JP2003237033A - グラビア印刷機の制御方法及び制御装置 - Google Patents

グラビア印刷機の制御方法及び制御装置

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JP2003237033A
JP2003237033A JP2002046182A JP2002046182A JP2003237033A JP 2003237033 A JP2003237033 A JP 2003237033A JP 2002046182 A JP2002046182 A JP 2002046182A JP 2002046182 A JP2002046182 A JP 2002046182A JP 2003237033 A JP2003237033 A JP 2003237033A
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Japan
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stage
printing unit
plate cylinder
angle
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JP2002046182A
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English (en)
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Kenjiro Kamitaki
謙二郎 上滝
Shinya Hamada
慎哉 濱田
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SHI Control Systems Ltd
Original Assignee
SHI Control Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンペンセータロールを含まないセクショナ
ル駆動型のグラビア印刷機において、印刷ロールの位相
操作を後段の印刷に干渉させない制御方法を提供する。 【解決手段】 コンペンセータロールを含まないセクシ
ョナル駆動型のグラビア印刷機に適用される。ある段の
印刷ユニットの見当調整に伴う版位相の操作による印刷
基材の張力変動とそれに対応する見当誤差、即ち版位相
のモデルを構成してシミュレーションを行い、シミュレ
ーション結果に基づいて後段の印刷ユニットの印刷制御
にフィードフォワード補償を加えることにより後段の印
刷ユニットへの影響を非干渉化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグラビア印刷機に関
し、特にコンペンセータロールを持たないセクショナル
駆動型のグラビア印刷機の制御方法及び制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷は、図10に示すように、
凹の版面を持つ版胴101から紙又はプラスチックフィ
ルム等の印刷基材(以下、基材と呼ぶ)102にグラビ
アインキ103を直接転写する印刷方式である。104
は圧胴、105はドクターブレードである。
【0003】図11にグラビア印刷機の版胴部の簡易図
を示す。第1〜第3印刷ユニットにおける各版胴1U〜
3Uの出側には1色毎に乾燥機111〜113及びクー
リングロール114〜116が配置されている。第1印
刷ユニットで印刷された基材110は乾燥機111の温
風によって乾燥させられ、クーリングロール114にて
冷却されながら第2印刷ユニットヘ送られる。そして、
2色目以降は印刷出側に設けられたマークセンサ11
7、118によって基材110の印刷見当を検出し、前
段印刷ユニットに対する見当誤差を検出する。
【0004】グラビア印刷機の印刷制御は前段印刷位置
との2色間の相対位置を制御するが、印刷位置は前段と
のパス長を操作することによって行う。具体的には、図
11に示すように、第2段以降の版胴の入側にコンペン
セータロール119、120を設け、これを上下させる
ことでパス長を変化させる。
【0005】グラビア印刷機は版胴自体が駆動ロールを
兼ねている。つまり、基材と版胴はグリップしており、
