JP2003211492A - 可塑化移動装置 - Google Patents

可塑化移動装置

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JP2003211492A
JP2003211492A JP2002010408A JP2002010408A JP2003211492A JP 2003211492 A JP2003211492 A JP 2003211492A JP 2002010408 A JP2002010408 A JP 2002010408A JP 2002010408 A JP2002010408 A JP 2002010408A JP 2003211492 A JP2003211492 A JP 2003211492A
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JP
Japan
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injection device
injection
unit
nozzle
attached
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JP2002010408A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hayakawa
真博 早川
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1777Nozzle touch mechanism

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ノズルタッチ力にばらつきが発生するのを防止
することができ、ノズルタッチ力を調整するための作業
を簡素化することができるようにする。 【解決手段】支持盤と、射出装置フレーム31、シリン
ダ部材及び射出ノズル15を備えた射出装置本体部28
と、ノズルタッチを行うための可塑化移動ユニット58
とを有する。そして、該可塑化移動ユニット58は、駆
動部、作動機構部、射出装置フレーム31の後部におい
て、射出装置フレーム31に対して相対的に移動自在に
配設された押当て部材、及び射出装置フレーム31と押
当て部材との間に配設され、ノズルタッチ力を発生させ
る付勢部材を備える。この場合、付勢部材の付勢力が射
出装置本体部28に直接伝達され、ノズルタッチ力を発
生させるようになっているので、ノズルタッチ力にばら
つきが発生するのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可塑化移動装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた樹脂を、高圧で
射出して金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、
該キャビティ空間内において冷却して固化させた後、成
形品を取り出すようになっている。
【0003】前記射出成形機は金型装置、型締装置及び
射出装置から成り、前記金型装置は、固定金型及び可動
金型を備え、前記型締装置は、固定プラテン、可動プラ
テン、型締用モータ等を備え、該型締用モータを駆動
し、固定プラテンに対して可動プラテンを進退させるこ
とによって前記金型装置の型閉じ、型締め及び型開きが
行われる。
【0004】一方、前記射出装置は、ホッパから供給さ
れた樹脂を加熱して溶融させる加熱シリンダ、溶融させ
られた樹脂を射出する射出ノズル等を備え、前記加熱シ
リンダ内にスクリューが進退自在に、かつ、回転自在に
配設される。そして、該スクリューを、射出用モータを
駆動することによって前進させることにより射出ノズル
から樹脂が射出され、計量用モータを駆動することによ
って回転させ、それに伴って後退させることにより樹脂
の計量が行われる。
【0005】ところで、前記射出ノズルから樹脂を射出
するに当たり、可塑化移動装置によって前記射出装置の
本体、すなわち、射出装置本体部が前進させられ、射出
ノズルの前端が固定プラテンに当接させられ、ノズルタ
ッチが行われる。そのために、前記射出装置本体部に可
塑化移動ユニットが取り付けられるようになっている。
【0006】図2は従来の射出成形機の概略を示す正面
図、図3は従来の可塑化移動ユニットの取付状態を示す
断面図である。
【0007】図において、11はベースプレート、12
は該ベースプレート11上に配設された射出装置、13
は前記ベースプレート11上に配設された型締装置であ
り、該型締装置13は、固定プラテン16、該固定プラ
テン16に対して進退自在に配設された図示されない可
動プラテン、図示されない型締用モータ等を備える。そ
して、前記固定プラテン16に図示されない固定金型
が、可動プラテンに図示されない可動金型が取り付けら
れ、前記固定金型及び可動金型によって金型装置が構成
される。したがって、前記型締用モータを駆動し、前記
可動プラテンを進退させ、可動金型を固定金型に対して
接離させることによって、金型装置の型閉じ、型締め及
び型開きを行うことができる。
