JP2006072036A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】美観に優れ、安全的にも問題のないプロジェクタを提供すること。
【解決手段】プロジェクタ10は、画像光を拡大投写するプロジェクタ本体1と、画像光に関連する音声を発生するスピーカー等の音声発生装置25とを備えており、プロジェクタ本体1と音声発生装置25を収納する外装ケース等の筐体15には、音声発生装置25の放音口153とプロジェクタ本体1の吸気口152及び/または排気口151B,151Bが隣接して形成され、この放音口153と、吸気口152及び/または排気口151B,151Bの前面には面状のカバー部材20が配設されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、スピーカーなどの音声発生装置を備えた音声発生可能なプロジェクタに関する。
光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して、投射レンズを介してスクリーン上に投射するプロジェクタが知られており、このプロジェクタは、パーソナルコンピュータ(PC)とともに、会議等でのプレゼンテーションに広く利用されている。
このようなプロジェクタは、ダイクロイックミラー等の色分離光学系が、光源から射出された光束を三色の色光に分離し、液晶パネル等で構成される3枚の光変調装置は、色光毎に画像情報に応じて変調する。また、クロスダイクロイックプリズム等の色合成光学装置は、変調後の各色光を合成して光学像を形成しており、この形成された光学像を、投射レンズ等の投射光学装置によって拡大投射する、いわゆる三板式の構成を採用するものが広く知られている。
また、近年のプロジェクタの多機能化にあっては、プロジェクタは画像を投写するだけでなく、音声も出力することが可能となっており、そのために、スピーカー等の音声発生装置を内蔵しているものも増えてきている。そのスピーカーも、より臨場感を出すために、ステレオスピーカーが多く用いられている(例えば、特許文献1)。
更には、近年のプロジェクタの多機能化にあっては、自宅で簡便に映画館と同じような環境で、映画館と同様の映像を再生するホームシアターシステムが普及してきており、そして、プロジェクタと画像再生装置とを一体化した複合タイプのプロジェクタが、ホームシアターとしての用途を発揮できるようになっていた(例えば、特許文献2)。画像再生装置としてはDVD(Digital Versatile Discの略。以下同)プレーヤー、ビデオカセットレコーダーなどが利用されているが、映像の品質や映像ソースのハンドリングのし易さから、現在ではDVDプレーヤーが主流となっている。
特開平6−138433号公報([0021],図5) 特開平7−113996号公報([請求項1],図4)
ところで、プロジェクタに音声出力機能を付与すべくスピーカー等の音声発生装置を配設する際には、両者を収納する筐体等には、プロジェクタの吸気口あるいは排気口と、このスピーカーの放音部の前面に開口部を設ける構成とする必要があるが、このような構成をとった場合には、プロジェクタの外面に開口部が多く存在してしまうため、プロジェクタの外観が悪く、美観を損ねることになっていた。
また、外面にこのような開口部が多く存在すると、開口部から指や物を差し込みやすくなってしまうため、安全面からも問題があった。
本発明の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、美観に優れ、安全的にも問題のないプロジェクタを提供することにある。
本発明の第1発明のプロジェクタは、光源と、光源から射出された光束を複数の色光に分離する色分離光学装置と、分離された色光を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、各光変調装置で変調された光を合成する色合成光学装置と、前記色合成光学装置にて合成された画像光を拡大投写する投写光学装置からなるプロジェクタ本体と、前記画像光に関連する音声を発生する音声発生装置とを備えたプロジェクタであって、前記プロジェクタ本体と前記音声発生装置を収納する筐体には、前記音声発生装置の放音口と前記プロジェクタ本体の吸気口及び/または排気口が隣接して形成され、前記放音口と、前記吸気口及び/または排気口の前面には面状のカバー部材が配設されていることを特徴とする。
この本発明の第1発明のプロジェクタは、プロジェクタ本体と音声発生装置からなり、これらプロジェクタ本体と音声発生装置を収納する筐体には、音声発生装置の放音口とプロジェクタ本体の吸気口及び/または排気口が隣接して形成されており、この放音口と、吸気口及び/または排気口の前面には面状のカバー部材が配設されている構成を採用している。
従って、プロジェクタの外面にはカバー部材だけが配設されて外部に現れることになるので、開口部が多く存在することもなく、プロジェクタの外観も良好となり、美観に優れたプロジェクタとなる。
また、プロジェクタ外面において開口部が存在することがないので、開口部から指や物を差し込むといった問題も発生せず、安全面からも優れたプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクタは、前記筐体内部には、前記吸気口と空気的に連通する吸気用ダクトが配設されていることが好ましい。
