JP2003242740A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2003242740A
JP2003242740A JP2002038086A JP2002038086A JP2003242740A JP 2003242740 A JP2003242740 A JP 2003242740A JP 2002038086 A JP2002038086 A JP 2002038086A JP 2002038086 A JP2002038086 A JP 2002038086A JP 2003242740 A JP2003242740 A JP 2003242740A
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JP
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disc
shutter
disk
cartridge
opening
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JP2002038086A
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English (en)
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Yoshito Saji
義人 佐治
Hironori Okazawa
裕典 岡澤
Kuniko Nakada
邦子 中田
Teruyuki Takizawa
輝之 滝沢
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Sony Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Sony Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスクのレーベル面を露出するとともにデ
ィスクを収納するカートリッジ本体を薄くし、ディスク
を収納した状態でのディスクのガタつきを無くし、ディ
スクへの埃の付着を防止するディスクカートリッジを提
供する。 【解決手段】 ディスク開口部および底部を有し、第1
および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、
収納するディスク収納部10dと、チャッキング開口部
と、前記ディスクの第2の面に対してヘッドがアクセス
するために前記ディスク収納部の底部に設けられたヘッ
ド開口部とを含むカートリッジ本体10と、チャッキン
グ開口部の中心を回転軸として回転する第1のシャッタ
21および、チャッキング開口部の中心以外を回転軸と
する第2のシャッタ22であって、協同して前記ヘッド
開口部を外部に対して開放または、閉塞するための、第
1のシャッタ21および第2のシャッタ22とを備えた
ディスクカートリッジ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、磁気
ディスク等のディスク状の情報記録媒体を収納するディ
スクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディスク状の情報記録媒体を
保持するためのディスクカートリッジが提案されてい
る。
【0003】例えば、特開平9−153264号公報
は、片面もしくは両面に情報記録面を有するディスク状
の記録媒体(以下、「ディスク」と称する)が、上ハー
フおよび下ハーフからなるカートリッジ本体の内部に設
けたディスク収納部の中に、完全に覆われた形で収納さ
れるディスクカートリッジを開示している。このカート
リッジ本体には、スピンドルモータのターンテーブルお
よびクランパーがディスクをチャッキングするためのチ
ャッキング開口部と、ヘッドがディスクに対して情報の
再生および記録を行うためのヘッド開口部が形成されて
いる。チャッキング開口部とヘッド開口部とは連なって
おり、カートリッジを携帯して搬送する際、これらの開
口部から埃が侵入したりディスクに指紋が付着したりし
やすい。このため、これらの開口部を覆うシャッタがデ
ィスクカートリッジに形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
造のディスクカートリッジの場合、ディスクカートリッ
ジをディスク装置に挿入してディスクに対して記録再生
を行うために、ディスク回転時の面ぶれ、ディスクの反
り、およびカートリッジのディスク装置への位置決め誤
差を許容するための空間を、上ハーフと下ハーフとの間
に形成されるディスクを収納する空間に確保する必要が
生じる。このため、カートリッジ本体の厚さが大きくな
ってしまうという問題点がある。
【0005】また、下ハーフにはスピンドルモータのタ
ーンテーブル用の開口部とヘッド開口部とが設けられ、
上ハーフにはクランパー用の開口部が設けられているた
め、これらを同時に塞ぐためのシャッタは、上ハーフか
ら下ハーフにかけて連なるコの字形状を備えている必要
がある。しかし、このような形状のシャッタは高価であ
るため、ディスクカートリッジの製造コストを上昇させ
る結果となっていた。
【0006】さらに、金属ハブの付いたディスクの場合
は、磁力によってガタつきの無いように吸引することも
可能であるが、CDやDVDといったハブの無い光ディ
スクの場合、一般にディスクはカートリッジ内で固定さ
れずにフリーの状態にある。このため、ディスク装置内
でシャッタが開き、開口部からカートリッジ内に侵入し
た埃がディスクに付着するという問題点もある。また、
ディスクのガタつきによりディスクの情報記録面が傷つ
いたり、ディスクとカートリッジ内壁との衝突により、
粉塵を生じ、その粉塵がディスクに付着したりするとい
う問題点も生じやすい。
【0007】本発明は上記課題を解決し、特に片面のみ
に記録面を有するディスクを収納するカートリッジにお
いて、厚さを薄くし、シンプルなシャッタ構成としてデ
ィスクカートリッジのコストを低減することを目的とす
る。また、ディスクをディスクカートリッジ内で保持し
ガタつきを無くし、ディスクへの埃の付着を低減し、さ
らに露出したディスクレーベル面を利用することにより
デザイン的に優れたディスクカートリッジを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジは、ディスク開口部および底部を有し、第1およ
び第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、か
つ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露出
するように収納するディスク収納部と、前記ディスクを
外部からチャッキングするために前記ディスク収納部の
底部に設けられたチャッキング開口部と、前記ディスク
の第2の面に対して情報の再生および記録の少なくとも
一方をおこなうヘッドがアクセスするために前記ディス
ク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカー
トリッジ本体と、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間に設けられており、チャッキング
開口部の中心を回転軸として回転する第1のシャッタお
よび、チャッキング開口部の中心以外を回転軸とする第
2のシャッタであって、協同して前記ヘッド開口部を外
部に対して開放または、閉塞するための、第1のシャッ
タおよび第2のシャッタとを備える。
【0009】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タと前記第2のシャッタとは実質的に同一平面上にあ
る。
【0010】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タと前記第2のシャッタは閉塞時に互いに当接する第1
および第2の当接面をそれぞれ有し、前記第2の当接面
のチャッキング開口部に近接する一端と前記第2のシャ
ッタの回転軸とを結ぶ直線は、前記第2の当接面と鈍角
をなしている。
【0011】ある実施形態において、前記第2のシャッ
タの回転軸は、前記ディスク収納部以外の領域に設けら
れている。
【0012】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タと前記第2のシャッタとは連動している。
【0013】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タは前記収納部の底部側へ突き出した凸部を有し、前記
第2のシャッタは前記凸部と係合する溝を有している。
ある実施形態において、前記第1のシャッタおよび前記
第2のシャッタは、閉塞時において、その外周が連続し
ている中心孔を形成し、前記中心孔の大きさは、チャッ
キング開口部とほぼ同じである。
【0014】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タおよび前記第2のシャッタは、閉塞時において前記中
心孔の周囲に連続したリング状の凸部を形成する第1の
凸部をそれぞれ有している。
【0015】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タは前記ディスクの第2の面の外周近傍に接する第2の
凸部を有する。
【0016】ある実施形態において、前記第1の凸部と
前記第2の凸部は、実質的に等しい高さを有している。
【0017】ある実施形態において、前記ディスクカー
