JP2011159515A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 LEDと導光体とからなる照明装置において、光照射面内における光照射強度の均一性向上をはかる。
【解決手段】 発光ダイオードの光放射中心軸方向と、導光体における主導光方向とが異なるように発光ダイオードを設置する
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明装置に関し、特に、青色発光ダイオードや紫外発光ダイオードと蛍光体を備えて構成された照明装置に適用して有効な技術に関するものである。
照明光源として蛍光灯が広く用いられているが、有害物質である水銀を用いていることや寿命が短いなどの短所がある。このため近年では、有害物質を用いていない、長寿命、発光効率が高いなどの特徴から白色LED(Light Emitting Diode)を用いた照明光源が使用されるようになってきている。白色LEDを用いた照明においてはこのほかにも次のような利点がある。
(1)直流駆動が可能であるため従来の交流駆動の蛍光灯で発生するちらつきが無く目に優しい。(2)LEDを用いた照明においては従来の蛍光灯に比べて紫外線の発生量が少なく、人体への影響が少なく、材料劣化を抑えることができる。(3)従来の蛍光灯でも用いられているガラスを使用しないため、万が一天井から落下しても危険が少ない。
このような特徴から、発光ダイオード(LED)を光源に用いて構成された発光素子は、家庭照明をはじめとする照明用や、液晶表示素子のバックライト用など、次世代の照明光源として注目され、近年盛んに研究と開発とが進められている。
LED発光素子を用いて白色光を得る方式としては、
(1)光の3原色である赤色(R:Red)、緑色(G:Green)、および青色(B:Blue)の3色の発光をそれぞれ実現する3種のLEDを組み合わせて白色光を得る方式、
(2)青色発光する青色LEDを励起源として使用し、黄色発光蛍光体や緑色、赤色等の発光蛍光体を励起することによって光源の青色光と蛍光体の発光色の混合により白色光を得る方式、
(3)410nmより短波長の近紫外領域に発光ピークを有する紫外(UV:Ultra Violet)発光LEDを励起源として使用し、赤発光蛍光体、緑発光蛍光体、および青発光蛍光体を励起することによって赤青緑3色の光を得、これらを混合させて、白色を得る方式。
の3つの方式が知られている。
特開2009−43611号公報 特開2009−16289号公報
図2には上記(2)の方式のLEDの構造を示す。青色LEDチップ1はワイヤ2によりリードフレーム3に接続されており、外部駆動回路よりリードフレーム3に電力を供給することにより青色LEDチップ1を点灯する。青色LEDチップ1は、ヒートシンク7に接着されており、発光時のチップ発熱を外部に逃がすことによりチップ温度の上昇を下げ、発光を安定化させている。また、青色LEDチップ1は、蛍光体粒子8を混合した封止樹脂5により、ケース4内に封止されている。青色LEDチップからの青色光により蛍光体粒子8が励起され、黄色や赤、緑色等を発光する。これら蛍光体粒子8からの発光色と、青色LEDチップ1からの青色光が混合され、白色光がLEDより放射される。さらに、必要に応じてLED表面にはレンズ6を構成することで、LEDから放射される白色光の放射角を狭めることが可能となる。
しかし、LED発光素子からの光は、1mm程度以下の小さい面積をもつLEDチップから発光されるためスポット状発光であり、照明装置に用いた場合には光を直接覗き込むとギラギラ感を感ずる。このギラギラ感を解消するため、導光体を利用した構造により出射面積を広げる工夫がなされる。図3に示したような導光体10を反射シート9で覆った構造や、さらに図4に示したように出射面に拡散シート12を配置する。
導光体を利用したものについては、白色LEDを光源として用いられるのが一般的であり、白色LED11からの放射光は導光体に入射後、反射シート9と拡散シート12の間を、反射を繰り返して導光体10内を進行し、最終的に拡散シートより照明装置外に出射される。
図2に示したように、白色LEDにおいては、蛍光体粒子8は青色LEDチップ1の近傍に配置されているため点灯時に高温となる青色LEDチップの熱の影響を受ける。一般的に蛍光体の発光強度は温度に依存し、周辺温度の上昇につれて発光強度は低下するとともに寿命特性も悪化する。
これに対し蛍光体を青色LEDから離した構造が考えられる。光源として青色LED13を使用し、蛍光膜15を反射シート9表面に配置した蛍光体塗布拡散シート14(図6)を用いた構造(図5)や導光体表面や導光体内に蛍光体を分散させた蛍光体分散導光体16を用いた構造(図7)、拡散シート表面や内部に蛍光体を分散した蛍光体拡散シートを用いた構造(図8)、もしくはこれらを組合わせた構造が提案されている。
