JP2003294820A - 測定装置、測定装置の校正方法および記録媒体 - Google Patents

測定装置、測定装置の校正方法および記録媒体

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JP2003294820A
JP2003294820A JP2002096099A JP2002096099A JP2003294820A JP 2003294820 A JP2003294820 A JP 2003294820A JP 2002096099 A JP2002096099 A JP 2002096099A JP 2002096099 A JP2002096099 A JP 2002096099A JP 2003294820 A JP2003294820 A JP 2003294820A
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measurement
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Ryohei Wakai
良平 若井
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Agilent Technologies Japan Ltd
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R35/00Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】測定装置における校正作業の効率改善 【解決手段】測定装置において、校正標準を測定し誤差
モデルを求め、系統誤差の影響を除去した測定結果を表
示する。作業者が該測定結果に満足であれば、校正作業
が終了する。また、作業者が該測定結果に不満であれ
ば、校正標準の所望のパラメータを再測定し、誤差係数
を求め直して系統誤差の影響を除去した測定結果を再表
示する。該測定結果は、校正作業が終了するまで保持さ
れ、校正作業内に校正標準の再測定が行われた時には、
最新の測定結果が参照されるように測定値が保持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、校正機能を備えた測定
装置に係り、特に2以上の測定端子を有する装置におい
て校正時の作業効率を改善した測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの測定装置は、少なからず不完全な
部分が存在し、その装置の測定値と真の値との間にズレ
が生じる。そこで、測定装置は、被測定物(以降、DU
Tと称する)の測定に先立って測定装置を校正し、測定
値からシステマティック誤差の影響を除去できるように
している。以降、システマティック誤差を単に誤差とも
称する。
【0003】ここで、測定装置の一例としてネットワー
クアナライザを例に挙げ、従来の校正方法とその手順に
ついて以下に説示する。図1は、2ポート・ネットワー
クアナライザ100の概略構成を示す図である。図1に
おいて、ネットワークアナライザ100は、CPU12
0と、記憶手段の一例であるメモリ130と、入力装置
140と、測定部150と、出力手段の一例である表示
部160とを備える。なお、それらの構成要素は、バス
110によって互いに接続されている。CPU120
は、メモリ130、入力装置140、測定部150また
は表示部160とデータをやりとりし、必要に応じて演
算処理を実施する。メモリ130は、ネットワークアナ
ライザ100の設定情報や測定部150で得た測定値な
どを記憶する。入力装置140は、ネットワークアナラ
イザ100の外部より命令を受信する。測定部150
は、測定端子であるポートAとポートBとを備え、それ
ぞれのポートにおける入射信号電力および反射信号電力
を測定する事ができる。なお、入射信号はポートにおけ
る出力信号であり、反射信号はポートにおける入力信号
である。
【0004】このようなネットワークアナライザ100
において、ポートAとポートBとの間に2ポート・デバ
イスを接続し、そのデバイスの順方向および逆方向ネッ
トワーク特性を測定する時、信号漏れ、信号反射および
周波数レスポンスに関連した12個のシステマティック
誤差が存在する。測定値からこれらの誤差の影響を除去
する校正法の1つとしてTRL(Thru-Reflect-Line)
校正法がある。TRL校正法は、スルー、リフレクトお
よびラインの3種類の校正標準を使用する事を特徴と
