JP2003295571A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003295571A
JP2003295571A JP2002100001A JP2002100001A JP2003295571A JP 2003295571 A JP2003295571 A JP 2003295571A JP 2002100001 A JP2002100001 A JP 2002100001A JP 2002100001 A JP2002100001 A JP 2002100001A JP 2003295571 A JP2003295571 A JP 2003295571A
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Yusuke Ishida
祐介 石田
Yuuji Betsushiyo
勇爾 別所
Tsuneji Masuda
恒司 桝田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛散トナーによる混色防止。 【解決手段】 ブラック固定現像器+三色ロータリー現
像器の構成において、ブラック現像動作中、ロータリー
が一定の間隔で回転動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真記録方式
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数色のトナー像を重ね合わせてカラー
画像を形成する画像形成装置においては、従来から色ズ
レのないカラー画像を得ることを目的として、例えば図
4に示すような中間転写体を用いた画像形成装置が提案
されている。
【0003】この画像形成装置は、電子写真感光体50
の周囲に帯電手段51、露光手段52、現像手段53を
配置し、各色に分解した画像情報により順次各色につい
て、帯電、露光、現像工程を行ってトナー像を形成し、
それを中間転写体54上に重ね合わせて搬送ローラ55
によって搬送される紙等の転写材56にカラー画像を形
成するものである。
【0004】前記現像手段53としては、回転切り替え
方式のイエロー現像器53y、マゼンタ現像器53m、
シアン現像器53cの3色トナーを含む回転現像手段5
3aと、固定式のブラック現像器を有する固定現像手段
53bとによって構成するようにしている。
【0005】上記回転切り替え式の回転現像手段53a
は、電子写真感光体50の周囲に順番に配置したときに
生ずる現像器形状を各々異ならせる必要がなく、また色
トナー現像器を回転切り替え可能とすることで、装置の
小型化が可能となる利点がある。
【0006】また、固定現像手段53bは一般的に消費
量が多いブラックトナーの容量を大きくできる利点を有
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成をとる画像形成装置において、以下に述べるような問
題が発生する場合があった。
【0008】一般に、現像装置中のトナーは、劣化によ
るトナートリボの低下などによって飛散が発生し、他の
現像装置の現像剤担持体表面に飛散トナーが堆積するこ
とによって、混色による色味変動が発生し、問題になっ
ている。特に上記構成のように固定現像器が他の現像装
置より上流に配置されている場合、上流の固定現像器か
ら飛散したトナーが下流の現像装置に多量に堆積すると
いう問題が発生する場合があった。
【0009】そこで上記問題の対策として特開平4−5
1026号公報などによって、現像装置の現像剤規制部
材にバイアスを印加することによって、トナー飛散を防
止できることが知られている。また、特開平07−02
0753号公報などによって現像装置近傍にファンを設
置することによって飛散トナーを回収できることが知ら
れている。更に特開平09−269655号公報によっ
て回転現像手段表面をカバーで覆うことによって、飛散
トナーによる汚染を防止することが知られているが、い
ずれの方法もコストがかかり、実用的ではない。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にか
かる画像形成装置において解決される。すなわち、像担
持体と、帯電バイアスを印加することで該像担持体の帯
電を行う帯電装置と、該像担持体の帯電処理面に静電潜
像を形成する画像情報書き込み装置と、該静電潜像を現
像剤により顕像化する固定現像手段と、少なくとも2個
以上の現像手段を回転可能に支持した回転現像手段によ
って現像する現像装置を備えた画像形成装置において、
前記固定現像手段が現像動作を行っている間、前記回転
現像手段が現像動作を行うことなく回転することによっ
て、現像剤の混色による色味変動を軽減し、高品質なカ
ラー画像を形成することができる。
【0011】
【作用】固定現像手段が現像動作を行っている間、回転
現像手段が現像動作を行うことなく回転することによっ
て、飛散したトナーが固定現像手段下流に位置する特定
