JP2003248323A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JP2003248323A JP2002049546A JP2002049546A JP2003248323A JP 2003248323 A JP2003248323 A JP 2003248323A JP 2002049546 A JP2002049546 A JP 2002049546A JP 2002049546 A JP2002049546 A JP 2002049546A JP 2003248323 A JP2003248323 A JP 2003248323A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一画素中において、部分的に着色層の膜厚を
変化させた、反射・透過両用LCDに好適に用いられる
画像の簡便な形成方法を提供すること、およびスペーサ
と配向制御用突起の簡便な形成方法を提供する。 【解決手段】 第1のネガ型感光性樹脂層及び第2のネ
ガ型感光性樹脂層が設けられた基体に、フォトマスクを
介して露光、現像する画像形成方法において、前記フォ
トマスクが少なくとも2種類の光透過性パターンを有す
るものであり、且つ前記第1のネガ型感光性樹脂層と第
2のネガ型感光性樹脂層との光感度比(第1/第2)が
1より大きいことを特徴とする画像の形成方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成方法、及び
該方法により形成されたカラーフィルター、液晶表示装
置用スペーサー、ならびに配向制御用突起に関する。よ
り詳細には、反射・透過両用液晶表示デバイスに好適に
用いられる画像形成方法、及び該方法により形成された
カラーフィルター、液晶表示装置用スペーサー、ならび
に配向制御用突起に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーフィルターはブラウン管表示用カ
ラーフェイスプレート、複写用光電変換素子プレート、
単管式カラーテレビカメラ用フィルター、液晶を用いた
フラットパネルディスプレー、カラー固体撮素子等に用
いられている。通常用いられるカラーフィルターは、青
色、緑色及び赤色の三原色が規則的に配列して構成され
るが、必要に応じて四色あるいはそれ以上の色相からな
るものもある。
【0003】近年、液晶表示装置(LCD)において
は、携帯電話に代表される携帯端末として、反射型液晶
表示装置が開発されているが、室内および暗所において
の表示品位の低下が問題視されており、その改善策とし
て、反射‐透過兼用液晶表示装置が考案されている。
【0004】前記反射‐透過兼用液晶表示装置の構成と
しては、例えば、図3に示される態様がある。この態様
においては、光透過性基板10Bには、反射層12(反
射板と称する場合がある)が所定の間隔をおいて配置さ
れており、光透過性基板10Aには、所定の間隔をおい
て透明層16が配置され、画素14が各々の透明層16
の一部を覆設するように形成されている。光透過性基板
10Aと光透過性基板10Bとは対向して設けられてお
り、その間に液晶層18が設けられている。透過表示の
場合は、バックライト20からの透過光aによって表示
がされ、反射表示の場合は、光透過性基板10Aを透過
した外光bが反射層12で反射された反射光cによって
表示される。
【0005】この場合、透過部と反射部のカラーフィル
ターの光が通過する部分の厚みは同じとなり、反射表示
に十分な明るさを実現した場合には、透過部の色純度が
不十分であった。また、その逆の透過部の色純度を十分
とした場合は、反射部が暗くなる不都合を有していた。
このような問題を解決するために透過部と反射部のカラ
ーフィルターの厚みあるいは色相を変え、表示品位を向
上させる試みがなされているが、工程が複雑で、コスト
アップとなっている。
【0006】また、LCDパネルの高機能化として、視
野角アップ、コントラストアップ等の開発が進められて
いるが、その方式において垂直配向モードを利用したV
A方式とフォトスペーサによるスペーサー形成が主流に
なりつつある。これらの方式では、まずスペーサ構造作
製のフォトリソ工程と、VA方式が必須である配向制御
用突起構造作製のフォトリソ工程を要し、LCDパネル
のコストアップとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めに、本発明は、一画素中において、部分的に着色層の
膜厚を変化させた、反射・透過両用LCDに好適に用い
られる画像の簡便な形成方法を提供すること、およびス
ペーサと配向制御用突起の簡便な形成方法を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、以下の通りである。即ち、本発明は、 <1> 基体上に、第1のネガ型感光性樹脂層を設ける
工程Aと、前記第1のネガ型感光性樹脂層の層上に、さ
らに第2のネガ型感光性樹脂層を設ける工程Bと、前記
第1のネガ型感光性樹脂層及び第2のネガ型感光性樹脂
層が設けられた基体に、フォトマスクを介して露光する
工程Cと、前記露光後の第1及び第2のネガ型感光性樹
脂層を現像する工程Dを有する画像形成方法であって、
前記フォトマスクを介して露光する工程Cが、少なくと
も2種類の光透過性パターンを有するフォトマスクを介
して露光するものであり、且つ前記第1のネガ型感光性
樹脂層と第2のネガ型感光性樹脂層との光感度比(第1
/第2)が1より大きいことを特徴とする画像形成方法
である。
【0009】<2> 前記工程Aおよび工程Bが、透明
支持体上に少なくともネガ型感光性樹脂層を有している
転写シートを用いる、前記<1>に記載の画像形成方法
である。
【0010】<3> 前記工程Aおよび工程Bが、透明
支持体上に少なくとも熱可塑性樹脂層、中間層、ネガ型
感光性樹脂層を有している転写シートを用いる前記<1
>に記載の画像形成方法である。
【0011】<4> 前記工程Aが、透明支持体上に少
なくともネガ型感光性樹脂層を有している転写シートを
用い、前記工程Bが、透明支持体上に少なくとも熱可塑
性樹脂層、中間層、感光性樹脂層、を有している転写シ
ートを用いる前記<1>に記載の画像形成方法である。
【0012】<5> 前記<1>ないし<4>のいずれ
かに記載の工程を少なくとも2回以上繰り返す画像形成
方法である。
【0013】<6> 前記<1>ないし<5>のいずれ
かに記載の画像形成方法において第1および第2のネガ
型感光性樹脂層中に着色剤が添加されている画像形成方
法である。
【0014】<7> 前記<6>の画像形成方法により
