JP2003306279A - エレベータ制御システム - Google Patents

エレベータ制御システム

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JP2003306279A JP2002111099A JP2002111099A JP2003306279A JP 2003306279 A JP2003306279 A JP 2003306279A JP 2002111099 A JP2002111099 A JP 2002111099A JP 2002111099 A JP2002111099 A JP 2002111099A JP 2003306279 A JP2003306279 A JP 2003306279A
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義郎 浅井
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博光 秋月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両系の構成要素が同時に故障しても乗客を安
全に救出する。 【解決手段】 電源1に対し、A系統接続手段3a、A
系統コンバータ4a及びA系統インバータ5aが直列接
続されるるA駆動系とB系統接続手段3b、B系統コン
バータ4bおよびB系統インバータ5bが直列接続され
るB駆動系とを並列に接続し、各系統のコンバータとイ
ンバータとの間に1個又は複数の系統接続手段7a,7
b又は8a,8b、A・B系統間に異系統接続手段24
c又は24d,24eを設け、また各系統のインバータ
出力側に系統接続手段6a,6b、A系統の系統接続手
段6aの両端部とB系統の系統接続手段6bの両端部間
に交差させて異系統接続手段を設け、これら接続手段を
オン・オフ制御し、一方のコンバータ故障、異なるコン
バータとインバータの同時故障、一方のインバータ故
障、モータ巻線の故障に際し、継続運転により乗客を安
全に救出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数系統のコンバ
ータおよびインバータから昇降用電力を巻上機の複数の
モータ巻線に供給するエレベータ制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の高層化に伴い、乗客の大量
輸送を行う超高速、超々高速エレベータや一度に2台分
の乗客を輸送する上かご及び下かごを連結させたダブル
デッキエレベータが利用されてきている。
【0003】このような大容量エレベータの駆動装置で
は、複数のコンバータ・インバータから巻上機のモータ
巻線に電力を供給し、エレベータを駆動する構成となっ
ている。このような構成をとる理由は、巻上機のモータ
の出力に見合った容量のコンバータ・インバータをそれ
ぞれ1台でまかなう場合、当該コンバータ・インバータ
が非常に高価なものとなり、実現が難しい状況にある為
である。
【0004】よって、巻上機のモータ巻線を複数に分割
するとともに、各巻線に対応させて複数系統のコンバー
タ・インバータを設け、各系のコンバータ・インバータ
から対応する巻線に電力を供給することにより、大容量
エレベータに適用できる巻上機を実現している。特に、
巻上機のモータを円滑に駆動する場合、互いに同期或い
は強調をとりつつ複数系のコンバータ・インバータから
複数のモータ巻線に電力を供給する。
【0005】従って、以上のように複数の駆動系を用い
てモータを駆動することにより、大きな出力を取り出す
ことが可能となるが、駆動系を構成する要素が増えるた
めに故障に至る確立も高くなる。
【0006】そこで、一方の駆動系の構成要素が故障し
た場合、他方の駆動系を用いて複数の巻線に電力を供給
し、低速度・低加速度でモータの出力性能を抑えつつエ
レベータの運行を継続させるエレベータ制御システムが
考えられている。
【0007】図9は従来のかかるエレベータ制御システ
ムを示す構成図である。
【0008】このエレベータ制御システムは、駆動系と
制御系とに分けられ、そのうち駆動系は、電源51と巻
上機52の各巻線M1、M2間にA駆動系及びB駆動系
が並列に接続されている。ここで、A駆動系は、系統接
続手段53a−コンバータ54a−インバータ55a−
系統接続手段56aの直列回路からなり、B駆動系は、
系統接続手段53b−コンバータ54b−インバータ5
5b−系統接続手段56bの直列回路からなる。
【0009】この巻上機52にはメインロープ57が掛
け渡され、そのメインロープ一方端側には乗りかご58
が吊下され、他方端側にはカウンターウエート59が取
り付けられ、巻上機52の駆動によって乗りかご58を
昇降制御する。この乗りかご58の底部とカウンターウ
エート59の間にはコンペンシーブ60に掛け渡された
コンペンロープ61が接続されている。
【0010】さらに、制御系においては、コンバータ用
制御部62とインバータ用制御部63が設けられ、コン
バータ用制御部62は、両コンバータ54a,54bを
制御し、インバータ用制御部63は、両インバータ55
a,55bを制御する。これらコンバータ用制御部62
とインバータ用制御部63とは互いに情報交換を行うた
めの通信線64が接続されている。
【0011】このような構成によれば、仮にA駆動系を
構成する主回路(コンバータ54a、インバータ55a
の何れか、または両方)が故障した場合、接続手段53
a,56aをオフに設定しA駆動系から主回路を切り離
す一方、接続手段53b,56bをオンに設定し、B駆
動系の主回路を巻上機52のモータ巻線M2に接続し、
1つの駆動系の主回路とモータ巻線M2のみで巻上機5
2のモータを駆動する。
【0012】同様に、B駆動系の主回路(コンバータ5
4b、インバータ55bの何れか、または両方)が故障
した場合、接続手段53b,56bをオフに設定しB駆
動系から故障側の主回路を切り離す一方、接続手段53
a,56aをオンに設定し、A駆動系の主回路を巻上機
52のモータ巻線M1とを接続し、1つの駆動系の主回
路とモータ巻線M1のみで巻上機52のモータを駆動す
る。
【0013】従って、以上のような制御システムでは、
