JP2003252186A - 自動車における2次衝突時の衝撃力緩和装置 - Google Patents

自動車における2次衝突時の衝撃力緩和装置

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JP2003252186A
JP2003252186A JP2002057739A JP2002057739A JP2003252186A JP 2003252186 A JP2003252186 A JP 2003252186A JP 2002057739 A JP2002057739 A JP 2002057739A JP 2002057739 A JP2002057739 A JP 2002057739A JP 2003252186 A JP2003252186 A JP 2003252186A
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brake pedal
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pillar
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の前突時に、ブレーキペダルに対しド
ライバーが2次衝突するとき、このブレーキペダルから
ドライバーの特に足側に与えられる衝撃力をより確実に
緩和させるようにする。 【解決手段】 自動車が、上下方向に延びてその下部側
が前後方向に回動自在Aとなるよう上部が車体1の前部
に枢支されるブレーキペダル11を備える。ブレーキペ
ダル11が、このブレーキペダル11の上部を構成して
車体1の前部に枢支される上部ペダル21と、この上部
ペダル21とは別体に設けられてブレーキペダル11の
下部を構成する下部ペダル22と、上部ペダル21の下
端部に対し下部ペダル22の上端部を解除可能に固定さ
せる固定手段23とを備える。自動車の前突に基づい
て、固定手段23による上部ペダル21への下部ペダル
22の固定が解除されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車が前進走行
中にその前方の何らかの物体に1次衝突(前突)したと
き、この車体の前部に枢支されているブレーキペダルの
下部側を自由状態にして、この下部側にドライバーの足
側が2次衝突するとき、このブレーキペダルの下部側か
らドライバーの足側に与えられる衝撃力を緩和させるよ
うにした自動車における2次衝突時の衝撃力緩和装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体の前部は、一般に、この前
部の左右各側部を構成する左右一対のフロントピラー
と、これら左右フロントピラーの間で車体の幅方向に延
びてその各端部が上記各フロントピラーの上下方向の中
途部に支持されるフロントカウルと、上記左右フロント
ピラーの各下部の間で車体の幅方向に延びてその各端縁
部が上記各フロントピラーの各下部に支持されると共に
その上縁部が上記フロントピラーに支持されるダッシュ
パネルと、このダッシュパネルの後方で車体の幅方向に
延びてその各端部が上記各フロントピラーに支持される
ピラーツーピラーメンバとを備えている。
【0003】また、自動車は、一般に、上記ダッシュパ
ネルの後方に位置して上下方向に延びその下部側が前後
に回動自在となるよう上部が上記ダッシュパネルに枢支
されるブレーキペダルを備え、このブレーキペダルを踏
動操作してこのブレーキペダルにブレーキ操作力を与え
れば、自動車が制動されるようになっている。
【0004】上記構成において、自動車における2次衝
突時の衝撃力緩和装置には、従来、特開2001−97
191公報に示されるものがある。
【0005】上記公報のものによれば、自動車の前突
時、車体の前部に与えられる衝撃力により、上記ブレー
キペダルが上記ダッシュパネルから全体的に離脱させら
れて、落下させられるようになっている。
【0006】そして、上記したようにブレーキペダルが
離脱させられると、このブレーキペダルはダッシュパネ
ルに対して自由状態となるため、上記ブレーキペダルに
ドライバーが2次衝突したとしても、上記ブレーキペダ
ルからの反力は小さく押さえられる。よって、その分、
上記ブレーキペダルへの2次衝突時に、ドライバーに与
