JP2003259770A - スピニングリールのリール本体 - Google Patents

スピニングリールのリール本体

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JP2003259770A JP2002065059A JP2002065059A JP2003259770A JP 2003259770 A JP2003259770 A JP 2003259770A JP 2002065059 A JP2002065059 A JP 2002065059A JP 2002065059 A JP2002065059 A JP 2002065059A JP 2003259770 A JP2003259770 A JP 2003259770A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールのリール本体において、容
易に水抜きを行えるようにする。 【解決手段】 スピニングリールのリール本体2は、リ
ールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に
延びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2a
は、本体部材20の前端に突出して形成され先端に開口
を有する有底筒状の筒状部26を有している。筒状部2
6は、ロータ3の逆転を禁止するローラクラッチ51が
収納されている。メンテナンス孔26fは、筒状部26
の底部分に形成された断面長穴形状の貫通孔である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リール本体、特
に、ロータの逆転を禁止するためのローラクラッチが収
納されるスピニングリールのリール本体に関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールは、一般に、釣竿に装
着されるリール本体と、リール本体に回転自在に取り付
けられたハンドルと、リール本体に回転自在に装着され
たロータと、ロータの前方でリール本体に前後移動自在
に装着され、ロータによって案内された釣り糸が外周に
巻き付けられるスプールとを有している。
【0003】リール本体は、釣竿に装着されるT字状の
竿取付脚部と、竿取付脚部と一体成形され、内部に各種
の機構が収納されるリールボディとを備えている。リー
ルボディは、側部が開口する収納空間を内部に有する本
体部材と、本体部材の開口を覆うように着脱自在に本体
部材に装着された蓋部材と、本体部材の前部に設けられ
たローラクラッチが収納される有底筒状の筒状部とを有
している。ローラクラッチはロータの逆転を禁止するた
めに設けられ、筒状部の前部にはローラクラッチ内部に
浸水するのを防止するためのシール部材が装着されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のローラクラ
ッチが収納されたリール本体では、筒状部の前部にシー
ル部材が装着されているので、ローラクラッチを防水で
きる。しかし、毛細管現象等によりシール部材の僅かな
隙間から筒状部の内部に浸水した場合、筒状部の内部に
溜まった水を外部に抜きにくい。
【0005】本発明の課題は、スピニングリールのリー
ル本体において、容易に水抜きを行えるようにすること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのリール本体は、釣竿に装着され、ロータの逆転
を禁止するためのローラクラッチが収納されロータの回
転により釣り糸を巻き取り可能なスピニングリールのリ
ール本体であって、釣竿に装着される竿取付脚部と、竿
取付脚部と連設されるリールボディとを備えている。リ
ールボディは、側部が開口し各種の機構が内部に収納さ
れる収納空間が形成された本体部材と、本体部材の開口
を覆うように本体部材に着脱自在に取り付けられる蓋部
材と、本体部材の前部に設けられたローラクラッチが収
納される密封空間及び密封空間と外部とを連通しローラ
クラッチを臨むように配置され蓋部材によって閉塞可能
なメンテナンス孔が形成された有底筒状の筒状部とを有
している。
【0007】このリール本体では、筒状部には密封空間
と外部とを連通しローラクラッチを臨むように配置され
たメンテナンス孔が形成されている。ここでは、ローラ
クラッチの内部に浸水した場合、蓋部材を取り外してメ
ンテナンス孔を露出させ、このメンテナンス孔により水
抜きを行う。なお、通常のリール使用時は、蓋部材によ
りメンテナンス孔が閉塞されているので、メンテナンス
孔からの浸水を防止できる。このように、特にローラク
ラッチの前部にシール部材が設けられていた場合でも、
たとえば筒状部後部の底部に形成されたメンテナンス孔
により、容易に水抜きを行うことができる。
【0008】なお、メンテナンス孔は、前述したように
水抜き穴として機能するだけでなく、ローラクラッチ等
に注油するための注油口としても機能させることも可能
である。発明2に係るリール本体は、発明1のリール本
体において、蓋部材は着脱自在な小蓋部材をさらに有し
ており、メンテナンス孔は小蓋部材によって閉塞され
る。この場合は、メンテナンス孔を外部に露出させるた
めに、わざわざ蓋部材を取り外す必要がないので、容易
に水抜きを行うことができる。
【0009】発明3に係るリール本体は、発明1又は2
のリール本体において、竿取付脚部は本体部材と一体成
形されている。この場合は、竿取付脚部と本体部材とが
一体成形されているので、蓋部材の構成が簡素になる。
