JP2003223842A - オートヒューズ挿着装置 - Google Patents

オートヒューズ挿着装置

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JP2003223842A
JP2003223842A JP2003047938A JP2003047938A JP2003223842A JP 2003223842 A JP2003223842 A JP 2003223842A JP 2003047938 A JP2003047938 A JP 2003047938A JP 2003047938 A JP2003047938 A JP 2003047938A JP 2003223842 A JP2003223842 A JP 2003223842A
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auto
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fuse box
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Chikashi Nishi
近 西
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多品番少量生産に適した作業性のよい装置を提
供すること。 【解決手段】ヒューズボックスを着脱可能に止定する止
定部と、止定部に止定されたヒューズボックスに予備挿
着されているオートヒューズを押圧可能な複数の押圧部
材と、押圧部材が上記オートヒューズの上方に退避する
退避位置と上記オートヒューズをヒューズボックスに挿
着するよう加圧する加圧位置との間で変位可能に構成さ
れ、各押圧部材を担持する担持部材と、担持部材を退避
位置と加圧位置との間に変位操作するための操作機構
と、予備挿着されたオートヒューズの挿入高さを検出す
る高さ検出手段と、高さ検出手段によって検出されたオ
ートヒューズの挿入高さが正規の高さよりも高い場合に
上記操作機構による担持部材の変位を阻止するストップ
機構とを備えたことを特徴とするオートヒューズ挿着装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はオートヒューズを挿
着するための装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般にワイヤーハーネスに接続されるヒ
ューズボックスには、種類の異なる多数のオートヒュー
ズが挿着される。これら複数種類のオートヒューズは、
当該ワイヤーハーネスひいてはヒューボックスの品番に
応じて選択されたものであり、個々のワイヤーハーネス
毎に固有の組み合わせおよび配列でヒューズボックスに
挿着される必要がある。 【0003】そこで、従来より、ヒューズボックスにオ
ートヒューズを挿着するための技術が提案されている。
例えば、実開平3−20855号公報には、ヒューズボ
ックスの上に載置可能な多溝部材に予め整列されたオー
トヒューズを位置決めし、位置決めされたオートヒュー
ズを櫛状の加圧部材で一斉に加圧して、ヒューズボック
ス内にオートヒューズを装填する技術が提案されてい
る。この先行技術では、多溝部材にオートヒューズを位
置決めするに当たり、多数のオートヒューズが積層され
た状態で充填されている積層セット部材が設けられてお
り、この積層セット部材を多溝部材の上に乗せた状態で
上記加圧部材が貫通することにより、オートヒューズを
積層セット部材から多溝部材を経てヒューズボックスに
供給できるようにしている。 【0004】しかしながら上記実開平3−20855号
公報に記載の構成では、ヒューズボックスの品番毎にオ
ートヒューズやその配列を変更する手段は、何ら講じら
れていなかった。他方、特公昭58−9533号公報に
は、パーツフィーダで捌かれたオートヒューズを単列の
まま保持する整列保持体に送給した後、可撓シュートで
落下案内させることにより、ヒューズボックスの上に載
置された位置決め部材にオートヒューズを落とし込む技
術が開示されている。この特公昭58−9533号公報
には、容量の異なる同形同大多種類のオートヒューズを
単一の装置によって自動挿入する技術も提案されてい
る。その構成では、上述した整列保持体に、複数種類の
オートヒューズが充填されたストック部材を枝継ぎ配線
し、選択されるべきオートヒューズに応じて、整列保持
体に送給されるオートヒューズの送給経路を切り換える
ことにより、オートヒューズの種類変更を可能にしてい
た。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで近年のワイヤ
ーハーネスにおいては、多品番少量生産に対応して、オ
ートヒューズの挿着システムを汎用するに当たり、作業
性のよい装置が要請されている。この点において、上述
した特公昭58−9533号公報の技術では、ある程度
の汎用化を図ることが可能になるものの、オートヒュー