版胴自体が基材を送ることによって他の輪転機と大きく
特性が異なり、以下の点が特徴となる。
【0006】版胴と基材はグリップされているので、
版胴の角度、即ち版胴間の相対角度が直接印刷見当とは
ならない。
【0007】従って、スタティックな張力平衡状態で
は版胴間の相対位相が印刷見当となるが、過渡時におい
ては基材の張力が印刷見当を支配していることになる。
【0008】図12に示すように、ニップロール間の
一定のパス長の基材張力は、パス通過時間を時定数とす
る一次遅れとなる。従って、グラビア印刷機の印刷見当
もこの時定数の一次遅れで推移し、基材は後段に次々に
伝わっていくので、二次遅れ、三次遅れと高次の遅れで
干渉していくことになる。つまり、図12において版胴
間のパス長=L(m)、基材速度=v(m/sec)、
流入する基材の張力=Tiとすると、Δt秒後のパス間
の張力T0 (t)は下記の数1で表される。
【0009】
【数1】
【0010】上記の数1をΔtで除算し、Δtが限り無
く0に近づくものとすると、下記の数2、数3で表すこ
とができる。
【0011】
【数2】
【0012】
【数3】 つまり、張力T0 (t)はパス長Lを速度vで除算した
時定数の一次遅れとなる。
【0013】ところで、グラビア印刷機では印刷見当が
張力に直接影響されることから、印刷制御も以下のよう
に他の輪転機とは異なる。
【0014】a.印刷見当については他の輪転機では全
色の絶対位置を監視するのに対し、グラビア印刷機では
図13に示すように、2段目以降の各段に設けられたマ
ークセンサとコントローラとの組み合わせにより前段の
印刷ユニットとの2色間の相対位置を制御する。
【0015】b.そして、グラビアの印刷見当の補正は
誤差のフィードバックにより連続的に加えられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明で明らかな
ように、グラビア印刷機は版胴が基材とグリップしてお
り、フィードロールを兼ねている。そのため版胴間の相
対角度を変化させても基材が伸縮するので即座に印刷見
当は変化せず、その後の張力の変化によって印刷見当が
移動する。言い換えれば、基材の張力が印刷見当を支配
していることになる。
【0017】印刷ロール間の張力変動は基材がパスを通
過する時間を時定数とした一次遅れで推移し、次々と後
段へ伝わるため、二次遅れ、三次遅れと、後段に移るほ
ど高次の遅れで干渉していくことになる。
【0018】グラビア印刷機のセクショナルドライブで
は版胴の位相を操作して印刷見当の修正を行うが、相対
位相を操作すると操作した版胴の入側、出側の基材の張
力を変化させることになる。この張力変動によって印刷
見当は移動するが、基材の張力変動は後段の印刷ユニッ
トに干渉して、後段の印刷見当が狂うことになる。
【0019】また、これまでのコンペンセータロールに
よる印刷見当制御装置でも、版胴の入り側の基材の張力
を変化させるために、張力変動が後段に伝わって後段の
印刷に干渉していたが、セクショナルドライブの版位相
の操作では入り側の張力は勿論のこと、同時に出側の張
力も変動させるので、後段の印刷に直接干渉することに
なる。
【0020】そこで、版位相を操作して見当修正を行う
セクショナルドライブでは、操作量を後段の操作量に加
算して見かけ上のパス長を一定に保つことが考えられて
いる。しかし、グラビア印刷機の印刷ロール間には乾燥
機やクーリングロールなどのフリーロールが多く、これ
らの慣性モーメントは基材張力の変化には無視できない
遅れの要素になる。従って、単純に操作量を後段に加算
すると、実際の張力の変化と、後段の印刷ロールの操作
のタイミングが合わず、かえって印刷見当の誤差を発生
させることになる。
【0021】以上のような問題点に鑑み、本発明の課題
は、コンペンセータロールを含まないセクショナル駆動
型のグラビア印刷機において、印刷ロールの位相操作を
後段の印刷に干渉させない制御方法及び制御装置を提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の形態によるグラ
ビア印刷機の制御方法は、コンペンセータロールを含ま
ないセクショナル駆動型のグラビア印刷機において、あ
る段の印刷ユニットの見当調整に伴う版位相の操作によ
る印刷基材の張力変動とそれに対応する見当誤差、即ち
版位相のモデルを構成してシミュレーションを行い、シ
