JP2003208399A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JP2003208399A
JP2003208399A JP2002005680A JP2002005680A JP2003208399A JP 2003208399 A JP2003208399 A JP 2003208399A JP 2002005680 A JP2002005680 A JP 2002005680A JP 2002005680 A JP2002005680 A JP 2002005680A JP 2003208399 A JP2003208399 A JP 2003208399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access
size
circuit
address
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002005680A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Saen
真 佐圓
Takashi Suzuki
敬 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002005680A priority Critical patent/JP2003208399A/ja
Priority to US10/329,350 priority patent/US7152131B2/en
Publication of JP2003208399A publication Critical patent/JP2003208399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4022Coupling between buses using switching circuits, e.g. switching matrix, connection or expansion network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセス要求を出すマスタ回路とマスタ回路
からのアクセス要求を受けて処理を行うスレーブ回路を
含んだデータ処理装置において、マスタ回路がスレーブ
回路をアクセスするのに適したサイズのコマンドを持た
ない場合でも、スレーブ回路の全ての領域にアクセスで
きるようにすること。 【解決手段】 マスタ回路とスレーブ回路の間に、マス
タ回路から入力されたアクセスサイズを変更可能にする
アクセスサイズ指定部を具備するか、あるいは、アクセ
スサイズ指定のためのサイズ指定アドレスを持ち、マス
タ回路がこのサイズ指定アドレスにアクセスすること
で、アクセスサイズの変更を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタ回路がスレ
ーブ回路に出力するアクセスサイズを、任意のデータに
対して指定したサイズに変更可能にする機能を有するア
クセスサイズ指定部を含むデータ処理装置に関するもの
である。本発明が対象とするデータ処理装置とはCPU
やディジタルシグナルプロセッサ(DSP)などの演算
回路とSDRAMなどの記憶回路へのI/Fを含むLS
Iチップなどである。
【0002】
【従来の技術】近年のデータ処理装置においては、予め
設計されたアクセス条件に適合するマスタ回路とスレー
ブ回路とによって構成されるだけでなく、当初の設計に
適合しないアクセス条件のスレーブ回路との組み合わせ
をも可能にすることが要求されてきている。例えば、3
2ビットのアクセスサイズを持つCPUなどのマスタ回
路と、64ビットのアクセスサイズを持つCPUなどの
マスタ回路用に設計されたメモリ制御回路などを、同一
のデータ装置の中に組込む場合である。
【0003】従来、このような要求があったときは、マ
スタ回路にスレーブ回路へのアクセスに必要なサイズの
コマンドを追加する、または、スレーブ回路の論理変更
をする等により、対応していた。
【0004】ここで、自らが他の回路に対してアクセス
要求を出す回路(CPU、DSP、あるいは、MPEG
デコーダやグラフィックス処理回路といった画像情報を
処理する回路など)をマスタ回路と記述し、逆に、他の
回路からのアクセス要求をうけて処理を行う回路(メモ
リI/Fなど)をスレーブ回路と記述する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような要
求に対して、既設計回路の利用効率を高めるためには内
部を変更せずに利用できるようにすることが有用であ
る。その理由は、大規模になるLSIを短期間で開発す
るためには、既に設計され、資産として所有されている
或は他より購入された回路モジュールを組み合わせて設
計することにより設計のコストと工数を削減することが
できるからである。このような設計資産はIP(Intell
ectual Property)と呼ばれるが、このようなIPを利
用してシステムを組む場合の問題は、あるマスタ回路
と、そのマスタ回路がサポートしないサイズのみのアク
セスしか受付けない部分を持つスレーブ回路を同じデー
タ処理装置に組み込む必要が起こることである。
【0006】本発明の課題は、すでに開発されたマスタ
回路とスレーブ回路を含んだデータ処理装置において、
マスタ回路がスレーブ回路をアクセスするのに適したサ
イズのコマンドを持たないスレーブ回路の一部の領域に
対してもアクセスを可能にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】他の回路に対してアクセ
ス要求を出すマスタ回路と、マスタ回路からのアクセス
要求を受けて処理を行うスレーブ回路とを有するデータ
処理装置のマスタ回路とスレーブ回路との間にアクセス
サイズ指定部を設ける。マスタ回路でサポートしないア
クセスサイズのスレーブ回路にアクセスするときには、
アクセスサイズ指定部により、見かけ上、マスタ回路か
らそのスレーブ回路をアクセスするのに適したサイズの
コマンドが発せられたようにする。
【0008】また、アクセスサイズ指定のためのサイズ
指定アドレスを持ち、マスタ回路がこのサイズ指定アド
レスにアクセスすることで、アクセスサイズ指定部によ
り、見かけ上、アクセスサイズの変更を可能にする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する前に、図1(A)を参照して、本発明の必要性
を、図1(B)を参照して本発明の構成概念を説明す
る。
【0010】図1(A)は本発明が適用されたデータ処
理装置の構成を示す概念図である。図において、MST
はマスタ回路であり、アクセスサイズがAバイト、Bバ
イトおよびCバイトに設計されている。SLB1、SL
B2およびSLB3はそれぞれスレーブ回路である。こ
こで、SLB1はMバイト(=Aバイト×2)、Bバイ
トおよびCバイトのアクセスサイズを持つ回路から成
り、SLB2はAバイト、BバイトおよびCバイトのア
クセスサイズを持つ回路から成り、SLB3はAバイト
およびBバイトのアクセスサイズを持つ回路から成って
いるものとする。
【0011】ここで、マスタ回路MSTとスレーブ回路
SLB1、SLB2およびSLB3はそれぞれバス回路
BUSで結合されるが、スレーブ回路SLB1はMバイ
ト(=Aバイト×2)のアクセスのみを許す回路を持つ
ものとなっているから、単純にバス回路BUSで結合し
ただけでは、マスタ回路MSTはスレーブ回路SLB1
のMバイトのアクセスのみを許す回路にはアクセスがで
きない。ASDはアクセスサイズ指定部であり、このよ
うな問題を解消するために設けられたものである。
【0012】すなわち、マスタ回路MSTがスレーブ回
路SLB1のMバイトのアクセスのみを許す回路にアク
セスしようとすると、アクセスサイズ指定部ASDはマ
スタ回路MSTからのアクセスがMバイトのアクセスで
あるかのように変換するのである。ここで、バス回路B
USは、マスタ回路MST側が、マスタ側アドレスMA
DR、マスタ側データMDAT、マスタ側その他の情報
MOTHおよびスレーブ回路側からのリターン信号を備
え、スレーブ回路側はスレーブ側アドレスSADR、ス
レーブ側データSDAT、スレーブ側その他の情報SO
THおよびスレーブ回路側からのリターン信号を備え
る。
【0013】図1(B)はマスタ回路MSTからAバイ
トのアクセスが2つ連続して送出された状態を示す模式
図である。アクセスサイズ指定部ASDは、このアクセ
スがAバイトのアクセスが2つ連続したものなのか、M
バイト(=Aバイト×2)のアクセスなのかを判定し
て、スイッチを切替え、Mバイトのアクセスであればス
レーブ回路SLB1のMバイトのアクセスのみを許す回
路にMバイトのアクセスとして送信し、Aバイトのアク
セスであれば、スレーブ回路SLB1からSLB3のそ
れぞれのAバイトのアクセスを許す回路に送信する。ス
レーブ回路SLB1では、さらに、Mバイトのアクセス
かAバイトのアクセスが2つ連続したものなのかを切り
分けて、それぞれの回路にアクセスすることになる。