青色LEDによる蛍光体励起方法は2種類に大別することできる。代表的なものは図9に示した透過励起型であり、LED青色光が蛍光体層18を透過する構造のため、蛍光体層によるLED青色光の吸収が大きい。これに対して図10に示した反射励起型の場合にはLED青色光が蛍光体層を透過しないため、LED青色光の減衰は少なくてすみ高効率化に優位である。そのため前述の導光体構造の内、図3に示した構造が高効率化に関して優位である。
上記の構造に対し、LEDを用いた平面照明光源において、発光効率向上および寿命特性向上かつ、照射面内における照射強度の均一性向上を目指したものである。
通常は光照射面内における光照射強度の均一性を向上させるために、拡散シートを利用するが、拡散効果により照射強度の均一性は向上するが、効率は減少する課題があった。本発明は、上述のような課題を鑑みてなされたものであり、LEDを通常とは異なる方向に配置することにより照射強度の均一性を向上させることを特徴とする。
上記課題を解決するため、照明装置として、発光ダイオードと、発光ダイオードから出射された光を導光する導光体と、発光ダイオードから出射された光により励起されて発光する蛍光体と、導光体に備えられ、発光ダイオードから出射された光と蛍光体からの発光を反射する反射シートとを備え、発光ダイオードの光放射中心軸方向と、導光体における光の主導光方向とが異なることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。本発明による照明装置は、例えば図1に示すように、少なくとも発光ダイオード13、導光体10、反射シート、蛍光体から構成され、導光体のもつ面のうち、発光ダイオードの入射面および白色光放出面以外の面が反射シートに覆われており、反射シート表面の全面または一部に蛍光体が配置され、かつ発光ダイオードの光放射中心軸方向と、導光体における主導光方向とが異なることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
例えば、青色発光LEDを光源として用い、蛍光体は反射シート部材近傍に設置され、いわゆる反射励起型構造となるため、青色LED光の蛍光膜による吸収を低減化でき、従来型の白色LEDのような透過励起型とは異なり、効率向上が実現可能である。
蛍光体は点灯時に高温となるLEDから離れた場所に位置するため、高効率、長寿命な照明装置が実現可能となる。
さらに青色LEDの発光中心方向を導光体出射面断面に対して斜め方向に設置することにより、大面積に対して均一な照射強度を有する照明装置を実現することができる。
本発明の一実施の形態である照明装置の説明図である。 白色LEDの構造を説明する図である。 白色LEDを用いた照明装置の一例を示す図である。 白色LEDを用いた照明装置の一例を示す図である。 青色LEDと蛍光体塗布反射シートからなる照明装置を示す模式的な図面である。 図5における蛍光体塗布反射シートの構造を示す模式的な図面である。 青色LEDと蛍光体分散導光体からなる照明装置を示す模式的な図面である。 青色LEDと蛍光体塗布拡散シートからなる照明装置を示す模式的な図面である。 透過励起型構造を示す模式的な図面である。 反射励起型構造を示す模式的な図面である。 構造を示す模式的な図面である。 構造を示す模式的な図面である。 構造を示す模式的な図面である。 比較例の構造の一例の断面を示す模式的な図面である。 比較例構造の一例における照射位置−照射強度依存性を示す模式的な図面である。 本発明における構造の一例を示す模式的な図面である。 図16における構造の照射位置−照射強度依存性を示す模式的な図面である。 本発明における項お頭の一例を示す模式的な図面である。 比較例における照射位置−照射強度依存性を示す模式的な図面である。 本実施例の一例における照射位置−照射強度依存性を示す模式的な図面である。 本実施例の一例における照射位置−照射強度依存性を示す模式的な図面である。 本実施例の一例における照射位置−照射強度依存性を示す模式的な図面である。 本発明の一実施の形態である照明装置の説明図である。 本発明の一実施の形態である照明装置の説明図である。 本発明の一実施の形態である照明装置の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
代表例として図5の構造について説明する。本発明では、蛍光体が反射シート近傍に配置されるが、反射シート近傍に加えて、図7,8に示したような導光体内や拡散シート内に蛍光体を分散してもよい。また、図11に示すように導光体の両側から光を入射させるように発光ダイオードを配置したり、図12,13に構造のように青色LEDを複数設置したりすることも可能である。LEDに関しては青色LEDの他、紫外発光LEDを使えることは言うまでもない。
