JP2003291610A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転がり抵抗を増大させることなく、運動特性
(操縦安定性、乗り心地性)を向上し得る空気入りタイ
ヤを提供する。 【解決手段】 キャップトレッド部およびベーストレッ
ド部からなる2層構造のトレッドを有する空気入りタイ
ヤであって、(A)前記ベーストレッド部が、ゴム成分
のうち四塩化スズによるカップリング率が25%以上で
あり、分子量分布Mw/Mnが1.2〜3.0である溶
液重合ブタジエンゴムを10〜80重量%配合し、70
℃における複素弾性率E*が5.0〜8.0MPa、7
0℃におけるtanδが0.12以下であるゴム組成物
からなり、(B)前記キャップトレッド部が、ゴム成分
100重量部に対してシリカ40重量部以上を配合し、
70℃における複素弾性率E*が4.0〜6.0MP
a、70℃におけるtanδが0.08〜0.20であ
るゴム組成物からなる空気入りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
関する。さらに詳しくは、低燃費性能を維持しながら、
運動特性を向上し得る空気入りタイヤに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、自動車の低燃費化に対する社会的
要請が高まり、タイヤの転がり抵抗を低減させる技術開
発が盛んに行なわれてきた。 【0003】一方、車両の操縦安定性や乗り心地を改善
するために、タイヤの運動特性を向上させる技術もま
た、種種知られている。 【0004】タイヤの転がり抵抗を低減するために、ト
レッドゴムを2層構造にし、キャップトレッドより低燃
費の配合をベーストレッドに使用したキャップ/ベース
2層トレッドを用いる技術が一般的にある。しかしなが
ら、ベースゴムを使用する目的は、主としてタイヤの転
がり抵抗を低減することで、車両の操縦安定性、乗り心
地性などの運動特性に与える影響については、余り考慮
されていない。 【0005】たとえば、特開平7−109384号公報
には、ベーストレッド部に特定のジエン系ゴムならびに
カーボンブラックを使用することにより、低燃費性能と
加工性を改善しているが、タイヤの運動特性について
は、考慮されていない。 【0006】また、タイヤの運動特性を向上させるため
に、特開平10−297214号公報には、ベースゴム
の硬度を検討することにより、車両の操縦安定性を良好
にすることが検討されているが、転がり抵抗の低減につ
いては、具体的な手法が明確でなく、不充分である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、転が
り抵抗を増大させることなく、運動特性(操縦安定性、
乗り心地性)を向上し得る空気入りタイヤを提供するこ
とにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に検討した結果、低シス成分含量の溶液重合ブタジエン
ゴム(BR)を使用した硬いベースゴムと、シリカを充
分に充填させた柔らかいキャップトレッドを用いたキャ
ップ/ベース2層構造からなるトレッドを、タイヤに使
用することによって、前記課題を解決し、本発明に至っ
た。 【0009】すなわち本発明は、キャップトレッド部お
よびベーストレッド部からなる2層構造のトレッドを有
する空気入りタイヤであって、(A)前記ベーストレッ
ド部が、ゴム成分のうち四塩化スズによるカップリング
率が25%以上であり、分子量分布Mw/Mnが1.2
〜3.0である溶液重合ブタジエンゴムを10〜80重
量%配合し、70℃における複素弾性率E*が5.0〜
8.0MPa、70℃におけるtanδが0.12以下
であるゴム組成物からなり、(B)前記キャップトレッ
ド部が、ゴム成分100重量部に対してシリカ40重量
部以上を配合し、70℃における複素弾性率E*が4.