【0014】すなわち、本発明によれば、マスタ回路M
STはMバイトのアクセスの場合でも、特に、このため
の特別なハード上の変換等をすることなく、部分的に工
夫されたプログラムにより、Aバイトのアクセスを2回
繰り返す形を取れば、アクセスサイズ指定部ASDにお
いて、自動的にMバイトのアクセスの処理がなされるこ
とになる。なお、ここでは、MバイトはAバイト×2と
したが、これは、任意の形で対応できる。
【0015】図2は本発明の1つの実施形態にかかわる
データ処理装置を具体的に示すブロック図である。CP
Uと、バス回路BUSと、CPUの持つバスBUSAと
バス回路BUS間のプロトコル変換を行うバスブリッジ
回路BRGと、ソフトウェアのデバグ時に外部からの指
定に応じて要求を出すデバグ用回路DBGと、CPUを
介さずデータの転送を行うためのダイレクト・メモリ・
アクセス制御回路(DMA回路)DMAと、外部メモリ
制御回路EMIと、フラッシュメモリ/ROM制御回路
FEMIと、PCIバス制御回路PCIと、割り込み制
御回路INTCと、および、その他周辺回路PRIを含
むマイクロプロセッサチップMPUC、さらに、マイク
ロプロセッサチップMPUCに、SDRAMチップSD
RAMと、ROMチップROMと、MPEG処理用回路
チップMPEGを基板上で接続したものである。
【0016】バスブリッジ回路BRGから見た場合、C
PUがマスタ回路MSTにあたり、バス回路BUSを介
して接続された残りの回路がスレーブ回路SLBにあた
る。
【0017】マスタ回路MSTであるCPUは32ビッ
トのマスタ側データMDATと、29ビットのマスタ側
アドレスMADRと、オペコード、アクセスサイズ情報
等を含むマスタ側のその他の情報MOTHを、バスブリ
ッジ回路BRGを介してスレーブ回路SLBに送信す
る。CPUは、8ビット、16ビット、32ビット、3
2バイトのアクセスサイズのコマンドをサポートしてい
る。
【0018】一方、マイクロプロセッサチップ中のスレ
ーブ回路SLBである外部メモリ制御回路EMIは、6
4ビットサイズのアクセスのみ受付けるレジスタを有す
る。また一方で、その他のスレーブ回路SLBは32ビ
ットサイズのアクセスのみ受付けるレジスタや、16ビ
ットサイズのアクセスのみ受付けるレジスタや、8ビッ
トサイズのアクセスのみ受付けるレジスタを有する。
【0019】このため、バスブリッジ回路BRGは、C
PUがサポートするサイズのアクセスに加えて、64ビ
ットアクセスを可能にするアクセスサイズ指定機能を持
つ必要がある。
【0020】次にアクセスサイズ指定機能を持つバスブ
リッジ回路BRGについて述べる。このバスブリッジ回
路BRGは、CPUからの要求をバス回路BUSに伝え
るマスタ要求送信回路REQSと、この要求に対する返
信をバス回路BUSからCPUへ送信するマスタ要求返
信回路RESAを有する。
【0021】マスタ要求送信回路REQSについて以下
に示す。本実施の形態におけるマスタ要求送信回路RE
QSは、アクセスサイズ指定部ASDと必要なバッファ
部BUFを備え、CPUのサポートする8ビット、16
ビット、32ビット、32バイトサイズのアクセスに加
えて、64ビットサイズアクセス指定時はCPUからの
32ビットサイズのマスタ側データMDATを64ビッ
トサイズのスレーブ側データSDATに変換してバス回
路BUSへ出力する機能を有する。例えば、CPUから
の8ビットサイズのアクセスに対しては、エンディアン
と入力アドレスから8ビットデータをアライメントした
スレーブ側データSDATと、8ビットアクセスである
ことを示す情報を意味するその他の情報SOTHと、ス
レーブ側アドレスSADRをマスタ要求送信回路REQ
Sが持つバスBUSBを介して出力する。この時出力す
るデータは、64ビット幅であるが、そのうちの8ビッ
トのみが有効であり、残りのビットは有効な8ビットの
コピー又は無効な値である。16ビットサイズのアクセ
スの場合は、64ビット幅中の16ビットのみが有効
で、32ビットアクセスの場合も同様に64ビット幅中
の32ビットのみが有効である。この実施の形態で実現
する64ビットアクセスとは、64ビットすべてのビッ
トが有効なアクセスを指し、バスコマンド自体を変更す
る機能(プログラム)が必要である。
【0022】図3はデータ処理装置におけるアクセスサ
イズ指定部を含むマスタ要求送信回路の一実施の形態を
マスタ回路およびスレーブ回路との関係を含めて示すブ
ロック図である。マスタ要求送信回路REQSは、マス
タ回路MSTが出力できないサイズのアクセスを制御す
るためのアクセスサイズ指定部ASDと、マスタ回路M
STから入力されたマスタ側データMDAT、マスタ側
アドレスMADRおよびマスタ側のその他の情報MOT
Hを含む情報を記憶するためのバッファ部BUFと、ア
クセスサイズ指定部ASDがバッファ部BUFにアクセ
スサイズを通知するためのアクセスサイズ指定信号AS
DSと、バッファ部BUFが出力するスレーブ側データ
信号SDAT、スレーブ側アドレス信号SADR、8ビ
ットアクセスであることを示す情報等スレーブ側のその
他の情報SOTHとを有する。
【0023】本実施形態におけるアクセスサイズ指定部
ASDは、アクセスサイズ変更を指定するためのサイズ
指定アドレスSDADRを記憶するサイズ指定アドレス
記憶部ADRMと、サイズ指定アドレス記憶部ADRM
中のアドレスと前記マスタ側アドレス信号MADRの持
つアドレスを比較するアドレス比較部ACMPと、アド
レス比較結果を含む情報をもとにバッファ部BUFに制
御信号を発生するアクセスサイズ制御部ASDCを有す
る。ここで、サイズ指定アドレス記憶部ADRM内のサ
イズ指定アドレスSDADRは、図3に示すように既定
値とする構成の他に、図14を参照して説明するよう
に、マスタ回路MSTから値を設定できる構成としても
良い。この場合には、サイズ指定アドレス記憶部ADR
Mはレジスタなどで実装して、マスタ回路MSTから与
えられるデータに対応した値を設定できるようにする。
【0024】本実施の形態では、アクセスサイズ指定部
ASDにより、CPUがサポートしていない64ビット
アクセスが可能になる。アクセスサイズ指定部ASDを
有するマスタ要求送信回路REQSの具体的な構成は、
アクセスサイズ変更手順から4つに分類される。以下、
32ビットサイズのアクセスを64ビットサイズのアク
セスに変更する場合を例にとり、順にこれを記述する。
【0025】(アクセスサイズ変更手順の実施の形態
1)本アクセスサイズ指定手順を実現するための、マス
タ要求送信回路REQSの構成の具体例を図4に、手順
を示すフローチャートを図5(A)に、プログラムの一
例を図5(B)および図5(C)示す。
【0026】図4に示すように、マスタ要求送信回路R
EQSは、アクセスサイズ指定部ASDとバッファ部B
UFを有するとともに、CPUからマスタ側アドレスM
ADR、32ビットのマスタ側データMDATおよびマ
スタ側のその他の情報MOTHを入力される。アクセス
サイズ指定部ASDの構成は図3で説明したとおりであ
る。バッファ部BUFには、バッフア制御部BUFC、
データバッファDBUF、アドレスバッファABUF、
その他の情報バッファOTHBUF、データセレクタD
SELおよびアドレスセレクタASELを有する。
【0027】バッフア制御部BUFCはCPUから入力
されるマスタ側アドレスMADRおよび後述するプログ
ラムに対応した内蔵アドレステーブルを基礎として、C
PUから入力されるマスタ側データMDATをいずれの
データバッファに入力するかを指示する信号を生成す
る。
【0028】データバッファDBUFは64ビットアク
セス用データバッファ64DBUFと通常アクセス用デ
ータバッファUDBUFを備える。64ビットアクセス
用データバッファ64DBUFは、下位32ビットデー
タバッファ64DBUF_Lと上位32ビットデータバ
ッファ64DBUF_Hとが並列に配列されて64ビッ
トのデータバッファを構成している。通常アクセス用デ
ータバッファUDBUFはマスタ回路がアクセス可能な
スレーブ回路に対応するデータを格納するものであり、
出力としては、64ビットの形を取るが、実体としての
有効なデータは、先にも述べたように32ビット以下の
データに対応したビットのみが有効なものである。
【0029】アドレスバッファABUFは64ビットア
クセス用アドレスバッファ64ABUFと通常アクセス
用アドレスバッファUABUFとを備える。64ビット
アクセス用アドレスバッファ64ABUFには64ビッ
トアクセスをするスレーブのアドレスをデータとしてマ
スタ側データMDATが入力され記憶される。通常アク
セス用アドレスバッファUABUFにはマスタ回路がア
クセス可能なスレーブ回路に対応するマスタ側アドレス
MADRが入力され記憶される。
【0030】その他の情報バッファOTHBUFには、
オペコードやデータサイズの指定情報等が格納される
が、これらは、他のデータと異なり、バッフア制御部B
UFCにより格納のタイミング等を制御される必要が無
いのが普通である。
【0031】データセレクタDSELは64ビットアク
セス用データバッファ64DBUFと通常アクセス用デ
ータバッファUDBUFのいずれのデータをスレーブ側
