JP2003300149A - 研磨パッド、研磨装置および研磨方法 - Google Patents

研磨パッド、研磨装置および研磨方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨後に研磨パッド表面より被加工物を取り
除き易くするとともに、研磨に使用する研磨液を低減
し、さらには研磨パッドの製造コストの低減を図る。 【解決手段】 被研磨物を研磨する第1研磨パッド1
は、第1の研磨パッド1の厚さ方向に貫通する複数の長
孔11が設けられているものであり、この長孔11は、
長孔11の長手方向の長さが20mm以下に形成されて
いることが好ましく、さらに長孔11の幅方向のピッチ
が100mm未満になっていることが好ましく、また上
記長孔11の他に小孔(図示せず)が設けられていても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨パッド、研磨
装置および研磨方法に関し、詳しくは複数の長孔が設け
られた研磨パッド、その研磨パッドを用いた研磨装置お
よびその研磨パッドを用いた研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術1として、表面に溝が設けられ
ている研磨パッドが市販されている。例えばロデールニ
ッタ社製の研磨パッドIC1000−A22がある。図
9に示すように、この研磨パッド61は、研磨パッド表
面61Sに幅2mmの溝62が約2cmピッチで格子状
に形成されているものである。なお、平面図では溝62
の図示を省略した。
【0003】従来技術2として、表面に複数の小孔(例
えば直径が1.8mmの小孔)が設けられている市販の
研磨パッドがある。一例としてロデールニッタ社製の研
磨パッドIC1000(p)が知られている。
【0004】従来技術3として、図10に示すように、
複数の孔72と表面71Sに複数の溝73とが設けられ
ている研磨パッド71が開示されている。なお、平面図
では孔72と溝73の図示を省略した。特許第3042
593号には孔径について記載は無いが、一般的には直
径1.8mmの孔が3〜5個/cm2 程度の密度で形成
されている研磨パッドがよく用いられている。なお、特
許第3042593号には、溝幅は孔径以下でよい、ま
た溝深さは0.3mm程度でよいとの記載あり、さらに
溝深さは0.5mmまでのもが記載されている(例え
ば、特許文献1参照。)。
【0005】上記従来技術3の研磨パッドでは、孔が設
けられていることによって、研磨抵抗の上昇が抑えられ
る。また研磨パッド表面に溝が形成されていることによ
って半導体ウエハとの間の密閉性が低下し、負圧を生じ
にくくしている。このため、研磨終了後に研磨パッド表
面より半導体ウエハを取り除くことが容易になってい
る。また従来技術3の研磨パッドは、通常の溝を有した
研磨パッドと比べ、硬質層の強度の低下が抑制されるこ
とにより、軟質層の負荷が低減され、時間を経た場合の
劣化が低減されるという特徴を有する。
【0006】また、化学的機械研磨(以下CMPとい
う、CMPはChemical Mechanical Polishingの略)
は、半導体装置の製造プロセスにおいて絶縁膜表面を平
坦化するとき、銅配線、タングステンプラグ等を形成す
る際の余剰な材料を除去するとき等に用いられている。
【0007】従来から広く使われているCMP装置は、
研磨パッドの研磨面は平面状であり、ウエハの被研磨面
と研磨パッドの研磨面とが平行に配置されて、お互いが
回転しながら接触することにより研磨を行うものである
(例えば、特許文献2参照。)。
【0008】また、ベルト式のCMP装置(例えば、特
許文献3参照。)(例えば、特許文献4参照。)、直線
揺動式のCMP装置(例えば、特許文献5参照。)、リ
ング状研磨パッドを有するCMP装置(例えば、特許文
献6参照。)、ローラ式のCMP装置が知られている
(例えば、特許文献7参照。)。上記いずれの研磨装置
も被研磨面に接触する研磨パッドの研磨面は平面状とな
っている。
【0009】
【特許文献1】特開平9−117855号公報(第4
頁、図1、図5)
【特許文献2】特開2000−218514号公報(第
4頁、図5)
【特許文献3】特開2000−218514号公報(第
4頁、図6)
【特許文献4】特開平8−52652号公報公報(第5
−6頁、図1)
【特許文献5】特開平8−52652号公報(第8頁、
図10)
【特許文献6】特開平11−31671号公報(第5
頁、図1)
【特許文献7】特開平2−139172号公報(第3−
5頁、図1−3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術1の研磨パッドは、研磨中に研磨液が溝を通って
流れ出してしまうため、多くの研磨液が必要になる。ま
た、溝の形成は切削加工で行うので、パンチングで孔を
形成した研磨パッドと比較して、研磨パッドの製造コス
トが高くなる。
