JP2003222861A - 蛍光体色度補正板 - Google Patents

蛍光体色度補正板

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JP2003222861A JP2002020794A JP2002020794A JP2003222861A JP 2003222861 A JP2003222861 A JP 2003222861A JP 2002020794 A JP2002020794 A JP 2002020794A JP 2002020794 A JP2002020794 A JP 2002020794A JP 2003222861 A JP2003222861 A JP 2003222861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー液晶表示用のバックライト又はフロン
トライト等の照明手段において、発光源である白色用発
光ダイオードの色度のバラツキを液晶パネルのカラーフ
ィルタ特性にマッチするように改善する。 【解決手段】 YAG蛍光体yを有する蛍光体色度補正
板8を、白色用発光ダイオード1を発光源とする液晶パ
ネル7の照明装置10の発光から照明に至る光路に設
け、その白色用発光ダイオード1の発光により励起され
るYAG蛍光体yの蛍光により、白色用発光ダイオード
1の発光の色度を液晶パネルのカラーフィルタ特性に合
せて補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば液晶パネル
を背面より照射するバックライト又は液晶パネルを前面
より照明するフロントライトに使用される色度補正手段
に関し、特に蛍光体色度補正板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブック型のワードプロセッサやコ
ンピュータ、又は携帯電話機、携帯TVのような小型、薄
型の情報機器の表示装置として、薄型でしかも見易い照
明機構を有する液晶表示装置が用いられている。このよ
うな液晶表示用の照明機構としてバックライトおよびフ
ロントライトが従来より知られている。ここで液晶表示
用バックライトとは、液晶パネルを背後から全面にわた
り照射する面状の光源であり、液晶表示用フロントライ
トとは液晶パネルを前面より照明する面状の光源であ
り、いずれも蛍光ランプ、LED(発光ダイオード)等
よりなる発光源と、その発光源の光束を液晶パネルに照
射する面状の光束に変換する導光板等の光路変換手段を
備えている。 この中で、特に近年は、更なる小型、薄
型化と長寿命化を目的として発光源としてLEDを用い
たものが多く使用されるようになってきている。
【0003】かかる面状光源により白色の照明光を出射
させ、パネル等に対し白色の照明をしようとするとき
は、発光源として白色の蛍光ランプを用いるか、LED
の場合にはR,G,Bの3種類のLEDを同時点灯、又
は時分割点灯して白色光を合成することが一般的であっ
た。更に最近は、LEDの場合、単独で白色に近い光を
発光する白色用LEDが開発され、利用できるようにな
ってきた。このような白色用LEDを用いることによ
り、小型で簡単な構成で白色照明を目的とする液晶表示
用バックライトまたは液晶表示用フロントライトを形成
することが可能となった。図10はこのようなうなLE
Dの発光源を持ち、カラー液晶パネルの白色照明を目的
とした従来の液晶表示用バックライトの主要部を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)におけるA−A断面図
である。
【0004】図10において、110はカラー表示用の
液晶パネルの照明を目的としたバックライトであり、導
光板101と発光源としてLED102を有している。
導光板102は無色透明なプラスチック材等の透光部材
よりなる板状で略直方体形状をしており、その一方の主
面を光出射面101aとし、該光出射面101aと対向
する面には、発光源からの光を前記光出射面101aに
向けて反射させるための手段として、その表面に複数の
微小なシボ又は複数個の半球状ドット等を有する光拡散
面101bが形成されている。LED102はLED基
板103に支持されて導光板101の入光側面101c
に対向する位置に配設され、図示しない駆動回路より所
定の電流が供給されて、後述するような白色を目的とし
た光を発光、出射する。
【0005】図11(a)は白色発光を目的とするLE
D102の内部構造を示す図である。図11b)は発光
部はLED102の発光部の詳細を示す図である。図に
おいて、102aは青色を発光する発光ダイオード素
子、102bは発光ダイオード素子102aを保持する
端子A、102cは他方の端子B、である。発光ダイオ
ード素子102aのn電極102anおよびp電極10
2apはそれぞれボンデイングワイヤー102dによ
り、端子A(102b)及び端子B(102c)に接続
されている。端子A(102b)の凹部内には発光ダイ
オード素子102aを被うようにしてYAG蛍光体yを
混入、分散した樹脂層よりなる蛍光体層102fが充填
されている。102gは透光性を有する封止部材であ
り、端子A(102b)及び端子B(102c)の突出
部を除き上記の部材全体を封止し、保護する。このよう
なLED102において、発光ダイオード素子102a
が青色発光をすると、その青色発光の一部がYAG蛍光
体yに吸収されて黄緑色の励起光を発する。これによ
り、蛍光体層102fの上面からは、蛍光体層102f
を透過した青色光とYAG蛍光体yで励起された励起光
(蛍光)である黄緑色の光が混ざり合って出射し、封止
部材102fを透過してLED102の外部に出射す
る。かかるLED102の発光の色度は、青色と黄緑色
の光の強度の比率により変化するが、これらの比率を適
切に設定すれば、理論的には真の白色又はその近傍にお
いて、所望の色度を得ることができる。(しかし、実際
には、不可避な製造条件のバラツキにより、発光ダイオ
ード素子102aの青色発光の強度が変動し、YAG蛍
光体yの濃度(又は成分)のバラツキにより黄緑色の励
起光の強度はかなり変動するので、これらの加法混色に
よるLED102の発光の色度を所望の範囲に入れるこ
とは容易ではない。)
【0006】図10に示すように、LED102からの
出射光は導光板101に入り、大部分の光は上面である
