JP2003236888A - 中空樹脂製品の成形方法 - Google Patents

中空樹脂製品の成形方法

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JP2003236888A
JP2003236888A JP2002040881A JP2002040881A JP2003236888A JP 2003236888 A JP2003236888 A JP 2003236888A JP 2002040881 A JP2002040881 A JP 2002040881A JP 2002040881 A JP2002040881 A JP 2002040881A JP 2003236888 A JP2003236888 A JP 2003236888A
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Shinji Sugie
信二 杉江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄肉の中空樹脂製品でも、簡単、合理的かつ
安価に成形できる方法を提供する。 【解決手段】 可動型32と固定型52間に型開閉方向
に対し交差する方向へスライド可能なスライド型61を
備えた金型30を用い、互いの接合部に嵌合穴15と嵌
合爪25を備え前記接合部の突き合わせにより中空樹脂
製品を構成する一対の分割体11,21を、前記可動型
32とスライド型61間で互いにずれた位置に射出成形
し、その後、一方の分割体11を前記可動型32に、他
方の分割体21を前記スライド型61に保持した状態で
可動型32とスライド型61間を開き、次いで前記スラ
イド型61をスライドさせて両分割体11,21の嵌合
穴15と嵌合爪25の位置を合わせた後、前記可動型3
2とスライド型61間を閉じて前記嵌合穴15と嵌合爪
25を嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空樹脂製品の
成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中空樹脂製品の成形方法として、
ブロー成形法が多用されている。このブロー成形法は、
押出機から樹脂をチューブ状のパリソンにして押し出
し、そのパリソンを冷却前に金型で挟み、パリソン内に
圧縮空気を吹き込んで金型内面形状に膨らませた後冷却
して中空樹脂製品を得る方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ブロー成
形法においては、冷却時間が長くかかり、それが原因で
射出成形よりも成形サイクルが長くなっていた。また、
チューブ状のパリソンを金型で挟んで膨らませるため、
金型で挟まれた部分が硬いバリとなって製品の外面に形
成され、後加工でバリを切除しなければならない煩わし
さがある。しかも、三次元形状の製品外面にバリが形成
されるため、機械加工による全自動でバリを除去するこ
とが難しく、人手でバリ除去作業を行わねばならず、作
業が繁雑になってコストアップにつながっている。
【0004】また、近年、中空樹脂製品の成形方法とし
てDSI(ダイ・スライド・インジェクション)成形が
提案されるに至った。このDSI成形では、図9に示す
ように、可動型71と固定型73間にスライド型75を
備える射出成形金型70を用いる。そして、まず、可動
型71とスライド型75間で、中空樹脂製品を分割した
形状からなる二つの分割体P1,P2を、互いに向かい
合わせの状態で位置をずらして射出(一時射出)成形す
る。次いで、一方の分割体P1を可動型71に、他方の
分割体P2をスライド型75に保持した状態で可動型7
1とスライド型75間を開き、その状態でスライド型7
5を型開閉方向と交差する上方へスライドさせて両方の
分割体P1,P2の位置を合わせ、図10に示すように
可動型71とスライド型75間を閉じて、互いの分割体
P1,P2の接合部S1,S2を突き合わせた状態とす
る。その際、両分割体P1,P2の接合端面間には、前
記射出成形によって両接合端面に形成された溝同士の組
み合わせからなる接合樹脂用空間S3が形成される。そ
の状態で接合樹脂用空間S3に樹脂を射出(二時射出)
して接合部S1,S2を樹脂で溶着することにより、所
望の中空樹脂製品が得られる。なお、図9及び図10に
おける符号81は可動盤、83は固定盤、85は射出
機、87はスプルーブッシュである。
【0005】しかし、前記DSI成形では、両分割体の
接合端面に接合樹脂用空間のための溝を形成する必要が
あるため、両分割体は、接合端面に溝を形成可能な厚み
のものに制限される。したがって、DSI成形は、中空
樹脂製品の成形に使用される場合、自動車の空調ダクト
のような薄肉の中空樹脂製品には不向きであった。
【0006】この発明は、前記の点に鑑みなされたもの
で、薄肉の中空樹脂製品でも、簡単かつ合理的にしかも
安価に成形できる方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、可動型と固