ミュレーション結果に基づいて後段の印刷ユニットの印
刷制御にフィードフォワード補償を加えることにより後
段の印刷ユニットへの影響を非干渉化させることを特徴
とする。
【0023】本制御方法においては、前記モデルは、各
段の印刷ユニット間に慣性モーメントJで規定されるフ
リーロールが存在することを前提にして、前記慣性モー
メントJ、前記ある段とその次の段の印刷ユニット間の
パス長、該次の段と更にその次の段の印刷ユニット間の
パス長、印刷基材の速度、変位に対する張力の変換定数
等を基に構成される。
【0024】本制御方法においてはまた、該グラビア印
刷機が3段以上の印刷ユニットから構成される場合、2
段目以降の印刷ユニットの各段においてそれぞれ前記モ
デルが構成され、各モデルは、複数の印刷ユニットにお
いて版位相を操作した場合もそれに伴う後段の操作をカ
スケードで加算して非干渉化させるように接続される。
【0025】本発明の他の形態によれば、コンペンセー
タロールを含まないセクショナル駆動型のグラビア印刷
機であって、少なくとも3段のモータ駆動による印刷ユ
ニットを備え、各段の印刷ユニットのモータドライバに
は速度指令値が与えられ、第2段以降の印刷ユニットに
おいてはそれぞれ、印刷基材に付された印刷見当の検出
系、版胴の原点信号の検出系からそれぞれ得られる見当
誤差、位置検出値に基づいて前記速度指令値を補正する
ための制御系が備えられているグラビア印刷機におい
て、各段の印刷ユニットの前記制御系の間に、前段の印
刷ユニットの見当調整に伴う版位相の操作による印刷基
材の張力変動とそれに対応する見当誤差、即ち版位相の
伝達モデルを構成して接続し、ある段とその次の段の間
の伝達モデルはその出力を前記次の段の印刷ユニットの
前記制御系にフィードフォワード補償として与えること
を特徴とするグラビア印刷機の制御装置が提供される。
【0026】本制御装置においても、前記伝達モデル
は、各段の印刷ユニット間に慣性モーメントJで規定さ
れるフリーロールが存在することを前提にして、前記慣
性モーメントJ、前記ある段とその次の段の印刷ユニッ
ト間のパス長、該次の段と更にその次の段の印刷ユニッ
ト間のパス長、印刷基材の速度、変位に対する張力の変
換定数等を基に構成される。
【0027】本制御装置においてはまた、第2段と第3
段の印刷ユニット間の前記伝達モデルは、第2段の印刷
ユニットにおける前記印刷見当の検出系から得られる第
2段の印刷ユニットの版胴に対する操作角を入力され
て、第3段の印刷ユニットにおける前記印刷見当の検出
系から得られる第3段の印刷ユニットの版胴に対する操
作角を補正するための角度をフィードフォワード補償と
して与え、第3段以降のある段と次の段の印刷ユニット
間の前記伝達モデルは、前記ある段の印刷ユニットにお
ける前記印刷見当の検出系から得られる前記ある段の印
刷ユニットの版胴に対する操作角及び前記ある段の前段
の前記伝達モデルにより前記フィードフォワード補償さ
れた角度を入力されて、前記次の段の印刷ユニットにお
ける前記印刷見当の検出系から得られる前記次の段の印
刷ユニットの版胴に対する操作角を補正するための角度
をフィードフォワード補償として与えるようにカスケー
ド接続構成とされる。
【0028】
【作用】本発明による制御方法及び制御装置において
は、版位相の操作による基材の張力変動とそれに対応す
る見当誤差、即ち版位相のモデルを構成して、版位相を
操作する際に後段への影響をシミュレーションする。そ
の結果を後段の版胴の制御にフィードフォワード補償す
ることで張力変化による影響をキャンセルし、版位相操
作に対して後段の印刷を非干渉化させる。
【0029】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明を理解し易くす
るために、見当補正の版位相操作、つまり位相角操作に
伴う次段への影響について説明する。
【0030】図4を参照して、第1〜第3段印刷ユニッ
トの版胴1U〜3Uの場合について説明する。パス長L
1-2Uの版胴1U−2U間の見当の補正を行うために、版
胴2Uの位相角をθCMP2移動させるものとする。基材1
0の進む方向に位相角を操作すると、版胴1U−2U間
の基材10の張力はTdだけ上昇して(T0 +Td)と
なるが、パス長L2-3Uの版胴2U−3U間の基材10の
張力は逆に(T0 −Td)に減少して版胴2U−3U間