導光体を用いた青色LED励起照明構造について、比較としての構造の段断面を示す模式的な図面を図14に示す。蛍光体励起源となるLEDとしては、GaN系の青色発光ダイオードの他、紫外励起発光ダイオードを用いる。
発光ダイオードからの光を導光する導光体としては、ポリメチルメタクリレート樹脂(Polymethyl Metacrylate;PMMA),ポリカーボネート樹脂(Poly Carbonate;PC),シクロオレフィンポリマー樹脂(Cyclic Olefin Polymer;COP)などの透明樹脂で形成され、円柱状、角柱状、平板状、くさび形状の形状を有する。導光体の反射シートに接する面には反射機能を付加することもある。この場合には二酸化チタン等の白色粒子を含むインクをスクリーン印刷等の方法でパターニングする。青色LEDと導光体の光結合のため、両者の間にマッチングオイルを挟みこむ場合もある。
反射シート表面には蛍光膜を形成する。蛍光膜を形成する蛍光体としては、YAG:Ce(YAl12:Ce)の他、TbAl12:Ce、LuAl12:Ce、Ca(Si,Al)12(O,N)16:Eu,(Si,Al)(O,N):Eu、CaAlSiN3:Eu、CaS:Eu、SrS:Eu、ZnS:Cu、Al、SrGa2S4:Eu、CaGa2S4:Eu、(Sr,Ca,Ba)SiO4:Eu、(Sr,Ca,Ba)SiO:Eu、CaSc:Ce,Ca3ScSi12:Ce、CaMgSi16Cl:Eu、SrAl:Euなどを用いることが可能である。照明装置の発光効率と演色性との設計値により、これら蛍光体を適宜混合して用いる。
さらに紫外励起LEDを用いる場合には、BaMgAl1017:Eu,Mn、BaMgAl1627:Eu,Mn、(MgCaSrBa)Si:Eu、LaS:Eu、(Ba,Sr)MgAl1017:Euと、(Ba,Sr,Ca,Mg)10(POCl:Euと、Sr(POCl:Eu、ZnS:Agと、ZnS:Ag,Alなど一般的な紫外励起用蛍光体を用いることができる。
これら蛍光体をシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の透明樹脂内に分散した膜を反射シート上に形成する。蛍光体と熱硬化前のこれら透明樹脂との混合液を作製する。蛍光体の混合液に対する重量濃度が5〜50wt%となるように秤量し、脱泡攪拌器等を用いて均一な混合液を作製する。この蛍光体混合液をスクリーン印刷、バーコータ等を用いて反射シート部材表面に均一な膜として形成する。蛍光体は反射シート部材に均一に、または必要に応じてパターン形成する。蛍光膜厚さは、10〜200μm程度が好ましい。蛍光膜形成後、80〜150℃の温度で加熱して透明樹脂を固化させて蛍光膜を形成する。加熱温度、焼成プロファイルは、必要に応じて多段ステップとすることもある。蛍光膜作成時の蛍光体濃度、蛍光膜厚さは必要に応じて上記記載の値以外にも調整することが可能である。
反射シートとしては、拡散反射を用いた白色PETフィルムや、銀蒸着膜を用いた鏡面反射型フィルムを用いることが可能である。
さらに必要に応じて導光体の発光面側に拡散シートを配置することもある。青色LEDからの光は導光体の上下面で全反射を繰り返し、反射シート表面の蛍光体を励起しながら進行し、一部の光線が導光体出射面側から白色光として放出される。
比較例においては、青色LED13の光放射中心軸方向と、導光体における主導光方向は一致する配置となっている。本構造からなる照明装置の照射面直下で測定した、照射位置−照射強度依存性を図15に示す。青色LEDに近い領域(A領域)と離れた領域(B領域)では照射特性が異なり、B領域側では光が照明器具外側への光漏れが大きい。
本発明における代表的構造を示す模式的な図面を図16に示す。青色LED13の光放射中心軸方向Xと、導光体における主導光方向Yとを異なる方向とする構造となっている。ここで、蛍光塗布反射シート14については、図6のように反射シートに蛍光膜が塗布されている場合の他に、反射シートと導光体との間に蛍光体を含む蛍光膜を挟んで設けるような形態、蛍光体を導光体表面や導光体内に分散させた導光体を用いる形態、導光体からの光出射面に蛍光体塗布した拡散シートを用いた形態等でもよい。また、蛍光体を分散させたものを用いてもよい。
本発明における代表的構造における照射位置−照射強度依存性を図17に示す。本発明により青色LEDから離れた側(B領域)での照明装置外への光漏れが低減化し、青色LEDに近い領域(A領域)とB領域での照射特性が近づくことにより対称な光照射強度特性が実現可能となり、より均一な照射強度特性が実現可能となる。また、図18に示した楔形導光体のように、LEDを設ける側の柱状構造の底面の面積を他方の底面の面積よりも大きくするような場合にも同様の効果が得られる。
