JP2003264194A - レーザゲッタリング方法及び半導体基板 - Google Patents
レーザゲッタリング方法及び半導体基板Info
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Abstract
いレーザゲッタリング方法及び半導体基板を提供する。 【解決手段】 本発明に係るレーザゲッタリング方法
は、半導体基板1の内部に集光点Pを合わせて、集光点
Pにおけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)
以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光Lを
照射し、半導体基板1の内部の集光点P近傍で多光子吸
収を発生させ、アモルファス領域を含む溶融処理領域3
を形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリン
グ部5を形成することを特徴とする。
Description
製造工程において重金属等の不純物を捕獲するために使
用されるレーザゲッタリング方法及び半導体基板に関す
る。
重金属等の不純物をデバイス活性領域から取り除くため
に、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を半導体基
板に形成するというゲッタリング方法が実施されてい
る。従来のゲッタリング方法としては、酸素析出欠陥を
ゲッタリング部とするイントリンシックゲッタリング
(IG)法や、加工ひずみをゲッタリング部とするエキ
シトリンシックゲッタリング(EG)法が一般的であ
る。
あるが、特公昭62−29894号公報には、次のよう
なレーザゲッタリング方法が記載されている。すなわ
ち、半導体基板を透過する波長のレーザ光を半導体基板
の内部に集光して半導体基板の内部に損傷を形成し、こ
の損傷をゲッタリング部とするものである。
方法によれば、ゲッタリング部を半導体基板の内部に形
成することができるため、半導体基板の表面にゲッタリ
ング部を形成する場合に比べ、ゲッタリング効果(不純
物の捕獲率)及びゲッタリング効果の持続性を向上させ
ることが可能となる。
報に記載されたレーザゲッタリング方法にあっては、例
えば半導体基板がシリコンウェハの場合、使用されるレ
ーザ光は、波長が1.5〜15μmであり出力が3×1
02(W/cm2)であるため、形成されるゲッタリング
部は格子欠陥や転移による微小欠陥の集まりとなり、し
たがって、ゲッタリング効果及びその持続性の向上に限
界がある。
分野においては、ゲッタリング効果及びその持続性の向
上がより図られたゲッタリング方法の実現が望まれてい
る。
てなされたものであり、ゲッタリング効果が高く且つそ
の持続性が長いレーザゲッタリング方法及び半導体基板
を提供することを目的とする。
に、本発明に係るレーザゲッタリング方法は、半導体基
板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射し、半導体
基板の内部に多光子吸収による改質領域を形成すること
で、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形成する
ことを特徴とする。
導体基板の内部に集光点を合わせてレーザ光を照射し、
半導体基板の内部の集光点近傍に多光子吸収という現象
を発生させて改質領域を形成するため、この改質領域で
もって不純物を捕獲するためのゲッタリング部を半導体
基板の内部に形成することができる。この多光子吸収に
よる改質領域は、従来のような格子欠陥や転移による微
小な損傷の集まりに比べ、ゲッタリング効果が高いこと
が分かった。また、多光子吸収による改質領域は半導体
基板の内部に形成されるため、ゲッタリング効果の持続
性も長くなる。したがって、ゲッタリング効果が高く且
つその持続性が長いゲッタリングが可能となる。ここ
で、集光点とは、レーザ光が集光した箇所のことであ
る。
法においては、半導体基板の内部に集光点を合わせて、
集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/c
m2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ
光を照射し、半導体基板の内部に改質領域を形成するこ
とで、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形成す
ることができる。集光点におけるピークパワー密度が1
×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下
の条件でレーザ光を照射することで、半導体基板の内部
の集光点近傍で多光子吸収を発生させることができるか
らである。
法は、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点に
おけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以上
で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射
し、半導体基板の内部に溶融処理領域を含む改質領域を
形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリング
部を形成することを特徴とする。
導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピ
ークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパ
ルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射している。
よって、半導体基板の内部は多光子吸収によって局所的
に加熱される。この加熱により半導体基板の内部に溶融
処理領域が形成される。この溶融処理領域は上述した改
質領域の一例であるので、このレーザゲッタリング方法
によっても、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が
長いゲッタリングが可能となる。なお、多光子吸収によ
る溶融処理領域の形成は、例えば、溶接学会全国大会講
演概要第66集(2000年4月)の第72頁〜第73
頁の「ピコ秒パルスレーザによるシリコンの加工特性評
価」に記載されている。
方法は、半導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点
におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以
上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射
し、半導体基板の内部にアモルファス領域を含む改質領
域を形成することで、不純物を捕獲するためのゲッタリ
ング部を形成することを特徴とする。
導体基板の内部に集光点を合わせて、集光点におけるピ
ークパワー密度が1×108(W/cm2)以上で且つパ
ルス幅が1μs以下の条件でレーザ光を照射している。
よって、半導体基板の内部は多光子吸収によって局所的
に加熱される。この加熱により半導体基板の内部の集光
点近傍が一旦溶融後再固化し、これによりアモルファス
領域が形成される。このアモルファス領域は上述した改
質領域の一例であるので、このレーザゲッタリング方法
によっても、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が
長いゲッタリングが可能となる。
発明は、半導体基板の視点から捉えると、以下のように
記述することができる。これらは上記レーザゲッタリン
グ方法の発明と同じ技術的思想に基づくものであり、そ
の解決手段も上記と同じ思想に基づくものである。
半導体基板は、レーザ光の照射により当該レーザ光の集
光点の位置で形成される多光子吸収による改質領域でも
って、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に
形成されていることを特徴とする。
におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以
上で且つパルス幅が1μs以下の条件でのレーザ光の照
射により当該レーザ光の集光点の位置で形成される改質
領域でもって、不純物を捕獲するためのゲッタリング部
が内部に形成されていることを特徴とする。
におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)以
上で且つパルス幅が1μs以下の条件でのレーザ光の照
射により当該レーザ光の集光点の位置で形成される溶融
処理領域を含む改質領域でもって、不純物を捕獲するた
めのゲッタリング部が内部に形成されていることを特徴
とする。
点におけるピークパワー密度が1×108(W/cm2)
以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でのレーザ光の
照射により当該レーザ光の集光点の位置で形成されるア
モルファス領域を含む改質領域でもって、不純物を捕獲
するためのゲッタリング部が内部に形成されていること
を特徴とする。
実施形態について詳細に説明する。本実施形態に係るレ
ーザゲッタリング方法においては、半導体基板の内部に
集光点を合わせてレーザ光を照射し、半導体基板の内部
に多光子吸収による改質領域を形成する、というレーザ
加工を実施する。そこで、このレーザ加工における多光
子吸収について最初に説明する。
子のエネルギーhνが小さいと光学的に透明となる。よ
って、材料に吸収が生じる条件はhν>EGである。し
かし、光学的に透明でも、レーザ光の強度を非常に大き
くするとnhν>EGの条件(n=2,3,4,・・
・)で材料に吸収が生じる。この現象を多光子吸収とい
う。多光子吸収が発生すると、材料の多光子吸収が発生
した領域には、後述するような種々の改質が生じた改質
領域が形成される。
ス波であれば、レーザ光の集光点のピークパワー密度
(W/cm2)で決まり、例えばピークパワー密度が1
×108(W/cm2)以上の条件で多光子吸収が生じ
る。ピークパワー密度は、(集光点におけるレーザ光の
1パルス当たりのエネルギー)÷(レーザ光のビームス
ポット断面積×パルス幅)により求められる。また、レ
ーザ光の強度は、レーザ光が連続波であれば、レーザ光
の集光点の電界強度(W/cm2)で決まる。
ング方法について、図1を参照して説明する。図1は、
本実施形態に係るレーザゲッタリング方法を説明するた
めの概念図である。本実施形態では、半導体基板1がシ
リコンウェハ(厚さ350μm、外径4インチ)であ
り、多光子吸収による改質領域として溶融処理領域3が
形成される場合について説明する。
いて、重金属等の不純物を捕獲するためのゲッタリング
源となるゲッタリング部5を形成すべき所望の位置に、
レーザ光Lの集光点Pを合わせて、集光点Pにおける電
界強度が1×108(W/cm2)以上で且つパルス幅が
1μs以下の条件でレーザ光Lを照射する。なお、電界