し、2ポート校正において10個の誤差の影響を除去す
る事ができ、非同軸環境やオン・ウェハー測定に利用可
能である。なお、リフレクト標準はオープン標準または
ショート標準のいずれかである。
【0005】図2は、ネットワークアナライザ100で
実施されるTRL校正法の手順を示したフローチャート
である。まず初めに、ステップP21において、入力装
置140からのデータを受け、校正に用いられる校正標
準の特性値の設定が行われる。なお、校正標準の測定に
は、ポートAおよびポートBの両方が用いられる。次
に、ステップP22において、測定部150はポートA
およびポートBに接続される校正標準を測定し、CPU
120は測定部150から該測定値を受けてメモリ13
0へ格納する。TRL校正法は、2ポート校正の場合、
校正標準の12個のパラメータを測定する必要がある。
従って、ステップP23において、それらの測定値が全
て得られたかどうかの判定を行い、全ての測定値が得ら
れるまでステップP22を繰り返すように処理する。そ
して、ステップP24において、CPU120は、メモ
リ130に格納された14個のパラメータ測定値を参照
して、10個の誤差の値を求め該誤差値を誤差係数とし
てメモリ130に格納する。最後に、メモリに格納され
た14個のパラメータ測定値を消去する。ネットワーク
アナライザ100は、上述の手順による校正の実施後、
求められた誤差の影響が除去されたDUTの測定値、す
なわち、補正された測定値を出力する事ができる。
【0006】ところで、校正の実施後、校正標準の接続
の不良や測定端子の多さに起因する校正標準の接続間違
いなどにより誤差を正確に求める事ができず、校正標準
を再度測定しなければならない場合がある。誤差を正確
に求められたかどうかは、補正された測定値を観測する
事によって確認する事ができるが、従来の構成手順によ
れば、補正された測定値は校正の実施後でなければ観測
できない。校正の実施後は、校正標準のパラメータ測定
値が全て消去されており、特定のパラメータのみを再度
測定できず、校正作業の効率は良いものではなかった。
昨今、測定装置とDUTは多くのポートを備えるように
なり再校正時の手間が増大し、この問題は深刻なものと
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の問題点を解消することを課題とするものであっ
て、その目的とするところは、校正作業中に、誤差の影
響が除去された所望のパラメータ測定値を出力する事に
より、校正標準の再測定が必要な時に係る工数を軽減す
る事である。また、他の目的は、校正作業を中断または
終了する時に、校正標準のパラメータ測定値を利用不能
にする事により、該測定値を格納する記憶手段の資源浪
費と、改めて校正作業が行われる際に新しい測定値と古
い測定値との混在に起因する作業者の混乱と、を抑制す
る事である。さらに、他の目的は、N個の測定端子を校
正する時、N個の前記測定端子からN個より少ないM個
の測定端子を選択して得られる前記測定端子の組み合わ
せにおいて、得られた前記組み合わせ毎に前記測定端子
を校正する事により、校正によって得られる誤差係数の
検証と、不良の誤差係数が得られた時の対応と、を容易
にする事である。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】要するに、本第一発明
は、測定端子と記憶手段とを備える測定装置において、
校正標準を用いて測定装置を校正する方法であって、誤
差の影響が除去された所望のパラメータ測定値を出力し
た後、格納された前記校正標準のパラメータ測定値を保
持したまま、前記校正標準の所望のパラメータを再度測
定し、該再測定値を前記記憶手段に格納できるようにし
たものである。また、本第二発明は、第一発明におい
て、校正作業を中断または終了する時に、校正標準のパ
ラメータ測定値を利用不能にするようにしたものであ
る。さらに、本第三発明は、測定端子を備える測定装置
において、校正標準を用いて測定装置を校正する方法で
あって、N個の前記測定端子を校正する時、N個の前記
測定端子からN個より少ないM個の測定端子を選択して
得られる前記測定端子の組み合わせにおいて、得られた
前記組み合わせ毎に前記測定端子を校正するようにした
ものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付の図面に示す実施例に基
づいて説明する。本実施例は、本発明方法により校正さ
れる4ポート・ネットワークアナライザであって、その
概略構成図を図3に示す。