えられる衝撃力は緩和される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術では、次のような問題点がある。
【0008】即ち、自動車の前突時に、ダッシュパネル
から上記ブレーキペダルが離脱させられると、このブレ
ーキペダルはドライバーの足元に全体的に落下すること
になるが、このブレーキペダルはその全体の形状が大き
いものであると共に、これ自体の慣性力が大きいもので
あるため、上記のようにブレーキペダルが落下すると、
このブレーキペダルにドライバーの特に足側が2次衝突
しやすくなるおそれがあると共に、この2次衝突で足側
に大きい衝撃力が与えられるおそれもある。
【0009】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、自動車の前突時に、ブレーキペダルに対
しドライバーが2次衝突するとき、このブレーキペダル
からドライバーの特に足側に与えられる衝撃力をより確
実に緩和させるようにし、かつ、この衝撃力の緩和が簡
単な構成で達成されるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車における2次衝突時の衝撃力緩和装置
は、次の如くである。なお、この項において各用語に付
記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実
施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0011】請求項1の発明は、全図に例示するよう
に、上下方向に延びてその下部側が前後方向に回動自在
Aとなるよう上部が車体1の前部に枢支されるブレーキ
ペダル11を備えた自動車において、
【0012】上記ブレーキペダル11が、このブレーキ
ペダル11の上部を構成して上記車体1の前部に枢支さ
れる上部ペダル21と、この上部ペダル21とは別体に
設けられて上記ブレーキペダル11の下部を構成する下
部ペダル22と、上記上部ペダル21の下端部に対し上
記下部ペダル22の上端部を解除可能に固定させる固定
手段23とを備え、自動車の前突に基づいて、上記固定
手段23による上記上部ペダル21への下部ペダル22
の固定が解除されるようにしたものである。
【0013】請求項2の発明は、図1〜3に例示するよ
うに、請求項1の発明に加えて、車体1の前部が、この
前部の左右各側部を構成する左右一対のフロントピラー
2と、これら左右フロントピラー2の間で車体1の幅方
向に延びてその各端部が上記各フロントピラー2の上下
方向の中途部に支持されるフロントカウル3と、上記左
右フロントピラー2の各下部の間で車体1の幅方向に延
びてその各端縁部が上記各フロントピラー2の各下部に
支持されると共にその上縁部が上記フロントピラー2に
支持されるダッシュパネル4とを備えた自動車におい
て、
【0014】自動車の前突時に、上記フロントカウル3
に対し上記ダッシュパネル4がブレーキペダル11を伴
って相対的に後方移動Fしたとき、上記フロントカウル
3に上記ブレーキペダル11の固定手段23が圧接し
て、その圧接力によりこの固定手段23による上記上部
ペダル21への下部ペダル22の固定が解除されるよう
にしたものである。
【0015】請求項3の発明は、図4〜8に例示するよ
うに、請求項1の発明に加えて、車体1の前部が、この
前部の左右各側部を構成する左右一対のフロントピラー
2と、これら左右フロントピラー2の間で車体1の幅方
向に延びてその各端縁部が上記各フロントピラー2に支
持されるダッシュパネル4と、このダッシュパネル4の
後方で車体1の幅方向に延びてその各端部が上記各フロ
ントピラー2に支持されるピラーツーピラーメンバ6と
を備えた自動車において、
【0016】自動車の前突時に、上記ピラーツーピラー
メンバ6に対し上記ダッシュパネル4がブレーキペダル
11を伴って相対的に後方移動Fしたとき、上記ピラー
ツーピラーメンバ6に上記ブレーキペダル11の固定手
段23が圧接して、その圧接力によりこの固定手段23
による上記上部ペダル21への下部ペダル22の固定が
解除されるようにしたものである。
【0017】請求項4の発明は、全図に例示するよう
に、請求項1の発明に加えて、上記固定手段23が、上
記上部ペダル21に設けられる前、後係止部29,30
