JP2003304530A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2003304530A
JP2003304530A JP2002110182A JP2002110182A JP2003304530A JP 2003304530 A JP2003304530 A JP 2003304530A JP 2002110182 A JP2002110182 A JP 2002110182A JP 2002110182 A JP2002110182 A JP 2002110182A JP 2003304530 A JP2003304530 A JP 2003304530A
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camera
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terminal
vehicle
unit
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JP2002110182A
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English (en)
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Takeshi Yamaguchi
健 山口
Yasutoshi Nakama
保利 中間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両周辺の所望する方向の対象を監視するこ
とにより、盗難などの被害を回避する。 【解決手段】 車載機2は撮影方向及び倍率の制御が可
能なカメラ4と通信部7とを有し、端末機3は表示部3
3と操作部31と端末通信部32とを有し、車載機2と
端末機3とを通信接続することによって、車載機2はカ
メラ映像及び撮影方向情報を送信し、端末機3は受信し
たカメラ映像などを表示部33に表示し、この表示され
た情報をもとにカメラ撮影方向及び倍率情報を入力し車
載機2へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視が必要な場所およ
び駐車車両などの監視および事故状況記録に用いられる
監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車・車載電子機器の盗難事故
や、あて逃げ事故、いたずら等駐車車両に対する事故が
頻発している。これら事故状況記録のための手段とし
て、例えば特開2001−061129号公報には、車
両周辺を撮影するカメラ、車両周辺の物体を検知するセ
ンサおよび車両周辺の異常を検知した場合その異常状態
を車外へ送信する通信手段を有した監視装置が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の監視装置では、カメラで撮影した映像は装置上の記憶
手段に記憶されるのみであり、外部に送信することはで
きないので、装置が搭載された車両が盗難され、そのま
ま発見することができなかった場合、その映像を再生す
ることはできず、また、装置に搭載されたカメラを自由
に遠隔操作することができないという課題を有してい
る。
【0004】また、一方で、監視装置のカメラなどを常
時作動させることによって、装置を駆動するための電力
の消費量が大きくなるという課題も有している。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたもので、監視されるべき場所や車両に接近す
る不審者などを、離れた場所から監視することができる
監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の監視装置は、機
器周辺を撮影するカメラと前記カメラを駆動する駆動手
段と前記カメラで撮影した映像を含む情報を通信する通
信手段を有するカメラ搭載機器と、操作者が操作する操
作手段と前記操作手段で操作された操作情報を含む情報
を送信し前記通信手段から送信された情報を受信する端
末通信手段と前記端末通信手段で受信した前記カメラか
らの映像を含む情報を表示する表示手段とを有する端末
機とを備え、前記端末送信手段で送信された操作情報に
基づいて前記駆動手段が駆動される構成を有している。
この構成により、監視されるべき場所や車両に設置され
たカメラ搭載機器に接近する不審者などを、離れた場所
から端末機によって監視することができる。
【0007】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は前記駆動手段と前記通信手段とを制御
する制御手段を有し、前記制御手段は、前記通信手段で
受信した前記操作情報に基づいて前記カメラの撮影方向
情報および倍率情報を前記駆動部に設定する構成を有し
ている。この構成により、操作者が端末機によってカメ
ラ搭載機器から離れた場所から、カメラの撮影方向や倍
率を変更することができる。