【0010】図3において、ネットワークアナライザ3
00は測定装置の一例であって、制御手段の一例である
CPU320と、記憶手段の一例であるメモリ330
と、入力装置340と、測定手段の一例である測定部3
50と、出力手段の一例である表示部360と、記録媒
体の一例であるハードディスクドライブ(以降、HDD
と称する)370とを備える。なお、それらの構成要素
は、バス310によって互いに接続されている。CPU
320は、HDD370から読み出された校正プログラ
ムを実行する事により、測定部350および表示部36
0などを制御して、ネットワークアナライザ300を校
正する。メモリ330は、ネットワークアナライザ30
0の設定情報や測定部350で得た測定値などを記憶す
る。入力装置340は、図示しないがキーボードやマウ
スなどが接続され、外部からの命令を受信する。測定部
350は、測定端子の一例であるポート1、ポート2、
ポート3およびポート4を備え、それぞれのポートにお
ける入射信号電力および反射信号電力を測定する事がで
きる。
【0011】測定部350の内部構成図を図4に示す。
図4において、測定部350は、信号源SGと、スイッ
チSW、SW、SWおよびSWと、入射信号電
力を測定するためのリファレンス・レシーバR
、RおよびRと、反射信号電力を測定するため
のテスト・レシーバT、T、TおよびTと、を
備える。信号源SGは、測定用の基準信号を出力する装
置であって、その出力信号の振幅と周波数は可変であ
る。スイッチSWは、信号源SGとポート1とに接続
され、ポート1を信号源SGと導通させるか終端する。
スイッチSWは、信号源SGとポート2とに接続さ
れ、ポート2を信号源SGと導通させるか終端する。ス
イッチSWは、信号源SGとポート3とに接続され、
ポート3を信号源SGと導通させるか終端する。スイッ
チSWは、信号源SGとポート4とに接続され、ポー
ト4を信号源SGと導通させるか終端する。なお、スイ
ッチは、いずれか1つがポートと信号源SGとを導通さ
せ、その他の3つのスイッチはポートを終端するように
動作する。テスト・レシーバTは、方向性結合器C
T1を介してポート1に接続され、ポート1における入
射信号電力を測定する。リファレンス・レシーバR
は、方向性結合器CR1を介してポート1に接続さ
れ、ポート1における反射信号電力を測定する。テスト
・レシーバTは、向性結合器CT2を介してポート2
に接続され、ポート2における入射信号電力を測定す
る。リファレンス・レシーバR は、方向性結合器C
R2を介してポート2に接続され、ポート2における反
射信号電力を測定する。テスト・レシーバTは、方向
性結合器CT3を介してポート3に接続され、ポート3
における入射信号電力を測定する。リファレンス・レシ
ーバRは、方向性結合器CR3を介してポート3に接
続され、ポート3における反射信号電力を測定する。テ
スト・レシーバTは、方向性結合器CT4を介してポ
ート4に接続され、ポート4における入射信号電力を測
定する。リファレンス・レシーバRは、方向性結合器
R4を介してポート4に接続され、ポート4における
反射信号電力を測定する。
【0012】さて、ネットワークアナライザ300にお
いてTRL校正法を実施する時、メモリ330には校正
標準に関する情報、校正標準のパラメータの測定値、お
よび、当該パラメータの測定値から求められるシステマ
ティック誤差の値が格納される。校正標準に関する情報
は、スルー標準の遅延量と特性インピーダンス、リフレ
クト標準の種類と遅延量と特性インピーダンス、ライン
標準の遅延量と特性インピーダンスと適用周波数範囲を
示す2つの周波数、が含まれる。
【表1】 リフレクト標準の種類は、先にも述べたようにオープン
標準またはショート標準のいずれかである。また、1つ
のライン標準が適用可能な周波数範囲は限定されている
ので、本例では2つ異なるライン標準を用いて広い周波
数範囲を確保するようにしている。
【0013】ネットワークアナライザ300を用いて4
ポート・デバイスを測定する時、最多のシステマティッ
ク誤差が存在し、その数は48個である。TRL校正法
を用いれば、48個のうち36個のシステマティック誤
差について該誤差値を求める事ができる。なお、システ
マティック誤差の値は、誤差係数とも称する。36個の
誤差係数には、以下の誤差係数が含まれる。すなわち、
4つのポートのそれぞれにおける方向性Edとソース整
合Edと反射トラッキングEr、4つのポートから選ば
れる2つのポートの組におけるロード整合Elおよび伝