【0011】上記従来技術2の研磨パッドは、孔の部分
で、被研磨物との間に負圧を生じるため、研磨抵抗が上
昇する。さらに、研磨終了後に被研磨物を取り除くこと
が困難である。この現象の詳細な説明は、特開平9−1
17855号公報にも記載されている。
【0012】従来技術3の研磨パッドは、それを製造す
る際に、パンチングで孔を形成した後に、切削加工にて
溝を形成する必要があるため、製造コストがかかる。
【0013】上記従来の技術で説明したような研磨パッ
ドを用いた研磨装置および研磨方法では、上記研磨パッ
ドの課題が解決されない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた研磨パッド、研磨装置および研磨
方法である。
【0015】本発明の第1研磨パッドは、被研磨物を研
磨する研磨パッドにおいて、前記研磨パッドを厚さ方向
に貫通する複数の長孔が設けられているものである。
【0016】上記第1研磨パッドでは、研磨パッドを厚
さ方向に貫通する複数の長孔が設けられていることか
ら、被研磨面と研磨パッド表面との間の密閉性が低下す
るので負圧が生じにくくなる。このため、研磨終了後に
研磨パッド表面より被研磨物を取り除くことが容易にな
る。また、本発明の研磨パッドに形成される長孔はパン
チング加工で形成することができるので、切削加工によ
り形成される溝を有する研磨パッドよりも製造コストが
安価になる。
【0017】本発明の第2研磨パッドは、被研磨物を研
磨する研磨パッドにおいて、前記研磨パッドを厚さ方向
に貫通する複数の孔が設けられていて、前記複数の孔の
うちの一部は長孔からなるものである。
【0018】上記第2研磨パッドでは、研磨パッドを厚
さ方向に貫通する複数の孔が設けられていて、この複数
の孔のうちの一部は長孔で形成されていることから、第
1研磨パッドと同様に、長孔によって被研磨面と研磨パ
ッド表面との間の密閉性が低下して負圧が生じにくくな
る。このため、研磨終了後に研磨パッド表面より被研磨
物を取り除くことが容易になる。さらに、長孔以外の複
数の孔が設けられていることから、研磨抵抗の上昇が抑
えられる。さらに、従来の研磨パッドのように溝が形成
されていないため、研磨液が溝を通って研磨パッド外に
流出することがない。本発明の研磨パッドに形成された
長孔は、その内部に研磨液を留めるので、使用する研磨
液の量を減らすことができる。また、本発明の研磨パッ
ドに形成される長孔を含む複数の孔は1回のパンチング
加工で形成することが可能であるので、切削加工により
形成される溝を有する研磨パッドよりも製造コストが安
価になる。さらに、長孔は研磨パッドの厚さ方向に貫通
するように形成されているため、研磨が進行して研磨パ
ッドが磨耗した際にも、長孔が無くなることはない。こ
のため、溝を有する研磨パッドよりもパッド寿命を延ば
すことができる。
【0019】本発明の研磨装置は、研磨パッドの製造コ
ストを安価にできる本発明の研磨パッドを用いたもので
ある。このように本発明の研磨パッドを用いたことか
ら、研磨装置の運用費用が低減される。さらに、本発明
の研磨パッドは従来の溝を有する研磨パッドよりもパッ
ド寿命が長いので、研磨パッドの交換頻度が低減され
る。
【0020】本発明の研磨方法は、研磨パッドの製造コ
ストを安価にできる本発明の研磨パッドを用いたもので
ある。このように本発明の研磨パッドを用いたことか
ら、研磨コストが低減される。さらに、本発明の研磨パ
ッドは従来の溝を有する研磨パッドよりもパッド寿命が
長いので、研磨パッドの交換頻度が低減される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1研磨パッドに係る第
1実施の形態を、図1の平面図および部分拡大図によっ
て説明する。
【0022】図1に示すように、第1研磨パッド1は、
この第1研磨パッド1を厚さ方向に貫通する複数の長孔
11が、行方向および列方向にそろえて設けられている
ものである。上記研磨パッド1は、例えば、発泡ポリウ
レタンやウレタンのような樹脂からなる。その厚さは一
般敵な研磨パッドの厚さと同程度であり、例えば0.5
mm〜3.0mm程度の厚さを有している。上記長孔1
1は、上記研磨パッド1に収まりその長手方向の長さL
が20mm以上を有し、また上記長孔11は、その短手
方向の長さ(以下幅という)Wの2倍以上100mm未
満になるピッチpで形成されている。なお、長孔11の
長手方向の間隔dは適宜設定されるがここでは一例とし
て10mmとした。また、上記長孔11は、行方向およ
び列方向のいずれか一方もしくは両方にずらして形成さ
れていてもよい。
【0023】上記第1研磨パッド1では、第1研磨パッ
ド1を厚さ方向に貫通する複数の長孔11が設けられて
いることから、被研磨面と研磨パッド1の表面との間の
密閉性が低下して負圧が生じにくくなるため、研磨終了
後に研磨パッド1の表面より被研磨物を取り除くことが
容易になる。また、本発明の第1研磨パッド1に形成さ