データSDATとして出力するかをアクセスサイズ指定
部ASDのアクセスサイズ制御部ASDCが与えるアク
セスサイズ指定信号ASDSによって切り替える。アド
レスセレクタASELも、同様に、64ビットアクセス
用アドレスバッファ64ABUFと通常アクセス用アド
レスバッファUABUFのいずれのアドレスデータをス
レーブ側アドレスSADRとして出力するかをアクセス
サイズ指定部ASDが与えるアクセスサイズ指定信号A
SDSによって切り替える。
【0032】アクセスサイズ変更手順を図5(A)に沿
って説明する。マスタ回路MSTが64ビットアクセス
を必要とするとき、まず、情報設定ステップISETに
おいて、64ビットアクセス時に出力するスレーブ側ア
ドレスSADRを64ビットアクセス用アドレスバッフ
ァ64ABUFに、64ビットのスレーブ側データSD
ATを64ビットアクセス用データバッファ64DBU
Fに、および、オペコード等の情報をその他の情報バッ
ファOTHBUFに、それぞれ、記憶させる。ただし、
対象の64ビットアクセスがリードの場合は、スレーブ
側アドレスSADRおよびその他の情報バッファOTH
BUFにのみ記憶させればよい。この例では、アドレス
を記憶させてから、データを記憶させているが、この順
序は逆でもよい。
【0033】次にトリガステップTRGRにおいて、マ
スタ回路MSTはサイズ指定アドレスSDADRにアク
セスする。この時、マスタ要求送信回路REQS内のア
クセスサイズ指定部ASDでは、アドレス比較部ACM
Pがマスタ回路MSTからのマスタ側アドレスMADR
とサイズ指定アドレス記憶部ADRMに記憶されたサイ
ズ指定アドレスSDADRを比較し、これらが等しいこ
とをアクセスサイズ制御部ASDCに通知する。アクセ
スサイズ制御部ASDCは、バッファ部BUFを制御
し、情報設定ステップISETで記憶させた64ビット
アクセス用データ値と64ビットアクセス用アドレス値
を含む情報をバス回路BUSに出力する。
【0034】次に、具体的なプログラムの例を示す。ア
クセスサイズ変更手順の実施の形態1から4における図
5、図7、図9および図11のプログラムの例におい
て、「MOVE.W VAL Rn」は32ビットサイ
ズの値VALをn番目のレジスタRnに記憶させること
を指し、「MOVE.W Rn @(Rm+#IM
M)」はn番目のレジスタRnに記憶している32ビッ
トサイズの値を、m番目のレジスタRmに記憶している
値と即値#IMMを加えた値が示すアドレスのバッファ
にライトすることを指し、「MOVE.W @Rn R
m」は、n番目のレジスタRnに記憶している値が指す
アドレスのバッファに記憶している値をリードし、m番
目のレジスタRmにライトすることを意味する。ここで
言うレジスタがCPUに付属のレジスタであることは言
うまでも無かろう。
【0035】また、64ビットアクセス用データバッフ
ァ64DBUFの下位32ビットデータバッファ64D
BUF_LのアドレスをベースアドレスBASEADR
とし、上位32ビットデータバッファ64DBUF_H
のアドレスを(ベースアドレスBASEADR+4)と
し、64ビットアクセス用アドレスバッファ64ABU
Fのアドレスを(ベースアドレスBASEADR+1
6)とする。このように、64ビットアクセス時にアク
セスが必要なレジスタのアドレスを、ベースアドレスを
基点とした近いアドレスに配置することによって、プロ
グラムのステップ数を小さくできる効果がある。
【0036】また、プログラムにおいて、DT64Lは
64ビットアクセス用データの下位32ビットの値を指
し、DT64Hは64ビットアクセス用データの上位3
2ビットの値を指し、ADR64は64ビットアクセス
用アドレスの値を指す。
【0037】図5(B)は、アクセスサイズ64ビット
のライトの例である。
【0038】まず、最初の行L1はレジスタR10に、
下位32ビットデータバッファ64DBUF_Lのアド
レスをベースアドレスBASEADRとして記憶させる
ことを規定する。L2では、64ビットアクセス時のス
レーブ側データSDATの下位32ビットを、レジスタ
R11に記憶させることを規定する。L3では、L2で
レジスタR11に記憶させたデータを、レジスタR10
に記憶されたアドレスの下位32ビットデータバッファ
64DBUF_Lに記憶させることを規定する。このL
3の処理を図4で見ると、マスタ側アドレスMADRか
らレジスタR10に記憶されたベースアドレスBASE
ADRが与えられ、マスタ側データMDATからレジス
タR11に記憶されたスレーブ側データSDATの下位
32ビットのデータが与えられることになる。このと
き、バッフア制御部BUFCは内蔵アドレステーブルの
データとベースアドレスBASEADRとを比較して、
スレーブ側データSDATの下位32ビットのデータを
データバッファ64DBUF_Lに書き込む指示を出す
ことになる。
【0039】次いで、L4では、64ビットアクセス時
のスレーブ側データSDATの上位32ビットをレジス
タR11に記憶させることを規定する。L5では、L4
でレジスタR11に記憶させたデータを、(BASEA
DR+4)のアドレスの上位32ビットデータバッファ
64DBUF_Hに記憶させることを規定する。このL
5の処理は、L3の処理と同様に、バッフア制御部BU
FCは内蔵アドレステーブルのデータと(BASEAD
R+4)のアドレスレジスタとを比較して、レジスタR
11に記憶されたスレーブ側データSDATの上位32
ビットのデータをデータバッファ64DBUF_Hに書
き込む指示を出すことになる。
【0040】次いで、L6では、64ビットアクセス時
のスレーブ側アドレスADR64を、レジスタR11に
記憶させることを規定する。L7では、L6でレジスタ
R11に記憶させたアドレスを、(BASEADR+1
6)のアドレスの64ビットアクセス用アドレスバッフ
ァ64ABUFに記憶させることを規定する。このL7
の処理は、L3、L5の処理と同様に、バッフア制御部
BUFCは内蔵アドレステーブルのデータと(BASE
ADR+16)のアドレスレジスタとを比較して、レジ
スタR11に記憶された64ビットアクセス時のスレー
ブ側アドレスSADRデータを、64ビットアクセス用
アドレスバッファ64ABUFに書き込む指示を出すこ
とになる。
【0041】次いで、L8では、サイズ指定アドレスS
DADRを、レジスタR12に記憶させることを規定す
る。L9では、レジスタR12に記憶に記憶されたサイ
ズ指定アドレスSDADRをマスタ側アドレスMADR
に出力することを規定する。ここで、L9のR11はダ
ミーデータであり、プログラムの形式を守るために書か
れたに過ぎない。L9の処理により、アクセスサイズ指
定部ASDのアドレス比較部ACMPは、マスタ側アド
レスMADRとサイズ指定アドレス記憶部ADRMに記
憶されているサイズ指定アドレスSDADRの一致を検
出して、アクセスサイズ制御部ASDCを介してアクセ
スサイズ指定信号ASDSを出力することになる。この
ASDSに応じて、データセレクタDSELおよびアド
レスセレクタASELが64DBFおよび64ABUF
に切り替えられ、アクセスサイズ64ビットのデータと
これがライトされるべきスレーブ回路が指定される。な
お、このときのオペコードがライトであることは、その
他の情報バッファOTHBUFから与えられることにな
る。
【0042】ここで、L1からL7に規定される処理が
情報設定ステップISETにあたり、L8とL9に規定
される処理がトリガステップTRGRにあたる。
【0043】図5(C)は、アクセスサイズ64ビット
のリードの例である。
【0044】まず、最初の行L1はレジスタR10に、
下位32ビットデータバッファ64DBUF_Lのアド
レスをベースアドレスBASEADRとして記憶させる
ことを規定する。L2では、64ビットアクセス時のス
レーブ側アドレスADR64を、レジスタR11に記憶
させることを規定する。L3では、L2でレジスタR1
1に記憶させたアドレスを、(BASEADR+16)
のアドレスの64ビットアクセス用アドレスバッファ6
4ABUFに記憶させることを規定する。このL3の処
理は、図5(B)で説明したL3の処理と同様に、バッ
フア制御部BUFCは内蔵アドレステーブルのデータと
(BASEADR+16)のアドレスレジスタとを比較
して、レジスタR11に記憶されたスレーブ側アドレス
SADRをアドレスバッファ64ABUFに書き込む指
示を出すことになる。
【0045】次いで、L4では、サイズ指定アドレスS
DADRを、レジスタR12に記憶させることを規定す
る。L5では、レジスタR12に記憶されたサイズ指定
アドレスSDADRをマスタ側アドレスMADRに出力
し、このアドレスにあるデータにリードアクセスし、リ
ードしたデータをレジスタR13にライトすることを規
定する。リードされたデータがマスタ要求返信回路RE
SAを介してマスタ側に返信されるものであることは言
うまでも無かろう。L5の処理において、アクセスサイ
ズ指定部ASDのアドレス比較部ACMPは、マスタ側
アドレスMADRとサイズ指定アドレス記憶部ADRM
に記憶されているサイズ指定アドレスSDADRの一致
を検出して、アクセスサイズ制御部ASDCを介してア