の印刷見当に直接影響する。
【0031】次に、図5に示すように、2つのグリップ
されたフィードロール(版胴と圧胴の組み合わせ)だ
け、つまりパス長L2-3Uの2つのフィードロール間にフ
リーロール無しを考えた場合は、版胴2Uの位相角をθ
CMP2だけ操作したときには、版胴3Uの操作角θadj31
はθCMP2と同量を同じタイミングで動かすことで版胴2
U−3U間のパス長は変化せず、張力変動は発生しな
い。
【0032】ところが、図6に示すように、版胴2Uか
らパス長L1、版胴3Uからパス長L2の版胴2U−3
U間のパスにフリーロールによる慣性モーメントJが存
在する場合は、版胴3Uの操作角θadj31 はθCMP2に対
して遅れを持たせる必要がある。
【0033】本発明は、上記の点に着眼してなされたも
のであり、以下のような手法を採用している。
【0034】図7には、図6における慣性モーメントJ
のフリーロールと版胴3Uの間の張力をT0 で一定であ
ると想定し、版胴2Uの操作角θCMP2に対するフリーロ
ールの変位をθJ としたモデルのブロック図を示す。言
うまでもなく、ここで得られたフリーロールの変位θJ
を版胴3Uの操作角θadj31 とすれば、フリーロールと
版胴3Uの間の張力、すなわち版胴3Uの入り側の張力
はT0 で一定となる。このブロック図におけるK1は版
胴2Uの変位、すなわち版胴2Uとフリーロール間のパ
ス長L1の変化に対する基材張力の定数、Jは中間フリ
ーロールの慣性モーメント、Dは基材の粘性係数、sは
ラプラス演算子、ωJはフリーロールの角速度を示す。
【0035】これより、版胴2Uの操作角θCMP2に対し
てフリーロールの変位、即ち版胴3Uの操作角θadj31
は数4で求まるθJ になるので、変位に対する張力の変
換定数K1とフリーロールの慣性モーメントJと粘性係
数Dの3つのパラメータを与えて版胴3Uを操作すれ
ば、版胴3Uへの干渉をキャンセルできる。
【0036】前段操作角に対するフリーロールの変位は
下記の数4で表わされる。
【0037】
【数4】
【0038】次に、見当調整により位相角を操作した版
胴2Uの入側、すなわち図4におけるパス長L1-2Uの版
胴1U−2U間の張力変動がパス長L2-3Uの版胴2U−
3U間の張力に与える影響をモデル化し、版胴3Uに対
する干渉防止を図るようにしている。
【0039】図8をも参照して、版胴2Uの操作角θ
CMP2に対しては版胴1U−2U間の張力も変動する。版
胴2Uの操作角θCMP2に対する版胴1U−2U間の張力
変動Tdは下記の数5で表される。
【0040】
【数5】
【0041】但し、K2は操作角に対する張力の変換定
数を表し、vは基材速度を示す。またL1-2U/vは版胴
1Uと2Uのパス間で基材10が入れ替わる時定数を示
す。
【0042】数5で得られた張力の基材10は版胴2U
を通り抜け、版胴2U−3U間の張力に影響を与えて版
胴3Uの印刷に干渉する。版胴2U−3U間の張力変動
Td1 も、パス間を基材10が通過するL2-3U/vを時
定数とする一次遅れの下記の数6で求められる。
【0043】
【数6】
【0044】版胴2U−3U間の張力変動Td1 が得ら
れたので、数5で使用した変位/張力の定数K2の逆数
を掛け、版胴3Uの位相角を操作すれば、版胴1U−2
U間の張力変動Tdによる干渉をキャンセルすることが
できる。尚、この場合のパス間の張力変化も、当然フリ
ーロールの慣性モーメントJの影響を受けるが、パス間
通過の時定数L1-2U/v、L2-3U/vが大きいので無視
できる。
【0045】図7と図8とを重ね合わせて図9のように
し、操作角θCMP2に対してモデルでのシミュレーション
をして得られたθCCL3(操作角θadj31 を演算器91に
よりθadj32 で修正した値)を版胴3Uの位相角へ加え
てフィードフォワード補償することで、版胴2Uの位相
角操作時の版胴3Uに与える影響はキャンセルされる。
【0046】実際には印刷ユニットは複数(3段以上)
あるので、図9の関数は段数に応じてカスケードで接続
される。つまり、それぞれの印刷ユニットでは見当修正
の位相角操作が連続的に行われ、ユニット毎に加算しな
がら接続されるので図3のようになる。
【0047】図3は、上記の原理に基づいて本発明を第
1〜第4段の印刷ユニットを含むグラビア印刷機に適用
した場合の制御系のうち、第2段、第3段の制御系の要