片側主回路の故障時にもう一方の主回路を用いて運転す
ることができ、救出運転、運転したままの故障修理、定
期点検時の片側インバータ点検等が可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
エレベータ制御システムは、異なる駆動系のコンバー
タ、インバータ、モータ巻線が同時に故障した場合、残
りの構成要素の組合わせで救出運転することが不可能と
なる。例えばA駆動系のインバータ55aとB駆動系の
コンバータ54bとが故障した場合、巻上機52の駆動
が不可能となり、救出運転ができなくなる。
【0015】さらに、巻上機52のモータ構造によって
は、もう1つの問題点が出てくる。巻上機52のモータ
構造として、例えばロープ巻取り部分の左右に磁石付き
ロータ、ステータ巻線がそれぞれ配置されている構造の
場合、駆動系から一方のステータ巻線に電力を供給する
と、モータのスラスト方向に過大な力がかかってベアリ
ングを破損する問題がある。さらに、2つの巻線が半径
方向に配置されている場合でも、片側の巻線に電力を供
給すると、巻上機52のモータ軸にねじれ応力が発生し
て偏芯し破損するといった、いわゆる機械的な故障が生
じ、救出運転が難しくなり、乗りかご内に乗客を閉じ込
めてしまう問題がある。しかも、巻上機52の機構が破
損すると、復旧に時間がかかり、長時間にわたって運転
が再開できない状態となり、特に超高層建物に据え付け
た場合、多大な影響を与えることが考えられる。
【0016】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、両駆動系の構成要素が同時に故障した場合でも乗客
を安全に救出可能とすることを目的とする。
【0017】また、本発明の他の目的は、所要とする構
成要素を保守点検しながらエレベータの運転を継続する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係わるエレベータ制御システムは、 電源
に対し、第1のA系統接続手段、A系統コンバータ及び
A系統インバータが直列接続されるるA駆動系と第1の
B系統接続手段、B系統コンバータ及びB系統インバー
タが直列接続されるB駆動系とが並列的に接続され、前
記A系統及びB系統インバータの出力を、エレベータ昇
降用巻上機を構成するA系統及びB系統のモータ巻線に
供給するエレベータ制御システムにおいて、各系統の故
障要素となるコンバータ、インバータ、モータ巻線を切
り離す可能に系統接続手段を設け、また異なる系統のコ
ンバータ、インバータ、モータ巻線が同時に故障したと
きに正常側の駆動系から正常なモータ巻線に電力を供給
するために各系統間に異系統接続手段を設け、故障要素
に応じて、前記系統接続手段及び異系統接続手段を選択
的にオフに設定して系統から切り離し、正常なコンバー
タ、インバータ、モータ巻線に接続される系統接続手段
及び異系統接続手段を選択的にオンに設定し、モータ巻
線に電力を供給する構成である。
【0019】これにより、何れかの系統コンバータの故
障、異なる系統のコンバータとインバータとの同時故
障、何れかの系統インバータの故障、異なる系統のイン
バータとモータ巻線との同時故障の何れかに対し、エレ
ベータの運転を継続し、確実に乗客の閉じ込めをなく
し、また各構成要素の点検時にエレベータを運転しなが
ら点検作業を進めることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】(第1の実施の形態:請求項1,2に対
応)図1は本発明に係わるエレベータ制御システムの一
実施の形態を示す構成図である。
【0022】このシステムは、モータ駆動系と乗りかご
昇降系と制御系とにより構成されている。
【0023】モータ駆動系は、従来と同様に電源1と巻
上機2のモータ各巻線M1,M2との間にA駆動系およ
びB駆動系が並列に接続されている。ここで、A駆動系
は、電源1側から系統接続手段3a−コンバータ4a−
インバータ5a−系統接続手段6aの順序で接続され、
当該系統接続手段6aの他端側が巻線M1に接続されて
いる。B駆動系は、同じく電源1側から系統接続手段3
b−コンバータ4b−インバータ5b−系統接続手段6
bの順序で接続され、当該系統接続手段6bの他端側が
巻線M2に接続されている。
【0024】乗りかご昇降系は、巻上機2が設けられ、
当該巻上機2のロープ巻取り部分にはメインロープ11
が掛け渡され、そのメインロープ一方端側には乗りかご
12が吊下され、他方端側にはカウンターウエート13
が取り付けられている。さらに、乗りかご12の底部と
カウンターウエート13との間にはコンペンシーブ14
に掛け渡されたコンペンロープ15が接続されている。
【0025】前記制御系は、各A・B系のコンバータ4
a,4bを制御するコンバータ用制御部21、各A・B
系のインバータ5a,5bを制御するインバータ用制御
部22、これら制御部21,22の間で情報交換を行う
ための通信線23及び主回路を構成する各構成要素4
a,4b,5a,5bを制御したり、各構成要素4a,
4b,5a,5bの故障を含む各種の信号を制御部2
1,22に取込むための信号線24の他、A系統の系統
接続手段6aの両端部とB系統の系統接続手段6bの両
端部とからそれぞれ交差するように設けられた異系統接
続手段24a、24b、駆動系を構成する各構成要素の
故障時に対して各接続手段のオン・オフの組み合わせデ
ータを保存する接続組合せテーブル26、各制御部2
1,22から送られてくる故障情報に基づいて接続手段
をオン・オフ制御する切替制御部27が設けられてい
る。
【0026】次に、以上のような制御システムの動作に
ついて説明する。
【0027】(イ) A駆動系の主回路を巻上機2のモ
ータ巻線M1,M2に短絡接続する場合(B駆動系の主
回路の故障時)。
【0028】B駆動系の主回路の故障時、切替制御部2
7は、接続手段3b,6b,24bをオフに設定し、B
駆動系からコンバータ4b,インバータ5bを切り離
す。つまり、巻上機2のモータ巻線M1,M2からコン
バータ4b,インバータ5bを切り離す。また、切替制
御部27は、系統接続手段3a,6a及び異系統接続手
段24aをオンに設定すれば、インバータ5aの出力を