トリッジは、ディスクカートリッジが記録再生装置に装
着される位置を規定するための位置決め孔を前記カート
リッジ本体に有し、前記第2のシャッタの回転軸は前記
位置決め孔を形成するボスである。
【0018】ある実施形態において、前記第2のシャッ
タの回転軸は、前記ディスク収納部の底部内にある。
【0019】ある実施形態において、前記第1および第
2のシャッタの閉塞時に、前記ディスクを前記ディスク
収納部内において、前記ディスクを前記ディスク収納部
の底部へ押し付けてディスクを保持するための第1およ
び第2のディスク保持部を更に有する。
【0020】ある実施形態において、前記第1および第
2のディスク保持部は、それぞれ逆テーパー状に傾斜し
た斜面を有し、前記斜面を前記ディスクの外周の稜に接
触させて前記ディスクを保持する。
【0021】ある実施形態において、前記第1のディス
ク保持部は前記第2のシャッタに設けられている。
【0022】ある実施形態において、前記第1および第
2のシャッタが閉塞状態から開放状態へ移行する間、前
記第1のシャッタの第2の凸部の一部が前記第2のシャ
ッタの第1の凸部よりも高くなっている。
【0023】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タの前記第1の凸部および第2の凸部の上部は同一平面
にあり、前記平面が前記ディスク収納部の底部と非平行
になっている。
【0024】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タおよび前記第2のシャッタは同一平面にない。
【0025】ある実施形態において、前記第1のシャッ
タは前記ディスク収納部の底部と平行である。
【0026】ある実施形態において、前記第2のシャッ
タは前記ディスク収納部の底部と平行である。
【0027】また、本発明のディスクカートリッジは、
ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面
を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディ
スク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収
納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャ
ッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けら
れたチャッキング開口部と、前記ディスクの第2の面に
対して情報の再生および記録の少なくとも一方をおこな
うヘッドがアクセスするために前記ディスク収納部の底
部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体
と、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部の底
部との間に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に
対して開放または、閉塞するための、少なくとも1つの
シャッタと、前記シャッタが前記ヘッド開口部を閉塞す
る時、前記ディスクの第2の面の外周近傍と接触するデ
ィスク受けとを備えている。
【0028】ある実施形態において、前記ディスク受け
は、開放時において、ディスクの第2の面の外周近傍と
接触しないよう前記ディスク収納部の底部に対して上ま
たは下に移動可能である。
【0029】ある実施形態において、前記シャッタは、
円筒状の側壁と、前記円筒の底に設けられた底部とを有
し、前記側壁によって、前記ディスク受けが上下に移動
する。
【0030】ある実施形態において、前記ディスク受け
は、前記シャッタの開放時において、前記シャッタの底
部と前記収納部の底部との間に位置している。
【0031】ある実施形態において、前記ディスク受け
は、前記シャッタの開放時において、前記シャッタと前
記ディスクの間に位置している。
【0032】ある実施形態において、前記ディスク受け
は、前記カートリッジ本体に固定されている。
【0033】また、本発明のディスクカートリッジは、
ディスク開口部および底部を有し、第1および第2の面
を有するディスクを回転可能な状態で、かつ、前記ディ
スク開口部から前記第1の面を外部に露出するように収
納するディスク収納部と、前記ディスクを外部からチャ
ッキングするために前記ディスク収納部の底部に設けら
れたチャッキング開口部と、前記ディスクの第2の面に
対して情報の再生および記録の少なくとも一方をおこな
うヘッドがアクセスするために前記ディスク収納部の底
部に設けられたヘッド開口部とを含むカートリッジ本体
と、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部の底
部との間に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に
対して開放または、閉塞するための、少なくとも1つの
シャッタと、前記ディスク開口部へ突出しており、前記
ディスクの外周から所定の距離を隔てた領域において前
記ディスクを前記ディスク収納部の底部へ押さえつける
ように前記ディスクの第1の面に接するディスク押さえ
とを備えている。
【0034】ある実施形態において、前記ディスク押さ
えは、前記シャッタの開放時において、前記ディスクと
は接触しないように前記ディスク開口部へ突出してい
る。
【0035】ある実施形態において、前記ディスク押さ
えは、前記ディスク開口部へ突出しない位置まで回転す
ることも可能な状態でカートリッジ本体に保持されてい
る。
【0036】ある実施形態において、前記ディスク押さ
えが前記ディスク開口部へ突出しない位置まで回転する
ことを防ぐためのロックを更に有する。
【0037】ある実施形態において、前記ディスク押さ
えは、前記ディスクと接触する第1および第2の領域を
備える。
【0038】ある実施形態において、前記ディスクおさ
えは、前記ディスクが回転するのを妨げるための回転防
止部材を前記第1および第2の領域に備えている。
【0039】ある実施形態において、前記回転防止部材
は、ゴムからなる。
【0040】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照しながら本発明によるディスクカートリッジの第1
の実施形を説明する。
【0041】まず、図1および図2を参照して、ディス
クカートリッジ1の構造の概略を説明する。ディスクカ
ートリッジ1は、カートリッジ下体11、カートリッジ
上体12、第1のシャッタ21、第2のシャッタ22、
ディスク受け23およびディスク押さえ13を備えてい
る。カートリッジ下体11、カートリッジ上体12、第
1のシャッタ21、第2のシャッタ22、ディスク受け
23およびディスク押さえ13は合成樹脂等によって好
適に形成される。これらの部材は、同じ材料を用いて形
成される必要はなく、各部材に要求される強度や外観等
を考慮して、各部材に最適な材料が決定される。
【0042】カートリッジ下体11は、図2に示すよう
に底面11jを有している。底面11jには、外部から
ディスク100を回転させるためのスピンドルモータ等
のチャッキング部材が侵入できるよう開口したチャッキ
ング開口部11cと、ディスク100に対して情報の記
録および再生の少なくとも一方をおこなうヘッドが侵入
し、アクセスできるよう開口したヘッド開口部11hと
が設けられている。ヘッド開口部11hとチャッキング
開口部11cは連通している。また、カートリッジ下体
11の裏面には、ドライブ装置側のカートリッジ位置決
めピンが係合する一対の位置決め孔11pが設けられて
いる。位置決め孔11pはボス11uによって形成され
ている。また、ディスク受け23が底面11jに対して
上下に移動するための一対のガイドピン11sが底面1
1jに設けられている。さらにディスク押さえ13を回
転可能な状態で保持するための一対の軸受け11tが設
けられている。
【0043】カートリッジ上体12は、ディスク100
の全投影領域を開口する円形のディスク開口部12wを
有しており、ディスク開口部12wは、円筒状の側面1
2iによって規定される。このディスク開口部12wを
通してディスク100をカートリッジにセットすること
ができる。カートリッジ上体12には、ディスク押さえ
13のための切り欠き12mが設けられている。
【0044】カートリッジ上体12とカートリッジ下体
11とは外縁部で接着もしくは溶着され、あるいは、ね
じなどの接続部材を用いて接合されることにより、カー
トリッジ本体10を構成している。カートリッジ下体1
1の底面11jとカートリッジ上体12の側面12iと
は、ディスク100を収納するディスク収納部10dを
構成している。また、カートリッジ下体11およびカー
トリッジ上体12にはそれぞれ、切り欠き11aおよび
12aが形成されており、図1に示すカートリッジ本体
10の開口10aを構成する。開口10aは、図1に示
す位置に限られるものではなく、例えば、図1の開口1
0aが設けられた側面に対向する側面、これらの側面と
隣接する側面、またはこれらの側面のうちの複数の側面
のそれぞれに設けてもよい。
【0045】ディスク収納部10dにおいて、側面12
iが規定する空間は、ディスク100が回転しても接触
しない程度にディスク100よりも大きく、ディスク1
00は収納部10d内で回転することが可能である。デ
ィスク収納部10dの上部はディスク開口部12wとし
て開放されており、ディスク収納部10dにセットされ
たディスク100の第1の面100Aの全面が、ディス