部構成を示す。勿論、第2段と第3段の印刷ユニット間
には、図6で説明したように、慣性モーメントJのフリ
ーロールが存在するものとする。以下では、第1段〜第
4段印刷ユニットにそれぞれ版胴1U〜4Uが備えられ
ているものとする。
【0048】図3において、第2段、第3段の印刷ユニ
ット間における伝達モデルM2Uに対しては、版胴1U−
2U間の1−2U見当修正信号(操作角θCMP2を示す)
が与えられ、角度θCCL3が得られる。また、これによる
干渉をキャンセルするために、図9で説明した操作角θ
CMP2での版胴2U操作時の伝達モデルM2Uにより得られ
た角度θCCL3を、演算器A31により版胴2U−3U間の
2−3U見当修正信号(操作角θCMP3を示す)にフィー
ドフォワード補償として加えたうえで第3段印刷ユニッ
トの版胴3Uへの操作角が3U位置修正θOP3 として与
えられる。尚、図3の伝達モデルM2UにおけるK2Uは第
2段の操作角θCMP2に対する張力の変換定数である。ま
た、伝達モデルM2Uにおける下側のブロックは、図9に
おいて角度θadj32 を得るための2つのブロックを合成
したものであることは言うまでもない。
【0049】同様にして、第4段印刷ユニットにおける
版胴4Uに対しては、操作角θCMP3に基づく版胴3U操
作時の伝達モデルM3Uにより得られた角度θCCL4を、演
算器A41により版胴3U−4U間の3−4U見当修正信
号(操作角θCMP4を示す)にフィードフォワード補償と
して加えたうえで版胴4Uへの操作角が4U位置修正θ
OP4 として与えられる。尚、伝達モデルM3UにおいてK
3Uは第3段の操作角θ CMP3に対する張力の変換定数であ
り、L3-4Uは版胴3U−4U間のパス長である。以下、
次段以降の制御系も同様に構成される。
【0050】上記の説明で明らかなように、本発明は、
例えば第2段印刷ユニットの版胴2U操作時、第3段印
刷ユニットの版胴3Uへの挙動が当初より伝達モデルと
等価であれば、見当誤差の発生より前に補正を加え、つ
まりフィードフォワード補償することにより見当誤差の
発生自体を抑制することができるという点に着目したも
のである。
【0051】次に、図1を参照して、本発明を3段以上
の印刷ユニットからなるグラビア印刷機に適用した場合
の全体構成について説明する。ここでは、便宜上、第1
段〜第3段までの印刷ユニットを示しているが、第4段
以降の印刷ユニットも第3段の印刷ユニットと実質上同
様の構成となる。
【0052】図1において、第1段印刷ユニット10に
おいては速度指令器(図示せず)からの速度指令値がド
ライバ11に与えられ、ドライバ11は速度指令値に基
づいてモータ12を回転させる。そして、モータ12の
動力を動力伝達機構13を介して伝達することで版胴1
4を回転駆動する。モータ12の回転量はエンコーダ1
5により検出され、エンコーダ15がインクリメンタル
エンコーダの場合にはパルス信号が速度フィードバック
値として出力される。版胴14には圧胴16が圧接さ
れ、版胴14との間の印刷基材(以下、基材と呼ぶ)2
00を搬送する。版胴14には原点信号が付されてお
り、これは原点センサ17により検出される。位置検出
カウンタ18はエンコーダ15からのパルスをカウント
し続け、原点センサ17からの信号でリセットされる。
エンコーダ15には、インクリメンタル、またはアブソ
リュートエンコーダが使用される。インクリメンタルエ
ンコーダの場合は位置検出カウンタ18のカウント値
は、モータ11の回転量、言い換えれば版胴14の基準
位置を示す信号として扱われる。アブソリュートエンコ
ーダの場合はエンコーダ15の検出値がそのまま基準位
置として扱われる。ここで、エンコーダ15、原点セン
サ17、位置検出カウンタ18を含む系は原点信号の検
出系として作用する。これは第2段以降も同様である。
【0053】次に、第2段印刷ユニット20においては
モータ22の動力を動力伝達機構23を介して伝達する
ことで版胴24を回転駆動する。モータ22の回転量は
エンコーダ25により検出され、インクリメンタルエン
コーダの場合はパルス信号が速度フィードバック値とし
て出力される。版胴24には圧胴26が圧接され、版胴
24との間の基材200を搬送する。版胴24にも原点
信号が付されており、これは原点センサ27により検出
される。位置検出カウンタ28はエンコーダ25がイン