【0008】また、前記射出装置12は、ベースプレー
ト11に対して進退(図において左右方向に移動)自在
に、かつ、支持ユニット21に対して揺動自在に配設さ
れた射出装置本体部28を備え、該射出装置本体部28
は、射出装置フレーム31、該射出装置フレーム31に
取り付けられた加熱シリンダ14、該加熱シリンダ14
の前端(図において左端)に取り付けられた射出ノズル
15、図示されない計量用モータ、射出用モータ32等
から成る。前記加熱シリンダ14内には、図示されない
スクリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設され、
該スクリューを回転させたり、進退させたりすることが
できる。なお、前記スクリューの前端に図示されないス
クリューヘッドが配設される。
【0009】そして、前記射出装置フレーム31は、フ
ロントプレート34、該フロントプレート34の後方
(図において右方)に所定の距離を置いて配設されたリ
ヤプレート35、前記フロントプレート34とリヤプレ
ート35との間に架設された4本のガイドロッド36
(図においてはそのうちの2本のガイドロッド36だけ
を示す。)等を備え、前記フロントプレート34に加熱
シリンダ14の後端(図において右端)が取り付られ、
フロントプレート34に前記計量用モータが配設され
る。
【0010】また、37はボールねじであり、該ボール
ねじ37は、前記スクリューに対して相対的に回転自在
に配設され、射出用モータ32に連結されたボールねじ
軸38、及び該ボールねじ軸38と螺(ら)合させら
れ、前記リヤプレート35に取り付けられたボールナッ
ト39を備える。なお、前記ボールねじ37は、射出用
モータ32によって発生させられ、ボールねじ軸38に
伝達された回転運動を、回転を伴う直進運動、すなわ
ち、回転直進運動に変換する。したがって、前記射出用
モータ32を駆動してボールねじ軸38を回転させる
と、該ボールねじ軸38が進退させられるとともに、ス
クリューが進退させられる。
【0011】前記構成の射出装置12において、計量工
程時に、前記計量用モータを駆動することによって、前
記スクリューを正方向に回転させると、図示されないホ
ッパ内のペレット状の樹脂が、加熱シリンダ14内に進
入し、スクリューに形成された溝内を前進させられ、加
熱シリンダ14の外周に配設された図示されないヒータ
によって加熱され溶融させられて、前記スクリューヘッ
ドの前方に蓄えられる。このとき、前記スクリューは樹
脂の圧力によって後退させられる。
【0012】また、射出工程時に、前記射出用モータ3
2を駆動してスクリューを前進させると、前記スクリュ
ーヘッドの前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル15か
ら射出され、金型装置内のキャビティ空間に充填され
る。
【0013】続いて、前記キャビティ空間への樹脂の充
填が終了すると、金型装置内に形成された冷却流路に冷
却水が流され、樹脂が冷却される。そして、樹脂が固化
して成形品になると、型開きが行われ、成形品が取り出
される。
【0014】ところで、前記キャビティ空間に樹脂が充
填されている間、射出ノズル15の前端と固定金型とが
所定の押圧力、すなわち、ノズルタッチ力で接触してい
ないと、射出ノズル15と固定金型との間から樹脂が漏
れてしまう。
【0015】そこで、射出が開始される前に、前記射出
装置本体部28が前進(図において左方に移動)させら
れ、射出ノズル15の前端が固定金型に当接させられ、
ノズルタッチが行われる。
【0016】そのために、前記ベースプレート11上
に、射出装置12の移動方向に沿って2本のレール18
(図においてはそのうちの1本のレール18だけを示
す。)が互いに平行に配設され、レール18上に、支持
ユニット21及び射出装置本体部28が進退自在に載置
される。前記支持ユニット21は、スライドプレート2
2、及び該スライドプレート22に対して射出装置本体
部28を、揺動軸25を中心にして揺動自在に移動させ
るための摺(しゅう)動プレート23、24を備え、前
記スライドプレート22の左右の両縁の下部に、長手方
向において所定の距離を置いて支持ブロック29が取り
付けられ、前記支持ユニット21は、支持ブロック29
を介してレール18上を進退させられる。
【0017】また、前記フロントプレート34の側壁に
フランジ41が取り付けられ、前記フランジ41と前記
固定プラテン16との間に、2本の連結ロッドユニット
43、44が架設される。該連結ロッドユニット43、
44は、フランジ41側の所定の部分に形成されたボー
ルねじ軸部51、及び固定プラテン16側の残りの部分
にボールねじ軸部51と連結されたロッド部52から成
る。なお、前記ボールねじ軸部51の前端とロッド部5
2の後端とは螺合によって連結され、ボールねじ軸部5
1及びロッド部52を相対的に回転させることによって
連結ロッドユニット43、44の長さを調整することが
できる。また、前記連結ロッドユニット43、44の前
端には、連結ロッドユニット43、44と固定プラテン
16とを相対的に移動自在に連結するための連結部材5
3、54が配設され、該連結部材53、54は、ボルト
