JP2003239745A - 電子式サーモスタットの制御方法 - Google Patents

電子式サーモスタットの制御方法

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JP2003239745A
JP2003239745A JP2002378750A JP2002378750A JP2003239745A JP 2003239745 A JP2003239745 A JP 2003239745A JP 2002378750 A JP2002378750 A JP 2002378750A JP 2002378750 A JP2002378750 A JP 2002378750A JP 2003239745 A JP2003239745 A JP 2003239745A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変化する車両の走行環境に応じてエンジンの
冷却水温度を可変的に精密に制御し、これにより常に最
適の冷却効率を維持し車両の燃費向上と排気ガス低減の
効果を図るため、車両の走行環境その他の与件に基き算
出したアクチュエータ手段のストローク変化と、ワック
スの温度で決まるワックスの膨張力によってバルブの動
力が得られるようにした、電子式サーモスタットの制御
方法を提供すること。 【解決手段】 エンジン冷却水の温度値を用いることを
含む制御ロジックによって、ストローク変化を起こすア
クチュエータ手段を用いて、ワックスチャンバの容積を
変化させることにより、バルブの開閉作動温度が所定の
範囲内で可変的に所望の値に決定されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式サーモスタ
ットの制御方法に係り、さらに詳しくは、ワックスの熱
膨張によってバルブの動力を得る作動メカニズムを含む
電子式サーモスタットの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用サーモスタットは、エ
ンジンとラジエータとの間に設けられており、冷却水の
温度変化によって自動的に開閉してラジエータに流れる
流量を調節することにより、冷却水の適正温度を保つ役
割をする。このようなサーモスタットは、バルブの開閉
変位による冷却水の流量を調節することによりエンジン
の温度を制御することができる。
【0003】現在の自動車用サーモスタットは大部分機
械式であり、ワックスの膨張による力がピストンに伝達
されてバルブの開閉変位を起こす構造からなっている。
このような機械式サーモスタットは、規定温度に設定さ
れた開閉温度に応じて動作する方式、すなわち、予め定
められた温度のみで単にバルブを開閉する方式であるた
め、次第に車両が高性能化及び高効率化されていく最近
の趨勢に鑑みるとき、車両の走行環境やその他与件等の
変化に積極的に対処するのに限界がある。
【0004】一方、車両の冷却性能の設定は、実際車両
のフルロード(Full load)状態、大気温度等
のすべての条件を満足するように設計されるが、車両の
走行条件はほとんど大部分がフルロード状態の70%以
内の範囲で行われるので、実際にエンジンが保有してい
る最大冷却能力はその一部分しか使用できず、エンジン
が必要以上に過冷される現象が発生し、それにより燃費
の損失や排気ガスの過多発生が起こる。
【0005】これにより、既存の部分ロード(Part
ial load)の範囲内では全体エンジンの冷却水
の温度水準を上げ、フルロード又は車両の最大速度範囲
ではエンジンの冷却水の温度水準を低めることにより、
エンジン冷却水の温度を常に最適の状態に保つ冷却水制
御方式が要求されている。
【0006】このため、最近は一般的な機械式サーモス
タットが有する短所を補完し、かつエンジン冷却水の温
度を最適の状態に保つための可変制御方式の電子式サー
モスタットに対する様々なモデルが提示されている趨勢
である。
【0007】このような可変制御方式の電子式サーモス
タットは、車両の負荷状態等のような走行環境に応じて
エンジン冷却水の温度を制御することにより、常に最上
のエンジン冷却状態を維持でき、燃費の改善効果と排気
ガスの低減効果が期待できる。
【0008】例えば、ワックスの膨張と連携的に反応で
きるヒータを含む電子式サーモスタットがある。
【0009】このような電子式サーモスタットは車両の
速度や吸入空気の温度等のような車両の走行環境に応じ
てヒータの熱量を調節してバルブの開閉時期を可変的に
制御する方式となっている。
【0010】しかし、前記のような既存の電子式サーモ
スタットは反応速度が遅く、特に高温による部品寿命の
短縮という短所があった。