光出射面101aで全反射、下面である光拡散面101
bでは全反射又は乱反射を1回又は複数回行った後に上
面である光出射面101aより照明光105として外部
に出射する。外部に出射した照明光105は(b)に示
すように図示しないカラーフィルタを有する透過型もし
くは半透過型の液晶パネル(又は液晶表示板)107を
背後から照明する。なお、前記照明する面内の輝度の均
一性を確保するために上記下面101b内のシボの粗さ
を調整したり、半球状ドットの形状、密度を場所により
変えたりする。
【0007】次に図12は白色を目的としたLEDの発
光源を持ち、カラー表示用液晶パネルの白色照明を目的
とした従来の液晶表示用フロントライトの構成を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は側
面図である。図12において、120はフロントライト
であり、発光源である白色用LED102と光路変換部
材であるガイドロッド112、ガイドプレート113、
反射板114を有している。117は図示しないカラー
フィルタを有する反射型液晶パネル(又は反射型液晶表
示板)であり、後述するように前記フロントライト12
0の照明の対象であると共に、その反射作用により、光
路変換部材としての役割もなすものである。前記のガイ
ドロット112は透光性の樹脂等よりなり略四角柱状を
なし、長手方向に平行な一方の端面は複数のV溝112
vを有する反射面112bとなっており、この反射面1
12bに対向する側面は平滑な出射面112cとなって
いる。ガイドロッド112の長手方向に直交する端面1
12dは白色用LED102の発光の入射面となってい
る。ガイドロッド112の前記端面112dに対向して
白色用LED102が配置され、反射面112bに対向
して反射板114が配置されている。ガイドプレート1
13は全体的には四角の平板状で、その一方の側面が前
記ガイドロッド112に対向した入射面113aとなっ
ている。ガイドプレート113の上面113bには入射
面113aに平行な方向に延びる複数のV溝プリズム1
13vが設けられている。ガイドプレートの下面113
cは平滑で、後述するように内部に対する反射面と反射
型液晶表示板117に対する出射面及び入射面の役割を
兼用する。
【0008】今、白色用LED102が発光するとその
発光の光線はガイドロッド112の前記端面112dか
ら入射し、ガイドロッド112内において、主としてV
溝112vにおける反射により出射面112cから、ガ
イドプレート113に向けて出射光を発する。ここで、
反射板114はガイドロッド112の前記反射面112
bから後方に漏れた光を反射させて、再びガイドロッド
内112に入射させ、光の利用効率を高める作用をな
す。ガイドロッド112からの出射光はV溝112vの
作用により、ガイドロッドの長手方向全体にわたって略
均一に出射し、線状光源として機能する。この出射光は
ガイドプレート113の入射面113aよりガイドプレ
ート内に入り、内部に入った光線の大部分は、図102
(c)に示すように直接に又は上面113bのV溝プリ
ズム以外の部分による反射又は下面113cによる反射
等を経て上面のV溝プリズム113vの斜面に達しここ
で全反射されて下面113c経て反射型液晶表示板11
7に入射する。反射型液晶表示板117に入射した光は
その反射膜117bにおいて反射され、その反射光は画
像情報を有する光線として、再びガイドプレート113
に入射し、これを透過して外部に表示のための光線を出
射する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、図1
0に示して説明した小型・薄型のバックライト110及
び図12に示して説明した小型・薄型のフロントライト
120により、共にカラーLCD用白色照明を目的とし
た液晶パネルの照明がなされる。しかしながら、上記の
バックライト110フロントライト120等の従来の液
晶表示用の照明手段においては、以下に述べるような問
題点がある。即ち、上記のような反射型又は透過型もし
くは半透過型の液晶パネルは、カラー表示のために、そ
の内部に図示しないカラーフィルタを有しているが、カ
ラーフィルタの特性が各メーカーごとに異なっている。
一方、液晶パネルの表示する画像の色度はカラーフィル
ターの特性(透過率の波長特性)と照明光の色度即ち発
光源である白色用LED(102)の色度に依存して定
まる。例えば、R、G、Bの各カラーフィルタの特性の
バランスが完全にとれている場合には、白色用LEDの
色度が完全に白色であれば、カラー信号が白色のとき
は、液晶パネルの表示色は白色となる。
【0010】しかし、R、G、Bの各カラーフィルタの
特性のバランスがR,Gに傾いているときは、白色用L
EDの色度が完全に白色であっても、液晶パネルの表示
色は黄緑がかった色となり、所望の白色の表示色は得ら
れない。この場合、所望の白色の表示色を得るには、白
色用LEDの色度を完全な白色とせず、R、G、よりも
Bが勝った青みがかった白色すなわち、カラーフィルタ
と補色関係にある色度とすることが必要である。このこ
とは、白色を表示する場合に限らず、カラー信号により
指定された種々の色度の色を忠実に表示しようとする場
合にも成立つことである。よって、液晶パネルのメーカ
ーはカラーフィルタの特性のバラツキにあわせて、この
特性を補償できる色度の白色用LEDを色度のランクを
指定してランク別に要求するようになってきた。
【0011】図14は前記白色用LED102の発光の
色度を示すCIE色度図である。ここで、xはRの割合
を、yはGの割合を示す。そして、図には示していない
が、zをBの割合としたとき、常に x+y+z=1・・・・(1) の関係があるとしている。(C0はR,G,Bの成分比
が1:1;1である色度の点を示し、この場合,座標は
略x=0.33,y=0.33,(z=0.33)とな
っている。)ここで、b1は指定されたランクb1の色
度の範囲を示し、b2は指定されたランクb2の色度の
範囲を示す。ところが、かかる指定された領域b1、b
2内に色度を入れることを目的にLEDを製造しても実
際の製品の色度はすでに説明したような製造上の不可避
な理由により、ばらつき、上記ランクb1、b2を大き
くはみ出でた領域S内にばらついてしまう。図14にお
いて、c0は白色の色度(R,G,Bの比率は略 0.