形成された液晶表示装置用カラーフィルターである。
【0015】<8> 前記<1>ないし<6>のいずれ
かの画像形成方法により形成された液晶表示装置用スペ
ーサーである。
【0016】<9> 前記<1>ないし<6>のいずれ
かの画像形成方法により形成された配向制御用突起であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成方法は、第1の
ネガ型感光性樹脂層及び第2のネガ型感光性樹脂層が設
けられた基体に、フォトマスクを介して露光、現像する
画像形成方法において、前記フォトマスクが少なくとも
2種類の光透過性パターンを有するものであり、且つ前
記第1のネガ型感光性樹脂層と第2のネガ型感光性樹脂
層との光感度比(第1/第2)が1よりも大きいことを
特徴とする。
【0018】本発明によれば、1画素内に少なくとも2
種類の光透過性を有するマスクを介してパターン露光す
ることにより、一度の露光で、1画素内に異なる膜厚の
感光性樹脂を積層することができ、反射・透過兼用液晶
表示装置を同時に形成することが可能となり、またスペ
ーサーと配向制御用突起を同時に形成することが可能と
なる。以下、本発明について詳述する。
【0019】<光透過性基板>本発明において用いられ
る基体としては、透明で光学的等方性があり十分な耐熱
性を有する光透過性基板が好ましく、例えばポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、ポリエーテルスルホン、酢酸セルロース、ポリアリ
レート、ソーダガラス、ホウ珪酸ガラス、石英等が挙げ
られる。該光透過性基板の表面は必要に応じて下塗り処
理されてもよい。さらにグロー放電、コロナ放電、紫外
線(UV)照射等の処理を施しても良い。
【0020】光透過性基板は、板状、シート状あるいは
フィルム状等の形態で使用することができる。基板の厚
さは、用途及び材質にあわせて適宜に設定できるが、一
般には0.01〜10mmが好ましい。例えば、ガラス
基板のときは、厚みが0.3〜3mmの範囲が好まし
い。
【0021】なお、反射・透過両用LCDパネルにおけ
る反射表示の場合は、入射した外光を反射するための反
射層を形成した光透過性基板が設けられ、前記反射層と
しては、Al、Mo等が好適に用いられる。また、反射
層の厚さとしては、100〜10000Å程度が好まし
い。反射層の形成方法は特に限定されないが、例えば、
蒸着スパッタ法により形成することができる。
【0022】<ネガ型感光性樹脂層>本発明において
は、ネガ型感光性樹脂層は少なくとも150℃以下の温
度で軟化もしくは粘着性になることが好ましく、熱可塑
性であることが好ましい。公知の光重合性組成物を用い
た層の大部分はこの性質を有するが、公知層の一部は、
熱可塑性結合剤の添加あるいは相溶性の可塑剤の添加に
よって更に改質することができる。
【0023】本発明のネガ型感光性樹脂層の素材として
は公知の、例えば特開平3−282404号公報に記載
されているネガ型感光性樹脂がすべて使用できる。具体
的にはネガ型ジアゾ樹脂とバインダーからなる感光性樹
脂層、光重合性モノマーと光重合開始剤とバインダーを
含む光重合性樹脂、アジド化合物とバインダーとからな
る感光性樹脂組成物、桂皮酸型感光性樹脂組成物等が挙
げられる。その中でも特に好ましいのは光重合性樹脂で
ある。また、感光性樹脂としてはアルカリ水溶液により
現像可能なものと、有機溶剤により現像可能なものが知
られているが、公害防止、労働安全性の確保の観点から
アルカリ水溶液現像可能なものが好ましい。
【0024】本発明は、第1層の感光性樹脂層と第2層
の感光性樹脂層との間に光感度差を発生させることによ
り、後記の階調マスクでの露光で第1層のみ、および第
1層と第2層のパターンを同時形成可能とする。光感度
差が無い場合、階調マスク露光において透過部とハーフ
トーン部で露光量は調節されるが、材料に感度差が無い
ことから、第1層と第2層の積層されたパターンが形成
されるのみで、第1層のみのパターンは原理的に形成で
きない。従って第1層のみ、および第1層と第2層のパ
ターンを同時に形成するためには、第1層の感光性樹脂
層と第2層の感光性樹脂層の光感度が異なり、第1層感
度/第2層感度比が1よりも大きいことを特徴とし、よ
り好ましくは第1層感度/第2層感度比が2以上であ
る。
【0025】本発明において、光感度とは現像過程の後
に、画像を得ることの出来る最低露光量で定義される。
【0026】感光性樹脂の光感度は顔料の含有量、光重
合開始剤の含有量、モノマー量により異なる。本発明に
おいて、第1層と第2層の好ましい光感度差を形成する
ためには、第1のネガ型感光性樹脂と第2のネガ型感光
性樹脂の光重合開始剤量を2:1〜100:1にするこ
とが好ましい。
【0027】感光性樹脂層には更に、公知の染料、顔料
を添加することができる。すべての顔料は感光性樹脂層
中に均一に分散されており、好ましくは5μm以下の粒
径、特にはlμm以下の粒径が好ましい。カラーフィル
ターの作製に当たっては、顔料としては0.5μm以下
の粒径のものが好ましい。
【0028】好ましい染料ないし顔料の例としては、ビ
クトリア・ピュアーブルーBO(C.I.42595)、
オーラミン(C.I.41000)、ファット・ブラッ
クHB(C.I.26150)、モノライト・エローG
T(C.I.ピグメントエロー12)、パーマネント・
エローGR(C.I.ピグメント・エロー17)、パー
マネント・エローHR(C.I.ピグメント・エロー8
3)、パーマネント・カーミンFBB(C.I.ピグメ
ント・レッド146)、ホスターバームレッドESB
(C.I.ピグメント・バイオレット19)、パーマネ
ント・ルビーFBH(C.I.ピグメント・レッド1
1)、ファステル・ピンクBスプラ(C.I.ピグメン
ト・レッド81)、モナストラル・ファースト・ブルー
(C.I.ピグメント・ブルー15)、モノライト・フ
ァースト・ブラックB(C.I.ピグメント・ブラック
1)、及びカーボンを挙げることができる。
【0029】さらにカラーフィルターを形成するのに適
当な顔料としては、C.I.ピグメント・レッド97、
C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメン
ト・レッド149、C.I.ピグメント・レッド16
8、C.I.ピグメント・レッド177、C.I.ピグ
メント・レッド180、C.I.ピグメント・レッド1
92、C.I.ピグメント・レッド215、C.I.ピ
グメント・グリーン7、C.I.ピグメント・グリーン
36、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.