と、上記下部ペダル22に設けられ上記各係止部29,
30に係脱自在に係止されて上記上部ペダル21に下部
ペダル22を固定させる前、後被係止部31,32とを
備え、自動車の前突に基づいて、上記各係止部29,3
0への各被係止部31,32の係止が解除されるように
したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0019】(第1の実施の形態)
【0020】図1〜3は、第1の実施の形態を示してい
る。
【0021】図1〜3において、符号1は自動車の車体
で、矢印Frはこの車体の前方を示している。
【0022】上記車体1は板金製で、この車体1の前部
は、この車体1の前部の左右各側部を構成して上下方向
に延びる左右一対のフロントピラー2と、これら左右フ
ロントピラー2の間で車体1の幅方向に延びてその各端
部が上記左右各フロントピラー2の上下方向の中途部に
支持されるフロントカウル3と、上記左右フロントピラ
ー2の各下部の間で車体1の幅方向に延びてその各端縁
部が上記各フロントピラー2の各下部に支持されると共
にその上縁部が上記フロントピラー2に支持されるダッ
シュパネル4と、このダッシュパネル4の下縁部から後
方に向って延出するフロアパネル5とを備えている。
【0023】また、上記車体1の前部は、上記左右フロ
ントピラー2の各下部の間、かつ、上記ダッシュパネル
4の後方近傍で車体1の幅方向に延びてその左右各端部
が上記左右フロントピラー2の上下方向の中途部に支持
されるピラーツーピラーメンバ6と、上記ダッシュパネ
ル4の車体1の幅方向における中途部に支持されるブラ
ケット7とを備え、上記ダッシュパネル4の後方、か
つ、フロアパネル5の上方における上記車体1の内部空
間が車室8とされている。
【0024】上記車体1の前部にブレーキ操作装置9が
設けられている。以下、このブレーキ操作装置9につき
説明する。
【0025】上記車体1の前部であるダッシュパネル4
の下部後方近傍の車室8に配置され上下方向に延びてそ
の下部側が前後に回動自在Aとなるようその上部が上記
ブラケット7を介し上記ダッシュパネル4に枢支軸10
により枢支されるブレーキペダル11が設けられ、この
ブレーキペダル11の後方に位置するドライバーからの
踏動操作により、このブレーキペダル11の下端部に対
しブレーキ操作力Bが与えられるようになっている。
【0026】上記の場合、ブレーキペダル11をその下
部側が後方回動するよう付勢するばね11aが設けられ
ると共に、所定の後方回動位置(図1中実線)で、それ
以上の後方回動を阻止する不図示のストッパが車体1の
前部に取り付けられている。
【0027】上記ブレーキペダル11の前方における上
記車体1の前部であるダッシュパネル4の前面側に油圧
式のブレーキブースター12が支持されている。このブ
レーキブースター12から後方の車室6内に向って連動
バー13が突設され、この連動バー13の突出端部が上
記ブレーキペダル11の長手方向(上下方向)の中途部
に枢支ピン14により枢支されている。
【0028】上記ブレーキブースター12は、上記ブレ
ーキペダル11に与えられるブレーキ操作力Bの大きさ
を増大させて油圧回路17を介し車輪を制動可能とする
ブレーキ本体18に向けて出力する。このように出力さ
れた操作力が上記ブレーキ本体18に入力されると、上
記車輪が制動され、つまり、自動車が制動される。
【0029】上記ブレーキペダル11は、このブレーキ
ペダル11の上部を構成して上記枢支軸10によりブラ
ケット7を介しダッシュパネル4に枢支されると共に上
記ばね11aで後方回動Cするよう付勢される上部ペダ
ル21と、この上部ペダル21とは別体に設けられて上
記ブレーキペダル11の下部を構成する下部ペダル22
と、上記上部ペダル21の下端部に対し上記下部ペダル
22の上端部を解除可能に固定させる固定手段23とを
備えている。上記上部ペダル21は、上記枢支軸10の
軸方向に並設され、この枢支軸10にそれぞれ単独に回
動自在とされる上部ペダル本体26と回動アーム27と
を備え、この回動アーム27は上下方向に延びてその長
手方向(上下方向)の中途部が上記枢支軸10によりブ
ラケット7を介しダッシュパネル4に枢支されている。
【0030】上記固定手段23は、上部ペダル21の下
部に設けられる前、後係止部29,30と、上記下部ペ