ズの切換を行う際には、作業者が指示書に基づいてオー
トヒューズや品番等を逐一照合する必要があったので、
作業性が悪く、ミスも発生しやすくなる。特に近年で
は、オートヒューズの挿入パターンが増加して数十種に
及ぶ場合もあることから、作業者の照合技能だけに頼る
のは無理があり、歩留りも悪くなる。 【0006】さらに、整列されたオートヒューズを、予
めヒューズボックスに位置決めされた整列保持体に可撓
シュートで送給していたので、ワイヤーハーネスに取り
付けられたヒューズボックスの可動範囲内にパーツフィ
ーダ等の一部を臨ませる必要があり、作業空間が狭くな
る等の問題があった。また、オートヒューズの送給経路
を枝継ぎ配線していたので、オートヒューズの種類が大
型化するにつれて挿着システム全体が徒に大規模にな
り、好ましくない。 【0007】本発明は上述した不具合に鑑みてなされた
ものであり、多品番少量生産に適した作業性のよいオー
トヒューズを挿着するための装置を提供することを課題
としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
オートヒューズをヒューズボックスに挿着するオートヒ
ューズ挿着装置であって、ヒューズボックスを着脱可能
に止定する止定部と、止定部に止定されたヒューズボッ
クスに予備挿着されているオートヒューズを押圧可能な
複数の押圧部材と、押圧部材が上記オートヒューズの上
方に退避する退避位置と上記オートヒューズをヒューズ
ボックスに挿着するよう加圧する加圧位置との間で変位
可能に構成され、各押圧部材を担持する担持部材と、担
持部材を退避位置と加圧位置との間に変位操作するため
の操作機構と、予備挿着されたオートヒューズの挿入高
さを検出する高さ検出手段と、高さ検出手段によって検
出されたオートヒューズの挿入高さが正規の高さよりも
高い場合に上記操作機構による担持部材の変位を阻止す
るストップ機構とを備えたことを特徴とするオートヒュ
ーズ挿着装置である。 【0009】この特定事項を含む発明では、高さ検出手
段によってオートヒューズの予備挿着状態の適否を判別
することが可能になる。オートヒューズが正規に予備挿
着されていない場合には、操作機構による担持部材の変
位が強制停止される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
実施の一形態におけるオートヒューズ保持装置およびヒ
ューズボックスの斜視図であり、図2は図1のオートヒ
ューズ保持装置の平面図である。図3は図1のオートヒ
ューズ保持装置の断面図であり、(A)は閉塞位置、
(B)は解放位置にある状態を示している。 【0011】これらの図を参照して、ヒューズボックス
1は、直方体の一部を面取りした外観を呈する本体2
と、本体2の上面に形成されたヒューズキャビティ3
と、本体2を支持する脚部4とを一体的に有する樹脂成
形品である。上記ヒューズキャビティ3内には、それぞ
れ端子金具5(図3(B)参照)が挿入されており、ワ
イヤーハーネス6を構成する電線(図示せず)に接続さ
れている。 【0012】上記オートヒューズ保持装置10は、ヒュ
ーズボックス1の上面に載置可能な矩形の本体部11を
備えている。本体部11は金属製の板状部材で形成され
ており、上下に貫通する複数の挿通孔12を区画してい
る。各挿通孔12は、ヒューズボックス1に挿着される
べきオートヒューズFを位置決めするためのものであ
り、ヒューズボックス1に形成されたヒューズキャビテ
ィ3に対応している。なお、図示の例において、ヒュー
ズボックス1の上面には、機能部品を収容するためのリ
ブ7が立設されており、オートヒューズ保持装置10の
本体部11には、リブ7を挿抜可能な矩形の窓部13が
形成されている。 【0013】図3(A)を参照して、本体部11の下部
には、各挿通孔12と交差するスリット14が形成され
ており、スリット14には、シャッター15が摺動自在
に取り付けられている。シャッター15は、各挿通孔1
2を一斉に開閉できるような起伏形状を呈しており(図
2参照)、スリット14内で往復移動することにより、
各挿通孔12を閉塞する閉塞位置(図2、図3(A)
と、各挿通孔12を解放する解放位置(図3(B)とに
変位できるようになっている。 【0014】上記シャッター15を本体部11に連結す
るために、本体部11の一辺には、ボルト16が突設さ
れている一方、シャッター15の端面には、ボルト16
を挿通する挿通板15Aが一体に形成されている。挿通
板15Aとボルト16の頭部16Aとの間には、圧縮コ
イルばね17が縮設されており、この圧縮コイルばね1
7の付勢力によって、シャッター15は、挿通板15A
を介して閉塞位置に押しつけられている。さらに、上記
ボルト16の両側には、挿通板15Aを挿通する一対の
ボルト18が突設されており、これら一対のボルト18
が挿通板15Aの変位をガイドしている。ボルト18の
途中部には、当該ボルト18の頭部18Aとの間で挿通
板15Aを挟むナット19が止定されており、このナッ