ク開口部12wから外部に露出される。一方、ディスク
100の情報記録面である第2の面100Bは、底面1
1jに面している。
【0046】このような構造を採用することにより、デ
ィスクの両面を覆う従来のカートリッジを形成する場合
に較べて、カートリッジ1を薄くすることができる。ま
た、ディスク開口部12wからディスクのレーベル面を
露出させることができるため、レーベル面(第1の面1
00A)に書かれたディスクのコンテンツ等を確認する
ことが容易となる。また、レーベル面の意匠を露出させ
ることによって、ディスクが収納されたディスクカート
リッジ全体の意匠も優れたものとなる。
【0047】第1のシャッタ21および第2のシャッタ
22は、カートリッジ下体11の底部11j上に設けら
れ、ディスク100がディスクカートリッジ1に収納さ
れているときには、ディスク100の第2の面100B
と底部11jの間に位置している。第1のシャッタ21
および第2のシャッタ22は、協働してヘッド開口部1
1hを外部に対して開放または閉塞する。第1のシャッ
タ21および第2のシャッタ22が開放状態にあると
き、ディスク100の第2の面100Bの一部はヘッド
開口部100hから外部に露出する。
【0048】第1のシャッタ21は、収納されたディス
ク100の側面を取り囲むような形状およびサイズを有
する。円筒状の側壁21iと、ディスク100の第2の
面100Bの一部に対向するような形状を有する底部2
1jとを含む。底部21jは円板の一部を切り欠いた形
状をして、外周部が側壁21iと結合している。側壁2
1iの底部側には側壁21iの内周に沿って円筒の内部
へ張り出した凸部となるディスク外周受け部21eが形
成されている。底部21jは、後述するように、第2の
シャッタ22が移動する領域と重なる領域21oおよび
第1のシャッタ21が開放状態においてヘッド開口部1
1hと重なる領域21pをおおよそ除いた領域に設けら
れている。側壁21iおよびディスク外周受け部21e
には、領域21pにおいて、第1のシャッタ21および
第2のシャッタ22が開放した状態でディスクに対して
ヘッドが近接できるよう、切り欠き21fが設けられて
いる。また、側壁21iの領域21oには第2のシャッ
タ21が通貨できるように切り欠き21gが設けられて
いる。外周ディスク受け部21eには第2のシャッタ2
2を連動させるための突起21mがカートリッジ下体1
1の底面11j側に突き出している。第1のシャッタ2
1は、チャッキング開口部11cを回転軸として回転可
能なように、カートリッジ下体11の側壁11iもしく
はカートリッジ上体の側面12iが形成する空間に保持
される。
【0049】第1のシャッタ21の側壁22iの一部
は、カートリッジ開口10aから外部へ露出している。
また、以下に詳述するように、側壁21iの外側にはデ
ィスクドライブ装置のシャッタ開閉機構と係合する突起
21aが設けられている。歯車を備えたシャッタ開閉機
構と係合するために、突起21aの代わりに歯車を側壁
21iの外側に設けてもよい。
【0050】第2のシャッタ22は、回動孔22uを備
えており、回動孔22uはカートリッジ下体11のディ
スク収納部外に設けられたボス11uに挿入される。第
2のシャッタ22には、案内溝22mが設けられてお
り、第1のシャッタ11の突起21mを受ける。
【0051】第1のシャッタ21および第2のシャッタ
22には、閉塞時にチャッキング開口部11cに対応す
る孔を形成する切り欠き21cおよび22cが設けられ
ている。切り欠き21cおよび22cの周囲には、第1
のシャッタ21および第2のシャッタ22の閉塞時に連
続したリング状凸部となるディスク内周受け部21d2
2dがそれぞれ第1のシャッタ21および第2のシャッ
タ22に設けられている。このような構造により、ディ
スク100を収納した場合に、ディスク100の中心孔
を通過する埃や塵は、ディスカートリッジ内部に侵入す
ることなく外部へ出てゆく。
【0052】ディスク受け23は、カートリッジ下体1
1に設けられたガイドピン11sに係合する一対の溝2
3sを有し、底面11jに対して垂直方向(図中、上下
方向)に移動可能である。第1のシャッタ21および第
2のシャッタ22が閉塞している状態において、ディス
ク受け23は、第1のシャッタ21の切り欠き21fを
塞ぐように上方へ移動する。第1のシャッタ21および
第2のシャッタ22が開放状態にあるときには、ディス
ク受け23は、第1のシャッタ21と干渉しないよう
に、下方へ移動する。
【0053】ディスク押さえ13は、カートリッジ下体
11の軸受け11tに係合する一対の回転軸13tを有
している。一方の回転軸13tにはバネ15が挿入され
ている。バネ15としては、例えば、ねじりバネを用い
ることができる。バネ15の一端はロック部材14によ
り固定されている。ディスク押さえ13は、カートリッ
ジ本体のディスク開口部12wへ突出しており、2つの
接触領域13bにおいてディスク100を第1のシャッ
タ21および第2のシャッタ22へ押さえつける。接触
領域13bは3つ以上設けられていてもよい。ロック1
4を操作するための突起14aがロック14には設けら
れており、突起14aはカートリッジ上体14の開口1
4wに収められている。
【0054】ディスク押さえ13は、カートリッジ本体
10のヘッド開口部11hが設けられた側面と対向する
側面に近接して設けられている。この位置にディスク押
さえ13を設けることによって、例えば、ディスクカー
トリッジをディスクドライブ装置へ挿入する際、操作者
がディスクカートリッジを保持するグリップとしてもデ
ィスク押さえ13は機能する。
【0055】以下に各部材の構造および動作について詳
述する。まず、図3から6を参照して、第1のシャッタ
21および第2のシャッタ22の動作について説明す
る。図3から6の各図において、(a)はカートリッジ
上体12をはずした状態でディスクカートリッジ1を見
た平面図を示しており、(b)は図3(a)に示すA−
A線断面およびB−B線断面を示している。B−B線断
面は、第1のシャッタ21の突起21mを横切る部分を
示しているため、第2のシャッタ22の移動にともなっ
て、各図におけるB−B線断面の位置も移動している。
また、図3から6において、見易さのため、第1のシャ
ッタ21および第2のシャッタ22以外の構造について
は記載を省略している。また、第1のシャッタ21およ
び第2のシャッタ22の位置を明瞭に示すため、ディス
ク100は示していない。
【0056】まず、図3(a)および(b)を参照す
る。図3(a)および(b)は、第1のシャッタ21お
よび第2のシャッタ22がヘッド開口部11hを閉塞し
ている状態を示している。第1のシャッタ21と第2の
シャッタ22とは、当接面21bおよび22bにおい
て、互いに当接している。この当接面は、ヘッド開口部
11hを横切るように位置している。当接面21bの一
端21hと第2のシャッタ22の回転軸11uの中心と
を結ぶ直線と当接面21bとがなす角αは、90度より
も大きいことが好ましい。αが90度以下である場合、
第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞し
た状態から開放した状態へ移行するためには第1のシャ
ッタ21が先に移動しないと第2のシャッタ22は移動
できない。これに対して、αが90度以上であれば、第
1のシャッタ21の動作とは無関係に第2のシャッタ2
2を移動させることができ、第1のシャッタ21および
第2のシャッタ22をどのようなタイミングで移動させ
てもシャッタを開放させることができるからである。第
1のシャッタ21および第2のシャッタ22にそれぞれ
設けられたディスク内周受け部21dおよび22dは図
3(a)に良く示されているようにチャッキング開口部
11cを囲む連続したリングを形成している。
【0057】なお、図3(a)および(b)に示す当接
面21bおよび22bは一本の直線で示されており、本
実施形態においては、当接面21bおよび22bが底部
11jに対して垂直な面であることを示している。しか
し、当接面21bおよび22bは、底部11jに対して
90度以外の角度をなしていてもよい。例えば、当接面
21bが底部11jに対して30度の角度をなしてお
り、これに対応するように当接面22bが150度の角
度をなしていてもよい。あるいは、当接面22bが底部
11jに対して30度の角度をなしており、これに対応
するように当接面21bが150度の角度をなしていて
もよい。このように当接面を斜めにすることによって、
第1のシャッタ21と第2のシャッタ22が閉塞状態に
あるとき、当接面21bおよび22bが完全に面接触し
ていなくても、当接面21bおよび22bが上下方向に
重なった状態を作ることができる。これによって埃や塵
の侵入を防ぐ効果を高めることができる。
【0058】図3(b)に明瞭に示されているように、
第1のシャッタ21と第2のシャッタ22とは、底面1
1j上において同一平面上(同一レベル)に位置してい
る。第1のシャッタ21の凸部21mの高さは第2のシ
ャッタ22の厚さよりも大きくなっており、凸部21m
の一部は、カートリッジ下体の底面11jに設けられた
溝11mに入り込んでいる。また、第1のシャッタ21
の側壁21iは、カートリッジ上体12の側壁12iと
カートリッジ下体11の側壁11iとに挟まれる空間に
位置している。
【0059】図3(b)において、二点鎖線で示すよう
に、ディスク100の第2の面100Bはディスク内周
受け部21d、22dおよびディスク外周受け部21e
と接する。ディスク100のディスク内周受け部21
d、22dおよびディスク外周受け部21eと接する領