発明4に係るリール本体は、発明1から3のいずれかの
リール本体において、竿取付脚部は蓋部材と一体成形さ
れている。この場合は、竿取付脚部と蓋部材とが一体成
形されているので、厚肉部分と薄肉部分との混在を少な
くして本体部材を薄肉にして精度を高く維持し、取付脚
部を厚肉にして強度を維持できるようになる。
【0010】発明5に係るリール本体は、発明1から4
のいずれかのリール本体において、メンテナンス孔はロ
ーラクラッチのオン、オフ操作を行う操作部材を挿通可
能な操作孔である。この場合は、外部から切り換えでき
ないタイプのローラクラッチにおいて、治具等の操作部
材を操作孔に挿入して切り換え操作を行うことにより、
たとえばローラクラッチを筒状部に装着する時に逆転を
許容できるように切り換えることができる。ここでは、
メンテナンス孔と操作孔とを兼用することにより、筒状
部の構成が簡素になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を採用したス
ピニングリールは、図1に示すように、ハンドル1を回
転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプー
ル4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部
に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を
外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移
動自在に配置されている。
【0012】リール本体2は、図2に示すように、リー
ルボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に延
びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aの
内部には、図2に示すように、収納空間2cを有してお
り、その収納空間2cには、ロータ3をハンドル1の回
転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール
4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオ
シレーティング機構6とが設けられている。
【0013】ロータ3は、図2に示すように、円筒部3
0と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第
1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有し
ている。円筒部30と第1ロータアーム31及び第2ロ
ータアーム32とは、たとえばアルミニウム合金製であ
り一体成形されている。第1ロータアーム31は、円筒
部30から外方に凸に湾曲して前方に延びており、円筒
部30との接続部は円筒部30の周方向に広がり湾曲し
ている。第1ロータアーム31の先端の外周側には、第
1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。第
1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4
に案内するためのラインローラ41が装着されている。
【0014】第2ロータアーム32は、円筒部30から
外方に凸に湾曲して前方に延びており、円筒部30との
接続部は円筒部30の周方向に広がり湾曲している。第
2ロータアーム32の先端外周側には、第2ベール支持
部材42が揺動自在に装着されている。ラインローラ4
1と第2ベール支持部材42との間には線材を略U状に
湾曲させた形状のベール43が固定されている。これら
の第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材4
2、ラインローラ41、ベール43により釣り糸をスプ
ール4に案内するベールアーム44が構成される。ベー
ルアーム44は、図2に示す糸案内姿勢とそれから反転
した糸開放姿勢との間で揺動自在である。
【0015】スプール4は、図2に示すように、ロータ
3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との
間に配置されている。スプール4は、たとえばアルミニ
ウム合金を鍛造成形して得られた大小2段の円筒状の部
材であり、外周に釣り糸が巻かれる筒状の糸巻胴部4a
と、糸巻胴部4aの後部に一体成形された大径筒状のス
カート部4bとを有している。
【0016】ロータ駆動機構5は、図2に示すように、
ハンドル1が連結されたハンドル軸10とともに回転す
るマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合
うピニオンギア12とを有している。ピニオンギア12
は筒状に形成されており、ピニオンギア12の前部はロ
ータ3の中心部を貫通してナットによりロータ3と固定
されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部
と後端部とが、それぞれ軸受を介してリール本体2に回
転自在に支持されている。また、ピニオンギア12の前
部には所定長さの平行な面取り部が形成されており、こ
れによりロータ3とピニオンギア12とが回転不能に連
結されている。
【0017】オシレーティング機構6は、図2に示すよ
うに、スプール4の中心部にドラグ機構8を介して連結
されたスプール軸15を前後方向に移動させてスプール
4を同方向に移動させるための機構である。このオシレ