巻上機2の2つの巻線M1,M2に供給することができ
る。
【0029】(ロ) B駆動系の主回路を巻上機2のモ
ータ巻線M1,M2に短絡接続する場合(A駆動系の主
回路の故障時)。
【0030】A駆動系の主回路の故障時、切替制御部2
7は、接続手段3a,6a,24aをオフに設定し、A
駆動系からコンバータ4a,インバータ5aを切り離
す。また、切替制御部27は、系統接続手段3b,6b
及び異系統接続手段24bをオンに設定することによ
り、インバータ5bの出力を巻上機2の2つの巻線M
1,M2に供給することが可能である。
【0031】従って、前記(イ)、(ロ)で述べたよう
に、系統接続手段及び異系統接続手段をオン・オフ制御
することにより、何れか一方の系統のインバータ故障
時、他方の系統のインバータの出力を巻上機2のモータ
巻線M1,M2に分配して供給でき、モータ軸にねじれ
応力が働いたり、偏芯させることがなく、巻上機2の機
械的故障を未然に防止できる。よって、片側主回路の故
障時、もう一方の主回路を用いて巻上機2を安全に運転
することができ、運転したままの故障修理、定期点検時
には片側コンバータ及び片側インバータの点検を実施で
き、エレベータ停止時間を短縮できる。
【0032】(ハ) さらに、A駆動系のインバータ5
a及びB駆動系側のモータ巻線M2の故障時、切替制御
部27は、系統接続手段3a,6a,6b及び異系統接
続手段24aをオフに設定し、A駆動系からインバータ
5a及びB駆動系からモータ巻線M2を切り離す一方、
系統接続手段3b,異系統接続手段24bをオンに設定
すれば、正常側のインバータ5の出力を正常側のモータ
巻線M1に供給できる。
【0033】また、B駆動系のインバータ5b及びA駆
動系側のモータ巻線M1の故障時、切替制御部27は、
予め接続組合せテーブル26に保存される接続組合せデ
ータに基づき、正常側のインバータ5aの出力を正常側
のモータ巻線M2に供給できる。
【0034】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、切替制御部27は、1つの主回路の出力を巻上機2
のモータ巻線M1又はM2に接続でき、片側主回路と巻
上機2の片側巻線M1又はM2が故障した場合、インバ
ータ5a又は5bの出力を巻上機2の何れかの巻線に供
給でき、互いに異なる系統の構成要素が同時に故障して
も、エレベータの運転を継続でき、乗客を安全に救出す
ることが可能である。
【0035】(第2の実施の形態:請求項3に対応)図
2は本発明に係わるエレベータ制御システムの他の実施
の形態を示す構成図である。なお、同図において図1と
同一部分には同一符号を付して図1の説明に譲り、以
下、異なる部分について説明する。
【0036】この実施の形態は、図1の構成から系統接
続手段6a,6b及び異系統接続手段24a,24bを
削除する一方、コンバータ4aとインバータ5aとの間
及びコンバータ4bとインバータ5bとの間にそれぞれ
個別に系統接続手段7a、系統接続手段7bが設けられ
ている。さらに、系統接続手段7aのインバータ側と系
統接続手段7bのインバータ側との間に異系統接続手段
24cが設けられている。その他の構成は図1と同一で
あるので、ここでは省略する。
【0037】以下、この実施の形態におけるシステムの
動作について説明する。
【0038】(イ) コンバータ4bの故障時、切替制
御部27は、接続手段3b、7bをオフに設定し、B駆
動系からコンバータ4bを切り離す一方、接続手段3
a,7a,24cをオンに設定することにより、コンバ
ータ4aの出力を両インバータ5a,5bに供給するこ
とができる。
【0039】(ロ) コンバータ4aの故障時、切替制
御部27は、接続手段3a、7aをオフに設定すること
により、A駆動系からコンバータ4aを切り離す一方、
接続手段3b,7b,24cをオンに設定することによ
り、コンバータ4bの出力を両インバータ5a,5bに
供給することができる。
【0040】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、何れか一方のコンバータ4a又は4bの故障に対
し、もう一方のコンバータ4b又は4aを用いて、両イ
ンバータ5a,5bに所要とする電力を供給でき、運転
を継続することができる。よって、エレベータを運転し
たままで故障修理の他、片側コンバータの点検を実行し
つつ運転を継続できる。
【0041】次に、図3は図2と同様にコンバータ4a
又は4bの故障に際し、図2と同様な作用効果を奏する
ための構成である。なお、同図において図1と同一部分
には同一符号を付して図1の説明に譲り、以下、異なる
部分について説明する。
【0042】この例は、図1の構成から接続手段6a,
6b及び24a,24bを削除する一方、A駆動系のコ
ンバータ4aとインバータ5aとの間、B駆動系のコン
バータ4bとインバータ5bとの間に、系統接続手段7
aと8a、系統接続手段7bと8bがそれぞれ直列に介
挿されている。
【0043】さらに、A駆動系のコンバータ4a及びイ
ンバータ5aの共通接続ラインとコンバータ4b及びイ
ンバータ5bの共通接続ラインとの間に異系統接続手段
24cが設けられている。その他の構成は図1と同一で
あるので、ここでは省略する。
【0044】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、コンバータ4bの故障時、切替制御部27は、接続
手段3b、7bをオフに設定し、B駆動系からコンバー
タ4bを切り離す一方、接続手段3a,7a,8a,2
4c、8bをオンに設定することにより、コンバータ4
aの出力を両インバータ5a,5bに分配して供給する
ことができる。
【0045】一方、コンバータ4aの故障時、切替制御
部27は、接続手段3a、7aをオフに設定し、A駆動
系からコンバータ4aを切り離す一方、接続手段3b,
7b,8b,24c,8aをオンに設定することによ
り、コンバータ4bの出力を両インバータ5a,5bに
分配して供給でき、前述同様にエレベータを運転したま
まで故障修理の他、片側コンバータの点検を実施しつ
つ、安全に運転を継続できる。
【0046】(第3の実施の形態:請求項4に対応)図