域には情報が記録されていない。図3(a)に示すよう
に第1のシャッタ21には切り欠き21fが設けられて
おり、この部分には、ディスク外周受け部21eは設け
られていない。しかし、後述するように、ディスク受け
23が、シャッタの閉塞時に切り欠き21fを塞いでい
る。したがって、ディスク100の情報が記録された領
域は、ディスク内周受け部21d、22d、ディスク外
周受け部21eおよびディスク受け23によって完全に
外部から遮断されている。この結果、情報記録領域に埃
が付着したり、情報記録領域に傷を付けたりする恐れが
ない。
【0060】次に、第1のシャッタ21および第2のシ
ャッタ22を開放させる。図4(a)および(b)は第
1のシャッタ21および第2のシャッタ22が開放し始
めた状態を示している。このような開放動作をおこなう
には、図4(a)および(b)に示すように、カートリ
ッジ本体10の開口10aから露出している操作部21
aをディスクドライブ装置のシャッタ開閉機構と係合さ
せ、操作部21aを図4(a)の矢印30で示す方向に
移動させる。これにより、第1のシャッタ21はチャッ
キング開口部11cの周りに矢印30で示すように回転
し始める。第1のシャッタ21の回転により、凸部21
mもチャッキング開口部11cの周りを回転するので、
凸部21mは、凸部21に係合した案内溝22mの側面
を押しながら案内溝22m内を移動する。このため、第
2のシャッタ22は、ボス11uを軸として矢印31の
方向に回転し始める。その結果、第1のシャッタ21の
接合面21bおよび第2のシャッタの接合面22bとが
離れ、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が
開き始める。
【0061】図4(b)に示すように、溝11mは急に
浅くなるよう形成されているため、凸部21mは溝11
mの底部に押し上げられ、第1のシャッタ21の凸部2
1mの近傍は、第2のシャッタ22から離間した状態に
なる。この結果、ディスク外周受け部21eの上部およ
びディスク内周受け部21d、22dの上面は同一平面
を構成しなくなり、ディスク100の第2の面100B
は、ディスク外周受け部21eのみで保持されるように
なる。言い換えれば、ディスク内周受け部21d、22
dは、ディスク100の第2の面100Bと接触しなく
なる。このため、ディスク内周受け部22dが、ディス
ク100の第2の面100Bの情報記録領域の下方へ移
動しても、ディスク内周受け部22dとディスク100
とは接触することを避けることができ、ディスク内周受
け部22dが第2の面100Bの情報記録領域に接触す
ることによる悪影響を避けることができる。
【0062】図5(a)および(b)に示すように、第
1のシャッタ21の回転が進むにつれ、凸部21mは案
内溝22mの側面を押しながら案内溝22mの他端へ進
んでいく。そして、第2のシャッタ22が矢印31の方
向へ更に移動し、ヘッド開口部11hが開放されてい
く。図4(b)において、カートリッジ下体11の底面
11jに設けられていた溝11は、図5(b)のB−B
線断面で示す位置においては存在していない。図4
(a)および(b)を参照して説明したように、凸部2
1mの高さが第2のシャッタ22の厚さよりも大きいた
め、凸部21mの近傍においてディスク外周受け部21
eの上面はディスク内周受け部22dの上面より高くな
っている、このため、ディスク内周受け部21d、22
dは、ディスク100の第2の面100Bと接触しな
い。
【0063】図6(a)および(b)は、第1のシャッ
タ21の回転が更に進み、開放動作が完了した状態を示
している。図6(a)に示すように、第1のシャッタ2
1および第2のシャッタ22がヘッド開口部11hを完
全に開放している。このとき、第1のシャッタ21の凸
部21mは案内溝22mの端部まで移動している。図6
(b)に示すように、凸部21mが底部11jに設けら
れた溝11m’に入り込んでいる。このため、ディスク
外周受け部21eおよびディスク内周受け部21d、2
2dは、同一平面上にある。
【0064】第1のシャッタ21および第2のシャッタ
22がヘッド開口部11hを完全に開放している状態で
は、ディスク100は、図6(b)の二点鎖線で示す線
よりも上方において、チャッキング開口部11cを介し
てディスクドライブ装置にチャッキングされている。こ
のため、この状態において、ディスク100は、ディス
ク外周受け部21eおよびディスク内周受け部21d、
22dとは接することはない。
【0065】次に、ディスク受け23の構造および動作
を説明する。
【0066】図7(a)に示すように、ディスク受け2
3は、カートリッジ下体11の底面11jに設けられた
ガイドピン11sを受ける案内溝23sを有しており、
ガイドピン11sの伸びる方向と平行に移動し得る。図
7(a)の平面Cで切り取った断面を図7(b)および
(c)に示す。図7(b)は、第1のシャッタ21およ
び第2のシャッタ22が閉塞しているときのディスク受
け23の状態を示しており、ディスク受け23が上昇
し、ディスク100とディスク受け23のディスク外周
受け部23eとが接触している。一方、図7(c)は、
第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状
態を脱したときのディスク受け23の状態を示してお
り、ディスク受け23が下降し、ディスク外周受け部2
1eの下にもぐりこんでいる。図7(b)および(c)
に示すように、ディスク受け23は、第1のシャッタ2
1の側壁21iによって上下に移動させられる。
【0067】図7(b)の状態から図7(c)の状態へ
変化する過程について以下に詳しく説明する。図8
(a)から(d)は、ディスク受け23および第1のシ
ャッタ21をディスクカートリッジの内側から眺めた図
である。図8(a)は、第1のシャッタ21および第2
のシャッタ22がヘッド開口部11hを閉塞している状
態におけるディスク受け23と第1のシャッタ21との
相対的な位置関係を示している。図8(a)に示すよう
に、切り欠き21fによって分断されているディスク外
周受け部21eをディスク受け23のディスク外周受け
部23eが架橋している。これによって、ディスク外周
受け部21eおよび23eがディスク100の外周と連
続して接触し、ディスク100を保持している。図に示
すように、ディスク外周受け部21eの端部21sおよ
びディスク外周受け部23eの端部23hには、上方に
傾斜したテーパーが形成されている。また、ディスク外
周受け部21eの端部21rおよびディスク外周受け部
23eの端部23jには下方に傾斜した対応するテーパ
ーが形成されている。さらに、第1のシャッタの側壁2
1iの上面には傾斜21tが形成されていて、ディスク
受け23の側壁21iの上面と接する部分に突起23g
が設けられている。図8(a)の状態では、ディスク受
け23は突起23gおよび端部23jによってその姿勢
を保っている。
【0068】図8(b)に示すように、第1のシャッタ
21および第2のシャッタ22を開放させるために第1
のシャッタ21が矢印31の方向に回転を始めると、デ
ィスク外周受け部21eの端部21rのテーパーがディ
スク外周受け部23eの端部23hのテーパーの上をの
りあげていく。このとき端部23jは21sのテーパー
に沿って下方向へ移動する。一方、突起23gも傾斜2
1tを下ってゆく。その結果、ディスク受け23が全体
としてその姿勢を保ったまま下方向へ移動することとな
る。図8(c)に示すように、突起23gが斜面21を
完全に下りきる時、端部21rのテーパーも完全に端部
23hのテーパーを上がりきる。その結果、ディスク受
け23は、第1のシャッタ21の側壁21iの上面で保
持されるようになる。
【0069】その後、図8(d)に示すように、ディス
ク受け23のディスク受け部23eは第1のシャッタ2
1のディスク受け部21eの下に入り込んで更に第1の
シャッタ21は回転を続ける。このように、第1のシャ
ッタ21および第2のシャッタ22がヘッド開口部11
hを閉塞しているときにのみディスク受け23は、持ち
上げられて、第1のシャッタ21の切り欠き21fを塞
ぐ。そして、閉塞を脱した状態では、ディスク受け23
が下降して、回転する第1のシャッタ21との衝突を回
避する。
【0070】次に、ディスク押さえ13の構造を説明す
る。図9(a)は、図2に示される2つの接触領域13
bおよび回転軸13tのうち、ロック14が設けられて
いる近傍を示している。また、図9(a)のD−D線断
面を図9(b)に示している。図9(b)は第1のシャ
ッタ21および第2のシャッタ22が閉塞状態にあると
きのディスク押さえ13の配置を示している。図9
(b)によく示されるように、接触領域13bはディス
ク100の外周からL1だけ隔てたところに位置してい
る。接触領域13bには、ゴムなどの摩擦係数の大きい
部材13dが設けられ、ディスク100を手などによっ
て強制的に回転させようとしても、回転しにくくなって
いる。したがって、ディスク100を収納したときのガ
タつきをなくすことができる。
【0071】回転軸13tには、バネ15が設けられて
おり、その一端はロック14の突起14tに押さえつけ
られている。このため、ディスク押さえ13はディスク
100を第1のシャッタ21へ押し付ける方向に付勢さ
れる。
【0072】図9(c)は第1のシャッタ21および第
2のシャッタ22がヘッド開口部11hを開放している
ときのディスク押さえ13の様子を示している。ディス
ク押さえ13の裏面であって、第1のシャッタ21の側
壁12iが位置する部分には突起13cが形成されてい
る。第1のシャッタ21および第2のシャッタ22がヘ