【0008】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、前記駆動手段と前記通信手段とを制
御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記駆動部に
設定されている前記カメラの撮影方向情報および倍率情
報を前記通信手段で送信する構成を有している。この構
成により、現在のカメラの撮影方向や倍率を端末機によ
ってカメラ搭載機器から離れた場所から確認することが
できる。
【0009】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、機器周辺の物体を検知する周囲物体
検知手段を有し、前記制御手段は、前記周囲物体検知手
段の検知結果に基づいた前記カメラの撮影方向情報およ
び倍率情報を前記駆動部に設定する構成を有している。
この構成により、カメラ搭載機器に接近する不審者など
を、カメラ搭載機器に到達する前に検知しその映像をカ
メラで撮影することができる。
【0010】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、前記通信手段および前記制御手段と
前記カメラおよび前記駆動手段とに別々に電源を供給す
る電源手段を有し、前記電源手段は、前記駆動手段に電
源を供給しないときにも前記通信手段および前記制御手
段に電源を供給し、前記通信手段で受信した前記操作情
報に基づいて前記駆動手段に電源を供給する構成を有し
ている。この構成により、通常はカメラおよび駆動手段
には電源を供給しないようにしておき、通信手段および
制御手段のみに電源を供給して待機状態とし、操作者が
カメラ搭載機器を撮影したいときに、端末機の操作によ
ってカメラおよび駆動手段に電源を供給して撮影を開始
させることができる。
【0011】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、前記周囲物体検知手段および前記制
御手段と前記カメラおよび前記駆動手段とに別々に電源
を供給する電源手段を有し、前記電源手段は、前記カメ
ラおよび前記駆動手段に電源を供給しないときにも前記
周囲物体検知手段および前記制御手段に電源を供給し、
周囲物体検知手段の検知結果に基づいて前記カメラおよ
び前記駆動手段に電源を供給する構成を有している。こ
の構成により、通常はカメラおよび駆動手段には電源を
供給しないようにしておき、周囲物体検知手段および制
御手段のみに電源を供給して待機状態とし、周囲物体検
知手段が周囲に不審者などが接近したときにカメラおよ
び駆動手段に電源を供給して撮影を開始することができ
る。
【0012】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、前記カメラで撮影した映像と前記操
作情報とを含む情報を記録する記録手段を有する構成と
した。この構成により、カメラで撮影した映像および端
末機で操作した操作の状況などを記録しておくことがで
きる。
【0013】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、前記操作情報に基づいて警報を発生
する警報手段を有する構成とした。この構成により、操
作者がカメラ搭載機器から離れた場所から端末機によっ
てカメラで撮影した映像などから判断して必要なときに
警報を発生させることができる。
【0014】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器が、移動体に搭載された構成とした。こ
の構成により、移動体が盗難などに遭った後でも、離れ
た場所から移動体周辺の状況を端末機で確認することが
できる。
【0015】また、本発明の監視装置においては、前記
カメラ搭載機器は、前記移動体の現在位置を検出する現
在位置検出手段と現在時刻を計測する時計とを有し、前
記制御手段は、前記カメラで撮影した映像と前記操作情
報と前記現在位置検出手段で検知した現在位置情報と前
記現在時刻とを含む情報を前記通信手段で送信する構成
とした。この構成により、移動体が盗難などに遭った後
でも、離れた場所から移動体周辺の状況を映像で確認で
き、その移動体の現在位置や盗難に遭った時間などを端
末機で確認することができる。
【0016】また、本発明の監視装置においては、前記
操作情報が警報情報を含む情報であり、前記制御手段は
前記警報情報を含む情報を前記通信手段から所定の機関
へ送信する構成とした。この構成により、操作者が移動
体から離れた場所から端末機によってカメラで撮影した
映像などから判断して必要なときに警報を警察や警備会
社などの所定の機関に送信することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0018】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態の、車両に搭載された監視装置を図1に示す。図
1において、監視装置1は、車室内に設置されたカメラ
搭載機器である車載機2と、車両から離れた場所で使用