の現像装置に堆積することを防止し、回転現像手段の全
ての現像装置に均等に堆積させることによって、現像剤
の混色による色味変動を軽減し、高品質なカラー画像を
形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)まず、図1、
図2を参照して本発明の第1実施形態に係る電子写真画
像形成装置について説明する。尚、図1は電子写真画像
形成装置の全体模式説明図であり、図2は現像手段の構
成模式説明図である。
【0013】本実施形態に係る電子写真画像形成装置
は、図1に示すように、円筒状の基体上に有機感光体で
できた感光層を形成した電子写真感光体である感光体ド
ラム1が図1の矢印A方向に所定の周速度をもって回転
可能に取り付けられている。尚、本実施形態では外径5
0mmのアルミ製シリンダー状に有機感光材料による感
光層を形成し、更にトナーの離型性を向上させ、感光層
の削れ防止のための表面保護層を設けている。
【0014】前記感光体ドラム1は帯電手段である帯電
ローラ2によりその周面が所定の極性・電位に一様に帯
電される。そしてその帯電面に、露光手段3から出力さ
れる、図示しない画像読み取り装置やパーソナルコンピ
ュータ等の画像信号発生装置等からプリントインターフ
ェースを介して入力された画像情報の画素信号に対応し
て変調(オン/オフ変換)されたレーザー光4による走
査露光がなされることで、画像情報の静電潜像が形成さ
れる。5はレーザー光反射ミラーであり、露光手段3か
らの出力レーザー光4を感光体ドラム1に対して偏向す
る。
【0015】6は現像手段であり、イエロートナー現像
器6Y、マゼンタトナー現像器6M、シアントナー現像
器6Cの切り替え式の回転現像手段6aと、黒用のブラ
ックトナー現像器6Bを有する固定現像手段6bから構
成されている。尚、本実施形態においては、ブラックは
磁性一成分トナー、他の3色は磁性キャリアと非磁性ト
ナーとを含む二成分現像剤を採用している。
【0016】前記回転現像手段6aは、回転支持装置6
cによって図1の矢印B方向へ回転可能に支持され、前
述したカラートナー現像器6Y,6M,6Cが順次感光
体ドラム1に対向して各色トナーによる現像が行われる
ようになっている。前記回転現像手段6aは装置本体7
に対して着脱可能なプロセスカートリッジとして構成さ
れており、各カラートナー現像器6Y,6M,6C内の
トナーがなくなったときに回転現像手段6aを交換する
ことによって再び画像形成が可能になる。また、前記回
転手段6aはコピー動作時以外においては、常に一定の
位置(ホームポジション)に存在している(図9)。更
に、前記回転手段6aは前述したカラートナー現像が終
了した時点においても前記ホームポジションになる構成
を有している。本実施形態におけるホームポジション位
置は、感光ドラムと現像スリーブが現像動作時での対抗
位置を0°とした場合、60°上流位置にイエロー現像
器6Yが存在し、60°下流位置にマゼンタ現像器6M
が存在し、180°上流位置にシアン現像器6Cが存在
している。
【0017】一方、固定現像手段6bは消費量の多いブ
ラックトナーを収納した現像器を有するものであり、前
記回転現像手段6aと同様にプロセスカートリッジとし
て構成され、装置本体に着脱可能に構成されている。こ
の固定現像手段6bは装置本体7に装着された状態で
は、図2に示すように、回転可能なトナー担持体である
現像スリーブ6b1が感光体ドラム1と微少間隙(本実
施形態では50μm〜500μm)をもって保持され、
現像スリーブ6b1に担持されているトナーを感光体ド
ラム1に向けて供給するための現像領域が形成されてい
る。
【0018】更に、トナー容器6b2内にはトナーを前
記現像スリーブ6b1側へ送り出す送り手段6b3が設
けられており、この送り手段6b3によって送り出され
たトナーを現像スリーブ6b1に供給するための供給ロ
ーラ6b4が収容されている。この供給ローラ6b4は
現像スリーブ6b1への安定供給、均一なトナー塗布を
達成するために、ポリウレタン、シリコーン等のゴム発
泡材質が好ましく用いられる。更には前記供給ローラ6
b4を現像スリーブ6b1に当接させると共に、周速差
をもたせながら図2の矢印C方向へ回転させることが好
ましい。また、現像スリーブ6b1の上方には、現像ス
リーブ6b1に担持されているトナーの層厚を規制する
規制部材としての現像ブレード6b5が設けられ、且つ
現像スリーブ6b1の下方にはトナー容器6b2の下部
から外部へのトナーの吹き出しを防止するための吹出防
止シート6b6が設けられている。
【0019】上記現像手段の構成において、感光体ドラ
ム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される
(本実施形態では約−600V)。次に、第1色目(例
えばイエロー)の画像データに応じてON/OFF制御
された露光手段3による露光走査がなされ、第1色目の
静電潜像(本実施形態にあっては約−100V)が感光