ッド開口部11hを開放しているとき、突起13cが形
成されている部分において、側壁21iが突起13cを
押し上げるように側壁21iの高さH1が大きくなって
いる。このため、ディスク押さえ13は持ち上げられ、
ディスク100から離れる。この状態では、ディスク1
00は自由に回転し得る。
【0073】しかし、依然、ディス保持部13はディス
ク開口部12wへ突出しているため、ディスク100が
ディスク開口部12wから脱落するのを防止する脱落防
止部材として機能する。例えば、ディスクカートリッジ
を垂直に保持してディスクドライブ装置へ挿入するよう
な場合、装置内でディスクが脱落することを防止する。
【0074】図2に示すように、側壁21iは第1のシ
ャッタ21の側面全体に連続して設けられている。した
がって、側壁21iの高さH1が大きくなる位置を調整
することによって、第1のシャッタ21および第2のシ
ャッタ22が閉塞状態から開放状態となる間のどのタイ
ミングでディスク100の保持状態を解くかを任意に設
定することができる。
【0075】図9(d)は、ディスク押さえ13が、バ
ネ15による規制から開放された状態をしている。図9
(a)に示すように、ロック14を矢印34の方向にス
ライドさせて、ロック14の突起14tがバネ15の一
端を開放すると、バネ15はディスク押さえ13と共に
カートリッジ本体10に対して自由に回転できるように
なる。このため、ディスク押さえ13を持ち上げて、先
端がディスク開口部12wの外側に位置するように回転
させることができる。この状態で、ディスク100を取
り出したり、ディスクカートリッジに収納したりするこ
とができる。操作がすんだ後、ディスク保持部をディス
ク開口部12w内へ倒し、ロック14を戻すことによっ
て、図9(b)に示しように、ディスク押さえ13がデ
ィスク100を保持するようにできる。
【0076】上記実施形態では、ねじりバネをバネ15
として用い、ロック14によって、バネの一端を固定し
ていた。バネ15の他の例として、回転角度によって付
勢方向が切り替わる、例えばトグルバネを用いてもよ
い。トグルバネを用いる場合には、ロック14を用いな
くても上述の動作を実現できる。
【0077】(第2の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第2の実施形態を説明する。
【0078】本実施形態のディスクカートリッジは、第
1の実施形態のディスク受け23に代えてディスク受け
123を備えている点で第1の実施形態とは異なってい
る。他の部分は第1の実施形態と同様であるので、以
下、ディスク受け123の構造および動作を中心に本実
施形態を説明する。
【0079】図10(a)は、第1のシャッタ21およ
び第2のシャッタ22が閉塞状態にあるときのディスク
受け123の状態を断面で示している。この図は、第1
の実施形態の図7(b)に対応するものである。図10
(a)に示すように、ディスク受け123は側壁123
iを有し、その先端には、ディスク外周受け部123e
が形成されている。側壁123iは、第1のシャッタ2
1の側壁21iよりも内側に位置している。このため、
カートリッジ上体12の側壁12iのディスク受け12
3が配置される部分には切り欠きを形成し、ディスク受
けの123側壁123iとカートリッジ上体12の側壁
12iとが干渉するのを防いでいる。図7(b)と同
様、図10(a)に示す状態では、ディスク外周受け部
123eは、第1のシャッタ21の切り欠き21fを塞
ぎ、ディスク外周受け部21eと協同してディスク10
0の第2の面100Bの外周部に接触する。これによ
り、100Bに設けられた情報記録領域に埃が付着した
り、傷がついたりすることを防いでいる。
【0080】図10(b)に示すように、第1のシャッ
タ21および第2のシャッタ22が閉塞状態を脱したと
き、ディスク外周受け部123eが第1のシャッタ21
のディスク外周受け部21eの上に位置して重なるよう
ディスク受け123は、上方へ移動する。ディスク受け
123のこのような動きは、例えば図8(a)から
(d)を参照して説明したように、第1のシャッタ21
の側壁21iの高さを部分的に変更し、第1のシャッタ
21の回転にともなってディスク受け123を通過する
部分の側壁21iが高くなるようにすればよい。
【0081】ディスク外周受け部123eが第1のシャ
ッタ21のディスク外周受け部21eの上に位置して重
なるようにすることによって、ディスク外周受け部21
eよりも高い位置において、ディスク外周受け部123
eがディスク100を保持することができる。このと
き、ディスク内周受け部22dは、ディスク100の保
持位置が高くなったことにより、ディスク100から離
れ、接触しなくなる。その結果、ディスク100の情報
記録領域にディスク内周受け部22dが接触するのを防
ぐという効果も得られる。
【0082】(第3の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第3の実施形態を参照しながら
説明する。
【0083】本実施形態のディスクカートリッジは、第
1の実施形態のディスク受け23に代えて、カートリッ
ジ上体12に設けられたディスク外周受け部12eを備
えている点で第1の実施形態とは異なっている。
【0084】図11(a)は、第1のシャッタ21およ
び第2のシャッタ22が閉塞状態にあるときのディスク
受け部12e近傍の状態を断面で示している。この図
は、第1の実施形態の図7(b)に対応するものであ
る。図10(a)に示すように、ディスク受け12eは
側壁12iの先端からディスク100へ向かって伸びて
いる。図3(a)に示すように、第1のシャッタ21お
よび第2のシャッタ22が閉塞状態にあるとき、第1の
シャッタ21に設けられた切り欠き21fが位置する領
域において、ディスク受け12eが設けられる。ディス
ク受け部12eの上面は第1のシャッタのディスク外周
受け部21eの上面と同じ高さにある。
【0085】図11(a)に示す状態では、図7(b)
に示す状態と同様に、第1のシャッタ21および第2の
シャッタ22が閉塞状態にあるの。このため、ディスク
受け部12eは、第1のシャッタ21の切り欠き21f
を塞ぎ、ディスク外周受け部21eとともにディスク1
00の第2の面100Bの外周部に接触する。これによ
り、100Bに設けられた情報記録領域に埃が付着した
り、傷がついたりすること防ぐ。
【0086】ディスク受け12eは、カートリッジ上体
12に固定されており、ディスク受け12eは移動しな
い。このため、第1のシャッタ21および第2のシャッ
タ22を開放するために、第1のシャッタ21を回転さ
せると、ディスク受け12eは、第1のシャッタ21の
ディスク外周受け部21eと干渉してしまう。図11
(b)に示すように、この不具合を避けるため、第1の
シャッタ21が回転したときに、ディスク外周受け部2
1eのディスク受け12eと重なる部分には、凹部21
rが設けられている。第1のシャッタ21を回転させる
と、ディスク外周受け部21eはディスク外周受け部2
1eの凹部21rに収納される。
【0087】本実施形態によれば、ディスク受け12e
は固定されており、第1のシャッタ21と連動して可動
する必要がないので、ディスクカートリッジの構造を簡
単にすることができる。
【0088】(第4の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第4の実施形態を説明する。本
実施形態のディスクカートリッジは、シャッタの構造が
第1の実施形態と異なっている。
【0089】図12(a)および(b)は本実施形態の
ディスクカートリッジの第1のシャッタ121および第
2のシャッタ122の構造を模式的に示している。図1
2(a)および(b)は、第1のシャッタ121および
第2のシャッタ122の閉塞状態および開放状態をそれ
ぞれ示している。
【0090】第1のシャッタ121は、ヘッド開口部1
1hおよびチャッキング開口部11cとおおよそ対応す
る形状を備えた領域121pと、第2のシャッタ122
とおおよそ対応する形状を備えた領域121oとを開口
とする底面121jを含んでいる。第1のシャッタ12
1は第1の実施形態と同様チャッキング開口部11cの
中心を回転軸として回転し得る。
【0091】一方、第2のシャッタ122は、回動孔1
22uを回転軸として回転可能であり、回動孔122u
は、ディスクカートリッジのディスク収納部内に位置し
ている。つまり、第2のシャッタ122はディスク収納
部内に回転軸を有している。
【0092】第1のシャッタ121および第2のシャッ
タ122は同一平面上に配置されている。図12(a)
に示すように、第1のシャッタ121および第2のシャ
ッタ122の閉塞状態にあるとき、第1のシャッタ12
1の当接面121bは第2のシャッタ122の当接面1
22bと当接している。このため、第2のシャッタ12
2は、第1のシャッタ121によって動きが規制され、
第1のシャッタ121が回転を始めない限り、第1のシ
ャッタ121および第2のシャッタ122は閉塞状態を
維持する。
【0093】第1のシャッタ121および第2のシャッ
タ122を開放するために、第1のシャッタ121を矢
印30の方向に回転させると、第1のシャッタ121の
当接面121bは第2のシャッタ122の当接面122
bから離れる。これにより、第2のシャッタ122の動
きを規制するものはなくなり、回動孔122uを中心と
して第2のシャッタ122は自由に回転し得るようにな
る。
【0094】第1のシャッタ121の回転がさらに進む
と、第1のシャッタ121の当接面121pが第2のシ
ャッタ122の当接面122pと接触する。そして、第