ト19によって、挿通板15Aのストローク量を規定し
ている。 【0015】さらに、挿通板15Aの一端部には、テー
パ状の受圧部15Bが形成されており、この受圧部15
Bを加圧することによって、図3(A)に示す閉塞位置
から図3(B)に示す解放位置に変位できるように構成
されている。次に、上述したオートヒューズ保持装置1
0に対してオートヒューズFを装填するための装填装置
20について説明する。図4は本発明の実施の一形態に
おける装填装置20の斜視図である。 【0016】図4を参照して、装填装置20は、テーブ
ル21の上に据えつけられた搬送ロボット22を備えて
いる。搬送ロボット22は、オートヒューズFを一つず
つ把持可能なマニピュレータ22Aと、マニピュレータ
22Aを図示の通り、テープ21の一辺に沿うX方向と
垂直線に沿うZ方向とに駆動する搬送部22Bとを備え
たものである。そして、このマニピュレータ22Aによ
ってオートヒューズFを後述するオートヒューズストッ
ク装置30からピックアップして、上述したオートヒュ
ーズ保持装置10の挿通孔12に装填するようにしてい
る。 【0017】搬送ロボット22のマニピュレータ22A
にオートヒューズ保持装置10を供給するために、上記
テーブル21の上には、可動ポジショナ23が設けられ
ている。可動ポシジショナ23は、オートヒューズ保持
装置10を担持するスライダ23Aと、スライダ23A
をX方向に水平に直交するY方向に変位させるレールユ
ニット23Bとを備えたものである。レールユニット2
3Bは、テーブル21の搬送ロボット21と向かい合う
面に立つ作業者が、スライダ23Aの上にオートヒュー
ズ保持装置10を着脱することのできる着脱ポジション
(図4の実線のポジション)と搬送ロボット22に近接
するポジションとにスライダ23Aを変位可能に構成さ
れており、これによって、搬送ロボット22の可動範囲
から外れたところで作業者がオートヒューズ保持装置1
0の着脱作業を行うことができるとともに、装填作業時
には、オートヒューズ保持装置10の挿通孔12を順次
搬送ロボット22のマニピュレータ22Aの直下に送っ
て、マニピュレータ22Aによる装填作業ができるよう
に構成されている。 【0018】他方、テーブル21には、可動ポジショナ
23と並んだ配置されたオートヒューズストック装置3
0が配置されている。図5は図4の装填装置20の側面
図であり、図6は図4の装填装置20に採用されたオー
トヒューズストック装置30の概略構成を示す斜視図で
ある。これらの図に示すように、オートヒューズストッ
ク装置30は、オートヒューズを収容している収容器3
1と、収容器31を回動可能に支持している支持機構3
2と、収容器31を回動させる、送給手段としてのシリ
ンダユニット33とを有している。図示の具体例では、
アクリル製の間仕切り板24によってオートヒューズス
トック装置30を間仕切っており、ドア25を設けてい
る。また、図では省略されているが、上記搬送ロボット
22と可動ポジショナ23の着脱ポジションとの間も、
スライダ23Aが移動できる範囲内で間仕切り板が配置
されている。 【0019】上記収容器31は、矩形の金属製部材であ
り、その上面には、オートヒューズFの外郭に対応する
断面形状を有する複数のストック溝34が、一定間隔を
隔てて平行に形成されており、収容器31の上部を覆う
アクリル板35とともに収容器31の一辺に取り出し口
36を区画している。収容器31の、取り出し口36と
反対側のストック溝34端部を区画する辺には、当該ス
トック溝34に収容されるオートヒューズFの種類を表
示するシール37が貼着されており、当該シール37に
表示されているオートヒューズFを対応するストック溝
34に充填するように設定されている。 【0020】ここで、図示の具体例において、ストック
溝34は、複数種類のヒューズボックス1に採用される
同種のオートヒューズFの列数が、当該複数種類のヒュ
ーズボックス1のうち最も多い個数に対応するように設
定されている。表1は、ストック溝34の列数の設定を
表すものである。 【0021】 【表1】 【0022】表1に示すように、例えば、品番がA、
B、C、Dの4種類のヒューズボックスにオートヒュー
ズを挿着するに当たり、品番がF1〜F5の5種類のオ
ートヒューズFが必要であったとする。品番F1のオー
トヒューズFに関しては、A〜Dの何れのヒューズボッ
クスにおいても、10個要するので、当該品番F1のオ
ートヒューズFを収容する上記ストック溝34の列数は
10列に設定される。また、品番F2のオートヒューズ
Fに関しては、Aのヒューズボックスにおいて、7個要
し、これが最も多い個数であるので、当該品番F2のオ
ートヒューズFを収容する上記ストック溝34の列数
は、7列に設定される。以下、同様に、F3、F4、F
5の列数は、それぞれ5、2、1に設定されている。 【0023】上述の構成を採用した場合、並列にストッ
クされたオートヒューズFを取り出すに当たり、一つの
ヒューズボックス1に必要なオートヒューズFを収容器