0〜6.0MPa、70℃におけるtanδが0.08
〜0.20であるゴム組成物からなる空気入りタイヤに
関する。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の空気入りタイヤは、
(A)ベーストレッド部および(B)キャップトレッド
部の2層構造を有するトレッドからなる。 【0011】ベーストレッド部(A)におけるベースゴ
ムのゴム成分については、ゴム成分中に、溶液重合ブタ
ジエンゴム(BR)を10〜80重量%含有する。10
重量%未満では、配合の低発熱化という効果が小さく、
また80重量%をこえると、未加硫ゴムのゴム生地が悪
くなり、また加工性が低下する。該溶液重合BRは、前
記ゴム成分中に20〜70重量%含有することが好まし
く、30〜60重量%含有することがより好ましい。 【0012】前記溶液重合BRの四塩化スズによるカッ
プリング率は25%以上である。カップリング率とは、
反応活性末端にスズ−ブタジエニル結合を有する重合体
の全重合体に対する割合のことをいう。 【0013】また、前記溶液重合BRの分子量分布Mw
/Mnは1.2〜3.0である。分子量分布のMwは、
重量平均分子量を表し、Mnは数平均分子量を表す。 【0014】かかる溶液重合BRは、たとえば、n−ヘ
キサン、シクロヘキサン、テトラヒドロフランなどの有
機溶媒とブタジエンとを混合し、たとえばアルキルリチ
ウムなどのリチウム系の重合開始剤などを用いて、所望
の重合温度、時間で重合させ、得られた重合体をカップ
リング剤を用いてカップリングさせる通常の方法によっ
て、得ることができる。 【0015】該溶液重合BR以外のゴム成分としては、
一般にタイヤで使用されるジエン系のゴムであればとく
に限定されないが、加工性が良いことと低転がり抵抗を
発現するためには、天然ゴム(NR)やイソプレンゴム
(IR)やスチレンブタジエンゴム(SBR)、および
これらのブレンド物が好ましい。とくには天然ゴムが好
ましい。 【0016】ベーストレッド部(A)のゴム組成物(ベ
ースゴム組成物)に配合する補強剤については、とくに
限定されないが、低燃費性能を発現するためには、ヨウ
素吸着量が30〜100mgI2のカーボンブラックを
添加することができる。具体的にはHAF、またはFE
Fクラスのカーボンブラックやシリカを配合することが
好ましい。 【0017】ベースゴム組成物に前記カーボンブラック
を配合する場合、カーボンブラックの配合量は、前記ゴ
ム成分100重量部に対して、30〜70重量部である
ことが好ましい。カーボンブラックの配合量が30重量
部未満ではカーボンブラックによる補強性が劣るゴムに
なる傾向があり、70重量部をこえると、未加硫ゴムの
粘度が高くなり、成形加工性が悪くなる傾向がある。 【0018】ベースゴム組成物には、そのほかに、一般
にタイヤで使用される添加剤、たとえば、ワックス、老
化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、アロマオイル、加
硫剤、加硫促進剤などを適宜配合できる。 【0019】前記ベースゴム組成物の加硫後の粘弾性物
性について、70℃における複素弾性率E*は、5.0
〜8.0MPaである。E*が5.0以下では、タイヤ
の運動特性、とくにハンドリングの初期応答性が劣り、
また8.0MPaより大きいと、乗り心地性が低下す
る。より好ましくは5.25〜7.75MPa、さらに
好ましくは5.50〜7.5MPaである。 【0020】また、前記ベースゴム組成物の加硫後の7
0℃における損失係数tanδは、0.12以下であ
る。tanδは0.12をこえると、タイヤの転がり抵
抗低減の効果がなくなる。好ましくは0.10以下、さ
らに好ましくは0.08以下である。タイヤの耐久性や
ほかの性能に悪影響がない限り、tanδの値の下限は
なく、小さい方が好ましい。 【0021】キャップトレッド部(B)におけるキャッ
プゴム組成物のゴム成分については、乗用車用のトレッ
ドとして転がり抵抗、グリップ性能、耐摩耗性の諸性能
を維持できればとくに限定されない。たとえば、NR、
IR、BR、SBRおよびこれらのブレンド物が好まし
い。 【0022】前記キャップゴム組成物の補強剤として、
