JP2003274314A - リアプロジェクタ、およびその製造方法 - Google Patents

リアプロジェクタ、およびその製造方法

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JP2003274314A
JP2003274314A JP2002069340A JP2002069340A JP2003274314A JP 2003274314 A JP2003274314 A JP 2003274314A JP 2002069340 A JP2002069340 A JP 2002069340A JP 2002069340 A JP2002069340 A JP 2002069340A JP 2003274314 A JP2003274314 A JP 2003274314A
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housing
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optical
rear projector
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Atsushi Arai
淳 荒井
Haruyoshi Yamada
晴良 山田
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Seiko Epson Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/22Soundproof bodies

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低音出力用スピーカから大音量の音声を出
力しても、スクリーン上の投影画像に揺らぎが生じるこ
とのない臨場感あふれる大画面映像を表示できるリアプ
ロジェクタを提供すること。 【解決手段】リアプロジェクタ1は、画像形成部を収納
する下部キャビネット13と、スクリーン本体51が設
けられる上部キャビネット12とを備える。下部キャビ
ネット13の前面には、低音出力用のウーハーボックス
60が2つ設けられ、上部キャビネット12における左
右側面には、高音出力用のスピーカボックス70がそれ
ぞれ設けられている。下部キャビネット13にウーハー
ボックス60を収納したので、上部キャビネット12側
のスクリーン本体51や上部キャビネット12内の反射
ミラーに振動が伝わり難くなり、ウーハーボックス60
から大音量の音声を出力しても、スクリーン本体51上
の画像に揺らぎが生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から射出され
た光束を変調し、画像情報に応じて光学像を形成する光
学装置、および該光学像を拡大投写する投写光学系を含
む画像形成部と、この画像情報とともに入力される音声
情報に応じて音声を出力する音声出力部と、前記画像形
成部を収納する箱状の筐体と、この筐体の箱状側面のい
ずれかに露出して設けられ、前記画像形成部で形成され
た光学像を投影するスクリーンとを備えたリアプロジェ
クタ、およびその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、家庭内でのホームシアター等の用途
としてリアプロジェクタが普及しつつある。このリアプ
ロジェクタは、一般に、投写画像を形成する画像形成部
と、画像形成部および投写画像を反射する反射ミラー等
を収納する箱状の筐体と、筐体の箱状側面に露出して設
けられる透過型スクリーンを備えて構成される。画像形
成部は、光源ランプと、光源ランプから射出された光束
を画像情報に応じて変調し光学像を形成する液晶パネル
等の光学装置と、形成された光学像を拡大投写する投写
レンズ等の投写光学系とを備えている。
【0003】そして、画像形成部で形成された光学像
は、ミラー等で反射して透過型スクリーン上に投影さ
れ、このスクリーンを透過した画像が観察される。この
ようなリアプロジェクタには、スクリーンの裏側の投写
レンズが射出される光束の光路を避けた筐体内の位置に
スピーカ等の音声出力部が設けられている。この音声出
力部は、ウーハ等の低音出力用スピーカ、およびツイー
タ等の高音出力用スピーカを備え、画像情報とともに入
力される音声情報に基づいて音声を出力するものであ
り、観察者は、スクリーンに投影される光学像を観察し
つつ、音声を聴取して、臨場感ある大画面映像を観察す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウーハ
およびツイータを備えた音声出力部が筐体内部に収納さ
れていると、出力された音声によってスクリーンや筐体
内の反射ミラーが振動してしまい、投影された画像に揺
らぎが生じるという問題がある。特に、低音出力用スピ
ーカから出力される音声の音量が大きいと、このような
揺らぎが大きくなり、観察しにくくなるという問題があ
る。一方、臨場感ある大画面映像を観察者に提供するに
は、低音出力用のスピーカから出力される音声の音量を
大きくするのが望ましい。
【0005】本発明の目的は、低音出力用スピーカから
大音量の音声を出力しても、スクリーン上の投影画像に
揺らぎが生じることのない臨場感あふれる大画面映像を
表示できるリアプロジェクタ、およびその製造方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリアプロジ
ェクタは、光源から射出された光束を変調し、画像情報
に応じて光学像を形成する光学装置、および該光学像を
拡大投写する投写光学系を含む画像形成部と、この画像
情報とともに入力される音声情報に応じて音声を出力す
る音声出力部と、前記画像形成部を収納する箱状の筐体
と、この筐体の箱状側面のいずれかに露出して設けら
れ、前記画像形成部で形成された光学像を投影するスク
リーンとを備えたリアプロジェクタであって、前記筐体
は、前記画像形成部を収納する下部筐体と、前記スクリ
ーンが設けられる上部筐体とを備え、前記音声出力部
は、低音出力用スピーカと、高音出力用スピーカとを備
え、前記低音出力用スピーカが前記下部筐体に設けら
れ、前記高音出力スピーカが前記上部筐体の前記スクリ
ーンが設けられる側面と交差する側面に設けられている
ことを特徴とする。
【0007】このような本発明によれば、ウーハ等の低
音出力用スピーカがより頑強な下部筐体に収納されるこ
とにより、低音域の周波数による振動が上部筐体に設け
られるスクリーンや、必要に応じて上部筐体内に設けら
れる反射ミラーに伝わりにくくなるため、低音出力用の
スピーカから大音量の音声を出力しても、スクリーン上
に投影された画像に揺らぎが生じることがない。
【0008】また、高音出力用スピーカが上部筐体のス
クリーンが設けられる側面と交差する側面に設けられる
ことにより、高音出力用スピーカから出力される音声が
スクリーンを介することなく、直接観察者に届くため、
高音出力用スピーカの音圧によりスクリーンが面外方向
に変形することもなく、より高品質の大画面映像を観察
者に提供することができる。
【0009】以上において、前記上部筐体がスクリーン
が取り付けられる開口が形成された枠状の前面部と、内