れる長孔11はパンチング加工で形成することができる
ので、切削加工により形成される溝を有する研磨パッド
よりも製造コストが安価になる。さらに、長孔11は第
1研磨パッド1の厚さ方向に貫通するように形成されて
いるので、第1研磨パッド1が磨耗しても長孔11が無
くなることはない。このため、溝を有する従来の研磨パ
ッドよりもパッド寿命を延ばすことができる。
【0024】次に、本発明の第2研磨パッドに係る第1
実施の形態を、図2の平面図および部分拡大図によって
説明する。なお、平面図では小孔の図示を省略した。
【0025】図2に示すように、第2研磨パッド2は、
前記第1研磨パッド1のように第2研磨パッド2を厚さ
方向に貫通する長孔11が、例えば行方向および列方向
にそろえて形成され、かつ第2研磨パッド2を厚さ方向
に貫通するもので直径Dが10mm以下、好ましくは5
mm以下の複数の孔(以下小孔という)21を設けたも
のである。すなわち、上記長孔11は、上記研磨パッド
1に収まりその長さLが20mm以上を有し、また上記
長孔11は、その幅Wの2倍以上100mm未満になる
ピッチp1で形成されている。なお、長孔11の長手方
向の間隔dは適宜設定されるがここでは一例として10
mmとした。また、上記長孔11は、行方向および列方
向のいずれか一方もしくは両方にずらして形成されてい
てもよい。
【0026】さらに上記小孔21は、例えば直径D=
1.8mmの孔で構成され、格子点状にピッチp2x=
=p2y=5mmにて一様に配置されている。なお、小
孔21は上記長孔11と重ならないように形成されてい
ることが好ましい。また、小孔21の配置は格子点状に
限定されることはなく、所定のピッチで研磨パッドの全
面に形成されるものであればよい。
【0027】上記第2研磨パッド2では、第2研磨パッ
ド2を厚さ方向に貫通する複数の長孔11と小孔21と
が設けられていることから、前記第1研磨パッド1と同
様に、長孔11によって被研磨面と第2研磨パッド2の
表面との間の密閉性が低下して負圧が生じにくくなる。
このため、研磨終了後に第2研磨パッド2の表面より被
研磨物を取り除くことが容易になる。また長孔11は、
その内部に研磨液を留めるので、使用する研磨液の量を
減らすことができる。
【0028】さらに、長孔11以外に複数の小孔21が
設けられていることから、研磨抵抗の上昇が抑えられ
る。さらに、従来の研磨パッドのように溝が形成されて
いないため、研磨液が溝を通って研磨パッド外に流出す
ることがない。
【0029】また、本発明の第2研磨パッド2に形成さ
れる長孔11および小孔21は1回のパンチング加工で
形成することが可能であるので、切削加工により形成さ
れる溝を有する研磨パッドよりも製造コストが安価にな
る。
【0030】さらに、長孔11および小孔21は第2研
磨パッド2の厚さ方向に貫通するように形成されている
ため、研磨が進行して第2研磨パッド2が磨耗した際に
も、長孔11および小孔21が無くなることはない。こ
のため、溝を有する研磨パッドよりもパッド寿命を延ば
すことができる。
【0031】次に、上記第1、第2研磨パッド1、2を
用いて、長孔の長さ、長孔の幅、長孔の幅方向のピッチ
を変えて搬送時のトラブルが発生する確率を調査した。
前記図1、図2中に示した長孔11の長手方向の間隔d
は10mmに固定した。各研磨では、シリコンウエハ表
面に酸化シリコンのベタ膜を形成したものを被研磨物と
し、その酸化シリコン膜を被研磨面として1分間研磨し
て、そのシリコンウエハを搬送できるかどうかを、10
回調べた。その結果を表1にまとめる。
【0032】
【表1】
【0033】上記調査において、第1、第2研磨パッド
1、2には、発泡ポリウレタン製のもの(例えば、ロデ
ール社製の厚さ1.2mmのIC1000単層品)、お
よび上層が発泡ポリウレタン製で下層がPET(ポリエ
チレンテレフタレート)製よりなる積層されたもの(例
えば、上層がロデール社製の厚さ1.2mmのIC10
00で下層が同社製の厚さ1.2mmのSUBA400
よりなる積層された研磨パッド)を用いた。
【0034】第1、第2研磨パッド1、2を研磨定盤
(図示せず)に接着するには、単層品の研磨パッドの場
合には両面粘着テープを用いた。上記調査では、研磨定
盤にスラリーが直接触れ無いようにするために、第1、
第2研磨パッド1、2をパンチング加工して長孔11、
小孔21等を形成した後、両面粘着テープを用いて研磨
定盤に接着した。なお、第1、第2研磨パッド1、2に
両面粘着テープを貼った後に、両面粘着テープとともに
第1、第2研磨パッド1、2をパンチング加工して長孔
11、小孔21等を形成すれば、両面粘着テープにも孔
が形成されたものが得られる。このように両面粘着テー
プにも長孔11、小孔21が形成されていても、本発明
の効果には影響は無い。
【0035】一方、積層品には、IC1000のみ孔を
貫通させたものと、IC1000およびSUBA400
の両方に孔を貫通させたものとを作製した。IC100