ピグメント・ブルー15:4、C.I.ピグメント・ブ
ルー15:6、C.I.ピグメント・ブルー22、C.
I.ピグメント・ブルー60、C.I.ピグメント・ブ
ルー64を挙げることができる。
【0030】<熱可塑性樹脂層>熱可塑性樹脂層は、転
写時の気泡混入を避ける目的で、仮支持体上の第一層目
として設けられ、主として熱可塑性樹脂を含んでなり、
必要に応じて他の成分を含んでいてもよい。本発明にお
いて第1層は、基体上に感光性樹脂層のみを設けること
が好ましいことから、仮支持体上に熱可塑性樹脂層を設
ける必要はないが、設けることも可能である。一方第2
層の感光性樹脂層においては、転写時の気泡混入防止等
のために熱可塑性樹脂層を設けることが好ましい。
【0031】前記熱可塑性樹脂としては、転写後のアル
カリ現像を可能とし、あるいは転写時の転写条件によっ
ては熱可塑性樹脂が周囲にはみ出して被転写体である導
電膜上を汚染してしまう場合に除去処理を可能とする観
点から、アルカリ性水溶液に可溶な樹脂が好適である。
更に、熱可塑性樹脂層は、被転写体である基板の導電膜
上に転写する際、導電パターン膜上に存在する凹凸に起
因して生じ得る転写不良を防止するクッション材として
の機能をも発揮させる観点から、加熱密着時に前記凹凸
に応じて変形しうる充分な可塑性を有するのが好まし
い。
【0032】上記の点から、前記熱可塑性樹脂として
は、アルカリ可溶性であって、実質的な軟化点が80℃
以下の樹脂が好ましい。転写材料は、仮支持体上に熱可
塑性樹脂層の他、後述の中間層、感光性樹脂層を順次積
層して構成されるが、熱可塑性樹脂層と仮支持体との間
の接着強度は他の層間における接着強度よりも小さくす
ることが必要であり、これにより転写の後仮支持体を容
易かつ熱可塑性樹脂層表面の破壊を伴うことなく除去す
ることができる。即ち、仮支持体除去後の感光性樹脂層
への露光を均一に行うことが可能となる点で重要であ
る。
【0033】前記熱可塑性樹脂層は、熱可塑性樹脂と必
要に応じて他の成分を有機溶剤に溶解して塗布液(熱可
塑性樹脂層用塗布液)を調製し、例えば、スピンコート
法等の公知の塗布方法により仮支持体上に塗布等して形
成することができる。前記熱可塑性樹脂層の層厚として
は、6〜100μmが好ましく、6〜50μmがより好
ましい。前記層厚が、6〜100μmの範囲では、導電
層上の1μm以上の凹凸をも完全に吸収することがで
き、現像性、製造適性が低下することもない。
【0034】<中間層>中間層は、感光性樹脂層及び熱
可塑性樹脂層には有機溶剤が用いられるため、両層が互
いに混ざり合うのを防止する機能を有する。本発明にお
いて第1層は、基体上に感光性樹脂層のみを設けること
が好ましいことから、仮支持体上に中間層を設ける必要
はないが、設けることも可能である。一方第2層の感光
性樹脂層においては、中間層を設けることが好ましい。
前記中間層は、水又はアルカリ水溶液に分散又は溶解す
るものであればよく、酸素透過性の低いものが好まし
い。また中間層は、水又はアルカリ水溶液に分散、溶解
可能な樹脂成分を主に構成され、必要に応じて、界面活
性剤等の他の成分を含んでいてもよい。中でも、ポリビ
ニルアルコールとポリビニルピロリドンとを組合せてな
るものが特に好ましい。更に、前記ポリビニルアルコー
ルとしては、鹸化率が80%以上のものが好ましい。ま
た、前記ポリビニルピロリドンの含有量としては、中間
層の固形体積の1〜75%であることが好ましく、1〜
60%であることがより好ましく、10〜50%である
ことが最も好ましい。
【0035】前記中間層は、その酸素遮断能が低下する
と、感光性樹脂層の重合感度が低下して、露光時の光量
をアップしたり、露光時間を長くする必要が生ずるばか
りか、解像度も低下することになるため、酸素透過率の
小さいことが好ましい。前記中間層の層厚としては、約
0.1〜5μmが好ましく、0.5〜2μmがより好ま
しい。前記層厚が、約0.1〜5μmの範囲では、酸素
透過性が高すぎて感光性樹脂層の重合感度が低下するこ
ともなく、現像や中間層除去時に長時間を要することも
ない。
【0036】<仮支持体>前記第1のネガ型感光性樹脂
層の転写シ−トに用いられる仮支持体としては、中間層
と感光性樹脂層の間で容易に剥離されるものが好まし
い。そのため前記仮支持体には、ゼラチン層、SBRレ
ジン等が下塗りされていることが好ましく、中でもゼラ
チン層が最も好ましい。又、コロナ表面処理した仮支持
体も用いられる。
【0037】一方前記第2のネガ型感光性樹脂層の転写
シ−トに用いられる仮支持体としては、熱可塑性樹脂層
に対して転写に支障とならない程度の剥離性を有するも
のが好ましい。仮支持体と前記熱可塑性樹脂層との間に
良好な剥離性を確保するために、グロー放電等の表面処
理は施さず、またゼラチン等の下塗り層も設けないこと
が好ましい。
【0038】いずれの転写シートに用いられる仮支持体
も,化学的、熱的に安定で可撓性のものが好ましく、具
体的には、テフロン(R)、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン
等の薄膜シート若しくはこれらの積層物が好適に挙げら
れる。前記仮支持体の厚みとしては、5〜300μmが
好ましく、20〜150μmがより好ましい。
【0039】<カバーフィルム>前記感光性樹脂層上に
は、保管等の際の汚れや損傷から保護する目的で、カバ
ーフィルムを設けることが好ましい。カバーフィルム
は、感光性樹脂層から容易に剥離可能なものの中から選
択でき、前記仮支持体と同一又は類似の材料からなるも
のであってもよい。具体的には、例えば、シリコーン