この本発明によれば、プロジェクタ本体と音声発生装置を収納する筐体の内部に、前記吸気口と空気的に連通する吸気用ダクトが配設されているので、吸気口から吸引した空気はダクトから好適にプロジェクタ内部に送られることとなり、プロジェクタ内部の冷却が効率的に行われることになる。
なお、「空気的に連通する」とは、空気が、筐体に形成された吸気口から筐体内部の吸気用ダクトまで自由に行き来できる状態にあることをいう。
本発明の第2発明のプロジェクタは、光源と、光源から射出された光束を複数の色光に分離する色分離光学装置と、分離された色光を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、各光変調装置で変調された光を合成する色合成光学装置と、前記色合成光学装置にて合成された画像光を拡大投写する投写光学装置からなるプロジェクタ本体と、前記画像光に関連する音声を発生する音声発生装置とを備えたプロジェクタであって、前記プロジェクタ本体と前記音声発生装置を収納する筐体には、前記音声発生装置の放音口が形成され、当該放音口の前面には面状のカバー部材が配設されており、前記カバー部材と前記音声発生装置前面との間には、間隙が形成されており、当該間隙は、前記筐体内部に形成された吸気用ダクトと空気的に連通することを特徴とする。
この本発明の第2発明のプロジェクタは、プロジェクタ本体と音声発生装置からなり、これらプロジェクタ本体と音声発生装置を収納する筐体には、前面には面状のカバー部材が配設された音声発生装置の放音口が形成されており、また、カバー部材と音声発生装置前面との間には、間隙が形成され、この間隙は、筐体内部に形成された吸気用ダクトと空気的に連通している構成を採用している。
従って、前記した第1発明のプロジェクタと同様に、プロジェクタの外面にはカバー部材だけが配設され外部に現れることになるので、開口部が多く存在することもなく、プロジェクタの外観も良好となり、美観に優れたプロジェクタとなる。また、プロジェクタ外面において開口部が存在することがないので、開口部から指や物を差し込むといった問題も発生せず、安全面からも優れたプロジェクタとなる。
また、カバー部材と音声発生装置前面との間には間隙が形成され、この間隙は、筐体内部に形成された吸気用ダクトと空気的に連通していることにより、外部の空気がカバー部材を介して、この隙間から吸気用ダクトから好適にプロジェクタ内部に送られることとなり、プロジェクタ内部の冷却が効率的に行われることになる。
なお、「空気的に連通する」とは、前記した第1発明のプロジェクタの場合と同様に、空気が、カバー部材と音声発生装置前面との間に形成された間隙から吸気用ダクトまで自由に行き来できる状態にあることをいう。
本発明のプロジェクタは、前記した音声発生装置を形成する外箱部材が前記吸気用ダクトの一部を構成していることが好ましい。
この本発明によれば、筐体内部に存在する音声発生装置を形成している外箱部材が吸気用ダクトの一部を構成しているので、吸気用ダクトと音声発生装置が一体化して、部材点数の削減を図ることができる。
本発明のプロジェクタは、前記した筐体における前記カバー部材が配設される面が、前記した投写光学装置から画像光が拡大投写される面と異なる面であることが好ましい。
この本発明によれば、プロジェクタ本体と音声発生装置を収納する筐体におけるカバー部材が配設される面を特定し、投写光学装置から画像光が拡大投写される面と異なるようにしているので、プロジェクタにおいて投写光学装置と音声発生装置等を離れた位置に配置でき、プロジェクタ内部における光学部品等の搭載品のレイアウトの多様化を図ることができる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(I)プロジェクタの外観構成:
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ10を音声発生装置であるスピーカー25が配設される側(以下、後方側とする)から見た斜視図であり、また、図2は、図1において、外装ケース15の外面に配設されたカバー部材20の一つを取り外した状態を示した斜視図である。そして、図3は、プロジェクタ10を前方側から見た斜視図である。
プロジェクタ10は、形状が略直方体の筐体である外装ケース15の内部に、後記する図4の構造の光学系4からなるプロジェクタ本体1を収納する。このプロジェクタ本体1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、この光変調後に合成された画像光をスクリーン等の投写面上に拡大投写する。
また、プロジェクタ10には、画像光に関連する音声を発生する音声発生装置であるスピーカー25を備えており、画像光を投射するとスピーカー25も駆動して、画像光に対応する音声を再生することとなる。そして、このプロジェクタ本体1とスピーカー25とが、外装ケース15に収納されることになる。