部に前記投写光学系から射出された光束の光路が設定さ
れた本体部とを備えている場合、高音出力用スピーカ
は、上部筐体とは別体の筐体部材に収納され、この筐体
部材が前面部に取り付けられているのが好ましい。
【0010】このように高音出力用スピーカが上部筐体
とは別体の筐体部材に収納されることにより、大画面の
スクリーンを取り付ける前面部やこれに応じた本体部等
の上部筐体を構成する部材の大きさが必要以上に大きく
なることがない。従って、例えば、前面部や本体部を射
出成形等により製造する場合に、これらの金型が大きく
ならず、金型コストの低減を図ることができる。
【0011】また、前述の前面部に開口縁に沿って該開
口を囲むように形成され、スクリーンを隙間を設けて収
納する枠部が形成されている場合、前面部は、枠部およ
びスクリーン間の隙間部分に応じた位置に形成され、本
体部と結合する複数の結合部を備えているのが好まし
い。
【0012】ここで、結合部としては、前面部が射出成
形により製造される場合、枠部の一部を開口縁に向かっ
て膨出させ、この部分に本体部と結合するビスを案内す
る孔を形成したものを採用することができる。
【0013】このように枠部およびスクリーンの間に隙
間を設けることにより、スクリーンおよび前面部の寸法
誤差による取付時のスクリーンのたわみの発生等を防止
することができる。また、隙間部分に結合部を形成する
ことにより、別途前面部に本体部との結合手段を形成す
る必要がなく、合理的である。さらに、射出成形により
前面部を製造している場合、枠部の一部を膨出させるだ
けで結合部を形成できるため、枠部と結合部を一体的に
成形することができ、前面部成形用の金型の複雑化を招
くことがない。
【0014】さらに、前述の低音出力用スピーカは、下
部筐体とは別体の筐体部材に収納され、この筐体部材と
ともに、下部筐体から着脱可能とされているのが好まし
い。
【0015】このように低音出力用スピーカが専用の筐
体部材に収納されることにより、スピーカから音声を指
向性を持たせて出力させることができるため、音響効果
上好ましい。また、下部筐体から着脱可能とすることに
より、画像形成部等の調整を行う場合に、スピーカ部分
を取り外して行うことができるため、調整を行い易いリ
アプロジェクタとすることができる。
【0016】そして、本発明のリアプロジェクタの製造
方法は、光源から射出された光束を変調し、画像情報に
応じて光学像を形成する光学装置、および該光学像を拡
大投写する投写光学系を含む画像形成部と、前記画像形
成部を収納する箱状の筐体と、この筐体の箱状側面のい
ずれかに露出して設けられ、前記画像形成部で形成され
た光学像を投影するスクリーンと、前記スクリーンが設
けられる側面と交差する側面に設けられ、前記筐体とは
別体の筐体部材に収納され、前記映像情報とともに入力
される音声情報に応じて音声を出力する音声出力部とを
備えたリアプロジェクタの製造方法であって、前記筐体
は、前記スクリーンが取り付けられる開口が形成された
前面部と、内部に前記投写光学系から射出された光学像
の光路が設定された本体部とを備え、前記前面部に前記
スクリーンを取り付ける工程と、前記スクリーンが取り
付けられた前面部を、前記本体部に取り付ける工程と、
前面部を取付た後、前記音声出力部を収納した筐体部材
を、前記前面部に固定して本体部側面に取り付ける工程
とを具備することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、スクリーンを取付た前面
部を本体部に取り付けた後に、音声出力部を取り付けて
いるため、スクリーンの光入射面を前面部および本体部
である程度の密閉性を確保した上で、音声出力部を取り
付けることができ、音声出力部の取り付けに伴い、スク
リーンの光入射面に塵埃等が付着することを防止でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。 〔1.リアプロジェクタの主な構成〕図1は、本発明に
係るリアプロジェクタ1を前方から見た斜視図である。
図2は、このリアプロジェクタ1を後方から見た斜視図
である。図3は、リアプロジェクタ1を後方から見た分
解斜視図であり、具体的には、図2からバックカバーが
取り外された図である。図4は、リアプロジェクタ1を
下方から見た分解斜視図である。図5は、リアプロジェ
クタ1を示す縦断面図である。
【0019】リアプロジェクタ1の主な構成について、
図1〜図5を用いて説明する。リアプロジェクタ1は、
図1〜図5に示すように、光源から射出された光束を画
像情報に応じて変調して光学像を形成し、この光学像を
スクリーンに拡大投写するとともに音声を出力するもの
である。
【0020】リアプロジェクタ1は、筐体を構成するキ
ャビネット10と、このキャビネット10の下面側に設
けられる脚部20と、キャビネット10内に配置される
画像形成部としての内部ユニット40と、同じくキャビ
ネット10内に配置される反射ミラー30と、キャビネ
ット10の前面に露出して設けられる請求項に係るスク
リーンとしてのスクリーン本体51と、音声出力部10
0とを備えて構成される。
【0021】これらのキャビネット10、内部ユニット
40、反射ミラー30、スクリーン本体51、および音
声出力部100により装置本体が構成されている。な
お、本実施形態では、便宜上、前方から見て左側を左と
し、前方から見て右側を右とする。
【0022】キャビネット10は、内部ユニット40お
よび反射ミラー30を収納する合成樹脂製の筐体であ
り、図3に示すように、内部ユニット40を収納すると
ともに、前面側、上下面側および左右側面側のほとんど
を覆う下部筐体としての縦断面コ字状の下部キャビネッ
ト13と、背面側および左右側面側の一部を覆うバック
カバー14と、この下部キャビネット13の上側に設置
される上部筐体を構成し前面部としての縦断面三角形状
の上部キャビネット12とを備えて構成される。下部キ
ャビネット13におけるスクリーン本体51の面に沿っ
た方向としての左右方向の寸法は、上部キャビネット1
2におけるスクリーン本体51の面に沿った方向として
の左右方向の寸法よりも小さく形成されている。また、
バックカバー14は、下部キャビネット13に対して着
脱自在に構成されている。
【0023】下部キャビネット13は、図4に示すよう
に、前面部131と、左右の側面部132と、上面部1
33と、下面部134とを備える。図4に示すように、
下部キャビネット13において、前面部131の略中央
には、内部ユニット40を構成する投写レンズの突出分
に応じて前面側に膨出したセンター部131Aが設けら
れ、このセンター部131Aの左右側には、略同寸法の
矩形状の開口部131R,131Lが形成されている。
【0024】これらの開口部131R,131Lには、
音声出力部100を構成する低音出力用のスピーカとし
てのウーハーボックス60(60R,60L)がそれぞ
れ取り付けられている。なお、図面では明確にされてい
ないが、左側の開口部131Lの下側には、コンピュー
タ接続用の接続部や、ビデオ入力端子、オーディオ機器
接続端子等の各種の機器接続用端子が設けられている。
【0025】また、下部キャビネット13において、図
3に示すように、左右の側面部132には、それぞれス
