JP2003260626A - 位置決めクランプ装置 - Google Patents

位置決めクランプ装置

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JP2003260626A
JP2003260626A JP2002060598A JP2002060598A JP2003260626A JP 2003260626 A JP2003260626 A JP 2003260626A JP 2002060598 A JP2002060598 A JP 2002060598A JP 2002060598 A JP2002060598 A JP 2002060598A JP 2003260626 A JP2003260626 A JP 2003260626A
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JP2002060598A
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Akio Nakada
昭尾 中田
Masakazu Tezuka
昌和 手塚
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Koganei Corp
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Koganei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル材の位置決め状態を取付位置の変更が
不要な1個のセンサにより検出可能な機構を内蔵した位
置決めクランプ装置を提供する。 【解決手段】 ワーク受け筒体24にはパネル材が接触
するワーク接触面24cが形成され、パネル材の位置決
め孔が嵌合するロケートピン23が突出配置される。ロ
ケートピン23のスリット25内には出入自在にパネル
材を締結するクランプアーム26が設けられる。ワーク
接触面24cからは検出ロッド41が進退自在に突出
し、検出ロッド41はクランプアーム26を取り囲むよ
うに設けられたスリーブ43を介してマグネット45を
備えたセンサプランジャ42と連結される。パネル材が
ワーク接触面24cに接触すると検出ロッド41が後退
しセンサプランジャ42も移動する。マグネット45が
磁気センサスイッチ46に対向すると信号が出力されパ
ネル材の位置決めが確認される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパネル材を所定の位
置に位置決めして固定するための位置決めクランプ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体は複数のパネル材をスポット
溶接により接合することにより形成されており、スポッ
ト溶接する際には、自動車車体を構成する種々のパネル
材を位置決めしてクランプする必要がある。そのため、
自動車生産ラインに配置された溶接ステージには、パネ
ル材を位置決めクランプするために、複数の位置決めク
ランプ装置が取り付けられている。また、ロボットアー
ムの先端に位置決めクランプ装置を装着し、ロボットア
ームを操作移動させることによって位置決めクランプ装
置によりパネル材を位置決めクランプするようにしてい
る。
【0003】いずれの場合にも、従来の位置決めクラン
プ装置はワークであるパネル材に形成された位置決め孔
に嵌合するロケートピンを有し、そのロケートピンを位
置決め孔に嵌合させることによってパネル材を位置決め
するようにしている。また、パネル材をクランプするた
めに、ロケートピンに形成されたスリット内にクランプ
アームを組み込み、パネル材をクランプする際にはクラ
ンプアームをスリット内から迫り出させるようにしてい
る。このようなタイプの位置決めクランプ装置として
は、たとえば、特開2000-176874号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パネル
材をクランプする際には、まず、パネル材が所定の位置
に位置決めされたか否かを検出する必要があり、前述の
公報のような装置では、位置決めクランプ装置とは別に
近接センサ等の検出装置を設置する必要がある。その場
合、パネル材が変わりクランプ対象が変化するとその種
類に応じて近接センサの取付位置を変更する必要があ
り、作業が煩雑となり工数も増大するという問題があっ
た。また、センサ位置の変更作業を廃すべく複数のセン
サを配置すると、装置構造が複雑化するとともに装置コ
ストも増大し、その改善が望まれていた。
【0005】本発明の目的は、パネル材の位置決め状態
を取付位置の変更が不要な1個のセンサにより検出する