0とSUBA400は両面テープで接着するので、接着
前にIC1000にパンチングで孔を形成した後に接着
すれば、IC1000のみ孔を貫通させたものが得ら
れ、接着後にパンチングで孔を形成すれば、両方に孔を
貫通させたものが容易に作製できる。
【0036】IC1000をSUBA400に接着する
には両面粘着テープを用いた。その際、IC1000の
み孔を貫通させたものでは、IC1000に両面粘着テ
ープを貼る前にパンチング加工を行えば両面粘着テープ
に孔が無いものが得られ、両面テープを貼った後にパン
チング加工すれば両面粘着テープに孔が形成されたもの
が得られる。両面粘着テープの孔に関しては、あっても
無くても本発明の効果に影響は無いが、今回は、下層S
UBA400へのスラリー浸透が無いということから両
面粘着テープに孔を形成しないものを作製して用いた。
【0037】IC1000とSUBA400との両方に
孔を貫通させたものでは、研磨定盤への接着用として両
面粘着テープを用いた。両面粘着テープを貼る前にパン
チング加工を行えば両面粘着テープに孔が形成されない
ものが得られ、両面粘着テープを貼った後にパンチング
加工を行えば両面粘着テープにも孔が形成されたものが
得られる。両面粘着テープの孔に関しては、あっても無
くても本発明の効果に影響は無いが、今回は、研磨定盤
へスラリーが直接触れ無いことから両面粘着テープに孔
を形成しないものを作製して用いた。
【0038】上記表1より、IC1000の単層品から
なる第1研磨パッド1では、長さ20mm以上の長孔1
1が形成された場合に、ウエハの搬送エラーが0であっ
た。ただし、長孔11とともに小孔21が形成された第
2研磨パッド2の場合には長孔11のピッチpが100
mm以上となると搬送エラーが生じた。
【0039】また、IC1000とSUBA400との
積層品からなるからなりIC1000のみに長孔11が
形成された第1研磨パッド1では、長さ20mm以上の
長孔11が形成された場合に、ウエハの搬送エラーが0
であった。ただし、長孔11とともに小孔21が形成さ
れた第2研磨パッド2の場合には長孔11のピッチpが
100mm以上となると搬送エラーが生じた。
【0040】また、IC1000とSUBA400との
積層品からなるからなりIC1000とSUBA400
とを貫通する長孔11が形成された第1研磨パッド1で
は、長さ20mm以上の長孔11が形成された場合に、
ウエハの搬送エラーが0であった。ただし、長孔11と
ともに小孔21が形成された第2研磨パッド2の場合に
は長孔11のピッチpが100mm以上となると搬送エ
ラーが生じた。
【0041】また、表1の最下段には、比較例として、
長孔11を形成しない研磨パッドによる結果を示した。
その結果、単層品、積層品を問わず、また小孔の有無を
問わず、いずれの研磨パッド構成であっても、ウエハの
搬送エラーが生じた。これによって、ウエハの搬送エラ
ーの防止に対して長孔11が有効であることがわかる。
【0042】したがって、長孔11は20mm以上の長
さが必要であることがわかった。さらに長孔の幅方向の
ピッチpは100mm未満とする必要があることがわか
った。また、長孔11の幅の下限は、長孔11間の研磨
パッドの剛性を考慮して長孔11の幅の2倍以上とし
た。
【0043】次に、本発明の第1、第2研磨パッドに形
成される長孔に係る実施の形態を、図3の平面図によっ
て説明する。
【0044】図3に示すように、第1研磨パッド1(第
2研磨パッド2)に長孔11が放射状に配置されて形成
されていてもよい。図面では放射状方向に一つの長孔1
1が形成されたものを示したが、放射状方向に複数の長
孔が形成されていてもよい。図3では小孔21の記載を
省略したが、前記図2で説明したように小孔21が形成
されていてもよい。なお、小孔21の配置は格子点状に
限定されることはなく、所定のピッチで研磨パッドの全
面に形成されるものであればよい。
【0045】上記構成の研磨パッドでは、長孔11の長
さを十分に、例えば被研磨物(例えばウエハ)の半径よ
り大きくとり、放射状に配置することで、ウエハへの負
圧がより生じにくい構造とすることができる。このよう
な長孔11をパンチング加工で形成することで、溝に比
べて比較的自由な形状に形成できることは本構成の利点
の一つである。
【0046】次に、本発明の第1、第2研磨パッドに形
成される長孔に係る実施の形態を、図4の平面図によっ
て説明する。
【0047】図4に示すように、第1研磨パッド1(第
2研磨パッド2)に円弧状の長孔11が例えば同心円状
に配置されて形成されていてもよい。図面では同心円状
に2列の長孔11が形成されている場合を示したが、3
列以上に形成されていてもよい。図4では小孔21の記
載を省略したが、前記図2で説明したように小孔21が
形成されていてもよい。なお、小孔21の配置は格子点
状に限定されることはなく、所定のピッチで研磨パッド
の全面に形成されるものであればよい。