クリメンタルの場合はパルスをカウントし続け、原点セ
ンサ27からの信号でリセットされる。エンコーダ25
がインクリメンタルエンコーダの場合は、位置検出カウ
ンタ28のカウント値は、モータ22の回転量、言い換
えれば位置のフィードバックを示す信号として扱われ
る。またアブソリュートエンコーダの場合はエンコーダ
25の検出値がそのまま位置のフィードバックとして扱
われる。このフィードバック位置は第2段印刷ユニット
20の位置のフィードバックとみなすことができ、前に
述べた第1段印刷ユニット10における基準位置(位置
検出カウンタ18の出力)との差を位相のフィードバッ
クとみなすことができる。
【0054】第1段印刷ユニット10の位置検出カウン
タ18からの基準位置と第2段印刷ユニット20の位置
検出カウンタ28からのフィードバック位置とが演算器
34でサミングされることで相対位置、すなわち位相が
算出される。第2段印刷ユニット20には更に、基材2
00から印刷見当を検出するためのマークセンサ31が
備えられ、その出力は印刷誤差検出器32に与えられ
る。そして、印刷誤差検出器32で検出された印刷誤差
に基づいて見当レギュレータ33が操作角θCMP2を示す
見当修正信号を出力する。操作角θCMP2は第2段印刷ユ
ニット20に対する2U位置修正θop2 となる。この2
U位置修正θop2 には更に、図示しない位相設定器から
の設定値が演算器35でサミングされ、続いて演算器3
4の出力と演算器35の出力が演算器36でサミングさ
れて位相誤差が算出される。この算出結果は積分器37
で積分され、この積分値は演算器38で速度指令値に補
正値として加算されて第2段印刷ユニットのドライバ2
1に与えられる。ここで、マークセンサ31、見当誤差
検出器32、見当レギュレータ33を含む系は印刷見当
の検出系として作用する。これは第3段以降においても
同様である。
【0055】操作角θCMP2を示す見当修正信号はまた、
伝達モデル60にも与えられる。伝達モデル60は、図
3で説明した伝達モデルM2Uに対応するものであり、干
渉をキャンセルするための角度θCCL3を出力する。
【0056】第3段印刷ユニット50においてはモータ
52の動力を動力伝達機構53を介して伝達することで
版胴54を回転駆動する。モータ52の回転量はエンコ
ーダ55により検出され、インクリメンタルエンコーダ
の場合はパルス信号が速度フィードバック値として出力
される。版胴54には圧胴56が圧接され、版胴54と
の間の基材200を搬送する。版胴54にも原点信号が
付されており、これは原点センサ57により検出され
る。位置検出カウンタ58はエンコーダ55がインクリ
メンタルの場合はパルスをカウントし続け、原点センサ
57からの信号でリセットされる。エンコーダ55がイ
ンクリメンタルエンコーダの場合は、位置検出カウンタ
58のカウント値は、モータ52の回転量、つまり位置
のフィードバックを示す信号として扱われる。またアブ
ソリュートエンコーダの場合はエンコーダ55の検出値
がそのまま位置のフィードバックとして扱われる。この
フィードバック位置は第3段印刷ユニット50の位置の
フィードバックとみなすことができ、前に述べた第1段
印刷ユニット10における基準位置(位置検出カウンタ
18の出力)との差を位相のフィードバックとみなすこ
とができる。
【0057】第1段印刷ユニット10の位置検出カウン
タ18からの基準位置と第3段印刷ユニット50の位置
検出カウンタ58からのフィードバック位置とが演算器
74でサミングされることで相対位置、すなわち位相が
算出される。第2段印刷ユニット50には更に、基材2
00から印刷見当を検出するためのマークセンサ71が
備えられ、その出力は印刷誤差検出器72に与えられ
る。そして、印刷誤差検出器72で検出された印刷誤差
に基づいて見当レギュレータ73が操作角θCMP3を示す
見当修正信号を出力する。操作角θCMP3は演算器79に
より伝達モデル60からの角度θCCL3にサミングされて
第3段印刷ユニット50に対する3U位置修正θop3
なる。この3U位置修正θop3 には更に、図示しない位
相設定器からの設定値が演算器75でサミングされ、続
いて演算器74の出力と演算器75の出力が演算器76
でサミングされて位相誤差が算出される。この算出結果
は積分器77で積分され、この積分値は演算器78で速