【0011】すなわち、既存の電子式サーモスタット
は、付加的な加熱システムを採用することにより、構成
要素、例えば、ワックス材料の熱的劣化(亀裂等)が生
じる短所があり、また、ヒータの加熱からワックスの膨
張まで時間がかかり、応答性が劣るという短所があっ
た。
【0012】また、既存の電子式サーモスタットの制御
方法では、車両の負荷、速度、吸入空気の温度、冷却水
の温度等と因子の検出値を所定の出力制御のための入力
値として使用している。しかし、大部分がエンジンの冷
却性能に大きく影響を及ぼさない因子の検出値を重点的
に取扱っているのみであり、エンジンの冷却性能に直接
的な影響を及ぼす因子値、例えば、冷却水の温度値等に
ついては疎かに取扱っているため、エンジンの温度をも
っと精巧に制御するには不足し、エンジンの冷却能力を
効果的に変更して常に最適の冷却能力を発揮させたくて
も限界があった。
【0013】
【先行技術文献】
【特許文献1】 特開平11−287123
【特許文献2】 特開平07−279666
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、前記のような問題点を解決するために創出されたも
のであり、変化する車両の走行環境に応じてエンジンの
冷却水温度を可変的に精密に制御でき、これにより、常
に最適の冷却効率を維持し、車両の燃費向上と排気ガス
低減の効果が図れるようにするため、車両の走行環境、
その他の与件に基き算出したアクチュエータ手段のスト
ローク変化と、ワックスの温度で決まるワックスの膨張
力によってバルブの動力が得られるようにした、電子式
サーモスタットの制御方法を提供することに、その目的
がある。
【0015】また、本発明は、ストロークの変化が可能
なアクチュエータ手段を適用してワックスチャンバの容
積を直接的に変更する制御方法を提供することにより、
エンジンの運転状態に係わるバルブの開閉作動に対する
迅速な応答性を確保できるとともに、エンジンの温度も
また精巧に制御できるようにすることに他の目的があ
る。
【0016】なお、アクチュエータ手段のストローク変
化を制御するための方法に用いられる因子値としてエン
ジンの排出側冷却水温度とラジエータの排出側冷却水温
度の差異値を活用することにより、エンジンの温度に対
する制御を即時に正確に行えるようにした制御方法を提
供することにまた他の目的がある。
【0017】なお、サーモスタットの制御範囲を高い温
度水準と低い温度水準との間の温度範囲に幅広く確保し
て選択的に使用できるようにすることで、車両の様々な
走行環境に積極的に対処できるようにすることにまた他
の目的がある。
【0018】なお、本発明は、車両の急加速状態等のよ
うな過負荷状態で現れる因子値の変化を考慮した制御方
法を提供し、エンジンの過負荷状態では常にエンジンの
温度が低温に自動設定されるようにすることにより、エ
ンジンの温度を全般的にバランスよく保たせることにま
た他の目的がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る電子式サーモスタットの制御方法は、エ
ンジン冷却水の温度値を用いることを含む制御ロジック
によって、ストローク変化を起こすアクチュエータ手段
を用いて、ワックスチャンバの容積を変化させることに
より、バルブの開閉作動温度が所定の範囲内で可変的に
所望の値に決定されるようにしたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて本発
明の電子式サーモスタットの制御方法に関する好適な具
現例を詳しく説明する。
【0021】本発明で提供される電子式サーモスタット
の制御方法では、基本的にエンジン冷却水の温度値に基
づいて車両の走行環境やその他与件等を判断し、この際
の判断結果をもってワックスチャンバの容積を適宜変更
し、通常ワックスの膨張力に依存してバルブに動力を与
えているサーモスタットの作動を可変的に制御する。
【0022】冷却水温度としては、エンジンの出口側温
度とラジエータの出口側温度の両者を検出する。この際
のエンジン出口側の冷却水温度は既存のセンサ手段を用
いて検出でき、ラジエータ出口側の冷却水温度は別途の
センサ手段をさらに取り付けた後、これから温度を検出
できる。
【0023】このような冷却水温度は負荷、吸入空気の
温度、そしてエンジンスピード等による影響を受ける。
【0024】例えば、エンジンの負荷が増加する場合、
冷却水の熱流れも増加するが、サーモスタットがさらに
大きく開くようになり、ラジエータ出口側の温度も増加
する。
【0025】また、吸入空気の温度はエンジン内の空気
比重を決定し、空気の比重が減少するとエンジンの性能
も低下する。吸入空気の温度は大気温度が変化するに伴
