JPS61104381A

JPS61104381A - デイスクカ−トリツジ

Info

Publication number: JPS61104381A
Application number: JP22057184A
Authority: JP
Inventors: Yoshito Suzuki; 鈴木　善登
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1984-10-22
Filing date: 1984-10-22
Publication date: 1986-05-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）本発明はデジタル信号を記載するハードディスクを筐体
内に収容し、このハードディスクを！体内に入れたまま
の状態でターンテーブルに装填されるディスクカートリ
ッジに関すものである。

（発明の背景および従来技術）データをデジタル信号として記録するためのハードディ
スクが従来より知られている。このハードディスクはた
とえばガラスやアクリル板などの基板上に設けた記録面
に、デジタル信号が光学的。

磁気的、光磁気的、４”ｌ械的等の適宜の方式に従って
記録されるものである。

従来このディスクは単体でターンテーブルに着脱され、
ディスクの運搬・保管の際には専用のジャケットに収容
されていた。またジャケットへのディスクの出し入れの
わずられしさ分はふくためディスクを入れたままでター
ンテーブルに装填できるカートリッジもあったが、これ
らは主にハンドリングご容易にする事をねらったもので
あり。

ディスク保護の面では不十分であった。

（発明が解決しようとする問題点）このようにディスク単体をターンテーブルに着脱する場
合には、ディスクにゴミや指紋が付着し易いばかりでな
く、ディスクを落下した時などに衝撃？受けるとディス
クが破損し易いという問題があった。また耐衝撃性を目
標としたジャケット？用いる場合には、ジャケットへの
ディスクの出し入れ時にやはりゴミや指紋が付き易く、
取扱いも面倒であった。

そこでディスクご筐体内に回転自在に収容し。

筐体に入れたままの状態で運搬・保管すると共に。

そのままの状態でターンテーブルにディスクを固定し、
ディスクのみを回転させることが考えられる。しかしこ
の場合であっても運搬・保管中にはディスクは筐体内で
遊動するから゛、筐体に特に大きい衝撃が加わる時など
にはディスクが筐体内壁に当って破損することがありう
る。

本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、
ハードディスクにゴミや指紋などが付着しに＜＜、ハー
ドディスクが破損しに＜＜、取扱いに便利なディスクカ
ートリッジを提供することを目的とするものである。

（問題点２解決するための手段）本発明は、データがデジタル信号として記録されるハー
ドディスクを回転自在に収容しこのディスクの中央部に
対向するチャッキング用窓および前記ディスクの記録部
に対向するデータの記録・再生用窓が形成された筐体と
、この筐体に設けられ前記ディスクを外周方向から挾持
するように固定する一対のロック部材と、このロック部
材？ディスクから離隔させディスクの回転を許容するロ
ック解除機構とを備えるディスクカートリッジによって
、前記の問題点ご解決し発明の目的ご達成するものであ
る。

（作　用）この構成によれば、カートリッジの運搬・保管時にはデ
ィスクはロック部材によって固定され。

ディスクは筐体内で遊動するのを規制されるので。

ディスクの保護が図れる。またディスク？ターンテーブ
ルに装填する際には、ロック解除機構によりロック部材
ごディスクから離しディスクの回転が可能になる。

（実施暢様）以下本発明を９図面に示す実施態様に基づいて詳細に説
明する。

第１図は本発明の一実施態様を一部破断した平面図、第
２図はその■矢視図、第３図は■−川用断面図、第４図
はＴＶ−ＩＶ線断面図、第５図は使用状態説明図、第６
．７．８図はロック機構の動作説明図であって、第６図
はロック時を、第７図はロック解除の途中を、また第８
図はロック解除時を示す。

これらの図において符号ｌＯはハードディスク号示す。

このディスクＩＯは、たとえばドーナツ状のガラスある
いはアクリル板の一方の面を記録面とし、この記録面を
対向させるように２枚のガラスあるいはアクリル板をス
ペーサを介して対向させて固着したものである。内周側
のスペーサはアルミニウムなどの金属板で作られ、中心
にチャッキング用孔１２が形成されている。

２０はこのディスクｌＯを収容するディスクカートリッ
ジＡの筐体である。筐体２ｏは上半体２２と下半体２４
とを重ね合わせ内側にディスク１０の収納部ご形成した
ものである。名士・下半体２２゜２４には、ディスク１
０のチャッキング用孔１２より大きい径のチャッキング
用窓２６が形成されている。また名士・下半体２２．２
４には、ディスクｌＯの記録部に対向するようにデータ
の記録・再生用窓２８が形成されている。