さらに、図23に示すように導光体の両側から光を入射させるように発光ダイオードを配置したり、図24,25の構造のように、発光ダイオードを複数設置したりすることも可能である。
次に、本実施の形態に対応する実施例について説明する。
(比較例)
LEDとしては、発光中心波長455nmの青色LEDを、蛍光体として黄色蛍光体であるYAG:Ce(YAl12:Ce)を用いて図14の構造照明装置を作製した。
シリコーン樹脂にエポキシ樹脂にYAG:Ce蛍光体を蛍光体重量比率が30wt%になるように混合した。この混合物を脱泡攪拌器を用いて2000rpm、4分間混合した。本混合物をスクリーン印刷機によりポリエステル製白色反射シート上に厚さ100μmとなるように塗布した。この蛍光膜塗布反射シートを乾燥炉にて150℃、2h加熱することにより蛍光膜を硬化させた。
導光体としてはポリメチルメタクリレート樹脂製、大きさ1cm×1cm×30cmを用い、LED光入射面と白色光発光面を除いた4面を前記蛍光体塗布反射シートで覆う構成とした。
図14で説明したように、青色LEDの光放射中心軸方向と、導光体における主導光方向は同一方向となるようにLEDを設置し、LEDと導光体との間にはマッチングオイルを挟みこんだ。
本照明装置を用い、光照射面から20cmの距離において、図14にて説明した照射光強度−照射位置特性を測定した。結果を図19に示した。導光体の長さをL,導光体中心位置を照射位置0として表現した。LEDに近い照射位置(図中横軸の値が負の領域)では、導光体外側(図中横軸の値<−L/2)への光の放出は少ないのに対し、LEDから離れた領域(図中横軸の値が正の領域)の光は導光体外側(図中横軸の値>L/2)に光が多く放出されていることが示され、光の放出強度が導光体中心に対して非対称であることがわかる。
(実施例1)
比較例1において、青色LEDの光放射中心軸方向Xと、導光体における主導光方向Yとを異なる方向とした照明装置を作製した。LEDの設置方向以外は実施例1と同様の方法で照明器具を作製した。
XとYのなす角度をθとし(図16参照)、θ=10,20,30°の照明装置を作製し、照射光強度−照射位置特性を測定した。
θ=10°の照明装置での照射光強度−照射位置特性を図20中の破線で示した。比較例の特性を同図中に実線で示した。θ=10°とすることによりLEDに近い照射位置(図中横軸の値が負の領域)の照射強度が増加し、LEDから離れた領域(図中横軸の値が正の領域)の照射強度が減少することにより、光の放出強度が導光体中心に対してより対称となった。
θ=20°の照明装置での照射光強度−照射位置特性を図21中の破線で示した。比較例の特性を同図中に実線で示した。LEDから離れた領域(図中横軸の値が正の領域)の照射強度が減少しており、比較例に比べると光の放出強度が導光体中心に対して対称に近づいている。
θ=30°の照明装置での照射光強度−照射位置特性を図22中の破線で示した。比較例の特性を同図中に実線で示した。本構造では光の放出特性の改善は見られなかった。
本実施例により、青色LEDの光放射中心軸方向Xと、導光体における主導光方向Yとのなす角度θを0<θ<30°とすることで放射特性の改善を得ることが示された。
(実施例2)
実施例1において蛍光体として、黄色蛍光体であるYAG:Ce(YAl12:Ce)と赤色蛍光体であるCaAlSiN3:Euを用い、両者の混合物を用いた蛍光膜を作製して特性評価を行った。この場合にも実施例1と同様の効果がみられ、0<θ<30°とすることで放射特性の改善を得ることが示された。
(実施例3)
実施例1において蛍光体として、黄色蛍光体であるYAG:Ce(YAl12:Ce)と赤色蛍光体であるCaS:Euを用い、両者の混合物を用いた蛍光膜を作製して特性評価を行った。この場合にも実施例1と同様の効果がみられ、0<θ<30°とすることで放射特性の改善を得ることが示された。
(実施例4)
実施例1において蛍光体として、緑色蛍光体であるCaSc:Ceと赤色蛍光体であるCaS:Euを用い、両者の混合物を用いた蛍光膜を作製して特性評価を行った。この場合にも実施例1と同様の効果がみられ、0<θ<30°とすることで放射特性の改善を得ることが示された。
(実施例5)
実施例1において蛍光体として、緑色蛍光体であるCaSc:Ceと黄色蛍光体であるYAG:Ce(YAl12:Ce)と赤色蛍光体であるCaAlSiN3:Euを用い、3種蛍光体の混合物を用いた蛍光膜を作製して特性評価を行った。この場合にも実施例1と同様の効果がみられ、0<θ<30°とすることで放射特性の改善を得ることが示された。
