JP2003244520A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JP2003244520A
JP2003244520A JP2002043157A JP2002043157A JP2003244520A JP 2003244520 A JP2003244520 A JP 2003244520A JP 2002043157 A JP2002043157 A JP 2002043157A JP 2002043157 A JP2002043157 A JP 2002043157A JP 2003244520 A JP2003244520 A JP 2003244520A
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JP
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image
evaluation
photographing
correlation value
focusing control
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Pending
Application number
JP2002043157A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Kingetsu
靖弘 金月
Hidekazu Ide
英一 井手
Kenji Nakamura
健二 中村
Shinichi Maehama
新一 前濱
Tomonori Sato
友則 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無駄な自動合焦制御動作を防止し、かつ、撮
影指示が与えられた場合にも速やかに撮影動作を開始す
ることの可能な撮影装置を提供すること。 【解決手段】 ライブビュー表示等にために得られる画
像を用いて合焦制御動作の必要性を判断するように構成
される。相関値演算部230は画像メモリ209に格納
されるライブビュー表示用の最新画像G1と前回画像G
2とを取得し、その差分画像に相当する相関値を求め
る。そして相関値演算部230は最新画像G1と前回画
像G2との相関値と、閾値メモリ236に格納される閾
値と比較することで合焦制御動作の必要性を判断して自
動合焦制御部240を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
等の撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、デジタルカメラ等の撮影装置に
おいては、シャッタボタンが2段階押し込み構造となっ
ており、ユーザによってシャッタボタンが半押し状態に
されると自動合焦(オートフォーカス)制御を開始し、
全押し状態とされると撮影動作を開始するように構成さ
れる。ところが、このような構成の撮影装置では、ユー
ザが撮影を行いたいタイミングでシャッタボタンの押し
込み操作(全押し操作)を行ったとしても、自動合焦動
作が完了するまで撮影動作が開始されないため、自動合
焦制御の開始から撮影動作の開始までのタイムラグが問
題となる。
【0003】特に、デジタルカメラにおいてコントラス
ト方式の自動合焦制御が行われる場合には、撮影レンズ
を段階的に駆動してコントラスト等の評価値がピークを
示すレンズ位置を特定する動作が行われるので、自動合
焦制御の開始から撮影動作の開始までのタイムラグが他
の方式に比べて比較的長くなり、特に問題となる。
【0004】このようなタイムラグを軽減する技術とし
て、特開昭64−42639号公報に開示される技術が
ある。この公報には、ユーザがカメラをホールドすると
自動合焦のための測距動作を開始し、ユーザがファイン
ダを覗くと、それに連動させて撮影レンズの駆動を開始
する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザが実際
にカメラ等の撮影装置を用いて被写体の撮影を行う場
合、ファインダを覗いてフレーミングを行った後、シャ
ッタチャンスを見計らってシャッタボタンの押し込み操
作(撮影指示)を行うことになる。このため、フレーミ
ングが決定するまでは撮影指示が与えられることはない
と考えられるが、一旦フレーミングが決定されると常に
撮影指示に備えておくことが望まれる。つまり、撮影装
置の使用形態を考慮すると、自動合焦制御を開始するタ
イミングはフレーミングが完了した時点であることが最
良である。
【0006】ところが上記公報では、ユーザがカメラを
ホールドしたときに合焦制御のための測距動作を開始す
るため、後にフレーミングを変更した場合には、測距動
作をやり直す必要があり、無駄な動作を伴うことにな
る。また、再度測距動作をやり直す場合には上述のタイ
ムラグが発生する。さらに、再度測距動作をやり直す場
合は無駄な電力を消費することにもなる。
【0007】特にデジタルカメラにおいては消費電力の
低減に関する要求が大きく、無駄な自動合焦制御動作は
避けることが望まれる。
【0008】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、無駄な自動合焦制御を防止し、か
つ、撮影指示が与えられた場合にも速やかに撮影動作を
開始する撮影装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、撮影レンズを介して画像
を撮影するための撮影装置であって、前記撮影装置の姿
勢変動を検知する姿勢変動検知手段と、前記姿勢変動検
知手段によって検知される姿勢変動量が所定範囲内であ
るか否かを評価する評価手段と、前記評価手段において
前記姿勢変動量が前記所定範囲内であると判断された場
合に、前記撮影レンズに対する自動合焦制御動作を開始
させる合焦制御手段と、を備えて構成される。
【0010】請求項2に記載の発明は、撮影レンズを介
して画像を撮影するための撮影装置であって、画像の撮
影動作を行う撮像手段と、前記撮像手段によって異なる
タイミングで撮影される複数の画像の一致度合いを評価
する評価手段と、前記評価手段における評価結果に応じ
て、前記撮影レンズに対する自動合焦制御動作を行う合
焦制御手段と、を備えて構成される。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の撮影装置において、前記評価手段が、前記複数の画像
のそれぞれから所定領域に対応する画像成分を抽出し、
前記複数の画像それぞれから得られる各画像成分の一致
度合いを評価することを特徴としている。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の撮影装置において、前記合焦制御手
段が、前記自動合焦制御動作として、前記撮影レンズを
段階的に移動させることによって画像の合焦状態を変化
させつつ、各レンズ位置にて得られる画像から合焦状態
に関する評価値を求め、前記評価値に基づいて前記撮影
レンズを合焦位置に駆動することを特徴としている。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の撮影装置において、ユーザからの撮
影指示を入力するまでは、前記評価手段における評価動
作が繰り返し行われ、前記評価手段での評価結果に応じ
て前記合焦制御手段による前記自動合焦制御動作が随時
行われることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下にお
いては撮影装置としてデジタルカメラを例に挙げて説明
する。
【0015】<1.デジタルカメラの構成>図1及び図
2はデジタルカメラ1の外観構成の一例を示す図であ
り、図1は正面図、図2は背面図である。
【0016】デジタルカメラ1は、図1に示すように、
箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3とから構成
されている。撮像部3の前面側には、ズームレンズ機能
を備えた撮影レンズ301が設けられるとともに、光学
ファインダ31が設けられる。カメラ本体部2の前面側
には左端部にグリップ部4、中央上部に内蔵フラッシュ
5が設けられ、上面側にはシャッタボタン8が設けられ
ている。シャッタボタン8は2段階の押し込み検知式ボ
タンであり、ユーザ操作による半押し状態(S1状態)
と全押し状態(S2状態)とを区別することが可能なよ
うに構成される。
【0017】一方、図2に示すように、カメラ本体部2
の背面側には、略中央に撮像画像のモニタ表示(ビュー