ーティング機構6は、スプール軸15の下方に平行に配
置された螺軸16と、螺軸16に沿って前後方向に移動
するスライダ17と、螺軸16の先端に固定された中間
ギア18とを有している。スライダ17にはスプール軸
15の後端が回転不能に固定されている。中間ギア18
は、図3に示すように、減速機構7を介してピニオンギ
ア12からの回転が伝達され得るようになっている。
【0018】リールボディ2aは、図1及び図2に示す
ように、竿取付脚2bと一体成形された側部が開口し内
部に前述の収納空間2cを有する本体部材20と、本体
部材20側部の開口を塞ぐように本体部材20にねじ止
めされる蓋部材21と、蓋部材21に着脱可能に取り付
けられる小蓋部材22と、本体部材20及び蓋部材21
の後方外形に沿って装着されるカバー部材23とを有し
ている。そして、リールボディ2aは、本体部材20の
前端に突出して形成され先端に開口を有する有底筒状の
筒状部26を有している。筒状部26は、ロータ3の逆
転を禁止するローラクラッチ51が収納される密封空間
を有している。
【0019】蓋部材21には、図3に示すように、本体
部材20内部の収納空間2cに設けられた外部と連通す
る孔部24が形成されている。孔部24はマスターギア
11とピニオンギア12との噛み合い部分近傍に配置さ
れている。孔部24の内周には、小蓋部材22を蓋部材
21にねじ止めし、かつ孔部24を閉塞するためのねじ
部材50が螺合する雌ねじが形成されている。ねじ部材
50は、胴部周方向に沿って環状の溝部50aが形成さ
れており、この溝部50aにたとえばOリング等の防水
部材60が装着されている。
【0020】カバー部材23は、図2に示すように、本
体部材20及び蓋部材21の下部から後部さらに竿取付
脚2bにかけてリール本体2を覆うように配置されてい
る。カバー部材23は、本体部材20及び蓋部材21の
突き合わせ接合される接合面にねじ止め固定されてい
る。筒状部26は、図2及び図5に示すように、先端が
開口する大小2つの筒状部材からなる2段構造の円筒形
の部分である。筒状部26の底部分には、図2から図5
に示すように、ローラクラッチ51を臨むように密封空
間と外部とを貫通するメンテナンス孔26fが形成され
ている。
【0021】メンテナンス孔26fは、図3及び図4に
示すように、筒状部26の底部分に形成された断面長穴
形状の貫通孔であり、小蓋部材22によって閉塞される
位置に配置されている。ここでは、図3に示すように、
小蓋部材22を蓋部材21から取り外す際ねじ部材50
を外したときに、メンテナンス孔26fが外部に露出す
るようになっている。メンテナンス孔26fは、図4及
び図5に示すように、ローラクラッチ51のオン、オフ
操作を行う治具等の操作部材を挿通可能な操作孔として
も機能する。このローラクラッチ51は、外部から切り
換えできないタイプであるので、治具をメンテナンス孔
26fに挿入して後述する保持部材58に設けられた切
換部58dを切り換え操作することにより、たとえばロ
ーラクラッチ51を筒状部26に組み付ける時に逆転を
許容できるように切り換えることができる。
【0022】ローラクラッチ51は、筒状部26に収納
され、ロータ3の逆転を禁止する逆転禁止状態と逆転を
許可する逆転許可状態とをとり得る。ローラクラッチ5
1は、図5から図7に示すように、筒状部26に相対回
転不能に装着された外輪55と、ピニオンギア12の外
周に回転不能に装着された内輪56と、ステンレス合金
製の複数のローラ57とを有している。外輪55の前部
には、外輪55に接触して外輪55とローラ57とを覆
うシール部材65が設けられている。
【0023】外輪55は、図5に示すように、ステンレ
ス合金製の厚肉リング状の部材であり、外周部に複数の
突出部55aを有している。これらの突出部55aは筒
状部26内周側に形成された凹部26eに係合してい
る。外輪55の後方において、図5に示すように、筒状
部26の内部には、回動自在な保持部材58が収納され
ている。保持部材58は、複数のローラ57を周方向に
間隔を隔てて保持する部材であり、略円板状の本体部5
8aと、本体部58aから軸方向前方に突出する複数の
突出部58bとを有している。複数の突出部58bは、
周方向に等角度間隔で形成されており、隣接する突出部
58bの間に複数のローラ57が配置されている。
【0024】このような状態では、複数のローラ57
は、外輪55と内輪56との間に配置され、保持部材5
8により円周方向に移動させられて両輪の間に食い込む
作動位置と両輪の間で遊転する非作動位置とをとり得
る。また複数のローラ57は、保持部材58に対して軸
方向前方から組み付け可能である。なお、ローラ57が
作動位置にあるクラッチオン状態では、外輪55に対し
て内輪56は糸繰り出し方向にのみ相対回転が不能であ
り、ローラ57が非作動位置にあるクラッチオフ状態で
は、外輪55に対して内輪56は両方向に相対回転自在
である。
【0025】また、複数のローラ57は、図6及び図7
に示すように、コイルばね59によって作動位置側に付
勢されている。コイルばね59は、突出部58bの一側
面に形成された凹穴58cに収納されており、ローラ5
7を作動位置側に付勢している。コイルばね59は、図
7に示すように、凹穴58cの奥側に取り付けられる端
部59aのコイル径は他の部分のコイル径が大きくなる
ように形成されている。このため、保持部材58にシー
ル部材65を取り付けたときに、端部59aの一部が壁
面に当接するので、コイルばね59の浮きを防止でき
る。
【0026】保持部材58は、図4及び図5に示すよう