って同時に変化し、これとともにラジエータ出口側の冷
却水温度もまた変化する。ラジエータ出口側の冷却水温
度は結果的に吸入空気の温度と直接的な関連がある。
【0026】仮に、空気の比重が減少する場合、サーモ
スタットは所定の制御信号(電気的信号)を通じてさら
に多く開くようになり、これにより、冷却性能をさらに
多く得ることが可能になる。
【0027】本発明は、如何に吸入空気温度の因子をラ
ジエータ出口側の冷却水温度として使用するか、また、
電子式サーモスタットの作動を開示するか、電子式サー
モスタットの作動が開始されると、電子式サーモスタッ
トはどの時点でさらに多く開くべきであるか等の制御方
法を提示する。
【0028】前記のような制御方法は、エンジン出口側
の冷却水温度TEOとラジエータ出口側の冷却水温度T
ROの差、すなわち、ΔT=TEO−TROに依存す
る。このような演算方式とその結果値はエンジンコント
ロールユニットによって自動的に得られる。
【0029】エンジンの負荷もまた、前記と同様にΔT
に依存して電子式サーモスタットの制御のための因子と
して使用できる。
【0030】しかし、電子式サーモスタットの制御のた
めにエンジンの負荷を用いる場合には例外事項がある。
【0031】すなわち、車両の急発進、坂走行等のよう
な急加速状態である。このような過負荷状態の場合、す
なわち、ラジエータ出口側の冷却水温度の時間微分検出
値(dTRO/dt)検出値 ≧ ラジエータ出口側の
冷却水温度の時間微分基本値(dTRO/dt)基本値
の場合、サーモスタットの作動温度は前記ΔTの値に
関係なく、所定の温度範囲の最低値に自動的に設定され
る。
【0032】また、本発明の制御方法では、エンジンの
損傷とエンジンのノイズを避けるために車両の速度因子
を使用できる。車両の速度が増加するにつれてラジエー
タ出口側の冷却水温度は冷却水のさらに多くの熱流れを
通じて増加する。この時も制御方法は、冷却水温度の
差、すなわち、ΔT=TEO−TROに依存する。
【0033】したがって、前記のように車両の走行環境
に影響を与える種々の因子を考慮した本発明の制御方法
において好適な制御ロジックに対する具現例を説明する
と次の通りである。
【0034】図1に示すように、第1の比較機100で
は、エンジン出口側の冷却水温度T EOとラジエータ出
口側の冷却水温度TROを入力値としてこれを比較した
後、この際の差異値、すなわち、+ΔT差異値を出力す
る。
【0035】一方、基本的な温度差異値を設定する。 すなわち、ΔT基本値=(TEO−TRO限界値 次いで、第2の比較機200では前記の+ΔT差異値
ΔT基本値を入力値としてこれを比較した後、この際の
差異値、すなわち、+Δ(ΔT差異値−ΔT 本値)を
出力する。
【0036】一方、車両の過負荷状態を考慮するため
に、ラジエータ出口側の冷却水温度の時間微分基本値
(dTRO/dt)基本値 とラジエータ出口側の冷却
水温度の時間微分検出値(dTRO/dt)検出値
第3の比較機300で比較した後、この際の出力される
差異値Δ(dTRO/dt) を出力する。
【0037】次いで、ORゲートでは前記の+Δ(ΔT
差異値−ΔT基本値)と差異値Δ(dTRO/dt)を
演算した後、車両の過負荷状態の場合以外は現在の冷却
水温度の差異値を出力し、ANDゲートでは現在の冷却
水温度の差異値とサーモスタットの作動開始のための基
本的な条件を演算した後、サーモスタットの実質的な作
動のためのアクチュエータ手段に所定の制御値を出力す
る。
【0038】ここで、サーモスタットの作動開始のため
の基本的な条件は、エンジン出口側の冷却水温度値T
EOと、設定されているエンジン出口側の冷却水温度値
EO 基本値(たとえば、90℃)とを第4の比較機4
00で比較した後、この際の差異値、すなわち+ΔT
EOを出力すると、ANDゲートでこれを演算すること
で決定できる。
【0039】一方、サーモスタットの作動開始のための
基本的な条件の他の具現例として、図2に示すように、
ラジエータ出口側の冷却水温度値TROと、設定されて
いるラジエータ出口側の冷却水温度値TRO基本値とを
第4の比較機400で比較した後、この際の差異値、す
なわち+ΔTROを出力すると、ANDゲートでこれを
演算することで決定できる。
【0040】したがって、本発明では、前記のような制
御ロジックから得られる最終的な制御値を用いてサーモ
スタットの作動温度を車両の走行環境に応じて変更でき
る方法を提供する。
【0041】本発明のサーモスタットにおいて、バルブ
の動力はワックスの膨張力とアクチュエータ手段のスト
ローク変化から得られる。
【0042】ワックスの膨張力によるバルブの開閉作動
に関しては既存のシステムと同じであるが、アクチュエ