ファインダに相当)、記録画像の再生表示等を行うため
に、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Displ
ay)等で構成された表示部10が設けられている。ま
た、表示部10の下方に、デジタルカメラ1の操作を行
うキースイッチ群221〜226および電源スイッチ2
27が設けられる。
【0018】さらに、カメラ本体部2の背面側には、
「撮影モード」及び「再生モード」の間でモードを切り
替えるためのモード設定スイッチ14が設けられる。撮
影モードはデジタル写真の撮影を行って被写体に関する
撮像画像を生成するモードであり、再生モードはメモリ
カードに記録された撮像画像を読み出して表示部10に
再生表示するモードである。モード設定スイッチ14は
2接点のスライドスイッチであり、下方位置にスライド
セットすると撮影モードが機能し、上方位置にスライド
セットすると再生モードが機能するように構成される。
【0019】また、カメラ背面右側には、4連スイッチ
260が設けられ、撮影モードにおいてはボタン26
1,262を押すことによりズーミング倍率の変更が行
われ、ボタン263,264を押すことによって露出補
正が行われる。
【0020】撮像部3の背面には、図2に示すように、
表示部10をオン/オフさせるための表示部ボタン32
1およびマクロボタン322が設けられる。表示部ボタ
ン321が押されると表示部表示のオン/オフが切り替
わる。例えば、撮影モード時に表示部10がオン状態に
設定されると、表示部10にライブビュー表示が行われ
る。このライブビュー表示により、ユーザは容易に被写
体のフレーミング等を行うことができる。また、マクロ
撮影(接写)時には、マクロボタン322を押すことに
より、撮像部3においてマクロ撮影が可能な状態にな
る。
【0021】なお、カメラ本体部2の底面部には、撮影
画像等を記録するための着脱自在な記録媒体を装着する
ためのカードスロットが設けられる。
【0022】<2.デジタルカメラの内部構成>次に、
デジタルカメラ1における内部構成について説明する。
図3はデジタルカメラ1の機能的構成を示すブロック図
である。
【0023】撮像部3における撮影レンズ301の後方
位置の適所にはCCD撮像素子303を備えた撮像回路
が設けられている。また、撮像部3の内部には、上記撮
影レンズ301のズーム比の変更と収容位置、撮像位置
間のレンズ移動を行うためのズームモータM1、自動的
に合焦を行うためのオートフォーカスモータ(AFモー
タ)M2、撮影レンズ301内に設けられた絞り板30
2の開口径を調整するための絞りモータM3とが設けら
れている。これらズームモータM1、AFモータM2、
絞りモータM3は、カメラ本体部2に設けられたズーム
モータ駆動回路215、AFモータ駆動回路214、絞
りモータ駆動回路216によってそれぞれ駆動される。
また、各駆動回路214〜216はカメラ本体部2の全
体制御部211から与えられる制御信号に基づいて各モ
ータM1〜M3を駆動する。
【0024】CCD撮像素子303は、撮影レンズ30
1によって結像された被写体の光像を、R(赤)、G
(緑)、B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光さ
れた画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出
力する。
【0025】撮像部3における露出制御は、絞り板30
2の調整と、CCD撮像素子303の露光量、すなわち
シャッタスピードに相当するCCD撮像素子303の電
荷蓄積時間を調整して行われる。被写体コントラストが
低コントラスト時に適切な絞り及びシャッタースピード
が設定できない場合には、CCD303から出力される
画像信号のレベル調整を行うことにより露光不足による
不適正露出が補正される。すなわち、低コントラスト時
は、絞りとシャッタースピードとゲイン調整とを組み合
わせて露出レベルが適正レベルとなるように制御が行わ
れる。なお、画像信号のレベル調整は、信号処理回路3
13内のAGC(Auto Gain Control)回路313bの
ゲイン調整において行われる。
【0026】タイミングジェネレータ314は、カメラ
本体部2のタイミング制御回路202から送信される基
準クロックに基づきCCD撮像素子303の駆動制御信
号を生成するものである。タイミングジェネレータ31
4は、例えば、積分開始/終了(露出開始/終了)のタ
イミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平
同期信号、垂直同期信号、転送信号等)等のクロック信
号を生成し、CCD撮像素子303に出力する。
【0027】信号処理回路313は、CCD撮像素子3
03から出力される画像信号(アナログ信号)に所定の
アナログ信号処理を施すものである。信号処理回路31
3は、CDS(相関二重サンプリング)回路313aと
AGC回路313bとを有し、CDS回路313aによ
り画像信号のノイズの低減を行い、AGC回路313b
でゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を
行う。
【0028】次に、カメラ本体部2の内部ブロックにつ
いて説明する。
【0029】タイミング制御回路202は、基準クロッ
ク、タイミングジェネレータ314に対するクロックを
生成するように構成される。また、タイミング制御回路
202はA/D変換器205に対するクロックをも生成
する。このタイミング制御回路202は、全体制御部2
11によって制御される。
【0030】カメラ本体部2内において、A/D変換器
205は、画像信号の各画素信号を例えば10ビットの
デジタル信号に変換するものである。A/D変換器20
5は、タイミング制御回路202から入力されるA/D
変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信
号)を10ビット等のデジタル信号に変換する。
【0031】画像処理部206は、黒レベル補正回路、
WB(ホワイトバランス)回路及びγ補正回路等を備
え、デジタル信号に変換された画像信号に対して所定の
画像処理を施す処理部である。また、画像処理部206
は、RGB表色系で表現されたカラーフォーマットの画
像信号に対して色変換を施すことにより、YCbYCr
表色系で表現されたカラーフォーマットの画像信号を生
成し、それを画像メモリ209に出力する。なお、YC
bYCr表色系で表現されたカラーフォーマットでは、
画像中の任意の2画素分の色情報を、2画素分の輝度成
分値と1画素分の色差成分値とで示すことになる。
【0032】画像メモリ209は、画像処理部206か
ら出力される画像信号を一時的に記憶するためのメモリ
である。画像メモリ209は、ライブビュー表示時に画
像処理部206から入力する少なくとも2フレーム分の
画像を記憶可能な記憶容量を有している。ただし、本撮
影動作時に生成される撮影画像データのサイズがライブ
ビュー表示時における2フレーム分の画像データのサイ
ズよりも大きい場合、画像メモリ209には本撮影動作
時に生成される撮影画像データを記憶可能な記憶容量が
必要である。
【0033】VRAM(ビデオRAM)210は表示部
10に表示するための画像をバッファするためのメモリ
である。VRAM210は表示部10の表示画素数に対
応したサイズの画像データを格納することが可能な記憶
容量を有している。
【0034】上述したように、撮影モード時における撮
影待機状態では、表示部10の表示がオン状態となって
いると、表示部10にライブビュー表示が行われる。こ
のとき、デジタルカメラ1では、撮像部3から所定間隔
ごとに得られる各画像に対して、A/D変換器205及
び画像処理部206において各種の信号処理を施した
後、その画像を画像メモリ209に対して格納する。ラ
イブビュー表示時に撮影される画像(これを「ライブビ
ュー画像」という。)は表示部10に表示することを主
たる目的とする画像であるため、ライブビュー表示時に
は本撮影時に比べて撮影解像度が低い状態で撮影処理が
行われ、本撮影時に得られる撮影画像よりも解像度の低
いライブビュー画像が画像メモリ209に一時格納され
る。例えば、デジタルカメラ1において本撮影時に最大
1600×1200の解像度で撮影可能であっても、表
示部10における表示画素数が640×480である場
合には、ライブビュー表示時の撮影動作によって画像メ
モリ209に格納される1フレーム分のライブビュー画
像も640×480の解像度となる。また、画像メモリ
209には、最新のライブビュー画像(最新画像)と、