定型間に型開閉方向に対し交差する方向へスライド可能
なスライド型を備えた金型を用い、互いの接合部に嵌合
手段を備え前記接合部の突き合わせにより中空樹脂製品
を構成する一対の分割体を、前記可動型とスライド型間
で互いにずれた位置に射出成形し、その後、一方の分割
体を前記可動型に、他方の分割体を前記スライド型に保
持した状態で可動型とスライド型間を開き、次いで前記
スライド型をスライドさせて両分割体の嵌合手段の位置
を合わせた後、前記可動型とスライド型間を閉じて両分
割体の接合部を突き合わせると共に前記嵌合手段を嵌合
させることを特徴とする中空樹脂製品の成形方法に係
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の成形方法の一実施
例により得られた中空樹脂製品の斜視図、図2はこの発
明の一実施例に用いられる金型の中央位置における縦断
面図、図3は同金型の嵌合手段成形部を通る位置での縦
断面図、図4は図3における一方の分割体成形キャビテ
ィ付近の要部拡大断面図、図5は図3における他方の分
割体成形キャビティ付近の要部拡大断面図、図6は同金
型における型開き状態の縦断面図、図7は同金型におけ
るスライド状態の縦断面図、図8はスライド状態におけ
る閉型途中の金型の一部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【0009】図1に示す中空樹脂製品10は、自動車の
空調ダクトに用いられる合成樹脂製筒状体からなるもの
で、その筒状体を長手方向に二分割した二つの分割体1
1,21の接合品で構成され、図2および図3に示す金
型30を用いてこの発明の実施により成形されたもので
ある。なお、この発明の成形方法は、両端が開口した筒
状の製品に限られず、一端のみが開口した筒状のもの、
両端が閉じた中空筒状のもの、あるいは全周が閉じた中
空箱状のもの等、適宜形状の中空樹脂製品の成形に適用
される。
【0010】前記分割体11,21は、中空樹脂製品の
分割部が接合部12,22を構成し、該接合部12,2
2の外面には長手方向に所定間隔で嵌合手段13,23
が形成されている。この例の嵌合手段13,23は、一
方の分割体11の接合部12に外方突出片14が形成さ
れて該突出片14に形成された嵌合穴(図6〜8等にお
ける符号15で示される部分)と、他方の分割体21の
接合部22に形成された嵌合爪(図6〜8等における符
号25で示される部分)とで構成される。図8から理解
されるように、前記嵌合穴15は嵌合爪25の中間軸部
26が挿入可能な大きさであって、しかも嵌合爪25の
先端係止爪27の最大部分よりも小さいものとされ、前
記先端係止爪27が強引に嵌合穴15に挿入されること
により嵌合穴15が広がって先端係止爪27の挿入及び
嵌合が可能となる。
【0011】前記中空樹脂製品10の成形に用いられる
金型30は、射出成形機の可動盤31に取り付けられる
可動型32と、固定盤51に取り付けられる固定型52
と、前記可動型32と固定型52間にあるスライド型6
1とより構成される。なお、前記可動盤31は射出成形
機の機台(図示せず)に取り付けられて、図示しない型
開閉装置により水平方向へ前進後退して固定盤51に対
し接近及び離間可能になっている。また、図2に示すよ
うに固定盤51のほぼ中央には射出機53が取り付けら
れている。
【0012】可動型32は、開閉装置により可動盤31
と共に前進あるいは後退して、図6に示すように、スラ
イド型61との間で開閉可能になっている。この可動型
32にはスライド型61を向く面に分割体成形キャビテ
ィ34と分割体成形凸部35が、所定間隔(この例では
上下に所定間隔)あけて形成されている。前記分割体成
形キャビティ34は、この金型30によって成形される
中空樹脂製品を二分割した分割体における一方の分割体
の外面と対応し、この例では、図1の筒状中空樹脂製品
10における一方の分割体11の外面と対応した断面略
凹形状のものからなる。
【0013】前記分割体成形キャビティ34は、前記一
方の分割体11の接合部12と対応する部分が型合わせ
部(パーティングライン)36の位置となるようにされ
ている。さらに前記中空樹脂製品10における一方の分
割体11の嵌合手段13、この例では前記外方突出片1
4に形成された嵌合穴15のための嵌合手段成形部37
が、図4からよりよく理解されるように前記可動型32
とスライド型61の型合わせ部36,62間に分割体成
形キャビティ34から続いて形成されている。前記嵌合
手段形成部37では分割体11の嵌合穴15と対応する
可動型32の部分に窪み38が形成され、後記の嵌合手
段嵌合時に前記嵌合爪25の先端係止爪27が窪み部分
38に収容されるようになっている。また、前記可動型
32の型合わせ部36には、前記嵌合手段成形部37の
外側にスライド部材39が設けられている。このスライ
ド部材39は、図示しない公知のスライド手段、例えば
シリンダ装置や、傾斜ピン等によって嵌合手段成形部3
7に接近及び離間可能となっており、接近した際に嵌合