機構を備えた位置決めクランプ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の位置決めクラン
プ装置は、先端にパネル材が接触するワーク接触面を有
するワーク受け筒体と、前記ワーク受け筒体に前記ワー
ク接触面から突出して取り付けられ、前記パネル材に形
成された位置決め孔が嵌合するロケートピンと、前記ロ
ケートピンに形成されたスリット内に設けられ、前記ス
リット内に入り込む前進位置と先端部が前記スリットか
ら迫り出す後退位置とに移動自在のクランプアームと、
前記ワーク受け筒体に軸方向に沿って移動自在に設けら
れ、一端側が前記ワーク接触面に対し出没自在に配置さ
れた検出ロッドと、前記ワーク受け筒体内に前記ロケー
トピンを取り囲むように軸方向に移動自在に設けられ、
前記検出ロッドの他端側が取り付けられ前記検出ロッド
と一体となって作動するスリーブと、前記スリーブの一
端側に前記ロケートピンを取り囲むように設けられ、前
記スリーブを前記検出ロッドが前記ワーク接触面から突
出する方向に付勢する弾性部材と、前記スリーブに取り
付けられ、前記検出ロッドの移動に伴って前記ワーク受
け筒体内を軸方向に移動するセンサプランジャと、前記
センサプランジャに取り付けられた位置検出用マグネッ
トと、前記センサプランジャの近傍に設置され、前記位
置検出用マグネットの磁気を検知することにより前記セ
ンサプランジャの移動を検出して前記検出ロッドの移動
を検知するセンサ手段とを有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の位置決めクランプ装置は、
前記ワーク受け筒体に前記スリーブが摺動自在に外挿さ
れるガイド部材を設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態である位置決めクランプ装置を示す斜視図であり、図
2は図1におけるA−A線に沿う拡大断面図であり、図
3は図2の左側面図であり、図4は図2の一部拡大断面
図である。
【0009】図示する位置決めクランプ装置は、自動車
車体を構成するパネル材を位置決め固定するために適用
されており、ワーク受台10を具備している。ワーク受
台10は、取付フランジ部10aとこれの一方面に一体
となった筒部10bとを有しており、取付フランジ部1
0aの部分で自動車生産ラインにおける所定の組立ステ
ージに取り付けられることになる。取付フランジ部10
aの他方面にはシリンダチューブ11が固定されてお
り、シリンダチューブ11内には、図2に示すように、
軸方向に往復動自在にピストン12が装着されている。
【0010】ピストン12に固定されたピストンロッド
13は、図2に示すように、シリンダチューブ11の一
端部に取り付けられたロッドカバー14を貫通してワー
ク受台10の筒部10b内に挿入されている。シリンダ
チューブ11の他端部にはヘッドカバー15が固定さ
れ、ロッドカバー14とピストン12との間に後退用空
気圧室16aが形成され、ヘッドカバー15とピストン
12との間には前進用空気圧室16bが形成されてい
る。それぞれの空気圧室16a,16bに連通してシリ
ンダチューブ11には給排ポート17a,17bが形成
されている。したがって、給排ポート17aから圧縮空
気を供給すると、ピストンロッド13は後退移動し、給
排ポート17bから圧縮空気を供給するとピストンロッ
ド13は前進移動することになる。
【0011】図2に示すように、ヘッドカバー15に
は、ピストンロッド13を後退位置に移動させた状態の
もとでピストンロッド13を締結するために、ピストン
ロッド13の移動方向に対して直角の方向に移動自在に
ロックピストン18が設けられ、ピストン12にはロッ
クロッド19が取り付けられている。このロックロッド
19には係合凹部19aが形成され、ロックピストン1
8の先端に設けられた係合突部18aが係合凹部19a
に係合するようになっている。ロックピストン18には
前進方向のばね力が圧縮コイルばね21により付与さ
れ、ロックピストン18を後退移動させて係合突部18
aを係合凹部19aから離脱させるために、給排ポート
17bに連通した流路22がロックピストン18の空気
圧室に開口している。したがって、ピストンロッド13
が後退限位置まで移動すると、ロックピストン18の係
合突部18aがばね力により係合凹部19aに入り込ん
で、ピストンロッド13は後退限位置で固定される。こ
の状態のもとで、給排ポート17bに圧縮空気を供給す
ると、ロックピストン18が後退移動してロックピスト
ン18とロックロッド19との係合が解かれるととも
に、前進用空気圧室16b内に流入する圧縮空気によっ
てピストンロッド13は前進移動することになる。ただ
し、ヘッドカバー15に給排ポートを形成し、その給排