b1、b2によって固定プラテン16に固定されたブロ
ック55、及び該ブロック55を貫通して延びる前記ロ
ッド部52の前端部(図において左端部)が貫通し、連
結ロッドユニット43、44を固定プラテン16側に付
勢する複数の板ばねから成るスプリング56を備える。
そして、前記連結部材53、54に対して、それぞれ連
結ロッドユニット43、44が回転することがないよう
に、前記ロッド部52の前端部とブロック55との間に
図示されない回止め手段が配設される。
【0018】また、前記フランジ41の前端面(図にお
いて左端面)側において、前記フランジ41の下端の近
傍の正面側の位置に、図示されないブレーキ付きのモー
タ45が固定され、前記フランジ41の上端の近傍の正
面側の位置に、第1の従動プーリ46が回転自在に配設
され、前記フランジ41の下端の近傍の背面側の位置
に、図示されない第2の従動プーリが回転自在に配設さ
れ、前記フランジ41の上端の近傍の背面側の位置に、
図示されないアイドラプーリが回転自在に配設され、前
記モータ45の出力軸に取り付けられた駆動プーリ4
7、第1の従動プーリ46、第2の従動プーリ及びアイ
ドラプーリ間にタイミングベルト50が張設される。な
お、駆動プーリ47、第1の従動プーリ46、第2の従
動プーリ、アイドラプーリ及びタイミングベルト50に
よって回転伝動機構が構成される。また、固定プラテン
16、射出装置本体部28、フランジ41、連結ロッド
ユニット43、44、モータ45等によって可塑化移動
装置が構成される。そして、フランジ41、連結ロッド
ユニット43、44、モータ45及び連結部材53、5
4によって可塑化移動ユニットが構成される。
【0019】また、前記第1の従動プーリ46及び第2
の従動プーリにボールナット48がそれぞれ取り付けら
れ、該各ボールナット48と前記ボールねじ軸部51と
が螺合させられ、ボールナット48は、モータ45によ
って発生させられた回転運動を連結ロッドユニット4
3、44の直進運動に変換する。なお、ボールナット4
8及びボールねじ軸部51によってボールねじが構成さ
れる。
【0020】したがって、モータ45を駆動し、第1の
従動プーリ46及び第2の従動プーリを介してボールナ
ット48を回転させると、該ボールナット48に対して
連結ロッドユニット43、44が進退させられる。すな
わち、モータ45を正方向に駆動すると、ボールナット
48が正方向に回転させられ、連結ロッドユニット4
3、44が前記スプリング56の付勢力に抗して後退
(図において右方向に移動)させられ、これに伴って、
射出装置本体部28が前進させられ、ノズルタッチが行
われる。
【0021】また、前記ロッド部52にカム101が、
前記ブロック55の後端面S21(図において右端面)
に、前記カム101の位置を検出することによって、前
記射出装置本体部28の位置を検出する近接スイッチ等
のセンサ102がブラケット103を介して取り付けら
れる。そして、前記スプリング56が所定の量だけ撓
(たわ)み、前記カム101が図3の破線の位置まで後
退させられ、ノズルタッチ力が所定の値になると、セン
サ102によってカム101の位置が検出され、検出信
号が図示されない制御部に送られ、該制御部は、モータ
45の駆動を停止させ、前記ブレーキによって回転位置
を保持する。その結果、連結ロッドユニット43、44
の回転位置が保持され、前記ノズルタッチ力が発生させ
られた状態で射出装置12が所定の位置で停止させられ
る。
【0022】また、モータ45を逆方向に駆動すると、
ボールナット48が逆方向に回転させられ、連結ロッド
ユニット43、44が前進させられ、これに伴って、射
出装置本体部28が後退させられ、ノズルタッチが解除
される。
【0023】なお、前記カム101とブロック55との
間には、連結ロッドユニット43、44の前進限位置を
設定するためのストッパ105がブロック55に取り付
けられ、前記ロッド部52の小径部106が、前記スト
ッパ105、スプリング56及びワッシャ107を貫通
して前方(図において左方)に延び、前端に形成された
雄ねじ部108と位置決め機構としての位置決め用のナ
ット109とが螺合させられる。したがって、ボールナ
ット48と前記ボールねじ軸部51との螺合状態を調整
し、かつ、前記ナット109を操作して所定角度だけ回
転させることによって、スプリング56の予圧を調整
し、前記ノズルタッチ力を調整することができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の可塑化移動装置においては、連結部材53、54の
各スプリング56の付勢力が、ボールナット48とボー
ルねじ軸部51との螺合部分を介して射出装置本体部2
8に伝達され、前記ノズルタッチ力を発生させるように
なっているので、ノズルタッチ力にばらつきが発生しや
すい。
【0025】また、ノズルタッチ力を調整しようとする
と、射出装置本体部28側においてボールナット48と
前記ボールねじ軸部51との螺合状態を調整し、固定プ
ラテン16側においてナット109を操作する必要があ
るので、ノズルタッチ力の調整のための作業が極めて煩
わしい。
【0026】本発明は、前記従来の可塑化移動装置の問