筐体２０の対向する２辺には、一対のロック部材３０が
揺動可能に取付けられている。すなわちこれらロック部
材３０は上・下半体２２．２４間に挾まれ、互いに対向
する一端がピン３２によって揺動自在に支持され、他端
は互いに接近する方向へ復帰するように引張ばね３４に
よって付勢されている。ロック部材３０は、ディスク１
０の外周に対向する部分が外周に沿うように弧状に形成
され、この弧状の部分にはディスク１０の外周が入り込
む溝３６が形成されている。この溝３６内には、ディス
ク１０の外周？弾力的に支持するゴムなどの弾性材３８
（第３図参照）が装填されている。

４０はロック解除機構である。この機構４０は。

第４図に示すようにロック部材３０の回動端に外径方向
へ突出するロックピン４２と、このロックピン４２を突
出方向に付勢する圧縮コイルばね４４と、筐体２０の上
・下筐体２２．２４に形成されたＬ字状のスライド孔４
６とを備える。ロックビン４２は、ロック部材３０がデ
ィスク１０周縁分押圧する第１図の実線および破線で示
す位置にある時には、突出してその斜面４２ａｅ有する
先端は、筐体２０に形成されたロック孔４８に係合する
（第６図参照）。ロックピン４２には、その先端がロッ
ク孔４８に係入した状態で、スライド孔４６の一端に対
向する孔５０が形成されている。

Ｌ字状のスライド孔４６は、ロック部材３０を枢支する
ビン３２を中心とする半径上にほぼ載る第１の部分４６
ａと、この部分４６ａと鈍角をなすようロックピン４２
の先端方向へ折曲する第２の部分４６ｂとを有する（第
６．７．８図参照）。第４図において５２は、ロック部
材３０に植設され。

ロックピン４２に形成された長溝４２ｂに係入するビン
であり、ロックピン４２の移動量を決め。

ロックピン４２の脱落を防ぐものである。

次にこの実施例の動作を説明する。カートリッジ／ｌ単
独で運搬あるいは保管する場合には、ロック部材３０は
ばね３４に引かれ、第１図の実線および破線で示すロッ
ク位置にくる。この時ディスクｌＯの外周は第３図に示
すように弾性材３８によって押圧され、ディスクｌＯは
弾性的に挾持される。またロックピン４２はロック孔４
８に係入する。このため筐体２０に衝撃が加っても、デ
１イスクｌＯは筐体２０内で遊動することはなく。

ディスク１０は衝撃から有効に保護される。

データの記録・再生の際には、第５図に示すようにカー
トリッジＡはターンテーブル５４に上方から載せられる
。この時ディスク１０のチャッキング用孔１２は、筐体
のチャッキング用窓２６を介してターンテーブル５４に
固定される。またロックピン４２の孔５０に対向する位
置には、ロック解除ビン５６が配設されていて、これら
のビン５６は、ソレノイドプランジャ等の駆動装置５８
により、ロック部材３０ご互いに離す方向へ移動可能と
なっている。

従ってカートリッジ／ｌターンテーブル５４にセットす
れば、ロック解除ピン５６がロックピン４２の孔５０に
係入する。その後、駆動装置５８によりロック解除ビン
５６’２互いに離れる方向に移動させれば、ロック解除
ピン５６はスライド孔４６の第２の部分４６ｂに案内さ
れて第１図および第６図上で下方に移動する。この時ロ
ックピン４２も共に移動しその先端がロック孔４８から
脱出する（第７図）。そしてその後はロック解除ピン５
６はスライド孔４６の第１の部分４６ａに案内されて移
動しく第８図）、ロック部材３０．３０は第１図仮想線
に示すようにディスク１０から離れる方向に回動する。

このためディスク１０は筐体２０内で回転自在となる。

この実１１Ｍ様では、ロック部材３０に弾性材３８ご装
着したので、ディスク１０は一層有効に衝撃から保護さ
れ得るが１本発明ではこの弾性材３８を用いなくても所
期の目的は達成可能である。またこの実施態様では、ロ
ックピン４２ご用いてディスクｌＯの挟持状態でロック
部材３ｏを固定するので、ディスク１０の保持が一層確
実になる。

しかし本発明はロック部材なロックピンなどでロックせ
ず単にばねなどで弾接するものも、包含するものである
。

第９図は、他の実施態様の一部分破断した平面図である
。この実施態様のカートリッジＢでは。

４の一対のロック部材３０Ａはリンク６０によって連動
する。すなわち筐体２０Ａにはレバー６２が回動自在に
設けられ、各レバー６２の一端をビン６４によってロッ
ク部材３０Ａに係合する一方。

各レバー６２の他端にはビン６６を植設し、一方（図上
右側）のレバー６２のビン６４と他方（図上左側）のレ
バー６２のビン６６と２リンク６０で連結したものであ
る。なおロック部材３０Ａにははね（図示せず）により
ディスクｌＯを挾持する方向へ復帰習性が付与される。