31の一辺に集められた各取り出し口36に並べること
が可能になる。この結果、一つのヒューズボックス1に
必要なオートヒューズFが全て搬送ロボット22に取り
出された後は、後述するシリンダユニット33による一
度の駆動動作で次のヒューズボックス1に挿着されるべ
きオートヒューズFを繰り出すことが可能になる。 【0024】図7ないし図9は、オートヒューズストッ
ク装置の要部を示す断面部分略図である。これらの図も
参照して、上記収容器31を支持する支持機構32は、
テーブル21の上に固定されたヒンジ金具32Aと、ヒ
ンジ金具32Aに固定された支軸32Bと、支軸32B
を受けるとともに、収容器31の下面に固定された軸受
部材32Cとにより具体化されており、これによって、
収容器31を図5の実線で示す供給姿勢と図5の仮想線
で示す送給姿勢とに変位可能に構成している。 【0025】次に、上記シリンダユニット33は、テー
ブル21の天板部分に軸支されたエアシリンダ33A
と、エアシリンダ33Aによって進退するロッド33B
とを備えており、ロッド33Bの先端を収容器31の下
面にブラケット33Cを介して連結することにより、上
記支持機構32の軸回りに収容器31を回動させ、取り
出し口35が下向きになるように収容器31を例えば3
0°傾斜させることにより、上述した供給姿勢に収容器
31を変位させて、ストック溝34にストックされたオ
ートヒューズFを自重で取り出し口35に送給するよう
にしている。なお、図7において、38は、上記ブラケ
ット33Cを受けるショックアブソーバである。 【0026】図10は図4の装填装置30の各ユニット
を制御する制御装置のブロック図である。図4および図
10を参照して、制御装置40は、具体的にはマイクロ
コンピュータやI/Oポート等の機能部品で構成されて
おり、記憶部41と、コントロールセクション42とを
有している。記憶部41には、オートヒューズが挿入さ
れるべきヒューズボックス1の種類毎に、オートヒュー
ズを挿着するのに要する挿着データが記憶されている。
この挿着データは、個々のヒューズボックス1に要する
オートヒューズFの個数、品番、挿着されるキャビティ
3の位置(座標)等、ワークに関するワークデータと、
各オートヒューズのデータに対応して、装置22、23
等を制御するためのオペレーションデータ等によって構
成されており、記憶部には、ワークデータを記憶するワ
ークデータエリア41Aと、オペレーションデータを記
憶するオペレーションデータエリア41Bとが含まれて
いる。 【0027】制御装置40にはバーコードリーダ43が
接続されている。バーコードリーダ43は、オートヒュ
ーズFが挿着されるべきヒューズボックス1(ワイヤー
ハーネス)の品番を表す品番データ媒体としての絵符
(図示せず)から品番データとしてのバーコードを読み
取るためのものであり、コントロールセクション42
は、読み取られた品番データに基づいてワークデータエ
リア41AからオートヒューズFのワークデータを特定
し、特定されたワークデータに基づいてオペレーション
データを読み出すことにより、後述するフローチャート
に基づいて、当該コントロールセクション25に接続さ
れている装置22、23、30、40を操作できるよう
に構成されている。 【0028】また、制御装置40には、個々の制御内容
や異常報知を行うための表示装置44(図10のみ図
示)が接続されている。図11は、図4の装填装置20
の動作手順を示すフローチャートである。同図に示すよ
うに、先ず、ステップS1において、初期セッティング
作業が行われる。この初期セッティング作業では、オー
トヒューズストック装置30に各種のオートヒューズF
を充填する作業や、制御装置40にティーチング作業を
行うこと等が含まれる。この初期セッティング作業にお
いて、電源が投入されると、制御装置40は、搬送ロボ
ット22、可動ポジショナ23、およびオートヒューズ
ストック装置30をホームポジションに移動させる。こ
のホームポジションにおいて、各装置22、23、30
は図4の実線で示す位置にそれぞれ移動する。 【0029】初期セッティング作業が終了すると、ステ
ップS2において、オートヒューズFが挿着されるべき
ヒューズボックスに係る品番を特定するために、バーコ
ードの読取作業が行われる。これにより読み取られた品
番データに基づいて、制御装置40は、ステップS3に
おいて、対応する品番のワークデータおよびオペレーシ
ョンデータ等の挿着データを展開し、ステップS4にお
いて装填動作を行う。この装填動作では、先ず、可動ポ
ジショナ23がオートヒューズ保持装置10を搬送ロボ
ット22のマニピュレータ22Aの下方に搬送し、搬送
部22Bが搬送ロボット22をオートヒューズストック
装置30に搬送してオートヒューズFを把持させ、把持
されたオートヒューズFをオートヒューズ保持装置10
に装填することを繰り返すことにより実現される。 【0030】具体的には図示していないが、上記可動ポ
ジショナ23のスライダ23Aには、オートヒューズ保
持装置10の挿通孔12毎にオートヒューズ有無検出セ