強度の上限値は例えば1×1012(W/cm2)が好ま
しく、パルス幅の下限値は例えば1ns〜200nsが
好ましい。
照射条件は次の通りである。 (A)レーザ 光源:半導体レーザ励起Nd:YAGレーザ 波長:1064nm レーザ光スポット断面積:3.14×10-8cm2 発振形態:Qスイッチパルス 繰り返し周波数:100kHz パルス幅:30ns 出力:20μJ/パルス レーザ光品質:TEM00 偏光特性:直線偏光 (B)集光用レンズ 倍率:50倍 N.A.:0.55
すように、半導体基板1の内部の集光点P近傍では多光
子吸収が発生し、多光子吸収が発生した領域は局所的に
加熱される。この加熱により半導体基板1の内部に溶融
処理領域3が形成される。
の集光点Pの位置を矢印A方向に移動させることによっ
て、半導体基板1内部の所望の位置に、溶融処理領域3
でもって所望の形状のゲッタリング部5を形成する。
晶構造である半導体基板1に形成された溶融処理領域3
は、多光子吸収により加熱されて一旦溶融した後、急冷
により再固化したため、アモルファス領域(非晶質シリ
コン構造)を含むものであった。
射により形成された溶融処理領域3を含む半導体基板1
の切断面の写真を示す図である。半導体基板1の内部に
のみ溶融処理領域3が形成されている。半導体基板1の
厚さが350μmに対して、上記照射条件により形成さ
れた溶融処理領域3の厚さ方向の大きさは100μm程
度である。
り形成されたことを説明する。図3は、レーザ光の波長
とシリコン基板の内部の透過率との関係を示すグラフで
ある。ただし、シリコン基板の表面側と裏面側それぞれ
の反射成分を除去し、内部のみの透過率を示している。
シリコン基板の厚さtが50μm、100μm、200
μm、500μm、1000μmの各々について上記関
係を示した。
1064nmにおいて、シリコン基板の厚さが500μ
m以下の場合、シリコン基板の内部ではレーザ光が80
%以上透過することが分かる。図2に示す半導体基板1
の厚さは350μmであるから、多光子吸収による溶融
処理領域3はシリコンウェハの中心付近、つまり表面か
ら175μmの部分に形成される。この場合の透過率
は、厚さ200μmのシリコン基板を参考にすると90
%以上なので、レーザ光は、半導体基板1の内部で吸収
されるのは僅かであってほとんどが透過する。このこと
は、半導体基板1の内部でレーザ光が吸収されて、溶融
処理領域3が半導体基板1の内部に形成(つまりレーザ
光による通常の加熱で溶融処理領域が形成)されたもの
ではなく、溶融処理領域3が多光子吸収により形成され
たことを意味する。
ング方法の作用・効果について説明する。
においては、半導体基板1の内部に集光点Pを合わせて
レーザ光Lを照射して、半導体基板1の内部の集光点P
近傍に多光子吸収という現象を発生させてアモルファス
領域を含む溶融処理領域3を形成し、この溶融処理領域
3でもって不純物を捕獲するためのゲッタリング部5を
半導体基板1の内部に形成している。
領域3は、従来のような格子欠陥や転移による微小な損
傷の集まりに比べ、ゲッタリング効果が高いことが分か
った。また、溶融処理領域3でもって形成されるゲッタ
リング部5は半導体基板1の内部に形成されるため、ゲ
ッタリング効果の持続性も長くなる。したがって、本実
施形態に係るレーザゲッタリング方法によれば、ゲッタ
リング効果が高く且つその持続性が長いゲッタリングが
可能となる。
理領域3の形成位置は、レーザ光Lの集光点Pを合わせ
る位置を調節することにより制御可能であるため、半導
体基板1内部の所望の位置にゲッタリング部5を形成す
ることができる。したがって、例えば、デバイス活性領
域直下の半導体基板1の内部にゲッタリング部5を形成
すれば、拡散係数の小さい重金属不純物のゲッタリング
も可能となる。そして、半導体基板1上に形成されるデ
バイスパターンに応じて、効率のよい不純物の捕獲が可
能となるよう3次元にパターン化されたゲッタリング領
域5を半導体基板1の内部に形成することも可能とな
る。
半導体基板1に対するレーザ光Lの集光点Pの移動速度
を調節して溶融処理領域3の形成密度を制御したり、或
いは、レーザ光Lの出力を調節して溶融処理領域3の大
きさ制御したりすれば、溶融処理領域3でもって形成さ
れるゲッタリング部5のゲッタリング効果を制御するこ
とができる。
62−29894号公報に記載されたレーザゲッタリン
グ方法と本実施形態に係るレーザゲッタリング方法との
比較結果について、図4を参照して説明する。図4は、
両者の比較結果を示す表である。
号公報に記載されたレーザゲッタリング方法は、シリコ
ンウェハの内部に集光点を合わせて、波長1.5〜15
μm、出力3×102(W/cm2)という条件でレーザ
光を照射している。このような条件でのレーザ光の照射
では、シリコンウェハにおけるレーザ光の吸収過程は通
常吸収となり、よって、形成されるゲッタリング部は格
子欠陥や転移による微小欠陥の集まりとなる。
グ方法は、シリコンウェハの内部に集光点を合わせて、
波長1064nm、出力1×1010(W/cm2)とい
う条件でレーザ光を照射している。このような条件での
レーザ光の照射では、シリコンウェハにおけるレーザ光
の吸収過程は主として多光子吸収となり、よって、形成
されるゲッタリング部はアモルファス領域を含む溶融処
理領域となる。
報に記載されたレーザゲッタリング方法と本実施形態に
係るレーザゲッタリング方法とはまったく構成を異にす
るものである。
集まりであるゲッタリング部に比べ、アモルファス領域
を含む溶融処理領域でもって形成されたゲッタリング部