クセスサイズ指定信号ASDSを出力することになる。
このASDSに応じて、アドレスセレクタASELが6
4ABUFに切り替えられ、アクセスサイズ64ビット
のデータを持ち、アクセスされるスレーブ回路が指定さ
れる。なお、このときのオペコードがリードであること
は、その他の情報バッファOTHBUFから与えられる
ことになる。
【0046】ここで、アクセスサイズ64ビットのリー
ドの場合には、L1からL3に規定される処理が情報設
定ステップISETにあたり、L4とL5に規定される
処理がトリガステップTRGRにあたる。
【0047】リードでは、L1からL3の情報設定ステ
ップISETで64ビットアクセス用のアドレスのみを
記憶させる点と、L4およびL5のトリガステップTR
GRのL5でリードアクセスを行っている点がライトの
場合と異なる。
【0048】以上のように、アクセスサイズ指定部AS
Dにより、既存のマスタ回路MSTやスレーブ回路SL
Bのハード構成に変更を加えることなく、CPUのマイ
ナーなプログラムの付加あるいは変更のみで、マスタ回
路MSTがサポートしていなかったサイズのアクセスに
対応できる。
【0049】(アクセスサイズ変更手順の実施の形態
2)2番目の実施の形態でのマスタ要求送信回路REQ
Sの構成を図6に、手順を示すフローチャートを図7
(A)に、プログラムの一例を図7(B)、図7(C)
に示す。
【0050】図4と図6とを対比して明らかなように、
本実施形態2のマスタ要求送信回路REQSも、アクセ
スサイズ指定部ASDと、64ビットアクセス用データ
バッファ64DBUFと64ビットアクセス用アドレス
バッファ64ABUFを含むバッファ部BUFを有し、
アクセスサイズ指定部ASDのアクセスサイズ制御部A
SDCが与えるアクセスサイズ指定信号ASDSによっ
てデータセレクタDSELおよびアドレスセレクタAS
ELを切り替えるが、さらに、アクセスサイズ制御部A
SDCが、上位32ビットデータバッファ64DBUF
_Hに書き込みの指示をするデータ書き込み信号HDW
Sを有する点において実施形態1のマスタ要求送信回路
REQSと異なる。
【0051】アクセスサイズ変更手順を図7(A)に沿
って説明する。実施形態2では、図5(A)と比較して
わかるように、情報設定ステップISETにおいては、
64ビットスレーブ側データSDATの下位32ビット
データのみを64ビットアクセス用データバッファ64
DBUFのバッファ64DBUF_Lに記憶させる。6
4ビットスレーブ側データSDATの上位32ビットデ
ータは、トリガステップTRGRのサイズ指定アドレス
SDADRを出力するのに合わせて、64ビットアクセ
ス用データバッファ64DBUFのバッファ64DBU
F_Hに記憶させる点において実施形態1と異なる。対象
の64ビットアクセスがリードの場合は、スレーブ側ア
ドレスADR64のみを記憶させればよい点では実施形
態1と同じである。この例では、アドレスを記憶させて
から、データを記憶させているが、この順序は逆でもよ
い。
【0052】図7(B)は、アクセスサイズ64ビット
のライトの例である。
【0053】まず、最初の行L1はレジスタR10に、
下位32ビットデータバッファ64DBUF_Lのアド
レスをベースアドレスBASEADRとして記憶させる
ことを規定する。L2では、64ビットアクセス時のス
レーブ側データSDATの下位32ビットを、レジスタ
R11に記憶させることを規定する。L3では、L2で
レジスタR11に記憶させたデータを、レジスタR10
に記憶されたアドレスの下位32ビットデータバッファ
64DBUF_Lに記憶させることを規定する。L4で
は、64ビットアクセス時のスレーブ側アドレスADR
64を、レジスタR11に記憶させることを規定する。
L5では、L4でレジスタR11に記憶させたアドレス
を、(BASEADR+16)のアドレスの64ビット
アクセス用アドレスバッファ64ABUFに記憶させる
ことを規定する。このL1からL5の情報設定ステップ
ISETで、64ビットアクセス時のスレーブ側データ
SDATの下位32ビットを下位32ビットデータバッ
ファ64DBUF_Lに記憶させ、64ビットアクセス
時のスレーブ側アドレスADR64を64ビットアクセ
ス用アドレスバッファ64ABUFに記憶させる。この
場合のバッフア制御部BUFCによるバッファ制御は実
施形態1で説明したのと同じである。
【0054】次に、L6では、64ビットアクセス時の
スレーブ側データSDATの上位32ビットをレジスタ
R11に記憶させることを規定する。L7では、サイズ
指定アドレスSDADRを、レジスタR12に記憶させ
ることを規定する。L8ではレジスタR12に記憶に記
憶されたサイズ指定アドレスSDADRをマスタ側アド
レスMADRに出力するとともに、レジスタR11に記
憶されたスレーブ側データSDATの上位32ビットを
バッファ64DBUF_Hに記憶させることを規定す
る。L6からL8がトリガステップTRGRであり、サ
イズ指定アドレスSDADRへアクセスする。
【0055】L8の処理により、アクセスサイズ指定部
ASDのアドレス比較部ACMPは、マスタ側アドレス
MADRとサイズ指定アドレス記憶部ADRMに記憶さ
れているサイズ指定アドレスSDADRの一致を検出し
て、アクセスサイズ制御部ASDCを介してデータ書き
込み信号HDWSおよびアクセスサイズ指定信号ASD
Sを出力することになる。このデータ書き込み信号HD
WSによって、スレーブ側データSDATの上位32ビ
ットがバッファ64DBUF_Hに書き込まれる。ま
た、アクセスサイズ指定信号ASDSに応じて、データ
セレクタDSELおよびアドレスセレクタASELが6
4DBFおよび64ABUFに切り替えられ、アクセス
サイズ64ビットのデータとこれがライトされるべきス
レーブ回路が指定される。ここで、アクセスサイズ制御
部ASDCはアドレス比較部ACMPの信号を受けて、
所定のタイミングでデータ書き込み信号HDWSおよび
アクセスサイズ指定信号ASDSを出力するものとされ
る。なお、このときのオペコードがライトであること
は、その他の情報バッファOTHBUFから与えられる
ことになる。
【0056】図7(C)は、アクセスサイズ64ビット
のリードの例である。L1からL3が情報設定ステップ
ISETであり、L4からL5がトリガステップTRG
Rである。L1からL3で64ビットアクセス用のアド
レスのみを記憶させる点と、L5でリードアクセスを行
っている点がライトの場合と異なる。これにより、バス
回路BUSに64ビットサイズのリードアクセスが発生
する。この例は、図5(C)に示したリードの例と同じ
である。
【0057】実施形態2では、マスタ回路MSTがサイ
ズ指定アドレスにアクセスする際に、64ビットアクセ
ス時のスレーブ側データSDATの上位32ビットを送
信する点である。このため、64ビットアクセス用デー
タ記憶部の一部の制御をアクセスサイズ制御部ASDC
が行う点において実施形態1と異なり、実施形態1によ
る場合に比べて、ライト時のマスタ回路MSTのアクセ
ス回数を1回減らせるという利点がある。
【0058】(アクセスサイズ変更手順の実施の形態
3)3番目の実施の形態でのマスタ要求送信回路REQ
Sの構成を図8に、手順を示すフローチャートを図9
(A)に、プログラムの一例を図9(B)および図9
(C)に示す。
【0059】図4と図8とを対比して明らかなように、
本実施形態3のマスタ要求送信回路REQSも、アクセ
スサイズ指定部ASDと、64ビットアクセス用データ
バッファ64DBUFと64ビットアクセス用アドレス
バッファ64ABUFを含むバッファ部BUFを有し、
アクセスサイズ指定部ASDのアクセスサイズ制御部A
SDCが与えるアクセスサイズ指定信号ASDSによっ
てデータセレクタDSELおよびアドレスセレクタAS
ELを切り替えるが、実施形態3では、アクセスサイズ
制御部ASDCが、64ビットアクセス用アドレスバッ
ファ64ABUFに64ビットアクセス用アドレスの書
き込みの指示をするアドレス書き込み信号ADWSを有
する点において実施形態1のマスタ要求送信回路REQ
Sと異なる。
【0060】アクセスサイズ変更手順を図9(A)に沿
って説明する。実施形態3では、図5(A)と比較して
わかるように、情報設定ステップISETにおいては、
64ビットアクセス用アドレスバッファ64ABUFに
アドレスADR64を記憶させる処理が省略され、代わ
りに、トリガステップTRGRのサイズ指定アドレスS
DADRを出力するのに合わせて、64ビットアクセス
用アドレスバッファ64ABUFにアドレスを記憶させ
る点において実施形態1と異なる。対象の64ビットア
クセスがリードの場合は、実施形態1と同様に、スレー
ブ側アドレスSADRを記憶させる。この例では、アド
レスを記憶させてから、データを記憶させているが、こ
の順序は逆でもよい。
【0061】図9(B)は、アクセスサイズ64ビット
のライトの例である。
【0062】まず、最初の行L1はレジスタR10に、
下位32ビットデータバッファ64DBUF_Lのアド
レスをベースアドレスBASEADRとして記憶させる
ことを規定する。L2では、64ビットアクセス時のス
