JP2003213409A - 成膜方法および装置 - Google Patents

成膜方法および装置

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JP2003213409A
JP2003213409A JP2002011490A JP2002011490A JP2003213409A JP 2003213409 A JP2003213409 A JP 2003213409A JP 2002011490 A JP2002011490 A JP 2002011490A JP 2002011490 A JP2002011490 A JP 2002011490A JP 2003213409 A JP2003213409 A JP 2003213409A
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electrode
target
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signal
substrate electrode
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Satoshi Umehara
諭 梅原
Mitsuhiro Kamei
光浩 亀井
Takeshi Tanaka
健 田中
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Hitachi High Technologies Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いステップカバレッジ性と均一な膜厚分布
を両立させること。 【解決手段】 Arガスを収納した真空容器10内のタ
ーゲット電極12と基板電極14にターゲット用電源2
0と基板用電源22からそれぞれパワー一定の交流電圧
を印加し、ターゲット電極12と基板電極14との間に
放電を起こさせ、この放電によりターゲット電極12を
スパッタリングしてスパッタ粒子を基板電極14に堆積
させて成膜するに際して、基板電極14のバイアス電位
を検出し、各電源20、22から出力される交流信号の
位相差を位相調整器24によりバイアス電位に応じて調
整し、放電によるインピーダンスを一定に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成膜方法および装
置に係り、特に、ターゲット電極と基板電極に交流電圧
を印加して電極間に放電を形成し、この放電によりター
ゲット電極をスパッタリングしてスパッタ粒子を基板電
極に堆積させて成膜するに好適な成膜方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】成膜装置として、従来のメッキ法に代わ
って、スパッタリング法を採用したスパッタ装置が知ら
れている。この種のスパッタ装置は、種々の材料を薄膜
化する手段の1つとして、各方面でそのニーズが高まっ
ている。
【0003】スパッタ装置に採用されたスパッタリング
法の中でも、真空容器内に相対向して配置されたターゲ
ット電極と基板電極にそれぞれ交流電圧を印加する方式
のものはバイアススパッタ法として知られている。バイ
アススパッタ法により成膜する場合、プロセスに関する
設定可能なパラメータは、ターゲット電極に印加する交
流の出力、ターゲット電極に印加するバイアス電位、基
板電極に印加する交流の出力、基板側のバイアス電位お
よび各電極に印加する交流信号の位相差である。その中
で、一般的に設定されるパラメータの組合わせとして、
(1)ターゲット電極に印加する交流の出力と基板電極
に印加する交流の出力、(2)ターゲット電極に印加す
る交流の出力、基板側のバイアス電位および各電極に印
加する交流出力の位相差がある。特に、交流信号の位相
差を一定に保ちながら成膜する方法としては、例えば、
特開平3−107456号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、薄膜材料の高機能化という観点に立って種々の成膜
方法を採用しているが、その機能の第1優先は膜厚の均
一性にある。次に、平坦化、すなわち高いステップカバ
レッジ性や膜応力、あるいは膜硬度といった機能をある
範囲以上に保つといったものである。
【0005】近年の傾向として、デバイスの形状によっ
ては、膜厚の均一性以上に膜厚の平坦化が求められてい
ることを考慮すると、膜厚の均一性を第1優先とした成
膜方法では、要求にあった成膜を行うことができない。
【0006】すなわち、単に、ターゲット電極と基板電
極に交流電圧を印加するだけでは、電極間に生成された
放電(プラズマ)のインピーダンスの変化には追従でき
ず、放電開始から放電終了まで間、エッチング量がどの
ようになっているかは不定である。
【0007】また、ターゲット電極に印加する交流の出
力と基板側のバイアス電位を一定に保ちながら、各電極
に印加する交流出力の位相差を一定に制御する方法で
も、放電インピーダンスは時々刻々変化してしまい、ス
テップカバレッジ性の高い膜を形成することができな
い。
【0008】本発明の課題は、高いステップカバレッジ