33:0.33:0.33)、c12およびc13は上
記ランクb1、b2から外れた白色用LEDの色度を示
す。
【0012】ここで、図13は前記のc12、c13、
c0の色度に対応する発光のスペクトル示す図である。
ここで、H12、H13、H0はそれぞれ、前記色度点
c12、c13、c0に対応するスペクトルを示す。こ
れらの、スペクトル図において、横軸は波長を示し、6
25nmの前後がRの領域、560nm前後がGの領
域、450nmの近傍がBの領域である。縦軸はスペク
トルの相対強度を示す。図13(a)に示すスペクトル
H12は、R、G、Bの比率が0.28:0.25:
0.47となり、かなりBの成分が他の成分よりかなり
大となっている。この場合は白色LED102を構成す
る青色発光ダイオード素子の輝度に対してYAG蛍光体
の濃度が少ない場合に対応し領域b1、b2よりも更に
青みがかった色度となる。図13(b)に示すスペクト
ルH13は、R、G、Bの比率が0.32:0.38:
0.3となりR、Gの成分がBの成分より大となってい
る。この場合は、前記の発光ダイオード素子の輝度との
バランスでYAG蛍光体の濃度が大きすぎる場合に対応
し、領域b1、b2よりも黄緑がかった色度となる。こ
のように、白色LED102を製造する際にその構成要
素の不可避なバラツキにより、その発光の色度が指定さ
れたランク(b1、b2)に入らない場合を生ずる。
【0013】白色LEDの発光の色度が指定されたラン
クのいずれにも入らない場合は、その白色LEDは無駄
となってしまう。又、発光の色度が指定されたランク
(b1、b2)に入るものについても、ランクb1に入
る白色LEDとランクb2に入る白色LEDの個数の比
率がマッチングする液晶パネルの個数の比率と一致しな
い場合は、結果的に無駄を生ずる。例えば、ランクb1
の白色LEDを必要とする液晶パネルが50個、ランク
b2の白色LEDを必要とする液晶パネルが50個ある
とき、200個の白色LEDの中にランクb1に入るも
のが50個、ランクb2に入るものが100個、ランク
b1にも、ランクb2にも入らないものが50個あった
とすると、無駄になるのはランク外の50個だけではな
く、ランクb2に入るものの内50個はあまってしまっ
て使われないので、結果的に無駄となる。この場合、実
際に使用できる白色LED100個を得るために白色L
EDを200個入手する必要があり、結果的に100個
が無駄となる。このように、カラー表示を目的とした液
晶パネルの照明手段であるバックライト又はフロントラ
イトの照明光の色度は従来は白色LEDの色度そのもの
であるため、液晶パネルのカラーフィルタの特性にマッ
チするようにユーザーから指定された色度のランクを狙
って白色LEDを生産したとしても、ランクからは外れ
て、バックライト又はフロントライトに使用できないも
のが多数生じ、不良品又は在庫が増える結果となる。更
に最近はユーザーの指定する色度のランクは細かく要求
されるので、指定の色度に入れることがますます困難な
状態となってきている。
【0014】そこで本発明は、カラー表示用の液晶パネ
ルに用いられる照明手段であるバックライト又はフロン
トライトにおいて、所望の色度ランク入らない白色LE
Dの色度を補正して照明光の色度を所望の色度ランクに
入れるように改善することを目的とする。この発明の前
記ならびにそのほかの目的と新規の特徴は本明細書の記
述および添付図面から明らかになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにその第1の手段として本発明は、YAG蛍光体を有
する蛍光体色度補正板であって、LEDを発光源とする
照明装置の発光から照明に至る光路に設けられ、そのL
EDの発光により励起されるYAG蛍光体の蛍光によ
り、LEDの発光の色度を補正することを特徴とする。
【0016】上記の課題を解決するためにその第2の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記の蛍
光体色度補正板はバックライトユニットの拡散板、又は
プリズムシートの上下面の両側もしくはいずれか片側に
YAG蛍光体をシリコン樹脂等の樹脂に配合したものを
塗布して形成されたものであることを特徴とする。
【0017】上記の課題を解決するためにその第3の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記の蛍
光体色度補正板は、バックライトユニットの反射シート
の上面にYAG蛍光体をシリコン樹脂等の樹脂に配合し
たものを塗布して形成されたものであることを特徴とす
る。
【0018】上記の課題を解決するためにその第4の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記の蛍
光体色度補正板は、PC(ポリカーボネード)、PMM
A(アクリル)等よりなる透明板又は透明シートの上下
面の両側もしくはいずれか片側にYAG蛍光体をシリコ
ン樹脂等の樹脂に配合したものを塗布して形成された蛍
光体色度補正板であって、バックライトユニットの導光
板と反射シートの間、導光板と拡散板の間、拡散板とプ
リズムシートの間又はLEDと導光板の間の少なくとも
1つの隙間に挿入して配置されることを特徴とする。
【0019】上記の課題を解決するためにその第5の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記の蛍
光体色度補正板は、PC(ポリカーボネード)、PMM
A(アクリル)等よりなる透明板又は透明シートの内に
YAG蛍光体を混入して形成された蛍光体色度補正板で
あって、バックライトユニットの導光板と反射シートの