リット状の開口部が形成されている。左側の開口部は、
内部に冷却空気を導入する吸気用開口132Lであり、
右側の開口部は、内部に導入され内部を冷却した後の空
気を排出する排気用開口132Rである。
【0026】上面部133は、上部キャビネット12に
おける後述する下面部に対向するように構成されてい
る。また、下面部134は、脚部20の後述する受け面
に当接するように配置されている。
【0027】バックカバー14は、図3に示すように、
背面部141と、左右の側面部142とを備えて構成さ
れる。バックカバー14において、背面部141の右側
(後方から見て左側)には、冷却空気を導入するための
第2吸気用開口141Aが形成されている。第2吸気用
開口141Aにはエアフィルタ143が取り付けられ
る。このエアフィルタ143が設けられた第2吸気用開
口141Aには、この開口141Aを塞ぐカバー144
が着脱自在に取り付けられている。
【0028】また、背面部141における第2吸気用開
口141Aの左側(後方から見て右側)にはインレット
コネクタ145用の開口が設けられている。さらに、背
面部141の左側(後方から見て右側)にはコンピュー
タ接続用の接続部や、ビデオ入力端子、オーディオ機器
接続端子等の各種の機器接続用端子が設けられており、
この背面部141の内側には、インターフェース基板8
0が設けられている。
【0029】上部キャビネット12は、図2および図5
を参照すれば、反射ミラー30を収納するとともに、ス
クリーン本体51を露出した状態で保持する縦断面三角
形状の筐体であり、その前面部分には、前面部としての
スクリーンカバー52が設けられている。詳しくは後述
する。
【0030】図6は、リアプロジェクタ1の下部キャビ
ネット13および脚部20を前方から見た縦断面図であ
る。脚部20は、図3,4,6を参照すれば、前記装置
本体を支持するとともに、下部キャビネット13の前記
前面部131の一部を覆う合成樹脂製の部材であり、前
記下部キャビネット13の下面部134全体に当接する
受け面21と、この受け面21の裏側を囲み所定の高さ
寸法を有するリブ状の支持部22とを備える。
【0031】受け面21において、前後方向の中央部分
における左側から中央の位置には、支持部22の高さ寸
法に対応する寸法分凹んだ凹状溝が形成されている。支
持部22は、図4に示すように、リアプロジェクタ1が
床や机等の上面に設置された場合に、その裏面が床等の
上面に当接されるものである。この支持部22の内側に
は、合成樹脂製で所定高さ寸法の格子状の補強リブ22
Aが形成されている。この補強リブ22Aにより、脚部
20の剛性が高められるとともに、床等の上面から位置
ずれしないようになっている。
【0032】ただし、支持部22の内側の一部には、補
強リブ22Aが形成されずに、支持部22の裏面側に、
前後方向の中央部分における左側から中央にかけて延び
る平面部22Bが形成されている。この平面部22B
は、受け面21に形成された前記凹状溝の下面部分とな
っている。
【0033】図6に示すように、前記凹状溝が形成され
た受け面21に前記装置本体が設置されると、下部キャ
ビネット13の左側の側面部132から中央部分にかけ
て左右方向に延びる空間としての第3ダクト93が構成
される。ただし、第3ダクト93の両端縁には装置本体
の下面が当接されず、左側の側面部132近傍の端縁部
分と略中央部分の端縁部分とが開口される。
【0034】この左側の側面部132近傍の開口には、
第2ダクト92の一端が接続されている。この第2ダク
ト92の他端は、左側の側面部132に形成された吸気
用開口132Lにエアフィルタ135を介して接続され
ている。また、この中央部分の端縁部分における開口に
は、第4ダクト94の一端が接続されている。この第4
ダクト94の他端は、スポンジ等の弾性部材を介して、
前記装置本体を構成する光学装置の下側に配置されてい
る。
【0035】図7は、リアプロジェクタ1を構成する上
部キャビネット12からスクリーン本体51を含むスク
リーンカバー52が取り外された正面図である。反射ミ
ラー30は、略台形状に形成された一般的な反射ミラー
であり、上部キャビネット12の背面内側に、台形の長
辺が上側となるように取り付けられている。上部キャビ
ネット12の背面内側には、反射ミラー30を所定位置
に保持するミラー保持部31が形成されている。このミ
ラー保持部31によって、反射ミラー30の長辺部分、
短辺部分、斜辺部分が支持され、反射ミラー30に歪み
が生じないようになっている。
【0036】〔2.内部ユニットの構成〕図8は、内部
ユニットを後方から見た斜視図である。内部ユニット4
0は、入力された画像情報に応じて所定の光学像を形成
するとともに、この画像情報に付加される音声信号の増
幅等も行って、音声および映像を出力する装置である。
内部ユニット40は、内部ユニット本体400と、この
内部ユニット本体400を所定の姿勢で支持するアルミ
ニウム等の金属製の支持部材200と、第1電源装置3
01と、第2電源装置302とを備えて構成される。
【0037】図9は、内部ユニットを構成する支持部材
を前方から見た斜視図である。支持部材200は、図9
に示すように、下部キャビネット13(図3)の下面部
分に対向配置される平板状のベース部材201と、この
ベース部材201の上面に取り付けられる板状の左右位
置調整部材202と、この左右位置調整部材202の上
面に固定され、後方側へと下り勾配に傾斜する傾斜調整
部材203と、この傾斜調整部材203の上面に対向し
て配置される回転位置調整部材204とを備える。
【0038】ベース部材201は、内部ユニット40の
下面側を構成する板材であり、下部キャビネット13の
下面部134に対して前後方向に進退可能に構成されて
いる。このベース部材201が進退することにより、下
部キャビネット13から内部ユニット本体400を後方
側へと引き出し様のスライド式に取り出し可能となって
いる。
【0039】ここで,図8に示すように、ベース部材2
01における右側(後方から見て左側)の位置には、上
下方向に延びて下部キャビネット13内を左右の2つの
空間に区画する仕切板205が形成されている。
【0040】図9に戻って、左右位置調整部材202
は、左右方向に延びるルーズ孔202Aが複数個形成さ
れている。これらのルーズ孔202Aにより、左右位置
調整部材202は、ベース部材201に対する左右方向
の位置調整が可能となっている。なお、左右位置調整部
材202は、左右方向に位置調整された後に、これらの
ルーズ孔202Aにねじを挿通して、ベース部材201
にねじ止め固定される。
【0041】傾斜調整部材203は、板状の傾斜調整部
材本体206と、この傾斜調整部材本体206の四隅に
それぞれ下方へ突出して設けられる脚部207とを備え
る。各脚部207は、上下方向に進退自在に構成されて
いる。また、各脚部207において、傾斜調整部材本体
206と反対側の先端部分は、左右位置調整部材202
に取り付けられている。これらの4つの脚部207を上
下方向に進退させることにより、左右位置調整部材20
2に対する傾斜調整部材本体206の姿勢が調整可能と
なっている。
【0042】回転位置調整部材204は、投写レンズ4
6の照明光軸の位置Xを略回転中心として、この回転中
心Xから離れた位置を前後方向等に付勢することによ