性と均一な膜厚分布を両立させることができる成膜方法
および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、プロセスガスを収納した真空容器内に相
対向して配置されたターゲット電極と基板電極にそれぞ
れ交流信号を印加して前記ターゲット電極と前記基板電
極との間に放電を形成し、形成された放電により前記タ
ーゲット電極をスパッタリングしてスパッタ粒子を前記
基板電極に堆積させて成膜するに際して、前記ターゲッ
ト電極に印加する交流信号と前記基板電極に印加する交
流信号の位相差を変化させながら成膜することを特徴と
する成膜方法を採用したものである。
【0010】前記成膜方法を採用するに際しては、位相
差を一定に制御しながら成膜したり、あるいは、放電に
よるインピーダンスが一定になるように、ターゲット電
極に印加する交流信号と基板電極に印加する交流信号の
位相差を変化させながら成膜することもできる。
【0011】前記各成膜方法を採用するに際しては、以
下の要素を付加することができる。
【0012】(1)前記ターゲット電極に印加する交流
信号の電力と前記基板電極に印加する交流信号の電力を
それぞれ一定に保った状態で成膜する。
【0013】また、本発明は、プロセスガスを収納する
真空容器と、前記真空容器内に収納されたターゲット電
極と、前記ターゲット電極と相対向して前記真空容器内
に収納された基板電極と、前記ターゲット電極に交流信
号を印加するターゲット用電源と、前記基板電極に交流
信号を印加する基板用電源と、前記ターゲット用電源の
出力による交流信号と前記基板用電源の出力による交流
信号との位相差を調整する位相調整器とを備え、前記交
流信号の印加により前記ターゲット電極と前記基板電極
との間に形成された放電に従って前記ターゲット電極を
スパッタリングしてスパッタ粒子を前記基板電極に堆積
させて成膜してなる成膜装置を構成したものである。
【0014】前記成膜装置を構成するに際しては、以下
の要素を付加することができる。 (1)前記ターゲット用電源と前記基板用電源はそれぞ
れ交流信号の出力電力を一定に保持してなる。 (2)前記位相調整器は、各電源の出力による交流信号
の位相差を一定に保つように調整してなる。
【0015】前記した手段によれば、ターゲット電極に
印加する交流信号と基板電極に印加する交流信号の位相
差を変化させながら成膜すると、放電開始から放電終了
まで間に基板電極に流れる電流の量が一定になり、基板
電極から見た放電インピーダンスを一定に保つことがで
きる。すなわち、放電(プラズマ)によるインピーダン
スが一定になるように、各電極に印加する交流信号の位
相差を変化させることで、基板電極に飛び込むイオンの
エネルギーや量を制御することができ、効率良く一定の
エッチング量を確保することができる。特に、基板電極
上のパターンの段差角部でのエッチングが常に一定して
行われるため、高いステップカバレッジ性を得ることが
可能になる。また位相差を一定にすることで、各電極に
印加する電源出力で生成されるプラズマの干渉を一定に
保ち、膜厚の均一性を確保することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示
すスパッタ装置のブロック構成図である。図1におい
て、成膜装置として、バイアススパッタ法を採用したス
パッタ装置は、真空容器10、ターゲット電極12、基
板電極14、整合装置16、18、ターゲット用電源2
0、基板用電源22、位相調整器24、発振器26を備
えて構成されている。
【0017】真空容器10には、ガス導入口(図示省
略)からプロセスガスとしてArガスが導入されてお
り、真空容器10内は設定されたガス圧に保たれてい
る。また、この真空容器10内にはターゲット電極12
と基板電極14とが相対向して配置されており、ターゲ
ット電極12は整合装置16を介してターゲット用電源
20に接続され、基板用電源14は整合装置18を介し
て基板用電源22に接続されている。すなわち、各電源
20、22は、負荷のインピーダンスと整合を取るため
の整合装置16、18を介してターゲット電極12また
は基板電極14に接続されている。
【0018】ターゲット用電源20は、位相調整器24
から低周波または高周波の交流信号を入力し、入力した
信号を増幅するとともに、ターゲット電極12の出力お
よびバイアス電位に関するフィードバック信号f1を入
力し、フィードバック信号f1をモニタしながら出力電
力を一定に保った交流信号を、整合装置16を介してタ
ーゲット電極12に印加するように構成されている。
【0019】一方、基板用電源22は、位相調整器24
から低周波または高周波の交流信号を入力し、入力した
信号を増幅するとともに、基板電極14の出力およびバ
イアス電位に関するフィードバック信号f2を入力し、
フィードバック信号f2をモニタしながら、出力電力を
一定に保った状態で交流信号を、整合装置18を介して
基板電極14に印加するように構成されている。
【0020】位相調整器24は、発振器26から低周波
または高周波の交流信号を入力し、入力した交流信号か
ら位相φ1の交流信号を生成し、生成した交流信号をタ
ーゲット用電源20に出力し、さらに入力した交流信号