ダル22の上部に設けられ上記各係止部29,30に係
脱自在に係止されて上記上部ペダル21に下部ペダル2
2を固定させる前、後被係止部31,32と、上記上部
ペダル本体26の前縁に成形される切り欠き33とを備
えている。
【0031】上記両係止部29,30はそれぞれ係止ピ
ンで構成されている。これら両係止部29,30のう
ち、前係止部29は上記回動アーム27の下部に突設さ
れ、後係止部30は上記上部ペダル本体26の後下部に
突設されている。一方、上記両被係止部31,32はそ
れぞれ切り欠きで構成されている。これら両被係止部3
1,32のうち、前被係止部31は上記下部ペダル22
の上端部前縁に成形され、上記枢支軸10回りの上記回
動アーム27の回動でこの回動アーム27に突設された
上記前係止部29が上記被係止部31と切り欠き33と
にその前方から係脱自在に係合し、これによって、上記
前係止部29に前被係止部31と切り欠き33とが係止
されている(各図中実線)。また、上記前係止部29
と、前被係止部31および切り欠き33とを互いに係止
させるようにするため、上記回動アーム27の下部を後
方回動Cさせるようこの回動アーム27を付勢するばね
34が設けられている。
【0032】上記両被係止部31,32のうち、後被係
止部32は上記下部ペダル22の上端部後縁に成形さ
れ、上記上部ペダル本体26に突設された後係止部30
が上記後被係止部32に係合し、これによって、上記後
係止部30に後被係止部32が係止されている(各図中
実線)。ここで、上記したように、前係止部29に前被
係止部31が係止された状態では、上記ばね11aの付
勢力に抗して上記後係止部30に後被係止部32が係止
されたままに保持されるようになっている。
【0033】上記状態から、上記ばね34の付勢力に抗
して上記回動アーム27の下部を前方回動(Cと逆)さ
せ、この回動アーム27に突設されている前係止部29
を上記前被係止部31と切り欠き33とから前方に離脱
させると(図2中一点鎖線)、上記前係止部29に対す
る前被係止部31と切り欠き33との係止が解除され、
また、この解除により、上記後係止部30を中心とした
上記下部ペダル22の回動Dが可能となる。そこで、上
記後係止部30を中心として上記下部ペダル22を所定
角度だけ後方に回動Dさせると(図2中一点鎖線)、上
記枢支軸10回りの上記上部ペダル本体26の回動(C
とCの逆)で、この上部ペダル本体26に突設された後
係止部30が上記後被係止部32にその後方から係脱自
在とされる。
【0034】上記状態から、上記ばね11aの付勢力
で、上記上部ペダル本体26を後方回動Cさせて、この
上部ペダル本体26に突設されている後係止部30を上
記後被係止部32から後方に離脱させると(図2中一点
鎖線)、上記後係止部30への後被係止部32の係止が
解除される。
【0035】上記したように、両係止部29,30への
両被係止部31,32の係止がそれぞれ解除されると、
上記固定手段23による上記上部ペダル21への下部ペ
ダル22の固定が解除され(図2中一点鎖線)、上記下
部ペダル22が上部ペダル21から離脱させられる。
【0036】上記上部ペダル21の前方におけるダッシ
ュパネル4の部分には、車体1の側面視で、くの字形状
となるよう互いに固着された2つの第1、第2アーム3
6,37を有する連動体38が上下に回動自在となるよ
う枢支軸39により枢支されている。上記連動体38の
第1アーム36は上記フロントカウル3に成形された係
合孔40に嵌入されて上記フロントカウル3に係合させ
られており、上記第2アーム37は上記上部ペダル21
の回動アーム27の上部に係合させられている。
【0037】自動車の前突時、この前突に基づいて、上
記固定手段23による上部ペダル21への下部ペダル2
2の固定が解除され、この解除で上記下部ペダル22が
上部ペダル21から離脱されて脱落させられるようにな
っている(図1中二点鎖線)。
【0038】上記構成を、より詳しく説明すると、自動
車の前突時に、車体1の全部がその前方から後方に向う
衝撃力Eを与えられることにより変形し、上記ダッシュ
パネル4が元の位置(図1,2中実線)から、上記ブラ
ケット7とブレーキペダル11とを伴って上記フロント
カウル3とピラーツーピラーメンバ6とに対し相対的に
後方移動Fしたとき(図2中一点鎖線)、上記フロント