り、傾斜調整部材本体206の上面に沿って面内方向に
回転自在に構成されている。この回転位置調整部材20
4の上面には、内部ユニット本体400(図8)が取り
付けられている。
【0043】以上のことから、内部ユニット本体400
は、左右位置調整部材202、傾斜調整部材203およ
び回転位置調整部材204により、ベース部材201の
上面に対して、左右方向、傾き方向(あおり方向)、お
よび面内回転方向を含む姿勢調整が可能となっている。
【0044】図8に示すように、内部ユニット本体40
0は、右側(後方から見て左側)部分に配置された光源
装置411を含み、この光源装置411から左側へ延び
てさらに前方側へ延びる平面視略L字状の光学ユニット
401と、この光学ユニット401の右側部分の一部を
覆うように跨って配置され、中央から左側(後方から見
て右側)へと延びる制御基板402とを備えて構成され
る。
【0045】制御基板402は、CPU等を含む制御部
を備える基板であり、入力された画像情報に応じて、光
学ユニット401を構成する光学装置の駆動制御を行っ
ている。また、制御基板402の周囲は、金属製のシー
ルド部材403によって覆われている。この制御基板4
02を覆うシールド部材403は、柱状の部材を介して
光学ユニット401を跨ぐように、回転位置調整部材2
04に取り付けられている。なお、光学ユニット401
の詳細については後述する。
【0046】第1電源装置301は、光源装置411の
前方側で仕切板205の左側に設けられており、第1電
源ブロック303と、この第1電源ブロック303に隣
接配置されたランプ駆動回路(バラスト)304とを備
える。
【0047】第1電源ブロック303は、インレットコ
ネクタ145に接続された図示しない電源ケーブルを通
して、外部から供給された電力をランプ駆動回路304
や制御基板402等に供給する。
【0048】ランプ駆動回路304は、光学ユニット4
01を構成する光源ランプに第1電源ブロック303か
ら供給された電力を供給するものであり、この光源ラン
プと電気的に接続されている。このようなランプ駆動回
路304は、例えば、図示しない基板に配線されてい
る。
【0049】また、第1電源装置301は、左右側が開
口された金属製のシールド部材305によって周囲を覆
われている。このシールド部材305は、電磁ノイズの
漏れを防止する機能を有する。さらに、第1電源装置3
01における中央側の開口には、電源用の軸流ファン5
21が取り付けられている。これにより、第1電源装置
301の延びる方向、すなわち、中央部分から右側方向
へ冷却空気を送風している。この場合には、このシール
ド部材305は、冷却空気を誘導するダクトとして機能
している。
【0050】第2電源装置302は、仕切板205の右
側の空間に設けられており、第2電源ブロック306
と、入力された音声信号を増幅する音声信号増幅部(ア
ンプ)307とを備え、周囲を金属製のシールド部材3
08で覆われている。
【0051】第2電源ブロック306は、インレットコ
ネクタ145に接続された図示しない電源ケーブルを通
して、外部から供給された電力を音声信号増幅部307
に供給する。
【0052】音声信号増幅部307は、第2電源ブロッ
ク306から供給された電力によって駆動され、入力さ
れた音声信号を増幅するものであり、図8には図示しな
い後述するスピーカボックスおよび前記ウーハーボック
スと電気的に接続されている。このような音声信号増幅
部307は、例えば、図示しない基板に配線されてい
る。
【0053】〔3.光学ユニットの構成〕図10は、光
学ユニット401を示す斜視図である。図11は、光学
ユニット401を模式的に示す平面図である。光学ユニ
ット401は、図11に示すように、光源装置を構成す
る光源ランプから射出された光束を光学的に処理して画
像情報に対応した光学像を形成し、この光学像を拡大し
て投写するユニットであり、インテグレータ照明光学系
41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、光
学装置44と、直角プリズム48と、投写光学系として
の投写レンズ46とを備える。
【0054】インテグレータ照明光学系41は、光学装
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bとする)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置411と、第1レンズアレ
イ412と、第2レンズアレイ413と、偏光変換素子
414と、重畳レンズ415とを備えている。
【0055】光源装置411は、放射光源としての光源
ランプ416と、リフレクタ417とを備え、光源ラン
プ416から射出された放射状の光線をリフレクタ41
7で反射して平行光線とし、この平行光線を外部へと射
出する。光源ランプ416としては、ハロゲンランプを
採用している。なお、ハロゲンランプ以外に、メタルハ
ライドランプや高圧水銀ランプ等も採用できる。リフレ
クタ417としては、放物面鏡を採用している。なお、
放物面鏡の代わりに、平行化凹レンズおよび楕円面鏡を
組み合わせたものを採用してもよい。
【0056】第1レンズアレイ412は、光軸方向から
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ416から射出される光束を、複数の部分光束に分
割している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル44
1の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定
されている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領
域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であ
るならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
【0057】第2レンズアレイ413は、第1レンズア
レイ412と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ413は、重畳レンズ415とともに、第1
レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル44
1上に結像させる機能を有する。
【0058】偏光変換素子414は、第2レンズアレイ
413と重畳レンズ415との間に配置されるととも
に、第2レンズアレイ413と一体でユニット化されて
いる。このような偏光変換素子414は、第2レンズア
レイ413からの光を1種類の偏光光に変換するもので
あり、これにより、光学装置44での光の利用効率が高
められている。
【0059】具体的に、偏光変換素子414によって1
種類の偏光光に変換された各部分光は、重畳レンズ41
5によって最終的に光学装置44の液晶パネル441上
にほぼ重畳される。偏光光を変調するタイプの液晶パネ
ル441を用いたリアプロジェクタ1では、1種類の偏
光光しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光