【0048】上記構成の研磨パッドでは、上記長孔11
の長さを例えば被研磨物(例えばウェハ)の半径よりも
十分に大きくとり、この長孔11を円弧状に形成するこ
とで、ウエハへの負圧がより生じにくい構造とすること
ができ、かつ、平行へ放射状の配置に比べてスラリーの
保持性が向上するのでスラリーの使用量を削減すること
ができる。このように長孔11および小孔21をパンチ
ング加工で形成することで、溝に比べて比較的自由な形
状に形成できることはこの構成の利点の一つである。
【0049】次に、本発明の第1研磨パッドに係る第2
実施の形態を、図5の平面図によって説明する。図5で
は、ベルト式の研磨装置に用いられるような四角い研磨
パッドを示す。なお、平面図では小孔の図示を省略し
た。
【0050】図5に示すように、研磨パッド5は、この
研磨パッド5を厚さ方向に貫通する複数の長孔11が、
行方向および列方向にそろえて設けられているものであ
る。上記研磨パッド5は、例えば、発泡ウレタンやウレ
タンのような樹脂からなる。その厚さは一般敵な研磨パ
ッドの厚さと同程度であり、例えば0.5mm〜3.0m
m程度の厚さを有している。上記長孔11は、上記研磨
パッド1に収まりその長手方向の長さLが20mm以上
を有し、また上記長孔11は、その短手方向の長さ(以
下幅という)Wの2倍以上100mm未満になるピッチ
pで形成されている。なお、長孔11の長手方向の間隔
dは適宜設定されるがここでは一例として10mmとし
た。また、上記長孔11は、行方向および列方向のいず
れか一方もしくは両方にずらして形成されていてもよ
い。
【0051】次に、本発明の第2研磨パッドに係る第2
実施の形態を、図6の平面図および部分拡大図によって
説明する。なお、平面図では小孔の図示を省略した。以
下の説明で用いた符号は前記図2および図5で用いたも
のと同様である。
【0052】図6に示すように、この第2実施の形態の
研磨パッド6は、前記図5によって説明した研磨パッド
5に前記図2によって説明したのと同様なる小孔21を
形成したものである。すなわち、研磨パッド6を厚さ方
向に貫通する長孔11が、例えば行方向および列方向に
そろえて形成され、かつ研磨パッド6を厚さ方向に貫通
するもので直径Dが10mm以下、好ましくは5mm以
下の複数の小孔21を設けたものである。すなわち、上
記長孔11は、上記研磨パッド6に収まりその長さLが
20mm以上を有し、また上記長孔11は、その幅Wの
2倍以上100mm未満になるピッチp1で形成されて
いる。なお、長孔11の長手方向の間隔dは適宜設定さ
れるがここでは一例として10mmとした。また、上記
長孔11は、行方向および列方向のいずれか一方もしく
は両方にずらして形成されていてもよい。
【0053】さらに上記小孔21は、例えば直径D=
1.8mmの孔で構成され、格子点状にピッチp2x=
=p2y=5mmにて一様に配置されている。なお、小
孔21は上記長孔11と重ならないように形成されてい
ることが好ましい。また、小孔21の配置は格子点状に
限定されることはなく、所定のピッチで研磨パッドの全
面に形成されるものであればよい。
【0054】上記構成では、ベルトの駆動方向と平行に
長孔11が形成されているが、長孔11の配置方向は、
ベルトの駆動方向に対して斜め方向であってもよく、ま
た直角方向であってもよい。
【0055】上記説明した実施の形態では、長孔11と
小孔21とを一回のパンチング加工で形成することを説
明したが、長孔11と小孔21とをそれぞれ独立にパン
チング加工により形成してもよい。この方法により研磨
パッドの作製が容易になる場合としては、例えば、小孔
21のピッチに比べて、長孔11の幅を広くしたい場合
がある。具体的には、一例として、小孔21のピッチが
5mmで7mm幅の長孔11を形成したい場合がある。
または長孔11が小孔21に重なる部分がある場合があ
る。具体的には、小孔21が格子点状に配置され、長孔
11が放射状または円弧状に配置される場合などがあ
る。
【0056】また、研磨パッドに光学式終点検出用の窓
が形成される場合には、窓部には孔が形成されない方が
ウエハへの入射光を遮らないため有利であるが、窓に孔
を形成したとしても、本発明の有効性は変わらない。
【0057】上記実施の形態では、研磨パッドの一例と
してIC1000を用いたが、市販の不織布からなる研
磨パッド、スエード状研磨パッド、その他樹脂材料から
なる研磨パッドなど、研磨パッドの材質に係わりなく、
上記説明したのと同様の効果が得られる。また、固定砥
粒が含有されている研磨パッドであっても、本発明の有
効性は変わらないので、上記説明したのと同様なる効果
が得られる。
【0058】次に、本発明の研磨装置について、図7お
よび図8に示す概略構成斜視図により説明する。
【0059】第1の研磨装置は、被研磨材料の被研磨面
に研磨パッドが接触し、相対的に摩擦運動することによ
り被研磨面を研磨する前記研磨パッド1〜4のうちの一
つを備えるものである。