レーブ側データSDATの下位32ビットを、レジスタ
R11に記憶させることを規定する。L3では、L2で
レジスタR11に記憶させたデータを、レジスタR10
に記憶されたアドレスの下位32ビットデータバッファ
64DBUF_Lに記憶させることを規定する。L4で
は、64ビットアクセス時のスレーブ側データSDAT
の上位32ビットを、レジスタR11に記憶させること
を規定する。L5では、L4でレジスタR11に記憶さ
せたデータを、(BASEADR+4)のアドレスの上
位32ビットデータバッファ64DBUF_Hに記憶さ
せることを規定する。
【0063】このL1からL5の情報設定ステップIS
ETで、64ビットアクセス時のスレーブ側データSD
ATの下位32ビットを下位32ビットデータバッファ
64DBUF_Lに記憶させ、64ビットアクセス時の
スレーブ側データSDATの上位32ビットを上位32
ビットデータバッファ64DBUF_Hに記憶させに記
憶させる。この場合のバッフア制御部BUFCによるバ
ッファ制御は実施形態1で説明したのと同じである。
【0064】次に、L6では、64ビットアクセス時の
64ビットアクセス用アドレスADR64をレジスタR
11に記憶させることを規定する。L7では、サイズ指
定アドレスSDADRを、レジスタR12に記憶させる
ことを規定する。L8ではレジスタR12に記憶に記憶
されたサイズ指定アドレスSDADRをマスタ側アドレ
スMADRに出力するとともに、レジスタR11に記憶
された64ビットアクセス用アドレスADR64をバッ
ファ64ABUFに記憶させることを規定する。L6か
らL8がトリガステップTRGRであり、サイズ指定ア
ドレスSDADRへアクセスする。
【0065】L8の処理により、アクセスサイズ指定部
ASDのアドレス比較部ACMPは、マスタ側アドレス
MADRとサイズ指定アドレス記憶部ADRMに記憶さ
れているサイズ指定アドレスSDADRの一致を検出し
て、アクセスサイズ制御部ASDCを介してアドレス書
き込み信号ADWSおよびアクセスサイズ指定信号AS
DSを出力することになる。このアドレス書き込み信号
ADWSによって、64ビットアクセス用アドレスAD
R64がバッファ64ABUFに書き込まれる。また、
アクセスサイズ指定信号ASDSに応じて、データセレ
クタDSELおよびアドレスセレクタASELが64D
BFおよび64ABUFに切り替えられ、アクセスサイ
ズ64ビットのデータとこれがライトされるべきスレー
ブ回路が指定される。ここで、アクセスサイズ制御部A
SDCはアドレス比較部ACMPの信号を受けて、所定
のタイミングでアドレス書き込み信号ADWSおよびア
クセスサイズ指定信号ASDSを出力するものとされ
る。なお、このときのオペコードがライトであること
は、その他の情報バッファOTHBUFから与えられる
ことになる。
【0066】図9(C)は、アクセスサイズ64ビット
のリードの例である。リードの場合はライトの場合と異
なり、L1からL3の情報設定ステップISETで64
ビットアクセス時のスレーブ側アドレスADR64を6
4ビットアクセス用アドレスバッファ64ABUFに記
憶させる。L4とL5はトリガステップTRGRであ
る。この例は、図5(C)に示したリードの例と同じで
ある。
【0067】上記実施の形態1と異なる点は、ライト時
にマスタ回路MSTがサイズ指定アドレスにアクセスす
る際に、64ビットアクセス時のスレーブ側アドレスA
DR64を送信する点である。このため、64ビットア
クセス用アドレスバッファ64ABUFの制御をアクセ
スサイズ制御部ASDCが行う。その結果、実施形態1
による場合に比べて、ライト時のCPUからのアクセス
回数を1回減らせるという利点がある。
【0068】(アクセスサイズ変更手順の実施の形態
4)4番目の実施の形態でのマスタ要求送信回路REQ
Sの構成を図10に、手順を示すフローチャートを図1
1(A)に、プログラムの一例を図11(B)および図
11(C)に示す。
【0069】図10のように、本マスタ要求送信回路R
EQSも、アクセスサイズ指定部ASDと、64ビット
アクセス用データバッファ64DBUFと64ビットア
クセス用アドレスバッファ64ABUFを含むバッファ
部BUFを有する。
【0070】図4と図10とを対比して明らかなよう
に、本実施形態4のマスタ要求送信回路REQSも、ア
クセスサイズ指定部ASDと、64ビットアクセス用デ
ータバッファ64DBUFと64ビットアクセス用アド
レスバッファ64ABUFを含むバッファ部BUFを有
する。一方、アクセスサイズ指定部ASDのアクセスサ
イズ制御部ASDCが与えるトリガ信号BCTSによっ
てバッファ部BUFのバッフア制御部BUFCに64ビ
ット対応の動作がトリガされる点において実施形態1の
マスタ要求送信回路REQSと異なる。
【0071】アクセスサイズ変更手順を図11(A)に
沿って示す。実施形態4では、実施形態1から3で説明
したのと異なり、情報設定ステップISETに先行して
サイズ指定ステップSSETが行われる。そして、サイ
ズ指定ステップSSETにおいて、アクセスサイズ指定
部ASDのアドレス比較部ACMPがマスタ回路MST
からのマスタ側アドレスMADRとサイズ指定アドレス
記憶部ADRMに記憶されたサイズ指定アドレスSDA
DRを比較し、これらが一致したとき、アクセスサイズ
制御部ASDCに通知する。これを受けたアクセスサイ
ズ制御部ASDCは、次の情報設定ステップISETで
入力されるデータやアドレスを含む情報を64ビットア
クセス用の情報として処理するようバッファ部BUFに
トリガ信号BCTSを送る。アクセスサイズ制御部AS
DCは、さらに、実施形態2,3と同様に、トリガ信号
BCTSを送った後、所定のタイミングでアクセスサイ
ズ指定信号ASDSを出して、データセレクタDSEL
およびアドレスセレクタASELを64ビットアクセス
用データバッファ64DBUFおよび64ビットアクセ
ス用アドレスバッファ64ABUFに切り替える。
【0072】情報設定ステップISETにおいて、マス
タ回路MSTは64ビットアクセス用データ、64ビッ
トアクセス用アドレスを含む情報をバッファ部BUFに
送信する。ただし、対象の64ビットアクセスがリード
の場合は、スレーブ側アドレスSADRのみをバッファ
部BUFに送信すればよい。バッファ部BUFは、これ
らを64ビットアクセス用の値として記憶し、すべての
情報がそろった段階でアクセスサイズ指定信号ASDS
を受けて、バス回路BUSに出力する。
【0073】図11(B)は、アクセスサイズ64ビッ
トのライトの例である。
【0074】まず、L1およびL2を図5(B)に示す
L8およびL9と比較して明らかなように、この実施形
態4では、まず、サイズ指定アドレスSDADRを、レ
ジスタR12に記憶させ、次いで、レジスタR12に記
憶に記憶されたサイズ指定アドレスSDADRをマスタ
側アドレスMADRに出力することを規定する。ここで
も、L2のR11はダミーデータであり、プログラムの
形式を守るために書かれたに過ぎない。L2の処理によ
り、アクセスサイズ指定部ASDのアドレス比較部AC
MPは、マスタ側アドレスMADRとサイズ指定アドレ
ス記憶部ADRMに記憶されているサイズ指定アドレス
SDADRの一致を検出して、アクセスサイズ制御部A
SDCからトリガ信号BCTSがバッファ制御部BUF
Cに送出され、所定時間後に送出されるアクセスサイズ
指定信号ASDSに応じてデータセレクタDSELおよ
びアドレスセレクタASELが64DBFおよび64A
BUFに切り替えられる。
【0075】次いで、L3はレジスタR10に、下位3
2ビットデータバッファ64DBUF_Lのアドレスを
ベースアドレスBASEADRとして記憶させることを
規定する。L4では、64ビットアクセス時のスレーブ
側データSDATの下位32ビットを、レジスタR11
に記憶させることを規定する。L5では、L2でレジス
タR11に記憶させたデータを、レジスタR10に記憶
されたアドレスの下位32ビットデータバッファ64D
BUF_Lに記憶させることを規定する。このL5の処
理を図10で見ると、マスタ側アドレスMADRからレ
ジスタR10に記憶されたベースアドレスBASEAD
Rが与えられ、マスタ側データMDATからレジスタR
11に記憶されたスレーブ側データSDATの下位32
ビットのデータが与えられることになる。このとき、バ
ッフア制御部BUFCは内蔵アドレステーブルのデータ
とベースアドレスBASEADRとを比較して、スレー
ブ側データSDATの下位32ビットのデータをデータ
バッファ64DBUF_Lに書き込む指示を出すことに
なる。
【0076】次いで、L6では、64ビットアクセス時
のスレーブ側データSDATの上位32ビットをレジス
タR11に記憶させることを規定する。L7では、L6
でレジスタR11に記憶させたデータを、(BASEA
DR+4)のアドレスの上位32ビットデータバッファ
64DBUF_Hに記憶させることを規定する。このL
7の処理は、L5の処理と同様に、バッフア制御部BU
FCは内蔵アドレステーブルのデータと(BASEAD
R+4)のアドレスレジスタとを比較して、レジスタR
11に記憶されたスレーブ側データSDATの上位32