送トラッキングEt、である。ネットワークアナライザ
300は、測定周波数範囲の複数点において測定を行う
ので、36個の誤差係数の組は該測定周波数点の数の組
がメモリ330に格納される。
【表2】 なお、ロード整合および伝送トラッキングについては、
プログラムからの参照が容易なように[n*n]の配列
に格納される。
【0014】また、1つの測定周波数点において36個
の誤差係数を求めるために、校正標準の64個のパラメ
ータを測定しなければならない。具体的には次の通りで
ある。4つのポートから2つのポートを選ぶ時の6種類
のポートの組合せ、すなわち、1−2ポート、1−3ポ
ート、1−4ポート、2−3ポート、2−4ポートまた
は3−4ポートの組に対してスルー標準およびライン標
準を接続した時の、各組の各ポートで測定される伝送係
数および反射係数である4つのSパラメータ。上記6種
類のポートの組に対してスルー標準を接続した時の、各
組の各ポートに関連して測定されるスイッチ整合である
2つのパラメータ。4つのポートのそれぞれに対してリ
フレクト標準を接続した時の、各ポートで測定される反
射係数である1つのSパラメータ。
【表3】 ここで、Cはn個から2個を選択する組合せであ
る。なお、これらの測定パラメータの組も、誤差係数と
同様に測定周波数点の数の組がメモリ330に格納され
る。
【0015】以上のように構成されるネットワークアナ
ライザ300において、校正するためのプログラムの処
理手順を、図5に示すフローチャートを参照して以下に
説示する。
【0016】まず初めに、ステップP41において、入
力装置440からのデータを受け、校正に用いられる校
正標準に関連する情報の設定が行われる。ステップP4
1に関連して表示部360が表示する画面の例を図6に
示す。図6において、ダイアログボックス600は、チ
ャネルおよびポートを選択するためのリストボックス、
校正標準の設定ダイアログボックスを開くための[Defi
ne Calkit]ボタン、校正標準の測定ダイアログボック
スを開くための[Measure >]ボタン、ならびに、メッ
セージボックスを備えている。これらボタンやリストボ
ックスなどは、入力装置に接続されるマウスに連動し
て、表示部360が画面に表示するポインタなどによっ
て操作される。ネットワークアナライザ300は、測定
結果を表示するための、複数の独立したウィンドウを表
示する事ができる。本実施例では該ウインドウをチャネ
ルと称する。チャネル毎に異なる測定パラメータを表示
させる時、作業者はチャネル毎に所要のポートを校正し
なければならない場合がある。従って、ダイアログボッ
クス600において、チャネルおよびポートを選択でき
るようになっている。例えば、チャネルは1から9まで
の数値をリストから選択できる。また、校正対象となる
ポートは、その数が2つである時は1−2、1−3、1
−4、2−3、2−4、3−4のいずれかの組のポート
が選択され、その数が3つである時は1−2−3、1−
2−4、1−3−4、2−3−4のいずれかの組のポー
トが選択され、その数が4つである時は全てのポートが
選択される。
【0017】[define Calkit]ボタンを押す事により
表示される校正標準の設定ダイアログボックスを図7に
示す。図7において、ダイアログボックス700は、校
正標準に関連する情報を設定するための入力ボックス、
ラジオボタンおよびチェックボックスを備えている。ラ
イン標準は、必ずしも2つの標準を用いる必要はないの
で、チェックボックスによって使用するライン標準を選
択できる。リフレクト標準の種類は、オープン標準かシ
ョート標準のいずれかをラジオボタンにより選択する。
遅延量など校正標準に関する他の設定情報は、入力ボッ
クスに数値を入力して設定される。また、ダイアログボ
ックス700は、校正標準に関する情報をHDD370
などの記憶媒体に保存するための[Save]ボタン、該記
憶媒体に保存された設定情報を読出し反映させる[Reca
ll]ボタン、または、既定の設定情報を反映する[Defa
ult]ボタンを備える。設定が終了した後[Close]を押
す事により、ダイアログボックス700において設定さ
れた情報がメモリ330へ格納され、ダイアログボック
ス700は閉じる。
【0018】チャンネル、ポート、および、校正標準に
関する情報が正しく設定されると、メッセージボックス
に“ok”という文字列が表示され、[Measure >]ボ
タンを押す事ができるようになる。なお、[Measure
>]ボタンは校正標準に関する情報が正しく設定される
までは利用不能である。メッセージボックスに“ok”