体ドラム1に形成される。この第1色目の静電潜像は第
1色目のイエロートナー(−極性)を内包したイエロー
現像器6Yによって現像、可視像化される。そして、こ
の可視像化された第1のトナー像は、感光体ドラム1に
所定の押圧力を持って圧接され、感光体ドラム1の周速
度と略等速の速度(本実施形態にあっては100mm/
s)をもって矢印D方向へ回転駆動される中間転写体ド
ラム8とのニップ部において、該中間転写体ドラム8表
面に転写される。
【0020】尚、本実施形態では前記中間転写体ドラム
8として、アルミ製シリンダー上に、NBRゴム等から
なる導電弾性層の表面に、カーボン、フッ素樹脂等を分
散したウレタン樹脂からなる離型性を有する表層を形成
し、抵抗値を約10〜10 10Ω.cmとし、外径1
53mmのものを使用している。
【0021】前記中間転写体ドラム8への転写の際、該
ドラム8に対しては、トナーの帯電極性(−)とは逆極
性で、予め設定された電圧(本実施形態では+100
V)が印加される。この転写の際に中間転写体ドラム8
に転写されずに感光体ドラム1上に残ったトナーは、感
光体ドラム1に圧接されたクリーニング手段9であるク
リーニングブレード9aにより掻き取られ、廃トナー容
器9bに回収される。
【0022】そして、上記転写工程を他のトナー(マゼ
ンタ、シアン、ブラック)についても同様に繰り返し、
その都度各々の現像器に内包された色の異なるトナーに
よるトナー像を中間転写体ドラム8に順次転写、積層す
ることによりカラー画像が合成形成される。
【0023】また、図1において、10は中間転写体ド
ラム8から転写材Pに転写されずに残ったトナーを中間
転写体ドラム8から除去するためのクリーナーである。
【0024】前記中間転写体ドラム8に対して、給送カ
セット11から被記録材としての転写材Pが給送ローラ
12a及び搬送ローラ12bにより一枚ずつ給送され、
転写ローラ13へ転写材Pの背面からトナーと逆極性の
電圧(本実施形態にあっては+1000V)を印加する
ことによって転写材Pに対して中間転写体ドラム8側の
フルカラートナー像が転写形成される。
【0025】そして、前記フルカラートナー像の転写を
受けた転写材Pは中間転写体ドラム8から分離されて定
着手段14へ導入され、トナー像の加熱定着を受けて排
出トレー15へ排出されるように構成されている。
【0026】ここで、上記構成において現像手段6bに
よって黒単色連続コピーを行った場合、現像装置6b中
の現像スリーブ6b1からブラックトナーの飛散が生
じ、回転現像手段6cのホームポジションにおいて現像
装置6b下流に存在する6Yに飛散トナーが堆積し、そ
の結果、現像スリーブ6aYを汚染し、その後、現像装
置6Yが現像動作を行う、つまり現像スリーブ6aYが
回転した場合、イエロートナーと飛散によるブラックト
ナーが混合し、混色による色味変動が発生した。
【0027】そこで上記問題を解決するために、本実施
形態では黒単色で100枚以上連続コピーを行う場合、
30枚ごとに回転現像手段6aをホームポジション位置
から120°ずつ回転させる動作を行っている。そして
ブラックのコピー動作終了後、回転現像手段6aは再び
ホームポジションに戻る。
【0028】図3に、ブラック単色連続コピー(A4用
紙サイズ、画像デューティー7%の主走査方向横帯))
動作中、上記回転現像手段の上記動作を行わなかった場
合と、図5に、上記回転現像手段の上記動作を行った場
合におけるカラー単色画像(マゼンタ、イエロー、シア
ン)の色味変動の差、つまり色差を示した。それぞれの
初期カラー単色画像(A4用紙サイズ、画像デューティ
ー7%の主走査方向横帯)をイニシャルとして、黒単色
連続30枚コピーごとにイニシャルと同様の画像を形成
しながら1000枚通紙(30枚間欠)し、イニシャル
画像と30枚毎通紙後の画像との色差ΔEをX−Rit
eSP68を用いて測定した。図3、図5の横軸は黒単
色連続コピー時におけるコピー枚数を表し、縦軸はそれ
ぞれのカラー単色の初期との色差を示している。一般的
に許容色差ΔEは6.5以下といわれているが、図3、
図5において、上記動作を行わなかった場合はブラック
単色コピー連続300枚で、その時のイエロー単色の色
差ΔEは6.5になっているのに対し、上記動作を行っ
た場合はブラック単色連続1000枚の場合においても
色差ΔEは全色に関して許容色差(ΔE=6.5)以下
で維持することができた。
【0029】以上より、現像スリーブに堆積した飛散ト
ナーによる混色を軽減することができ、色味変動のない
高品質なカラー画像を形成することができる。
【0030】尚、上記実施形態に関して、様々な実験上
の数値を例にとって該動作を行っているが、これらの数
値はそれぞれ限定されるものでないことは言うまでもな
い。また、単色連続コピー中に該動作を行っているが、
これに限定されるものではなく、連続コピー以外におい
て該動作を行うことにおいても有効である。
【0031】(第2の実施形態)次に第2の実施形態を