間、導光板と拡散板の間、拡散板とプリズムシートの間
又はLEDと導光板の間の少なくとも1つの隙間に挿入
して配置されることを特徴とする。
【0020】上記の課題を解決するためにその第6の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記の蛍
光体色度補正板は、PC(ポリカーボネード)、PMM
A(アクリル)等よりなる透明板又は透明シートの上下
面の両側もしくはいずれか片側にYAG蛍光体をシリコ
ン樹脂等の樹脂に配合したものを塗布して形成された蛍
光体色度補正板であって、フロントライトユニットのL
EDとガイドロッドの間、ガイドロッドとガイドプレー
トの間の少なくとも1つの隙間に挿入して配置されるこ
とを特徴とする。
【0021】上記の課題を解決するためにその第7の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記の蛍
光体色度補正板は、PC(ポリカーボネード)、PMM
A(アクリル)等よりなる透明板又は透明シートの内に
YAG蛍光体を混入して形成された蛍光体色度補正板で
あって、フロントライトユニットのLEDとガイドロッ
ドの間、ガイドロッドとガイドプレートの間の少なくと
も1つの隙間に挿入して配置されることを特徴とする。
【0022】上記の課題を解決するためにその第8の手
段として本発明は、前記第1の手段において、前記蛍光
体色度補正板はYAG蛍光体を混入して形成されたバッ
クライトユニットの拡散板又はプリズムシートであるこ
とを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図面に基づいて本発明の
第1実施形態につき図面を用いて説明する。図1は本発
明の第1実施形態に係る蛍光体色度補正板を用いたバッ
クライト10の構成を示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。(c)は(b)に示すC部の拡
大図である。図1において、1は白色用発光ダイオード
(又は白色用LED)、2は導光板、3は拡散板、8は
拡散板3の下面に形成された蛍光体色度補正板である。
前記色補正板8は、図1(c)に示すようにYAG蛍光
体yをシリコン樹脂等の樹脂jに配合したものを塗布す
ることにより形成される。4はPyプリズムシート、5
はPxプリズムシート、6は反射板、7はカラー表示用
の透過型もしくは半透過型の液晶表示板であり、図示し
ないカラーフィルタを有している。白色用発光ダイオー
ド1は導光板2の側面2cに対向する位置に配置され、
導光板1の上方には拡散板3、Pyプリズムシート4、
Pxプリズムシート5が順次重ねて配置される。反射シ
ート6は導光板2の下面2bに対向、近接して配置され
る。白色用発光ダイオード1の発光は導光板2の側面2
cから入射し、導光板2の上面2aと下面2bの間で反
射を繰り返しながらその内部を伝播し、その間に平滑な
上面2aから(上方に)出射する。下面2bは細かな凹
凸を有する乱反射面となっており、光を種々の方向に拡
散できるようになっている。反射板6は乱反射面である
下面2bから外部に出ようとする光を反射させて内部に
戻し、光の利用効率を上げる作用をなす。
【0024】導光板2の上面2aからの出射光は蛍光体
色度補正板8を経て拡散板3に達し、ここで光の方向が
中程度の範囲に絞りこまれる。更に、Pyプリズムシー
ト4によりy方向の角度が絞りこまれ、Pxプリズムシ
ート5によりx方向の角度が絞りこまれ、最終的には出
射光を略z方向に揃える。このz方向に揃った光線が液
晶表示板7に入射することにより液晶を透過する光の状
態を理想的なものとし、鮮明でSNの高い表示を可能と
する。
【0025】本第1実施の形態の特徴とするところは、
すでに述べたように、拡散板3の下面に形成された色補
正板8の内部にYAG蛍光体yが混入されていることであ
る。ここで、白色用発光ダイオード1の発光のスペクト
ルを図2(a)のスペクトルH12に示す。又このスペ
クトルH12に対応する色度を図3の色度図の色度点c
12に示す。(これらは従来例の説明において図13
(a)および図14にそれぞれ示したスペクトルH12
及び色度点c12と同一である。なお、本実施形態にお
いては、白色用発光ダイオード1を2個用いているが、
スペクトルH12は2個の平均的なスペクトルであ
る。)このスペクトルH12に対応する図3の色度点c
12は、指定された色度のランクb1、b2よりも左下
方に外れており、スペクトルH12のR、G、Bの比率
は略0.28:0.25: 0.47となっており、図
2(a)に示すように460nmをピークとする青色光
の強度が、550nmをピークとする黄緑色の光の強度
に比してかなり大となっている。このため白色用発光ダ
イオード1の発光色は、かなり青みがかった白色となっ
ている。
【0026】この白色用発光ダイオード1の発光光線が
上記のように導光板2を経て拡散板3の下面に形成され
た蛍光体色度補正板8に入射し、図1(c)に示すよう
に、蛍光体色度補正板8の内部において入射光のうち青
色成分(460nmをピーク)の一部がYAG蛍光体y
に吸収され、550nmをピークとした黄緑色の励起ス
ペクトルを発生する。これにより,YAG蛍光体yの混
入量を適切に設定しておけば、図2(a)に示すように
白色用発光ダイオード1の発光のスペクトルH12の青
色成分を減少させ、黄緑色の成分を増加させ、図に示す
スペクトルH2(R、G、Bの比率は略0.3:0.3:
0.4)の光線となって蛍光体色度補正板8を透過して
拡散板3に入射させることができる。この拡散板3に入
射するスペクトルH2の光線の色度は図3の点c2とな