を発する光源ランプ416からの光のほぼ半分が利用さ
れない。このため、偏光変換素子414を用いることに
より、光源ランプ416から射出された光束を全て1種
類の偏光光に変換し、光学装置44での光の利用効率を
高めている。なお、このような偏光変換素子414は、
たとえば特開平8−304739号公報に紹介されてい
る。
【0060】色分離光学系42は、2枚のダイクロイッ
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から射出された複数の部分光束
を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離す
る機能を有している。
【0061】リレー光学系43は、入射側レンズ431
と、リレーレンズ433と、反射ミラー432、434
とを備え、色分離光学系42で分離された色光である赤
色光を液晶パネル441Rまで導く機能を有している。
【0062】この際、色分離光学系42のダイクロイッ
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら射出された光束の赤色光成分と緑色光成分とが透過す
るとともに、青色光成分が反射する。ダイクロイックミ
ラー421によって反射した青色光は、反射ミラー42
3で反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用
の液晶パネル441Bに到達する。このフィールドレン
ズ418は、第2レンズアレイ413から射出された各
部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に
変換する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射
側に設けられたフィールドレンズ418も同様である。
【0063】また、ダイクロイックミラー421を透過
した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダイクロイッ
クミラー422によって反射し、フィールドレンズ41
8を通って、緑色用の液晶パネル441Gに到達する。
一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過し
てリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ4
18を通って、赤色光用の液晶パネル441Rに到達す
る。
【0064】なお、赤色光にリレー光学系43が用いら
れているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路長
さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低
下を防止するためである。すなわち、入射側レンズ43
1に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ4
18に伝えるためである。なお、リレー光学系43に
は、3つの色光のうちの赤色光を通す構成としたが、こ
れに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
【0065】光学装置44は、入射された光束を画像情
報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、
色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つ
の入射側偏光板442と、各入射側偏光板442の後段
に配置される光変調装置としての液晶パネル441R,
441G,441Bと、各液晶パネル441R,441
G,441Bの後段に配置される射出側偏光板443
と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズ
ム444とを備える。液晶パネル441R,441G,
441Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチン
グ素子として用いたものである。
【0066】光学装置44において、色分離光学系42
で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441
R,441G,441B、入射側偏光板442、および
射出側偏光板443によって、画像情報に応じて変調さ
れた光学像を形成する。
【0067】入射側偏光板442は、色分離光学系42
で分離された各色光のうち、一定方向の偏光光のみ透過
させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイヤ
ガラス等の基板に偏光膜が貼付されたものである。
【0068】射出側偏光板443も、入射側偏光板44
2と略同様に構成され、液晶パネル441(441R,
441G,441B)から射出された光束のうち、所定
方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するも
のである。これらの入射側偏光板442および射出側偏
光板443は、互いの偏光軸の方向が直交するように設
定されている。
【0069】クロスダイクロイックプリズム444は、
射出側偏光板443から射出され、各色光毎に変調され
た光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反
射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜と
が、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設け
られ、これらの誘電体多層膜により3つの色光が合成さ
れる。
【0070】以上説明した液晶パネル441、射出側偏
光板443およびクロスダイクロイックプリズム444
は、一体的にユニット化された光学装置本体45として
構成されている。なお、入射側偏光板442は、ライト
ガイド47に形成された図示しない溝部にスライド式に
嵌め込んで取り付けられる。
【0071】光学装置本体45は、具体的な図示を省略
するが、クロスダイクロイックプリズム444と、この
クロスダイクロイックプリズム444を下方から支持す
る金属製の台座と、クロスダイクロイックプリズム44
4の光束入射端面に取り付けられ、射出側偏光板443
を保持する金属製の保持板と、この保持板の光束入射側
に取り付けられた4つのピン部材によって保持される液
晶パネル441(441R,441G,441B)とを
備える。保持板と液晶パネル441との間には所定間隔
の空隙が設けられており、この空隙部分を冷却空気が流
れるようになっている。
【0072】直角プリズム48は、光学装置44のクロ
スダイクロイックプリズム444における光束射出側に
配置され、このクロスダイクロイックプリズム444で
合成されたカラー画像を投写レンズ46の方向、すなわ
ち前方向に射出されたカラー画像を上方向へと折り曲げ
て反射するものである。
【0073】投写レンズ46は、直角プリズム48で反
射されたカラー画像を拡大して、反射ミラー30に投写
するものである。この投写レンズ46は、回転位置調整