カウル3に上記連動体38の第1アーム36が圧接し
て、その圧接力により、この連動体38の第2アーム3
7が上記枢支軸39回りに上方回動させられる。
【0039】すると、上記第2アーム37が上記上部ペ
ダル21の回動アーム27の上部に圧接して、その圧接
力により、上記ばね34の付勢力に抗して上記回動アー
ム27の上部が上記枢支軸10回りに後方回動させら
れ、この後方回動の代わりに、上記回動アーム27の下
部が上記枢支軸10回りに前方回動(Cと逆)させられ
て、この回動アーム27に突設されている前係止部29
が上記前被係止部31と切り欠き33とから前方に離脱
させられる(図2中一点鎖線)。つまり、上記前係止部
29への前被係止部31と切り欠き33との係止が解除
される。
【0040】すると、上記上部ペダル本体26は上記ば
ね11aの付勢力により後方回動Cさせられて、この上
部ペダル本体26に突設されている後係止部30が上記
後被係止部32から後方に離脱させられる(図2中一点
鎖線)。つまり、上記後係止部30への後被係止部32
の係止が解除される。
【0041】上記したように、両係止部29,30への
両被係止部31,32の係止がそれぞれ解除されると、
上記固定手段23による上記上部ペダル21への下部ペ
ダル22の固定が解除され(図2中一点鎖線)、上記上
部ペダル21から下部ペダル22が離脱させられて、フ
ロアパネル5上へ向けて落下させられる(図1中二点鎖
線)。
【0042】すると、上記下部ペダル22は上記上部ペ
ダル21に対し自由状態となり、しかも、上記下部ペダ
ル22は上記ブレーキペダル11の一部分であって、こ
のブレーキペダル11に比べて小形で軽量であることか
ら、上記前突時に、上記下部ペダル22に対しドライバ
ーが2次衝突したとしても、この下部ペダル22からド
ライバーに与えられる反力は小さくて済む。
【0043】よって、自動車の前突時に、上記下部ペダ
ル22にその後方からドライバーが2次衝突するとき、
この下部ペダル22からドライバーの特に足側に対し与
えられる衝撃力は、上記したように下部ペダル22から
の反力が小さくて済む分、より確実に緩和される。
【0044】また、自動車の前突時に、上記フロントカ
ウル3に対し上記ダッシュパネル4がブレーキペダル1
1を伴って相対的に後方移動Fしたとき、上記フロント
カウル3に上記ブレーキペダル11の固定手段23が上
記連動体38を介し圧接して、その圧接力によりこの固
定手段23による上記上部ペダル21への下部ペダル2
2の固定が解除される。
【0045】このため、上記固定手段23による上記上
部ペダル21への下部ペダル22の固定の解除は単に機
構的になされることから、前記した2次衝突においての
ドライバーに与えられる衝撃力の緩和は、簡単な構成に
よって達成される。
【0046】また、前記のように、固定手段23は、上
記上部ペダル21に設けられる前、後係止部29,30
と、上記下部ペダル22に設けられ上記各係止部29,
30に係脱自在に係止されて上記上部ペダル21に下部
ペダル22を固定させる前、後被係止部31,32とを
備え、自動車の前突に基づいて、上記各係止部29,3
0への各被係止部31,32の係止が解除されるように
してある。
【0047】ここで、上記各係止部29,30と、各被
係止部31,32とは構成が単純なものであり、よっ
て、その分、上記した2次衝突においてのドライバーに
与えられる衝撃力の緩和は、更に簡単な構成によって達
成される。
【0048】なお、以上は図示の例によるが、上記ブレ
ーキブースター12は連動バー13と枢支ピン14とを
介し上記ブレーキペダル11の上部ペダル21に枢支さ
せてもよい。このようにすれば、上記前突に基づき、上
記固定手段23による上記上部ペダル21への下部ペダ
ル22の固定が解除され、上記上部ペダル21から下部
ペダル22が離脱されたとき、この下部ペダル22は上
記ブレーキブースター12への枢支も解除されることか
ら、上記下部ペダル22は上部ペダル21に加え、ブレ
ーキブースター12に対しても自由状態となり、上記2
次衝突時に、下部ペダル22からドライバーに与えられ
る反力は、より小さくなる。よって、その分、下部ペダ
ル22からドライバーに与えられる衝撃力は、更に確実
に緩和される。
【0049】以下の各図は、第2,第3の実施の形態を