に、ローラクラッチ51の後方からオン、オフを切り換
え可能な切換部58dを有している。切換部58dは、
通常、リールの外側から操作できないように内部に埋設
されている。このような切換部58dを操作するには、
切換部58dに治具等の操作部材を引っ掛けて切換部5
8dを回転させる。ここでは、ローラクラッチ51を組
み込んだ状態でメンテナンス孔26fに治具を挿通し切
換部58dを操作できる。
【0027】内輪56は、図5に示すように、ステンレ
ス合金製の段差を有する筒状の部材であり、小径側の内
周面にはピニオンギア12に形成された面取り部分に係
合する小判孔56aが形成されている。内輪56の大径
側の外周面にはローラ57に接触する大径の接触部56
bが形成され、内輪56の小径側の外周面には環状の係
止溝56cが形成されている。
【0028】シール部材65は、図5に示すように、外
輪55及びローラ57の軸方向前方への移動を規制する
とともに、筒状部26の内部を水密にシールするために
設けられたリング状の単純な形状の部材である。シール
部材65は、外輪55及びローラ57の前方に筒状部2
6の内周面とに接触して配置されている。シール部材6
5は、筒状部26に嵌め込まれた抜け止めばね66によ
り前方への移動を規制されている。抜け止めばね66
は、弾性を有する金属製の線材を五角形に折り曲げて形
成されている。この抜け止めばね66によって軸方向前
方にシール部材65が移動するのを規制することによ
り、ローラクラッチ51全体の軸方向の移動を規制して
いる。
【0029】このように構成されたスピニングリールで
は、筒状部26にはローラクラッチ51を臨むように配
置されたメンテナンス孔26fが形成されている。ここ
では、ローラクラッチ51の内部に浸水した場合、小蓋
部材22を取り外してメンテナンス孔26fを外部に露
出させ、このメンテナンス孔26fにより水抜きを行
う。このように、ローラクラッチ51の前部にシール部
材65が設けられている場合でも、筒状部26の底部分
に形成されたメンテナンス孔26fにより、容易に水抜
きを行うことができる。
【0030】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニ
ングリールを例にあげて説明したが、このスピニングリ
ールの形式に限定されるものではなく、この他にレバー
式のドラグ機構を有するスピニングリールや、リアドラ
グ型のスピニングリール等にも本発明を適用できる。
【0031】(b) 前記実施形態では、メンテナンス
孔26fは、水抜き穴として機能させていたが、ローラ
クラッチ51に注油するための注油口としても機能させ
ることができる。 (c) 前記実施形態では、本体部材20が竿取付脚2
bと一体成形されていたが、蓋部材21が竿取付脚2b
と一体成形されていてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、スピニングリールのリ
ール本体において、筒状部にはローラクラッチを臨むよ
うに配置されたメンテナンス孔が形成されているので、
水抜きを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの左側面図。
【図2】前記スピニングリールの左側面断面図。
【図3】前記スピニングリールの背面断面図。
【図4】前記スピニングリールの背面図。
【図5】ローラクラッチの分解斜視図。
【図6】前記ローラクラッチの拡大正面断面図。
【図7】前記ローラクラッチの拡大側面断面図。
【符号の説明】
2 リール本体 2a リールボディ 2b 竿取付脚 2c 収納空間 3 ロータ 20 本体部材 21 蓋部材 22 小蓋部材 26 筒状部 26f メンテナンス孔 51 ローラクラッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣竿に装着され、ロータの逆転を禁止する
    ためのローラクラッチが収納され、前記ロータの回転に
    より釣り糸を巻き取り可能なスピニングリールのリール
    本体であって、 前記釣竿に装着される竿取付脚部と、 側部が開口し各種の機構が内部に収納される収納空間が
    形成された本体部材と、前記本体部材の開口を覆うよう
    に前記本体部材に着脱自在に取り付けられる蓋部材と、
    前記本体部材の前部に設けられた前記ローラクラッチが
    収納される密封空間及び前記密封空間と外部とを連通し
    前記ローラクラッチを臨むように配置され前記蓋部材に
    よって閉塞可能なメンテナンス孔が形成された有底筒状
    の筒状部とを有し、前記竿取付脚部と連設されるリール
    ボディと、を備えたスピニングリールのリール本体。
  2. 【請求項2】前記蓋部材は着脱自在な小蓋部材をさらに
    有しており、前記メンテナンス孔は前記小蓋部材によっ
    て閉塞される、請求項1に記載のスピニングリールのリ
    ール本体。
  3. 【請求項3】前記竿取付脚部は前記本体部材と一体成形
    されている、請求項1又は2に記載のスピニングリール
    のリール本体。
  4. 【請求項4】前記竿取付脚部は前記蓋部材と一体成形さ
    れている、請求項1又は2に記載のスピニングリールの
    リール本体。
  5. 【請求項5】前記メンテナンス孔は前記ローラクラッチ
    のオン、オフ操作を行う操作部材を挿通可能な操作孔で
    ある、請求項1から4のいずれかに記載のスピニングリ
    ールのリール本体。
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