部材204にねじ止め固定された支持部材によって支持
されている。このように投写レンズ46から射出された
カラー画像は、反射ミラー30で反射されてから、スク
リーン本体51の裏面側に投影される。
【0074】また、図8に示すように、投写レンズ46
の投写側の周囲には、上側が開口された箱状のカバー部
材49Aが設けられている。上部キャビネット12の下
面部分には、投写される光学像の光路を確保するために
開口部が形成されている。カバー部材49Aは、この開
口部の周囲に対して弾性部材を介して当接されてこの開
口部を塞いでいる。
【0075】以上説明した各光学系41〜44,48
は、図10に示す光学部品用筐体としての合成樹脂製の
ライトガイド47内に収容されている。このライトガイ
ド47は、内部側の具体的な図示を省略するが、図10
に示すように、前述した各光学部品412〜415,4
18,421〜423,431〜434,442(図1
1)を上方からスライド式に嵌め込む溝部が形成された
下ライトガイド471と、下ライトガイド471の上部
の開口側を閉塞する蓋状の上ライトガイド472とを備
えて構成される。
【0076】このスクリーン本体51は、入射光に近い
位置すなわち裏面側から順に、拡散板、フレネルシー
ト、レンチキュラーシート、保護板の4枚構成となって
いる。前記投写レンズから射出され前記反射ミラーで反
射された光束は、拡散板で拡散された後にフレネルシー
トで平行化され、レンチキュラーシートを構成する光学
ビーズによって拡散され、表示画像が得られる。なお、
スクリーンカバー52については後述する。
【0077】〔4.内部冷却部の構成(冷却構造)〕図
12は、リアプロジェクタ1を示す平面図である。図1
3は、図12におけるXIII−XIIIでの縦断面図であ
る。ここで、リアプロジェクタ1には、図7,12,1
3に示すように、内部ユニットを40を構成するこれら
の各部品400,200,301,302、およびキャ
ビネット10内部を冷却する内部冷却部500が設けら
れている。この内部冷却部500は、内部ユニット40
を含む下部キャビネット13内全体を冷却している。
【0078】内部冷却部500は、図12,13に示す
ように、吸気用開口132Lから下部キャビネット13
内に外部の冷却空気を導入して、下部キャビネット13
内の各部品400,200,301,302を冷却し、
右側の排気用開口132Rから冷却後の空気を外部へと
排出するものである。つまり、下部キャビネット13内
には、スクリーン本体51の前面に沿って左側から右側
へと冷却空気を流す冷却流路が形成されている。内部冷
却部500は、制御基板冷却流路511と、光学装置冷
却流路512と、光源冷却流路513と、電源冷却流路
514とを備えている。
【0079】内部冷却部500において、図12または
図13に示すように、ファン522,523によって吸
気用開口132Lから導入された外部の冷却空気は、そ
の一部が、制御基板用の軸流ファン522によって吸引
されて、制御基板冷却流路511を流れて制御基板40
2を冷却する。また、冷却空気の残りの一部は、光学装
置用の軸流ファン523およびシロッコファン524に
よって吸引されて、第2〜4ダクト92〜94を含んで
構成される光学装置冷却流路512を流れ、光学装置4
4を冷却する。これらの冷却空気は、光学装置44上方
の近傍で合流する。
【0080】ここで、光源冷却流路513では、仕切板
205の右側の空間に配置され前後方向に延びる第1ダ
クト91が用いられている。前記合流した空気の一部
は、図12に示すように、光学部品冷却用の2つのシロ
ッコファン525,526によって吸引されて、ライト
ガイド47内の光源冷却流路513を流れて偏光変換素
子414および光源装置411を冷却した後に、第1ダ
クト91を通って排気用開口132Rから外部へと排出
される。
【0081】一方、合流した空気の残りの一部は、電源
用の軸流ファン521によって吸引されて、電源冷却流
路514を流れて第1電源装置301および第2電源装
置302を冷却し、排気用開口132Rから外部へと排
出される。
【0082】このように冷却後の空気の排出流路として
2つの流路が設けられている。そして、光源装置411
冷却後の空気は、他の部品に接触することなく専用の第
1ダクト91から外部へと直接排出され、第2電源装置
302には干渉しないようになっている。
【0083】〔5.上部キャビネット側の構成〕次に、
上部キャビネット12を含む上部側の構成について説明
する。図14は、上部キャビネット12に、蓋部材であ
るスクリーンカバー52およびスピーカボックス70が
取り付けられる様子を示す斜視図である。上部キャビネ
ット12は、図14に示すように、射出成形によって形
成された合成樹脂製の部材であり、前記反射ミラーを収
納し、内部に前記投写レンズから射出された光束の光路
が設定された箱状の部材である。上部キャビネット12
の前面部分には、枠状の蓋部材であるスクリーンカバー
52が取り付けられている。
【0084】上部キャビネット12は、略長方形状の下
面部15と、この下面部15の両端から立設された三角
形状の左右の側面部16と、これらの左右の側面部16
に跨って形成され後方下側に向かって傾斜する背面部1
7と、略矩形平面状の前面部18とを備える。この平面
状の前面部18には、矩形状の開口部18Aが形成され
ている。また、下部キャビネット13の上面部133の
開口部に対応する位置に開口部が形成されている。
【0085】スクリーンカバー52は、開口部18Aを
含む前面部18を囲むように横長矩形状に形成された枠
部601と、この矩形状の枠部601の左右側二辺にそ
れぞれ形成された縦長矩形状のスピーカ用枠部602と
を備える。
【0086】図15は、スクリーン本体51が取り付け
られたスクリーンカバー52を後方から見た図である。
図15に示すように、枠部601は、隙間を設けた状態
で前面部18の開口部18A(図14)に沿ってスクリ
ーン本体51を収納するものであり、スクリーン本体5
1に当接する縁状の枠部本体603と、この枠部本体6
03から後方側へ突出し、その先端にビス孔604Aが
形成された結合部としての複数のボス604とを備え
る。
【0087】ここで、スクリーン本体51を枠部601
に保持させるにあたり、金属製のスクリーン保持部材6
10が用いられている。このスクリーン保持部材610
は、スクリーン本体51の外周縁に枠部本体603を当
接させて、このスクリーン保持部材610と枠部本体6
03との間にスクリーン本体51を挟んだ状態でねじ固
定することにより、スクリーン本体51を保持する部材
である。なお、スクリーン保持部材610において、ス
クリーン本体51に当接する部分には、図示しない緩衝
材が設けられており、スクリーン本体51の裏面側を傷
つけないようになっている。
【0088】スクリーン保持部材610は、枠部601
の縦寸法および横寸法に応じて、これらの寸法よりも小
さな寸法で形成された長さの異なる2種類のスクリーン
保持部材610L,610Sを備えている。
【0089】スクリーン保持部材610(610L,6
10S)を枠部601に取り付けた際に、前述した複数
のボス604に対応する位置には、これらのボス604
を囲む切欠き610Xがそれぞれ形成されている。
【0090】これにより、スクリーン保持部材610に
