JP2003290220A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. Ｘ線を発生するＸ線発生手段と、
   このＸ線発生手段に対向して配置され、被検体を透過した前記Ｘ線量を２次元的に検出するＸ線検出手段と、
   前記Ｘ線発生手段と前記Ｘ線検出手段との間に前記被検体が位置するように前記Ｘ線発生手段及び前記Ｘ線検出手段を保持する保持手段と、
   この保持手段を前記被検体の周囲に沿って回転駆動する第１の回転駆動手段と、
   この第１の回転駆動手段の回転中心に平行でその回転中心が異なる位置関係となるように配置され前記第１の回転駆動手段を一体的に回転駆動する第２の回転駆動手段と、
   前記第１の回転駆動手段のみによって得られた複数の角度方向の透視画像から前記被検体の二次元断層像又は三次元立体像（コーンビームＣＴ像）を再構成し、前記第１の回転駆動手段及び第２の回転駆動手段によって得られた複数の角度方向の透視画像から前記被検体のパノラマ画像を再構成する各撮影モードを設定する設定手段と、
   この設定手段によって設定された撮影モードにより前記被検体のコーンビームＣＴ像又はパノラマ画像の何れかの画像を再構成する画像処理手段と、
   この画像処理手段によって再構成された画像を表示する画像表示手段とを備えたＸ線ＣＴ装置において、
   前記画像処理手段は、前記設定手段が前記パノラマ画像を得るための撮影モードを設定した場合に、前記第１の回転駆動手段の回転中心と前記被検体の撮影部位の中心との位置ずれによって前記複数の角度方向毎に生じる前記被検体の透視画像の拡大率の差に基づいて前記透視画像を補正する補正処理手段を含むことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
2. 請求項１に記載のＸ線ＣＴ装置において、前記補正処理手段は、さらに前記被検体の透視画像の濃度の差について前記複数の角度方向毎に前記透視画像を補正することを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
3. 請求項１に記載のＸ線ＣＴ装置において、前記補正処理手段は、前記複数の角度方向毎に異なる拡大率を求め、その求められた拡大率を前記第１の回転駆動手段及び第２の回転駆動手段によって得られた複数の角度方向の透視画像に乗算して補正することを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
4. 請求項１に記載のＸ線ＣＴ装置において、前記被検体の体格の大きさに応じて標準サイズの部位モデルの拡大率を記憶する記憶手段をさらに備え、前記補正処理手段は、前記記憶手段によって記憶された標準サイズの拡大率に基づいてその標準サイズに合う前記被検体の透視画像を補正することを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
5. Ｘ線を発生するＸ線発生手段と、
   このＸ線発生手段に対向して配置され、被検体を透過した前記Ｘ線量を２次元的に検出するＸ線検出手段と、
   前記Ｘ線発生手段と前記Ｘ線検出手段との間に前記被検体が位置するように前記Ｘ線発生手段及び前記Ｘ線検出手段を保持する保持手段と、
   この保持手段を前記被検体の周囲に沿って回転駆動する第１の回転駆動手段と、
   この第１の回転駆動手段の回転中心に平行でその回転中心が異なる位置関係となるように配置され前記第１の回転駆動手段を一体的に回転駆動する第２の回転駆動手段と、
   前記第１の回転駆動手段のみによって得られた複数の角度方向の透視画像から前記被検体の二次元断層像又は三次元立体像（コーンビームＣＴ像）を再構成し、前記第１の回転駆動手段及び第２の回転駆動手段によって得られた複数の角度方向の透視画像から前記被検体のパノラマ画像を再構成する各撮影モードを設定する設定手段と、
   この設定手段によって設定された撮影モードにより前記被検体のコーンビームＣＴ像又はパノラマ画像の何れかの画像を再構成する画像処理手段と、
   この画像処理手段によって再構成された画像を表示する画像表示手段とを備えたＸ線ＣＴ装置において、
   前記設定手段が前記パノラマ画像を得るための撮影モードを設定した場合に、前記第１の回転駆動手段の回転中心と前記被検体の撮影部位の中心との位置ずれを補正するために前記第１の回転駆動手段を駆動する駆動制御手段を備えたことを特徴とするＸ線ＣＴ装置。
6. 請求項５に記載のＸ線ＣＴ装置において、前記駆動制御手段は直線駆動系であって、この直線駆動系の移動距離が前記被検体の部位間の大きさによって設定されることを特徴とするＸ線ＣＴ装置。