ータ手段のストローク変化に係わるワックスの膨張力を
用いてバルブの開閉作動を制御する点で、本発明による
方式は既存のシステムと異なる。
【0043】この際のアクチュエータ手段はリニアタイ
プのステップモータ、DCモータ、ソレノイド等を使用
できる。
【0044】これにより、アクチュエータ手段、例え
ば、ステップモータのストロークを用いてワックスチャ
ンバの容積を変えてバルブの開閉作動を調節することに
より、エンジンの温度をより精巧に可変的に制御でき
る。
【0045】例えば、ワックスの体積はある温度では一
定であるが、ステップモータのストロークによってワッ
クスの体積を等価的に増加又は減少できる。すなわち、
チャンバに収容されたワックスの内部に挿入されるステ
ップモータロッドの挿入深さによってチャンバ容積が減
少又は増加するからである。
【0046】このようにステップモータのストローク設
定によって、ワックスの膨張に係るバルブの開閉作動温
度を所定の範囲、例えば、T(85℃)〜T(10
5℃)の所望の値に決定できる。
【0047】これについてより詳しく説明すると、エン
ジンの負荷状態、速度、冷却水温度、吸入空気温度等を
入力信号とするエンジンコントロールユニットの出力制
御によってステップモータのロッドストロークを増加又
は減少させることにより、ワックスの体積を等価的に増
減でき、したがって、車両の走行環境に合わせてバルブ
の開閉作動温度を約85〜105℃の範囲で幅広く調節
できるので、エンジンの運転条件に合う冷却水の流量を
十分に確保できる。
【0048】例えば、サーモスタットを比較的低い温度
で作動させたい場合は、図3に示すように、アクチュエ
ータロッド10のストロークを増加させてチャンバ30
内のロッド占有率を高めることによりチャンバ30の容
積を減らし、すなわち等価的にワックス20の体積を大
きくでき、これによりワックスの膨張に係るバルブの開
閉作動温度を85℃程度まで繰上げることができる。
【0049】逆に、サーモスタットを比較的高い温度で
作動させたい場合は、図4に示すように、アクチュエー
タロッド10のストロークを減少させてチャンバ30の
容積を増やし、すなわち等価的にワックス20の体積を
小さくできるので、ワックスの膨張に係わるバルブの開
閉作動温度を105℃程度まで遅らせることができる。
【0050】なお、ここで説明しない符号40はダイヤ
フラムであり、50は流体であり、60はバルブを実質
的に動かすピストンを示す。言い換えれば、アクチュエ
ータロッドの増加したストローク(ワックスチャンバ内
に最大進入した状態)とアクチュエータロッドの減少し
たストローク(ワックスチャンバ内に最少進入した状
態)の範囲内で、バルブの開閉作動温度を選択的に変更
できる。
【0051】ここで上記を要約する。まず、ECUはエ
ンジンの環境・負荷条件から本発明の手順に従って、冷
却水のその時点ごとの望ましい最適温度とこれに相当す
るワックスの望ましい温度を計算し、次にこれに見合う
ワックスチャンバの容積に当たる位置にアクチュエータ
ロッドを動かす。ワックスの実際の温度が望ましい温度
より低いと、ピストンは動かずバルブは閉じたままであ
る。ワックスの実際の温度が望ましい温度より高いと、
ワックスの体積がワックスチャンバの容積を超え、ピス
トンが動き、バルブが開閉作動する。ピストンのストロ
ーク、すなわちバルブの開度はワックスの実際の温度と
望ましい温度の差に対応し、両者が同一値になるように
負のフィードバックがかかり、この制御は安定である。
これは、エンジンの最適冷却を可能する、従来にない強
力な武器となる。図5に、このようにして得られる制御
特性を示す。図5で、横軸は冷却水の温度(すなわち、
相当するワックスの温度、したがって相当するロッドの
ストロークから逆算できる)であり、縦軸はピストンの
ストロークである。バルブの開閉作動温度、つまり望ま
しい冷却水温度は、ある範囲、たとえばT (85℃)
〜T(105℃)内で自由に動かすことができる。そ
の上限と下限はロッドのストロークの物理的限界に対応
し、設計により調節可能である。
【0052】その結果、図6に示すように、エンジンの
負荷条件に合わせてバルブの開閉作動温度を変更し、冷
却水の温度をその時のエンジンの負荷条件に応じた最適
値をとるように制御でき、エンジンの冷却効率を常に最
適化できる。
【0053】この制御方法は、アクチュエータロッドの
小さいストロークのみで十分な性能を発揮できる。すな
わち、アクチュエータロッドの小さいストロークのみで
もエンジンの温度を最適に保たせるのに必要かつ十分な
冷却流量を確保できる。これは、ロッドとピストン間の
直径比率を調節することによって可能である。
【0054】また本発明の制御方法では、電気信号の断