よってスクリーン本体51が取り付けられた枠部601
を上部キャビネット12に設けると、前記上部キャビネ
ット12の前面部分に形成された図示しない孔とボス6
04のビス孔604Aとが対応する。これらの対応する
孔にビスを挿通させることにより、上部キャビネット1
2に枠部601をビス固定している。
【0091】各スピーカ用枠部602は、後述するスピ
ーカボックスの前面部分を囲んだ状態でこのスピーカボ
ックスを保持する枠部材である。スピーカ用枠部602
の前面板において、その略中央部分には、大きさの異な
る2つの円形開口602L,602Sが上下に並んで形
成されている。また、スピーカ用枠部602の前面板の
所定位置には、左右に2つ並んだ合計8つの孔602A
形成され、さらに、4つのねじ孔602Bが形成されて
いる。
【0092】〔6.音声出力部の構成〕音声出力部10
0は、図1に示すように、内部に収納され筐体部材とし
て構成されたウーハーボックス60(60R,60
L)、およびスピーカボックス70を備えて構成され
る。ウーハーボックス60(60R,60L)は、図4
に示すように、下部キャビネット13とは別体として構
成された筐体部材としての低音出力用スピーカであり、
下部キャビネット13の開口部131R,131Lに対
して、前面側から着脱可能に構成されている。
【0093】スピーカボックス70は、図14に示すよ
うに、中音域および高音域の音声を出力するスピーカで
あり、上部キャビネット12とは別体として構成されて
いる。このスピーカボックス70は、上部キャビネット
12の左右側の位置となるように、スクリーンカバー5
2を構成するスピーカ用枠部602の後方側にそれぞれ
取り付けられている。
【0094】また、図14に示すように、左右のスピー
カ用枠部602の前方側には、このスピーカ用枠部60
2を覆うカバー部材であるスピーカグリル71が、突起
71Aを介して取り付けられている。これらのスピーカ
グリル71の前面とスクリーンカバー52の前面とは略
面一に形成され、これらの面は鉛直方向に略平行となっ
ている。
【0095】〔7.上部キャビネット等の製造方法〕次
に、スピーカボックス70およびスピーカグリル71が
設けられた上部キャビネット12を製造する手順につい
て説明する。図16は、スクリーンカバー52に対し
て、スピーカボックス70およびスピーカグリル71が
取り付けられる様子を示す図である。
【0096】スピーカボックス70およびスピーカグリ
ル71を取り付ける前に、まず、図15に示すように、
スクリーンカバー52を構成する枠部601の枠部本体
603に対してスクリーン本体51の外周縁を当接させ
て、スクリーン保持部材610と枠部本体603との間
にスクリーン本体51を挟んだ状態でねじ固定すること
により、スクリーンカバー52の枠部601にスクリー
ン本体51を固定する。
【0097】次に、スクリーン本体51が取り付けられ
た枠部601を上部キャビネット12の前面部分に設け
て、前記上部キャビネット12の前面部分に形成された
図示しない孔とボス604のビス孔604Aとを対応さ
せてビスを挿通させることにより、上部キャビネット1
2にスクリーンカバー52の枠部601を固定する。
【0098】次に、図16に示すように、スピーカ用枠
部602に対してスピーカボックス70の前面部分を設
け、スピーカボックス70の前面に形成された孔70A
およびスピーカ用枠部602のねじ孔602Bを対応さ
せ、これらの孔70A,602Bにねじ72を挿通させ
ることにより、スピーカ用枠部602にスピーカボック
ス70を固定する。これにより、スピーカボックス70
は、上部キャビネット12の側面部分に位置することに
なる。
【0099】最後に、スピーカ用枠部602の孔602
Aに対して、スピーカグリル71に形成された突起71
Aを押し込むことにより、スピーカ用枠部602の前方
側にスピーカグリル71を固定する。
【0100】〔8.実施形態の効果〕 (1)ウーハーボックス60を下部キャビネット13に収
納したので、上部キャビネット12に設けられるスクリ
ーン本体51や、上部キャビネット12内に収納される
反射ミラー30に、低音域の周波数による振動が伝わり
にくくなるため、ウーハーボックス60から大音量の音
声を出力しても、スクリーン本体51上に投影された画
像に揺らぎが生じさせずに、観察者に高品質な画像を提
供できる。
【0101】(2)スピーカボックス70を上部キャビネ
ット12の左右側の側面に設けらたので、スピーカボッ
クス70から出力される音声がスクリーン本体51を介
することなく直接観察者に届くことから、スピーカボッ
クス70の音圧によりスクリーン本体51が面外方向に
変形することもなく、より高品質の大画面映像を観察者
に提供できる。
【0102】(3)スピーカボックス70を上部キャビネ
ット12とは別体の筐体部材としたので、大画面のスク
リーン本体51を取り付けるスクリーンカバー52や上
部キャビネット12等の大きさが必要以上に大きくなる
ことがない。ここで、スクリーンカバー52や上部キャ
ビネット12を射出成形によって製造したので、これら
を製造するための金型が大きくならず、金型コストの低
減を図ることができる。
【0103】(4)枠部601とスクリーン本体51との
間に隙間を設けたので、スクリーン本体51およびスク
リーンカバー52の寸法誤差による取付時のスクリーン
本体51のたわみの発生等を防止できる。
【0104】(5)枠部602の603にボスを形成した
ので、スクリーンカバー52に上部キャビネット12と
の結合手段を、別途形成する必要がなくコスト低減を図
ることができる。
【0105】(6)射出成形により、枠部601の一部を
突出させてボス604を形成したので、枠部601とボ
ス604とを一体的に成形できて、枠部601を成形す
るための金型の構造を簡単にできる。
【0106】(7)ウーハーボックス60を専用の筐体部
材に収納したので、ウーハーボックス60の本体部分か
らの音声に指向性を持たせて出力できるため、音響効果
をより一層向上できる。
【0107】(8)下部キャビネット13からウーハーボ
ックス60を着脱可能に構成したので、画像形成部等の
調整をウーハーボックス60を取り外すことにより実施
できるため、簡単に調整できるリアプロジェクタ1とす
ることができる。
【0108】(9)スクリーン本体51を取りつけたスク
リーンカバー52を上部キャビネット12に取り付けた
後に、スピーカボックス70を取り付けたので、スクリ
ーン本体51の光入射面をスクリーンカバー52および
上部キャビネット12により、ある程度の密閉性を確保
した上で、スピーカボックス70を取り付けることがで
き、スピーカボックス70をの取り付けに伴い、スクリ
ーン本体51の光入射面に対する塵埃等の付着を防止で
きる。
【0109】〔9.実施形態の変形〕なお、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的
を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形
等も本発明に含まれる。前記実施形態において、スピー
カボックス70を上部キャビネット12の側面部分に取
り付けたが、これに限らず、例えば、下部キャビネット