その直前のライブビュー画像(前回画像)との少なくと
も2フレーム分のライブビュー画像が格納される。
【0035】そしてライブビュー表示時には、全体制御
部211が画像メモリ209に格納される最新のライブ
ビュー画像を取得し、それをVRAM210に転送する
ことで、表示部10にライブビュー画像の表示を行う。
そして全体制御部211が表示部10に表示されるライ
ブビュー画像を所定時間ごとに更新することで、ライブ
ビュー表示が行われるのである。このライブビュー表示
により、撮影者はシャッタボタン8の押し込み操作を行
う前にフレーミング操作等を行うことが容易になる。
【0036】ただし、この実施の形態では、撮影モード
時の撮影待機状態において、表示部10の表示がオフ状
態となっている場合でもライブビュー画像の撮影動作が
所定時間ごとに継続的に行われ、画像メモリ209には
常に最新のライブビュー画像と、その直前のライブビュ
ー画像との2フレーム分のライブビュー画像が格納され
るように構成される。
【0037】そしてユーザによってシャッタボタン8の
全押し操作が行われると、それによって全体制御部21
1に撮影指示が与えられることになる。そしてデジタル
カメラ1において本撮影動作が行われ、高解像度の撮影
画像が生成されて、カードスロット17に装着される記
録媒体の一種であるメモリカード91に撮影画像の記録
が行われる。
【0038】また、再生モードにおいては、メモリカー
ド91から読み出される画像に対し、全体制御部211
において所定の信号処理が施された後、VRAM210
に転送され、表示部10に再生表示される。
【0039】操作部250は、シャッタボタン8を含む
上述した各種スイッチ及びボタンを包括するものであ
り、ユーザによって操作入力される情報は、操作部25
0を介して全体制御部211に伝達される。
【0040】手ぶれセンサ217はシャッタボタン8の
全押し操作が行われて本撮影動作が行われる際のデジタ
ルカメラ1の手ぶれ量を検出するセンサであり、ここで
検出される手ぶれ量は全体制御部211に与えられ、撮
影画像をメモリカード91に記録する際に全体制御部2
11において手ぶれ補正処理等が行われるように構成さ
れる。
【0041】全体制御部211は、上述した撮像部3内
及びカメラ本体部2内の各部材の駆動を有機的に制御し
てデジタルカメラ1の撮影動作を総括に制御する制御手
段として機能するものであり、内部にCPU(Central
Processing Unit)220、RAM(Random Access Mem
ory)221、ROM(Read Only Memory)222、相
関値演算部230、及び、自動合焦制御部240を備え
た集積回路ユニットとして構成される。
【0042】CPU220はROM222に格納される
プログラムを読み出してそれを実行することにより撮影
モード時のライブビュー表示処理及び本撮影動作、再生
モード時の画像再生処理等を統括的に制御するものであ
り、RAM221をプログラム実行処理時の一時的なメ
モリとして利用する。
【0043】相関値演算部230及び自動合焦制御部2
40はデジタルカメラ1において自動合焦(オートフォ
ーカス)を行うための要部であり、それぞれ画像メモリ
209に格納された画像をDMA(Direct Memory Acce
ss)転送方式によって取得することができ、CPU22
0を介さずに画像を迅速に取得することが可能となって
いる。相関値演算部230は、自動合焦制御部240に
おいて実行される自動合焦制御動作の必要性を判定する
ように構成されており、撮影モード時に自動合焦制御を
実行するタイミングや自動合焦制御を行う際の撮影レン
ズ301の駆動範囲を特定する。自動合焦制御部240
は相関値演算部230によって指定されるタイミング又
は相関値演算部230によって指定される駆動範囲に基
づいて撮影レンズ301を駆動して自動合焦(オートフ
ォーカス)制御を行う。
【0044】図4はデジタルカメラ1における自動合焦
の制御構造を示すブロック図であり、相関値演算部23
0及び自動合焦制御部240の詳細構成を示している。
【0045】相関値演算部230は、相関値演算対象領
域指定部231、輝度成分抽出部232、相関値算出部
233、相関値メモリ234、相関値評価部235、及
び閾値メモリ236を備えて構成され、画像メモリ20
9に格納される最新画像G1とその直前の画像である前
回画像G2とをDMA転送によって取得し、最新画像G
1と前回画像G2との変化分(差分画像)に応じた値に
基づいて、ユーザによるフレーミングの決定状況を評価
し、その評価結果に応じて自動合焦制御部240におけ
る自動合焦制御動作を決定するように構成される。
【0046】相関値演算対象領域指定部231は、最新
画像G1と前回画像G2との変化分を評価する際の評価
領域を輝度成分抽出部232に指令する。例えば、最新
画像G1及び前回画像G2の双方について全画面領域を
評価対象領域として指定したり、全画面領域に含まれる
特定の画像領域(特定領域)だけを評価対象領域として
指定する。
【0047】輝度成分抽出部232は画像メモリ209
に格納されている最新画像G1と前回画像G2とのそれ
ぞれから、指定された評価対象領域に含まれる輝度成分
値を画素ごとに抽出する。そして評価対象領域から抽出
される輝度成分値は、相関値算出部233に与えられ
る。
【0048】相関値算出部233では、最新画像G1か
ら抽出される輝度成分値をY1、前回画像G2から抽出
される輝度成分値をY2とし、評価対象領域に含まれる
画素数をNとすると、
【0049】
【数1】
【0050】の式に示す演算を行うことにより、最新画
像G1と前回画像G2との相関値Vを求める。ただし、
数1の式において、輝度成分値Y1,Y2は最新画像G
1及び前回画像G2のそれぞれにおいて評価対象領域中
の同一位置に対応する画素の輝度成分値である。
【0051】数1の式の演算を行うことにより、相関値
算出部233は、最新画像G1と前回画像G2との相関
値Vとして、前回画像G2と比較して最新画像G1がど
の程度変化しているかを示す値を求めることになる。
【0052】一般に、前回画像G2が撮影された時点か
ら最新画像G1が撮影された時点の間で、デジタルカメ
ラ1のフレーミングが固定された状態であったとする
と、前回画像G2と最新画像G1とはほぼ同一内容の画
像となるので、画像変化は小さくなる。これに対し、前
回画像G2が撮影された時点から最新画像G1が撮影さ
れた時点の間で、デジタルカメラ1のフレーミングが大
きく変更された場合には、前回画像G2と最新画像G1
とは全く異なった内容の画像となるので、画像変化は大
きくなる。
【0053】そこで、相関値算出部233が上記数1の
式に示すように、連続して撮影された2枚の画像におい
て、対応する画素間どうしで輝度成分値の差分絶対値を
求め、それを評価対象領域について累積加算して評価対
象領域に含まれる画素数で除算することにより、評価対
象領域についての画像変化の平均値を求め、その平均値
をもって相関値Vとすることで、前回画像G2が撮影さ
れた時点と最新画像G1が撮影された時点との間でのフ
レーミングの変化度合いを評価することが可能になる。
【0054】そして、相関値算出部233で算出された
相関値Vは相関値メモリ234に格納される。
【0055】相関値評価部235は、相関値メモリ23
4に格納された相関値Vを取得するとともに、閾値メモ
リ236に格納されている相関値Vを評価するための閾
値を取得する。そして相関値Vと閾値とを比較してフレ
ーミングの変化状況を評価する。閾値メモリ236に
は、AF(オートフォーカス)モードに応じて適用され
る複数の閾値(TH,TH1,TH2)が予め記憶され
ている。
【0056】そして相関値評価部235は相関値Vを閾
値と比較することにより、最新画像G1が前回画像G2
から所定値以上変化したか否か等を評価し、その評価結
果に応じて自動合焦制御部240を制御する。
【0057】自動合焦制御部240は、評価領域指定部
241と評価値算出部242と合焦判定部243とを備
えて構成され、撮影レンズ301を光軸方向に沿って所
定ピッチで段階的に移動させて各レンズ位置において得
られる画像から評価値を算出し、その評価値が所定のピ
ークを示すレンズ位置を特定し、そのレンズ位置に撮影
レンズ301を駆動するように構成される。つまり、自
動合焦制御部240においては、いわゆるコントラスト
方式による自動合焦制御動作が行われる。
【0058】評価領域指定部241は、撮影レンズ30
1があるレンズ位置にあるときに撮影された画像から評
価値を求める際の評価値算出対象領域となるAF評価領
域を評価値算出部242に対して指定する。