ンサが設けられており、各オートヒューズFが正規に装
填されているか否かを判別できるようになっている(ス
テップS5)。そして、オートヒューズFの装填不良が
生じた場合、制御装置40は、上記センサの検出信号に
基づいて、異常報知を行い(ステップS6)、装置20
全体を停止する(ステップS7)。その場合、作業者は
修復作業を行い(ステップS8)、制御をリセットして
(ステップS9)、修復作業終了後、ステップS2に戻
る。 【0031】他方、整列動作が順調に行われ、整列動作
が終了すると(ステップS10)、搬送ロボット22お
よび可動ポジショナ23がホームポジションに復帰する
(ステップS11)。そして、図示の具体例では、ステ
ップS12において、この復帰動作に並行して、オート
ヒューズストック装置30のシリンダユニット33がロ
ッド33Bを伸長させ、収容器31を傾斜させて、オー
トヒューズFの繰り出し動作を行う。従って、可動ポジ
ショナ23が図4の実線に示す着脱ポジションに復帰
し、作業者がオートヒューズ保持装置10の取り出しと
新たなオートヒューズ保持装置10の交換作業を行って
いる間に、オートヒューズFの搬送ロボット22への送
給作業が行われることになる。 【0032】次に、オートヒューズ保持装置10に装填
されたオートヒューズFをヒューズボックス1に本挿着
するための装置について詳述する。図12はオートヒュ
ーズ挿着装置50の着脱ポジションにおける斜視図であ
り、図13は図12はオートヒューズ挿着装置50の操
作ポジションにおける斜視図であり、図14は図12の
オートヒューズ挿着装置50の正面略図である。 【0033】これらの図を参照して、オートヒューズ挿
着装置50は、平面視長方形に形成されたベースプレー
ト51と、ベースプレート51の一端側に設けられた止
定部52と、止定部52に止定されたヒューズボックス
1にオートヒューズFを挿着するプレス部60と、プレ
ス部60をベースプレート51に連結しているスライダ
部70とを有している。 【0034】上記止定部52は、ベースプレート51の
上に配設された一対の支持板53、54と、支持板5
3、54の各外側に配設されたクランプ55、56とを
備えている。各支持板53、54は、ヒューズボックス
1の外郭形状に対応する凹部53A、54Aを区画して
おり、これらの凹部53A、54Aによってヒューズボ
ックス1を一義的な姿勢で止定できるようになってい
る。クランプ55、56は、止定されたヒューズボック
ス1の脚部4をベースプレート51との間で挟持できる
ように構成されている。 【0035】上記プレス部60は、背板61と、背板6
1に連結された操作機構62と、操作機構62によって
昇降する担持部材65と、担持部材65に担持されてい
る担持部材66とを備えている。上記背板61は、操作
機構62や担持部材65を一体的なユニット化するため
の金属製支持部材である。 【0036】上記操作機構62は、背板61に突設され
た支軸部材61A(図14のみ図示)と、支軸部材61
Aによってベースプレート51の長手方向沿いに支持さ
れる水平軸63と、水平軸63回りに軸支されているハ
ンドル64とを含んでいる。上記ハンドル64は、L字
状に形成された一対のレバー部64Aを有しており、両
レバー部64Aの一方の自由端に設けられた取手64B
を把持することによって手動で上記水平軸63回りに回
動可能に構成されているとともに、他方の自由端に設け
られた軸64Cの軸受64Dを担持部材65の上面に転
がり接触させることにより、上記担持部材65を押し下
げるように構成されている。 【0037】上記担持部材65は、上記背板61に取り
付けられて上下に延びる一対のガイドバー67(図1
2、図13に一方のみ図示)により、上下に昇降可能な
状態で背板61に連結されている。そして、これによ
り、後述する押圧部材66が、止定部52に止定された
ヒューズボックス1に載置されているオートヒューズ保
持装置10の上方に退避する退避位置(図16(A)参
照)と上記オートヒューズ保持装置10の挿入孔内に導
入されて内部のオートヒューズFをヒューズボックス1
に挿着するよう加圧する加圧位置(図16(B)参照)
との間で変位可能に構成されている。さらに、ガイドバ
ー67の外周には、圧縮コイルばね68が配置されてお
り、担持部材65は、上記退避位置から加圧位置に変位
する際に、この圧縮コイルばね68によって押込み力が
緩衝されるようになっている。また、担持部材65の両
側部には、カムプレート65Aが取り付けられており、
このカムプレート65Aに形成されたカム孔65Bのエ
ッジに上記ハンドル64に取り付けられたリンクバー6
4Eが連結されている。 【0038】上記押圧部材66は、ヒューズボックス1
に予備挿着されたオートヒューズFを押圧して、本挿着
するためのものであり、当該ヒューズボックス1のヒュ
ーズキャビティ3に対応して複数個形成されている。図
示の具体例では、上述したオートヒューズ保持装置10
にオートヒューズFを保持して後述する手順により、ヒ