キャップゴム組成物のゴム成分100重量部に対してシ
リカを40重量部以上充填することにより、転がり抵抗
とグリップ性能が両立させられる。シリカの配合量が4
0重量部未満では、とくにウェットグリップ性能が低下
する。シリカは、50重量部以上配合することが好まし
い。シリカの充填量の上限はとくにないが、シリカおよ
びシリカ以外の補強剤の全量が100重量部をこえる
と、未加硫ゴムの粘度が高くなり、ゴムの成形性、加工
性が低下する。補強剤量の総和は、好ましくは95重量
部未満、より好ましくは90重量部未満である。 【0023】前記キャップゴム組成物には、シリカと併
用してシランカップリング剤を配合することができる。
シランカップリング剤としては、タイヤに一般的に使用
されるものであれば、とくに限定されず、たとえば、ビ
ス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィ
ド、ビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィ
ド、トリエトキシシリルプロピルイソシアネート、ビニ
ルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メ
タクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン、γ−(ポリエチレ
ンアミノ)−プロピルトリメトキシシラン、N−β−
(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、N’−ビニルベンジル−N−トリメトキシシリル
プロピルエチレンジアミン塩などがあげられる。これら
は単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いて
もよい。これらのうちでは、カップリング剤添加効果と
コストの両立の点から、ビス(3−トリエトキシシリル
プロピル)テトラスルフイドなどが好ましい。 【0024】前記シランカップリング剤の配合量は、前
記シリカの配合量の6〜10重量%使用されることが好
ましい。シランカップリング剤の配合量が6重量%未満
では、シリカの分散が悪化したり、ゴムの耐摩耗性能が
低下する傾向があり、10重量%をこえると、カップリ
ング剤を添加した割に効果が少なく、コスト高になる傾
向がある。 【0025】シリカ以外の充填剤として、タイヤに一般
的に使用されているカーボンブラック、クレー、炭酸カ
ルシウムなどの無機充填剤を配合してもよい。 【0026】前記キャップゴム組成物にカーボンブラッ
クを配合する場合、ヨウ素吸着量が80〜200mgI
2のカーボンブラックを配合することが好ましい。具体
的には、SAF、ISAF、HAFクラスのカーボンブ
ラックを配合することが好ましい。 【0027】キャップゴム組成物に前記カーボンブラッ
クを配合する場合、カーボンブラックの配合量は、前記
キャップゴム組成物のゴム成分100重量部に対して、
3〜50重量部であることが好ましい。カーボンブラッ
クの配合量が3重量部未満ではゴム組成物のカーボンブ
ラックによる補強性が劣る傾向があり、50重量部をこ
えると、ゴム組成物の発熱特性が悪化し、転がり抵抗が
高くなる傾向がある。 【0028】また、前記キャップゴムには、アロマオイ
ルを前記ゴム成分100重量部に対して、5〜30重量
部、さらには10〜20重量部配合することが好まし
い。アロマオイルの配合量が5重量部未満では配合粘度
が高くなり加工性が悪化する傾向があり、30重量部を
こえると、耐摩耗性が悪化する傾向がある。 【0029】前記キャップゴム組成物には、そのほか
に、一般にタイヤで使用される添加剤、たとえば、ワッ
クス、老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、加硫剤、
加硫促進剤などを適宜配合できる。 【0030】前記キャップゴム組成物の加硫後の粘弾性
について、複素弾性率E*は、4.0〜6.0MPaで
ある。E*が4.0未満では、タイヤの操縦安定性およ
びゴムの耐摩耗性能が悪化し、また6.0をこえると乗
り心地性が低下する。E*は好ましくは4.25〜5.