【0059】図5は、AF評価領域R1の一例を示す図
である。例えば、図5に示すように、画像Gの中央部分
に予めAF評価領域R1が設定されている場合、評価領
域指定部241はその指定されたAF評価領域R1を評
価値算出部242に対して指定することになる。なお、
ユーザが表示部10の表示画面を見ながら、操作部25
0を介してAF評価領域R1の位置を自由に設定するこ
とが可能な場合には、ユーザによって指定されたAF評
価領域R1の位置及びサイズが評価値算出部242に与
えられることになる。
【0060】評価値算出部242は、あるレンズ位置に
おいて撮影された画像を画像メモリ209から取得し、
その画像からAF評価領域R1に含まれる画像成分を抽
出してAF用の評価値の算出を行う。例えば、コントラ
スト値を評価値とする場合には、評価値算出部242に
おいてAF評価領域R1に含まれる隣接画素間での差分
絶対値の総和が評価値として算出される。そして評価値
算出部242において算出されたAF用の評価値は合焦
判定部243に与えられる。
【0061】合焦判定部243はAFモータ駆動回路2
14に対して駆動信号を与えることによって撮影レンズ
301の所定ピッチでの段階的な移動を行わせるととも
に、各レンズ位置において求められる評価値を取得して
評価値がピークを示すレンズ位置(合焦位置)を特定
し、その特定された合焦位置に撮影レンズ301を移動
させるようにAFモータ駆動回路214に駆動信号を与
える。この結果、撮影レンズ301は画像の合焦状態を
実現するレンズ位置に駆動され、デジタルカメラ1にお
いて合焦状態の画像を撮影することが可能な状態にな
る。
【0062】以上のように構成されたデジタルカメラ1
においては、自動合焦を行う際のAF動作モードとし
て、複数のAFモードが設定されている。この実施の形
態におけるAFモードには、「通常モード」、「相関値
に基づくAF開始モード」、及び「相関値に基づくコン
ティニュアスAFモード」の3つのAFモードがあり、
ユーザによって選択された一のAFモードに基づいて自
動合焦制御が行われる。
【0063】通常モードでは、従来から行われている自
動合焦制御が実行され、シャッタボタン8が半押し状態
にされると、自動合焦制御部240が機能して撮影レン
ズ301を所定ピッチで段階的に移動させつつ、各レン
ズ位置において得られる画像から評価値を求めて合焦位
置を特定して撮影レンズ301を駆動するように構成さ
れる。なお、通常モード時には相関値演算部230は機
能しない。
【0064】次に、相関値に基づくAF開始モードで
は、相関値演算部230がデジタルカメラ1のフレーミ
ングが変化したことを検知する検知手段として機能し、
ライブビュー表示時の最新画像G1と前回画像G2とを
取得して数1の式に基づいた演算を行うことによって相
関値Vを求め、相関値Vと閾値TH(例えばTH=3
0)とを比較して相関値Vが閾値THよりも小さい場合
に、フレーミングが決定(固定)されたと判断するよう
に構成される。そしてフレーミングが決定されたと判断
した場合に、自動合焦制御部240を機能させて、自動
合焦制御動作を開始させる。
【0065】これに対し、相関値Vが閾値TH以上であ
り、フレーミングが決定されていないと判断した場合に
は、相関値演算部230は自動合焦制御部240を機能
させず、無駄な自動合焦制御動作が行われることを防止
する。
【0066】このように最新画像G1と前回画像G2と
の画像変化量からフレーミングの固定状況を判断し、フ
レーミングが固定されたと判断された場合に自動合焦制
御動作を開始させることによってフレーミングが決定さ
れる前の無駄な自動合焦制御動作を防止することができ
る。この結果、消費電力量を低減することもできる。ま
たさらには、フレーミングが固定された時点で自動的に
合焦制御動作が行われるので、ユーザがシャッタボタン
8の押し込み操作を行うときには既に画像の合焦状態が
実現されていると考えられ、本撮影動作を開始するまで
のタイムラグが問題となることはなく、シャッタチャン
スを逃すことなく画像撮影を行うことができる。
【0067】ところで、相関値に基づくAF開始モード
において相関値演算部230がフレーミングが決定され
たか否かを判定する際に、画面の一部分だけに注目する
と画像変化が大きいにもかかわらず、画面全体に注目す
ると画像変化があまり発生していないような場合も考え
られる。例えば、風景写真を撮影する場合において画面
中央に枝葉が風にゆれている大木等をフレーミングする
と、画面中央部分では画像変化が著しく大きいのに対
し、画面全体でみると画像変化は大きくない。したがっ
て、そのような場合に、画面全体の一部に注目してフレ
ーミングが決定されたか否かを判定すると誤判定となる
場合がある。
【0068】そこで、相関値に基づくAF開始モードに
おいて相関値演算対象領域指定部231は画面全体、す
なわち画像メモリ209に格納されている最新画像G1
及び前回画像G2の全体(全画面領域)を評価対象領域
として設定し、正確にフレーミングが決定されたか否か
を判定できるように構成することが好ましい。
【0069】次に、相関値に基づくコンティニュアスA
Fモードでは、シャッタボタン8の半押し状態が継続さ
れている間は、撮影指示が与えられるまでは継続的に自
動合焦制御動作が繰り返される。このとき、相関値演算
部230がデジタルカメラ1のフレーミングの変化を検
知する検知手段及び被写体の動きを検知する検知手段と
して機能し、まずライブビュー表示時の最新画像G1と
前回画像G2とを取得して数1の式に基づいた演算を行
うことによって相関値を求める。
【0070】そして相関値と第1の閾値TH1(例えば
TH1=30)とを比較して相関値が閾値TH1よりも
小さい場合には前回自動合焦制御動作が行われたときか
らフレーミングが変化していないと判断するように構成
される。そしてフレーミングが変化していないと判断し
た場合には、相関値演算部230は自動合焦制御部24
0を機能させず、撮影レンズ301のレンズ位置を現状
位置で維持させる。これにより、無駄な自動合焦制御動
作が行われることを防止することができる。
【0071】一方、相関値が閾値TH1以上である場合
には、次に相関値と第2の閾値TH2(例えばTH2=
100)とを比較して相関値が閾値TH2よりも小さい
か否かを評価する。なお、第1の閾値TH1と第2の閾
値TH2との関係は、TH1<TH2である。
【0072】相関値が第1の閾値TH1以上で、かつ第
2の閾値TH2未満の場合には、相関値評価部235は
フレーミングは変化していないが画面中における被写体
の位置が変動したものと判断するように構成される。そ
してフレーミングは変化していないが被写体の位置が変
動したと判断した場合には、相関値演算部230は自動
合焦制御部240に対し、撮影レンズ301の駆動範囲
を限定して自動合焦制御動作を行うように指令する。
【0073】一般的にフレーミングは、ほぼ一定ではあ
るが、画面中の被写体自身が移動した場合、デジタルカ
メラ1と被写体との距離が急激に変化することはないと
考えられるため、それまで合焦位置として特定されてい
た撮影レンズ301のレンズ位置から比較的近い位置に
新たな合焦位置が存在すると考えられる。そこで、この
実施の形態では、最新画像G1と前回画像G2との相関
値が、第1の閾値TH1以上で、かつ第2の閾値TH2
未満の場合には、相関値演算部230が、撮影レンズ3
01の駆動範囲を、それまでの合焦位置を中心として撮
影レンズ301の全駆動範囲の±10%程度に限定して
自動合焦制御部240を機能させるのである。この結
果、無駄なレンズ駆動を防止することができ、移動した
被写体を迅速に合焦状態に導くことが可能になる。
【0074】そしてさらに、相関値が閾値TH2以上で
ある場合は、最新画像G1と前回画像G2との内容が全
く異なったものとなっている場合であり、相関値評価部
235はフレーミングそのものが大きく変化したものと
判断するように構成される。フレーミングが大きく変化
した場合には、前回画像G2が合焦状態であっても、最
新画像G1では非合焦状態となる可能性が高い。また、
フレーミングが大きく変化した場合には、撮影しようと
する被写体そのものが変わることもあると考えられるた
め、それまで合焦位置として特定されていた撮影レンズ
301のレンズ位置から比較的近い位置に新たな合焦位
置が存在するとは考えられない。そこで、この実施の形
態では、最新画像G1と前回画像G2との相関値が、第
2の閾値TH2以上である場合には、相関値演算部23
0が、撮影レンズ301の駆動範囲を全駆動範囲に設定
して自動合焦制御部240を機能させるのである。この
結果、自動合焦制御部240は、撮影レンズ301の全