ューズボックス1のヒューズキャビティ3内に落とし込
む(予備挿着する)ようにしていることから、各押圧部
材66は、オートヒューズ保持装置10の各挿通孔12
内に挿通可能な外寸に設定されている。 【0039】スライダ部70は、ベースプレート51に
取り付けられたレール71と、レール71上を往復移動
する可動部72とを有しており、可動部72に上記背板
61を介してプレス部60を担持している。そして、こ
れにより、スライダ部70は、プレス部60を図12に
示す着脱ポジションと図13に示す操作ポジションとに
往復移動させるように構成されている。 【0040】この図12に示す挿着装置50では、同図
に示すように、一旦プレス部60を着脱ポジションに変
位させて、止定部52を解放し、ヒューズボックス1を
止定した後、オートヒューズFが装填されているオート
ヒューズ保持装置10を載置する。その状態で図13に
示すように、プレス部60を操作ポジションに変位した
後、ハンドル64を操作して担持部材65を降下させる
ことにより、押圧部材66を保持部材10の挿通孔12
内に導入して、オートヒューズFを挿着することができ
る。 【0041】ところで、上述したように、オートヒュー
ズ保持装置10には、挿通孔12の下部を閉塞している
シャッター15が設けられていることから、上記挿着動
作に先立って、このシャッター15を解放する必要があ
る。そこで、図示の具体例では、図15に示すシャッタ
ー駆動機構80が設けられている。図15は、図12の
オートヒューズ挿着装置の要部を簡略化して示す斜視図
である。同図に示すように、ハンドル64の一方のレバ
ー部64Aには、取付け部材81を介して駆動バー82
が突設されており、この駆動バー82には長孔部材83
がリンクしている。長孔部材83には、押圧バー84が
連結されており、この押圧バー84は、担持部材65を
貫通して、上下に昇降可能に支持されている。 【0042】図16は図12のオートヒューズ挿着装置
の側断面略図であり(A)は退避位置、(B)は加圧位
置に変位している状態をそれぞれ示している。同図
(A)(B)および図3(A)(B)に示すように、以
上の構成では、担持部材65が上方にある退避位置にあ
るときは、上記押圧バー84が止定されているオートヒ
ューズ保持装置10の受圧部15Bに対向している。こ
の状態で、ハンドル64が回動されると、押圧部材66
がオートヒューズFを加圧するのに先立って、押圧バー
84が受圧部15Bを加圧し、図3(B)に示すよう
に、シャッター15を解放位置に変位させる。これによ
り、オートヒューズFがキャビティ3内に落とし込まれ
て予備挿着が実現し、次いで、押圧部材66がオートヒ
ューズFを押圧することにより、本挿着が実現する。な
お、図示の具体例では、本挿着後に押圧部材66が退避
位置に戻る過程において、オートヒューズ保持装置10
が追従するのを防止するために、担持部材65が加圧位
置から退避位置に復帰する過程において、上記オートヒ
ューズ保持装置10をヒューズボックス1に加圧する圧
縮コイルばね88を担持部材65に設けている。 【0043】ところで、オートヒューズFの予備挿着が
不完全である場合、例えば、オートヒューズFがヒュー
ズボックス1内の端子金具5に乗り上げてしまった場合
に、押圧部材66がオートヒューズFを押し込んでしま
うと、不良品が発生する虞れがある。そこで、図示の具
体例では、以下の機構を採用している。図17は、図1
2のオートヒューズ装着装置に採用されている高さ検出
手段の一要素を示す側面略図であり、(A)は動作開始
前の初期姿勢、(B)は動作途中の姿勢をそれぞれ示し
ている。図18は図12のオートヒューズ挿着装置に採
用されている高さ検出手段およびストップ機構の概略構
成を示しており、(A)は正常時の状態、(B)は異常
検知時の状態をそれぞれ示す略図である。 【0044】先ず、図17(A)(B)に示すように、
担持部材65と操作機構62とを連結するために、担持
部材65にビス止めされたカムプレート65Aには、カ
ム孔65Bが形成されている。このカム孔65Bは、水
平軸63と同心の円弧上面91と、この円弧上面91と
交差する方向に延びる水平上面92とを含んでいる。そ
して、上述したように、ハンドル64は、水平軸63回
りに回動可能に支持されているとともに、図17(A)
に示すように、リンクバー64Eに上記円弧上面91を
係止させることにより、カムプレート65Aを上方に吊
り上げた状態で担持部材65と連結されている。 【0045】図17(A)に示す初期姿勢からハンドル
64が回動されると、上記リンクバー64Eは、カム孔
65Bの円弧上面91に沿いながら水平軸63回りに回
動し、遂には円弧上面91から外れて水平上面92側へ
変位する。この結果、図17(B)に示すように、カム
プレート65Aとリンクバー64Eとの連結が外れてし
まうので、担持部材65は自重により、圧縮コイルばね
68に緩衝されながら、緩やかに下方に変位できるよう
になっている。 【0046】そして、図示の具体例では、この担持部材