1のシャッタ121の回転によって、第2のシャッタ1
22は矢印37の方向へ回転する。
【0095】第1のシャッタ121および第2のシャッ
タ122の回転が進み、図12(b)に示すように、第
1のシャッタ121の当接面121qが第2のシャッタ
122の当接面122qと当接すると、それ以上、第1
のシャッタ121は回転できなくなる。これにより、第
1のシャッタ121および第2のシャッタ122の開放
が完了する。
【0096】本実施形態によれば、第1のシャッタ12
1と第2のシャッタ122とを連動させる機構が不要と
なるので、ディスクカートリッジの構造を簡単にするこ
とができる。
【0097】(第5の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第5の実施形態を説明する。
【0098】第1の実施形態のディスクカートリッジで
は、図1に示すようなディスク押さえ13でディスクを
ディスク収納部10dの底面に押さえつけて保持してい
た。本実施形態のディスクカートリッジは第1の実施形
態のディスク押さえ13に換えてあるいは、ディスク押
さえ13と共に用いられるディスク保持部を備えてい
る。
【0099】図13(a)および(b)に示すように、
本実施形態のディスカートリッジは、逆テーパー状に傾
斜した斜面22sおよび24sをそれぞれ有するディス
ク保持部22iおよびディスク保持部24を備えてい
る。ディスク保持部22iは、第1のシャッタ21およ
び第2のシャッタ22が閉塞状態にあるとき、斜面22
sがディスク100の外周の稜に接するように第2のシ
ャッタ22上の回動孔22u近傍に設けられている。デ
ィスク保持部24は、ディスク保持部22iとディスク
100の中心を挟んで対称となる位置であって、斜面2
4sがディスク100の外周の稜に接するように設けら
れている。ディスク保持部は回動孔24uを有し、回動
孔24uを中心として回転し得る。また、図示していな
いが、斜面24sがディスク100を押し付けるよう
に、ねじりバネなどでディスク保持部24は付勢されて
いる。
【0100】側壁21iのディスク保持部22iおよび
ディスク保持部24が位置する領域には切り欠き21w
および21vを設けて、側壁21iとディスク保持部2
2iおよびディスク保持部24とが干渉しないようにし
ている。
【0101】このような構造によれば、第1のシャッタ
21および第2のシャッタ22が閉塞状態にあるとき、
ディスク保持部22iおよびディスク保持部24に設け
られた斜面22sおよび24sは、ディスク100をそ
の外周の稜と接するように押さえつける。このため、デ
ィスク100は下方向へ押さえつけられると共に、ディ
スク100の中心方向へも押さえつけられる。したがっ
て、ディスク収納部内の水平方向において、ディスク1
00を位置決めして保持することができる。
【0102】第1のシャッタ21および第2のシャッタ
22を開放するために、第1のシャッタを矢印30の方
向に回転させると、側壁21iがディスク保持部24を
矢印38の方向へ移動させる。この結果、斜面24sは
ディスク100から離れる。一方、第1のシャッタ21
の回転により、第2のシャッタ22は、矢印31の方向
へ連動して移動する。これに伴って、ディスク保持部2
2iも回動孔22uを中心として矢印31の方向へ移動
し、斜面22sはディスク100から離れる。このよう
にして、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22
が開放動作をとると、それに伴ってディスク保持部22
iおよび24もディスクを解放する。
【0103】また逆に、開放状態にある第1のシャッタ
21および第2のシャッタ22が閉塞しようとするとき
には、開放動作と逆の動きをしながら側壁21iの外側
に位置しているディスク保持部22iおよび24が側壁
21iの切り欠き21wおよび21vからディスク10
0に接近してくる。したがって、ディスク100が、側
壁20i内のどのような位置にあったとしても、ディス
ク保持部22iおよび24によって、ディスク収納部の
中心とディスク100の中心が一致するようにディスク
100を保持する。
【0104】(第6の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第6の実施形態を説明する。
【0105】第1の実施形態のディスクカートリッジ
は、第1のシャッタ21および第2のシャッタ22が開
放動作をおこなっている間、第2のシャッタ22のディ
スク内周受け部22dがディスクの情報記録面に接触し
ないよう、第1のディスク21の突起21m近傍がディ
スク内周受け部22dよりも高くなるような構造を備え
ていた。本実施形態では、他の構造により、第2のシャ
ッタ22のディスク内周受け部22dがディスクの情報
記録面に接触しないようにする。
【0106】図14は、本実施形態のディスクカートリ
ッジを、図1のE−E線に沿って切断した断面を示して
いる。
【0107】本実施形態のディスクカートリッジは、第
1のシャッタ221および第2のシャッタ22を備えて
いる。図14に示すように、第1のシャッタ221のデ
ィスク外周受け部221eおよびディスク内周受け部2
21dの上面を結ぶ平面220は、カートリッジ下体1
1の底面11jに対して角度βをなしている。βは、お
およそ0.3度から1.0度であることが好ましい。
【0108】このような構造によれば、第1のシャッタ
221および第2のシャッタ22を開放させるために、
第1のシャッタ221を矢印30の方向へ回転させる
と、第1のシャッタ221は平面220を保ちながら回
転する。その結果、ディスク内周受け部22d近傍で
は、回転により、平面220がディスク内周受け部22
dから上方へ遠ざかるようになる。つまり、第1のシャ
ッタ221を回転させてもディスク100にディスク内
周受け部22dが接触することがなく、ディスク100
の情報記録領域に悪影響を与えることがない。
【0109】(第7の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第7の実施形態を説明する。
【0110】本実施形態のディスクカートリッジも、第
6の実施形態と同様、第2のシャッタ22のディスク内
周受け部22dがディスクの情報記録面に接触しないた
めの構造を備えている。具体的には、図15に示すよう
に、第1のシャッタ21は図1のE−E線切断面におい
て、カートリッジ下体11の底面11jの下面に対して
角度θをなしている。角度θは、おおよそ0.5度から
3.0度であることが好ましい。これに対して第2のシ
ャッタ22は底面11jの下面に対して平行になってい
る。第1のシャッタ21を底面に11jに対して傾ける
には、例えば図3に示すように底面11jを破線11d
を境界として領域11eおよび11fに分け、領域11
fにおける底面11jの上面を図15に示すように角度
θだけ傾ければよい。
【0111】このような構造を採用することによって、
第1のシャッタ21が回転してもその回転平面の傾きは
変わらないから、第2のシャッタ22のディスク内周受
け部22dは、第1のシャッタ21の回転にともなって
より、ディスク100の位置が高い領域へ移動する。つ
まり、相対的にディスクは第2のシャッタのディスク内
周受け部22dから遠ざかる。このため、ディスク10
0の情報記録領域にディスク内周受け部22dが接触す
るのを避けることができる。
【0112】図15に示すディスクカートリッジでは、
第1のシャッタ21が底面11j下面に対し傾いていた
が、第2のシャッタ22を傾けても良い。具体的には、
図16に示すように、第2のシャッタ22を底面11j
の下面に対し角度θだけ傾け、第1のシャッタ21は底
面11jの下面と平行になるようにしてもよい。このた
めには、上述の構造とは、逆にして、領域11eを図1
6に示すように角度θだけ傾ければよい。
【0113】(第8の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第8の実施形態を説明する。本
実施形態のディスクカートリッジも、第2のシャッタの
ディスク内周受け部がディスクの情報記録面に接触しな
いための構造を備えている。
【0114】図17(a)および(b)に示すように、
本実施形態のディスクカートリッジは、第2のシャッタ
322を備えている。第2のシャッタ322は、第1の
シャッタ21および第2のシャッタ322が閉塞してい
る様態において、ディスク100の中心孔100c内に
突き出す突起322tを備えている。突起322tは、
ディスク内周受け部322dよりも高くなっている。
【0115】第1のシャッタ21および第2のシャッタ
322が開放動作を始めると、図17(c)に示すよう
に、突起322tがディスク100を持ち上げる。これ
によって、322dの上部はディスク100から離れ、
接触しないようになる。第2のシャッタ322は、この
状態を保ちながら開放動作を続け、開放を完了する。こ
の間、突起322tは、ディスク100の中心孔100
c近傍の情報が記録されない領域内でのみ移動し、情報
記録領域には接触しない。このため、ディスク100に
ディスク内周受け部322dが接触することがなく、デ
ィスク100の情報記録領域に悪影響を与えることがな
い。
【0116】(第9の実施形態)以下に、本発明による
ディスクカートリッジの第9の実施形態を説明する。本
実施形態のディスクカートリッジも、第2のシャッタの
ディスク内周受け部がディスクの情報記録面に接触しな
いための構造を備えている。
【0117】本実施形態のディスクカートリッジは、第
1のシャッタ21および第2のシャッタ22が開放動作
を行っている間、ディスク受け23のディスク外周受け