紙、ポリオレフィン又はポリテトラフルオロエチレンシ
ート等が好ましく、中でも、ポリエチレン、ポリプロピ
レンフィルムがより好ましい。前記カバーフィルムの厚
みとしては、約5〜100μmが好ましく、10〜30
μmがより好ましい。
【0040】<転写シートの基体への転写>本発明にお
いて,感光性転写シートの基体への転写は、まず第1の
感光性転写シートのカバーフィルムを剥離し、基体上に
ラミネーターを用い、加圧、加熱して貼り合わせ、次い
で中間層と感光性着色層との間で剥離し、基体上に着色
層のみを転写する。さらに第2の感光性転写シートのカ
バーフィルムを剥離し、第1層の着色層面に第2層の着
色層面が接するように上記と同様に貼り合わせ、仮支持
体と熱可塑性樹脂層との界面で剥離し、基体上に第1層
の感光性樹脂層―第2層の感光性樹脂層―中間層―熱可
塑性樹脂層を転写する。
【0041】<フォトマスク>基体上に転写された感光
性樹脂層をパターニングする場合には、所定パターンの
フォトマスクを介して光照射しパターン露光を行い、そ
の後現像してパターン状の着色層を得る。前記フォトマ
スクは、光完全透過部、遮光部を有しているものが通常
であるが、本発明に用いられるフォトマスクは、さらに
少なくとも1種以上のハーフトーン部を有している階調
マスクを用いることを特徴とする。現像後に残したい層
の感光性に合わせ、適宜それらの部位を選択しフォトマ
スクを作製する。具体的には、第1層のみを残したい部
位にはハーフトーン部を、全層残したい部位には完全透
過部を、何も残さない部位には遮光部を選択する。
【0042】<パターン露光と現像>前記のフォトマス
クを用い、露光は300〜500nmの波長光の照射に
より行なうことができ、光源としては、例えば、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、Hg−X
eランプ等が利用できる。前記露光の後、現像処理を行
なって、熱可塑性樹脂層、中間層及び不要部(未硬化部
分)の感光性樹脂層を除去する。
【0043】本発明の画像形成方法により形成されたカ
ラーフィルターの構成例を図1に示す。光感度が高い第
1の感光性樹脂層と、相対的に光感度が低い第2の感光
性樹脂層を貼り合わせた転写シートについて、反射型液
晶表示部位にフォトマスクのハーフトーン部を使用し、
透過型液晶表示部位にフォトマスクの完全透過部を使用
し露光、現像する。フォトマスクのハーフトーン部を使
用した部分は、現像の結果、第1の感光性樹脂層のみが
画素14Bとして残る。一方、フォトマスクの完全透過
部を使用した部分は、現像の結果、第1の感光性樹脂層
と第2の感光性樹脂層が画素14Aとして残る。その結
果第1の感光性樹脂層と第2の感光性樹脂層が残った画
素14Aは、第1の感光性樹脂層のみが残った画素14
Bに比し膜厚が第2の感光性樹脂層の膜厚の分だけ厚く
なり、第1の感光性樹脂層と第2の感光性樹脂層による
画素14Aは透過型に、第1の感光性樹脂層のみによる
画素14Bは反射型に好適な膜厚が形成される。
【0044】現像液には無機系と有機系の現像液があ
り、ガラス基板上にカラーフィルターを形成する場合に
は、どちらの現像液も使用できる。しかしながら、CO
A即ち、TFTアクティブマトリックス基板上にカラー
フィルターを形成する場合には、無機アルカリ現像液中
のNaやKイオンがコンタミ(汚染)の原因になるの
で、有機アルカリ現像液を使用することが好ましい。
【0045】前記アルカリ水溶液としては、アルカリ性
物質の希薄水溶液が好ましく、更に水混和性のある有機
溶剤を少量添加したものも好適に使用することができ
る。アルカリ水溶液中のアルカリ性物質の濃度として
は、0.01〜30質量%が好ましく、更にpHとして
は、8〜14が好ましい。前記有機アルカリ現像液とし
ては、pKa=7〜13の有機化合物を0.05〜5m
ole/Lの濃度含む現像液が好ましいが、更に水と混
和性を有す有機溶剤を少量添加しても良い。現像液のp
Hは8〜13が好ましい。水と混和性を有する有機溶剤
は、メタノール、エタノール、2−プロパノール、1−
プロパノール、ブタノール、ジアセトンアルコール、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノn−
ブチルエーテル、ベンジルアルコール、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン、ε−カプロラクト
ン、γ−ブチロラクトン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ヘキサメチルホスホルアミド、乳酸
エチル、乳酸メチル、ε−カプロラクタム、N−メチル
ピロリドン等がある。該有機溶剤の濃度は0.1質量%
〜30質量%であるのが好ましい。また、アルカリ水溶
液には、公知の種々の界面活性剤を添加することもでき
る。界面活性剤の濃度としては、0.01〜10質量%
が好ましい。
【0046】前記現像は、公知の方法により行え、溶剤
若しくは水性の現像液、特にアルカリ水溶液等を用い
て、例えば、(a)露光後の基板自体を現像浴中に浸漬す
る、(b)露光後の基板にスプレー等により噴霧する等し
て、更に必要に応じて、溶解性を高める目的で、回転ブ
ラシや湿潤スポンジ等で擦ったり、超音波を照射しなが
ら行うことができる。露光後の感光性樹脂層の溶解性部
分を除去するには、現像液中で回転ブラシで擦るか湿潤
スポンジで擦る等の方法を組み合わせることができる。
現像液の液温度は20℃〜40℃が好ましい。該現像処
理の後に蒸留水、イオン交換水、超純水等による水洗工
程を入れることが好ましい。また、現像処理した後、更