65の変位量により、オートヒューズFの突出高さを検
知できるようにしている。図18(A)(B)を参照し
て、上記担持部材65には、それと一体に変位可能な昇
降部材92が取り付けられており、この昇降部材92
は、背板61に固定されたリミットスイッチ93を接続
するように設定されている。このリミットスイッチ93
は、正規に予備挿着されたオートヒューズFに対して押
圧部材66が当接した場合に接続される位置に設定され
ており、担持部材65がそれよりも高い位置にあるとき
には、接続されてないようになっている。 【0047】さらに、背板61には、エアシリンダ94
が取り付けられており、そのロッド95が、ハンドル6
4の水平軸63に突設された突起96に干渉して、押圧
部材66が正規に予備挿着されたオートヒューズFに当
接するよりも前の段階でハンドル64の回動を阻止する
ようにしており、リミットスイッチ93が接続された場
合にのみロッド95を退避させて、ハンドル64が回動
するのを許容するようにしている。 【0048】次に、カムプレート65Aとリンクバー6
4Eとの連結が外れた後の動作について、図18(A)
(B)を参照しながら説明する。上述した機構によれ
ば、オートヒューズFが正規に予備挿着されている場合
には、図18(A)に示すように、担持部材65が降下
できることにより、リミットスイッチ93が接続される
結果、エアシリンダ94のロッド95が退避する。これ
により、ハンドル64をそれ以降も回動させることがで
きるので、押圧部材66は、ハンドル64の軸受64C
が担持部材に転がり接触し、担持部材65を押し込ん
で、オートヒューズFが挿着される。 【0049】他方、図18(B)に示すように、オート
ヒューズFが端子金具5に乗り上げている場合、押圧部
材66が降下できなくなるので、押圧部材66と一体に
変位する担持部材65の昇降部材92も降下が阻止さ
れ、リミットスイッチ93を接続できなくなる。この結
果、それ以上にハンドルを回動させようとしても、ハン
ドル64の突起96がエアシリンダ94のロッド95に
干渉し、押圧部材66による無理押しが阻止されるので
ある。図示の具体例において、乗り上げている場合のオ
ートヒューズFと、正規の予備挿着が行われているオー
トヒューズFとの高さの差hは、例えば2ないし3mm
である。 【0050】以上説明したように、上述した実施の形態
によれば、オートヒューズ保持装置10の本体部11を
ヒューズボックス1に載置するのに先立ってオートヒュ
ーズFを所望の配列に整列させることができるので、オ
ートヒューズFを送給する手段や装填する手段をヒュー
ズボックス1に搬送する必要がなくなる結果、ワイヤー
ハーネス6に取り付けられているヒューズボックス1の
可動範囲にて挿着作業を行うことができるという利点が
ある。 【0051】また、上述した装填装置20においては、
バーコードによる品番特定により、種類(品番)を機械
的に特定してオートヒューズFが選択されるので、多品
種少量生産を行う場合においても、人的要因によるミス
を可及的に低減することができるという利点がある。し
かも、上述したオートヒューズストック装置30におい
ては、一つのヒューズボックス1に必要なオートヒュー
ズFが全て取り出された後は、送給手段による一度の駆
動動作で次のヒューズボックス1に挿着されるべきオー
トヒューズを繰り出すことが可能になるので、オートヒ
ューズの順送りを簡素な機構で実現することが可能にな
り、機構が簡素化する分、送給不良が生じにくくなると
いう利点がある。 【0052】また、上述した実施の形態に係る挿着装置
50において、操作機構としてのハンドル64によって
担持部材65を退避位置から加圧位置に変位させる過程
において、シャッター駆動機構80が予め閉塞位置にあ
るシャッター15を解放位置に変位させることができる
ので、挿着作業を一つの操作で行うことができるという
利点がある。加えて、圧縮コイルばね88により、担持
部材65が加圧位置から退避位置に戻る過程において、
オートヒューズ保持装置10が担持部材65に追従しな
くなるので、オートヒューズ保持装置10の取り扱いが
容易になるという利点がある。 【0053】また、上述した挿着装置50では、プレス
部60をスライダ部70で往復移動可能にすることによ
り、ヒューズボックス1やヒューズボックス1の上に載
置されたオートヒューズ保持装置10を解放することが
可能になるので、ヒューズボックス1の着脱作業やオー
トヒューズ保持装置10の着脱作業が容易になるという
利点がある。 【0054】また、オートヒューズFの予備挿着状態の
適否を判別することによって、予備挿着不良の際には挿
着動作が強制停止されるので、不良品の発生を未然に防
止することができるという利点がある。このように本発
明に係る実施の形態によれば、多品番少量生産に適した
作業性のよい装置を実現することができるという顕著な
効果を奏する。 【0055】上述した実施の形態は反発明の好ましい具
体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の