【0060】すなわち、図7に示すように、第1の研磨
装置101は、例えば矢印ア方向に回動自在な研磨定盤
111を備えている。この研磨定盤111は図示しない
回動駆動装置に接続された回転軸112を介して回動さ
れる。また、研磨定盤111上には、前記図1〜図4に
よって説明した研磨パッド1〜4のうちの一つが装着さ
れている。ここでは研磨パッド1を装着した。以下、研
磨パッド1で説明する。装着方法は、一般的な研磨パッ
ドの装着方法、例えば粘着シート(粘着テープも含む)
もしくは粘着剤を用いる方法による。具体的には、前記
説明した方法による。
【0061】上記研磨パッド1が装着される研磨定盤1
11に対向する位置、通常は研磨定盤111の回転中心
を外した位置に対向するように、研磨ヘッド115が備
えられている。この研磨ヘッド115は昇降自在に構成
されている。さらに、この研磨ヘッド115は図示しな
い回動駆動装置に接続された回転軸116を介して例え
ば矢印イ方向に回動される。また、この研磨ヘッド11
5の研磨定盤111に対向する面は、被研磨物301が
装着されるようになっている。被研磨物の装着方法は、
真空吸着、静電吸着、接着剤を用いた接着、粘着シート
を用いた接着等、種々の方法を採用することができる。
さらに、研磨定盤111の上方で研磨ヘッド115の近
傍には、研磨パッド1上に研磨スラリー131(便宜
上、矢印で示す)を供給するためのノズル121が備え
られている。そしてこの研磨スラリー131は、研磨定
盤111の回動とともに研磨パッド1と被加工物301
との間に入り込むように供給される。
【0062】本発明の第1の研磨方法を以下に説明す
る。一例として、上記第1の研磨装置101を用いて研
磨を行う方法を説明する。まず、研磨パッド1〜4のう
ちの所望の研磨パッドを研磨定盤111に装着する。ま
た研磨ヘッド115には被研磨物301を装着する。そ
の後、ノズル121より研磨スラリー131を研磨パッ
ド1上に供給するとともに、研磨定盤111を回動させ
る。また、研磨ヘッド115も回動させる。そして、所
望の加工圧力となるように、研磨パッド1に被研磨物3
01を接触させて、被研磨物301の被研磨面を研磨す
る。研磨条件の一例としては、研磨スラリー131に
は、例えば水酸化カリウム(KOH)ベースのフューム
ドシリカ系スラリーを用い、加工圧力を300g/cm
2 、回転数を被研磨物(例えばウエハ)に対する研磨パ
ッドの周速度が60m/minになるように設定した。
研磨が終了した後は、被加工物301を研磨パッド1よ
り引き離し、研磨スラリー131の供給を停止するとと
もに、研磨定盤111および研磨ヘッド115の回動を
停止する。その後、研磨ヘッド115より被加工物30
1を脱着すればよい。なお、脱着前に被研磨物301の
被研磨面を洗浄してもよい。
【0063】第2の研磨装置は、被研磨材料の被研磨面
に研磨パッドが接触し、相対的に摩擦運動することによ
り被研磨面を研磨する前記研磨パッド5〜6のうちの一
つを備えるベルト式の研磨装置である。
【0064】すなわち、図8に示すように、第2の研磨
装置201は、平行に配置された回動自在なローラ21
1,212を備え、これらローラ211,212に巻装
されるベルト式の前記図5もしくは図6によって説明し
た研磨パッド5もしくは6を備えている。ここでは一例
として、研磨パッド5を用いた。以下、研磨パッド5で
説明する。この研磨パッド5は、上記ローラ211,2
12によって撓みのないように張られている。また、上
記ローラ211,212間には、研磨パッドが内側に撓
むのを防止するもので、すなわち研磨パッドを内側より
研磨ヘッド215方向に支えるもので、研磨パッドが摺
動自在となるガイド(図示せず)を設けることが好まし
い。また上記ローラ211,212の少なくともいずれ
か一方は、回動駆動装置により例えば矢印カ方向に回動
される。それによって、研磨パッド4は矢印キ方向に回
動する。
【0065】上記研磨パッド5の研磨面に対向するよう
に、研磨ヘッド215が備えられている。この研磨ヘッ
ド215は昇降自在に構成されている。さらに、この研
磨ヘッド215は図示しない回動駆動装置に接続された
回転軸216を介して回動される。また、この研磨ヘッ
ド215の研磨パッド5に対向する面は、被研磨物30
1が装着されるようになっている。被研磨物301の装
着方法は、真空吸着、静電吸着、接着剤を用いた接着、
粘着シートを用いた接着等、種々の方法を採用すること
ができる。さらに、研磨パッド5の上方で研磨ヘッド2
15の近傍には、研磨パッド5上に研磨スラリー231
(便宜上、矢印で示す)を供給するためのノズル221
が備えられている。そしてこの研磨スラリー231は、
研磨定盤111の回動とともに研磨パッド5と被加工物
301との間に入り込むように供給される。
【0066】本発明の第2の研磨方法を以下に説明す
る。一例として、上記第2の研磨装置201を用いて研
磨を行う方法を説明する。まず、研磨パッド5もしくは