プロジェクタ本体1とスピーカー25を収納するこの外装ケース15は、平面が略矩形状の合成樹脂製の筐体であり、図1及び図2に示すように、その背面部15Cには、面状のカバー部材20が配設されており、また、図3に示すように、正面部15Aには、投写レンズ3が露出されている。この投写レンズ3は、後記するように、光変調装置としての液晶パネルで変調形成された光学像を拡大投写する投写光学系としての機能を具備するものであり、レンズ保持筒内部に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されているものである。
また、外装ケース15の正面部15A(投写レンズ3が露出している面)、及び当該正面部15Aから見た左側面部15Bには、排気口151A,151B,151Bが形成されている。この排気口151A,151B,151Bは、外装ケース15内部のプロジェクタ本体1及び図示しないスピーカー駆動装置から生じる熱を外部に排出する開口部であり、本実施形態では、細長い略矩形状の空隙が横に数本並んで、排気口151A,151B,151Bを形成している。
なお、図1〜図3では、外装ケース15の正面部15Aに1つの排気口151Aを、また、外装ケース15の左側面部15Bに2つの排気口151B,151Bを形成している例を示している。
前記したように、外装ケース15の背面部15Cには、面状のカバー部材20が、左右に2枚配設されている。ここで、図2に示すように、外装ケース15においてカバー部材20が配設される位置には、プロジェクタ本体1の吸気を行う吸気口152と、音声発生装置であるスピーカー25を配設する放音口153とが、吸気口152を上、放音口153を下として隣接して形成されている(なお、図2は、放音口153にスピーカー25を組み込んだ状態を示しているものである)。
そして、カバー部材20は、吸気口152と放音口153の前面に配設されて、1枚でこれら吸気口152と放音口153を覆うことになる。
なお、図2では、外装ケース15の背面部15Cにおいて、向かって右の部分のカバー部材20Aを取り外して、外装ケース15に形成された吸気口152とスピーカー25及び放音口153を露出した状態を示しているが、取り外されていないカバー部材20Bで隠れている、向かって左の部分についても、吸気口152と放音口153が隣接して形成されている。
外装ケース15の背面部に形成された吸気口152は、外装ケース15の内部に配設されるプロジェクタ本体1を冷却するために、外部の空気を入れ込むための開口部であり、本実施形態にあっては、細長い略矩形状の空隙が縦に数本並んで、この吸気口152を形成している。
なお、この吸気口152は、外装ケース15の背面部15Cの左右上部に各1つずつ(計2つ)形成されている。
また、外装ケース15の背面部15Cに、この吸気口152と隣接して形成されるスピーカー25の放音口153は、後記する図5にも示すように、スピーカー25を組み込み、位置決めするための開口部であり、スピーカー25の形状に併せて、矩形状ないしは正方形状の開口部が形成されている。
なお、この放音口153も、前記した吸気口152と同様、外装ケース15の背面部15Cの左右下部に各1つずつ(計2つ)形成されている。
吸気口152及び放音口153を覆うカバー部材20は、図2に示すように、薄板状のカバー部21と、このカバー部21を支持し、また、カバー部21を外装ケース15に取り付けるための枠体22から構成されている。
このうち、カバー部21は、スピーカー25のスピーカーネットも兼用し、通気性に優れた網目状のシート材で構成されることが好ましい。また、カバー部21は、カバー部材20が外装ケース15に形成される吸気口に対するフィルターを兼用することとなるので、プロジェクタ1の内部にゴミや埃、塵が入り込むのを防ぐことができる。
また、カバー部材20を構成する枠体22は、カバー部21と一体化されてカバー部材20を形成して外装ケース15に取り付けられる。この枠体22は、主枠部221と、支持部222と、開口部223からなる合成樹脂製の一体成形品である。
なお、カバー部材20を外装ケース15に取り付けるにあたっては、カバー部21と枠体22をあらかじめ一体化させてから、この一体化されたカバー部材20を外装ケース15に取り付けるようにしてもよく、また、まず、外装ケース15に枠体22を取り付けてから、この枠体22にカバー部21を取り付けるようにしてもよい。
また、外装ケース15とカバー部材20は着脱可能であるから、カバー部材20が汚損等した場合にあっては、カバー部材20を取り外して洗浄することもできる。
(II)光学系4の構造:
図4は、本実施形態のプロジェクタ本体1の光学系4の模式図を示す。
本実施形態のプロジェクタ本体1は、インテグレータ照明光学系41と、色分離光学系42と、リレー光学系43と、光変調光学装置および色合成光学系を一体化した光学装置44と、投写光学装置としての投写レンズ3とを備えているものである。
インテグレータ照明光学系41は、光源から射出された光束を照明光軸直交面内におけ
る照度を均一にするための光学系であり、光源装置411、第1レンズアレイ412、第
2レンズアレイ413、偏光変換素子414、および重畳レンズ415を備えて構成され
る。