形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることは云うまでもない。 【0056】 【発明の効果】この発明では、オートヒューズの予備挿
着状態の適否を判別することによって、予備挿着不良の
際には挿着動作が強制停止されるので、不良品の発生を
未然に防止することができるという利点がある。 【0057】よって、多品番少量生産に適した作業性の
よい装置を実現することができるという顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施の一形態におけるオートヒューズ保持装置
およびヒューズボックスの斜視図であある。 【図2】図1のオートヒューズ保持装置の平面図であ
る。 【図3】図1のオートヒューズ保持装置の断面図であ
り、(A)は閉塞位置、(B)は解放位置にある状態を
示している。 【図4】実施の一形態における装填装置20の斜視図で
ある。 【図5】図4の装填装置の側面図である。 【図6】図4の装填装置に採用されたオートヒューズス
トック装置の概略構成を示す斜視図である。 【図7】オートヒューズストック装置の要部を示す断面
部分略図である。 【図8】オートヒューズストック装置の要部を示す断面
部分略図である。 【図9】オートヒューズストック装置の要部を示す断面
部分略図である。 【図10】図4の装填装置の各ユニットを制御する制御
装置のブロック図である。 【図11】図4の装填装置の動作手順を示すフローチャ
ートである。 【図12】オートヒューズ挿着装置の着脱ポジションに
おける斜視図である。 【図13】図12はオートヒューズ挿着装置の操作ポジ
ションにおける斜視図である。 【図14】図12のオートヒューズ挿着装置の正面略図
である。 【図15】図12のオートヒューズ挿着装置の要部を簡
略化して示す斜視図である。 【図16】図12のオートヒューズ挿着装置の側断面略
図であり(A)は退避位置、(B)は加圧位置に変位し
ている状態をそれぞれ示している。 【図17】図12のオートヒューズ装着装置に採用され
ている高さ検出手段の一要素を示す側面略図であり、
(A)は動作開始前の初期姿勢、(B)は動作途中の姿
勢をそれぞれ示している。 【図18】図12のオートヒューズ挿着装置に採用され
ている高さ検出手段およびストップ機構の概略構成を示
しており、(A)は正常時の状態、(B)は異常検知時
の状態をそれぞれ示す略図である。 【符号の説明】 1 ヒューズボックス 10 オートヒューズ保持装置 20 オートヒューズ装填装置 30 オートヒューズストック装置 40 制御装置 43 バーコードリーダ 50 オートヒューズ挿着装置 60 プレス部 62 操作機構 65 担持部材 66 押圧部材 80 シャッター駆動機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】オートヒューズをヒューズボックスに挿着
    するオートヒューズ挿着装置であって、 ヒューズボックスを着脱可能に止定する止定部と、 止定部に止定されたヒューズボックスに予備挿着されて
    いるオートヒューズを押圧可能な複数の押圧部材と、 押圧部材が上記オートヒューズの上方に退避する退避位
    置と上記オートヒューズをヒューズボックスに挿着する
    よう加圧する加圧位置との間で変位可能に構成され、各
    押圧部材を担持する担持部材と、 担持部材を退避位置と加圧位置との間に変位操作するた
    めの操作機構と、 予備挿着されたオートヒューズの挿入高さを検出する高
    さ検出手段と、 高さ検出手段によって検出されたオートヒューズの挿入
    高さが正規の高さよりも高い場合に上記操作機構による
    担持部材の変位を阻止するストップ機構とを備えたこと
    を特徴とするオートヒューズ挿着装置。
JP2003047938A 2003-02-25 2003-02-25 オートヒューズ挿着装置 Abandoned JP2003223842A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008146887A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Furukawa Electric Co Ltd:The ヒューズ装着用治具及びヒューズ装着方法
JP2011070778A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Honda Motor Co Ltd 組付部品の圧入方法および圧入装置
EP2940709A1 (en) * 2014-04-28 2015-11-04 Emdep-2, S.L. Device and procedure for the insertion of elements into fuse boxes

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