する端末機3とから構成される。
【0019】車載機2は、車両周辺を撮影するカメラ4
と、カメラ4の撮影方向および倍率を変更する駆動部5
と、車載機2の動作制御を行う制御部6と、端末機3と
の通信を行う通信部7と、カメラ4で撮影した映像デー
タを圧縮する圧縮部8と、圧縮部8で圧縮された映像デ
ータを一時的に記憶ための、一番古いデータを順次更新
しながら連続的に記録するリングバッファ構造のメモリ
であるバッファメモリ9と、カメラ4で撮影した映像を
記録しておく記録部10と、現在時刻を計測する時計1
1と、車載機2の現在位置を検出する現在位置検出部1
2と、車載機2の各部に電源を供給する電源部13とで
構成される。
【0020】端末機3は、操作者が操作することができ
るキースイッチが配置された操作部31と、車載機2と
の通信を行う端末通信部32と、端末通信手段で受信し
た車載機2から受信した、カメラ4からの映像などを表
示する表示部33とで構成される。
【0021】次に、カメラ4および駆動部5の構成につ
いて図2、図3を用いて説明する。図2において、駆動
部5は車両周囲全方向の撮影を可能とするものであり、
カメラ4を車両周囲全方向に回転させるためにカメラ4
が設置される回転ステージ51と、回転ステージ51を
回転させるモーター52と、回転ステージ51の回転角
度を読み取るカウンタ53と、カウンタ53でカウント
した回転角度および制御部6からの制御信号に基づき回
転ステージ51の駆動量を演算するモーター制御部54
とで構成される。
【0022】カメラ4および駆動部5は、例えば図3に
示すように車室内天井部やダッシュボードの上などの車
両周囲を撮影しやすい位置に設置されることが好まし
い。
【0023】次に、端末機3の構成例について図4を用
いて説明する。図4において、端末機3は、車載機2の
通信部7からの信号を受信するアンテナ321、カメラ
4で撮影された映像を表示する映像再生表示部331
と、カメラ4が撮影している方向表示する撮影方向表示
部332と、カメラ4の撮影方向および倍率情報を設定
する撮影方向操作部333と、電話をかけるための電話
番号などを入力する電話操作部311と、車載機2に各
種操作を実行させるための指示を入力する操作指示部3
12と、カメラ4からの送信映像再生をオンオフ操作す
るための映像再生/停止操作部313とで構成される。
【0024】以上のように構成された監視装置の動作に
ついて、図5を用いて説明する。図5では、車載機2と
端末機3との動作を別々に表記している。
【0025】まず車両の駐車状態において、車載機2で
は、制御部6および通信部7のみを作可能な状態とする
ため、車両のエンジンキーオフにともない、電源部13
より制御部6および通信部7にのみ電力供給する(S1
00)。端末機3では、車両から離れた場所にいる操作
者が駐車している車両の周辺環境を監視したい時、車載
機2にダイヤルアップして通信接続を図る(S10
1)。端末機3との通信接続が成立すると車載機2で
は、制御部6内のメモリ(図示せず)に記憶された通信
接続を許可する電話番号と受信した番号との照合を行
い、一致していれば車載機2の各部に電源を供給して車
載機2の全機能を起動し、認証画面データを端末機3へ
送信する(S102)。
【0026】この時車載機2では、カメラ4は撮影を開
始し、カメラ4で撮影されて映像は圧縮部8で圧縮さ
れ、バッファメモリ9に蓄積される(S103)。端末
機3では、車載機2から送信された認証画面データを受
信して表示部33に認証画面として表示し、表示部33
に表示された認証画面上で操作者がユーザIDおよびパ
スワードを入力し、車載機2へ認証データを送信する
(S104)。図6に表示部33に表示される認証画面
の例を示す。
【0027】車載機2では、端末機3から受信したユー
ザIDおよびパスワードを照合する(S105)。また
車載機2では、カメラ4で撮影した映像およびメッセー
ジなどの映像表示に必要な情報を通信部7から端末機3
へ送信し、あわせて駆動部5の回転ステージ51の角度
情報をカウンタ53から読み取り、端末機3へ送信する
(S106)。そして端末機3では、車載機から送信さ
れたメッセージを表示し、操作者によって映像再生ボタ
ン408が押されると、表示部33に図4に示すような
映像などを表示する(S107)。
【0028】次に撮影方向変更操作について図7を用い
て説明する。本操作は、端末機3からの操作により、カ
メラ4の方向を制御して所望の方向の映像を監視するた
めの操作である。
【0029】車載機2から送信されてくる端末機3に表
示された映像を見て不審者等の異常が見られなかった場
合、操作者は、端末機3を用いて、図4に示す画面上の
撮影方向操作部333でカメラ4の回転方向移動量を入
力する。再生映像の車両内撮影方向が撮影方向表示部3
32に示すように図形で表示されているので、これを参
照しながら回転方向移動量を決定する。また撮影倍率を
入力することにより、カメラ4の倍率を可変させること
ができる。このとき端末通信部32からは、回転方向移
動量データ、倍率データが逐次送信される。そして回転