4は本発明に係わるエレベータ制御システムの更に他の
実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図
1と同一部分には同一符号を付して図1の説明に譲り、
以下、異なる部分について説明する。
【0047】この実施の形態は、図1の構成から接続手
段6a,6b及び24a,24bを削除する一方、図2
と同様にコンバータ4aとインバータ5aの、コンバー
タ4bとインバータ5bとの間にそれぞれ個別に系統接
続手段7a、系統接続手段7bが設けられている。さら
に、これら系統接続手段7aの両端部と系統接続手段7
bの両端部との間に交差するように異系統接続手段24
d、24eが接続されている。その他の構成は図1と同
一であるので、ここでは省略する。
【0048】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0049】(イ) コンバータ4bの故障時、切替制
御部27は、接続手段3b、7b,24eをオフに設定
し、B駆動系からコンバータ4bを切り離す一方、接続
手段3a,7a,24dをオンに設定することにより、
A駆動系側コンバータ4aの出力を両駆動系のインバー
タ5a,5bに接続できる。
【0050】(ロ) コンバータ4aの故障時、切替制
御部27は、接続手段3a、7a,24dをオフに設定
し、A駆動系からコンバータ4aを切り離す一方、接続
手段3b,7b,24eをオンに設定することにより、
B駆動系側コンバータ4bの出力を両駆動系のインバー
タ5a,5bに接続できる。
【0051】(ハ) 異なる系統のコンバータ4b、イ
ンバータ5aの同時故障時、切替制御部27は、接続手
段3b,7b,7a,24eをオフに設定し、B駆動系
からコンバータ4b,A駆動系からインバータ5aを切
り離す一方、接続手段3a,24dをオンに設定するこ
とにより、A駆動系側コンバータ4aの出力をB駆動系
側インバータ5bに接続できる。
【0052】(ニ) 異なる系統のコンバータ4a及び
インバータ5bの故障時、切替制御部27は、接続手段
3a,7a,7b,24dをオフに設定し、A駆動系か
らコンバータ4a、B駆動系からインバータ5bを切り
離す一方、接続手段3b,24eをオンに設定すること
により、B駆動系のコンバータ4bの出力をA駆動系側
インバータ5aに供給できる。
【0053】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、複数の駆動系のうち何れかのコンバータ4b又は4
aの故障時、故障コンバータを切り離すとともに、正常
なコンバータ4a又は4bの出力を両駆動系のインバー
タ5a,5bに接続でき、何れかのコンバータの故障時
であっても、運転したままの故障修理を実行でき、故障
コンバータの保守点検を実行しながら運転を継続でき
る。しかも、モータ軸にねじれ応力が働いたり、偏芯さ
せることがなく、巻上機2の機械的故障を未然に回避で
きる。
【0054】また、異なる駆動系のコンバータ及びイン
バータが同時に故障した場合でも、正常な異なる駆動系
のコンバータ及びインバータを用いて、エレベータの運
転を継続でき、乗客を閉じ込めることなく、乗客を安全
に救出することができる。
【0055】(第4の実施の形態:請求項5に対応)図
5は本発明に係わるエレベータ制御システムの更に他の
実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図
1、図3と同一部分には同一符号を付して図1、図3の
説明に譲り、以下、異なる部分について説明する。
【0056】この実施の形態は、接続手段に関し、図1
の構成と図3の構成とを組み合わせた構成である。その
他の構成は図1及び図3と同様であるので、省略する。
【0057】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0058】(イ) コンバータ4bの故障時、切替制
御部27は、接続手段3b,5bをオフに設定し、B駆
動系からコンバータ4bを切り離す一方、接続手段3
a,7a,8a,24cをオンに設定することにより、
A駆動系のコンバータ4aの出力を両駆動系のインバー
タ5a,5bに接続できる。
【0059】このとき、接続手段6a,6bがオンし、
24a,24bをオフに設定すれば、各インバータ5
a,5bの出力を巻上機2の両巻線M1,M2に供給で
きる。
【0060】(ロ) コンバータ4bの故障時、切替制
御部27は、接続手段3a,7aをオフに設定し、A駆
動系からコンバータ4aを切り離す一方、接続手段3
b,7b,8b,24cをオンに設定すれば、B駆動系
のコンバータ4bの出力を両駆動系のインバータ5a,
5bに接続できる。
【0061】このとき、接続手段6a,6bがオンし、
24a,24bをオフに設定すれば、各インバータ5
a,5bの出力を巻上機2の両巻線M1,M2に供給で
きる。
【0062】(ハ) コンバータ4b及びインバータ5
aの同時故障時、切替制御部27は、接続手段3b,7
b,8aをオフに設定し、B駆動系からコンバータ4b
を切り離し、また接続手段3a,7a,24c,8bを
オンに設定すれば、A駆動系側コンバータ4aの出力を
B駆動系のインバータ5bに接続できる。
【0063】また、コンバータ4a及びインバータ5b
の同時故障時、切替制御部27は、接続手段3a,7
a,8bをオフに設定し、A駆動系からコンバータ4a
を切り離し、さらに接続手段3b,7b,24c,8a
をオンに設定することにより、B駆動系側コンバータ4
bの出力をA駆動系インバータ5aに接続できる。
【0064】(ニ) B駆動系のインバータ5bの故障
時、A駆動系のインバータ5aを巻上機2のモータ巻線
M1,M2に短絡接続する場合。
【0065】切替制御部27は、接続手段6b,24b
をオフすることにより、B駆動系のインバータ5bを巻
上機2のモータ巻線M1,M2から切り離す。また、切
替制御部27が接続手段6a,24aをオンに設定する
ことにより、インバー5aの出力を巻上機2の2つの巻
線M1,M2に供給できる。
【0066】また、インバータ5aの故障時、B駆動系
のインバータ5bの出力を巻上機2のモータ巻線M1,
M2に短絡接続する場合。