題点を解決して、ノズルタッチ力にばらつきが発生する
のを防止することができ、ノズルタッチ力を調整するた
めの作業を簡素化することができる可塑化移動装置を提
供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の可
塑化移動装置においては、支持盤と、該支持盤に対して
進退自在に配設され、射出装置フレーム、該射出装置フ
レームに取り付けられたシリンダ部材、及び該シリンダ
部材の前端に取り付けられた射出ノズルを備えた射出装
置本体部と、前記支持盤に対して射出装置本体部を移動
させ、ノズルタッチを行うための可塑化移動ユニットと
を有する。
【0028】そして、該可塑化移動ユニットは、駆動
部、該駆動部の駆動に伴って、前記射出装置本体部を移
動させる作動機構部、前記射出装置フレームの後部にお
いて、射出装置フレームに対して相対的に移動自在に配
設された押当て部材、及び前記射出装置フレームと押当
て部材との間に配設され、ノズルタッチ力を発生させる
付勢部材を備える。
【0029】本発明の他の可塑化移動装置においては、
さらに、前記射出装置フレーム及び押当て部材のうちの
少なくとも一方に、前記射出装置フレームに対する押当
て部材の位置を検出する検出部を備える。
【0030】本発明の更に他の可塑化移動装置において
は、さらに、前記駆動部、作動機構部、及び前記駆動部
と作動機構部との間に配設された回転伝動機構が前記押
当て部材に取り付けられる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の実施の形態における射出成
形機の概略を示す正面図、図4は本発明の実施の形態に
おける可塑化移動ユニットの斜視図、図5は本発明の実
施の形態における可塑化移動ユニットの取付状態を示す
断面図、図6は本発明の実施の形態における射出成形機
の概略を示す平面図、図7は本発明の実施の形態におけ
る射出成形機の概略を示す側面図である。
【0033】図において、11は支持盤としてのベース
プレート、12は該ベースプレート11上に配設された
射出装置、13は前記ベースプレート11上に配設され
た型締装置であり、該型締装置13は、金型保持部材と
しての固定プラテン16、該固定プラテン16に対して
進退自在に配設された図示されない可動プラテン、及び
図示されない型締め用駆動部としての型締用モータを備
える。そして、前記固定プラテン16に図示されない固
定金型が、可動プラテンに図示されない可動金型が取り
付けられ、かつ、保持され、前記固定金型及び可動金型
によって金型装置が構成される。したがって、前記型締
用モータを駆動し、前記可動プラテンを進退させ、可動
金型を固定金型に対して接離させることによって、金型
装置の型閉じ、型締め及び型開きを行うことができる。
【0034】また、前記射出装置12は、ベースプレー
ト11に対して進退(図1において左右方向に移動)自
在に、かつ、支持ユニット21に対して揺動自在に配設
された射出装置本体部28を備え、該射出装置本体部2
8は、射出装置フレーム31、該射出装置フレーム31
に取り付けられたシリンダ部材としての加熱シリンダ1
4、該加熱シリンダ14の前端(図1において左端)に
取り付けられた射出ノズル15、計量用駆動部としての
図示されない計量用モータ、射出用駆動部としての射出
用モータ32等から成る。前記加熱シリンダ14内に
は、射出部材としての図示されないスクリューが回転自
在に、かつ、進退自在に配設される。なお、前記スクリ
ューの前端に図示されないスクリューヘッドが配設され
る。
【0035】そして、前記射出装置フレーム31は、フ
ロントプレート34、該フロントプレート34の後方
(図1において右方)に所定の距離を置いて配設された
リヤプレート35、前記フロントプレート34とリヤプ
レート35との間に架設された4本のガイドロッド36
(図1においてはそのうちの2本のガイドロッド36だ
けを示す。)等を備え、前記フロントプレート34に加
熱シリンダ14の後端(図1において右端)が取り付ら
れ、フロントプレート34に前記計量用モータが配設さ
れる。
【0036】また、37はボールねじであり、該ボール
ねじ37は、前記スクリューに対して相対的に回転自在
に配設され、射出用モータ32に連結されたボールねじ
軸38、及び該ボールねじ軸38と螺合させられ、前記
リヤプレート35に取り付けられたボールナット39を
備える。なお、前記ボールねじ37は、射出用モータ3
2によって発生させられ、ボールねじ軸38に伝達され
た回転運動を回転直進運動に変換する。そして、ボール
ねじ37によって第1の運動方向変換部が、ボールねじ
軸38によって第1の変換要素が、ボールナット39に
よって第2の変換要素が構成される。したがって、前記
射出用モータ32を駆動してボールねじ軸38を回転さ
せると、該ボールねじ軸38が進退させられるととも
に、スクリューが進退させられる。
【0037】前記構成の射出装置12において、計量工
程時に、前記計量用モータを駆動することによって、前
記スクリューを正方向に回転させると、ホッパ61内の
ペレット状の図示されない樹脂が、加熱シリンダ14内