に200〜260℃下でベークするのが好ましい。
【0047】(スペーサー及び突起構造の形成)液晶表
示素子は、標準的には例えば、カラーフィルターと該カ
ラーフィルター上に導電層(例えば透明画素電極)とを
備えるフィルター側基板と、これと対向配置される導電
層(例えば透明共通電極)付きの対向基板との2枚の基
板(前記フィルター側基板及び対向基板のいずれに薄膜
トランジスタ(TFT)等の駆動素子が設けられていて
もよい。)によって液晶層が狭持されてなる。
【0048】本発明では、透明の感光性樹脂材料を用い
て1回のフォトリソグラフィー工程内で、カラーフィル
ター上に液晶表示装置用スペーサー及び液晶配向用突起
を同時に設けることができる。スペーサーは液晶層の厚
み(セルギャップ)を一定間隔に保持するためであり、表
示領域の全域に一定に設けられる必要がある。また液晶
配向用突起を設けることによって、液晶分子の配向の向
きを規制し、液晶面に対する観察位置(視野角)に依存
しない広視野角を確保することができる。本発明におい
て、液晶表示装置用スペーサー及び液晶配向用突起は、
以下の方法により同時に設けることができる。
【0049】予め形成されたカラーフィルタ上に、IT
Oをスパッタし、第1層の透明感光性転写材料のカバー
フィルムを剥離し、感光性樹脂層面をITO面と接する
ようにラミネーターを用いて加圧、加熱して貼り合わ
せ、ガラス基板上に第1層の透明層のみを転写する。さ
らに第2層の透明感光性転写材料のカバーフィルムを剥
離し、第1層の透明層面に第2層の透明層面が接するよ
うに貼り合わせ、仮支持体と熱可塑性樹脂層との界面で
剥離し、ガラス基板上に第1層の透明感光性樹脂層一第
2層の透明感光性樹脂層―中間層―熱可塑性樹脂層をガ
ラス基板上に転写する。この場合、第1層の透明感光性
樹脂層と第2層の透明感光性樹脂層の光感度が異なり、
第1層の透明感光性樹脂層と第2層の透明感光性樹脂層
の光感度比(第1層の光感度/第2層の光感度)が1よ
り大きいことを特徴とし、より好ましくはその値が2以
上である。
【0050】次に前記の階調フォトマスクを介して露
光、現像して、熱可塑性樹脂層及び中間層を除去し、ま
た感光性樹脂層の不要部を除去し、基体上に第l層のみ
のパターンと、第l層と第2層が積層された透明画素パ
ターンを形成する。次いで、200〜260℃で20〜
150分ベーキングすることにより、ITO上にスペー
サパターンと配向制御用突起を同時に形成することがで
きる。
【0051】本発明の画像形成方法により形成されたカ
ラーフィルターの構成例を図2に示す。光感度が高い第
1の透明感光性樹脂層と、相対的に光感度が低い第2の
透明感光性樹脂層を貼り合わせた転写シートについて、
配向制御用突起部位にフォトマスクのハーフトーン部を
使用し、スペーサー部位にフォトマスクの完全透過部を
使用し露光、現像する。フォトマスクのハーフトーン部
を使用した部分は、現像の結果、第1の感光性樹脂層の
みが画素24として残る。一方、フォトマスクの完全透
過部を使用した部分は、現像の結果、第1の感光性樹脂
層と第2の感光性樹脂層が画素22として残る。その結
果第1の感光性樹脂層と第2の感光性樹脂層が残った画
素22は膜厚が厚く、透明感光性樹脂層の厚さを任意の
厚さとすることで、スペーサーとして好ましい厚さのも
のを得ることができる。また第1の感光性樹脂層のみが
残った画素24は配向制御用突起部位として好適な膜厚
が形成される。
【0052】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるも
のではない
【0053】<実施例1>(カラーフィルターの形成) 厚さ0.2μmのゼラチン層を下塗りした、厚さ75μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルム仮支持体のゼ
ラチン層面に、下記の処方H1からなる塗布液を塗布、
乾燥させ、乾燥膜厚が20μmの熱可塑性樹脂層を設け
た。
【0054】 熱可塑性樹脂層処方Hl: ・メチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/ベンジル メタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合組成比(モル比) =55/4.5/11.7/28.8、(重量平均分子量=90000) ・・・ 15質量部 ・ポリプロピレングリコールジアクリレート(平均分子量=822) ・・・6.5質量部 ・テトラエチレングリコールジメタクリレート ・・・1.5質量部 ・p―トルエンスルホンアミド ・・・0.5質量部 ・ベンゾフェノン ・・・1.0質量部 ・メチルエチルケトン ・・・30質量部
【0055】次に上記熱可塑性樹脂層上に下記処方Bl
から成る塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜厚が1.6μ
m厚の中間層を設けた。
【0056】 中間層処方Bl: ・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA205、鹸化率=80%) ・・・130質量部 ・ポリビニルピロリドン(GAFコーポレーション社製PVP、K−90) ・・・ 60質量部 ・弗素系界面活性剤(旭硝子(株)社製サーフロンS−131)・・・10質量部 ・蒸留水 ・・・3350質量部
【0057】上記熱可塑性樹脂層及び中間層を有する4
枚の仮支持体の上に、それぞれ下記表1の処方を有す
る、赤色(R1層用)、緑色(Gl層用)及び青色(B
l層用)の3種の感光性溶液を塗布、乾燥させ、膜厚