部23eが、ディスク外周受け21eよりも高くなるよ
うに移動させる点で第1のディスクカートリッジと異な
る。図18(a)および(c)は、本実施形態のディス
クカートリッジにおいて第1のシャッタ21および第2
のシャッタ22が閉塞している状態、および開放してい
る状態におけるディスク受け23の配置を示している。
図18(a)および(c)と図7(b)および(c)と
を比較すれば明らかなように、第1のシャッタ21およ
び第2のシャッタ22が閉塞している状態および開放し
ている状態は、第1の実施形態と同じである。
【0118】一方、本実施形態では、第1のシャッタ2
1および第2のシャッタ22が開放動作を行っている
間、図18(b)に示すように、ディスク受け23のデ
ィスク外周受け部23eが、ディスク外周受け21eよ
りも高くなるようにして、ディスク外周受け23eでデ
ィスク100を保持させる。こうすれば、ディスク内周
受け部22dとディスク100が接触することを防ぐこ
とができ、ディスク100の情報記録領域に悪影響を与
えることがない。図18(b)に示す状態をディスク受
け23がとるためには、第1のシャッタ21および第2
のシャッタ22が開放動作を行っている間、ディスク受
け23を通過する側壁21iの領域において、その高さ
を大きくし、ディスク受け23が上方に移動するように
構成すればよい。
【0119】なお、上記第1から第9の実施形態におい
て、第1のシャッタ21や第2のシャッタ22のディス
ク100に対向する部分において、必要に応じて、不織
布等傷付きを防止する構造を設けてもよい。
【0120】また、上記第1から第9の実施形態におい
て、ディスクカートリッジに収納されるディスク100
は片面にのみ情報記録面を有していた。これは、本発明
のディスクカートリッジがディスクの片面を外部に露出
させる構造を有しており、そのような構造に最適なディ
スクの一例として片面にのみ情報記録面を有するディス
クを例示しているにすぎない。例えば、両面に情報記録
面を有するディスクであっても、本発明のディスクカー
トリッジに適切に収納され、ディスク装置にロードし
て、情報を記録したり再生したりすることができる。し
かし、両面に情報記録面を有するディスクを本発明のデ
ィスクカートリッジに収納し、保管する場合には、露出
した情報記録面に埃が付着してしまう可能性があるの
で、埃が付着しないよう何らかの機構を設けることが好
ましい。
【0121】また、上記第1から第9の実施形態では、
特にディスク100の大きさについて言及しなかった
が、直径12cmのディスクや、その他のサイズのディ
スクなど、種々のサイズのディスクを収納するディスク
カートリッジとして本発明を実施することができる。
【0122】さらに、上記第1から第9の実施の形態で
は、ディスクカートリッジの外形は、ディスクよりわず
かに大きい程度であるように図示されていたが、ディス
クとディスクカートリッジとの大きさは、図示される関
係に限定されるものではない。例えば、ディスクカート
リッジの外形は12cmのディスクを収納できる程度に
大きいが、ディスクカートリッジに設けられたディスク
収納部やディスク保持部は8cmのディスクを収納する
のに適した大きさおよび構造であってもよい。このよう
なディスクカートリッジは、例えば、12cmディスク
用記録/再生装置において、8cmのディスクに対して
記録/再生するためのアダプターとしても機能する。
【0123】
【発明の効果】本発明のディスカートリッジによれば、
ディスクのレベル面を露出することによりデザイン的に
優れたカートリッジを提供するとともに、カートリッジ
本体の厚さを薄くし、樹脂等で形成可能なシャッタを備
えた安価なディスクカートリッジが提供される。また、
ディスクカートリッジ内でガタつきを無くディスクを保
持し、ディスクの情報記録領域への埃の付着や傷つきを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるディスカートリ
ッジを示す斜視図である。
【図2】図1のディスクカートリッジの分解斜視図であ
る。
【図3】(a)は図1のディスクカートリッジにおい
て、シャッタが閉塞した状態を示す平面図であり、
(b)はその断面図である。
【図4】(a)は図1のディスクカートリッジにおい
て、シャッタが開放し始めた状態を示す平面図であり、
(b)はその断面図である。
【図5】(a)は図1のディスクカートリッジにおい
て、シャッタが開放動作中を示す平面図であり、(b)
はその断面図である。
【図6】(a)は図1のディスクカートリッジにおい
て、シャッタが開放した状態を示す平面図であり、
(b)はその断面図である。
【図7】(a)はディスク受けの斜視図であり、(b)
および(c)はその断面図である。
【図8】(a)から(d)は、ディスク受けの動作を説
明する図である。
【図9】(a)はディスク保持部の平面図であり、
(b)から(d)はその断面図である。
【図10】(a)および(b)は、本発明の第2の実施
形態によるディスクカートリッジのディス受けの構造を
示す断面図である。
【図11】(a)および(b)は、本発明の第3の実施
形態によるディスクカートリッジのディス受けの構造を
示す断面図である。
【図12】(a)および(b)は、本発明の第4の実施
形態によるディスクカートリッジのシャッタの構造を示
す平面図である。
【図13】(a)は、本発明の第5の実施形態によるデ
ィスクカートリッジのディスク保持部の構造を示す平面
図であり、(b)はその断面図である。
【図14】本発明の第6の実施形態によるディスクカー
トリッジの構造を示す断面図である。
【図15】本発明の第7の実施形態によるディスクカー
トリッジの構造を示す断面図である。
【図16】本発明の第7の実施形態によるディスクカー
トリッジの別な構造を示す断面図である。
【図17】(a)は、本発明の第8の実施形態によるデ
ィスクカートリッジのディスク保持部の構造を示す平面
図であり、(b)および(c)はその断面図である。
【図18】(a)から(c)は本発明の第8の実施形態
によるディスクカートリッジのディスク受けの構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 11 カートリッジ下体 12 カートリッジ上体 13 ディスク保持部 14ロック 21 第1のシャッタ 22 第2のシャッタ 23 ディスク受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡澤 裕典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中田 邦子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 滝沢 輝之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク開口部および底部を有し、第1
    および第2の面を有するディスクを回転可能な状態で、
    かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部に露
    出するように収納するディスク収納部と、前記ディスク
    を外部からチャッキングするために前記ディスク収納部
    の底部に設けられたチャッキング開口部と、前記ディス
    クの第2の面に対して情報の再生および記録の少なくと
    も一方をおこなうヘッドがアクセスするために前記ディ
    スク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含むカ
    ートリッジ本体と、 前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部の底部と
    の間に設けられており、チャッキング開口部の中心を回
    転軸として回転する第1のシャッタおよび、チャッキン
    グ開口部の中心以外を回転軸とする第2のシャッタであ
    って、協同して前記ヘッド開口部を外部に対して開放ま
    たは、閉塞するための、第1のシャッタおよび第2のシ
    ャッタと、を備えたディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記第1のシャッタと前記第2のシャッ
    タは、実質的に同一平面上にある請求項1に記載のディ
    スクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記第1のシャッタと前記第2のシャッ
    タは閉塞時に互いに当接する第1および第2の当接面を
    それぞれ有し、前記第2の当接面のチャッキング開口部
    に近接する一端と前記第2のシャッタの回転軸とを結ぶ
    直線は、前記第2の当接面と鈍角をなしている請求項1
    に記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記第2のシャッタの回転軸は、前記デ
    ィスク収納部以外の領域に設けられている請求項1に記
    載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記第1のシャッタと前記第2のシャッ
    タとは連動している請求項1に記載のディスカートリッ
    ジ。
  6. 【請求項6】 前記第1のシャッタは前記収納部の底部
    側へ突き出した凸部を有し、前記第2のシャッタは前記
    凸部と係合する溝を有する請求項5に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記第1のシャッタおよび前記第2のシ