ビットのデータをデータバッファ64DBUF_Hに書
き込む指示を出すことになる。
【0077】次いで、L8では、64ビットアクセス時
のスレーブ側アドレスADR64を、レジスタR11に
記憶させることを規定する。L9では、L8でレジスタ
R11に記憶させたアドレスを、(BASEADR+1
6)のアドレスの64ビットアクセス用アドレスバッフ
ァ64ABUFに記憶させることを規定する。このL9
の処理は、L5、L7の処理と同様に、バッフア制御部
BUFCは内蔵アドレステーブルのデータと(BASE
ADR+16)のアドレスレジスタとを比較して、レジ
スタR11に記憶された64ビットアクセス時のスレー
ブ側アドレスSADRデータを、64ビットアクセス用
アドレスバッファ64ABUFに書き込む指示を出すこ
とになる。
【0078】なお、このときのオペコードがライトであ
ることは、その他の情報バッファOTHBUFから与え
られることになる。
【0079】すなわち、実施形態4は、実施形態1のト
リガステップTRGRをサイズ指定ステップSSETと
して先に実行させ、その後で、情報設定ステップISE
Tを実行させるものとした。
【0080】図11(C)は、アクセスサイズ64ビッ
トのリードの例である。
【0081】まず、L1およびL2を図5(C)に示す
L4およびL5と比較して明らかなように、この実施形
態4では、まず、サイズ指定アドレスSDADRを、レ
ジスタR12に記憶させ、次いで、レジスタR12に記
憶に記憶されたサイズ指定アドレスSDADRをマスタ
側アドレスMADRに出力し、このアドレスにあるデー
タにリードアクセスし、リードしたデータをレジスタR
13にライトすることを規定する。この実施形態4で
は、L2の処理において、アクセスサイズ指定部ASD
のアドレス比較部ACMPは、マスタ側アドレスMAD
Rとサイズ指定アドレス記憶部ADRMに記憶されてい
るサイズ指定アドレスSDADRの一致を検出して、ア
クセスサイズ制御部ASDCからトリガ信号BCTSが
バッファ制御部BUFCに送出され、所定時間後に送出
されるアクセスサイズ指定信号ASDSに応じてアドレ
スセレクタASELが64ABUFに切り替えられる。
【0082】なお、このときのオペコードがリードであ
ることは、その他の情報バッファOTHBUFから与え
られることになる。
【0083】次いで、L3はレジスタR10に、下位3
2ビットデータバッファ64DBUF_Lのアドレスを
ベースアドレスBASEADRとして記憶させることを
規定する。L4では、64ビットアクセス時のスレーブ
側アドレスADR64を、レジスタR11に記憶させる
ことを規定する。L5では、L4でレジスタR11に記
憶させたアドレスを、(BASEADR+16)のアド
レスの64ビットアクセス用アドレスバッファ64AB
UFに記憶させることを規定する。このL5の処理は、
図11(B)で説明したL3の処理と同様に、バッフア
制御部BUFCは内蔵アドレステーブルのデータと(B
ASEADR+16)のアドレスレジスタとを比較し
て、レジスタR11に記憶されたスレーブ側アドレスS
ADRをアドレスバッファ64ABUFに書き込む指示
を出すことになる。
【0084】これらL3からL5の処理が完了するタイ
ミングで、アクセスサイズ制御部ASDCからアクセス
サイズ指定信号ASDSが送出されるから、サイズ指定
アドレスSDADRにあるデータにリードアクセスし、
リードしたデータをレジスタR13にライトすることが
でき、リードされたデータがマスタ要求返信回路RES
Aを介してマスタ側に返信される。
【0085】すなわち、実施形態4は、リードの場合
も、実施形態1のトリガステップTRGRをサイズ指定
ステップSSETとして先に実行させ、その後で、情報
設定ステップISETを実行させるものとした。
【0086】(複数のアクセスサイズの指定)上述の実
施形態は、マスタ回路MSTがサポートしないアクセス
サイズを64ビットのみとして説明したが、64ビット
以外にも、128ビットあるいは256ビット等の場合
にも本発明は適用できる。次に、複数のサイズを指定す
る2つの実施の形態を実施形態5、6として以下に示
す。
【0087】実施形態5の構成を図12に示す。この例
は実施形態1に示す図4の構成を基礎として、128ビ
ット対応を可能とした実施例である。図4と対応して分
かるように、アドレスバッファABUFに128ABU
Fが追加され、データバッファDBUFに128DBU
Fが追加されている。通常アクセス用データバッファU
DBUFは、128ビットに対応するように変更され
る。図のスペースの関係で、64ビットデータバッファ
64DBFでは下位および上位データがそれぞれ64
L,64Hと表記され、128ベータバッファ128D
BUFでは、最下位32ビットデータが128LL、そ
の上位の32ビットデータが128LU5、最上位32
ビットデータが128HU、その下位の32ビットデー
タが128HLと表記されている。また、バッファ制御
部BUFCから各データバッファへのアクセスの表示も
簡易化されている。また、データセレクタDSELおよ
びアドレスセレクタASELは、それぞれ3つのバッフ
ァのいずれかを選択するものとされる。
【0088】アクセスサイズ指定部ASD中のサイズ指
定アドレス記憶部ADRMに複数のサイズ指定アドレス
SDADRを記憶させる。この例では、サイズ指定アド
レス1(SDADR1)およびサイズ指定アドレス2
(SDADR2)は、それぞれ異なるアドレスであり、
それぞれのサイズ指定アドレスSDADRに対して任意
のアクセスサイズを指定できる。例えば、サイズ指定ア
ドレス1(SDADR1)には64ビットのアクセスサ
イズを割り当て、サイズ指定アドレス2(SDADR
2)には128ビットのアクセスサイズを割り当てる。
勿論、アクセスサイズをもっと多いものとしても良い
が、サイズに対応したバッファBUFの構成とすること
が必要である。なお、サイズ指定アドレス記憶部ADR
Mに記憶させる複数のサイズ指定アドレスSDADR
は、異なったアドレスに同じサイズのものを指定するも
のとしても良い。指定アドレスアドレス比較部ACMP
は、CPUから入力されたアドレスと、サイズ指定アド
レスSDADR記憶部ADRMに記憶されたすべてのア
ドレスを比較する。いずれかが一致した場合、一致した
サイズ指定アドレスSDADRに対応するアクセスサイ
ズのアクセスを行うことを、アクセスサイズ制御部AS
DCに通知し、アクセスサイズ制御部ASDCがバッフ
ァ部BUFの制御を行う。図12では、アドレスの比較
でいずれのアドレスが一致したかにより、データセレク
タDSELおよびアドレスセレクタASELを選択する
ものとしたが、実施形態2から4の場合には、それらの
形態に合った制御とされる。
【0089】実施形態6の構成を図13に示す。この例
も実施形態2に示す図6の構成と類似の構成として、1
28ビット対応を可能とした実施例である。この実施形
態では、実施形態5と同様に128ビット対応にバッフ
ァ部BUFが整備されるとともに、アクセスサイズ制御
部ASDCにアクセスサイズ記憶部ASIZMが備えら
れる。アクセスサイズ記憶部ASIZMにはマスタ側デ
ータMDATからアクセスサイズを指定するデータが加
えられる。この実施の形態は、アクセスサイズをアクセ
スサイズ記憶部ASIZMに通知するタイミングにより
3つに分類できる。
【0090】1番目は、マスタ回路MSTがサイズ指定
アドレスSDADRにアクセスを行う際、データ等の信
号によりアクセスサイズ記憶部ASIZMにアクセスサ
イズを指定する方法である。2番目は、まずサイズ指定
アドレスSDADRにアクセスし、その後、データ等の
信号により、アクセスサイズをアクセスサイズ記憶部A
SIZMに通知する方法である。そして、3番目は、サ
イズ指定アドレスSDADRにアクセスする前に、予め
アクセスサイズをアクセスサイズ記憶部ASIZMに記
憶させておく方法である。この方法では、同じアクセス
サイズへの変更を指定する場合、一度アクセスサイズを
指定しておけば、二度目以降は指定する必要がない。
【0091】いずれの形でアクセスサイズをアクセスサ
イズ記憶部ASIZMに通知するにせよ、アクセスサイ
ズ記憶部ASIZMに通知されたアクセスサイズのデー
タのライトまたはリードのアドレスになると、アドレス
比較部ACMPから信号が与えられるから、これを受け
て、実施形態2から4で説明した手法でバッファの選択
およびスイッチの選択を行って指定のサイズのアクセス
が行われる。
【0092】(マスタ回路からアクセスサイズ指定アド
レスの設定)図14に、実施形態1を示す図4を基礎と
したマスタ回路からのアクセスサイズの指定の具体例を
示す。この例では、サイズ指定アドレス記憶部ADRM
はレジスタを実装しており、このレジスタにはマスタ回
路MSTから与えられるデータに対応したサイズ指定ア
ドレスSDADRが書き込まれる。この場合にも、図1
3の実施形態6で説明したように、マスタ回路MSTか
ら与えられるデータに対応したサイズ指定アドレスSD
ADRの書き込みのタイミングはいろいろ選択できる。
それぞれに対応して適切なプログラムとすれば良い。
【0093】(リード・モディファイ・ライトへの適
用)図15に、実施形態1を示す図4を基礎としてリー