1.2μmの3種の着色感光性樹脂層を形成した。
【0058】
【表1】
【0059】さらに上記感光性樹脂層の上にポリプロピ
レン(厚さ12μm)のカバーフィルムを圧着し、赤色
(Rl)、青色(Bl)、および緑色(Gl)感光性転
写材料を作製した。
【0060】次に厚さ75μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム仮支持体のPET面に下記の処方H1か
らなる塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜厚が20μmの
熱可塑性樹脂層を設けた。
【0061】 熱可塑性樹脂層処方Hl: ・メチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/ベンジル メタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合組成比(モル比) =55/4.5/11.7/28.8、重量平均分子量=90000) ・・・ 15質量部 ・ポリプロピレングリコールジアクリレート(平均分子量=822) ・・・6.5質量部 ・テトラエチレングリコールジメタクリレート ・・・1.5質量部 ・p―トルエンスルホンアミド ・・・0.5質量部 ・ベンゾフェノン ・・・1.0質量部 ・メチルエチルケトン ・・・ 30重景部
【0062】次に上記熱可塑性樹脂層上に下記処方Bl
から成る塗布液を塗布、乾燥させ、乾繰膜厚が1.6μ
m厚の中間層を設けた。
【0063】 中間層処方Bl: ・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA205、鹸化率=80%) ・・・130質量部 ・ポリビニルピロリドン(GAFコーポレーション社製PVP、K−90) ・・・ 60質量部 ・弗素系界面活性剤(旭硝子(株)社製サーフロンS−131)・・・10質量部 ・蒸留水 ・・・3350質量部
【0064】上記熱可塑性樹脂層及び中間層を有する4
枚の仮支持体の上に、それぞれ下記表2の処方を有す
る、赤色(R2層用)、緑色(G2層用)及び青色(B
2層用)の3種の感光性溶液を塗布、乾燥させ、膜厚
1.2μmの3種の着色感光性樹脂層を形成した。
【0065】
【表2】
【0066】さらに上記感光性樹脂層の上にポリプロピ
レン(厚き12μm)のカバーフィルムを圧着し、赤色
(R2)、青色(B2)、および緑色(G2)感光性転
写材料を作製した。
【0067】これらの感光性転写材料を用いて、以下の
方法でカラーフイルターを作製した。Rl赤色感光性転
写材料のカバーフィルムを剥離し、感光性樹脂層面を透
明ガラス基板(厚さ1.lmm)にラミネーター(大成
ラミネータ(株)製VP−II)を用いて加圧(0.8
kg/cm2)、加熱(130℃)して貼り合わせ、続
いて中間層と感光性着色層との界面で剥離し、ガラス基
板上にR1赤色着色層のみを転写した。さらにR2を赤
色感光性転写材料のカバーフィルムを剥離し、Rl赤色
着色層面にR2赤色着色層面が接するように上記と同様
に貼り合わせ、仮支持体と熱可塑性樹脂層との界面で剥
離し、ガラス基板上に、R1赤色感光性樹脂層―R2赤
色感光性樹脂層―中間層―熱可塑性樹脂層をガラス基板
上に転写した。
【0068】次に所定のクロムフォトマスク(2階調マ
スク:、第1領域光学濃度/第2領域光学濃度=1/
0.1))を介して露光し、現像液PD2(冨士写真フ
イルム(株)製現像液)で熱可塑性樹脂層及び中間層を
除去した。この際、感光性樹脂層は実質的に現像されて
いなかった。次いで、CDl(富士写真フイルム(株)
製現像液)で感光性樹脂層を現像して不要部を除去し、
SDl(富士写真フイルム(株)製現像液)にて仕上げ
処理(ブラシ処理)し、ガラス基板上にRl層のみのパ
ターンと、RlとR2層が積層された赤色画素パターン
を形成した。次いで、赤色画素パターンが形成されたガ
ラス基板上に、GlおよびG2緑色感光性転写材料を上
記と同様にして貼り合わせ、剥離、露光、現像を行な
い、G1のみおよびGlとG2が積層された緑色画素パ
ターンを形成した。同様な工程をBlおよびB2青色感
光性転写材料で繰り返し、透明ガラス基板上にカラーフ
ィルターを形成した。
【0069】<実施例2>(カラーフィルターの形成) 実施例1における赤色(Rl)、青色(Bl)、および
緑色(Gl)の3種の着色感光性樹脂層の形成の代り
に、厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム仮支持体上に直接、表1の処方を有する赤色(R
l)、青色(Bl)、および緑色(Gl)の3種の感光
性溶液を塗布、乾燥させ、膜厚1.2μmの3種の着色
感光性樹脂層を形成した以外は、実施例1と同様にして
実施例2のカラーフィルターを形成した。
【0070】<実施例3>(スペーサーと配向制御用突
起の形成) 厚さ0.2μmのゼラチン層を下塗りした厚さ75μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム仮支持体のゼラ
チン層面に下記の処方H1からなる塗布液を塗布、乾燥
させ、乾燥膜厚が20μmの熱可塑性樹脂層を設けた。
【0071】 熱可塑性樹脂層処方Hl: ・メチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/ベンジル メタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合組成比(モル比) =55/4.5/11.7/28.8、重量平均分子量=90000) ・・・ 15質量部 ・ポリプロピレングリコールジアクリレート(平均分子量=822) ・・・6.5質量部 ・テトラエチレングリコールジメタクリレート ・・・1.5質量部 ・p―トルエンスルホンアミド ・・・0.5質量部 ・ベンゾフェノン ・・・1.0質量部 ・メチルエチルケトン ・・・ 30重景部