75、より好ましくは4.50〜5.70である。 【0031】また、前記キャップゴム組成物の加硫後の
70℃における損失係数tanδは、0.08〜0.2
0である。tanδが0.08より小さいとグリップ性
能が劣り、0.20をこえると、転がり抵抗が高くな
る。好ましくは0.08〜0.19、さらに好ましくは
0.09〜0.18である。 【0032】本発明の空気入りタイヤは、通常の方法に
より製造される。すなわち、前記ベーストレッド部
(A)およびキャップトレッド部(B)のゴム組成物
は、それぞれ通常のタイヤトレッドの加工方法、たとえ
ば、ロール、バンバリーミキサー、ニーダーなどを用い
て混練される。得られたゴム組成物を、ベーストレッド
部およびキャップトレッド部からなる2層のトレッド部
の形状に押し出し加工し、タイヤ成形機上で通常の方法
により貼り合わせて未加硫タイヤを成形する。この未加
硫タイヤを加硫機中で加硫してタイヤを得る。 【0033】本発明の空気入りタイヤのトレッドにおけ
る、ベーストレッド部(A)およびキャップトレッド部
(B)の厚さの比は、1/9〜3/2であることが好ま
しい。厚さの比が1/9未満では、本発明のベーストレ
ッドによる効果がみられない、すなわち操縦安定性が劣
る傾向があり、3/2をこえると、タイヤトレッドが摩
耗する際、早期にベーストレッドが露出し、タイヤのグ
リップ性能の低下が早くなる傾向がある。 【0034】また、本発明の空気入りタイヤのトレッド
の厚さは、対象の車両およびタイヤの大きさにより異な
るが、8〜12mmの厚さであることが好ましい。厚さ
が8mm未満では乗り心地性が悪化する傾向があり、1
2mmをこえると、タイヤトレッドの発熱が大きくな
り、転がり抵抗が高くなる傾向がある。 【0035】本発明の空気入りタイヤは、前述の特性を
有する、低シス成分含量の溶液重合ブタジエンゴム(B
R)を使用した硬いベースゴムと、シリカを充分に充填
させた柔らかいキャップトレッドを用いたキャップ/ベ
ース2層構造からなるトレッドを使用することによっ
て、転がり抵抗を増大させることなく、運動特性(操縦
安定性、乗り心地性)を向上させたものである。 【0036】 【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明を具体的に
説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定され
るものではない。なお、実施例および比較例で使用した
原料を以下にまとめて示す。 【0037】NR:RSS#3グレード SBR1:住友化学(株)製のSBR1502(乳化重
合SBR)(スチレン量:23.5重量%、ビニル量1
8重量%、ガラス転移点:−54℃) SBR2:日本ゼオン(株)製のNS116R(溶液重
合SBR)(スチレン量:20重量%、ビニル量60重
量%、ガラス転移点:−33℃) BR1:宇部興産(株)製のBR150B(溶液重合B
R)(Mw/Mn:3.3、高シス成分含量タイプ(シ
ス成分含量:96モル%)) BR2:日本ゼオン(株)製のBR1250(溶液重合
BR)(四塩化スズによるカップリング率:30〜40
%、Mw/Mn:1.6〜1.7、低シス成分含量タイ
プ(シス成分含量:45モル%)) カーボンブラック: N220 三菱化学(株)製(ヨウ素吸着量:118m
gI2/g) N351 三菱化学(株)製(ヨウ素吸着量:68mg
2/g) シリカ:デグッサ社製のウルトラシルVN3 シランカップリング剤:デグッサ社製のSi−69 アロマオイル:出光興産(株)製のAH40 老化防止剤6C:精工化学(株)製のオゾノン6C ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワッ
クス ステアリン酸:日本油脂(株)製の桐 酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種 硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄 加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラ
ーNS 加硫促進剤DPG:住友化学(株)製のソクシノールD 【0038】実施例および比較例1〜5 製造方法 <ベーストレッドの製造方法>表1記載の原材料(ベー
ス)を、通常のバンバリーミキサーを用いて約150℃
で5〜10分間混練した。得られた混練物に表1記載の
加硫剤を加えて再度バンバリーミキサーを用いて90℃
で5〜7分間練りこみ、ゴム組成物を得た。得られたゴ
ム組成物を加硫したのち、粘弾性試験を実施した。結果
を表1に示す。 【0039】<キャップトレッドの製造方法>表2記載