手段形成部側の側面39aが嵌合手段形成部37の外側
側面37aを構成するようになっている。
【0014】前記分割体成形凸部35は、前記他方の分
割体21の内面と対応した形状となっており、図5,6
からよりよく理解されるように、前記嵌合爪25と対応
する部分では先端係止爪27に応じた窪み40となって
いる。前記可動型32における分割体成形キャビティ3
4と分割体成形凸部35の間隔は、前記スライド部材3
9のスライド量等を考慮して決定される。また、前記可
動型32では、図2に示すように、前記分割体成形キャ
ビティ34と分割体成形凸部35間に、ランナ41とゲ
ート42が形成されている。
【0015】スライド型61は、固定型52に取り付け
られ、図6,7に示すように、前記可動型32とスライ
ド型61間が開いた型開き状態において、シリンダ装置
63により、型開閉方向に対して交差する方向へスライ
ド可能にされている。この例では、型開閉方向Qが水平
方向であり、それと交差する上下方向Rがスライド型6
1のスライド方向となっている。前記シリンダ装置63
は、この例では固定型52の下側に固定されたアーム6
4を介してスライド型61の下方に上向きに設けられて
いる。
【0016】前記スライド型61における可動型32と
の対向面には、図4〜6によってよりよく理解されるよ
うに、前記中空樹脂製品10における一方の分割体11
の内面と対応する分割体成形凸部65と、他方の分割体
21の内面と対応する分割体成形キャビティ67とが、
前記可動型32における分割体成形キャビティ34と分
割体成形凸部35の間隔と等しい距離だけ上下に離して
形成されている。
【0017】前記スライド型61における分割体成形凸
部65は、前記可動型32との型合わせ部(パーティン
グライン)62に前記一方の分割体11における嵌合穴
15を形成するた嵌合穴形成ピン66が突設されてい
る。
【0018】前記スライド型61における分割体成形キ
ャビティ67は、前記他方の分割体21の接合部22と
対応する部分が型合わせ部(パーティングライン)62
の位置となるようにされている。さらに前記他方の分割
体21の嵌合手段23、この例では前記嵌合爪25のた
めの嵌合手段成形部68が、前記スライド型61の分割
体成形キャビティ67から続いて可動型32とスライド
型61の型合わせ部36,62間で構成されている。ま
た、前記スライド型61の型合わせ部62には、前記嵌
合手段成形部68の外側にスライド部材69が設けられ
ている。このスライド部材69は、図示しない公知のス
ライド手段、例えばシリンダ装置や、傾斜ピン等によっ
て嵌合手段成形部68に接近及び離間可能となってお
り、接近した際に嵌合手段形成部側の側面69aが嵌合
手段形成部68の外側側面68aを構成するようになっ
ている。
【0019】固定型51の中央には、スプルーブッシュ
55が設けられている。符号56はスプルーである。
【0020】以下に、前記金型30を用いて図1の中空
樹脂製品を成形する方法について説明する。まず、図2
〜図5に示すように、前記可動型32の分割体成形キャ
ビティ34とスライド型61の分割体成形凸部65が、
また前記可動型32の分割体成形凸部35とスライド型
61の分割体成形キャビティ67がそれぞれ正しく対向
する位置となるようにスライド型61を配置し、その状
態で可動盤を前進させて可動型32とスライド型61を
閉型する。これによって、前記可動型32とスライド型
61間には、前記二つの分割体11,21のための成形
空間が上下に所定間隔ずれて形成される。その際、前記
型合わせ部36,62の各スライド部材39,69は、
それぞれ嵌合手段成形部37、68寄りに位置して該嵌
合手段形成部側の側面39a,69aが嵌合手段形成部
37,68の外側側面37a,68aを構成している。
そして、型締め状態にして射出機53から樹脂を成形空
間に射出し、二つの分割体11,21を成形する。その
際、前記一方の分割体11の接合部には、前記嵌合穴1
5を有する突出片14が嵌合手段形成部37で形成さ
れ、他方の分割体21の接合部には、前記嵌合爪25が
嵌合手段形成部68で形成される。なお、前記可動型3
2のスライド部材39は前記嵌合穴15を有する突出片
14と接触して突出片14を支持しており、また前記ス
ライド型61のスライド部材69は前記嵌合爪25の軸
部26と接触して嵌合爪25を支持している。
【0021】その後、型締めを解除し、図6のように可
動盤31を後退させて可動型32とスライド型61を型
開きする。その際、一方の分割体11は可動型32の分
割体成形キャビティ34に保持された状態でスライド型
61から離れ、また、他方の分割体21はスライド型6
1の分割体成形キャビティ67に保持された状態で可動
型32から離れる。
【0022】次いで、図7のように、前記型開き状態で
スライド型61をシリンダ装置63の作動により上方へ
スライドさせて、前記可動型32に保持されている一方
の分割体11とスライド型61に保持されている他方の
分割体21を正しく対向させる。そして、図8のように