(実施例6)
実施低1において蛍光体として、緑色蛍光体である(Ba,Sr)SiO:Eu、橙色蛍光体であるSrSiO:Eu、赤色蛍光体であるCaAlSiN3:Euを用い、3種蛍光体の混合物を用いた蛍光膜を作製して特性評価を行った。この場合にも実施例1と同様の効果がみられ、0<θ<30°とすることで放射特性の改善を得ることが示された。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態および実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の発光素子は、信号灯、ディスプレイ装置のバックライト、および各種照明として広く適用することができる。
1 青色LEDチップ
2 ワイヤ
3 リードフレーム
4 ケース
5 封止樹脂
6 レンズ
7 ヒートシンク
8 蛍光体粒子
9 反射シート
10 導光体
11 白色LED
12 拡散シート
13 青色LED
14 蛍光体塗布反射シート
15 蛍光膜
16 蛍光体分散導光体
17 蛍光体塗布拡散シート
18 蛍光体層

Claims (16)

  1. 発光ダイオードと、
    前記発光ダイオードから出射された光を導光する導光体と、
    前記発光ダイオードから出射された光により励起されて発光する蛍光体と、
    前記導光体に備えられ、前記発光ダイオードから出射された光と蛍光体からの発光を反射する反射シートとを備え、
    前記発光ダイオードの光放射中心軸方向と、前記導光体における光の主導光方向とが異なることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1において、前記発光ダイオードの光放射中心軸方向と、前記導光体の主導光方向とのなす角度が0°より大きく30°未満であることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1又は2において、前記発光ダイオードからの発光が青色発光であることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1において、前記導光体は柱状構造であり、前記柱状構造の底面側に前記発光ダイオードが設けられ、前記底面及び前記柱状構造の前記蛍光体からの励起光を含む光を出射させる領域以外が前記反射シートで覆われていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4において、前記柱状構造は角柱又は円柱であって、前記底面及び前記柱状構造の前記蛍光体からの励起光を含む光を出射させる面以外が前記反射シートで覆われていることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項4において、前記柱状構造は、前記発光ダイオードが設けられる側の底面の面積が、他方の底面の面積よりも大きいことを特徴とする照明装置。
  7. 請求項4において、前記発光ダイオードは前記柱状構造の一方の底面側に設けられていることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項4において、前記発光ダイオードは前記柱状構造の両方の底面側に設けられていることを特徴とする照明装置。
  9. 請求項7又は8において、前記発光ダイオードは複数設けられていることを特徴とする照明装置。
  10. 請求項1において、前記蛍光体は、前記反射シートと前記導光体との間又は前記導光体内に設けられていることを特徴とする照明装置。
  11. 請求項1において、前記導光体の光出射させる領域側に光拡散シートが設けられ、前記蛍光体が塗布されていることを特徴とする照明装置。
  12. 請求項1において、前記蛍光体は、黄色蛍光体YAG:Ce(YAl12:Ce)と赤色蛍光体CaAlSiN3:Euとを含むことを特徴とする照明装置。
  13. 請求項1において、前記蛍光体は、黄色蛍光体YAG:Ce(YAl12:Ce)と赤色蛍光体CaS:Euを含むことを特徴とする照明装置。
  14. 請求項1において、前記蛍光体は、緑色蛍光体CaSc:Ceと赤色蛍光体CaS:Euとを含むことを特徴とする照明装置。
  15. 請求項1において、前記蛍光体は、緑色蛍光体CaSc:Ceと黄色蛍光体YAG:Ce(YAl12:Ce)と赤色蛍光体CaAlSiN3:Euとを含むことを特徴とする照明装置。
  16. 請求項1において、前記蛍光体は、緑色蛍光体(Ba,Sr)SiO:Eu、橙色蛍光体SrSiO:Eu、赤色蛍光体CaAlSiN3:Euとを含むことを特徴とする照明装置。
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