の原材料(ベース1)を通常のバンバリーミキサーを用
いて約130℃で5〜8分間混練した。つぎに、得られ
た混合物と表2記載の原材料(ベース2)をバンバリー
ミキサーで約150℃で3〜5分間混練した。得られた
混練物に表2記載の加硫剤を加えてさらに約90℃で5
〜7分間練りこみ、ゴム組成物を得た。得られたゴム組
成物を加硫したのち、粘弾性試験を実施した。結果を表
2に示す。 【0040】つぎに、上記方法で得られた表1および2
記載のベーストレッド用とキャップトレッド用のゴム組
成物を、表3記載の組み合わせで2層のトレッドに押し
出し、175/65R14 82Sサイズのダンロップ
SP10のタイヤを常法により成形、加硫しタイヤを製
造した。得られたタイヤは、トレッドの厚さが10m
m、トレッドにおけるベーストレッド部とキャップトレ
ッド部の厚さの比が1/4であった。得られた実施例お
よび比較例1〜5の各タイヤを用いて、転がり抵抗およ
び運動特性の試験をそれぞれ実施した。試験結果を表3
に示す。 【0041】<試験方法> ・粘弾性試験 上記方法にて作製したタイヤから、幅4mm、長さ40
mm、厚さ2mmの試験片を切り出し、岩本製作所
(株)製の粘弾性測定機にて物性(複素弾性率E*およ
び損失係数tanδ)を測定した。測定条件は、初期歪
み10%、動歪み2%、振動周波数10Hz、および温
度70℃とした。 【0042】・転がり抵抗 (株)神戸製鋼所製の転がり抵抗試験機を用い、荷重3
0N、タイヤの内圧200kPa、速度80km/hの
条件で走行させて、転がり抵抗を測定した。比較例1の
測定値を100(基準)として指数で示した。指数が大
きいほど、転がり抵抗が小さく、低燃費性能が良好なこ
とを示す。 【0043】・運動特性 作製した175/65R14サイズのタイヤを排気量1
600ccの車両に取り付け住友ゴム工業(株)岡山テ
ストコースにおいて、テストドライバーによる官能試験
を実施した。とくに、ハンドリング応答性能と乗り心地
性を比較例1の場合を6点(基準)として相対評価し
た。点数が高いほど性能が良好なことを示す。 【0044】複素弾性率が低いベーストレッド部を用い
た比較例1では、ハンドリング応答性能が改善されなか
った。 【0045】複素弾性率が高いベーストレッド部を用い
た比較例2では、転がり抵抗が増大し、乗り心地性が低
下した。 【0046】分子量分布Mw/Mnが大きいBRをベー
ストレッド部に用いた比較例3では、転がり抵抗が増大
した。 【0047】シリカの配合量が少ないキャップトレッド
部を用いた比較例4では、ハンドリング応答性能が改善
されなかった。 【0048】複素弾性率が高いキャップトレッド部を用
いた比較例5では、乗り心地性が低下した。 【0049】特定の複素弾性率および分子量分布を示す
ベーストレッド部と、特定の複素弾性率を示し、充分に
シリカを配合したキャップトレッド部とを組み合わせた
実施例は、転がり抵抗を増大させることなく、ハンドリ
ング応答性能を向上させた。 【0050】 【表1】 【0051】 【表2】【0052】 【表3】 【0053】 【発明の効果】本発明によれば、低シス成分含量の溶液
重合ブタジエンゴム(BR)を使用した硬いベースゴム
と、シリカを充分に充填させた柔らかいキャップトレッ
ドを用いたキャップ/ベース2層構造からなるトレッド
を使用することによって、転がり抵抗を増大させること
なく、運動特性(操縦安定性、乗り心地性)を向上させ
た空気入りタイヤが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 21/00 C08L 21/00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 キャップトレッド部およびベーストレッ
    ド部からなる2層構造のトレッドを有する空気入りタイ
    ヤであって、(A)前記ベーストレッド部が、ゴム成分
    のうち四塩化スズによるカップリング率が25%以上で
    あり、分子量分布Mw/Mnが1.2〜3.0である溶
    液重合ブタジエンゴムを10〜80重量%配合し、70
    ℃における複素弾性率E*が5.0〜8.0MPa、7
    0℃におけるtanδが0.12以下であるゴム組成物
    からなり、(B)前記キャップトレッド部が、ゴム成分
    100重量部に対してシリカ40重量部以上を配合し、
    70℃における複素弾性率E*が4.0〜6.0MP
    a、70℃におけるtanδが0.08〜0.20であ
    るゴム組成物からなる空気入りタイヤ。
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