【0072】次に上記熱可塑性樹脂層上に下記処方Bl
から成る塗布液を塗布、乾燥させ、乾繰膜厚が1.6μ
m厚の中間層を設けた。
【0073】 中間層処方Bl: ・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA205、鹸化率=80%) ・・・130質量部 ・ポリビニルピロリドン(GAFコーポレーション社製PVP、K−90) ・・・ 60質量部 ・弗素系界面活性剤(旭硝子(株)社製サーフロンS−131)・・・10質量部 ・蒸留水 ・・・3350質量部
【0074】上記熱可塑性樹脂層及び中間層を有する仮
支持体の上に、それぞれ下記表3の処方を有する、透明
色(Al層用)の感光性溶液を塗布、乾燥させ、膜厚
1.2μmのA1透明感光性樹脂層を形成した。
【0075】
【表3】
【0076】さらに上記感光性樹脂層の上にポリプロピ
レン(厚さ12μm)のカバーフィルムを圧着し、透明
(Al)感光性転写材料を作製した。
【0077】次に厚さ75μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム仮支持体のPET面に下記の処方H1か
らなる塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜厚が20μmの
熱可塑性樹脂層を設けた。
【0078】 熱可塑性樹脂層処方Hl: ・メチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/ベンジル メタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合組成比(モル比) =55/4.5/11.7/28.8、重量平均分子量=90000) ・・・ 15質量部 ・ポリプロピレングリコールジアクリレート(平均分子量=822) ・・・6.5質量部 ・テトラエチレングリコールジメタクリレート ・・・1.5質量部 ・p―トルエンスルホンアミド ・・・0.5質量部 ・ベンゾフェノン ・・・1.0質量部 ・メチルエチルケトン ・・・ 30重景部
【0079】次に上記熱可塑性樹脂層上に下記処方Bl
から成る塗布液を塗布、乾燥させ、乾繰膜厚が1.6μ
m厚の中間層を設けた。
【0080】 中間層処方Bl: ・ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA205、鹸化率=80%) ・・・130質量部 ・ポリビニルピロリドン(GAFコーポレーション社製PVP、K−90) ・・・ 60質量部 ・弗素系界面活性剤(旭硝子(株)社製サーフロンS−131)・・・10質量部 ・蒸留水 ・・・3350質量部
【0081】上記熱可塑性樹脂層及ぶ中間層を有する仮
支持体の上に、それぞれ下記表4の処方を有する、透明
色(Pl層用)の感光性溶液を塗布、乾燥させ、膜厚
4.0μmの透明感光性樹脂層を形成した。
【0082】
【表4】
【0083】さらに上記感光性樹脂層の上にポリプロピ
レン(厚さ12μm)のカバーフィルムを圧着し、透明
(Pl)感光性転写材料を作製した。
【0084】これらの感光性転写材料を用いて、以下の
方法でカラーフイルター上にスペーサと配向制御用突起
を作製した。予め形成されたカラーフィルタ(基板:ガ
ラス(0,7mm厚))上にITOを20Ω/□となる
ようにスパッタした。Al透明感光性転写材料のカバー
フィルムを剥離し、感光性樹脂層面をITO面と接する
ようににラミネーター(大成ラミネータ(株)製VP―
II)を用いて加圧(0.8kg/cm2)、加熱(1
30℃)して貼り合わせ、続いて中間層と感光性着色層
との界面で剥離し、ガラス基板上にAl透明層のみを転
写した。さらにPI透明感光性転写材料のカバーフィル
ムを剥離し、Al透明層面にPI透明層面が接するよう
に上記と同様に貼り合わせ、仮支持体と熱可塑性樹脂層
との界面で剥離し、ガラス基板上に、Al透明感光性樹
脂層―Pl透明感光性樹脂層―中間層―熱可塑性樹脂層
をガラス基板上に転写した。
【0085】次に所定のクロムフォトマスク(2階調マ
スク:、第1領域光学濃度/第2領域光学濃度=1/
0.1))を介して露光し、現像液PD2(富士写真フ
イルム(株)製現像液)で熱可塑性樹脂層及び中間層を
除去した。この際、感光性樹脂層は実質的に現像されて
いなかった。次いで、CDl(富士写真フイルム(株)
製現像液)で感光性樹脂層を現像して不要部を除去し、
SDl(富士写真フイルム(株)製現像液)にて仕上げ
処理(ブラシ処理)し、ガラス基板上にAl層のみのパ
ターンと、AlとP1層が積層された透明画素パターン
を形成した。次いで、240℃で50分ベーキングし、
ITO上に高さ=3.7μmのスペーサパターンと厚さ
1.0μmの配向制御用突起を形成した。
【0086】<実施例4>(スペーサーと配向制御用突
起の形成) 実施例3におけるA1透明感光性樹脂層の形成の代り
に、厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム仮支持体上に直接、表3の処方を有する透明色(A1
層用)の感光性溶液を塗布、乾燥させ、膜厚1.2μm
のA1透明感光性樹脂層を形成した以外は、実施例3と
同様にして実施例4の透明画案パターンを形成した。次