このカートリッジＢは、第９図矢印ａ方向に押込むよう
にしてターンテーブルにセットされ、この時ターンテー
ブル側に固定されたレバー６８の斜（ｉ６８ａがレバー
６２の一方のピン６４に当接する。このためレバー６２
は仮想線の位置に回動し１両ロック部材３０Ａはディス
クｌＯから離れる。

この実施態様では、カートリッジＢを裏返してターンテ
ーブルにセットした時にも、レバー６８′の斜面６８ａ
は他方（図上左側）のレバー６２のピン６６に係会し、
ディスク１０のロック解除時きる。

第１Ｏ図はさらに他の実施態様を一部破断して示す平面
図である。この実１Ｎ朗様におけるカートリッジＣでは
１両ロック部材３ｒｉＢ、３０Ｂを。

１つのレバー７０と１つのリンク７２とにより連動させ
る一方、ディスク１０と筐体２０との間には、チャッキ
ング用窓２６およびデータの記録・再生用窓２８′ｆｒ
：開附するシャッタ７４を摺動自在に設けている。

従ってカートリッジＣごターンテーブルにセットした時
に、ターンテーブルに設けた摺動子７６がシャッタ７４
に係合して矢印すで示す右方向にシャッタ７４を移動さ
せれば、シャッタ７４は７４ａで示した仮想線位置にく
る。この時シャッタ７４の縁は右側のロック部材３０Ｂ
？右側へ押す。このためリンク７２．レバー７０によっ
て左側のロック部材３０Ｂも左側へ移動し、ディスク１
０はロック部材３０Ｂ、３０Ｂから解放される。

カートリッジＣを裏返してセットする時にはシャッタ７
４は図上左方向に移動し、シャッタ７４により左側のロ
ック部材３０Ｂが左側に押され、開−。

時に右側のロック部材３０Ｂが右側に押されて。

ディスクＩＯはロック解除される。

この実施態様によれば、各室２６．２８の開閉とディス
クのロック・解放とご連動させることができる。

以上の各実ＩＭＢ様は、いずれもディスクＩＯを挾持す
る一対のロック部材３０．３ＯＡ、３０Ｂを回動自在に
設けているが９本発明はこれに限定されるものではなく
、ロック部材を２個以上設けたり、バンド状のロック部
材をディスクに押し付けたり、また筐体内壁とディスク
との間に進退動するくさび状のロック部材を用いること
も可能である。一方ロツク解除機構もロック部材の構成
に対応して種々可能なことは勿論である。

（発明の効果）本発明は以上のように、筐体内に収容されたハードディ
スクごロック部材によってロックし、またロック解除機
構によってロック解除するものであるから、カートリッ
ジの運搬・保管時にディスクをロックしておけば、ディ
スクの遊動を防止でき、ディスクを衝撃から保護するこ
とが可能になる。またディスクは筐体に収容したまま取
扱われるから、ディスクにゴミや指紋などが付着するこ
ともない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実ＩＭ態様を一品破断じた平面図９
第２図はその■矢視図、第３図は可−■線断面図、第４
図は■−ＩＶ線断面線断面図側第５図状態説明図、第６
．７．８１ｍはロック機構の動作説明図であって、第６
図はロック時を、第７図はロック解除の途中を、また第
８図はロック解除時を示す。また第９図は本発明の他の
実施態様を一部破断した平面図、第１０図はさらに他の
実ｆ［Ｑ様を一部破断した平面図である。ｌＯ・・・ハードディスク、　　２０・・・筐体。２６・・・チャッキング用窓。２８・・・記録・再生用窓。３０．３ＯＡ、３０Ｂ・・・ロック部材。４０・・・ロック解除機構。Ａ、Ｂ、Ｃ・・・ディスクカートリッジ。特許出願人　　富士写真フィルム株式会社代理人　弁理
士　　山　　１）　　文　　許第３図第６図第７図　　　　第Ｏ図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）データがデジタル信号として記録されるハードデ
ィスクを回転自在に収容しこのディスクの中央部に対向
するチャッキング用窓および前記ディスクの記録部に対
向するデータの記録・再生用窓が形成された筐体と、こ
の筐体に設けられ前記ディスクを外周方向から挾持する
ように固定する一対のロック部材と、このロック部材を
ディスクから離隔させディスクの回転を許容するロック
解除機構とを備えることを特徴とするディスクカートリ
ッジ。
（２）ロック部材はディスクを挾持する方向への復帰習
性が付与され、ロック解除機構は筐体のターンテーブル
への装填に連動してロック部材をディスクから離隔させ
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のディス
クカートリッジ。
（３）ロック部材にはディスクの外周に接触する部分に
弾性材が装着されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のディスクカートリッジ。