ド・モディファイ・ライトへの対応を可能としたマスタ
要求送信回路REQSの具体例を示す。この例では、マ
スタ回路MSTから与えられるデータMDATに代え
て、スレーブ回路からのリード値SRDATを64ビッ
トアクセス用データバッファ64DBUFに記憶できる
ようにするため、切替え回路RSLおよびRSHが設け
られる。これらの切替え回路は、アドレス比較部ACM
Pがリード・モディファイ・ライトを指定したアドレス
を検出することでアクセスサイズ制御部ASDCに与え
る一致信号に対応して対応して発信されるリード・モデ
ィファイ・ライト信号RMWSによって32ビットのデ
ータMDATから64ビットのリード値SRDATに切
り替えられる。
【0094】(その他)本発明は上述した実施形態に限
らず、種々の形態で実施可能である。以下いくつかの例
を示す。
【0095】上記実施の形態では32ビットサイズのア
クセスをアクセスサイズ指定部ASDにより、アクセス
サイズを2倍の64ビットまたは4倍の128ビットに
変更している。しかし、データバッファの数を調整する
ことでそれ以上の任意の倍数に設定可能である。例え
ば、Aビットのサイズのアクセスをn倍のアクセスサイ
ズに変更するアクセスサイズ指定部ASDでもよい。
【0096】マスタ回路MST側のバスBUSAとバス
回路BUS側のバスBUSBのデータ幅は、同じでもよ
い。
【0097】上述の説明では、マスタ回路MSTがサポ
ートしないデータのアクセスのみを説明したが、本発明
のデータ処理装置においては、当然、マスタ回路MST
がサポートするデータについては、従前のデータ処理装
置と同様に処理が行われるものであり、マスタ回路MS
Tがサポートしないデータのアクセスのみを可能にした
からと言って、従前のこの機能にいささかの支障が出る
ものではない。
【0098】
【発明の効果】マスタ回路と、そのマスタ回路がサポー
トしないサイズのアクセスしか受付けない部分を持つス
レーブ回路を、それらの内部にハード上の変更を加えず
に、一つのデータ処理装置内に組み込むことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の必要性を説明するためのデー
タ処理装置の構成概念を示す図、(B)はマスタ回路か
ら送出された信号へのスレーブ回路の対応を示す模式
図。
【図2】本発明の1つの実施形態にかかわるデータ処理
装置を具体的に示すブロック図。
【図3】データ処理装置におけるアクセスサイズ指定部
を含むマスタ要求送信回路の一実施の形態をマスタ回路
およびスレーブ回路との関係を含めて示すブロック図。
【図4】実施形態1のアクセスサイズ指定手順を実現す
るためのマスタ要求送信回路REQSの構成の具体例を
示すブロック図。
【図5】(A)は実施形態1の手順を示すフローチャー
ト、(B)、(C)はそのプログラムの一例をそれぞれ
示す図。
【図6】実施形態2のアクセスサイズ指定手順を実現す
るためのマスタ要求送信回路REQSの構成の具体例を
示すブロック図。
【図7】(A)は実施形態2の手順を示すフローチャー
ト、(B)、(C)はそのプログラムの一例をそれぞれ
示す図。
【図8】実施形態3のアクセスサイズ指定手順を実現す
るためのマスタ要求送信回路REQSの構成の具体例を
示すブロック図。
【図9】(A)は実施形態3の手順を示すフローチャー
ト、(B)、(C)はそのプログラムの一例をそれぞれ
示す図。
【図10】実施形態4のアクセスサイズ指定手順を実現
するためのマスタ要求送信回路REQSの構成の具体例
を示すブロック図。
【図11】(A)は実施形態3の手順を示すフローチャ
ート、(B)、(C)はそのプログラムの一例をそれぞ
れ示す図。
【図12】実施形態5のアクセスサイズ指定手順を実現
するためのマスタ要求送信回路REQSの構成の具体例
を示すブロック図。
【図13】実施形態6のアクセスサイズ指定手順を実現
するためのマスタ要求送信回路REQSの構成の具体例
を示すブロック図。
【図14】実施形態1を示す図4を基礎としたマスタ回
路からのアクセスサイズの指定手順を実現するためのマ
スタ要求送信回路REQSの構成の具体例を示すブロッ
ク図。
【図15】実施形態1を示す図4を基礎としてリード・
モディファイ・ライトへの対応を可能としたマスタ要求
送信回路REQSの具体例を示すブロック図。
【符号の説明】
ASD:アクセスサイズ指定部、BUF:バッファ部、
ASDS:アクセスサイズ指定信号、MADR:マスタ
側アドレス、MDAT:マスタ側データ、MOTH:マ
スタ側その他の情報、SADR:スレーブ側アドレス、
SDAT:スレーブ側データ、SOTH:スレーブ側そ
の他の情報、MST:マスタ回路、SLB1〜SLB
3:スレーブ回路、BUS:バス回路、EMI:外部メ
モリ制御回路、FEMI:フラッシュメモリ/ROM制
御回路、DBG:デバグ回路、PCI:PCIバス制御
回路、PRI:その他周辺回路、DMA:DMA回路、
BRG:バスブリッジ回路、REQS:マスタ要求送信
回路、RESA:マスタ要求返信回路、MPUC:マイ
クロプロセッサチップ、SDRAM:SDRAM、RO
M:ROM、MPEG:MPEG処理回路、ACMP:
アドレス比較部、ADRM:サイズ指定アドレス記憶
部、ASDC:アクセスサイズ制御部、SDADR:サ
イズ指定アドレス、ACMPS:アドレス比較結果、B
UFC:バッフア制御部、DBUF:データバッファ、
64DBUF:64ビットアクセス用データバッファ、
64DBUF_L:下位32ビットデータバッファ、6
4DBUF_H:上位32ビットデータバッファ、UD
BUF:通常アクセス用データバッファ、ABUF:ア
ドレスバッファ、64ABUF:64ビットアクセス用
アドレスバッファ、UABUF:通常アクセス用アドレ
スバッファ、DSEL:データセレクタ、ASEL:ア
ドレスセレクタ、ASIZM:アクセスサイズ記憶部、
ISET:情報設定ステップ、TRGR:トリガステッ
プ、SSET:サイズ指定ステップ、SRDAT:スレ
ーブからのリード値、HDWS:データ書き込み信号、
ADWS:アドレス書き込み信号、BCTS:アクセス
サイズ制御部ASDCが与えるトリガ信号、RMWS:
リード・モディファイ・ライト信号、RSLおよびRS
H:切替え回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B060 MB08 MM04 5B061 FF02 5B077 AA44 DD00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクセス要求を出すマスタ回路と、 該マスタ回路からのアクセス要求を受けて、要求に対応
    した処理が行なわれるスレーブ回路と、 前記マスタ回路と前記スレーブ回路とを結ぶブリッジ回
    路を有するデータ処理装置であって、 該ブリッジ回路は、前記マスタ回路がサポートしないア
    クセスサイズのデータを前記マスタ回路がサポートしな
    いアクセスサイズのスレーブ回路にアクセスできるアク
    セスサイズのデータとして記憶するためのバッファ部
    と、前記マスタ回路がサポートしないアクセスサイズの
    スレーブ回路への前記マスタ回路のアクセスを検出する
    手段とを有するマスタ要求送信回路を備え、 該マスタ要求送信回路は、前記マスタ回路がサポートし
    ないアクセスサイズのスレーブ回路への前記マスタ回路
    のアクセスを検出したとき、前記マスタ回路がサポート
    しないアクセスサイズのデータを記憶するためのバッフ
    ァ部が記憶しているデータを選択して出力することを特
    徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記マスタ要求送信回路は、前記マスタ回
    路がサポートしないアクセスサイズのスレーブ回路にア
    クセスするための特定のアドレスを記憶する手段を備
    え、前記マスタ回路が前記特定のアドレスにアクセスし
    たとき、前記マスタ回路がサポートしないアクセスサイ
    ズのデータを記憶するためのバッファ部が記憶している
    データを選択して出力する請求項1に記載のデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】前記特定のアドレスを記憶する手段がレジ
    スタであって、前記マスタ回路から書き換え可能とされ
    た請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】アクセス要求を出すマスタ回路と、 該マスタ回路からのアクセス要求を受けて、要求に対応
    した処理が行なわれるスレーブ回路と、 前記マスタ回路と前記スレーブ回路とを結ぶブリッジ回
    路を有するデータ処理装置であって、 該ブリッジ回路は、マスタ回路がサポートしないサイズ
    のアクセス制御するためのアクセスサイズ指定部と、前
    記マスタ回路がサポートしないアクセスサイズのデータ
    を前記マスタ回路がサポートしないアクセスサイズのス
    レーブ回路にアクセスできるアクセスサイズのデータと
    して記憶するためのバッファ部とを有するマスタ要求送