【0067】切替制御部27は、接続手段6a,24a
をオフすることにより、A駆動系のインバータ5aを巻
上機2のモータ巻線M1,M2から切り離す。また、切
替制御部27は、接続手段6b,24bをオンすると、
インバータ5bの出力を巻上機2の2つの巻線M1,M
2に供給できる。
【0068】(ホ) インバータ5bの故障時、切替制
御部27は、接続手段6a,6b,24bをオフに設定
し、巻上機2のモータ巻線M1からインバータ5bを切
り離す一方、接続手段24aをオンに設定することによ
り、インバータ5aの出力を巻上機2のモータ巻線M2
に供給できる。
【0069】また、インバータ5aの故障時、接続手段
6b,6a,24bをオフに設定し、巻上機2のモータ
巻線M2からインバータ5aを切り離す一方、接続手段
24bをオンに設定すれば、インバータ5bの出力を巻
上機2のモータ巻線M1に供給できる。
【0070】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、コンバータ4a,4bとインバータ5a,5bとの
接続、インバータ5a,5bと巻上機2のモータ巻線M
1,M2との接続を選択的にオン・オフすることによ
り、例えば片側コンバータと両側インバータと巻上機2
のモータ両側巻線M1,M2との接続、片側コンバータ
と片側インバータと巻上機2のモータ両側巻線M1,M
2との接続、片側コンバータと片側インバータと巻上機
2のモータ片側巻線との接続により、エレベータを運転
することが可能である。
【0071】よって、片側のコンバータ、片側のインバ
ータ及び巻上機2の片側巻線が故障であっても、救出運
転したまま故障修理でき、片側コンバータ、片側インバ
ータを点検しながら定期点検を実施でき、構成要素の故
障にも拘らず、エレベータの停止時間を短縮した運転を
継続できる。
【0072】(第5の実施の形態:請求項6)図6は本
発明に係わるエレベータ制御システムの更に他の実施の
形態を示す構成図である。なお、同図において図1、図
4と同一部分には同一符号を付して図1、図4の説明に
譲り、以下、異なる部分について説明する。
【0073】この実施の形態は、接続手段に関し、図1
の構成と図4の構成とを組み合わせた構成である。その
他の構成は図1及び図4と同様であるので、ここでは省
略する。
【0074】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0075】(イ) コンバータ3bの故障時、切替制
御部27は、接続手段3b,7b,24eをオンに設定
し、B駆動系からコンバータ4bを切り離す一方、接続
手段3a,7a,24dをオンに設定することにより、
A駆動系コンバータ4aの出力を両駆動系インバータ5
a,5bに接続できる。
【0076】また、コンバータ3aの故障時、切替制御
部27は、接続手段3a,7a,24dをオフに設定
し、A駆動系からコンバータ4aを切り離す一方、接続
手段3b,7b,24eをオンに設定することにより、
B駆動系コンバータ4bの出力を両駆動系インバータ5
a,5bに接続できる。
【0077】(ロ) コンバータ4b及びインバータ5
aの同時故障時、切替制御部27は、接続手段3b,7
b,7a,24eをオフに設定し、B駆動系からコンバ
ータ4b、A駆動系からインバータ5aを切り離す一
方、接続手段3a,24dをオンに設定することによ
り、コンバータ4aの出力をインバータ5bに接続でき
る。
【0078】また、コンバータ4aとインバータ5bの
同時故障時、切替制御部27は、接続手段3a,7a,
24d,7bをオンに設定し、A駆動系からコンバータ
4a、B駆動系からインバータ5bを切り離し、接続手
段3b,24eをオンに設定することにより、B駆動系
のコンバータ4bの出力をA駆動系のインバータ5aに
接続できる。
【0079】(ハ) インバータ5bの故障時、切替制
御部27は、接続手段6b,24bをオフに設定し、イ
ンバータ5bを切り離す一方、接続手段6a,24aを
オンに設定すれば、インバータ5aの出力を巻上機2の
モータ巻線M1,M2に供給できる。
【0080】また、インバータ5aの故障時、接続手段
6a,24aをオフに設定しA駆動系からインバータ5
aを切り離す一方、接続手段6b,24bをオンに設定
することにより、インバータ5bの出力を巻上機2のモ
ータ巻線M1,M2に供給できる。
【0081】さらに、インバータ5aを巻上機2のモー
タ巻線M2だけに接続する場合、接続手段6a,6b,
24bをオフし、接続手段24aをオンに設定すること
により実現できる。
【0082】逆に、インバータ5bを巻上機2のモータ
巻線M1だけに接続する場合、接続手段6b,6a,2
4bをオフに設定し、接続手段24bをオンに設定する
ことにより実現できる。
【0083】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、コンバータ4a,4b、インバータ5a,5b等の
故障に際し、予め定める組み合わせに基づいて適宜接続
手段をオン・オフ制御することにより、例えば片側コン
バータと両側インバータと巻上機2のモータ両側巻線M
1,M2、片側コンバータと片側インバータと巻上機2
のモータ両側巻線M1,M2、片側コンバータと片側イ
ンバータと巻上機2のモータ片側巻線の駆動系を作成で
き、故障時に救出運転したままの故障修理、故障構成要
素の保守・点検でき、構成要素の故障にも拘らず、エレ
ベータの停止時間を短縮した運転を継続できる。
【0084】(第6の実施の形態:請求項7に対応)図
7は本発明に係わるエレベータ制御システムの更に他の
実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図
1,図3と同一部分には同一符号を付して図1,図3の
説明に譲り、以下、異なる部分について説明する。
【0085】この実施の形態は、接続手段7a,7b,
8a,8b,24cをもつ図3に示す構成に新たに、イ
ンバータ5aと巻上機2のモータ巻線M1の間、インバ
ータ5bと巻上機2のモータ巻線M2との間にそれぞれ
系統接続手段6a,6bを設け、さらに当該接続手段6
a,6bの巻線M1,M2側の間に異系統接続手段24
fが設けられている。その他は、図3と同様であるの