に進入し、スクリューに形成された溝内を前進させら
れ、加熱シリンダ14の外周に配設されたヒータ62に
よって加熱され溶融させられて、スクリューヘッドの前
方に蓄えられる。このとき、前記スクリューは樹脂の圧
力によって後退させられる。
【0038】また、射出工程時に、前記射出用モータ3
2を駆動してスクリューを前進させると、前記スクリュ
ーヘッドの前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル15か
ら射出され、金型装置内のキャビティ空間に充填され
る。
【0039】続いて、前記キャビティ空間への樹脂の充
填が終了すると、金型装置内に形成された冷却流路に冷
却水が流され、樹脂が冷却される。そして、樹脂が固化
して成形品になると、型開きが行われ、成形品が取り出
される。
【0040】ところで、前記キャビティ空間に樹脂が充
填されている間、射出ノズル15の前端と固定金型とが
所定のノズルタッチ力で接触していないと、射出ノズル
15の前端と固定金型との間から樹脂が漏れてしまう。
【0041】そこで、前記射出装置12は、前記ベース
プレート11に対して進退自在に配設され、射出装置1
2の進退に伴って射出ノズル15の前端が固定金型に対
して接離させられる。そして、射出が開始される前に、
前記射出装置12が前進(図1において左方に移動)さ
せられ、射出ノズル15の前端が固定金型に当接させら
れ、ノズルタッチが行われ、射出が終了した後の所定の
タイミングで、前記射出装置12が後退(図において右
方に移動)させられ、射出ノズル15の前端は固定金型
から離れる。
【0042】そのために、前記ベースプレート11上
に、射出装置12の移動方向に沿って2本のレール18
(図1においてはそのうちの1本のレール18だけを示
す。)が互いに平行に配設され、レール18上に、支持
ユニット21及び射出装置本体部28が進退自在に載置
される。前記支持ユニット21は、スライドプレート2
2、及び該スライドプレート22に対して射出装置本体
部28を、揺動軸25を中心にして揺動自在に移動させ
るための摺動プレート23、24を備え、前記スライド
プレート22の左右の両縁の下部に、長手方向において
所定の距離を置いて支持ブロック29が取り付けられ、
前記支持ユニット21は、支持ブロック29を介してレ
ール18上を進退させられる。
【0043】また、可塑化移動ユニット58が、前記リ
ヤプレート35から固定プラテン16にかけて配設さ
れ、射出装置フレーム31の後端及び固定プラテン16
に対して着脱自在に取り付けられる。前記可塑化移動ユ
ニット58は、射出装置フレーム31の後部、本実施の
形態においては、後端に対して着脱自在に、かつ、射出
装置フレーム31に対して移動自在に配設された押当て
部材としての矩形のフランジ59、該フランジ59に取
り付けられ、ノズルタッチ用の駆動部としての図示され
ないブレーキ付きのモータ45、前記フランジ59と固
定プラテン16との間に架設された複数の、本実施の形
態においては2本の作動機構部としての連結ロッドユニ
ット64、65等を備え、前記モータ45を駆動する
と、連結ロッドユニット64、65が作動させられ、ベ
ースプレート11に対して射出装置本体部28が移動さ
せられる。したがって、可塑化移動ユニット58によっ
てノズルタッチを行ったり、解除したりすることができ
るだけでなく、ノズルタッチ力を発生させることができ
る。なお、固定プラテン16、射出装置本体部28、可
塑化移動ユニット58等によって可塑化移動装置が構成
される。
【0044】前記フランジ59は、中央に開口が形成さ
れ、該開口に射出用モータ32を貫通させた状態で、か
つ、リヤプレート35に対して浮動させた状態で、リヤ
プレート35の後端面(図1において右端面)に着脱自
在に取り付けられる。そのために、リヤプレート35の
後端面の4箇所に、植込ピン66が螺合によって取り付
けられる。該植込ピン66は、リヤプレート35に取り
付けるための雄ねじ部67、該雄ねじ部67と一体に形
成され、外周に滑らかな摺動面が形成されたピン本体部
68、該ピン本体部68と一体に形成され、ナット71
と螺合させられる雄ねじ部69、及び該雄ねじ部69と
一体に形成された矩形のヘッド70を備える。一方、リ
ヤプレート35における各植込ピン66と対応する箇所
にねじ穴30が形成され、該ねじ穴30の雌ねじと前記
雄ねじ部67とを螺合させることによって、植込ピン6
6をリヤプレート35に取り付けることができる。
【0045】また、前記フランジ59における各植込ピ
ン66と対応する箇所に、植込ピン66を貫通させるた
めのピン挿通穴73が形成され、フランジ59は、前記
リヤプレート35に対して移動自在に、かつ、ピン本体
部68の外周面とピン挿通穴73の内周面とが摺動する
ように取り付けられる。そして、射出装置フレーム31
とフランジ59との間に付勢部材としてのコイルスプリ
ング72が配設され、該コイルスプリング72内に前記
ピン本体部68が挿入される。そして、前記コイルスプ
リング72は、前端をリヤプレート35の後端面に当接
させ、後端をフランジ59の前端面(図1において左端
面)に当接させ、フランジ59を所定の付勢力で所定の