    ャッタは、閉塞時において、その外周が連続している中
    心孔を形成し、前記中心孔の大きさは、チャッキング開
    口部とほぼ同じである請求項1に記載のディスクカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 前記第1のシャッタおよび前記第2のシ
    ャッタは、閉塞時において前記中心孔の周囲に連続した
    リング状の凸部を形成する第1の凸部をそれぞれ有して
    いる請求項7に記載のディスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記第1のシャッタは前記ディスクの第
    2の面の外周近傍に接する第2の凸部を有する請求項8
    に記載のディスクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記第1の凸部と前記第2の凸部は、
    実質的に等しい高さを有している請求項9に記載のディ
    スクカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記ディスクカートリッジは、ディス
    クカートリッジが記録再生装置に装着される位置を規定
    するための位置決め孔を前記カートリッジ本体に有し、
    前記第2のシャッタの回転軸は前記位置決め孔を形成す
    るボスである請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記第2のシャッタの回転軸は、前記
    ディスク収納部の底部内にある請求項1に記載のディス
    クカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2のシャッタの閉塞
    時に、前記ディスクを前記ディスク収納部内において、
    前記ディスクを前記ディスク収納部の底部へ押し付けて
    ディスクを保持するための第1および第2のディスク保
    持部を更に有する請求項1に記載のディスクカートリッ
    ジ。
  14. 【請求項14】 前記第1および第2のディスク保持部
    は、それぞれ逆テーパー状に傾斜した斜面を有し、前記
    斜面を前記ディスクの外周の稜に接触させて前記ディス
    クを保持する請求項13に記載のディスクカートリッ
    ジ。
  15. 【請求項15】 前記第1のディスク保持部は前記第2
    のシャッタに設けられている請求項14に記載のディス
    クカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2のシャッタが閉塞
    状態から開放状態へ移行する間、前記第1のシャッタの
    第2の凸部の一部が前記第2のシャッタの第1の凸部よ
    りも高くなっている請求項10に記載のディスクカート
    リッジ。
  17. 【請求項17】 前記第1のシャッタの前記第1の凸部
    および第2の凸部の上部は同一平面にあり、前記平面が
    前記ディスク収納部の底部と非平行になっている請求項
    10に記載のディスクカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記第1のシャッタおよび前記第2の
    シャッタが同一平面にない請求項1に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  19. 【請求項19】 前記第1のシャッタは前記ディスク収
    納部の底部と平行である請求項18に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記第2のシャッタは前記ディスク収
    納部の底部と平行である請求項18に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  21. 【請求項21】 ディスク開口部および底部を有し、第
    1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
    で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部
    に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディ
    スクを外部からチャッキングするために前記ディスク収
    納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、前記デ
    ィスクの第2の面に対して情報の再生および記録の少な
    くとも一方をおこなうヘッドがアクセスするために前記
    ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含
    むカートリッジ本体と、 前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部の底部と
    の間に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対し
    て開放または、閉塞するための、少なくとも1つのシャ
    ッタと、 前記シャッタが前記ヘッド開口部を閉塞する時、前記デ
    ィスクの第2の面の外周近傍と接触するディスク受け
    と、を備えたディスクカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記ディスク受けは、開放時におい
    て、ディスクの第2の面の外周近傍と接触しないよう前
    記ディスク収納部の底部に対して上または下に移動可能
    である請求項21に記載のディスクカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記シャッタは、円筒状の側壁と、前
    記円筒の底に設けられた底部とを有し、前記側壁によっ
    て、前記ディスク受けが上下に移動する、請求項21に
    記載のディスクカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記ディスク受けは、前記シャッタの
    開放時において、前記シャッタの底部と前記収納部の底
    部との間に位置している請求項21に記載のディスクカ
    ートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記ディスク受けは、前記シャッタの
    開放時において、前記シャッタと前記ディスクの間に位
    置している請求項21に記載のディスクカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記ディスク受けは、前記カートリッ
    ジ本体に固定されている記請求項21に記載のディスク
    カートリッジ。
  27. 【請求項27】 ディスク開口部および底部を有し、第
    1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
    で、かつ、前記ディスク開口部から前記第1の面を外部
    に露出するように収納するディスク収納部と、前記ディ
    スクを外部からチャッキングするために前記ディスク収
    納部の底部に設けられたチャッキング開口部と、前記デ
    ィスクの第2の面に対して情報の再生および記録の少な
    くとも一方をおこなうヘッドがアクセスするために前記
    ディスク収納部の底部に設けられたヘッド開口部とを含
    むカートリッジ本体と、 前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部の底部と
    の間に設けられており、前記ヘッド開口部を外部に対し
    て開放または、閉塞するための、少なくとも1つのシャ
    ッタと、 前記ディスク開口部へ突出しており、前記ディスクの外
    周から所定の距離を隔てた領域において前記ディスクを
    前記ディスク収納部の底部へ押さえつけるように前記デ
    ィスクの第1の面に接するディスク押さえとを備えたデ
    ィスクカートリッジ。
  28. 【請求項28】 前記ディスク押さえは、前記シャッタ
    の開放時において、前記ディスクとは接触しないように
    前記ディスク開口部へ突出している請求項27に記載の
    ディスクカートリッジ。
  29. 【請求項29】 前記ディスク押さえは、前記ディスク
    開口部へ突出しない位置までも回転することが可能な状
    態でカートリッジ本体に保持されている請求項27に記
    載のディスクカートリッジ。
  30. 【請求項30】 前記ディスク押さえが前記ディスク開
    口部へ突出しない位置まで回転することを防ぐためのロ
    ックを更に有する請求項29に記載のディスクカートリ
    ッジ。
  31. 【請求項31】 前記ディスク押さえは、前記ディスク
    と接触する第1および第2の領域を備える請求項27に
    記載のディスクカートリッジ。
  32. 【請求項32】 前記ディスクおさえは、前記ディスク
    が回転するのを妨げるための回転防止部材を前記第1お
    よび第2の領域に備えている請求項27に記載のディス
    クカートリッジ。
  33. 【請求項33】 前記回転防止部材は、ゴムからなる請
    求項32に記載のディスクカートリッジ。
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