駆動範囲からAF用の評価値を求め、フレーミング変化
後の画像を適切な合焦状態に導くことが可能になる。
【0075】そして相関値に基づくコンティニュアスA
Fモード時には、最新画像G1と前回画像G2との相関
値を繰り返し求め、第1の閾値TH1及び第2の閾値T
H2と比較して評価を行って自動合焦制御動作を随時制
御することにより、ユーザによってシャッタボタン8が
全押し操作されるまでの間に画像の内容が変化した場合
であっても、画像を常に適切な合焦状態に導くことが可
能になる。
【0076】ここで、相関値に基づくコンティニュアス
AFモードにおいて相関値演算部230が、被写体が移
動したか否かを判断する際、すなわち相関値を第1の閾
値TH1と比較する際には、画像中における主被写体の
位置変化を高精度に検出することが好ましい。ところ
が、被写体が移動したか否かを判断する際に、画面全体
に注目すると、画面中における主被写体の位置はある程
度変化しているが、画面全体としての画像変化があまり
発生していないような場合も考えられる。例えば、画面
全体の中央部分に主被写体(人物等)が比較的小さく写
っている場合には、画面中央部分の主被写体の位置は大
きく変化しているにもかかわらず、画面全体でみれば画
像変化は大きくない。したがって、そのような場合に、
画面全体に注目して被写体が移動した否かを判定すると
誤判定となる場合がある。
【0077】そこで、相関値に基づくコンティニュアス
AFモードにおいて相関値演算部230が被写体の移動
を検知する際には、相関値演算対象領域指定部231が
画面全体ではなく、画面の一部の特定領域を評価対象領
域として設定し、相関値算出部233が最新画像G1と
前回画像G2との相関値を画面の一部である特定領域に
ついて求めることにより、被写体が移動したか否かを正
確に判定できるように構成することが好ましい。なお、
最新画像G1と前回画像G2との画面の一部に関する相
関値を特定領域相関値V1という。
【0078】また、相関値に基づくコンティニュアスA
Fモードにおいて相関値演算部230が、フレーミング
が大きく変化したか否かを判断する際、すなわち相関値
を第2の閾値TH2と比較する際には、画面全体の画像
変化を高精度に検出することが好ましい。ところが、フ
レーミングが変化したか否かを判断する際に、画面中の
一部の画像成分に注目すると、画面全体ではあまり画像
変化が発生していないが、その一部の領域に含まれる被
写体が大きく変動しているような場合も考えられる。し
たがって、そのような場合に、画面の一部に注目してフ
レーミングが大きく変化した否かを判定すると誤判定と
なる場合がある。
【0079】そこで、相関値に基づくコンティニュアス
AFモードにおいて相関値演算部230がフレーミング
の変化を検知する際には、相関値演算対象領域指定部2
31が画面の一部ではなく、画面全体の領域を評価対象
領域として設定し、相関値算出部233が最新画像G1
と前回画像G2との相関値を画面全体について求めるこ
とにより、フレーミングが変化したか否かを正確に判定
できるように構成することが好ましい。なお、最新画像
G1と前回画像G2との画面全体に関する相関値を全画
像相関値V2という。
【0080】以上より、相関値に基づくコンティニュア
スAFモード時に、相関値演算部230において最新画
像G1と前回画像G2との相関値を求める際には、相関
値算出部233が特定領域相関値V1と全画像相関値V
2との2つの相関値を求め、相関値評価部235におい
て特定領域相関値V1を第1の閾値TH1と比較し、全
画像相関値V2を第2の閾値TH2と比較するように構
成することが、より好ましい形態となる。
【0081】また、相関値演算対象領域指定部231が
画面の一部の領域を評価対象領域として指定する際に
は、評価対象領域と、自動合焦制御部240においてA
F用の評価値を算出する際のAF評価領域R1とを一致
させることがより好ましい形態である。なぜなら、自動
合焦制御部240において用いられるAF評価領域R1
はその領域に含まれる被写体を適切に合焦状態に導くた
めに設定される領域であるため、相関値演算部230に
おいて被写体の動作を検出する際にも合焦状態を判定す
るときと同一の被写体の動作を判定することが望ましい
からである。そして、相関値演算部230における評価
対象領域と、自動合焦制御部240におけるAF評価領
域R1とを一致させることにより、同一の被写体を対象
として被写体の移動検出や合焦制御を行うことができる
ため、ユーザの撮影意図に適した自動合焦制御動作を行
うことが可能になる。
【0082】なお、図4においては、相関値演算対象領
域指定部231が画面の一部の領域を評価対象領域とし
て指定する際に、AF評価領域R1と同一の領域を評価
対象領域として指定するために、自動合焦制御部240
の評価領域指定部241がAF評価領域R1に関する情
報を相関値演算対象領域指定部231に対して与えるよ
うに構成される場合を例示している。このような構成と
することにより、相関値演算部230における評価対象
領域と、自動合焦制御部240におけるAF評価領域R
1とを一致させることが可能になる。
【0083】<3.処理シーケンス>次に、上記のよう
に構成されたデジタルカメラ1において、相関値に基づ
くAF開始モードと相関値に基づくコンティニュアスA
Fモードとのそれぞれが設定されている場合の処理シー
ケンスについて説明する。
【0084】<3−1.相関値に基づくAF開始モード
>まず、相関値に基づくAF開始モードにおける処理シ
ーケンスについて説明する。図6は相関値に基づくAF
開始モードが設定されている場合のデジタルカメラ1に
おけるフォーカスシーケンスを示すフローチャートであ
る。相関値に基づくAF開始モードでは、デジタルカメ
ラ1が撮影モードに変更されると、図6に示す処理手順
が開始される。
【0085】そしてまず、相関値演算部230が機能
し、撮影モードのライブビュー表示時において画像メモ
リ209に格納される最新画像G1と前回画像G2とを
DMA転送によって高速に取得する(ステップS10
0)。そして相関値演算対象領域指定部231によって
指定された評価対象領域(例えば、全画面領域)につい
て最新画像G1と前回画像G2との相関値Vを求める
(ステップS101)。そして相関値Vが所定の閾値T
H以上か否かを判定する(ステップS102)。
【0086】ここで、相関値Vが閾値TH以上であれ
ば、フレーミングが決定(固定)されていないと判断し
てステップS100に戻り、フレーミングが決定される
ことを待機する状態になる。
【0087】一方、ステップS102において相関値V
が閾値TH未満であれば、ステップS103に進み、相
関値演算部230が自動合焦制御部240を機能させ
て、自動合焦制御動作を開始させる。
【0088】ステップS103では、自動合焦制御部2
40が撮影レンズ301の全駆動範囲について撮影レン
ズ301を所定ピッチで段階的に移動させ、各レンズ位
置にて得られる画像に基づいてAF評価領域に関するA
F用の評価値を求め、そのピーク値を示すレンズ位置を
特定する動作が行われる。この評価値がピーク値を示す
レンズ位置がAF評価領域に含まれる被写体の合焦状態
を実現する合焦位置である。
【0089】そして自動合焦制御部240において合焦
位置が特定されると、AFモータ駆動回路214に合焦
位置への駆動信号が送出され、撮影レンズ301が合焦
位置へ駆動される(ステップS104)。この結果、フ
レーミングが固定された状態でのAF評価領域に含まれ
る被写体が合焦状態となる。
【0090】そして全体制御部211において自動露光
制御が行われ、絞り板302の開口径やシャッタスピー
ド(CCD撮像素子303の電荷蓄積時間)が決定され
る(ステップS105)。そして全体制御部211は絞
りモータM3を駆動させるべく絞りモータ駆動回路21
6に駆動信号を与え、絞り板302を駆動させて、絞り
板302の開口径を、決定された開口径に設定する(ス
テップS106)。
【0091】次に、全体制御部211はユーザによるシ
ャッタボタン8の全押し操作が行われ、撮影指示を入力
したか否かを検査する(ステップS107)。
【0092】ステップS107において撮影指示が未入
力であった場合には、ステップS100に戻ることにな
る。そのため、ユーザがフレーミングを決定したと判断
され、一度自動合焦制御動作が実行された場合であって
も、撮影指示の入力がない場合には、相関値の算出及び
評価を繰り返し実行することになる。したがって、フレ
ーミングの固定された状態が維持される限りは、自動合
焦制御動作が繰り返し行われる。それに対し、フレーミ