度指令値に補正値として加算されて第3段印刷ユニット
のドライバ51に与えられる。
【0058】尚、第3段と第4段の間の伝達モデル80
は、図3で説明した伝達モデルM3Uに対応し、この伝達
モデル80には図3で説明したように操作角操作角θ
CMP3と3U位置修正θop3 が与えられることにより、前
段からの干渉をキャンセルするための角度θCCL4が得ら
れる。
【0059】図2は、図1における第2段、第3段の伝
達モデルに更に、第4段の伝達モデル90をも加えた要
部構成を示す。図3では、各伝達モデルにおける下側の
ブロックを1つにまとめた形態で示しているが、図2で
はL1-2U/v=T1-2U、L2- 3U/v=T2-3U、L3-4U
v=T3-4U、L4-5U/v=T4-5Uとして、図9と同様に
2つのブロックで示している。KT は変位に対する張力
変換定数であり、L4- 5Uは版胴4U−5U間のパス長
を、vは印刷速度を、Dは粘性係数をそれぞれ表す。ま
た、図2中で太線部分がフィードフォワード補償部分を
示す。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
制御方法及び制御装置においては、版位相の操作による
印刷基材の張力変動とそれに対応する見当誤差、即ち版
位相の伝達モデルを構成して、版位相を操作する際に後
段への影響をシミュレーションし、その結果を後段の版
胴の制御にフィードフォワード補償することで張力変化
による影響をキャンセルし、版位相操作に対して後段の
印刷を非干渉化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグラビア印刷機の構成を、複数段
の印刷ユニットのうち第1段〜第3段の印刷ユニットに
ついて示した図である。
【図2】図1のグラビア印刷機における本発明の要部で
ある第2段〜第4段の伝達モデルの構成及び接続関係を
示した図である。
【図3】本発明による第2段及び第3段印刷ユニットに
おける伝達モデルの構成及び接続関係を示した図であ
る。
【図4】グラビア印刷機における第2段印刷ユニットの
位相操作時の前後の印刷基材の張力変動を説明するため
の図である。
【図5】印刷ユニット間にフリーロールが無い場合につ
いて第2段印刷ユニットの位相操作時の第2段−第3段
間の印刷基材の張力変動を説明するための図である。
【図6】印刷ユニット間にフリーロールがある場合につ
いて第2段印刷ユニットの位相操作時のフリーロール前
後の印刷基材の張力変動を説明するための図である。
【図7】図6に示されたフリーロールの前段の版胴操作
角に対する変位モデルを示したブロック図である。
【図8】図6に示された構成において前段の版胴の位置
操作時における印刷基材の張力変化による後段の影響の
モデルを説明するための図である。
【図9】図6に示された構成において前段の版胴の位置
操作時における後段への影響のモデルを説明するための
図である。
【図10】グラビア印刷の原理を説明するための図であ
る。
【図11】グラビア印刷機における第1段〜第3段の印
刷ユニットの一般的の構成を示した図である。
【図12】グラビア印刷機における版胴間の印刷基材の
張力について説明するための図である。
【図13】グラビア印刷機における見当制御について説
明するための図である。
【符号の説明】
2U、M3U、60、80、90 伝達モデル 10、20、50 第1段、第2段、第3段の印刷ユ
ニット 12、22、52 モータ 14、24、54 版胴 15、25、55 エンコーダ 16、26、56 圧胴 17、27、57 原点センサ 31、71 マークセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C250 EA42 5H004 GB15 HA07 HB07 HB08 JA22 JB03 JB08 KA71 KB33 KC27 KD70 LA13 LA15 LA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンペンセータロールを含まないセクシ
    ョナル駆動型のグラビア印刷機において、ある段の印刷
    ユニットの見当調整に伴う版位相の操作による印刷基材
    の張力変動とそれに対応する見当誤差、即ち版位相のモ
    デルを構成してシミュレーションを行い、シミュレーシ