光源装置411は、放射光源としての光源ランプ416およびリフレクタ417を備えており、光源ランプ416から射出された放射状の光線をリフレクタ417で反射して略平行光線とし、外部へと射出する。本例では、光源ランプ416として高圧水銀ランプを採用しているが、これ以外にメタルハライドランプやハロゲンランプを採用することもある。また、本例では、リフレクタ417として放物面鏡を採用しているが、楕円面鏡からなるリフレクタの射出面に平行化凹レンズを配置した構成も採用することもできる。
第1レンズアレイ412は、照明光軸方向から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズ
がマトリクス状に配列された構成を具備している。各小レンズは、光源ランプ416から
射出された光束を部分光束に分割して、照明光軸方向に射出する。各小レンズの輪郭形状は、後述する液晶パネル441の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定される。
第2レンズアレイ413は、第1レンズアレイ412と略同様の構成であり、小レンズ
がマトリクス状に配列された構成を具備する。この第2レンズアレイ413は、重畳レン
ズ415とともに、第1レンズアレイ412の各小レンズの像を液晶パネル441上に結
像させる機能を有する。
偏光変換素子414は、第2レンズアレイ413からの光を1種類の偏光光に変換する
ものであり、これにより、光学装置44での光の利用率が高められている。
具体的に、偏光変換素子414によって1種類の偏光光に変換された各部分光束は、重
畳レンズ415によって最終的に光学装置44の液晶パネル441上にほぼ重畳され
る。偏光光を変調するタイプの液晶パネル441を用いたプロジェクタでは、1種類の偏
光しか利用できないため、ランダムな偏光光を発する光源ランプ416からの光束の略
半分が利用されない。このため、偏光変換素子414を用いることにより、光源ランプ4
16から射出された光束を略1種類の偏光光に変換し、光学装置44における光の利用効率を高めている。なお、このような偏光変換素子414は、例えば、特開平8−304739号公報に紹介されている。
色分離光学系42は、2枚のダイクロイックミラー421,422と、反射ミラー42
3とを備え、ダイクロイックミラー421、422によりインテグレータ照明光学系41
から射出された複数の部分光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する
機能を有している。
リレー光学系43は、入射側レンズ431と、リレーレンズ433と、反射ミラー43
2,434とを備え、色分離光学系42で分離された色光である赤色光を液晶パネル44
1Rまで導く機能を有している。
この場合、色分離光学系42のダイクロイックミラー421では、インテグレータ照明光学系41から射出された光束のうち、赤色光成分と緑色光成分とは透過し、青色光成分は反射する。ダイクロイックミラー421によって反射した青色光は、反射ミラー423で反射し、フィールドレンズ418を通って、青色用の液晶パネル441Bに到達する。このフィールドレンズ418は、第2レンズアレイ413から射出された各部分光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換する。他の液晶パネル441G、441Rの光入射側に設けられたフィールドレンズ418も同様である。
また、ダイクロイックミラー421を透過した赤色光と緑色光のうちで、緑色光は、ダ
イクロイックミラー422によって反射し、フィールドレンズ418を通って、緑色用の
液晶パネル441Gに到達する。一方、赤色光は、ダイクロイックミラー422を透過し
てリレー光学系43を通り、さらにフィールドレンズ418を通って、赤色光用の液晶パ
ネル441Rに到達する。
なお、赤色光にリレー光学系43が用いられているのは、赤色光の光路の長さが他の色
光の光路長さよりも長いため、光の発散等による光の利用効率の低下を防止するためであ
る。すなわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をそのまま、フィールドレンズ418に伝えるためである。なお、リレー光学系43には、3つの色光のうちの赤色光を通
す構成としたが、これに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。
光学装置44は、入射された光束を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成す
るものであり、色分離光学系42で分離された各色光が入射される3つの入射側偏光板4
42と、各入射側偏光板442の後段に配置される光変調素子としての液晶パネル441
(441R、441G、441B)と、各液晶パネル441R、441G、441Bの後
段に配置される射出側偏光板443と、色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリ
ズム444を備えている。