示している。これら各実施の形態は、前記第1の実施の
形態と構成、作用効果において多くの点で共通してい
る。そこで、これら共通するものについては、図面に共
通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点
につき主に説明する。また、これら各実施の形態におけ
る各部分の構成を、本発明の課題、作用効果に照らして
種々組み合せてもよい。
【0050】(第2の実施の形態)
【0051】図4〜8は、第2の実施の形態を示してい
る。
【0052】図4〜6において、上記ピラーツーピラー
メンバ6の長手方向の中途部から上記上部ペダル21に
向って係合突起43が突設されている。上記固定手段2
3は、上記係合突起43の突出端部に対応するよう上記
回動アーム27の下後部に突設される係合体44を備
え、また、上記上部ペダル本体26における上記枢支軸
10よりも上側の上端部45が上記係合突起43の突出
端部に係合している。
【0053】上記構成において、自動車の前突時に、上
記ピラーツーピラーメンバ6に対し上記ダッシュパネル
4がブレーキペダル11を伴って相対的に後方移動Fし
たとき、上記ピラーツーピラーメンバ6に上記ブレーキ
ペダル11の固定手段23が圧接して、その圧接力によ
りこの固定手段23による上記上部ペダル21への下部
ペダル22の固定が解除されるようになっている。これ
をより具体的に説明する。
【0054】図7で示すように、上記ブレーキペダル1
1が後方移動すると、このブレーキペダル11の固定手
段23の係合体44が上記係合突起43を介しピラーツ
ーピラーメンバ6に圧接し、その圧接力により、上記ば
ね34の付勢力に抗し上記回動アーム27が上記枢支軸
10回りに前方回動(Cと逆)させられて、この回動ア
ーム27に突設されている前係止部29が上記前被係止
部31から前方に離脱させられる。つまり、上記前係止
部29への前被係止部31の係止が解除される。
【0055】図8において、上記ブレーキペダル11が
更に後方移動Fすると、上記上部ペダル本体26の上端
部45が上記係合突起43を介しピラーツーピラーメン
バ6に圧接し、その圧接力により、上記上部ペダル本体
26の下部が後方回動Cさせられて、この上部ペダル本
体26に突設されている後係止部30が上記後被係止部
32から後方に離脱させられる。つまり、上記後係止部
30への後被係止部32の係止が解除される。
【0056】上記したように、両係止部29,30への
両被係止部31,32の係止がそれぞれ解除されると、
上記固定手段23による上記上部ペダル21への下部ペ
ダル22の固定が解除され(図8中実線)、上記上部ペ
ダル21から下部ペダル22が離脱させられて、フロア
パネル5上へ向けて落下させられる(図8中一点鎖
線)。
【0057】なお、以上は図示の例によるが、上記後係
止部30に対する後被係止部32の係止の解除は、前記
第1の実施の形態のように、ばね11aの付勢力による
ものでもよい。
【0058】(第3の実施の形態)
【0059】図9は、第3の実施の形態を示している。
【0060】これによれば、前記第1の実施の形態にお
ける連動体38に代えて、上記上部ペダル本体26と回
動アーム27との各回動部分の間に介設されるアクチュ
エータ48と、前突に基づく衝撃力Eの大きさを検出し
て上記連動体38を作動させるセンサー49とが設けら
れている。上記アクチュエータ48は伸長動作するよう
作動するソレノイドや、爆発により圧縮ガスを発生する
よう作動する火薬などである。
【0061】そして、前突時の衝撃力Eを検出した上記
センサー49の検出信号により、上記アクチュエータ4
8が作動すれば、上記回動アーム27の下部が上記枢支
軸10回りに前方回動(Cと逆)させられ、これに伴
い、上記両係止部29,30への両被係止部31,32
の係止が順次解除され、上記固定手段23による上記上
部ペダル21への下部ペダル22の固定が解除され(図
9中一点鎖線)、上記上部ペダル21から下部ペダル2
2が離脱させられて、フロアパネル5上へ向けて落下さ
せられる。
【0062】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0063】請求項1の発明は、上下方向に延びてその
下部側が前後方向に回動自在となるよう上部が車体の前
部に枢支されるブレーキペダルを備えた自動車におい