っており、ランクb2の領域に入っている。ここでYA
G蛍光体yの励起スペクトル自体の色度は図3のc3と
なっており、蛍光体色度補正板8から拡散板3に入射す
る光線の色度は、YAG蛍光体yの混入量が増加するに
従って点c12と点c3を結ぶ点線上をたどってc3に
向かって移動する。上記の例においては、蛍光体yの混
入量を、色度が領域b2内にある点c2となるように設
定したが、蛍光体y混入量を更に若干増やすことによ
り、図2(b)に示すように前記発光スペクトルH12
の青色成分を更に減少させ、黄緑色の成分を更に増加さ
せてスペクトルH1(R、G、Bの比率は略0.32:
0.34:0.34)に補正することができる。ここで
スペクトルH1に対応する色度は図3の点c1となり、
光線の色度をランクb1内に入れることができる。蛍光
体yの混入料は蛍光体色度補正板8の厚さに比例するの
で、本実施の形態の場合は蛍光体色度補正板8の厚さを
適切に設定することにより光線の色度をb1のランクで
も、b2のランクでも所望のランクに入れることができ
る。
【0027】なお、YAG蛍光体の成分の調製によりそ
の発光スペクトルの色度は図3に示すc3を含む円弧状
の曲線Srの上を移動する。このような性質を利用すれ
ば、白色用発光ダイオード1の色度c12を、YAG蛍
光体yの含有量及び成分を適切に設定することにより、
破線で囲まれた領域DS内で補正することができる。従
って、用途によって、完全な白色が必要とされる場合で
も、白色の色度点c1(R、G、Bの比率は略0.33:
0.33:0.33)は図3に示すように前記領域DS
内にあるので、白色用発光ダイオード1の色度c12を
完全な白色に補正することもできる。このようにして、
一般に青色成分が過大なために、所望のランクから外れ
ている白色用発光ダイオードの色度を所望のランクに入
れるように補正することができる。ただし、本発明にお
いては、発光ダイオードのスペクトルの青色成分を減少
させて、黄緑色成分を増加させる補正はできるが、その
逆に青色成分を増加させて、黄緑色成分を減少させる補
正はできない。例えば、すでに図13(b)に示したス
ペクトルH13の場合(その色度点はc13)は、青色
成分に比して黄緑色成分が過大となっているが、このよ
うな場合に上記蛍光体色度補正板を用いても所望の色度
ランクb1又はb2に入るように色度を補正することは
できない。(その意味において、所望の色度の補正光を
得ようよすれば、白色発光ダイオード(1)として当初
より、ある程度青みがかった白色用発光ダイオードを狙
って作り込んでおくことが望ましい。)
【0028】このようにして、色度が所望の色度に補正
されて蛍光体色度補正板8から出た光は、すでに説明し
た原理により、拡散板3、y方向プリズムシート4、x
方向プリズムシート5を順次経てz方向に揃った所望の
色度のランクに入る照明光として透過型の液晶表示板7
に入射する。このようにして、透過型の液晶表示板7の
カラーフィルタ特性にマッチした照明がなされ、色度の
再現性に優れたカラー画像の表示をすることができる。
なお本実施の形態のバックライトは、白黒表示用の透過
型の液晶表示板等の照明手段として用いる場合には、青
みがかった色度の白色用を用い、すでに説明した原理を
用いて色度補正をすることにより、純粋の白色またはこ
れに極近い照明光を出射することができる。なお、図示
は省略するが、拡散板3の上下両面、又上面に上記と同
様の蛍光体色度補正板を形成した場合も本第1実施形態
と同様の効果が得られる。
【0029】次に、図4は図1に示した第1実施形態の
変形例であるバックライト20の構成を示す図である。
図2に示すようにバックライト20においては、拡散板
3の下面に形成した前記色補正板8(図1)の代わり
に、同様の材料により、Pyプリズムシート4の下面お
よびPxプリズムシート5の下面にそれぞれ蛍光体色度
補正板8が塗布等により形成されている。その他の構成
については図1に示したバックライト10と同様であ
る。このような構成において、白色用発光ダイオード1
の発光はすでに説明した光路を経て前記蛍光体色度補正
板8yに入射する。そして、ここで色度補正がなされた
光がPyプリズムシート4を経て前記蛍光体色度補正板
8xに入射し、ここで更なる色度補正がなされた後、P
xプリズムシート5を経て、照明光として透過型液晶表
示板7に入射する。このように白色用発光ダイオード1
の発光は2回わたって色度補正されるが、色度補正の原
理そのものは、すでに説明したものと同様であり、照明
光の色度は最終的に所望の色度のランクb1又はb2に
入るように補正される。なお、蛍光体色度補正板は8x
及び8yのどちらかでもよい。
【0030】以下に、図面に基づいて本発明の第2実施
形態につき図面を用いて説明する。図5は本発明の第2
実施形態に係る蛍光体色度補正板を用いたバックライト
30の構成を示す断面図であり、(a)は全体図、
(b)、(c)は蛍光体色度補正板の拡大図である。本
第2実施形態に係るバックライト30の蛍光体色度補正
板を除いた基本的な構成は、図1に示すバックライト1
0の基本的構成と同様ある。図5において9は別体とし
て製作された蛍光体色度補正板であり、(b)に示すよ
うにPC(ポリカーボネイト)やPMMA(アクリル)
よりなる透明板(又は透明シート)9aの上下面の両側
もしくはどちらか片側にYAG蛍光体yを樹脂(シリコ
ン樹脂等)jに配合したものを塗布して硬化することに
より形成する。この形状は板状又はシート状である。蛍
光体色度補正板9は(c)に示すように前記の透明板
(又は透明シート)9a内にYAG蛍光体yが混入され
たものを使用してもよい。このような蛍光体色度補正板