いで、240°Cで50分ベーキングし、ITO上に高
さ=3.7μmのスペーサパターンと、厚さ1.0μm
の配向制御用突起を形成した。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、一画素中において、反
射部に相当する領域の濃度と、透過部に相当する領域の
濃度とを変化させた、反射・透過両用LCDに好適に用
いられるカラーフィルターの簡易な製造方法及び該製造
方法により製造されたカラーフィルターの、ならびにス
ペーサと配向制御用突起を同時に形成する方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラーフィルターの構成例を示す図
である。
【図2】 本発明のスペーサと配向制御用突起の構成例
を示す図である。
【図3】 反射・透過両用LCDパネルの一例を示す図
である。
【符号の説明】
10A 光透過性基板 10B 光透過性基板 12 反射層 14 画素 14A 第1層と第2層の感光性樹脂による画素部 14B 第1層のみの感光性樹脂による画素部 16 透明層 18 液晶層 20 バックライト 22 第1層と第2層の感光性樹脂による画素部(スペ
ーサー) 24 第1層のみの感光性樹脂による画素部(配向制御
用突起) a 透過光 b 外光 c 反射光 R 画素(R) G 画素(G) B 画素(B)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 1/08 G03F 1/08 G 2H095 7/004 505 7/004 505 2H096 7/038 505 7/038 505 2H097 7/095 7/095 7/11 501 7/11 501 7/16 7/16 7/26 501 7/26 501 Fターム(参考) 2H025 AB13 AC01 AD01 BC14 BC32 BC42 CA01 CB13 CB14 CB43 CC11 DA01 DA13 EA08 FA03 FA17 2H048 BA02 BA45 BA48 BB02 BB07 BB14 BB15 BB42 BB46 2H089 LA01 QA12 TA01 TA04 TA12 2H090 JA09 JB02 JB03 JB11 JC11 LA02 LA15 MB14 2H091 FA02Y FB04 GA06 GA08 LA12 2H095 BA01 BB01 BC04 2H096 AA28 BA05 BA20 CA16 CA20 EA02 GA08 KA02 KA04 KA05 KA13 LA16 LA17 2H097 FA02 FA03 GB00 LA12 LA17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に、第1のネガ型感光性樹脂層を
    設ける工程Aと、前記第1のネガ型感光性樹脂層の層上
    に、さらに第2のネガ型感光性樹脂層を設ける工程B
    と、前記第1のネガ型感光性樹脂層及び第2のネガ型感
    光性樹脂層が設けられた基体に、フォトマスクを介して
    露光する工程Cと、前記露光後の第1及び第2のネガ型
    感光性樹脂層を現像する工程Dを有する画像形成方法で
    あって、前記フォトマスクを介して露光する工程Cが、
    少なくとも2種類の光透過性パターンを有するフォトマ
    スクを介して露光するものであり、且つ前記第1のネガ
    型感光性樹脂層と第2のネガ型感光性樹脂層との光感度
    比(第1/第2)が1より大きいことを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】 前記工程Aおよび工程Bが、透明支持体
    上に少なくともネガ型感光性樹脂層を有している転写シ
    ートを用いる、請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記工程Aおよび工程Bが、透明支持体
    上に少なくとも熱可塑性樹脂層、中間層、ネガ型感光性
    樹脂層を有している転写シートを用いる請求項1に記載
    の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 前記工程Aが、透明支持体上に少なくと
    もネガ型感光性樹脂層を有している転写シートを用い、
    前記工程Bが、透明支持体上に少なくとも熱可塑性樹脂
    層、中間層、感光性樹脂層、を有している転写シートを
    用いる請求項1に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の工程を少なくとも2回以上繰り返す画像形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の画像形成方法において第1および第2のネガ型感光
    性樹脂層中に着色剤が添加されている画像形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の画像形成方法により形成され
    た液晶表示装置用カラーフィルター。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれかの画
    像形成方法により形成された液晶表示装置用スペーサ
    ー。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項6のいずれかの画
    像形成方法により形成された配向制御用突起。
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