    ョン結果に基づいて後段の印刷ユニットの印刷制御にフ
    ィードフォワード補償を加えることにより後段の印刷ユ
    ニットへの影響を非干渉化させることを特徴とするグラ
    ビア印刷機の制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御方法において、前
    記モデルは、各段の印刷ユニット間に慣性モーメントJ
    で規定されるフリーロールが存在することを前提にし
    て、前記慣性モーメントJ、前記ある段とその次の段の
    印刷ユニット間のパス長、該次の段と更にその次の段の
    印刷ユニット間のパス長、印刷基材の速度、変位に対す
    る張力の変換定数等を基に構成されることを特徴とする
    グラビア印刷機の制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の制御方法において、該
    グラビア印刷機が3段以上の印刷ユニットから構成され
    る場合、2段目以降の印刷ユニットの各段においてそれ
    ぞれ前記モデルが構成され、各モデルは、複数の印刷ユ
    ニットにおいて版位相を操作した場合もそれに伴う後段
    の操作をカスケードで加算して非干渉化させるように接
    続されることを特徴とするグラビア印刷機の制御方法。
  4. 【請求項4】 コンペンセータロールを含まないセクシ
    ョナル駆動型のグラビア印刷機であって、少なくとも3
    段のモータ駆動による印刷ユニットを備え、各段の印刷
    ユニットのモータドライバには速度指令値が与えられ、
    第2段以降の印刷ユニットにおいてはそれぞれ、印刷基
    材に付された印刷見当の検出系、版胴の原点信号の検出
    系からそれぞれ得られる見当誤差、位置検出値に基づい
    て前記速度指令値を補正するための制御系が備えられて
    いるグラビア印刷機において、各段の印刷ユニットの前
    記制御系の間に、前段の印刷ユニットの見当調整に伴う
    版位相の操作による印刷基材の張力変動とそれに対応す
    る見当誤差、即ち版位相の伝達モデルを構成して接続
    し、ある段とその次の段の間の伝達モデルはその出力を
    前記次の段の印刷ユニットの前記制御系にフィードフォ
    ワード補償として与えることを特徴とするグラビア印刷
    機の制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の制御装置において、前
    記伝達モデルは、各段の印刷ユニット間に慣性モーメン
    トJで規定されるフリーロールが存在することを前提に
    して、前記慣性モーメントJ、前記ある段とその次の段
    の印刷ユニット間のパス長、該次の段と更にその次の段
    の印刷ユニット間のパス長、印刷基材の速度、変位に対
    する張力の変換定数等を基に構成されることを特徴とす
    るグラビア印刷機の制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の制御装置において、第
    2段と第3段の印刷ユニット間の前記伝達モデルは、第
    2段の印刷ユニットにおける前記印刷見当の検出系から
    得られる第2段の印刷ユニットの版胴に対する操作角を
    入力されて、第3段の印刷ユニットにおける前記印刷見
    当の検出系から得られる第3段の印刷ユニットの版胴に
    対する操作角を補正するための角度をフィードフォワー
    ド補償として与え、 第3段以降のある段と次の段の印刷ユニット間の前記伝
    達モデルは、前記ある段の印刷ユニットにおける前記印
    刷見当の検出系から得られる前記ある段の印刷ユニット
    の版胴に対する操作角及び前記ある段の前段の前記伝達
    モデルにより前記フィードフォワード補償された角度を
    入力されて、前記次の段の印刷ユニットにおける前記印
    刷見当の検出系から得られる前記次の段の印刷ユニット
    の版胴に対する操作角を補正するための角度をフィード
    フォワード補償として与えるようにカスケード接続構成
    とされていることを特徴とするグラビア印刷機の制御装
    置。
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