ポートから供給される圧縮空気によってロックピストン
18を後退移動させるようにしても良い。
【0012】ワーク受台10の先端には、ピン本体部2
3aと取付フランジ部23bとが一体となったロケート
ピン23が取付フランジ部23bの部分で取り付けられ
ている。図5はロケートピンの構成を示す斜視図であ
る。図5に示すように、ロケートピン23の先端部は半
球形状となっている。ロケートピン23のピン本体部2
3aの外側には、円筒部24aと取付フランジ部24b
とが一体となったワーク受け筒体24が嵌合される。そ
して、取付フランジ部24bの部分でロケートピン23
の取付フランジ部23bを介してワーク受台10に取り
付けられる。ワーク受け筒体24の先端面は、ワークで
あるパネル材の表面に接触するワーク接触面24cとな
っており、パネル材に形成された位置決め孔にロケート
ピン23が嵌合することによってパネル材は位置決めさ
れる。
【0013】ロケートピン23には、図2および図4に
示すように、スリット25が形成され、スリット25に
はクランプアーム26が配置されている。クランプアー
ム26の基端部は、連結ピン27によりピストンロッド
13の先端部に連結されている。連結ピン27の両端部
は、ワーク受台10の筒部10bに軸方向に沿って形成
された長孔内に摺動自在に支持されており、長孔の軸方
向長さは、ピストンロッド13の往復動ストロークにほ
ぼ対応している。したがって、ピストンロッド13が前
進移動すると、クランプアーム26はスリット25内を
前進移動し、ピストンロッド13が後退移動すると、ク
ランプアーム26は後退移動する。
【0014】ワーク受台10の筒部10bには、連結ピ
ン27と平行となってカムピン31が固定されており、
このカムピン31はクランプアーム26に形成されたカ
ム溝32を貫通している。カム溝32はクランプアーム
26の長手方向と平行となったストレート部32aとこ
れの後端部に連なった傾斜部32bとを有している。し
たがって、ピストンロッド13が後退限位置となると、
図4に実線にて示すようにクランプアーム26の先端部
はスリット25から迫り出した状態となる。一方、ピス
トンロッド13が前進限位置となると、図4において二
点鎖線で示すようにクランプアーム26は傾斜部32b
にカムピン31が入り込むことから、クランプアーム2
6の先端部はスリット25内に入り込むことになる。
【0015】クランプアーム26の先端部には、先端か
ら側方に向けて折れ曲がったクランプ片33が設けられ
ている。図6は、クランプアーム26によってパネル材
Pを位置決めクランプした状態を示す断面図である。図
6に示すように、自動車車体を構成するパネル材Pには
位置決め孔Hが形成されており、そこにロケートピン2
3を嵌合させた状態でクランプアーム26を後退移動さ
せると、クランプ片33とワーク接触面24cとの間に
パネル材Pが挟持される。
【0016】ワーク受け筒体24には、図2および図4
に示すように、これの軸方向に沿って摺動自在に検出ロ
ッド41が設けられており、その一端側先端部はパネル
材Pを支持するワーク接触面24cから出没自在になっ
ている。一方、検出ロッド41の他端側は、ワーク受け
筒体24内に軸方向に移動自在に配設されたスリーブ4
3に取り付けられている。このスリーブ43は、中央に
貫通孔を有する段付円板形状に形成されており、ロケー
トピン23を取り囲むように取り付けられている。ま
た、スリーブ43とロケートピン23との間には、ワー
ク受け筒体24の取付フランジ部24b内に固定された
金属製のガイドシャフト(ガイド部材)29が介装され
ており、スリーブ43はこのガイドシャフト29の外側
を軸方向に沿って摺動する。すなわち、スリーブ43
は、検出ロッド41の移動に伴い、ガイドシャフト29
をガイドとして倒れることなく軸方向にスライドするよ
うになっている。
【0017】スリーブ43のフランジ部43aには、装
置内に検出ロッド41と平行に配設されたセンサプラン
ジャ42の溝部42aが係合している。センサプランジ
ャ42は、装置側部に軸方向に摺動自在に取り付けられ
ており、ワーク受け筒体24からロケートピン23の取
付フランジ部23bを経てワーク受台10に亘って設け
られている。このようにセンサプランジャ42は、スリ
ーブ43を介して検出ロッド41と連結され、検出ロッ
ド41の移動に伴ってスリーブ43と一体となって移動
する。
【0018】スリーブ43の下端面側には、取付フラン
ジ部23bとの間に圧縮コイルばね(弾性部材)44が
設けられている。スリーブ43にはばね保持部43bが
設けられており、取付フランジ部23bの上面に設けら
れたばね受け溝23cとの間に圧縮コイルばね44が配
設される。この圧縮コイルばね(弾性部材)44もまた
ロケートピン23を取り囲むように取り付けられてお