液晶パネル441R、441G、441Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に従って、入射側偏光板442から射出された偏光光束の偏光方向を変調する。この液晶パネル441R,441G,441Bの変調を行う画像形成領域は、矩形状であり、その対角寸法は、例えば0.7インチ程度である。
そして、色分離光学系42で分離された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,441G,441B、入射側偏光板442、および射出側偏光板443によって画像情報に応じて変調されて光学像を形成する。
入射側偏光板442は、色分離光学系42で分離された各色光のうち、一定方向の偏光
光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものであり、サファイアガラス等の基板に偏光
膜が貼付されたものである。また、基板を用いずに、偏光膜をフィールドレンズ418に
貼り付けてもよい。
また、射出側偏光板443も、入射側偏光板442と略同様に構成され、液晶パネル441(441R,441G,441B)から射出された光束のうち、所定方向の偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収するものである。また、基板を用いずに、偏光膜をクロスダイクロイックプリズム444に貼り付けてもよい。
これらの入射側偏光板442および射出側偏光板443は、互いの偏光軸の方向が直交
するように設定されている。
クロスダイクロイックプリズム444は、射出側偏光板443から射出され、色光毎に
変調された光学像を合成してカラー画像を形成するものである。
クロスダイクロイックプリズム444には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を
反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズムの界面に沿って略X字状に設けられ、こ
れら誘電体多層膜により3つの色光が合成される。そして、プリズム444で合成されたカラー画像は、投写レンズ3から射出され、スクリーン上に拡大投射されることになる。
そして、かかる構成からなる光学系は、例えば、平面略L字状の形状からなる後記する光学装置用筐体であるライトガイド45に収納されることになる。
(III)プロジェクタ10の内部構成:
図5は、プロジェクタ10の内部構成を示した斜視図である。具体的には、プロジェクタ本体1及びスピーカー25から外装ケース15を取り外して分離するとともに、外装ケース15からカバー部材20も取り外して分離した状態を示している。
図5を用いて、プロジェクタ10の内部構成を説明すると、プロジェクタ本体1は、外装ケース15内における上部に配され、また、スピーカー25は、外装ケース15内における下部に配され、外装ケース15の放音口153に組み込まれることになる。
ここで、音声発生装置であるスピーカー25は、図5では、コーン型スピーカーを示しており、円錐型の振動板251と、スピーカー25の外箱部材となる略直方体形状のスピーカーキャビネット252を含む。振動板は251、その根元に図示しないボイスコイルが装着されている。
なお、本実施形態のプロジェクタ10を構成するスピーカー25は、ステレオタイプのスピーカーであり、外装ケース15の背面部15Cの左右に形成された放音口153にそれぞれ1つずつ配設されている。
また、スピーカーを構成するスピーカーキャビネット252の上面には、吸気用ダクト16が配設されている。この吸気用ダクト16は、略矩形状の上面部161と2つの側面部162、及びスピーカーキャビネット252の上面部252Aを底面部としてなる。本実施形態のプロジェクタは、このように、スピーカーキャビネット252が吸気用ダクト16の一部を形成しているので、吸気用ダクト16とスピーカー25が強固に一体化されるとともに、部材点数の削減を図ることができる。
そして、外装ケース15の内部にこの吸気用ダクト16を含むスピーカー25及びプロジェクタ本体1を収納した場合にあっては、吸気用ダクト16は外装ケース15の吸気口152の裏側に配置されることになり、この吸気口152と吸気用ダクト16が空気的に連通することになる。このように、外装ケース15に形成される吸気口152と、外装ケース15の内部に存在する吸気用ダクト16が空気的に連通することにより、吸気口152から吸引した空気は吸気用ダクト16から好適にプロジェクタ10の内部に送られることとなり、プロジェクタ10の内部の冷却が効率的に行われることになる。
なお、図5に示すように、本実施形態のプロジェクタ10にあっては、この吸気用ダクト16に隣接して吸気用ファン17が配設されているので、吸気口152から吸引された空気は吸気用ダクト16を介して好適にプロジェクタ10の内部に送られていくことになる。
一方、プロジェクタ10を組み立てた場合にあっては、吸気口152の前面には面状のカバー部材20が配設されているが、カバー部材20を構成するカバー部21は通気性に優れているため、吸気口152からの空気の吸引に何ら影響を与えることはない。
また、カバー部材20(カバー部21)としてフィルター性能に優れたものを採用すれば、プロジェクタ10の内部にゴミや埃、塵が入り込むのを防ぐことができ、これによりプロジェクタ10の性能を維持し、故障の発生等の不具合を防止することができる。
