD−1700(大日本イ
ンキ化学工業(株)製)をスピンコート後、紫外線を照
射して硬化させ3μmの第一層の保護層とした。
【0059】このようにして作製したCD−R媒体を、
未記録状態で媒体特性を計測した。評価結果を表1に示
す。比較例3では、システムエリア領域およびROM部
におけるファイルアドレスに指定されていない不可視領
域におけるATERは0%、反射率Rg75%ラジアル
コントラスト(RC)0.09、ウォブルノイズ比(W
CNR)は39dBであった。
【0060】次に実施例1同様にSanyo社製12倍速対
応光ディスク記録装置を用いて、ハイブリッドCD−R
のRAM部に線速14.4m/s・記録レーザパワー1
6.5mWで追記、EFM記録したところ問題なく追記
可能であった。ただし、本ハイブリッドCD−Rの複製
を複製ソフト:Easy CD Creatorを用いてディスクアト
ワンスで行ったところ、何ら問題なく複製可能であっ
た。
【0061】比較例2 実施例3と同様に記録層を形成後、ROM部の不可視領
域に位置されるプレグルーブ領域に直径500μm程度
のグレーマークを形成して記録層欠損部分を形成した。
その後、銀の反射層を実施例1同様に形成して、紫外線
硬化樹脂SD−1700をスピンコート後、紫外線を照
射して硬化させ4μmの保護層とした。
【0062】このようにして作製したCD−R媒体を、
未記録状態で媒体特性を計測した。評価結果を表1に示
す。実施例2では、システムエリア領域の記録層欠損部
分におけるATERは9%、反射率Rg62%、ラジア
ルコントラスト(RC)0.08、ウォブルノイズ比
(WCNR)は41dBであった。
【0063】次に実施例1同様にSanyo社製12倍速対
応光ディスク記録装置を用いて、ハイブリッドCD−R
のRAM部に線速14.4m/s・記録レーザパワー1
6.5mWで追記、EFM記録したところ問題なく追記
可能であった。ただし、本ハイブリッドCD−Rの複製
を複製ソフト:Easy CD Creatorを用いてディスクアト
ワンスで行ったところ、システムエリア領域でも問題な
く複製可能であった。
【0064】比較例3〜5 実施例1と同じ方法で記録層を形成した後、ROM部の
ファイルアドレスに指定されていない不可視領域に直径
500μm程度の濃淡の何種類か異なるグレーマークを
形成した以外は、実施例1と同様に反射層、保護層を形
成して媒体を作り、評価を行った。結果は表1にまとめ
た。
【0065】実施例1〜8、比較例1〜5で得られる効
果をまとめて、表1および表2に示す。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、光情報記録媒体のTO
C情報で認識されない不可視領域に、再生不可能な領域
を形成することによって、ディスクアトワンス方式など
のいわばべた再生による複製を行うことが防がれ、しか
もこの複製の防止は、既存の光情報記録媒体の再生記録
装置をそのまま利用して達成することができる。たとえ
ば、基板表面に予め情報が記録された情報ピットで形成
されたROM部と、追記が可能な領域であってレーザを
トラッキングするための案内溝が予め設けられたRAM
部を併せ持つ基板、記録層、反射層、保護層の順に設け
られた光情報記録媒体において、ROM部あるいはRA
M部のリードイン領域とボリューム記述子領域の間に位
置するシステムエリア(32kB)領域中、あるいはデ
ータエリア(リードイン、リードアウトで挟まれた領
域)のファイルアドレスに指定されていない不可視領域
中、いずれかに記録/再生の不可能な部位を形成するこ
とで、通常のROM、RAM再生はできるが、ディスク
アトワンス等の記録方式で複製を行ったときにエラーが
発生してディスクコピー不可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の光情報記録媒体11の
構成を示す平面図である。
【図2】図1に示される光情報記録媒体11のセグメン
ト構成を簡略化して示す図である。
【図3】光情報記録媒体11のファイルアドレスに指定
されていない不可視領域31,32を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 中心孔 2 ROM部最内周部 3 ROM部最外周部 4 RAM部最内周部 5 RAM部最外周部 6 ディスク外周部 7,12 リードイン領域 8 TOC領域 9,13 リードアウト領域 11 光情報記録媒体、ディスク 16 ROM部 17 RAM部 18 ボリューム記述子領域 19 システムエリア領域 21,24 データエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 G11B 20/12 Fターム(参考) 5D029 JB08 JB09 JC01 5D044 AB05 AB07 BC02 CC06 DE38 DE50 DE54 EF05 FG18 HL08 5D075 DD01 EE03 5D090 AA01 BB03 CC04 CC14 FF09 GG12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TOC(テーブル・オブ・コンテンツ)
    情報に含まれるアドレスに基づいて再生される認識可能
    な領域以外の不可視領域に、再生不可能な領域が形成さ
    れることを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 再生不可能な領域は、リードイン領域
    7,12とリードアウト領域9,13との間のデータト
    ラック群に形成されることを特徴とする請求項1記載の
    光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 再生不可能な領域は、リードイン領域
    7,12とボリューム記述子(Primary Volume Descrip
    tor)領域18,27との間に存在するシステムエリア
    (System Area)領域19,25に形成されることを特
    徴とする請求項2記載の光情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 再生不可能な領域31は、TOC情報に
    含まれるアドレスに基づいて再生される認識可能な複数
    の領域33,34間に設けた不可視領域31に形成され
    ることを特徴とする請求項1記載の光情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 再生不可能な領域32は、TOC情報の
    TOC領域8と、TOC領域の直後でTOC情報に含ま
    れるアドレスに基づいて再生される認識可能な領域33
    との間に設けた不可視領域32に形成されることを特徴
    とする請求項1記載の光情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 再生不可能な領域は、ROM部16また
    はRAM部17に形成されることを特徴とする請求項1
    〜5のうちの1つに記載の光情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 再生不可能な領域は、 反射率Rgが60%未満であり、 ラジアルコントラストRCが0.05未満であり、 ウオブルノイズ比WCNRが35dB未満であり、また
    は、 ATERが10%以上であるいずれか少なくとも1つで
    ある特性を有することを特徴とする請求項1〜6のうち
    の1つに記載の光情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちの1つに記載の光情
    報記録媒体を再生する光情報記録媒体の再生装置におい
    て、 TOC情報に含まれるアドレスに基づいて、そのアドレ
    スに関連する領域を再生する再生手段と、 光情報記録媒体をディスクアトワンス方式で再生して他
    の記録媒体に記録する再生記録手段と、 再生記録手段の出力に応答し、前記再生不可能な領域を
    検出して再生記録を停止する停止手段とを含むことを特
    徴とする光情報記録媒体の再生装置。
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JP2008159117A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Victor Co Of Japan Ltd データ記録媒体
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