ングが変化した場合には、再度フレーミングが固定され
るまでは自動合焦制御動作が行われることはなく、フレ
ーミングが決定されない間に無駄な自動合焦制御動作を
行うことは有効に防止される。
【0093】一方、ステップS107において撮影指示
の入力があったと判断された場合には、全体制御部21
1が本撮影動作を統括的に制御し、デジタルカメラ1に
おける本撮影動作を開始させる(ステップS108)。
このとき、全体制御部211はステップS105で決定
されたシャッタスピードとなるようにタイミング制御回
路202に制御信号を送出する。この本撮影動作によっ
てデジタルカメラ1では、メモリカード91への記録対
象となる高解像度の撮影画像が撮影される。
【0094】そして全体制御部211は、本撮影動作に
よって画像メモリ209に格納された撮影画像をメモリ
カード91に記録する(ステップS109)。
【0095】以上で撮影モード時において撮影動作が完
了するまでの処理が終了するが、画像記録(ステップS
109)の処理が終了すると、再びステップS100に
戻って次の撮影動作に備えるようにしてもよい。
【0096】このように、相関値に基づくAF開始モー
ド設定時には、ライブビュー表示のために所定時間ごと
に得られる最新画像G1と、その直前の画像である前回
画像G2との相関値Vに基づいて、フレーミングが変化
したか否かを検出するように動作する。ここで、フレー
ミングが変化したか否かを検出することは、言い換えれ
ばデジタルカメラ1の姿勢が変動したか否かを検出する
ことになる。このため、相関値に基づくAF開始モード
設定時には、相関値演算部230における相関値評価部
235は、デジタルカメラ1の姿勢変動を検知する姿勢
変動検知手段としても機能することとなり、デジタルカ
メラ1の姿勢変動量が所定範囲内であるか否かを評価し
て、所定範囲内であると判断された場合には、撮影レン
ズ301を駆動制御して自動合焦制御動作を開始させる
ように実現されている。
【0097】このため、デジタルカメラ1において相関
値に基づくAF開始モード設定時には、フレーミングが
固定されない状態で自動合焦制御動作が行われることは
なく、フレーミングが固定された時点で自動合焦制御動
作を行うように構成されることになる。このため、無駄
な自動合焦制御動作が行われることはなく、かつ、撮影
指示が与えられたときには速やかに撮影動作を開始する
ことが可能になる。
【0098】また、ライブビュー表示のために所定時間
ごとに得られる画像を利用してフレーミングが変化した
か否かを検出するように構成されるため、デジタルカメ
ラ特有の構成を有効に利用した形態となる。すなわち、
上記のような処理手順を実行することで、デジタルカメ
ラ1におけるCCD撮像素子303によって異なるタイ
ミングで撮影された複数の画像の一致度合いを評価し、
その評価結果に応じて、自動合焦制御動作を行うように
実現されているので、フレーミングの変化を検出するた
めの複雑な構成部材を設ける必要はない。
【0099】そして、複数の画像の一致度合いの評価に
おいて、複数の画像の差分画像に基づく値が所定の閾値
THよりも小さい場合に、フレーミングが決定されたと
判断するように構成されており、フレーミングが決定さ
れたと判断された場合に自動合焦制御動作を開始させる
ので、比較的簡単かつ迅速に自動合焦制御動作の必要性
についての判断を行うことができる。
【0100】なお、相関値に基づくAF開始モードに関
する上記説明では、フレーミングが決定されたことを検
知して自動合焦制御動作を開始させる場合を例示した
が、相関値Vを求める際にAF用のAF評価領域と一致
する評価対象領域について相関値Vを求めることによっ
て、被写体の動作(移動)を検知するように構成し、被
写体が静止していると判断された場合に自動合焦制御動
作を開始させるように構成してもよい。
【0101】<3−2.相関値に基づくコンティニュア
スAFモード>次に、相関値に基づくコンティニュアス
AFモードにおける処理シーケンスについて説明する。
図7は相関値に基づくコンティニュアスAFモードが設
定されている場合のデジタルカメラ1におけるフォーカ
スシーケンスを示すフローチャートである。
【0102】相関値に基づくコンティニュアスAFモー
ドでは、撮影モード時にシャッタボタン8が半押し状態
とされた場合に自動合焦制御動作を開始する。このた
め、まず全体制御部211はシャッタボタン8が半押し
状態とされたことを検知し(ステップS200)、シャ
ッタボタン8が半押し状態が検知された場合にステップ
S201に進む。
【0103】相関値に基づくコンティニュアスAFモー
ドでは、まず自動合焦制御部240が機能し、自動合焦
制御動作を行う(ステップS201)。このとき自動合
焦制御部240は撮影レンズ301の全駆動範囲につい
て撮影レンズ301を所定ピッチで段階的に移動させ、
各レンズ位置にて得られる画像に基づいてAF評価領域
に関するAF用の評価値を求め、そのピーク値を示すレ
ンズ位置(合焦位置)を特定する動作が行われる。
【0104】そして自動合焦制御部240において合焦
位置が特定されると、AFモータ駆動回路214に合焦
位置への駆動信号が送出され、撮影レンズ301が合焦
位置へ駆動される(ステップS202)。この結果、A
F評価領域に含まれる被写体が合焦状態となる。
【0105】そして全体制御部211において自動露光
制御が行われ、絞り板302の開口径やシャッタスピー
ド(CCD撮像素子303の電荷蓄積時間)が決定され
る(ステップS203)。
【0106】次に、相関値演算部230が機能し、撮影
モードのライブビュー表示時において画像メモリ209
に格納される最新画像G1と前回画像G2とをDMA転
送によって高速に取得する(ステップS204)。そし
て相関値演算対象領域指定部231によって指定された
評価対象領域について最新画像G1と前回画像G2との
相関値を求める(ステップS205)。このとき相関値
演算対象領域指定部231は評価対象領域として、全画
面領域と全画面の一部の領域である特定領域との2つの
領域を指定する。そして相関値算出部233はそれら2
つの領域のそれぞれに基づいて相関値を求める。この結
果、ステップS205においては、最新画像G1と前回
画像G2との全画面領域について求められる全画像相関
値V2と、最新画像G1と前回画像G2との特定の一部
の領域について求められる特定領域相関値V1と、の2
つの相関値が得られることになる。
【0107】そして相関値評価部235は全画像相関値
V2が第2の閾値TH2以上か否かを判定する(ステッ
プS206)。
【0108】ここで、全画像相関値V2が第2の閾値T
H2以上であれば、フレーミングが大きく変化したと判
断されるので、前回ステップS202において撮影レン
ズ301が駆動されたレンズ位置は既に合焦位置ではな
くなっている可能性が高い。そのため、全画像相関値V
2が第2の閾値TH2以上であり、フレーミングが大き
く変化したと判断される場合には、ステップS201に
戻って再び撮影レンズ301の全駆動範囲を対象として
自動合焦制御動作を行う。
【0109】これに対し、全画像相関値V2が第2の閾
値TH2未満であれば、フレーミングは大きく変化して
いないと判断される。そのため、撮影レンズ301の全
駆動範囲を対象として自動合焦制御動作を行う必要はな
いので、ステップS207に進む。
【0110】次に相関値評価部235は特定領域相関値
V1が第1の閾値TH1以上か否かを判定する(ステッ
プS207)。
【0111】ここで、特定領域相関値V1が第1の閾値
TH1以上であれば、フレーミングは大きく変化してい
ないが、特定領域に含まれる主被写体が移動(変動)し
たと判断される。そのため、前回ステップS202にお
いて撮影レンズ301が駆動されたレンズ位置は既に合
焦位置ではなくなっている可能性が高いと考えられる。
ところが、主被写体が移動した場合には、前回ステップ
S202において撮影レンズ301が駆動されたレンズ
位置の近傍に新たな合焦位置が存在すると想定される。
そこで、特定領域相関値V1が第1の閾値TH1以上で
あり、主被写体が変動したと判断される場合には、ステ
ップS208に進む。
【0112】ステップS208では、撮影レンズ301
の駆動範囲を、現在のレンズ位置を中心として撮影レン
ズ301の全駆動範囲の±10%程度に限定して自動合
焦制御部240を機能させ、自動合焦制御動作を実行さ
せる。この結果、自動合焦制御部240は、限定された
駆動範囲で撮影レンズ301を駆動し、その限定範囲内
で導かれるAF用の評価値のピーク位置を合焦位置とし
て特定する。そしてステップS202に戻って、その特
定された合焦位置に撮影レンズ301が駆動され、移動