そして、吸気用ファン17を駆動することにより、プロジェクタ10の外部の空気はカバー部材20、吸気口152を通過し、吸気用ダクト16を介してプロジェクタ10の内部に吸引され、プロジェクタ本体1を構成する光学部品を冷却した後、排気用ファン18により、外装ケース15に形成された排気口151B等から好適に排出されていくことになる。
(IV)第1実施形態の効果:
前記した第1実施形態のプロジェクタ10によれば、下記の効果を好適に奏することができる。
(1)プロジェクタ10がプロジェクタ本体1と音声発生装置であるスピーカー25からなり、これらプロジェクタ本体1とスピーカー25を収納する筐体である外装ケース15には、スピーカー25の放音口153とプロジェクタ本体1の吸気口152が隣接して形成されており、また、この放音口153と吸気口152の前面には面状のカバー部材20が配設されているので、プロジェクタ10の外面にはカバー部材20だけが外部に現れることになり、開口部が多く存在することもなく、プロジェクタ10の外観も良好となり、美観に優れたプロジェクタ10となる。
(2)また、このプロジェクタ10は、外面において開口部が存在することがないので、開口部から指や物を差し込むといった問題も発生せず、安全面からも優れたプロジェクタ10となる。
(3)プロジェクタ本体1とスピーカー25を収納する外装ケース15の内部に、吸気口152と空気的に連通する吸気用ダクト16が配設されているので、吸気口152から吸引した空気は吸気用ダクト16から好適にプロジェクタ10の内部に送られることとなり、プロジェクタ10の内部の冷却が効率的に行われることになる。
(4)筐体である外装ケース15の内部の吸気口152に対応する位置に配設された吸気用ダクト16がスピーカーの少なくとも一部を構成しているので、吸気用ダクト16とスピーカー25が一体化して、部材点数の削減を図ることができる。
(5)プロジェクタ本体1とスピーカー25を収納する外装ケース15におけるカバー部材20が配設される面を、投写光学装置である投写レンズ3から画像光が拡大投写される面と異なるようにしているので、プロジェクタ10において投写レンズ3とスピーカー25を離れた位置に配置でき、プロジェクタ10の内部における搭載品のレイアウトの多様化を図ることができる。
(V)第2実施形態:
次に、本発明に係る第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化している。
前記した第1実施形態にあっては、プロジェクタ10を構成するプロジェクタ本体1と音声発生装置であるスピーカー25を収納する外装ケース15には、スピーカー25の放音口153とプロジェクタ本体1の吸気口152が隣接して形成され、この放音口153と吸気口152の前面には面状のカバー部材20が配設されて構成を採用しているものであった。
これに対して、第2実施形態のプロジェクタ10は、プロジェクタ本体1と音声発生装置であるスピーカー25を収納する外装ケース15には、スピーカー25の放音口153が形成されているが、この放音口153に隣接してプロジェクタ本体1の吸気口152は形成されていない点で相違する。
また、このスピーカー25の放音口153の前面には、当該放音口153の形状(略正方形状)に併せた、面状のカバー部材20が配設されている。
図6は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ10を後方から見た斜視図であり、また、図7は、このプロジェクタ10の内部構成を示した斜視図である。
本実施形態のプロジェクタ10も、形状が略直方体の筐体である外装ケース15の内部に、前記した図4の構造の光学系4からなるプロジェクタ本体1を収納している。また、このプロジェクタ本体1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調し、この光変調後に合成された画像光をスクリーン等の投写面上に拡大投写する。
また、プロジェクタ10は、画像光に関連する音声を発生する音声発生装置であるスピーカー25を備えている点も第1実施形態と同様であり、画像光を投射するとスピーカー25も駆動して、画像光に対応する音声を再生することとなる。
そして、このプロジェクタ本体1とスピーカー25とが、外装ケース15に収納されることになる。
図6及び図7に示すように、本実施形態のプロジェクタ10は、プロジェクタ本体1及び音声発生装置であるスピーカー25を収納する外装ケース15の背面部15Cの左右の下部には、2枚のカバー部材20が配設されており、このカバー部材20は、外装ケース15に形成された放音口153の前面に配設されており、この放音口153を覆い塞いでいる。
ここで、また、本実施形態のプロジェクタ10は、第1実施形態のようにプロジェクタ本体1の吸気口152は形成されていないため、図6に示すように、カバー部材20の大きさは、第1実施形態のプロジェクタ10に適用されたカバー部材20の略半分の大きさとされている。
なお、ここでは図示しないが、本実施形態のプロジェクタの外装ケースの正面部には、第1実施形態と同様、投写レンズが露出されている。