絶時には、バルブの開閉作動温度を所定の最も低い値に
設定できる。
【0055】それには電気信号の断絶時、ロッドの位置
を初期状態として、アクチュエータ手段のロッドをチャ
ンバの容積を最小にするストロークに、たとえばバネ手
段により復帰させるとよい。
【0056】すなわち、ロッドの復元位置を減少したス
トローク状態の位置になるようにしてチャンバの容積を
初期の設定状態に維持することにより、電気信号の断絶
時、ワックスの膨張力に依存してバルブの開閉作動を行
う場合も、低い温度(85℃)の水準でエンジンの冷却
能力を最適に制御できる。
【0057】一方、本発明で提供される制御方法の制御
ロジックにおいてソフトウェア部分は次の3つのフェー
ズを含み、3番目の暖気フェーズはさらに3つの状態を
含む。 (1)検査フェーズ(Checking phas
e)、 (2)ウォームアップ・フェーズ(Warm up p
hase)、 (3)暖気フェーズ(Warm phase): (3.1)部分負荷状態、 (3.2)フル負荷状態、 (3.3)アイドリング状態。 これについて説明すると次の通りである。
【0058】(1)検査フェーズ キーを回した後、サーモスタットの状態を検査する。 ・ 抵抗(ステップモータ、DCモータ、ソレノイド) ・ モータの位置 ・ 電気結線 ・ 電子式サーモスタットは最も高い冷却水温度範囲に
変える。 ・ サーモスタットは閉じている。 ・ エンジン出口側の冷却水温度TEO<100℃、 STO(開弁温度)=105℃ ・ ラジエータ出口側の冷却水温度TRO << 40
【0059】(2)ウォームアップフェーズ ・ サーモスタットは閉じている。 ・ ラジエータに通る流量は01/min ・ エンジン出口側の冷却水温度TEO<100℃ ・ ラジエータ出口側の冷却水温度TRO<<40℃ ・ ステップモータの動作は不可能であるが、これは、
混合空間内の温度が適正水準に到達しなかったからであ
る。
【0060】(3)暖気フェーズ ・ エンジン出口側の冷却水温度TEO≧100℃ ・ ラジエータ出口側の冷却水温度TRO≧40℃ もし、ラジエータ出口側の冷却水温度TROが限界値に
到達しなかった場合、電子式サーモスタットは動作しな
い。部分負荷状態において、電子式サーモスタットは最
も高い温度水準を保つように調節する。
【0061】(3.1) 部分負荷状態 冷却水温度が適正水準に到達すると、サーモスタットは
開き始める。サーモスタットは最も高い温度水準を制御
する。
【0062】(3.2) フル負荷状態 サーモスタットは最も低い温度範囲を制御する。サーモ
スタットは開いている。回路を通じてステップモータは
動作する。 ラジエータ出口側の冷却水温度はTRO >> 40
℃。 ファンが付く。これは、サーモスタットが最も低い温度
範囲を制御するからである。もし、最も低い温度水準よ
り1℃下にあるとファンは消える。ファンに対する温度
差はプラスマイナス1℃である。
【0063】(3.3) アイドリング状態 正常にサーモスタットは最も低い温度範囲を制御する。
しかし、ラジエータ出口側の冷却水温度は限界温度以上
である。サーモスタットの電源が付き、また、ファンの
電源も付く。もし、ラジエータ出口側の冷却水温度が限
界値以上であるとファンは作動する。また、急発進の場
合も同様であり、エンジンが消えた後ファンは直ちに消
えない。
【0064】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明は、車両の
走行環境、その他与件等のような周辺の影響を予め電子
制御装置に貯蔵し、これを用いて状況に応じるサーモス
タットの制御を可能にする制御方法を提供することによ
り、車両の走行環境、その他与件等によって常に最適の
冷却効率が維持でき、窮極的に車両の燃費向上と排気ガ
ス低減の効果をすべて満足させることができる長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子式サーモスタットの制御方法
において、制御ロジックに対する好適な一具現例を示す
フローチャートである。
【図2】本発明に係る電子式サーモスタットの制御方法
において、制御ロジックに対する好適な他の具現例を示
すフローチャートである。
【図3】本発明に係る電子式サーモスタットの制御方法
を適用したサーモスタットの動作状態に対する一具現例
を示す概略図である。
【図4】本発明に係る電子式サーモスタットの制御方法
を適用したサーモスタットの動作状態に対する他の具現
例を示す概略図である。
【図5】図3と図4の具現例に対する温度制御範囲を示
すグラフである。
【図6】本発明に係る電子式サーモスタットの制御方法
において、エンジンの負荷条件による冷却水温度の可変