方向移動量、倍率などの操作量が決定すると、映像再生
停止操作部313を押して映像再生を停止させる映像停
止信号を送信し、表示画面33の送信ボタンを押して映
像受信拒否信号を車載機2へ送信する(S120)。そ
して車載機2では、端末部3から受信した回転方向移動
量データなどをもとに駆動部5が所定量駆動し、カメラ
4の撮影方向および倍率を切り換え、撮影した映像を圧
縮部8で圧縮し端末機3へ再度送信する(S121)。
【0030】端末機3では、表示部33に映像受信メー
セージが表示されるので、映像再生操作部313を操作
することより再送信された受信映像を再生する(S12
2)。
【0031】次に端末機3の操作指示部312の使用方
法について説明する。これら操作指示部は、映像に不審
者等が写っていた時、操作者が適切な措置をとれるよう
に、操作指示するためのものである。まず映像停止部3
13を押して再生表示を停止し、操作指示部312の操
作により所定の操作情報を送信し、車載機2の制御部6
で制御する。例えば、図4で録画ボタンが押されると、
バッファメモリに蓄積されたカメラ映像を記録部10へ
転送する。そして端末機3は記録メッセージが受信表示
される。記録部10への記録時間は、端末機3を持つ操
作者の裁量によるもので、停止ボタン313を押すと停
止情報が送信され、記録部10への転送を停止する。同
様に図4でブザーボタンが押されると、車載機2に設置
したブザー(図示せず)が鳴り、車両に接近する不審者
に警報を与える。さらに通報ボタンを押すと、所定の外
部機関に通報情報が自動的に通報される。その方法は例
えば、車載機2は端末機3から通報信号を受信して端末
機3との通信接続を自動切断する。そして所定の外部機
関と自動的に通信接続し、記録された映像に車両の位置
情報および時刻情報を付与して送信する。
【0032】以上のように、本発明の第1の実施の形態
の監視装置によれば、車載機2と端末機3とを通信接続
して、カメラ4の映像および撮影方向情報が端末機3へ
自動送信し、端末機3では受信映像を再生し、受信した
映像情報などをもとに撮影方向および倍率を設定して車
載機2へ送信し、車載機2では受信情報に基づきカメラ
の撮影方向および倍率が設定され、設定された方向と倍
率によるカメラ4の映像を再度端末機へ自動送信するこ
とにより、操作者が車両から離れた所にいても、車両周
辺の所望する方向の適切な映像をモニタすることができ
る。そして、その車両の周囲状況の情報をもとに、映像
保存、警報、外部機関への通報等の操作をすることがで
きるようになるので、盗難、事故などの防止効果を高め
ることができる。
【0033】また、車載機2にブザー、スピーカーなど
の警報となる音響を発生させるものを備えておけば、盗
難が発生したときに警報を発生させることもできる。
【0034】また、本発明の第1の実施の形態の監視装
置によれば、車両のエンジンキーオフにともない、電源
部13より制御部6および通信部7にのみ電力供給し、
いわゆる待機時にはカメラ4などのブロックには電源を
供給せず、端末機3からの要求があったときのみ車載機
3の全機能に電源を供給するので省電力化を図ることが
できる。
【0035】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態の、車両に搭載された監視装置を図8に示
す。図8に示す監視装置は、第2の実施の形態において
図1を用いて説明した監視装置に、周辺物体検知手段6
0を付加したものであるので、図1と同一のブロックに
ついては詳細な説明を省略する。
【0036】周辺物体検知手段60は、例えば図9に示
すように、車両のコーナーに配置した超音波ソナー60
a、60b、60c、60dと車両前後左右に配置した
赤外線センサ61a、61b、61c、61dで構成さ
れ、車両周辺所定領域内に所定時間物体を検知した時、
不審者が存在すると判断する。
【0037】本発明の第2の実施の形態の監視装置の動
作について、図10を用いて説明する。まず車載機2で
は、制御部6および周辺物体検知手段60のみを動作可
能とするため、車両のエンジンキーオフにともない、電
源部13より制御部6および周辺物体検知手段60に電
力供給する(S130)。
【0038】周辺物体検知手段60が所定領域内に侵入
物体が存在することを検知した場合、周辺物体検知手段
60からの検知信号により侵入物体の存在する方向を判
定し、その判定結果により車載機2の各部に電源を供給
して車載機2の全機能を起動する。(S131)。判定
の方法としては、例えば、図9に示すように、車両周辺
方向に位置する赤外線センサ21a〜21dのうち、受
信した赤外線センサの方向をその方向とすればよい。
【0039】そして周辺物体検知手段60は判定した方
向情報を制御部6に転送し、制御部6は駆動部5を駆動
してカメラ4の撮影方向を判定した方向に向ける(S1
32)。以降の操作は第1の実施の形態と同様で、カメ
ラ4の映像を圧縮部8で圧縮し、映像データをバッファ
メモリ9に蓄積し、映像データを端末機3へ送信する
(S133)。
【0040】端末機3では、車載機2から受信した受信