から位相φ2の交流信号を生成し、生成した交流信号を
基板用電源22に出力するようになっている。また、位
相調整器24には、ターゲット電極12に印加される交
流信号の位相を監視するために、ターゲット電極12に
印加された交流信号がフィードバック信号f3として入
力されているとともに、基板電極14に印加される交流
信号の位相を監視するために、基板電極14に印加され
た交流信号がフィードバック信号f4として入力されて
いる。
【0021】各種の信号が入力される位相調整器24
は、フィードバック信号f3、f4をモニタしながら、
各電源20、22に出力する交流信号の位相差(φ1−
φ2)を調整するようになっている。この場合、位相調
整器24は、ターゲット用電源20に出力する交流信号
の位相φ1を一定にした状態で、基板用電源22に出力
する交流信号の位相φ2を調整して両者の位相差を制御
するように構成されている。なお、高周波の交流信号と
しては、例えば、13.56MHzの信号を用いること
ができる。
【0022】上記構成において、出力電力が一定に保た
れた交流電圧をターゲット電極12と基板電極14にそ
れぞれ印加すると、ターゲット電極12と基板電極14
との間に放電が起こり、Arガスによるプラズマが生成
される。この放電あるいはプラズマによりターゲット電
極12がスパッタリングされると、ターゲット電極12
からスパッタ粒子が飛び出し、このスパッタ粒子が基板
電極14上に堆積して成膜される。この場合、Ar+イ
オンよりも電子の速度が速いため、各電極に交流信号の
プラスの電圧が印加されたときには、プラスの電荷は電
子の付着により中和される。一方、各電極に交流信号の
マイナスの電圧が印加されたときには、各電極の電位は
マイナスに保たれ、全体として各電極には、マイナスの
バイアス電圧が印加されることになる。
【0023】ここで、ターゲット電極12に印加する交
流信号の出力(パワー)と基板電極14のバイアス電圧
を一定にし、各電極に印加する交流信号の位相差を調整
したところ、図2の特性A、Bで示すような結果が得ら
れた。図2における特性Aは、各電極に印加する交流出
力の位相差を変えたときの、基板電極14に印加する交
流の出力の変化を示している。特性Bは、各電極に印加
する交流出力の位相差を変えたときの、ターゲット電極
12のバイアス電位の変化を示している。この場合、整
合装置16により負荷のインピーダンスと線路のインピ
ーダンスを整合させて効率良くターゲット電極12に交
流電圧を印加している。さらに基板電極14に対して
は、基板電極14のバイアス電位をモニタしながら、そ
の電位が一定になるように、電源22の出力を調整して
いる。
【0024】次に、各交流信号の位相差を一定に保つ位
相制御と、各交流信号の位相差を調整しながら且つ基板
電極14に印加する交流信号の出力を一定に保つパワー
制御を行ったところ、図3に示すような結果が得られ
た。図3は、基板電極14のバイアス電位とステップカ
バレッジとの関係を示す特性図であり、位相制御による
特性Aとパワー制御による特性Bとも、ターゲット電極
12に印加する交流の出力および基板電極14のバイア
ス電位は一定に保たれた状態で測定したときの結果であ
る。
【0025】ここで、ステップカバレッジの定量的評価
は、図4に示す関係を考慮し、次の(1)式で行ってい
る。
【0026】b/c×100(%)……(1) b:段差部近傍の膜厚極小値 c:段差部近傍から離れた領域の平均膜厚値 なお、段差部(基板電極14上に形成されたパターンに
よる段差部)の高さaと前記bとの相対関係が代わる
と、同一のbであっても、前記cの値が変わるため、a
/cは一定にしてある。
【0027】図3の結果から、位相制御の場合、特性A
で示すように、基板電極14側のバイアス電位を上げて
いくと、約−200V付近まではステップカバレッジが
上がっていることが確認できる。しかし、それ以上バイ
アス電位をかけ、例えば、−300V程度のバイアス電
位になると、基板電極14上のパターンのうち、特に、
段差部の角部に対するエッチング効果が強く現われて、
ステップカバレッジが減少していることが分かる。
【0028】これに対して、パワー制御の場合には、特
性Bで示すように、基板電極14のバイアス電位を約−
220V付近まで上げてもエッチング効果が現われず、
高いステップカバレッジ性を示していることが分かる。
【0029】上記したように、本実施形態によれば、各
電極に印加する交流出力のパワーを一定に保った状態
で、各電極に印加する交流信号の位相差を基板電極14
のバイアス電位に応じて調整し、すなわち放電によるイ
ンピーダンスが一定になるように位相差を調整するよう
にしているため、高いステップカバレッジ性と均一な膜
厚分布を両立させることができる。
【0030】また、最低の膜厚で段差部を成膜すること
ができるため、成膜時間を短縮することができる。
【0031】さらに、段差部近傍の領域に孔が形成させ
ることなく成膜することができるため、膜質の向上を図
ることができ、歩留まりの向上に寄与することができる
とともに、次工程での生産性の向上に寄与することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高いステップカバレッジ性と均一な膜厚分布を両立させ