り、スリーブ43を検出ロッド41がワーク接触面24
cから突出する方向に付勢している。
【0019】センサプランジャ42には位置検出用のマ
グネット45が取り付けられている。また、ワーク受台
10には、センサプランジャ42に近接して、マグネッ
ト45の磁力に感応して検出信号を出力する磁気センサ
スイッチ(センサ手段)46が取り付けられている。マ
グネット45は、検出ロッド41が後退限位置となった
とき、磁気センサスイッチ46に近接するようになって
いる。つまり、検出ロッド41がワーク接触面24cか
ら没したとき、マグネット45が磁気センサスイッチ4
6に近接し検出信号が出力される。
【0020】このように、ロケートピン23を案内する
とともにパネル材Pを支持する支持面を有するワーク受
け筒体24に検出ロッド41を組み込むようにしたの
で、ワーク接触面24cにパネル材Pが装着されると、
パネル材の種類によらず、1個のセンサにてパネル材P
の位置決め状態を検出できる。したがって、パネル材の
種類に応じてセンサを交換する必要がなく、作業の効率
化を図ることができるとともに、センサ数を削減するこ
とができ装置コストの低減が図られる。また、ワーク受
け筒体24の外部に検出ロッド41を取り付けるように
した場合に比して位置決めクランプ装置を小型化するこ
とができるとともに、パネル材Pのうちロケートピン2
3に嵌合する部分の近くで検出ロッド41がパネル材P
に接触するので、パネル材Pが位置決めされたことを確
実に検出することができる。
【0021】さらに、検出ロッド41とセンサプランジ
ャ42を連結するスリーブ43をロケートピン23を取
り囲むように取り付け、ガイドシャフト29の外周を軸
方向に沿って摺動するように配設したので、検出ロッド
41による偏心した押圧力を受けても、スリーブ43が
ガイドシャフト29に案内されて倒れることなく軸方向
に作動する。したがって、検出ロッド41に傾斜方向の
付加が作用せず、検出ロッド41がパネル材Pの当接に
応じて円滑に軸方向に進退移動し、パネル材Pの検出を
確実に行うことが可能となる。
【0022】次に、このような位置決めクランプ装置を
用いてパネル材Pを位置決めして締結する手順について
説明する。予め所定の形状の位置決め孔Hが形成された
パネル材Pは搬送装置によって溶接ステージに搬送され
て、位置決め孔Hの中にロケートピン23が嵌合され
る。そのときには、ロケートピン23の先端は半球形状
となっているので、搬入位置に誤差があっても、確実に
ロケートピン23は位置決め孔Hの中に嵌合される。ま
た、嵌合させる時には、位置決めピストンロッド13は
ピストン12によって前進限位置となっており、クラン
プアーム26は図4において二点鎖線で示すように、ス
リット25内に入り込んでいる。ロケートピン23に嵌
合されたパネル材Pはワーク受け筒体24の先端のワー
ク接触面24cに接触することになる。
【0023】パネル材Pがワーク接触面24cに接触す
ると、検出ロッド41がパネル材Pによって後退移動
し、これにスリーブ43を介して連結されたセンサプラ
ンジャ42も後退移動する。検出ロッド41が押入され
ワーク接触面24cから没すると、センサプランジャ4
2のマグネット45が磁気センサスイッチ46に対向
し、磁気センサスイッチ46が作動する。そして、この
磁気センサスイッチ46からの出力信号によって、パネ
ル材Pが所定の位置に位置決めされたことが確認され
る。
【0024】次いで、給排ポート17aから圧縮空気を
供給すると、ピストンロッド13が後退移動してクラン
プアーム26の先端部がスリット25から迫り出してク
ランプ片33とワーク受け筒体24との間でパネル材P
は締結される。このときには、ロックピストン18の係
合突部18aがロックロッド19の係合凹部19aに係
合し、クランプアーム26によるパネル材Pのクランプ
状態が保持される。
【0025】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。たとえば、図示する位置決めクランプ装置は、前
述したように、自動車車体の組立ステージの支持台に設
けるようにした場合のみならず、産業用ロボットのアー
ムに取り付けてロボット操作によってパネル材を位置決
めするようにしても良い。また、前述の圧縮コイルばね
44に代えて、ゴムや合成樹脂などを用いても良い。さ
らに、ガイドシャフト29として、フッ素系樹脂等など
摩擦係数の小さい合成樹脂を用いることも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ワーク
受け筒体に検出ロッドを組み込むようにしたので、パネ
ル材の種類によらず1個のセンサにてパネル材の位置決
め状態を検出できる。したがって、パネル材の種類に応