映像を表示できるか否かを判定する(S134)。端末
機3で、受信映像を表示できないと判断した場合は、映
像表示不可情報を車載機2に送信する(S135)。車
載機2では、映像表示不可情報を受信した場合、バッフ
ァメモリに蓄積した映像データに、現在位置検出手段1
2で検知した車両位置情報および時計11で計測した時
刻情報を付与して記録部10に所定時間分自動的に転送
する(S136)。また、S134で、端末機3が車載
機2から受信した受信映像を表示できると判断した場合
は、その受信した映像および受信したメッセージなどを
表示部33に表示する(S137)。
【0041】以上のように、本発明の第2の実施の形態
の監視装置によれば、周辺物体検知手段60が所定領域
内に侵入物体が存在することを検知した場合、その進入
物体の方向を判定し、その方向にカメラ撮影方向を自動
的に切り換え、撮影映像を端末機へ自動送信するか、ま
たは映像記録することにより、操作者は車両から離れた
所にいても不審者や車両に対して盗難、事故などの防止
効果を高めることができる。
【0042】また、本発明の第2の実施の形態の監視装
置によれば、車両のエンジンキーオフにともない、電源
部13より制御部6および周辺物体検知手段60にのみ
電力供給し、いわゆる待機時にはカメラ4などのブロッ
クには電源を供給せず、周辺物体検知手段60が車両周
辺に物体を検知したときのみ車載機3の全機能に電源を
供給するので省電力化を図ることができる。
【0043】なお、衝突検知センサやドア開閉検知セン
サ等をさらに組み合わせて、状況に応じた不審者有無の
判定機能を付加すれば、周辺物体の検知の精度を向上さ
せることができる。
【0044】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態の監視装置は、第1の実施の形態で図1を用いて
説明した車載機2をカメラ搭載機器として、盗難の可能
性のある物品や装置などに搭載したものである。(図示
せず) ここで、盗難の可能性のある物品や装置とは、たとえ
ば、金庫、パーソナルコンピュータ、測定器などのその
場から持ち去られる可能性があるものである。
【0045】このように、本発明のカメラ搭載機器を盗
難の可能性のある物品や装置に搭載しておけば、使用者
はその物品や装置から離れたところにいても、端末機3
を用いてその物品や装置の周囲の状況を把握することが
できるので、盗難防止効果を高めることができる。
【0046】また、図1の電源部13をバッテリーとす
ることによって、搭載する装置などから電源を供給する
ことなく、本発明のカメラ搭載機器を動作させることが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端末機と
カメラ搭載機器とを通信接続し、カメラ搭載機器からカ
メラで撮影した映像を端末機へ送信し、端末機は受信し
た映像を再生表示し、端末機で表示された映像をもとに
カメラの撮影方向および倍率を設定することができるの
で、操作者はカメラ搭載機器から離れた所にいても、受
信映像および撮影方向情報をもとに所望の方向および対
象を監視すべく操作できるので、カメラ搭載機器周辺の
状況を把握することによって、不審者や不審車両が付近
に存在する場合に盗難・事故などの防止効果を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における監視装置の構成図
【図2】第1の実施の形態におけるカメラおよびカメラ
駆動部の構成図
【図3】第1の実施の形態におけるカメラおよび駆動部
の車両取り付け状態を示した図
【図4】第1の実施の形態における端末機の図
【図5】第1の実施の形態における監視装置の動作を示
したフローチャート
【図6】第1の実施の形態における認証画面の例を示し
た図
【図7】第1の実施の形態における監視装置の動作を示
したフローチャート
【図8】第2の実施の形態における監視装置の構成図
【図9】第2の実施の形態における周辺物体検知手段の
車両配置の説明図
【図10】第2の実施の形態における監視装置の動作を
示したフローチャート
【符号の説明】
1 監視装置 2 車載機 3 端末機 4 カメラ 5 駆動部 6 制御部 7 通信部 8 圧縮部 9 バッファメモリ 10 記録部 11 時計 12 現在位置検出部 13 電源部 31 操作部 32 端末通信部 33 表示部 51 回転ステージ 52 モーター 53 カウンタ 54 モーター制御部 60 周辺物体検知手段 60a 超音波ソナー 60b 超音波ソナー 60c 超音波ソナー 60d 超音波ソナー 61a 赤外線センサ 61b 赤外線センサ 61c 赤外線センサ 61d 赤外線センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA04 AB65 AB66 5C054 AA02 CA04 CA05 CE15 CF06 CG07 CH01 DA07 EA01 EA03 EA05 ED07 FE28 FF06 HA18 HA30 5C084 AA02 AA09 AA14 BB01 BB27 CC19 DD12 EE06 GG03 GG78