6のうち所望の研磨パッドを選択する。ここでは研磨パ
ッド5を用いた。よって以下の説明では研磨パッド5で
説明する。また研磨ヘッド115には被研磨物301を
装着する。その後、ノズル121より研磨スラリー23
1を研磨パッド5上に供給するとともに、ローラ21
1,212を回動させることにより研磨パッド5を回動
させる。また、研磨ヘッド115も回動させる。そし
て、所望の加工圧力となるように、研磨パッド5に被研
磨物301を接触させて、被研磨物301の被研磨面を
研磨する。研磨条件の一例としては、研磨スラリー23
1には、例えば水酸化カリウム(KOH)ベースのフュ
ームドシリカ系スラリーを用い、加工圧力を300g/
cm2 、回転数を被研磨物(例えばウエハ)に対する研
磨パッドの周速度が60m/minになるように設定し
た。研磨が終了した後は、被加工物301を研磨パッド
5より引き離し、研磨スラリー231の供給を停止する
とともに、研磨パッド5(ローラ211,212)およ
び研磨ヘッド115の回動を停止する。その後、研磨ヘ
ッド115より被加工物301を脱着すればよい。な
お、脱着前に被研磨物301の被研磨面を洗浄してもよ
い。
【0067】上記説明した研磨方法は一例であって、研
磨条件は、研磨対象に応じて適宜変更することができ
る。また、従来から用いられている研磨条件を用いるこ
ともできる。
【0068】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の第1研磨
パッドによれば、研磨パッドを厚さ方向に貫通する複数
の長孔が設けられているので、被研磨面と研磨パッド表
面との間の密閉性を低下させて負圧が生じにくくするこ
とができる。このため、研磨終了後に研磨パッド表面よ
り被研磨物を容易に取り除くことができる。また、長孔
をパンチング加工で形成することができるので、従来の
切削加工により形成される溝を有する研磨パッドを用い
る従来の研磨パッドよりも製造コストが安価になる。さ
らに、長孔は研磨パッドの厚さ方向に貫通するように形
成されているので研磨パッドが磨耗しても長孔が無くな
ることはないため、溝を有する研磨パッドよりもパッド
寿命を延ばすことができる。
【0069】本発明の第2研磨パッドによれば、研磨パ
ッドを厚さ方向に貫通する複数の孔が設けられていて、
この複数の孔のうちの一部は長孔で形成されているの
で、第1研磨パッドと同様の効果が得られる。さらに、
長孔以外の複数の孔が設けられているので、研磨抵抗の
上昇を抑えることができる。さらに、長孔内に研磨液を
留めることができるので、従来の溝を形成した研磨パッ
ドと比較して研磨液量を減らすことができる。また、長
孔を含む複数の孔は1回のパンチング加工で形成するこ
とができるので、切削加工により形成される溝を有する
従来の研磨パッドを使用するよりも製造コストが安価に
なる。さらに、長孔は研磨パッドの厚さ方向に貫通する
ように形成されているので研磨パッドが磨耗しても長孔
が無くなることはないため、溝を有する研磨パッドより
もパッド寿命を延ばすことができる。
【0070】本発明の研磨装置によれば、研磨パッドの
製造コストを安価にできる本発明の研磨パッドが装着さ
れていることから、研磨装置の運用費用を低減すること
ができる。さらに、本発明の研磨パッドは従来の溝を有
する研磨パッドよりもパッド寿命が長いので、研磨パッ
ドの交換頻度を低減することができる。その結果、研磨
装置の運用費用を低減することができる。それととも
に、本発明の研磨パッドの作用効果を得ることができ
る。
【0071】本発明の研磨方法は、研磨パッドの製造コ
ストを安価にできる本発明の研磨パッドを用いることか
ら、研磨コストを低減することができる。さらに、本発
明の研磨パッドは従来の溝を有する研磨パッドよりもパ
ッド寿命が長いので、研磨パッドの交換頻度を低減する
ことができる。その結果、研磨コストを低減することが
できる。それとともに、本発明の研磨パッドの作用効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1研磨パッドに係る第1実施の形態
を示す平面図および部分拡大図である。
【図2】本発明の第2研磨パッドに係る第1実施の形態
を示す平面図および部分拡大図である。
【図3】本発明の第1、第2研磨パッドに形成される長
孔に係る実施の形態を示す平面図である。
【図4】本発明の第1、第2研磨パッドに形成される長
孔に係る実施の形態を示す平面図である。
【図5】本発明の第1研磨パッドに係る第2実施の形態
を示す平面図である。
【図6】本発明の第2研磨パッドに係る第2実施の形態
を示す平面図である。
【図7】本発明の第1の研磨装置に係る実施の形態を示
す概略構成斜視図である。
【図8】本発明の第2研磨装置に係る実施の形態を示す
概略構成斜視図である。
【図9】従来技術1の研磨パッドを示す平面図、部分拡
大図およびA−A’線断面図である。
【図10】従来技術3の研磨パッドを示す平面図、部分