以下に説明する。尚、本実施形態における画像形成プロ
セスとしては、前述した第1の実施形態とほぼ同一であ
るため、重複する説明は省略する。
【0032】第1の実施形態において、黒単色連続コピ
ーを行った場合、黒単色現像動作中に回転現像手段が回
転動作を行うことによってカラー現像器の色味変動を軽
減できることを示した。しかし、黒単色連続コピーを更
に長期にわたって行った場合、回転現像手段が、第1の
実施形態における該動作を行った場合においても、イエ
ロー、シアン、マゼンタ全てのカラー単色画像で許容色
差(ΔE=6.5)を超えてしまい、色味変動が発生し
た。
【0033】そこで、本実施形態では黒単色連続コピー
を長期にわたって行った場合、現像剤担持体6aM、6
aC、6aYに堆積した黒トナーを像担持体上に吐き出
す動作を行った。
【0034】本実施形態では、黒単色500枚以上連続
コピーを行う場合、第1の実施形態における、30枚ご
とに回転現像手段6aをホームポジション位置から12
0°ずつ回転させる動作を行うとともに、500枚ごと
に以下に示す飛散トナー吐き出し動作を行う。
【0035】黒単色500枚連続コピー終了時、図6に
おいて、現像装置6Mは回転現像手段6aによって感光
ドラム1表面に近接する現像位置に移動されて、一次帯
電器2によって主走査方向横帯(本実施形態においては
副走査方向10mm)で、一様に−100Vに帯電され
た静電潜像100を形成し、図7において、感光ドラム
1の回転に伴い、現像スリーブ6aMに−300Vのバ
イアスを印加し、感光ドラム1と現像スリーブ6aMと
の間に電位差を発生させ(本実施形態においては200
V)、現像スリーブ6aM表面の飛散トナーを感光ドラ
ム1上の上記静電潜像100に現像する。この間、現像
スリーブ6aMは回転しないことは言うまでもない。図
8において、感光ドラム1上に現像された該トナーは中
間転写ドラム8上転写されることなく(本実施形態にお
いて該動作における転写電流は0μA)、クリーニング
器9により回収される。同様の動作を6C、6Yに関し
ても順次行う。
【0036】図10に、ブラック単色連続コピー(A4
用紙サイズ、画像デューティー7%の主走査方向横
帯))動作中、回転現像手段の上記回転動作を行わず、
且つ上記飛散トナー吐き出し動作を行わなかった場合
の、図11に回転現像手段の上記回転動作を行い、上記
飛散トナー吐き出し動作を行わなかった場合の、そして
図12に、回転現像手段の上記回転動作を行い、且つ上
記飛散トナー吐き出し動作を行った場合におけるカラー
単色画像(マゼンタ、イエロー、シアン)の色味変動の
差、つまり色差を示した。それぞれの初期カラー単色画
像画像(A4用紙サイズ、画像デューティー7%の主走
査方向横帯)をイニシャルとして、黒単色連続30枚コ
ピーごとにイニシャルと同様の画像を形成しながら10
000枚通紙(30枚間欠)し、イニシャル画像と30
枚毎通紙後の画像との色差ΔEをX−RiteSP68
を用いて測定した。図10、図11、図12の横軸は黒
単色連続コピー時におけるコピー枚数を表し、縦軸はそ
れぞれのカラー単色の初期との色差を示している。一般
的に許容色差ΔEは6.5以下といわれているが、図1
0、図11、図12において、図10の場合はブラック
単色コピー連続300枚で、イエロー単色の色差ΔEは
6.5になり、シアン、イエローに関しても10000
枚終了時における色差は許容色差(ΔE=6.5)以下
ではあるものの、顕著になりつつある。また図11の場
合は、ブラック単色連続10000枚の場合において色
差ΔEは全色に関して約8000〜9000枚付近で許
容色差(ΔE=6.5)を超えてしまった。一方、図1
2の場合はブラック単色連続10000枚の場合におい
て色差ΔEは全色に関して許容色差(ΔE=6.5)以
下に維持でき、かつΔEを低い数値で維持することがで
きた。
【0037】以上より、現像スリーブに堆積した飛散ト
ナーによる混色を軽減することができ、色味変動のない
高品質なカラー画像を形成することができる。
【0038】尚、上記実施形態に関して、様々な実験上
の数値を例にとって該動作を行っているが、これらの数
値はそれぞれ限定されるものでないことは言うまでもな
い。また、単色連続コピー終了後に該トナー吐き出し動
作を行っているが、これに限定されるものではなく、単
色連続コピー中に非画像部(紙間)において該動作を行
う、または連続コピー以外において該動作を行うことに
おいても有効である
【0039】
【発明の効果】本発明において、像担持体と、帯電バイ
アスを印加することで該像担持体の帯電を行う帯電装置
と、該像担持体の帯電処理面に静電潜像を形成する画像
情報書き込み装置と、該静電潜像を現像剤により顕像化
する固定現像手段と、少なくとも2個以上の現像手段を
回転可能に支持した回転現像手段によって現像する現像
装置を備えた画像形成装置において、前記固定現像手段
が現像動作を行っている間、前記回転現像手段が現像動
作を行うことなく回転することによって、現像剤の混色