で、ここではそれらの説明を省略する。
【0086】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0087】(イ) B駆動系のコンバータ4bの故障
時、切替制御部27は、接続手段3b,7bをオフに設
定し、B駆動系からコンバータ4bを切り離す一方、接
続手段3a,7a,8a,24c,8bをオンに設定す
ることにより、A駆動系コンバータ4aの出力を両イン
バータ5a,5bに接続する。
【0088】また、A駆動系のコンバータ4aの故障
時、切替制御部27は、接続手段3a,7aをオフに設
定し、A駆動系からコンバータ4aを切り離す一方、接
続手段3b,7b,8b,24c,8aをオンに設定
し、B駆動系のコンバータ4bの出力を両インバータ5
a,5bに接続する。
【0089】(ロ) コンバータ4b及びインバータ5
aの同時故障時、切替制御部27は、接続手段3b,7
b,8aをオフに設定し、B駆動系からコンバータ4b
を切り離す一方、接続手段3a,7a,24c,8bを
オンに設定し、A駆動系のコンバータ4aの出力をB駆
動系のインバータ5bに接続する。
【0090】また、コンバータ4a及びインバータ5b
の同時故障時、切替制御部27は、同様に接続組み合わ
せテーブル26の組み合わせデータに基づいて、B駆動
系の正常なコンバータ4bの出力をA駆動系のインバー
タ5aに接続する。
【0091】(ハ) インバータ5aの故障時、切替制
御部27は、接続手段6aをオフに設定し、A駆動系か
らインバータ5aを切り離す一方、接続手段6b,24
fをオンに設定し、B駆動系のインバータ5bの出力を
巻上機2のモータ両側巻線M1,M2に接続する。
【0092】逆に、インバータ5bの故障時、切替制御
部27は、同様に接続組み合わせテーブル26の組み合
わせデータに基づいて、A駆動系のインバータ5aの出
力を巻上機2のモータ両側巻線M1,M2に接続する。
【0093】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、コンバータ4a,4b、インバータ5a,5b等の
故障に際し、予め定める接続組み合わせデータに基づい
て適宜接続手段をオン・オフ制御することにより、例え
ば片側コンバータと両側インバータと巻上機2のモータ
両側巻線M1,M2、片側コンバータと片側インバータ
と巻上機2のモータ両側巻線M1,M2、片側コンバー
タと片側インバータと巻上機2のモータ片側巻線等の駆
動系を作成でき、故障時に救出運転したままの故障修
理、故障構成要素の保守・点検でき、構成要素の故障に
も拘らず、エレベータの停止時間を短縮した運転を継続
できる。
【0094】(第7の実施の形態:請求項8に対応)図
8は本発明に係わるエレベータ制御システムの更に他の
実施の形態を示す構成図である。なお、同図において図
1,図4と同一部分には同一符号を付して図1,図4の
説明に譲り、以下、異なる部分について説明する。
【0095】この実施の形態は、接続手段7a,7b,
24d,24eをもつ図4に示す構成に新たに、インバ
ータ5aと巻上機2のモータ巻線M1の間、インバータ
5bと巻上機2のモータ巻線M2との間にそれぞれ系統
接続手段6a,6bを設け、さらに当該接続手段6a,
6bの巻線M1,M2側の間に異系統接続手段24fが
設けられている。その他は、図4と同様であるので、こ
こではそれらの説明を省略する。
【0096】次に、以上のようなシステムの動作につい
て説明する。
【0097】(イ) コンバータ4bの故障時、切替制
御部27は、接続手段3b,7b,24eをオフに設定
し、B駆動系からコンバータ4bを切り離す一方、接続
手段3a,7a,24dをオンに設定し、A駆動系のコ
ンバータ4aの出力を両駆動系のインバータ5a,5b
に接続する。
【0098】一方、コンバータ4aの故障時、接続手段
3a,7a,24dをオフに設定し、A駆動系からコン
バータ4dを切り離す一方、接続手段3b,7b,24
eをオンに設定することにより、コンバータ4bの出力
を両駆動系のインバータ5a,5bに接続する。
【0099】(ロ) コンバータ4a及びインバータ5
bの同時故障時、切替制御部27は、接続手段3a,7
a,24d,7bをオフに設定し、A駆動系コンバータ
4a及びB駆動系インバータ5bを切り離し、かつ、接
続手段3b,24eをオンに設定し、B駆動系のコンバ
ータ4bの出力をA駆動系のインバータ5aに接続す
る。
【0100】また、コンバータ4b及びインバータ5a
の同時故障時、切替制御部27は、同様に接続組み合わ
せテーブル26の組み合わせデータに基づいて、A駆動
系のコンバータ4aの出力をB駆動系のインバータ5b
に接続する。
【0101】(ハ) インバータ5bの故障時、切替制
御部27は、接続手段6bをオフに設定し、B駆動系か
らインバータ5bを切り離し、かつ、接続手段6a,2
4fをオンに設定し、A駆動系のインバータ5aの出力
を巻上機2のモータ巻線M1,M2に供給することがで
きる。
【0102】一方、インバータ5aの故障時、切替制御
部27は、接続手段6aのオフ設定により、A駆動系か
らインバータ5aを切り離し、かつ、接続手段6b,2
4fをオンに設定することにより、B駆動系のインバー
タ5bの出力を巻上機2のモータ巻線M1,M2に供給
することができる。
【0103】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、コンバータ4a,4b、インバータ5a,5b等の
故障に際し、予め定める接続組み合わせデータに基づい
て適宜接続手段をオン・オフ制御することにより、例え
ば片側コンバータと両側インバータと巻上機2のモータ
両側巻線M1,M2、片側コンバータと片側インバータ
と巻上機2のモータ両側巻線M1,M2、片側コンバー
タと片側インバータと巻上機2のモータ片側巻線等の駆
動系を作成でき、故障時に救出運転したままの故障修
理、故障構成要素の保守・点検でき、構成要素の故障に
も拘らず、エレベータの停止時間を短縮した運転を継続
できる。
【0104】なお、上記実施の形態では、各駆動系の構
成要素、巻上機2の巻線等の故障だけについて説明して
いるが、当然、各構成要素の点検を含むことは言うまで