後の被写体を適切に合焦状態に導くことが可能になる。
【0113】このように、主被写体が移動したと考えら
れる場合には、撮影レンズ301の駆動範囲を限定して
自動合焦制御動作を行うことにより、迅速に主被写体の
合焦状態を実現することができる。また、駆動範囲が限
定されるので無駄なレンズ駆動がなく、消費電力を低減
することも可能である。
【0114】一方、ステップS207において特定領域
相関値V1が第1の閾値TH1未満であれば、フレーミ
ングは変化しておらず、かつ、被写体も移動していない
と判断される。そのため、前回ステップS202におい
て撮影レンズ301が駆動されたレンズ位置は依然とし
て合焦位置を維持していると考えられる。そこで、本撮
影動作のための準備を行うべく、ステップS210に進
む。
【0115】ステップS210では、全体制御部211
が絞りモータM3を駆動させるべく絞りモータ駆動回路
216に駆動信号を与え、絞り板302を駆動させて、
絞り板302の開口径を、ステップS203で決定され
た開口径に設定する。
【0116】次に、全体制御部211はユーザによるシ
ャッタボタン8の全押し操作が行われ、撮影指示を入力
したか否かを検査する(ステップS211)。
【0117】ステップS211において撮影指示が未入
力であった場合には、ステップS203に戻る。そのた
め、撮影指示の入力がない場合には、相関値の算出及び
評価を繰り返し実行することになる。そして、フレーミ
ングの変化や被写体の移動が検出された場合には、再び
自動合焦制御動作(ステップS201又はS208)が
繰り返し行われる。また、フレーミングの変化及び被写
体の移動が検出されなかった場合には自動合焦制御動作
が行われることはなく、無駄な自動合焦制御動作を行う
ことは有効に防止される。
【0118】一方、ステップS211において撮影指示
の入力があったと判断された場合には、全体制御部21
1が本撮影動作を統括的に制御し、デジタルカメラ1に
おける本撮影動作を開始させる(ステップS212)。
このとき、全体制御部211はステップS203で決定
されたシャッタスピードとなるようにタイミング制御回
路202に制御信号を送出する。この本撮影動作によっ
てデジタルカメラ1では、メモリカード91への記録対
象となる高解像度の撮影画像が撮影される。
【0119】そして全体制御部211は、本撮影動作に
よって画像メモリ209に格納された撮影画像をメモリ
カード91に記録する(ステップS213)。
【0120】以上で撮影モード時において撮影動作が完
了するまでの処理が終了するが、画像記録(ステップS
213)の処理が終了すると、再びステップS200に
戻って次の撮影動作に備えるようにしてもよい。また、
上記のフローチャートにおいてステップS200〜S2
11の処理の間にシャッタボタン8の半押し状態が解除
された場合には、再度ステップS200からの処理を繰
り返すようにしてもよい。
【0121】このように、相関値に基づくコンティニュ
アスAFモード設定時には、ライブビュー表示のために
所定時間ごとに得られる最新画像G1と、その直前の画
像である前回画像G2との相関値に基づいて、フレーミ
ングの変化と、主被写体の移動とを検出するように動作
する。そしてシャッタボタン8が半押し状態とされたと
きに、最初に自動合焦制御動作を実行しておき、そこか
らフレーミング変化や被写体移動が検知されない限り、
自動合焦制御動作は実行されることはない。
【0122】一般的なコンティニュアスAFモードで
は、シャッタボタン8の半押し状態が維持される間は一
定時間ごとに自動合焦制御動作を繰り返し行うものであ
るが、上述した相関値に基づくコンティニュアスAFモ
ードでは、フレーミングが変化した場合及び主被写体が
移動した場合に限って再度自動合焦制御動作を行うよう
に実現されるため、無駄な自動合焦制御動作が行われる
ことはなく、また、撮影指示が与えられたときには速や
かに撮影動作を開始することが可能になる。
【0123】また、ライブビュー表示のために所定時間
ごとに得られる画像を利用してフレーミングの変化や被
写体の移動を検出するように構成されるため、デジタル
カメラ特有の構成を有効に利用した形態となる。すなわ
ち、上記のような処理手順を実行することで、デジタル
カメラ1におけるCCD撮像素子303によって異なる
タイミングで撮影された複数の画像の一致度合いを評価
し、その評価結果に応じて、自動合焦制御動作を行うよ
うに実現されているので、フレーミングの変化や被写体
の移動を検出するための複雑な構成部材を設ける必要は
ない。
【0124】そして、複数の画像の一致度合いの評価に
おいて、複数の画像の差分画像に基づく値が第1の閾値
TH1よりも小さい場合に、フレーミングに変化がない
ものと判断するように構成され、フレーミングに変化が
ないと判断された場合には、合焦制御動作を行わずに、
撮影レンズ301のレンズ位置を現状位置で維持するの
で、無駄な自動合焦制御動作が行われることはない。
【0125】さらに、差分画像に基づく値が第1の閾値
TH1以上かつ第2の閾値TH2未満の場合に、フレー
ミングは変化していないが、被写体が移動してフォーカ
スがずれつつあると判断するように構成されており、フ
ォーカスがずれつつあると判断された場合には、撮影レ
ンズ301の駆動範囲を限定して自動合焦制御を行うの
で、効率的に画像の合焦状態を実現することが可能であ
る。
【0126】またさらに、差分画像に基づく値が第2の
閾値TH2以上の場合には、フレーミングが変化したも
のと判断するように構成されており、フレーミングが変
化したと判断された場合には、撮影レンズ301の駆動
範囲を限定せずに、自動合焦制御を行うので、フレーミ
ングが変化した後の被写体を適切に合焦状態に導くこと
が可能である。
【0127】<4.変形例>以上、この発明の実施の形
態について説明したが、この発明は上記説明した内容の
ものに限定されるものではない。
【0128】例えば、上記においては、デジタルカメラ
1を撮影装置の一例として説明したがそれに限定される
ものではなく、撮影装置は銀塩フィルムカメラ等の他の
カメラであってもよい。
【0129】また、上記においては、フレーミングの変
化をライブビュー表示に使用される画像変化に基づいて
検知する場合を例示したが、それ以外の検知方法も考え
られる。例えば、手ぶれセンサ217を、デジタルカメ
ラ1の姿勢変動を検知する姿勢変動検知手段として利用
し、手ぶれセン217によって検知されるデジタルカメ
ラ1の姿勢変動量が所定範囲内であるか否かを評価する
ことによってもフレーミングの変化を検知することが可
能である。
【0130】なお、上述した具体的実施の形態には以下
の構成を有する発明概念が含まれている。
【0131】(1)請求項2に記載の撮影装置におい
て、前記評価手段は、前記複数の画像の一致度合いを評
価する際、前記複数の画像の差分画像に基づく値が所定
の閾値よりも小さい場合に、フレーミングが決定された
と判断するように構成され、前記合焦制御手段は、前記
評価手段においてフレーミングが決定されたと判断され
た場合に、合焦制御動作を開始させることを特徴とする
撮影装置。
【0132】この構成により、無駄な自動合焦制御動作
を防止して、速やかに撮影動作を開始することができる
とともに、比較的簡単かつ迅速に自動合焦制御動作の必
要性についての判断を行うことができる。
【0133】(2)(1)に記載の撮影装置において、
前記評価手段は、前記差分画像に基づく値が連続して前
記所定の閾値よりも小さい場合に、決定されたフレーミ
ングに変化がないものと判断するように構成され、前記
合焦制御手段は、前記評価手段においてフレーミングに
変化がないと判断された場合に、合焦制御動作を行わな
いことを特徴とする撮影装置。
【0134】この構成により、無駄な自動合焦制御動作
が行われることを良好に防止することができる。
【0135】(3)請求項2に記載の撮影装置におい
て、前記評価手段は、前記複数の画像の一致度合いを評
価する際、前記複数の画像の差分画像に基づく値が第1
の閾値よりも小さい場合に、フレーミングに変化がない
ものと判断するように構成され、前記合焦制御手段は、
前記評価手段においてフレーミングに変化がないと判断
された場合に、合焦制御動作を行わずに、前記撮影レン
ズのレンズ位置を現状位置で維持することを特徴とする
撮影装置。
【0136】この構成により、無駄な自動合焦制御動作
を適切に防止して、速やかに撮影動作を開始することが
できる。
【0137】(4)(3)に記載の撮影装置において、
前記評価手段は、前記差分画像に基づく値が前記第1の
閾値以上かつ第2の閾値未満の場合に、フレーミングは