方向、本実施の形態においては後方に付勢する。その結
果、前記付勢力の反力が射出装置フレーム31に加わ
り、ノズルタッチ力が発生させられる。前記ナット71
は、フランジ59の後端面に一体に固定されたナット突
当部74と当接するように、前記雄ねじ部69と螺合さ
せられ、フランジ59のストッパとして機能する。な
お、前記植込ピン66、ナット71及びコイルスプリン
グ72によって浮動支持機構が構成される。また、前記
ナット71は、ノズルタッチ力の調整部材としても機能
し、ナット71を操作して所定角度だけ回転させること
によって、コイルスプリング72の予圧を調整し、前記
ノズルタッチ力を調整することができる。
【0046】前記射出装置フレーム31及びフランジ5
9に、射出装置フレーム31に対するフランジ59の位
置を検出する検出部が配設される。そのために、前記フ
ランジ59の前端面に、リヤプレート35に向けて突出
させて被検出要素としてのカム75が、リヤプレート3
5の後端面に、前記カム75の位置を検出することによ
って射出装置フレーム31に対するフランジ59の位置
を検出する検出要素としての近接スイッチ、リミットス
イッチ等のセンサ76が取り付けられる。なお、本実施
の形態においては、前記射出装置フレーム31及びフラ
ンジ59に検出部が配設されるが、射出装置フレーム3
1及びフランジ59の一方に、検出部を配設することも
できる。
【0047】前記連結ロッドユニット64、65は、射
出装置12における正面側の下端の近傍及び背面側の上
端の近傍にそれぞれ配設され、フランジ59から前方
(図1において左方)にかけて延在させられ、後端にお
いてフランジ59に対して回転自在に配設されたボール
ねじ軸78、該ボールねじ軸78の前端において螺合さ
せられるボールナット79、互いに平行に延在させら
れ、後端においてボールナット79に固定され、前端に
おいて連結部材81に固定された2本のガイドバー8
2、83、及び後端において連結部材81を介してガイ
ドバー82、83と連結され、前端において連結部とし
ての連結ブロック84に固定された連結ロッド85を備
える。
【0048】そして、前記ボールねじ軸78及びボール
ナット79によって、第2の運動方向変換部としてのボ
ールねじが構成され、ボールねじ軸78の回転運動が、
ボールナット79の直進運動に変換される。なお、ボー
ルねじ軸78によって第1の変換要素が、ボールナット
79によって第2の変換要素が構成される。また、前記
連結ブロック84は、ボルトb11、b12によって固
定プラテン16に固定されたブロック86、及び連結ロ
ッド85の実効長さを調整するための長さ調整機構87
を備える。
【0049】ところで、前記リヤプレート35の後端面
側において、前記フランジ59の下端の近傍の背面側の
位置に、前記モータ45が固定され、該モータ45の出
力軸に駆動プーリ92が図示されないベアリングを介し
て回転自在に配設され、前記フランジ59の下端の近傍
の正面側の位置に、第1の従動プーリ88が図示されな
いベアリングを介して回転自在に配設され、前記フラン
ジ59の上端の近傍の背面側の位置に、第2の従動プー
リ89が図示されないベアリングを介して回転自在に配
設され、前記フランジ59の上端の近傍の正面側の位置
に、アイドラプーリ91が図示されないベアリングを介
して回転自在に配設され、前記駆動プーリ92、第1、
第2の従動プーリ88、89及びアイドラプーリ91間
にタイミングベルト93が張設される。そして、前記第
1、第2の従動プーリ88、89に前記ボールねじ軸7
8が取り付けられる。なお、駆動プーリ92、第1、第
2の従動プーリ88、89、アイドラプーリ91及びタ
イミングベルト93によって、モータ45と連結ロッド
ユニット64、65との間に配設され、モータ45によ
って発生させられた回転をボールねじ軸78に伝達する
回転伝動機構が構成される。
【0050】したがって、モータ45を駆動し、駆動プ
ーリ92に発生させられた回転を、タイミングベルト9
3を介して第1、第2の従動プーリ88、89及びアイ
ドラプーリ91に伝達し、連結ロッドユニット64、6
5の各ボールねじ軸78を回転させると、前記ベースプ
レート11に対してボールねじ軸78が進退させられ
る。すなわち、モータ45を正方向に駆動すると、ボー
ルねじ軸78が正方向に回転させられ、ボールねじ軸7
8が前進させられ、フランジ59が前記コイルスプリン
グ72の付勢力に抗して前進させられ、これに伴って、
射出装置12が前進させられ、ノズルタッチが行われ
る。
【0051】そして、前記コイルスプリング72が所定
の量だけ撓み、ノズルタッチ力が所定の値になると、セ
ンサ76によってカム59の位置が検出され、検出信号
が図示されない制御部に送られ、該制御部は、モータ4
5の駆動を停止させ、前記ブレーキによって回転位置を
保持する。その結果、連結ロッドユニット64、65の
回転位置が保持され、前記ノズルタッチ力が発生させら
れた状態で射出装置12が所定の位置で停止させられ
る。
【0052】また、モータ45を逆方向に駆動すると、
ボールねじ軸78が逆方向に回転させられ、前記ベース
プレート11に対してボールねじ軸78が後退させら
れ、フランジ59が後退させられる。これに伴って、射