9が、導光板2と反射板6の間、導光板2と拡散板3の
間、拡散板3とPyプリズムシート4の間、およびPy
プリズムシート4とPxプリズムシート5の間にそれぞ
れ1枚ずつ挿入されている。
【0031】この挿入は密着状態で挿入してもよいし、
ホルダー等を用い、若干の隙間をおいて挿入、保持する
ようにしてもよい。本第2実施形態においても、光が蛍
光体色度補正板9を通過する度に、すでに説明した原理
により光線の色度補正が行われ、最終的には所望のラン
クに入る色度の照明光となって、透過型液晶表示板7に
入射する。本第2実施形態においては、予めYAG蛍光
体の含有量を種々に変えた蛍光体色度補正板9を何種類
か準備しておき、もともとの白色用発光ダイオード1の
発光の色度に対応し、所望の色度ランクに入れるために
必要な補正の程度に応じて、適切なYAG蛍光体の含有
量の蛍光体色度補正板9を選択して使用することによ
り、きめ細かく目的に応じた色度補正ができる。なお本
実施の形態はこれに限らず、蛍光体色度補正板9が挿入
された上記の場所のいずれか1又は1以上の場所に、蛍
光体色度補正板9が挿入された場合も効果を有する。
又、前記のように導光板2と反射板6の間に蛍光体色度
補正板9を挿入する代わりに、図示は省略するが、反射
シートの上面にYAG蛍光体を樹脂(シリコン樹脂等)
に配合したものを塗布して効果させたものを用いても同
様の色度補正の効果を有する。
【0032】次に、図6は図5に示した第2実施形態の
変形例であるバックライト40の構成を示す図である。
図6に示すようにバックライト40においては、図5の
バックライト30に使用したのと同様の、別体として製
作された蛍光体色度補正板9が白色用発光ダイオード1
と導光板2の入光側面2cの間に挿入されて配置されて
いる。白色用発光ダイオード1の発光は蛍光体色度補正
板9を通過する際に所望の色度に補正され、色度が補正
された光が側面2cより導光板2内に入り、以後、すで
に説明したような光路を経て、所望の色度に補正された
照明光として透過型の液晶表示板7に入射する。この場
合も、上記と同様の原理により、きめ細かく目的に応じ
た色度補正ができる。
【0033】以下に、図面に基づいて本発明の第3実施
形態につき図面を用いて説明する。図7は本発明に係る
蛍光体色度補正板を用いたフロントライト50の構成を
示す図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図、
(c)、(d)は断面図である。図において、1は白色
用発光ダイオード、9は蛍光体色度補正板であり、12
はガイドロッド、13はガイドプレート、14は反射
板、17は反射型液晶表示板である。ガイドロット12
は透光性の樹脂等よりなり略四角柱状をなし、長手方向
に平行な一方の端面は複数のV溝12vを有する反射面
12bとなっており、この反射面12bに対向する側面
は平滑な出射面12cとなっている。ガイドロッド12
の長手方向に直交する端面12dは白色用発光ダイオー
ド1の発光の入射面となっている。ガイドロッド12の
前記端面12dに対向して白色用発光ダイオード1が配
置され、反射面12bに対向して反射板14が配置され
ている。ガイドプレート13は全体的には四角の平板状
で、その一方の側面が前記ガイドロッド12に対向した
入射面13aとなっている。ガイドプレート13の上面
13bには入射面13aに平行な方向に延びる複数のV
溝プリズム13vが設けられている。ガイドプレートの
下面13cは平滑で、後述するように内部に対する反射
面と反射型液晶表示板17に対する出射面及び入射面の
役割を兼用する。
【0034】図7に示すように、フロントライト50に
おいては、蛍光体色度補正板9がガイドロッド12の端
面12dと白色用発光ダイオード1の隙間に挿入されて
いる。この点が本第3実施形態の特徴とするところであ
り、その他の構成については図12に示した従来のフロ
ントライト120と同様である。なお本実施の形態で使
用する蛍光体色度補正板9は別体として製作されたもの
であり、図5(b)に示す色補正板9と同様に、透明板
(又は透明シート)の上下面の両側もしくはどちらか片
側にYAG蛍光体を樹脂に配合したものを塗布して硬化
することにより形成されたものか、又は図5(c)に示
すものと同様に前記の透明板(又は透明シート)内にY
AG蛍光体yが混入されて形成されたものである。蛍光
体色度補正板9の挿入は隙間なく密着されて挿入される
場合と、適切なホルダーに保持されて、又はガイドロッ
ド12の端面12d等に透明な接着剤により接着され
て、若干の隙間をもって挿入される場合がある。
【0035】今、白色用発光ダイオード1が発光すると
その発光の光線は前記蛍光体色度補正板9を透過してガ
イドロッド12内にの前記端面12dから入る。光線が
前記蛍光体色度補正板9を透過する際に、光線の色度は
白色用発光ダイオード1の本来の色度から所望のランク
に入る色度に補正される。この補正された色度の光線が
端面12dから入射し、ガイドロッド12内において、
主としてV溝12vにおける反射により出射面12cか
ら、ガイドプレート13に向けて出射光となる。ここ
で、反射板14はガイドロッド12の前記反射面12b
から後方に漏れた光を反射させて、再びガイドロッド内
12に入射させ、光の利用効率を高める作用をなす。ガ
イドロッド12からの出射光はV溝12vの作用によ
り、ガイドロッドの長手方向全体にわたって略均一に出
射し、線状光源として機能する。この出射光はガイドプ
レート13の入射面13aよりガイドプレート内に入
り、内部に入った光線の大部分は、図7(c)に示すよ
うに直接に又は下面13cによる反射等を経て上面のV