拡大図およびB−B’線断面図である。
【符号の説明】
1…第1研磨パッド、11…長孔

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨物を研磨する研磨パッドにおい
    て、 前記研磨パッドを厚さ方向に貫通する複数の長孔が設け
    られていることを特徴とする研磨パッド。
  2. 【請求項2】 前記長孔は、前記研磨パッド内に収まる
    ように形成されかつ前記長孔の長手方向の長さが20m
    m以上のものからなることを特徴とする請求項1記載の
    研磨パッド。
  3. 【請求項3】 前記長孔の短手方向のピッチは、前記長
    孔の短手方向の長さの2倍以上100mm未満に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の研磨パッド。
  4. 【請求項4】 被研磨物を研磨する研磨パッドにおい
    て、 前記研磨パッドを厚さ方向に貫通する複数の孔が設けら
    れていて、前記複数の孔のうちの一部は長孔からなるこ
    とを特徴とする研磨パッド。
  5. 【請求項5】 前記長孔は、前記研磨パッド内に収まる
    ように形成されかつ前記長孔の長手方向の長さが20m
    m以上のものからなることを特徴とする請求項4記載の
    研磨パッド。
  6. 【請求項6】 前記長孔の短手方向のピッチは、前記長
    孔の短手方向の長さの2倍以上100mm未満に形成さ
    れていることを特徴とする請求項4記載の研磨パッド。
  7. 【請求項7】 被研磨材料の被研磨面に研磨パッドが接
    触し、 相対的に摩擦運動することにより被研磨面を研磨する研
    磨装置において、 前記研磨パッドは、前記研磨パッドを厚さ方向に貫通す
    る複数の長孔が設けられていることを特徴とする研磨装
    置。
  8. 【請求項8】 前記長孔は、前記研磨パッド内に収まる
    ように形成されかつ前記長孔の長手方向の長さが20m
    m以上のものからなることを特徴とする請求項7記載の
    研磨装置。
  9. 【請求項9】 前記長孔の短手方向のピッチは、前記長
    孔の短手方向の長さの2倍以上100mm未満に形成さ
    れていることを特徴とする請求項7記載の研磨装置。
  10. 【請求項10】 被研磨材料の被研磨面に研磨パッドが
    接触し、 相対的に摩擦運動することにより被研磨面を研磨する研
    磨装置において、 前記研磨パッドは、前記研磨パッドを厚さ方向に貫通す
    る複数の孔が設けられていて、前記複数の孔のうち一部
    は長孔からなることを特徴とする研磨装置。
  11. 【請求項11】 前記長孔は、前記研磨パッド内に収ま
    るように形成されかつ前記長孔の長手方向の長さが20
    mm以上のものからなることを特徴とする請求項10記
    載の研磨装置。
  12. 【請求項12】 前記長孔の短手方向のピッチは、前記
    長孔の短手方向の長さの2倍以上100mm未満に形成
    されていることを特徴とする請求項10記載の研磨装
    置。
  13. 【請求項13】 被研磨材料の被研磨面に研磨パッドが
    接触し、 被研磨面と研磨パッドとが相対的に摩擦運動することに
    より被研磨面を研磨する研磨方法において、 前記研磨パッドは、前記研磨パッドを厚さ方向に貫通す
    る複数の長孔が設けられていることを特徴とする研磨方
    法。
  14. 【請求項14】 前記長孔は、前記研磨パッド内に収ま
    るように形成されかつ前記長孔の長手方向の長さが20
    mm以上のものからなることを特徴とする請求項13記
    載の研磨方法。
  15. 【請求項15】 前記長孔の短手方向のピッチは、前記
    長孔の短手方向の長さの2倍以上100mm未満に形成
    されていることを特徴とする請求項13記載の研磨方
    法。
  16. 【請求項16】 被研磨材料の被研磨面に研磨パッドが
    接触し、 被研磨面と研磨パッドとが相対的に摩擦運動することに
    より被研磨面を研磨する研磨方法において、 前記研磨パッドは、前記研磨パッドを厚さ方向に貫通す
    る複数の孔が設けられていて、前記複数の孔のうち一部
    は長孔からなることを特徴とする研磨方法。
  17. 【請求項17】 前記長孔は、前記研磨パッド内に収ま
    るように形成されかつ前記長孔の長手方向の長さが20
    mm以上のものからなることを特徴とする請求項16記
    載の研磨方法。
  18. 【請求項18】 前記長孔の短手方向のピッチは、前記
    長孔の短手方向の長さの2倍以上100mm未満に形成
    されていることを特徴とする請求項16記載の研磨方
    法。
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