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器周辺を撮影するカメラと前記カメラ
    を駆動する駆動手段と前記カメラで撮影した映像を含む
    情報を通信する通信手段を有するカメラ搭載機器と、操
    作者が操作する操作手段と前記操作手段で操作された操
    作情報を含む情報を送信し前記通信手段から送信された
    情報を受信する端末通信手段と前記端末通信手段で受信
    した前記カメラからの映像を含む情報を表示する表示手
    段とを有する端末機とを備え、前記端末送信手段で送信
    された操作情報に基づいて前記駆動手段が駆動されるこ
    とを特徴とする監視装置。
  2. 【請求項2】 前記カメラ搭載機器は前記駆動手段と前
    記通信手段とを制御する制御手段を有し、前記制御手段
    は、前記通信手段で受信した前記操作情報に基づいて前
    記カメラの撮影方向情報および倍率情報を前記駆動部に
    設定することを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  3. 【請求項3】 前記カメラ搭載機器は、前記駆動手段と
    前記通信手段とを制御する制御手段を有し、前記制御手
    段は、前記駆動部に設定されている前記カメラの撮影方
    向情報および倍率情報を前記通信手段で送信することを
    特徴とする請求項2記載の監視装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラ搭載機器は、機器周辺の物体
    を検知する周囲物体検知手段を有し、前記制御手段は、
    前記周囲物体検知手段の検知結果に基づいた前記カメラ
    の撮影方向情報および倍率情報を前記駆動部に設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の監視装置。
  5. 【請求項5】 前記カメラ搭載機器は、前記通信手段お
    よび前記制御手段と前記カメラおよび前記駆動手段とに
    別々に電源を供給する電源手段を有し、前記電源手段
    は、前記カメラおよび前記駆動手段に電源を供給しない
    ときにも前記通信手段および前記制御手段に電源を供給
    し、前記通信手段で受信した前記操作情報に基づいて前
    記カメラおよび前記駆動手段に電源を供給することを特
    徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の監
    視装置。
  6. 【請求項6】 前記カメラ搭載機器は、前記周囲物体検
    知手段および前記制御手段と前記カメラおよび前記駆動
    手段とに別々に電源を供給する電源手段を有し、前記電
    源手段は、前記カメラおよび前記駆動手段に電源を供給
    しないときにも前記周囲物体検知手段および前記制御手
    段に電源を供給し、周囲物体検知手段の検知結果に基づ
    いて前記駆動手段に電源を供給することを特徴とする請
    求項5記載の監視装置。
  7. 【請求項7】 前記カメラ搭載機器は、前記カメラで撮
    影した映像と前記操作情報とを含む情報を記録する記録
    手段を有したことを特徴とする請求項1ないし請求項6
    のいずれかに記載の監視装置。
  8. 【請求項8】 前記カメラ搭載機器は、前記操作情報に
    基づいて警報を発生する警報手段を有したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の監視装
    置。
  9. 【請求項9】 前記カメラ搭載機器が、移動体に搭載さ
    れたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれ
    かに記載の監視装置。
  10. 【請求項10】 前記カメラ搭載機器は、前記移動体の
    現在位置を検出する現在位置検出手段と現在時刻を計測
    する時計とを有し、前記制御手段は、前記カメラで撮影
    した映像と前記操作情報と前記現在位置検出手段で検知
    した現在位置情報と前記現在時刻とを含む情報を前記通
    信手段で送信することを特徴とする請求項9に記載の監
    視装置。
  11. 【請求項11】 前記操作情報が警報情報を含む情報で
    あり、前記制御手段は前記警報情報を含む情報を前記通
    信手段から所定の機関へ送信することを特徴とする請求
    項10に記載の監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11に記載の監
    視装置に用いられるカメラ搭載機器。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項11に記載の監
    視装置に用いられる端末機。
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