図7を用いて、本実施形態のプロジェクタ10の内部構成を説明すると、第1実施形態のプロジェクタ10と同様、円錐型の振動板251と、スピーカー25の外箱部材となる略直方体形状のスピーカーキャビネット252を含む、ステレオタイプのスピーカーが、外装ケース15の背面部15Cの左右に形成された放音口153にそれぞれ1つずつ配設されており、また、スピーカー25を構成するスピーカーキャビネット252の上面には、吸気用ダクト16が配設されている。
なお、図6及び図7において、外装ケース15の正面部15A(投写レンズ3が露出している面)には排気口151A、当該正面部15Aから見た左側面部15Bには、排気口151B,151B、当該正面部15Aから見た右側面部15Dには、151D,151Dがそれぞれ形成されている。
この吸気用ダクト16は、略矩形状の上面部と2つの側面部、及びスピーカーキャビネット252の上面部を底面部としてなるが、図7に示されるように、カバー部材とスピーカーの前面には間隙19が形成されている。この間隙19は、吸気用ダクト16と空気的に連通することになる。
図8は、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ10における、プロジェクタ10の外部から内部への空気の流れを示した模式図であり、図8中、矢印は空気の流れる方向を示している。
図7及び図8に示すように、プロジェクタ10の外部の空気は、カバー部材20を通過した後、カバー部材20とスピーカー25の前面と間隙19を通ってダクト16の方向に進み、プロジェクタ本体1の内部に送り込まれていくことになる。
そして、吸気用ファン17を駆動させれば、プロジェクタ10の外部の空気は、カバー部材20、間隙19を通過し、ダクト16を介してプロジェクタ10の内部に吸引され、プロジェクタ本体1を構成する光学部品を冷却した後、排気ファンに18(図8では図示しない)より、外装ケース15に形成された排気口151Bから排出されていくことになる。
(VI)第2実施形態の効果:
前記した第2実施形態のプロジェクタによれば、第1実施形態のプロジェクタ10が奏する効果(ただし、(1)及び(3)を除く)に加えて、下記の効果を好適に奏することができる。
(1’)プロジェクタ本体1と音声発生装置であるスピーカー25からなり、これらプロジェクタ本体10とスピーカー25を収納する筐体である外装ケース15には、前面には面状のカバー部材20が配設されたスピーカー25の放音口153が形成されており、また、カバー部材20とスピーカー25の前面との間には間隙19が形成され、この間隙19が、外装ケース15の内部に形成された吸気用ダクト16と空気的に連通している構成を採用しているので、プロジェクタ10の外面にはカバー部材20だけが配設され、開口部が多く存在することもなく、外観も良好となり、美観に優れたプロジェクタ10となる。
(3’)また、カバー部材20とスピーカー25の前面との間には間隙19が形成され、この間隙19は、外装ケース15の内部に形成された吸気用ダクト16と空気的に連通していることにより、外部の空気がカバー部材20を介して間隙19からダクト16から好適にプロジェクタ10の内部に送られることとなり、プロジェクタ10の内部の冷却が効率的に行われることになる。
(VII)実施形態の変形:
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。
例えば、前記した実施形態では、外装ケース15に対してプロジェクタ本体1の吸気口152と排気口151A,151B,151B,151D,151Dを同じ面には配設しなかったが、これには限定されず、吸気口152と排気口151A,151B,151B,151D,151Dを外装ケースの同じ面内に配設するような構成としてもよい。
また、前記した実施形態では、音声発生装置であるスピーカー25のスピーカーキャビネット252の上面部が吸気用ダクト16の一部を形成している態様を示したが、これには限定されず、吸気用ダクト16とスピーカーキャビネット25をそれぞれ独立の部材により形成するようにしても問題はない。
前記した実施形態では、外装ケース15において、プロジェクタ本体1の吸気口152と音声発生装置であるスピーカー25の放音口153とが隣接して形成され、その前面にカバー部材20が配設されている態様を示したが、これには限定されず、プロジェクタ本体1の排気口とスピーカー25の放音口153とが隣接して形成され、その前面にカバー部材20が配設されているようにしてもよい。
前記した実施形態では、外装ケース15の内部にプロジェクタ本体1と音声発生装置であるスピーカー25を収納してプロジェクタ10を構成するようにしていたが、例えば、プロジェクタ本体1の下部などに、プロジェクタ本体1が投写する画像光に関連する画像を再生する画像再生装置を配設して、プロジェクタ本体−画像再生装置一体型の複合プロジェクタとなるようにしてもよい。
ここで、画像再生装置としては、例えば、DVDプレーヤーや、ビデオカセットレコーダーなどが挙げられる。