制御方法を示すグラフである。
【符号の説明】
10:アクチュエータロッド 20:ワックス 30:チャンバ 40:ダイヤフラム 50:流体 60:ピストン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン冷却水の温度値を用いることを
    含む制御ロジックによって、ストローク変化を起こすア
    クチュエータ手段を用いて、ワックスチャンバの容積を
    変化させることにより、バルブの開閉作動温度が所定の
    範囲内で可変的に決定されるようにしたことを特徴とす
    る電子式サーモスタットの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記エンジン冷却水の温度値を用いるこ
    とを含む制御ロジックは、第1の比較機100でエンジ
    ン出口側の冷却水温度TEOとラジエータ出口側の冷却
    水温度TROを入力値としてこれを比較した後、この際
    の差異値+ΔT差異値を出力する段階と、 基本的な温度差異値ΔT基本値=(TEO−TRO
    限界値を設定する段階と、 第2の比較機200で前記の+ΔT差異値とΔT基本値
    を入力値としてこれを比較した後、この際の差異値+Δ
    (ΔT差異値−ΔT基本値)を出力する段階と、 ORゲートで前記の+Δ(ΔT差異値−ΔT基本値)を
    演算して現在の冷却水の温度差異値を出力する段階と、 ANDゲートで現在の冷却水の温度差異値とサーモスタ
    ットの作動開始のための基本的な条件を演算した後、サ
    ーモスタットの作動のための制御信号を出力し、アクチ
    ュエータ手段を通じてサーモスタットの作動を可変的に
    制御する段階とを含むことを特徴とする請求項1記載の
    電子式サーモスタットの制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ORゲートの演算過程は、ラジエー
    タ出口側の冷却水温度の時間微分基本値(dTRO/d
    t)基本値 とラジエータ出口側の冷却水温度の時間微
    分検出値(dTRO/dt)検出値 を第3の比較機3
    00で比較した後、この際に出力される差異値Δ(dT
    RO/dt) を含むことを特徴とする請求項2記載の
    電子式サーモスタットの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ANDゲートの演算過程において、
    サーモスタットの作動開始のための基本的な条件で、エ
    ンジン出口側の冷却水温度TEOと、設定されているエ
    ンジン出口側の冷却水温度値TEO基本値とを第4の比
    較機400で比較した後、この際の出力される差異値+
    ΔTEOを含むことを特徴とする請求項2記載の電子式
    サーモスタットの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ANDゲートの演算過程においてサ
    ーモスタットの作動開始のための基本的な条件で、ラジ
    エータ出口側の冷却水温度TROと、設定されているラ
    ジエータ出口側の冷却水温度値TRO基本値とを第4の
    比較機400で比較した後、この際の出力される差異値
    +ΔTROを含むことを特徴とする請求項2記載の電子
    式サーモスタットの制御方法。
  6. 【請求項6】 前記バルブの開閉作動温度は、アクチュ
    エータ手段が発揮する増加したストロークと減少したス
    トロークとで決まる所定の範囲内で、可変的に決定され
    ることを特徴とする請求項1記載の電子式サーモスタッ
    トの制御方法。
  7. 【請求項7】 エンジンの負荷条件に応じて決定され
    る、前記バルブの開閉作動温度の、前記所定の範囲は8
    5〜105℃であることを特徴とする請求項1又は6記
    載の電子式サーモスタットの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記アクチュエータ手段が有するストロ
    ークの範囲はピストンとの直径比によって調節できるこ
    とを特徴とする請求項1又は6記載の電子式サーモスタ
    ットの制御方法。
  9. 【請求項9】 前記制御ロジックが故障した時のバルブ
    の開閉作動温度は、アクチュエータ手段のロッド位置を
    初期状態に復元させる方法によって最も低い値に設定さ
    れることを特徴とする請求項1記載の電子式サーモスタ
    ットの制御方法。
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