て、
【0064】上記ブレーキペダルが、このブレーキペダ
ルの上部を構成して上記車体の前部に枢支される上部ペ
ダルと、この上部ペダルとは別体に設けられて上記ブレ
ーキペダルの下部を構成する下部ペダルと、上記上部ペ
ダルの下端部に対し上記下部ペダルの上端部を解除可能
に固定させる固定手段とを備え、自動車の前突に基づい
て、上記固定手段による上記上部ペダルへの下部ペダル
の固定が解除されるようにしてある。
【0065】このため、上記前突に基づき、上記固定手
段による上記上部ペダルへの下部ペダルの固定が解除さ
れると、上記上部ペダルから下部ペダルが離脱されて、
この下部ペダルは上記上部ペダルに対し自由状態とな
り、しかも、上記下部ペダルは上記ブレーキペダルの一
部分であって、このブレーキペダルに比べて小形で軽量
であることから、上記前突時に、上記下部ペダルに対し
ドライバーが2次衝突したとしても、この下部ペダルか
らドライバーに与えられる反力は小さくて済む。
【0066】よって、自動車の前突時に、上記下部ペダ
ルにその後方からドライバーが2次衝突するとき、この
下部ペダルからドライバーの特に足側に対し与えられる
衝撃力は、上記したように下部ペダルからの反力が小さ
くて済む分、より確実に緩和される。
【0067】請求項2の発明は、車体の前部が、この前
部の左右各側部を構成する左右一対のフロントピラー
と、これら左右フロントピラーの間で車体の幅方向に延
びてその各端部が上記各フロントピラーの上下方向の中
途部に支持されるフロントカウルと、上記左右フロント
ピラーの各下部の間で車体の幅方向に延びてその各端縁
部が上記各フロントピラーの各下部に支持されると共に
その上縁部が上記フロントピラーに支持されるダッシュ
パネルとを備えた自動車において、
【0068】自動車の前突時に、上記フロントカウルに
対し上記ダッシュパネルがブレーキペダルを伴って相対
的に後方移動したとき、上記フロントカウルに上記ブレ
ーキペダルの固定手段が圧接して、その圧接力によりこ
の固定手段による上記上部ペダルへの下部ペダルの固定
が解除されるようにしてある。
【0069】このため、上記固定手段による上記上部ペ
ダルへの下部ペダルの固定の解除は単に機構的になされ
ることから、前記した2次衝突においてのドライバーに
与えられる衝撃力の緩和は、簡単な構成によって達成さ
れる。
【0070】請求項3の発明は、車体の前部が、この前
部の左右各側部を構成する左右一対のフロントピラー
と、これら左右フロントピラーの間で車体の幅方向に延
びてその各端縁部が上記各フロントピラーに支持される
ダッシュパネルと、このダッシュパネルの後方で車体の
幅方向に延びてその各端部が上記各フロントピラーに支
持されるピラーツーピラーメンバとを備えた自動車にお
いて、
【0071】自動車の前突時に、上記ピラーツーピラー
メンバに対し上記ダッシュパネルがブレーキペダルを伴
って相対的に後方移動したとき、上記ピラーツーピラー
メンバに上記ブレーキペダルの固定手段が圧接して、そ
の圧接力によりこの固定手段による上記上部ペダルへの
下部ペダルの固定が解除されるようにしてある。
【0072】この発明は、前記「請求項2」の発明と同
様の効果を奏する。
【0073】請求項4の発明は、上記固定手段が、上記
上部ペダルに設けられる前、後係止部と、上記下部ペダ
ルに設けられ上記各係止部に係脱自在に係止されて上記
上部ペダルに下部ペダルを固定させる前、後被係止部と
を備え、自動車の前突に基づいて、上記各係止部への各
被係止部の係止が解除されるようにしてある。
【0074】ここで、上記各係止部と、各被係止部とは
構成が単純なものであり、よって、その分、上記した2
次衝突においてのドライバーに与えられる衝撃力の緩和
は、更に簡単な構成によって達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、自動車の前部側面断面図
である。
【図2】第1の実施の形態で、図1の部分拡大作用説明
図である。
【図3】第1の実施の形態で、図1で示したものの斜視
図である。
【図4】第2の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【図5】第2の実施の形態で、図4の部分拡大図であ
る。
【図6】第2の実施の形態で、図4で示したものの斜視