出装置12が後退させられ、ノズルタッチが解除され
る。
【0053】なお、前記アイドラプーリ91は、タイミ
ングベルト93のテンションを調整することができるよ
うに、調整用プレート95に対して前記ベアリングによ
って回転自在に支持され、調整用プレート95を介して
水平方向に移動自在にフランジ59に取り付けられる。
そのために、前記調整用プレート95に長穴96が形成
され、該長穴96を貫通させてボルトb13がフランジ
59に取り付けられる。したがって、ボルトb13を緩
め、長穴96に沿ってボルトb13を移動させるように
して調整用プレート95を所定の位置にスライドさせた
後、ボルトb13を締め付けると、アイドラプーリ91
の位置に対応するテンションをタイミングベルト93に
発生させることができる。なお、前記調整用プレート9
5及びボルトb13によって、テンション調整機構が構
成される。
【0054】また、ボールねじ軸78を回転させたとき
に、ボールナット79が回転させられることがないよう
に、フロントプレート34に回止め部材としてのガイド
バー受け94が取り付けられ、該ガイドバー受け94に
ガイドバー82、83をそれぞれ収容する溝97、98
が形成される。
【0055】前記構成の可塑化移動装置において、可塑
化移動ユニット58が射出装置フレーム31の後端に対
して着脱自在に配設されるので、モータ45、駆動プー
リ92、第1、第2の従動プーリ88、89、アイドラ
プーリ91、タイミングベルト93等の取付部品の交
換、修理等の作業を簡素化することができる。したがっ
て、可塑化移動装置の保守・管理を容易に行うことがで
きる。また、可塑化移動ユニット58を射出装置フレー
ム31及び固定プラテン16に対して取り付ける場合、
ガイドバー82、83を前記溝内に挿入し、各雄ねじ部
67とねじ穴30とが対向するようにフランジ59の前
端面をリヤプレート35と対向させ、ヘッド70に図示
されないスパナ等の工具を当てて植込ピン66を回転さ
せるだけで、可塑化移動ユニット58を射出装置フレー
ム31に取り付けることができ、前記ボルトb11、b
12を回転させることによって、前記可塑化移動ユニッ
ト58を固定プラテン16に取り付けることができる。
したがって、可塑化移動ユニット58を極めて容易に組
み付けることができる。
【0056】また、連結ロッドユニット64、65がリ
ヤプレート35と固定プラテン16との間に架設され、
かつ、タイミングベルト93がフランジ59の後端面側
において張設されるので、タイミングベルト93を交換
しようとする際に、連結ブロック84を固定プラテン1
6から取り外す必要がない。したがって、可塑化移動装
置の保守・管理のための作業を簡素化することができ
る。
【0057】ところで、前述されたように、前記第1の
従動プーリ88はフランジ59の下端の近傍の正面側の
位置に、第2の従動プーリ89はフランジ59の上端の
近傍の背面側の位置に配設されるので、前記各ボールね
じ軸78も、フランジ59の下端の近傍の正面側の位
置、及びフランジ59の上端の近傍の背面側の位置にお
いて回転させられることになる。そして、前記フランジ
59の下端の近傍の正面側の位置において、第1の従動
プーリ88を挟んで上下に植込ピン66が配設され、第
2の従動プーリ89を挟んで上下に植込ピン66が配設
される。
【0058】この場合、フランジ59は、第1、第2の
従動プーリ88、89の近傍の2箇所で植込ピン66に
よって支持され、かつ、コイルスプリング72によって
後方に向けて付勢されることになるので、リヤプレート
35と平行に、かつ、鉛直方向に精度良く取り付けられ
る。その結果、ボールねじ軸78が確実に射出装置12
の移動方向と平行に延在されるので、ボールねじ軸78
とボールナット79とを円滑に螺合させることができ、
ノズルタッチ力のばらつきが小さくなる。
【0059】前記構成の可塑化移動装置においては、各
コイルスプリング72の付勢力が、射出装置本体部28
に直接伝達され、前記ノズルタッチ力を発生させるよう
になっているので、ノズルタッチ力にばらつきが発生す
るのを防止することができる。
【0060】また、ノズルタッチ力を調整しようとする
と、射出装置本体部28側において、ボールナット79
と前記ボールねじ軸部78との螺合状態を調整し、か
つ、ナット71を操作することができるので、ノズルタ
ッチ力の調整のための作業を簡素化することができる。
【0061】しかも、フランジ59にカム75が、リヤ
プレート35にセンサ76が取り付けられるので、フラ
ンジ59の位置をセンサ76によって直接検出すること
ができる。したがって、センサ76による検出精度を高
くすることができるので、ノズルタッチ力の精度を高く
することができる。
【0062】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、可塑化移動装置においては、支持盤と、該支持盤
に対して進退自在に配設され、射出装置フレーム、該射
出装置フレームに取り付けられたシリンダ部材、及び該
シリンダ部材の前端に取り付けられた射出ノズルを備え
た射出装置本体部と、前記支持盤に対して射出装置本体
部を移動させ、ノズルタッチを行うための可塑化移動ユ