なお、外装ケース15の内部において、プロジェクタ本体1の下部にこのDVDレコーダーを配設する場合にあっては、図1、図2、図5〜図7に示した投入部303を、デジタルビデオ信号を記録しているDVDを投入するDVD投入部として使用することができる。
前記した実施形態では、筐体である外装ケース15におけるカバー部材20が配設される面を外装ケース15の背面部15Cとして、プロジェクタ本体1の投写光学装置である投写レンズ3から画像光が拡大投写される面(外装ケース15の正面部15A)とは異なる面となるようにしたが、これには限定されず、カバー部材20が配設される面と投写レンズ3から画像光が拡大投写される面が、外装ケース15の同じ面となるようにしてもよい。
前記各実施形態では、スクリーンを観察する方向から投写を行うフロントタイプのプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを観察する方向とは反対側から投写を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の音声発生装置を備えたプロジェクタは、例えば、会議、学会、展示会等でのマルチメディアプレゼンテーションに適用されるプロジェクタとして多目的に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタを後方から見た斜視図である。 図1において、外装ケースの外面に配設されたカバー部材の一つを取り外した状態を示した斜視図。 本発明の第1実施形態に係るプロジェクタを前方から見た斜視図。 プロジェクタ本体の光学系の模式図 本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの内部構成を示した斜視図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタを後方から見た斜視図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの内部構成を示した斜視図。 プロジェクタ外部から内部への空気の流れを示した模式図。
符号の説明
1…プロジェクタ本体、3…投写レンズ(投写光学装置)、10…プロジェクタ、15…外装ケース(筐体)、16…吸気用ダクト、17…吸気用ファン、18…排気用ファン、19…間隙、20…カバー部材、21…カバー部、22…枠体、25…スピーカー(音声発生装置)、41…インテグレータ照明光学系、42…色分離光学系、43…リレー光学系、44…光学装置、45…ライトガイド、151A,151B,151B,151C,151C…排気口、152…吸気口、153…放音口、252…スピーカーキャビネット

Claims (5)

  1. 光源と、光源から射出された光束を複数の色光に分離する色分離光学装置と、分離された色光を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、各光変調装置で変調された光を合成する色合成光学装置と、前記色合成光学装置にて合成された画像光を拡大投写する投写光学装置からなるプロジェクタ本体と、前記画像光に関連する音声を発生する音声発生装置とを備えたプロジェクタであって、
    前記プロジェクタ本体と前記音声発生装置を収納する筐体には、前記音声発生装置の放音口と前記プロジェクタ本体の吸気口及び/または排気口が隣接して形成され、
    前記放音口と、前記吸気口及び/または排気口の前面には面状のカバー部材が配設されていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
    前記筐体内部には、前記吸気口と空気的に連通する吸気用ダクトが配設されていることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 光源と、光源から射出された光束を複数の色光に分離する色分離光学装置と、分離された色光を画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、各光変調装置で変調された光を合成する色合成光学装置と、前記色合成光学装置にて合成された画像光を拡大投写する投写光学装置からなるプロジェクタ本体と、前記画像光に関連する音声を発生する音声発生装置とを備えたプロジェクタであって、
    前記プロジェクタ本体と前記音声発生装置を収納する筐体には、前記音声発生装置の放音口が形成され、
    当該放音口の前面には面状のカバー部材が配設されており、
    前記カバー部材と前記音声発生装置前面との間には間隙が形成されており、
    当該間隙は、前記筐体内部に形成された吸気用ダクトと空気的に連通することを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記音声発生装置を形成する外箱部材が前記吸気用ダクトの一部を構成していることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記筐体における前記カバー部材が配設される面が、前記投写光学装置から画像光が拡大投写される面と異なる面であることを特徴とするプロジェクタ。
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