もない。
【0105】なお、本願発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組
み合わせて実施することが可能であり、その場合には組
み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の
形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、
開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解
決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの
構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合に
は、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が
周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、両
駆動系の構成要素が同時に故障した場合でも乗客を安全
に救出できる。
【0107】また、種々の構成要素の故障にも拘らず、
所要とする構成要素を保守点検しながらエレベータの運
転を継続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエレベータ制御システムの一実
施の形態を示す構成図。
【図2】 本発明に係るエレベータ制御システムの他の
実施の形態を示す要部構成図。
【図3】 本発明に係るエレベータ制御システムの更に
他の実施の形態を示す要部構成図。
【図4】 本発明に係るエレベータ制御システムの更に
他の実施の形態を示す要部構成図。
【図5】 本発明に係るエレベータ制御システムの更に
他の実施の形態を示す要部構成図。
【図6】 本発明に係るエレベータ制御システムの更に
他の実施の形態を示す要部構成図。
【図7】 本発明に係るエレベータ制御システムの更に
他の実施の形態を示す要部構成図。
【図8】 本発明に係るエレベータ制御システムの更に
他の実施の形態を示す要部構成図。
【図9】 従来のエレベータ制御システムを示す構成
図。
【符号の説明】
1…電源 2…巻上機 M1,M2…モータ巻線 3a、3b,6a,6b,7a,7b,8a,8b…系
統接続手段 4a,4b…コンバータ 5a,5b…インバータ 11…メインロープ 12…乗りかご 13…カウンターウェート 14…コンペンシーブ 15…コンペンロープ 21…コンバータ用制御部 22…インバータ用制御部 24a〜24f…異系統接続手段 26…接続組合せテーブル 27…切替制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F002 EA05 EA08 GA03 GB02 3F304 EA28 5H576 AA07 BB06 BB07 CC05 DD02 HB01 JJ17 LL54 MM11 PP02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統インバータの出力側にそれぞれ設けられた第
    2のA系統接続手段及び第2のB系統接続手段と、 これら第2のA系統接続手段の両端部と第2のB系統接
    続手段との両端部との間に交差するように設けられた第
    1及び第2の異系統接続手段と、 何れかの系統コンバータ又は系統インバータの故障時、
    故障側の系統のコンバータ及びインバータに接続される
    前記系統接続手段及び前記異系統接続手段をオフに設定
    し、正常側の系統のコンバータ及びインバータに接続さ
    れる前記系統接続手段及び前記異系統接続手段をオンに
    設定する切替制御手段とを備え、 正常側のコンバータ及びインバータの出力を前記両系統
    のモータ巻線に分配して供給することを特徴とするエレ
    ベータ制御システム。
  2. 【請求項2】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統インバータの出力側にそれぞれ設けられた第
    2のA系統接続手段及び第2のB系統接続手段と、 これら第2のA系統接続手段の両端部と第2のB系統接
    続手段との両端部との間に交差するように設けられた第
    1及び第2の異系統接続手段と、 互いに異なる系統のインバータと前記モータ巻線との故
    障時、故障側の系統コンバータ及びインバータに接続さ
    れる前記系統接続手段及び前記異系統接続手段と故障側
    のモータ巻線に接続される前記系統接続手段をオフに設
    定し、かつ、正常側の系統コンバータに接続される前記
    系統接続手段および正常側のモータ巻線に接続される前
    記異系統接続手段をオンに設定する切替制御手段とを備
    え、正常側のインバータの出力を異なる系統のモータ巻
    線に供給することを特徴とするエレベータ制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統ごとのコンバータとインバータとの間にそれ
    ぞれ1個又は2個直列接続された第2のA系統接続手段
    及び第2のB系統接続手段と、 前記各系統インバータの入力側又は前記第2のA系統接
    続手段と第2のB系統接続手段の共通接続ライン間に設
    けられた第1の異系統接続手段と、 何れか一方の系統コンバータの故障時、故障側の系統コ
    ンバータに接続される前記系統接続手段をオフに設定
    し、かつ、正常側の系統コンバータ、系統インバータに
    接続される前記系統接続手段及び前記異系統接続手段を
    オンに設定する切替制御手段とを備え、 正常側のコンバータの出力を前記両系統のインバータに
    分配して供給することを特徴とするエレベータ制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統ごとのコンバータとインバータとの間にそれ
    ぞれ設けられた第2のA系統接続手段及び第2のB系統
    接続手段と、 これら第2のA系統接続手段の両端部と第2のB系統接