前記可動型32のスライド部材39を嵌合穴15の形成
された突出片14から遠ざかる方向へ(この例では上側
のスライド部材39Uは上方へ、下側のスライド部材3
9Lは下方へ)スライドさせて突出片14から離し、ま
た、前記スライド型61のスライド部材69を嵌合爪2
5から遠ざかる方向へ(この例では上側のスライド部材
69Uは上方へ、下側のスライド部材69Lは下方へ)
スライドさせて嵌合爪25から離す。前記スライド部材
39,69をスライドさせながら、あるいはスライド完
了した後に、前記可動盤31を固定盤51側へ移動させ
て可動型32とスライド型61を閉じ、前記両分割体1
1,21の接合部を突き合わせ、前記嵌合爪25を嵌合
穴15に嵌合させる。その嵌合時、前記嵌合穴15のあ
る突出片14と嵌合爪25は、それぞれ前記スライド部
材39,69に支持されていないため、嵌合時の変形が
容易になり、確実に嵌合を行うことができる。なお、前
記嵌合爪14と嵌合穴25の嵌合は、前記分割体11,
21の樹脂が完全に硬化する前の幾分柔軟性を保持する
状態で行うのが好ましい。そのようにすれば、前記嵌合
時に嵌合穴25が変形しやすくなって嵌合爪14が嵌合
穴25内に一層スムーズに挿入されるようになる。
【0023】前記嵌合手段の嵌合により両分割体11,
21は一体に接合され、図1の中空樹脂製品10にな
る。その後、前記可動盤31を後退させて可動型32と
スライド型61間を開き、前記中空樹脂製品10を脱型
すれば、所望の製品が得られる。
【0024】前記実施例の説明では、嵌合手段として嵌
合穴と嵌合爪を示したが、この発明はそれに限られるも
のではない。
【0025】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
中空樹脂製品の成形方法によれば、分割体を射出成形
後、脱型することなくスライド型をスライドさせて再び
閉型するだけで両分割体を接合一体化できるため、簡
単、合理的かつ安価に中空樹脂製品を成形することがで
きる。しかも、従来のDSI成形のように接合端面に形
成した溝へ接合用樹脂を二次射出して溶着接合するのと
異なり、この発明では、分割体の接合部に形成した嵌合
手段を嵌合させるものであるため、接合部が薄肉の中空
樹脂製品でも良好に成形することができ、製品の種類や
形状に対する自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の成形方法の一実施例により得られた
中空樹脂製品の斜視図である。
【図2】この発明の一実施例に用いられる金型の中央位
置における縦断面図である。
【図3】同金型の嵌合手段成形部を通る位置での縦断面
図である。
【図4】図3における一方の分割体成形キャビティ付近
の要部拡大断面図である。
【図5】図3における他方の分割体成形キャビティ付近
の要部拡大断面図である。
【図6】同金型における型開き状態の縦断面図である。
【図7】同金型におけるスライド状態の縦断面図であ
る。
【図8】スライド状態における閉型途中の金型の一部を
拡大して示す縦断面図である。
【図9】従来のDSI成形による一次射出時を示す金型
の縦断面図である。
【図10】従来のDSI成形による二次射出時を示す金
型の縦断面図である。
【符号の説明】
10 この発明の実施により得られた一実施例の中空樹
脂製品 11 一方の分割体 12,22 接合部 13,23 嵌合手段 14 突出片 15 嵌合穴 21 他方の分割体 25 嵌合爪 30 金型 31 可動盤 32 可動型 34,67 分割体成形キャビティ 35,65 分割体成形凸部 51 固定盤 52 固定型 61 スライド型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動型と固定型間に型開閉方向に対し交
    差する方向へスライド可能なスライド型を備えた金型を
    用い、互いの接合部に嵌合手段を備え前記接合部の突き
    合わせにより中空樹脂製品を構成する一対の分割体を、
    前記可動型とスライド型間で互いにずれた位置に射出成
    形し、その後、一方の分割体を前記可動型に、他方の分
    割体を前記スライド型に保持した状態で可動型とスライ
    ド型間を開き、次いで前記スライド型をスライドさせて
    両分割体の嵌合手段の位置を合わせた後、前記可動型と
    スライド型間を閉じて両分割体の接合部を突き合わせる
    と共に前記嵌合手段を嵌合させることを特徴とする中空
    樹脂製品の成形方法。
  2. 【請求項2】 嵌合手段が嵌合穴と嵌合爪からなること
    を特徴とする請求項1に記載の中空樹脂製品の成形方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102426920B1 (ko) * 2021-01-25 2022-08-01 현대합성공업 주식회사 차량용 휠 공명기의 제조방법

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