溝プリズム13vの斜面に達しここで全反射されて下面
13cを経て反射型液晶表示板17に色度補償された照
明光として入射する。反射型液晶表示板17に入射した
光はその反射膜17bにおいて反射され、その反射光は
画像情報を有する光線として、再びガイドプレート13
に入射し、これを透過して外部に表示のための光線を出
射する。ここで、反射型液晶表示板17はカラー化のた
めに図示しないカラーフィルタを有している。このよう
に、本実施の形態においては、蛍光体色度補正板9の効
果により、カラー表示用の反射型液晶表示板17に所望
の色度ランクに入るように色度補正された照明光を入射
することができ、これにより表示画像の色度の再現性を
向上し、画質を向上させることができる。
【0036】図7(d)に示すガイドプレート23は図
7(c)に示したガイドプレート13の変形例であり、
入射面は23aであり、その上面23bには階段状の階
段プリズム23pが設けられている。階段プリズム23
pの一方の斜面の傾斜はガイドプレート13の前記V溝
プリズム13vの斜面の傾斜よりもかなりゆるやかにな
っている。ガイドププレート23は、階段プリズム23
pの反射作用により、基本的には前記ガイドプレート1
3と同様の原理により、平滑な下面23cから反射型液
晶表示板17に対し照明光を出射し、その反射光を下面
23cから再入射させ、上面23bから表示光として出
射させる。ガイドプレート13に比較すると、プリズム
面からの反射光の傾きが大となり、斜め漏れの光が増
え、光の利用効率は低下するが、ガイドプレートを製造
するための成形型の磨耗が少なくなり、結果的に製造コ
ストを低減する利点を有する。図7(c)に示すガイド
プレート13のの代わりに図7(d)に示すガイドプレ
ートを使用した場合もカラー表示用の反射型液晶表示板
17に所望の色度ランクに入るように色度補正された照
明光を入射することができ、上記と同様の色度補正の効
果を得ることができる。
【0037】以下に、図面に基づいて本発明の第4施形
態につき図面を用いて説明する。図8は本第4施形態に
係る蛍光体色度補正板9を用いたフロントライト60の
構成を示す図であり、(a)は上面図、(b)、(c)
は断面図である。図8(a)に示すように本第4実施形
態においては、ガイドロッド12の出射面となる側面1
2cとガイドプレート13の入射面13aとの隙間に蛍
光体色度補正板9が挿入されている、本第4施形態のフ
ロントライト60に使用する蛍光体色度補正板9は図7
に示す第3施形態のフロントライト50に使用する蛍光
体色度補正板9に比較して細長い形状となっているが、
材料的にはYAG蛍光体を含み、同様の構成たなってい
る。フロントライト60のその他の構成は前記フロント
ライト50と同様である。白色発光ダイオード1が発光
するとその発光は図7に示した第3実施形態のフロント
ライト20と基本的には同様の経路を経て外部に出射す
る。この間、ガイドロッド12の側面12cとガイドプ
レート13の入射面13aとの隙間に挿入された蛍光体
色度補正板9内を光線が通過するが、この際、すでに述
べたのと同様の原理により、光線の色度が所望のランク
に色度補正されてガイドプレート13に入射する。この
結果、ガイドプレート13の出射光として所望のランク
に色度補正された照明光が反射型液晶表示板17に入射
し、以下第3実施形態のフロントライト50の場合と同
様にして、色度の再現性に優れた画像表示をすることが
できる。
【0038】図8(c)はガイドプレート13の代わり
に階段プリズム23pを有する階段プリズム型のガイド
プレート23を用い、ガイドロッド12の出射面12c
とガイドプレート23の入射面23aの間に蛍光体色度
補正板9を挿入た場合を示す。この場合も、図7(b)
に示すガイドプレート13を用いたのとほぼ同様の原理
により、同様の色度補正の効果を得ることができる。
【0039】以下に、図面に基づいて本発明の第5施形
態につき図面を用いて説明する。図9は本発明の第5施
形態に係るバックライト70の構成を示す図であり、
(a)は上面図、(b)、は断面図、(c)は拡散板の
拡大断面図である。図9において、33は拡散板である
が、(c)に示すようにその内部にYAG蛍光体yが拡
散されており、蛍光体色度補正板としての役割も兼用し
ている。蛍光体色度補正板を除いた基本的な構成につい
ては、前記バックライト70の構成は図1に示すバック
ライト10同様である。光線が拡散板33を通過する際
に、すでに説明した原理により色度補正が行われる。本
第5実施形態に係るバックライト70は第1実施形態に
係るバックライト10と、基本的には同一の原理によ
り、同様の色度補正の効果を有する。なお、この他に、
本第5実施形態の変形例として、図示は省略するが、P
yプリズムシート4又はPxプリズムシート5その内部
にYAG蛍光体が拡散された状態で形成し、蛍光体色度
補正板としての役割も兼用させることもできる。この場
合も同様の色度の補正効果を有する。
【0040】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の蛍光体色
度補正板を白色用発光ダイオードを有するカラー液晶表
示用のバックライト又はフロントライトに使用すること
により、白色用発光ダイオード自体の発光の色度のバラ
ツキを補正して、液晶パネルのカラーフィルタ特性にマ
ッチした所望の色度の照明光を出射することができる。
又、用途に応じ、完全な白色又はこれに近い照明光を出
射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蛍光体色度補正板を使用したバックラ
イトの1実施形態を示す図である。