変化しないがフォーカスがずれつつあると判断するよう
に構成され、前記合焦制御手段は、前記評価手段におい
てフレーミングは変化しないがフォーカスがずれつつあ
ると判断された場合に、前記撮影レンズの駆動範囲を限
定して自動合焦制御を行うことを特徴とする撮影装置。
【0138】この構成により、効率的に画像の合焦状態
を実現することが可能である。
【0139】(5)(4)に記載の撮影装置において、
前記評価手段は、前記差分画像に基づく値が前記第2の
閾値以上の場合に、フレーミングが変化したものと判断
するように構成され、前記合焦制御手段は、前記評価手
段においてフレーミングが変化したと判断された場合
に、前記撮影レンズの駆動範囲を限定せずに、自動合焦
制御を行うことを特徴とする撮影装置。
【0140】この構成により、フレーミングが変化した
後の被写体を適切に合焦状態に導くことが可能である。
【0141】(6)(4)又は(5)に記載の撮影装置
において、前記評価手段は、前記第1の閾値に関する評
価を行う際には前記差分画像を求める対象を前記複数の
画像のうちの特定領域とし、前記第2の閾値に関する評
価を行う際には前記差分画像を求める対象を前記複数の
画像のうちの全画像領域とすることを特徴とする撮影装
置。
【0142】この構成により、評価手段においてより正
確な判断を行うことが可能になる。
【0143】(7)撮影レンズを介して画像を撮影する
ための撮影装置であって、被写体の動作を検知する被写
体動作検知手段と、前記被写体動作検知手段によって検
知される被写体の変動量が所定範囲内であるか否かを評
価する評価手段と、前記評価手段において前記変動量が
前記所定範囲内であると判断された場合に、前記撮影レ
ンズを駆動制御して自動合焦動作を開始させる合焦制御
手段と、を備える撮影装置。
【0144】この構成により、無駄な自動合焦制御動作
を防止して、速やかに撮影動作を開始することができ
る。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、姿勢変動検知手段によって検知される、
撮影装置の姿勢変動量が所定範囲内であると判断された
場合に、撮影レンズに対する自動合焦制御動作を開始さ
せるように構成されるため、撮影指示が入力されるタイ
ミングを予測して自動合焦制御動作を早期に開始させる
ことができ、撮影指示が与えられた場合にも速やかに撮
影動作を開始することが可能になる。また、無駄な自動
合焦制御動作を防止することもできる。
【0146】請求項2に記載の発明によれば、撮像手段
によって異なるタイミングで撮影される複数の画像の一
致度合いを評価し、その評価結果に応じて、撮影レンズ
に対する自動合焦制御動作を行うため、フレーミングの
変化や被写体の移動を適切に検出して無駄な自動合焦制
御動作を防止し、かつ、撮影指示が与えられた場合にも
速やかに撮影動作を開始することが可能になる。
【0147】請求項3に記載の発明によれば、複数の画
像のそれぞれから所定領域に対応する画像成分を抽出
し、複数の画像それぞれから得られる各画像成分の一致
度合いを評価するため、例えば主被写体の存在する領域
に着目してより高精度にフレーミングの変化や被写体の
移動を検出することができる。
【0148】請求項4に記載の発明によれば、合焦制御
手段は、自動合焦制御動作として、撮影レンズを段階的
に移動させることによって画像の合焦状態を変化させつ
つ、各レンズ位置にて得られる画像から合焦状態に関す
る評価値を求め、その評価値に基づいて撮影レンズを合
焦位置に駆動するように構成されているため、自動合焦
制御動作が完了するまでには比較的長時間を要するの
で、フレーミングの変化や被写体の移動を適切に検出し
て無駄な自動合焦制御動作を防止し、かつ、撮影指示が
与えられた場合にも速やかに撮影動作を開始することが
特に有益なものとなる。
【0149】請求項5に記載の発明によれば、ユーザか
らの撮影指示を入力するまでは、評価手段における評価
動作が繰り返し行われ、評価手段での評価結果に応じて
合焦制御手段による自動合焦制御動作が随時行われるの
で、撮影指示を入力するまでは無駄な自動合焦制御動作
を防止しつつ、撮影指示が与えられた場合にも速やかに
撮影動作を開始することができるように自動合焦制御動
作が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観構成の一例を示す正面図
である。
【図2】デジタルカメラの外観構成の一例を示す背面図
である。
【図3】デジタルカメラの機能的構成を示すブロック図
である。
【図4】デジタルカメラにおける自動合焦の制御構造を
示すブロック図である。
【図5】AF評価領域の一例を示す図である。
【図6】相関値に基づくAF開始モード設定時における
デジタルカメラのフォーカスシーケンスを示すフローチ
ャートである。
【図7】相関値に基づくコンティニュアスAFモード設
定時におけるデジタルカメラのフォーカスシーケンスを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ(撮影装置) 8 シャッタボタン 10 表示部 209 画像メモリ 211 全体制御部 217 手ぶれセンサ(姿勢変動検知手段) 230 相関値演算部(姿勢変動検知手段,被写体動作
検知手段) 231 相関値演算対象領域指定部 232 輝度成分抽出部 233 相関値算出部 235 相関値評価部(評価手段) 240 自動合焦制御部(合焦制御手段) 301 撮影レンズ 302 CCD撮像素子(撮像手段) G1 最新画像 G2 前回画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 健二 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 前濱 新一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 佐藤 友則 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H011 BB03 CA24 2H051 CE14 CE16 DA22 EA10 5C022 AA13 AB22 AC32 AC54 AC69 AC74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを介して画像を撮影するため
    の撮影装置であって、 前記撮影装置の姿勢変動を検知する姿勢変動検知手段
    と、 前記姿勢変動検知手段によって検知される姿勢変動量が
    所定範囲内であるか否かを評価する評価手段と、 前記評価手段において前記姿勢変動量が前記所定範囲内
    であると判断された場合に、前記撮影レンズに対する自
    動合焦制御動作を開始させる合焦制御手段と、を備える
    撮影装置。
  2. 【請求項2】 撮影レンズを介して画像を撮影するため
    の撮影装置であって、 画像の撮影動作を行う撮像手段と、 前記撮像手段によって異なるタイミングで撮影される複
    数の画像の一致度合いを評価する評価手段と、 前記評価手段における評価結果に応じて、前記撮影レン
    ズに対する自動合焦制御動作を行う合焦制御手段と、を
    備える撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の撮影装置において、 前記評価手段は、前記複数の画像のそれぞれから所定領
    域に対応する画像成分を抽出し、前記複数の画像それぞ
    れから得られる各画像成分の一致度合いを評価すること
    を特徴とする撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の撮影
    装置において、 前記合焦制御手段は、前記自動合焦制御動作として、前
    記撮影レンズを段階的に移動させることによって画像の
    合焦状態を変化させつつ、各レンズ位置にて得られる画
    像から合焦状態に関する評価値を求め、前記評価値に基
    づいて前記撮影レンズを合焦位置に駆動することを特徴
    とする撮影装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の撮影
    装置において、 ユーザからの撮影指示を入力するまでは、前記評価手段
    における評価動作が繰り返し行われ、前記評価手段での
    評価結果に応じて前記合焦制御手段による前記自動合焦
    制御動作が随時行われることを特徴とする撮影装置。
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