じてセンサを交換する必要がなく、作業の効率化を図る
ことができるとともに、センサ数を削減することができ
装置コストの低減が図られる。また、ワーク受け筒体の
外部に検出ロッドを取り付けるようにした場合に比して
位置決めクランプ装置を小型化することができるととも
に、ロケートピンに嵌合する部分の近くで検出ロッドが
パネル材に接触するので、パネル材が位置決めされたこ
とを確実に検出することができる。さらに、検出ロッド
とセンサプランジャを連結するスリーブをロケートピン
を取り囲むように取り付けたので、スリーブが倒れるこ
となく軸方向に作動する。したがって、検出ロッドに傾
斜方向の付加が作用せず、検出ロッドが円滑に軸方向に
進退移動し、パネル材の検出を確実に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である位置決めクランプ
装置を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う拡大断面図であ
る。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図2の一部拡大断面図である。
【図5】ロケートピンの構成を示す斜視図である。
【図6】パネル材を位置決めクランプした状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
10 ワーク受台 10a 取付フランジ部 10b 筒部 11 シリンダチューブ 12 ピストン 13 ピストンロッド 14 ロッドカバー 15 ヘッドカバー 16a 後退用空気圧室 16b 前進用空気圧室 17a,17b 給排ポート 18 ロックピストン 18a 係合突部 19 ロックロッド 19a 係合凹部 21 圧縮コイルばね 22 流路 23 ロケートピン 23a ピン本体部 23b 取付フランジ部 23c ばね受け溝 24 ワーク受け筒体 24a 円筒部 24b 取付フランジ部 24c ワーク接触面 25 スリット 26 クランプアーム 27 連結ピン 29 ガイドシャフト 31 カムピン 32 カム溝 32a ストレート部 32b 傾斜部 33 クランプ片 41 検出ロッド 42 センサプランジャ 42a 溝部 43 スリーブ 43a フランジ部 43b ばね保持部 44 圧縮コイルばね(弾性部材) 45 マグネット 46 磁気センサスイッチ(センサ手段) H 位置決め孔 P パネル材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C016 CA01 CB03 CC02 CC04 CE05 HA01 4E065 CA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にパネル材が接触するワーク接触面
    を有するワーク受け筒体と、 前記ワーク受け筒体に前記ワーク接触面から突出して取
    り付けられ、前記パネル材に形成された位置決め孔が嵌
    合するロケートピンと、 前記ロケートピンに形成されたスリット内に設けられ、
    前記スリット内に入り込む前進位置と先端部が前記スリ
    ットから迫り出す後退位置とに移動自在のクランプアー
    ムと、 前記ワーク受け筒体に軸方向に沿って移動自在に設けら
    れ、一端側が前記ワーク接触面に対し出没自在に配置さ
    れた検出ロッドと、 前記ワーク受け筒体内に前記ロケートピンを取り囲むよ
    うに軸方向に移動自在に設けられ、前記検出ロッドの他
    端側が取り付けられ前記検出ロッドと一体となって作動
    するスリーブと、 前記スリーブの一端側に前記ロケートピンを取り囲むよ
    うに設けられ、前記スリーブを前記検出ロッドが前記ワ
    ーク接触面から突出する方向に付勢する弾性部材と、 前記スリーブに取り付けられ、前記検出ロッドの移動に
    伴って前記ワーク受け筒体内を軸方向に移動するセンサ
    プランジャと、 前記センサプランジャに取り付けられた位置検出用マグ
    ネットと、 前記センサプランジャの近傍に設置され、前記位置検出
    用マグネットの磁気を検知することにより前記センサプ
    ランジャの移動を検出して前記検出ロッドの移動を検知
    するセンサ手段とを有することを特徴とする位置決めク
    ランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置決めクランプ装置に
    おいて、前記ワーク受け筒体に前記スリーブが摺動自在
    に外挿されるガイド部材を設けたことを特徴とする位置
    決めクランプ装置。
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