るようにしたため、膜質の向上を図ることができるとと
もに、歩留まりの向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すスパッタ装置のブロ
ック構成図である。
【図2】ターゲット電位、バイアスパワーと位相差との
関係を示す特性図である。
【図3】位相制御とパワー制御におけるバイアス電位と
ステップカバレッジとの関係を示す特性図である。
【図4】ステップカバレッジの定量的評価を説明するた
めの図である。
【符号の説明】 10 真空容器 12 ターゲット電極 14 基板電極 16、18 整合装置 20 ターゲット用電源 22 基板用電極 24 位相調整器 26 発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 光浩 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立ハイテクノロジーズ設計・製造統 括本部国分事業所内 (72)発明者 田中 健 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立ハイテクノロジーズ設計・製造統 括本部国分事業所内 Fターム(参考) 4K029 AA29 BD01 CA05 DC29 DC35 EA09 4M104 DD39

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスガスを収納した真空容器内に相
    対向して配置されたターゲット電極と基板電極にそれぞ
    れ交流信号を印加して前記ターゲット電極と前記基板電
    極との間に放電を形成し、形成された放電により前記タ
    ーゲット電極をスパッタリングしてスパッタ粒子を前記
    基板電極に堆積させて成膜するに際して、前記ターゲッ
    ト電極に印加する交流信号と前記基板電極に印加する交
    流信号の位相差を変化させながら成膜することを特徴と
    する成膜方法。
  2. 【請求項2】 プロセスガスを収納した真空容器内に相
    対向して配置されたターゲット電極と基板電極にそれぞ
    れ交流信号を印加して前記ターゲット電極と前記基板電
    極との間に放電を形成し、形成された放電により前記タ
    ーゲット電極をスパッタリングしてスパッタ粒子を前記
    基板電極に堆積させて成膜するに際して、前記放電によ
    るインピーダンスを一定に制御しながら成膜することを
    特徴とする成膜方法。
  3. 【請求項3】 プロセスガスを収納した真空容器内に相
    対向して配置されたターゲット電極と基板電極にそれぞ
    れ交流信号を印加して前記ターゲット電極と前記基板電
    極との間に放電を形成し、形成された放電により前記タ
    ーゲット電極をスパッタリングしてスパッタ粒子を前記
    基板電極に堆積させて成膜するに際して、前記放電によ
    るインピーダンスが一定になるように、前記ターゲット
    電極に印加する交流信号と前記基板電極に印加する交流
    信号の位相差を変化させながら成膜することを特徴とす
    る成膜方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のうちいずれか1
    項に記載の成膜方法において、前記ターゲット電極に印
    加する交流信号の電力と前記基板電極に印加する交流信
    号の電力をそれぞれ一定に保った状態で成膜することを
    特徴とする成膜方法。
  5. 【請求項5】 プロセスガスを収納する真空容器と、前
    記真空容器内に収納されたターゲット電極と、前記ター
    ゲット電極と相対向して前記真空容器内に収納された基
    板電極と、前記ターゲット電極に交流信号を印加するタ
    ーゲット用電源と、前記基板電極に交流信号を印加する
    基板用電源と、前記ターゲット用電源の出力による交流
    信号と前記基板用電源の出力による交流信号との位相差
    を調整する位相調整器とを備え、前記交流信号の印加に
    より前記ターゲット電極と前記基板電極との間に形成さ
    れた放電に従って前記ターゲット電極をスパッタリング
    してスパッタ粒子を前記基板電極に堆積させて成膜して
    なる成膜装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の成膜装置において、前
    記位相調整器は、前記基板電極のバイアス電位に応じて
    前記交流信号間の位相差を調整してなることを特徴とす
    る成膜装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の成膜装置にお
    いて、前記ターゲット用電源と前記基板用電源はそれぞ
    れ交流信号の出力電力を一定に保持してなることを特徴
    とする成膜装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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