文字列が表示された後であっても、チャネルおよびポー
トは選択内容を変更する事ができ、[define Calkit]
ボタンは利用可能である。[Measure >]ボタンを押す
と、選択されたチャネルとポートの情報がメモリ330
に格納され、ダイアログボックス600は閉じ、処理は
ステップP42へ進む。
【0019】ステップP42において、校正標準の測定
に関連するダイアログボックスが表示部360により表
示され、該校正標準の測定が行われる。ここで、ステッ
プP42に関連して表示部360が表示する画面の例を
図7に示す。図7において、ダイアログボックス810
は、ダイアログボックス600で選択されたポートに基
づき、校正標準のそれぞれについて接続すべきポートま
たはそれらの組がグループ化されて列挙される。図6お
よび図7のダイアログボックスを参照して明らかなよう
に、ネットワークアナライザ300は測定周波数範囲
1.0〜8.5GHzにおけるポート1−2間の2ポー
ト校正が実施されるように設定されているので、ダイア
ログボックス810上の校正標準のグループ内にはポー
ト1またはポート2もしくはポート1−2が接続すべき
ポートとして指示される。例えば、リフレクト標準の接
続を示す[Reflection]グループには、2つのボタンが
表示され、それぞれに[1]および[2]というポート番
号を示した数字が表示されている。例えば、ポート1に
リフレクト標準を接続して[Reflection]グループの
[1]ボタンを押せば、ポート1におけるリフレクト標
準の測定が行われ、測定値がメモリ330に格納され
る。他の校正標準のグループにおいても、当該校正標準
を接続すべきポートまたはポートの組が表示されたボタ
ンが列挙される。これらのボタンは押下されて関連する
測定が終了すれば、その色が変化する。
【0020】ステップP43において、校正に必要な全
ての測定が完了するまでステップP42の処理が継続さ
れるよう判定および分岐処理する。ダイアログボックス
810は、誤差係数を求め、以降の測定における誤算の
影響の除去に反映させるための[Update CalCoef]ボタ
ンを備えており、校正に必要な全ての測定が完了すれば
押す事ができるようになる。さらに、該全測定の完了
時、ダイアログボックス810上の各校正標準のグルー
プに列挙されたボタンは全て色が変化している。そのよ
うなダイアログボックスを、図9に例示する。なお、
[Update CalCoef]ボタンは、校正に必要な全ての測定
が完了するまでは利用不能である。ダイアログボックス
810は[Close]ボタンを備えているので、校正作業
を中断する事ができる。校正作業の中断する場合、チャ
ネルおよびポートの選択情報と校正標準の設定情報は保
持され、中断前に得た測定値は全て消去される。また、
ダイアログボックス810は[< Setup]ボタンを備え
ているので、チャネルおよびポートの再選択または校正
標準に関する情報の再設定が可能である。再選択または
再設定されても、校正標準のパラメータ測定値およびボ
タンの色は初期化または変更されない。さて、[Update
CalCoef]ボタンを押すと、プログラム処理はステップ
P44へ進む。
【0021】ステップP44において、CPU320は
メモリ330に格納されたパラメータ測定値を参照して
誤差係数を計算しメモリ330へ格納する。すなわち、
システマティック誤差が求められる。さらに、ステップ
P45において、CPU320はメモリ330に格納さ
れた誤差係数と測定部350から得られる測定値とを参
照して、誤差の影響が除去された所望のパラメータ測定
値を表示部360へ出力する。なお、除去される誤差は
短期的に見るとドリフト誤差も含まれる。表示部360
の出力例を、図10と図11に示す。図10において、
誤差係数を良好に求める事ができなかった時の所望のパ
ラメータの測定結果910が示されている。一方、図1
1においては、誤差係数を良好に求める事ができた時の
所望のパラメータの測定結果920が示されている。両
測定結果910および920は、ポート1とポート2と
の間にスルー標準が接続された時の、ポート1からポー
ト2への伝送係数S21の測定結果であり、通常の測定
と同様に測定されて出力されるものである。求められた
誤差係数が妥当であるか否かは、例えば、測定結果の振
れ幅を観測する事によって判断する事ができる(ステッ
プP45)。図10または図11を参照して明らかなよ
うに、校正標準を測定するためのダイアログボックスが
測定結果とともに表示されているので、既に測定された