図である。
【図7】第2の実施の形態で、作用を説明する図で図2
に相当する図である。
【図8】第2の実施の形態で、他の作用を説明する図で
図2に相当する図である。
【図9】第3の実施の形態で、図2に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1 車体 2 フロントピラー 3 フロントカウル 4 ダッシュパネル 5 フロアパネル 6 ピラーツーピラーメンバ 7 ブラケット 8 車室 9 ブレーキ操作装置 10 枢支軸 11 ブレーキペダル 11a ばね 12 ブレーキブースター 13 連動バー 14 枢支ピン 21 上部ペダル 22 下部ペダル 23 固定手段 26 上部ペダル本体 27 回動アーム 29 係止部 30 係止部 31 被係止部 32 被係止部 34 ばね 38 連動体 39 枢支軸 48 アクチュエータ 49 センサー A 回動自在 B ブレーキ操作力 C 後方回動 D 回動 E 衝撃力 F 後方移動

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びてその下部側が前後方向
    に回動自在となるよう上部が車体の前部に枢支されるブ
    レーキペダルを備えた自動車において、 上記ブレーキペダルが、このブレーキペダルの上部を構
    成して上記車体の前部に枢支される上部ペダルと、この
    上部ペダルとは別体に設けられて上記ブレーキペダルの
    下部を構成する下部ペダルと、上記上部ペダルの下端部
    に対し上記下部ペダルの上端部を解除可能に固定させる
    固定手段とを備え、自動車の前突に基づいて、上記固定
    手段による上記上部ペダルへの下部ペダルの固定が解除
    されるようにした自動車における2次衝突時の衝撃力緩
    和装置。
  2. 【請求項2】 車体の前部が、この前部の左右各側部を
    構成する左右一対のフロントピラーと、これら左右フロ
    ントピラーの間で車体の幅方向に延びてその各端部が上
    記各フロントピラーの上下方向の中途部に支持されるフ
    ロントカウルと、上記左右フロントピラーの各下部の間
    で車体の幅方向に延びてその各端縁部が上記各フロント
    ピラーの各下部に支持されると共にその上縁部が上記フ
    ロントピラーに支持されるダッシュパネルとを備えた自
    動車において、 自動車の前突時に、上記フロントカウルに対し上記ダッ
    シュパネルがブレーキペダルを伴って相対的に後方移動
    したとき、上記フロントカウルに上記ブレーキペダルの
    固定手段が圧接して、その圧接力によりこの固定手段に
    よる上記上部ペダルへの下部ペダルの固定が解除される
    ようにした請求項1に記載の自動車における2次衝突時
    の衝撃力緩和装置。
  3. 【請求項3】 車体の前部が、この前部の左右各側部を
    構成する左右一対のフロントピラーと、これら左右フロ
    ントピラーの間で車体の幅方向に延びてその各端縁部が
    上記各フロントピラーに支持されるダッシュパネルと、
    このダッシュパネルの後方で車体の幅方向に延びてその
    各端部が上記各フロントピラーに支持されるピラーツー
    ピラーメンバとを備えた自動車において、 自動車の前突時に、上記ピラーツーピラーメンバに対し
    上記ダッシュパネルがブレーキペダルを伴って相対的に
    後方移動したとき、上記ピラーツーピラーメンバに上記
    ブレーキペダルの固定手段が圧接して、その圧接力によ
    りこの固定手段による上記上部ペダルへの下部ペダルの
    固定が解除されるようにした請求項1に記載の自動車に
    おける2次衝突時の衝撃力緩和装置。
  4. 【請求項4】 上記固定手段が、上記上部ペダルに設け
    られる前、後係止部と、上記下部ペダルに設けられ上記
    各係止部に係脱自在に係止されて上記上部ペダルに下部
    ペダルを固定させる前、後被係止部とを備え、自動車の
    前突に基づいて、上記各係止部への各被係止部の係止が
    解除されるようにした請求項1に記載の自動車における
    2次衝突時の衝撃力緩和装置。
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