【図2】図1に示すバックライトに使用する白色用発光
ダイオードの発光のスペクトルおよび色度補正後のスペ
クトルを示す図である。
【図3】図1に示すバックライトの白色用発光ダイオー
ドおよび照明光の色度を示す色度図である。
【図4】図1に示すバックライトの変形例を示す図であ
る。
【図5】本発明の蛍光体色度補正板を使用したバックラ
イトの他の実施形態を示す図である。
【図6】図5に示すバックライトの変形例を示す図であ
る。
【図7】本発明の蛍光体色度補正板を使用したフロント
ライトの1実施形態を示す図である。
【図8】本発明の蛍光体色度補正板を使用したフロント
ライトの他の1つの実施形態を示す図である。
【図9】本発明の蛍光体色度補正板を使用したバックラ
イトの更なる1つの実施形態を示す図である。
【図10】従来のバックライトを示す図である。
【図11】白色用発光ダイオードの構成を示す図であ
る。
【図12】従来のフロントライトを示す図である。
【図13】白色用発光ダイオードの発光の波長スペクト
ルを示す図である。
【図14】白色用発光ダイオードの発光の色度を示す図
である。
【符号の説明】
1 白色用発光ダイオード 2 導光板 3 拡散板 4 y方向プリズムシート 5 x方向プリズムシート 6 反射板 7 透過型液晶表示板 8、9 蛍光体色度補正板 10、20、30、40、70 バックライト 12 ガイドロッド 13、23 ガイドプレート 14 反射板 17 反射型液晶表示板 50、60 フロントライト y YAG蛍光体 j 樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/00 331 G02B 6/00 331 H01L 33/00 H01L 33/00 M // F21Y 101:02 F21Y 101:02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 YAG蛍光体を有する蛍光体色度補正板
    であって、LEDを発光源とする照明装置の発光から照
    明に至る光路に設けられ、そのLEDの発光により励起
    されるYAG蛍光体の蛍光により、LEDの発光の色度
    を補正することを特徴とする蛍光体色度補正板。
  2. 【請求項2】 前記の蛍光体色度補正板はバックライト
    ユニットの拡散板、又はプリズムシートの上下面の両側
    もしくはいずれか片側にYAG蛍光体をシリコン樹脂等
    の樹脂に配合したものを塗布して形成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の蛍光体色度補正板。
  3. 【請求項3】 前記の蛍光体色度補正板は、バックライ
    トユニットの反射シートの上面にYAG蛍光体をシリコ
    ン樹脂等の樹脂に配合したものを塗布して形成されたも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の蛍光体色度
    補正板。
  4. 【請求項4】 前記の蛍光体色度補正板は、PC(ポリ
    カーボネード)、PMMA(アクリル)等よりなる透明
    板又は透明シートの上下面の両側もしくはいずれか片側
    にYAG蛍光体をシリコン樹脂等の樹脂に配合したもの
    を塗布して形成された蛍光体色度補正板であって、バッ
    クライトユニットの導光板と反射シートの間、導光板と
    拡散板の間、拡散板とプリズムシートの間又はLEDと
    導光板の間の少なくとも1つの隙間に挿入して配置され
    ることを特徴とする請求項1に記載の蛍光体色度補正
    板。
  5. 【請求項5】 前記の蛍光体色度補正板は、PC(ポリ
    カーボネード)、PMMA(アクリル)等よりなる透明
    板又は透明シートの内にYAG蛍光体を混入して形成さ
    れた蛍光体色度補正板であって、バックライトユニット
    の導光板と反射シートの間、導光板と拡散板の間、拡散
    板とプリズムシートの間又はLEDと導光板の間の少な
    くとも1つの隙間に挿入して配置されることを特徴とす
    る請求項1に記載の蛍光体色度補正板。
  6. 【請求項6】 前記の蛍光体色度補正板は、PC(ポリ
    カーボネード)、PMMA(アクリル)等よりなる透明
    板又は透明シートの上下面の両側もしくはいずれか片側
    にYAG蛍光体をシリコン樹脂等の樹脂に配合したもの
    を塗布して形成された蛍光体色度補正板であって、フロ
    ントライトユニットのLEDとガイドロッドの間、ガイ
    ドロッドとガイドプレートの間の少なくとも1つの隙間
    に挿入して配置されることを特徴とする請求項1に記載
    の蛍光体色度補正板。
  7. 【請求項7】 前記の蛍光体色度補正板は、PC(ポリ
    カーボネード)、PMMA(アクリル)等よりなる透明
    板又は透明シートの内にYAG蛍光体を混入して形成さ
    れた蛍光体色度補正板であって、フロントライトユニッ
    トのLEDとガイドロッドの間、ガイドロッドとガイド
    プレートの間の少なくとも1つの隙間に挿入して配置さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の蛍光体色度補正
    板。
  8. 【請求項8】 前記蛍光体色度補正板はYAG蛍光体を
    混入して形成されたバックライトユニットの拡散板又は
    プリズムシートであることを特徴とする請求項1に記載
    の蛍光体色度補正板。
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