13に取り付ける構成や、上部キャビネット12の上部
等に取り付ける構成も採用できる。この際、スピーカボ
ックス70の形状もキャビネット10の形状等に合わせ
て、適宜変更すればよい。
【0110】また、前記実施形態において、ウーハーボ
ックス60を下部キャビネット13とは別体の筐体とし
て構成したが、一体的な構成としてもよい。この場合に
は、ウーハーボックス60はボックス状に構成しなくて
もよい。なお、その他、本発明の実施時の具体的な構造
および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で、他
の構造等としてもよい。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、ウーハ等の低音出力用
スピーカを下部筐体に収納したので、上部筐体に設けら
れるスクリーンや、必要に応じて上部筐体内に設けられ
る反射ミラーに振動が伝わりにくくなるため、低音出力
用のスピーカから大音量の音声を出力しても、スクリー
ン上に投影された画像に揺らぎを生じさせないという効
果がある。
【0112】また、高音出力用スピーカを上部筐体のス
クリーンが設けられる側面と交差する側面に設けたの
で、高音出力用スピーカから出力される音声がスクリー
ンを介することなく直接観察者に届くことから、高音出
力用スピーカの音圧によりスクリーンが面外方向に変形
することもなく、より高品質の大画面映像を観察者に提
供できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリアプロジェクタを前方から見た
斜視図である。
【図2】前記リアプロジェクタを後方から見た斜視図で
ある。
【図3】前記リアプロジェクタを後方から見た分解斜視
図であり、具体的には、図2からバックカバーが取り外
された図である。
【図4】前記リアプロジェクタを下方から見た分解斜視
図である。
【図5】前記リアプロジェクタを示す縦断面図である。
【図6】前記リアプロジェクタを前方から見た縦断面図
である。
【図7】前記リアプロジェクタからスクリーン本体を含
むスクリーンカバーを外した正面図である。
【図8】前記リアプロジェクタを構成する内部ユニット
を後方から見た斜視図である。
【図9】前記内部ユニットを構成する支持部材を前方か
ら見た斜視図である。
【図10】前記内部ユニットを構成する光学ユニットを
示す斜視図である。
【図11】前記光学ユニットを模式的に示す平面図であ
る。
【図12】前記リアプロジェクタを示す平面図である。
【図13】図12におけるXIII−XIIIでの縦断面図で
ある。
【図14】上部キャビネットにスクリーンカバーおよび
スピーカボックスが取り付けられる様子を示す斜視図で
ある。
【図15】スクリーン本体が取り付けられた前記スクリ
ーンカバーを後方から見た図である。
【図16】前記スクリーンカバーにスピーカボックスが
取り付けられる様子を示す図である。
【符号の説明】
1 リアプロジェクタ 10 筐体としてのキャビネット 12 下部筐体としての下部キャビネット 13 上部筐体を構成する本体部としての上部キャビ
ネット 46 投写光学系としての投写レンズ 51 スクリーンとしてのスクリーン本体 52 前面部としてのスクリーンカバー 60 低音出力用スピーカとしてのウーハーボックス 70 高音出力用スピーカとしてのスピーカボックス 100 音声出力部 307 音声信号増幅部 411 光源装置 601 枠部 604 結合部としてのボス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から射出された光束を変調し、画像
    情報に応じて光学像を形成する光学装置、および該光学
    像を拡大投写する投写光学系を含む画像形成部と、この
    画像情報とともに入力される音声情報に応じて音声を出
    力する音声出力部と、前記画像形成部を収納する箱状の
    筐体と、この筐体の箱状側面のいずれかに露出して設け
    られ、前記画像形成部で形成された光学像を投影するス
    クリーンとを備えたリアプロジェクタであって、 前記筐体は、前記画像形成部を収納する下部筐体と、前
    記スクリーンが設けられる上部筐体とを備え、 前記音声出力部は、低音出力用スピーカと、高音出力用
    スピーカとを備え、 前記低音出力用スピーカが前記下部筐体に設けられ、前
    記高音出力用スピーカが前記上部筐体の前記スクリーン
    が設けられる側面と交差する側面に設けられていること
    を特徴とするリアプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記上部筐体は、前記スクリーンが取り付けられる開口
    が形成された前面部と、内部に前記投写光学系から射出
    された光束の光路が設定された本体部とを備え、 前記高音出力用スピーカは、前記上部筐体とは別体の筐
    体部材に収納され、 この筐体部材は、前記前面部に取り付けられることを特
    徴とするリアプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリアプロジェクタにお
    いて、 前記前面部には、前記開口縁に沿って該開口を囲むよう
    に形成され、前記スクリーンを隙間を設けて収納する枠
    部が形成され、 前記前面部は、前記枠部および前記スクリーン間の隙間
    部分に応じた位置に形成され、前記本体部と結合する複
    数の結合部を備えていることを特徴とするリアプロジェ
    クタ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    リアプロジェクタにおいて、 前記低音出力用スピーカは、前記下部筐体とは別体の筐
    体部材に収納され、この筐体部材とともに、前記下部筐
    体から着脱可能とされていることを特徴とするリアプロ
    ジェクタ。
  5. 【請求項5】 光源から射出された光束を変調し、画像
    情報に応じて光学像を形成する光学装置、および該光学
    像を拡大投写する投写光学系を含む画像形成部と、前記
    画像形成部を収納する箱状の筐体と、この筐体の箱状側
    面のいずれかに露出して設けられ、前記画像形成部で形
    成された光学像を投影するスクリーンと、前記スクリー
    ンが設けられる側面と交差する前記筐体の側面に設けら
    れ、前記筐体とは別体の筐体部材に収納され、前記画像
    情報とともに入力される音声情報に応じて音声を出力す
    る音声出力部とを備えたリアプロジェクタの製造方法で
    あって、 前記筐体は、前記スクリーンが取り付けられる開口が形
    成された前面部と、内部に前記投写光学系から射出され
    た光学像の光路が設定された本体部とを備え、 前記前面部に前記スクリーンを取り付ける工程と、 前記スクリーンが取り付けられた前面部を前記本体部に
    取り付ける工程と、 前面部を取り付けた後、前記音声出力部を収納した筐体
    部材を、前記前面部に固定して本体部側面に取り付ける
    工程とを具備することを特徴とするリアプロジェクタの
    製造方法。
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