のゲッタリング効果は絶大であり、且つ、そのゲッタリ
ング効果の持続性も極めて長くなっており、したがっ
て、特公昭62−29894号公報に記載されたレーザ
ゲッタリング方法に比べ、本実施形態に係るレーザゲッ
タリング方法は極めて優れた効果を奏している。
明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは
いうまでもない。
ァス領域を含むものである場合であったが、本発明に係
る溶融処理領域とは、このようなものに限られず、一旦
溶融後再固化した領域や、まさに溶融状態の領域や、溶
融状態から再固化する状態の領域であり、相変化した領
域や結晶構造が変化した領域ということもできる。ま
た、溶融処理領域とは、単結晶構造、非晶質構造、多結
晶構造において、ある構造が別の構造に変化した領域と
いうこともできる。つまり、例えば、単結晶構造から非
晶質構造に変化した領域、単結晶構造から多結晶構造に
変化した領域、単結晶構造から非晶質構造及び多結晶構
造を含む構造に変化した領域を意味する。
ザゲッタリング方法によれば、半導体基板の内部に集光
点を合わせてレーザ光を照射し、半導体基板の内部の集
光点近傍に多光子吸収という現象を発生させて改質領域
を形成するため、この改質領域でもって不純物を捕獲す
るためのゲッタリング部を半導体基板の内部に形成する
ことができる。この多光子吸収による改質領域は、従来
のような格子欠陥や転移による微小な損傷の集まりに比
べ、ゲッタリング効果が高いことが分かった。また、多
光子吸収による改質領域は半導体基板の内部に形成され
るため、ゲッタリング効果の持続性も長くなる。したが
って、ゲッタリング効果が高く且つその持続性が長いゲ
ッタリングが可能となる。
明するための概念図である。
り形成された溶融処理領域を含む半導体基板の切断面の
写真を示す図である。
との関係を示すグラフである。
ーザゲッタリング方法と本実施形態に係るレーザゲッタ
リング方法との比較結果示す表である。
部、L…レーザ光、P…集光点。
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体基板の内部に集光点を合わせてレ
ーザ光を照射し、前記半導体基板の内部に多光子吸収に
よる改質領域を形成することで、不純物を捕獲するため
のゲッタリング部を形成することを特徴とするレーザゲ
ッタリング方法。 - 【請求項2】 半導体基板の内部に集光点を合わせて、
集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/c
m2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ
光を照射し、前記半導体基板の内部に改質領域を形成す
ることで、不純物を捕獲するためのゲッタリング部を形
成することを特徴とするレーザゲッタリング方法。 - 【請求項3】 半導体基板の内部に集光点を合わせて、
集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/c
m2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ
光を照射し、前記半導体基板の内部に溶融処理領域を含
む改質領域を形成することで、不純物を捕獲するための
ゲッタリング部を形成することを特徴とするレーザゲッ
タリング方法。 - 【請求項4】 半導体基板の内部に集光点を合わせて、
集光点におけるピークパワー密度が1×108(W/c
m2)以上で且つパルス幅が1μs以下の条件でレーザ
光を照射し、前記半導体基板の内部にアモルファス領域
を含む改質領域を形成することで、不純物を捕獲するた
めのゲッタリング部を形成することを特徴とするレーザ
ゲッタリング方法。 - 【請求項5】 レーザ光の照射により当該レーザ光の集
光点の位置で形成される多光子吸収による改質領域でも
って、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に
形成されていることを特徴とする半導体基板。 - 【請求項6】 集光点におけるピークパワー密度が1×
108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の
条件でのレーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の
位置で形成される改質領域でもって、不純物を捕獲する
ためのゲッタリング部が内部に形成されていることを特
徴とする半導体基板。 - 【請求項7】 集光点におけるピークパワー密度が1×
108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の
条件でのレーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の
位置で形成される溶融処理領域を含む改質領域でもっ
て、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に形
成されていることを特徴とする半導体基板。 - 【請求項8】 集光点におけるピークパワー密度が1×
108(W/cm2)以上で且つパルス幅が1μs以下の
条件でのレーザ光の照射により当該レーザ光の集光点の
位置で形成されるアモルファス領域を含む改質領域でも
って、不純物を捕獲するためのゲッタリング部が内部に
形成されていることを特徴とする半導体基板。
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