校正標準のパラメータのうち所望のパラメータのみを再
測定する事できる。例えば、求められた誤差係数が不良
であった時、図10において、ダイアログボックス83
0上に列挙される、ポート番号が表示されたボタンを選
択して、図11に示す測定結果が得られるように校正標
準の所望のパラメータを再測定する事ができる。ダイア
ログボックス830は、図9に示すダイアログボックス
と同様に[Update CalCoef]ボタンを備えているので、
再測定した後[Update CalCoef]ボタンを押すと、新し
い誤差係数が求められ該誤差係数が反映された測定結果
が表示される。
【0022】図5のフローチャートで概略を示し詳細に
上述した校正プログラムの処理中、表示されるダイアロ
グボックスの背景には、その時点で指定されている所望
のパラメータの測定結果が表示されるようになってお
り、同プログラムの処理中であっても、通常の測定と同
様に所望のパラメータを指定する事ができ、また該パラ
メータの測定結果の表示形式を変更する事ができる。例
えば、測定結果が表示部360に表示されるウィンドウ
内に表示される時、波形あるいはリスト表示された数値
もしくは他の形式で表示する事でき、また、測定結果が
リスト表示される時にウィンドウのスクロールバーを操
作する事もできる。測定に関する他の設定についても、
校正プログラムの処理中に変更する事ができる。
【0023】図11において、ダイアログボックス84
0は図10におけるダイアログボックス830と同一の
物であり[Close]ボタンを備えているので、求められ
た誤差係数が妥当であると判断されれば、その[Clos
e]ボタンを押す事により校正作業を終了する事が出来
る。なお、校正作業を終了しても、チャネルおよびポー
トの選択情報と校正標準の設定情報は保持されるが、終
了前に得た測定値は全て消去される。
【0024】さて、上述の通り、ダイアログボックス8
10は[< Setup]ボタンを備えているので、チャネル
およびポートの再選択または校正標準に関する情報の再
設定が可能であり、再選択または再設定されても校正標
準のパラメータ測定値およびボタンの色は初期化も変更
もなされない。この事は、nポート校正を複数の2ポー
ト校正に分割して段階的に実施する事を可能にし校正作
業の効率改善に貢献する。例えば、1−2−3ポートに
対して3ポート校正する時、1−2ポートに対する2ポ
ート校正と1−3ポートに対する2ポート校正とをそれ
ぞれ実施する事により代替えする事ができる。2ポート
校正は、3ポート校正に比べて、校正標準の接続ポート
や接続状態など、校正標準の測定結果に影響を及ぼす要
因が限定されるので求められた誤差係数が妥当であるか
否か検証と、求められた誤差係数が妥当でなかった時の
対応が容易になる。
【0025】上述の校正プログラムは、ネットワークア
ナライザ300が当該プログラムを実行できるように記
録媒体に記憶されていれば、その記憶媒体は、ネットワ
ークアナライザ300に内蔵されても、ネットワークア
ナライザ300とは別に提供されても良い。例えば、当
該プログラムを、CDROM、フレキシブルディスク、
メモリーカード、外部接続型のHDDなどの記憶媒体に
記録しておき、これらの記憶媒体からネットワークアナ
ライザ300にプログラムを実装する事もできる。ま
た、当然の事ながら、当該プログラムはROMに記録さ
れてネットワークアナライザ300に実装されても良
い。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば、校
正作業中に、誤差の影響が除去された所望のパラメータ
測定値を出力するので、校正標準の再測定が必要な時に
係る工数を軽減する事ができる。また、校正作業を中断
または終了する時に、校正標準のパラメータ測定値を利
用不能にするので、該測定値を格納する記憶手段の資源
浪費と、改めて校正作業が行われる際に新しい測定値と
古い測定値との混在に起因する作業者の混乱と、を抑制
する事ができる。さらに、N個の測定端子を校正する
時、N個の前記測定端子からN個より少ないM個の測定
端子を選択して得られる前記測定端子の組み合わせにお
いて、得られた前記組み合わせ毎に前記測定端子を校正
するので、校正によって得られる誤差係数の検証と、不
良の誤差係数が得られた時の対応と、を容易にする事が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来方法により校正可能なネットワークアナラ
イザの概略構成図である。
【図2】従来方法による校正手順を示すフローチャート