による色味変動を軽減し、高品質なカラー画像を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を説明するための図。
【図2】第1の実施形態を説明するための図。
【図3】第1の実施形態における黒単色コピー枚数と、
イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの単色画像の色差
の関係を表した図。
【図4】従来例を説明するための図。
【図5】第1の実施形態における黒単色コピー枚数と、
イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの単色画像の色差
の関係を表した図。
【図6】第2の実施形態を説明するための図。
【図7】第2の実施形態を説明するための図。
【図8】第2の実施形態を説明するための図。
【図9】第1の実施形態を説明するための図。
【図10】第2の実施形態における黒単色コピー枚数
と、イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの単色画像の
色差の関係を表した図。
【図11】第2の実施形態における黒単色コピー枚数
と、イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの単色画像の
色差の関係を表した図。
【図12】第2の実施形態における黒単色コピー枚数
と、イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれの単色画像の
色差の関係を表した図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桝田 恒司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H300 EA06 EA08 EA10 EB02 EB09 EB12 EB18 EB24 EC02 EC04 EF03 EF08 EG01 EH11 EJ02 EJ09 EJ15 EJ40 EJ45 EJ47 EJ50 EJ52 FF05 GG02 GG29

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、帯電バイアスを印加するこ
    とで該像担持体の帯電を行う帯電装置と、該像担持体の
    帯電処理面に静電潜像を形成する画像情報書き込み装置
    と、該静電潜像を現像剤により顕像化する固定現像手段
    と、少なくとも2個以上の現像手段を回転可能に支持し
    た回転現像手段によって現像する現像装置を備えた画像
    形成装置において、前記固定現像手段が現像動作を行っ
    ている間、前記回転現像手段が現像動作を行うことなく
    回転する機構を有することを特徴とした画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記回転現像手段は前記現像手段が任意
    の位置に移動するように回転動作を行わせることを特徴
    とした請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記固定現像器は前記回転現像器よりも
    上記像担持体の回転方向上流側に配置されていることを
    特徴とした、請求項1、2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記回転現像手段は、前記固定現像手段
    が現像動作を行っている間、あらかじめ設定された前記
    固定現像手段の現像動作回数ごとに、現像動作を行うこ
    となく回転する機構を有することを特徴とした請求項1
    〜3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記固定現像装置はブラックの現像剤を
    内包していて、ブラックは磁性1成分現像剤であり、そ
    れ以外は非磁性トナーと磁性粒子とを混合してなる2成
    分現像剤を内包していることを特徴とする請求項1〜4
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回転現像手段は、前記固定現像手段
    の現像動作終了後、前記回転現像手段の前記現像剤担持
    体が回転動作を行うことなく、前記像担持体上の非画像
    部にトナーを吐き出す動作を行う機構を有することを特
    徴とした、請求項1〜4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記像担持体が、非結晶の珪素を有する
    表面層からなる感光体で構成されていることを特徴とし
    た、請求項1〜6記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

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