ニットとを有する。
【0064】そして、該可塑化移動ユニットは、駆動
部、該駆動部の駆動に伴って、前記射出装置本体部を移
動させる作動機構部、前記射出装置フレームの後部にお
いて、射出装置フレームに対して相対的に移動自在に配
設された押当て部材、及び前記射出装置フレームと押当
て部材との間に配設され、ノズルタッチ力を発生させる
付勢部材を備える。
【0065】この場合、前記射出装置フレームの後部に
おいて、押当て部材が射出装置フレームに対して相対的
に移動自在に配設され、前記射出装置フレームと押当て
部材との間に付勢部材が配設されるので、付勢部材の付
勢力が、射出装置本体部に直接伝達され、ノズルタッチ
力を発生させるようになっているので、ノズルタッチ力
にばらつきが発生するのを防止することができる。
【0066】また、射出装置本体部側においてノズルタ
ッチ力を調整することができるので、ノズルタッチ力の
調整のための作業を簡素化することができる。
【0067】本発明の他の可塑化移動装置においては、
さらに、前記射出装置フレーム及び押当て部材のうちの
少なくとも一方に、前記射出装置フレームに対する押当
て部材の位置を検出する検出部を備える。
【0068】この場合、前記射出装置フレーム及び押当
て部材のうちの少なくとも一方に検出部が配設されるの
で、検出部による検出精度を高くすることができる。そ
の結果、ノズルタッチ力の精度を高くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における射出成形機の概略
を示す正面図である。
【図2】従来の射出成形機の概略を示す正面図である。
【図3】従来の可塑化移動ユニットの取付状態を示す断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態における可塑化移動ユニッ
トの斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態における可塑化移動ユニッ
トの取付状態を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態における射出成形機の概略
を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態における射出成形機の概略
を示す側面図である。
【符号の説明】
11 ベースプレート 14 加熱シリンダ 15 射出ノズル 16 固定プラテン 28 射出装置本体部 31 射出装置フレーム 45 モータ 58 可塑化移動ユニット 59 フランジ 64、65 連結ロッドユニット 72 コイルスプリング 75 カム 76 センサ 88、89 第1、第2の従動プーリ 91 アイドラプーリ 92 駆動プーリ 93 タイミングベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)支持盤と、(b)該支持盤に対し
    て進退自在に配設され、射出装置フレーム、該射出装置
    フレームに取り付けられたシリンダ部材、及び該シリン
    ダ部材の前端に取り付けられた射出ノズルを備えた射出
    装置本体部と、(c)前記支持盤に対して射出装置本体
    部を移動させ、ノズルタッチを行うための可塑化移動ユ
    ニットとを有するとともに、(d)該可塑化移動ユニッ
    トは、駆動部、該駆動部の駆動に伴って、前記射出装置
    本体部を移動させる作動機構部、前記射出装置フレーム
    の後部において、射出装置フレームに対して相対的に移
    動自在に配設された押当て部材、及び前記射出装置フレ
    ームと押当て部材との間に配設され、ノズルタッチ力を
    発生させる付勢部材を備えることを特徴とする可塑化移
    動装置。
  2. 【請求項2】 前記射出装置フレーム及び押当て部材の
    うちの少なくとも一方に、前記射出装置フレームに対す
    る押当て部材の位置を検出する検出部を備える請求項1
    に記載の可塑化移動装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動部、作動機構部、及び前記駆動
    部と作動機構部との間に配設された回転伝動機構が前記
    押当て部材に取り付けられる請求項1に記載の可塑化移
    動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054643A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ube Machinery Corporation Ltd ダイカストマシンの射出装置

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JP2014054643A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ube Machinery Corporation Ltd ダイカストマシンの射出装置

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