    続手段の両端部との間に交差するように設けられた第1
    及び第2の異系統接続手段と、 何れか一方の系統コンバータ又は互いに異なる系統のコ
    ンバータ、インバータの故障時、故障側の系統コンバー
    タに接続される前記系統接続手段及び前記異系統接続手
    段をオフに設定し、かつ、正常側の系統コンバータに接
    続される前記系統接続手段及び前記異系統接続手段をオ
    ン又は当該異系統接続手段だけをオンに設定する切替制
    御手段とを備え、正常側のコンバータの出力を前記両系
    統のインバータに分配し、または異なる正常側の系統イ
    ンバータに供給することを特徴とするエレベータ制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統ごとのコンバータとインバータとの間にそれ
    ぞれ設けられた第2、第3のA系統接続手段及び第2、
    第3のB系統接続手段と、 前記第2、第3のA系統接続手段の共通接続ラインと第
    2、第3のB系統接続手段の共通接続ライン間に設けら
    れた第1の異系統接続手段と、 前記各系統インバータの出力側にそれぞれ設けられた第
    4のA系統接続手段及び第4のB系統接続手段と、 これら第4のA系統接続手段の両端部と第4のB系統接
    続手段との両端部との間に交差するように設けられた第
    2及び第3の異系統接続手段と、 何れかの系統コンバータの故障、異なる系統のコンバー
    タとインバータとの同時故障、何れかの系統インバータ
    の故障、異なる系統のインバータとモータ巻線との同時
    故障の何れかに対し、故障側のコンバータ、インバー
    タ、モータ巻線に接続される前記第1ないし第4の系統
    接続手段及び第2異系統接続手段を選択的にオフに設定
    し、正常側のコンバータ、インバータ、モータ巻線に接
    続される前記第1ないし第4の系統接続手段及び第1な
    いし第3の異系統接続手段を選択的にオンに設定する切
    替制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御
    システム。
  6. 【請求項6】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統ごとのコンバータとインバータとの間にそれ
    ぞれ設けられた第2のA系統接続手段及び第2のB系統
    接続手段と、 これら第2のA系統接続手段の両端部と第2のB系統接
    続手段との両端部との間に交差するように設けられた第
    1及び第2の異系統接続手段と、 前記各系統インバータの出力側にそれぞれ設けられた第
    3のA系統接続手段及び第3のB系統接続手段と、 これら第3のA系統接続手段の両端部と第3のB系統接
    続手段との両端部との間に交差するように設けられた第
    3及び第4の異系統接続手段と、 何れかの系統コンバータの故障、異なる系統のコンバー
    タとインバータとの同時故障、何れかの系統インバータ
    の故障、異なる系統のインバータとモータ巻線との同時
    故障の何れかに対し、故障側のコンバータ、インバー
    タ、モータ巻線に接続される前記第1ないし第3の系統
    接続手段及び第1ないし第4の異系統接続手段を選択的
    にオフに設定し、正常側のコンバータ、インバータ、モ
    ータ巻線に接続される前記第1ないし第あの系統接続手
    段及び第1ないし第うの異系統接続手段を選択的にオン
    に設定する切替制御手段とを備えたことを特徴とするエ
    レベータ制御システム。
  7. 【請求項7】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統ごとのコンバータとインバータとの間にそれ
    ぞれ設けられた第2、第3のA系統接続手段及び第2、
    第3のB系統接続手段と、 前記第2、第3のA系統接続手段の共通接続ラインと第
    2、第3のB系統接続手段の共通接続ライン間に設けら
    れた第1の異系統接続手段と、 前記各系統インバータの出力側にそれぞれ設けられた第
    4のA系統接続手段及び第4のB系統接続手段と、 前記A系統及びB系統のモータ巻線間に設けられた第2
    の異系統接続手段と、 何れかの系統コンバータの故障時、異なる系統のコンバ
    ータとインバータとの同時故障時、何れかの系統インバ
    ータの故障時、前記第1ないし第4の系統接続手段及び
    第1、第2の異系統接続手段を選択的にオン・オフ設定
    する切替制御手段とを備えたことを特徴とするエレベー
    タ制御システム。
  8. 【請求項8】 電源に対し、第1のA系統接続手段、A
    系統コンバータ及びA系統インバータが直列接続される
    るA駆動系と第1のB系統接続手段、B系統コンバータ
    及びB系統インバータが直列接続されるB駆動系とが並
    列的に接続され、前記A系統及びB系統インバータの出
    力を、エレベータ昇降用巻上機を構成するA系統及びB
    系統のモータ巻線に供給するエレベータ制御システムに
    おいて、 前記各系統ごとのコンバータとインバータとの間にそれ
    ぞれ設けられた第2のA系統接続手段及び第2のB系統
    接続手段と、 これら第2のA系統接続手段の両端部と第2のB系統接
    続手段との両端部との間に交差するように設けられた第
    1及び第2の異系統接続手段と、 前記各系統インバータの出力側にそれぞれ設けられた第
    3のA系統接続手段及び第3のB系統接続手段と、 前記A系統及びB系統のモータ巻線間に設けられた第3
    の異系統接続手段と、何れかの系統コンバータの故障
    時、異なる系統のコンバータとインバータとの同時故障
    時、何れかの系統インバータの故障時、前記第1ないし
    第4の系統接続手段及び第1、第2の異系統接続手段を
    選択的にオン・オフ設定する切替制御手段とを備えたこ
    とを特徴とするエレベータ制御システム。
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