である。
【図3】本発明方法により校正可能なネットワークアナ
ライザの概略構成図である。
【図4】本発明方法により校正可能なネットワークアナ
ライザの測定部の詳細な内部構成を示す図である。
【図5】本発明方法による校正手順を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明方法による校正プログラムが表示する画
面を示す図である。
【図7】本発明方法による校正プログラムが表示する画
面を示す図である。
【図8】本発明方法による校正プログラムが表示する画
面を示す図である。
【図9】本発明方法による校正プログラムが表示する画
面を示す図である。
【図10】本発明方法による校正プログラムが表示する
画面を示す図である。
【図11】本発明方法による校正プログラムが表示する
画面を示す図である。
【符号の説明】
100、300 ネットワークアナライザ 110、310 バス 120、320 CPU 130、330 メモリ 140、340 入力装置 150、350 測定部 160、360 表示部 370 ハードディスクドライブ 600,700,810,820,830,840 ダ
イアログボックス 910,920 測定結果

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定端子を具備する測定手段と記憶手段と
    を備える測定装置であって、 前記測定端子および前記校正標準を選択し、該選択した
    校正標準の特性値を設定し、 選択した前記測定端子において選択した前記校正標準の
    パラメータを測定し、該測定値を前記記憶手段に格納
    し、 前記記憶手段に格納された前記校正標準のパラメータ測
    定値を参照して、誤差を求め、 所望の前記測定端子における所望のパラメータを測定
    し、該所望のパラメータ測定値から前記誤差の影響を除
    去して出力し、 誤差の影響が除去された前記所望のパラメータ測定値を
    出力した後、格納された前記校正標準のパラメータ測定
    値を保持したまま、前記校正標準の所望のパラメータを
    再度測定し、該再測定値を前記記憶手段に格納できる、 制御手段を備える事を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記校正標準のパラメー
    タを測定し該測定値を前記記憶手段に格納した後、格納
    された前記校正標準のパラメータ測定値を保持したま
    ま、前記校正標準の所望のパラメータを再度測定し、該
    再測定値を前記記憶手段に格納できる事を特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、格納された前記校正標準
    のパラメータ測定値を利用不能にする事を特徴とする請
    求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記測定装置は、2以上の測定端子を備え
    たネットワークアナライザである事を特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】測定端子と記憶手段とを備える測定装置に
    おいて、校正標準を用いて測定装置を校正する方法であ
    って、 前記測定端子および前記校正標準を選択し、該選択した
    校正標準の特性値を設定する第一のステップと、 選択した前記測定端子において選択した前記校正標準の
    パラメータを測定し、該測定値を前記記憶手段に格納す
    る第二のステップと、 前記記憶手段に格納された前記校正標準のパラメータ測
    定値を参照して、誤差を求める第三のステップと、 所望の前記測定端子における所望のパラメータを測定
    し、該所望のパラメータ測定値から前記誤差の影響を除
    去し出力する第四のステップと、 を含み、 誤差の影響が除去された前記所望のパラメータ測定値を
    出力した後、格納された前記校正標準のパラメータ測定
    値を保持したまま、前記校正標準の所望のパラメータを
    再度測定し、該再測定値を前記記憶手段に格納できる事
    を特徴とする方法。
  6. 【請求項6】前記第二のステップにおいて、前記校正標
    準のパラメータを測定し該測定値を前記記憶手段に格納
    した後、格納された前記校正標準のパラメータ測定値を
    保持したまま、前記校正標準の所望のパラメータを再度
    測定し、該再測定値を前記記憶手段に格納できる事を特
    徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ステップを中断あるいは終了する時
    に、格納された前記校正標準のパラメータ測定値を利用
    不能にする事を特徴とする請求項5または6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】測定端子を備える測定装置において、校正
    標準を用いて測定装置を校正する方法であって、 前記測定端子および前記校正標準を選択し、該選択した
    校正標準の特性値を設定する第一のステップと、 選択した前記測定端子において選択した前記校正標準の
    パラメータを測定する第二のステップと、 測定した前記校正標準のパラメータを参照して、誤差を
    求める第三のステップと、 所望の前記測定端子に接続される被測定物の所望のパラ
    メータを測定し、該測定値から前記誤差の影響を除去し
    出力する第四のステップと、 を含み、 N個の前記測定端子を校正する時、N個の前記測定端子
    からN個より少ないM個の測定端子を選択して得られる
    前記測定端子の組み合わせにおいて、得られた前記組み
    合わせ毎に前記測定端子を校正する事を特徴とする方
    法。
  9. 【請求項9】前記測定装置は、2以上の測定端子を備え
    たネットワークアナライザである事を特徴とする請求項
    5乃至8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】測定端子と記憶手段とを備える測定装置
    において、校正標準を用いて測定装置を校正するための
    プログラムを記録した記録媒体であって、前記プログラ
    ムは、 前記測定端子および前記校正標準を選択し、該選択した
    校正標準の特性値を設定する第一のステップと、 選択した前記測定端子において選択した前記校正標準の
    パラメータを測定し、該測定値を前記記憶手段に格納す
    る第二のステップと、 前記記憶手段に格納された前記校正標準のパラメータ測
    定値を参照して、誤差を求める第三のステップと、 所望の前記測定端子における所望のパラメータを測定
    し、該所望のパラメータ測定値から前記誤差の影響を除
    去し出力する第四のステップと、 を含み、 誤差の影響が除去された前記所望のパラメータ測定値を
    出力した後、格納された前記校正標準のパラメータ測定
    値を保持したまま、前記校正標準の所望のパラメータを
    再度測定し、該再測定値を前記記憶手段に格納できる事
    を特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】前記第二のステップにおいて、前記校正
    標準のパラメータを測定し該測定値を前記記憶手段に格
    納した後、格納された前記校正標準のパラメータ測定値
    を保持したまま、前記校正標準の所望のパラメータを再
    度測定し、該再測定値を前記記憶手段に格納できる事を
    特徴とする請求項10に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】前記ステップを中断あるいは終了する時
    に、格納された前記校正標準のパラメータ測定値を利用
    不能にする事を特徴とする請求項10または11に記載
    の記録媒体。
  13. 【請求項13】測定端子を備える測定装置において、校
    正標準を用いて測定装置を校正するためのプログラムを
    記録した記録媒体であって、前記プログラムは、 前記測定端子および前記校正標準を選択し、該選択した
    校正標準の特性値を設定する第一のステップと、 選択した前記測定端子において選択した前記校正標準の
    パラメータを測定する第二のステップと、 測定した前記校正標準のパラメータを参照して、誤差を
    求める第三のステップと、 所望の前記測定端子に接続される被測定物の所望のパラ
    メータを測定し、該測定値から前記誤差の影響を除去し
    出力する第四のステップと、 を含み、 N個の前記測定端子を校正する時、N個の前記測定端子
    からN個より少ないM個の測定端子を選択して得られる
    前記測定端子の組み合わせにおいて、得られた前記組み
    合わせ毎に前記測定端子を校正する事を特徴とする記録
    媒体。
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