    信回路を備え、 前記アクセスサイズ指定部は、アクセスサイズ変更を指
    定するためのサイズ指定アドレスを記憶するサイズ指定
    アドレス記憶部と、該サイズ指定アドレス記憶部に記憶
    されているアドレスと前記マスタ回路から与えられるア
    ドレスとを比較するアドレス比較部と、該アドレス比較
    部が一致を検出したとき前記バッファ部に制御信号を発
    生するアクセスサイズ制御部を備え、 前記バッファ部は、前記制御信号を受けたとき、前記マ
    スタ回路がサポートしないアクセスサイズのデータを記
    憶するためのバッファが記憶しているデータを選択して
    出力することを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】アクセス要求を出すマスタ回路と、 該マスタ回路からのアクセス要求を受けて、要求に対応
    した処理が行なわれるスレーブ回路と、 前記マスタ回路と前記スレーブ回路とを結ぶブリッジ回
    路と、 を有するデータ処理装置のデータ処理方法であって、 前記ブリッジ回路には、前記マスタ回路がサポートしな
    いアクセスサイズのデータを前記マスタ回路がサポート
    しないアクセスサイズのスレーブ回路にアクセスできる
    アクセスサイズのデータをバッファ部に記憶させ、前記
    マスタ回路がサポートしないアクセスサイズのスレーブ
    回路への前記マスタ回路のアクセスを検出したとき、前
    記マスタ回路がサポートしないアクセスサイズのデータ
    を記憶するためのバッファ部が記憶しているデータを選
    択して出力することを特徴とするデータ処理方法。
  6. 【請求項6】前記ブリッジ回路は、マスタ回路がサポー
    トしないサイズのアクセス制御するためのアクセスサイ
    ズ指定機能と、前記マスタ回路がサポートしないアクセ
    スサイズのデータを前記マスタ回路がサポートしないア
    クセスサイズのスレーブ回路にアクセスできるアクセス
    サイズのデータとして記憶するためのバッファ機能とを
    備え、 前記アクセスサイズ指定機能は、アクセスサイズ変更を
    指定するためのサイズ指定アドレスを記憶するサイズ指
    定アドレス記憶機能と、該サイズ指定アドレス記憶機能
    が与えるアドレスと前記マスタ回路から与えられるアド
    レスとを比較するアドレス比較機能とを備え、該アドレ
    ス比較機能が2つのアドレスの一致を検出したとき前記
    バッファ部に制御信号を発生するアクセスサイズ制御機
    能を備え、 前記バッファ機能は、前記制御信号を受けたとき、記憶
    している前記マスタ回路がサポートしないアクセスサイ
    ズのデータを選択して出力する請求項5記載のデータ処
    理方法。
  7. 【請求項7】前記アクセスサイズ指定機能が指定したサ
    イズのアクセスを行う手順として、 サイズ変更後のアクセス時に前記データ処理装置が出力
    するデータ値と、同じくサイズ変更後のアクセス時に前
    記データ処理装置が出力するアドレスの値を設定した
    後、 サイズ指定アドレスへのアクセスを行うことにより、指
    定したサイズのアクセスを発生させる請求項6記載のデ
    ータ処理方法。
  8. 【請求項8】前記アクセスサイズ指定機能が指定したサ
    イズのアクセスを行う手順として、 サイズ変更後のアクセス時に前記データ処理装置が出力
    するデータ値の一部と、同じくサイズ変更後のアクセス
    時に前記データ処理装置が出力するアドレスの値を設定
    した後、 サイズ変更後のアクセス時に前記データ処理装置が出力
    するデータの残りの部分を伴うサイズ指定アドレスへの
    アクセスを行うことにより、指定したサイズのアクセス
    を発生させる請求項6記載のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】前記アクセスサイズ指定機能が指定したサ
    イズのアクセスを行う手順として、 サイズ変更後のアクセス時に前記データ処理装置が出力
    するデータ値を設定した後、 サイズ変更後のアクセス時に前記データ処理装置が出力
    するアドレス値を伴うサイズ指定アドレスへのアクセス
    を行うことにより、指定したサイズのアクセスを発生さ
    せる請求項6記載のデータ処理方法。
  10. 【請求項10】前記アクセスサイズ指定機能が指定した
    サイズのアクセスを行う手順として、 サイズ指定アドレスへのアクセスを行い、アクセスサイ
    ズを指定した後、 サイズ変更後のアクセス時に前記データ処理装置が出力
    するデータ値と、サイズ変更後のアクセス時に前記デー
    タ処理装置が出力するアドレス値を含む情報を設定し、 指定したサイズのアクセスを発生させる請求項6記載の
    データ処理方法。
JP2002005680A 2002-01-15 2002-01-15 データ処理装置 Pending JP2003208399A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005680A JP2003208399A (ja) 2002-01-15 2002-01-15 データ処理装置
US10/329,350 US7152131B2 (en) 2002-01-15 2002-12-27 Data processor having an access size control unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005680A JP2003208399A (ja) 2002-01-15 2002-01-15 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003208399A true JP2003208399A (ja) 2003-07-25

Family

ID=19191136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005680A Pending JP2003208399A (ja) 2002-01-15 2002-01-15 データ処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7152131B2 (ja)
JP (1) JP2003208399A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172467A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Samsung Electronics Co Ltd フラッシュメモリデータ記憶装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729781B2 (en) * 2006-03-16 2010-06-01 Greatbatch Ltd. High efficiency neurostimulation lead
US8219778B2 (en) * 2008-02-27 2012-07-10 Microchip Technology Incorporated Virtual memory interface
WO2010116403A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 富士通株式会社 プリフェッチ要求回路
US9760297B2 (en) 2016-02-12 2017-09-12 Pure Storage, Inc. Managing input/output (‘I/O’) queues in a data storage system

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4447878A (en) * 1978-05-30 1984-05-08 Intel Corporation Apparatus and method for providing byte and word compatible information transfers
US4716527A (en) * 1984-12-10 1987-12-29 Ing. C. Olivetti Bus converter
JPS61139866A (ja) * 1984-12-11 1986-06-27 Toshiba Corp マイクロプロセツサ
JPS6226561A (ja) * 1985-07-26 1987-02-04 Toshiba Corp パ−ソナルコンピユ−タ
US4831514A (en) * 1986-02-14 1989-05-16 Dso "Izot" Method and device for connecting a 16-bit microprocessor to 8-bit modules
JP2504206B2 (ja) * 1989-07-27 1996-06-05 三菱電機株式会社 バスコントロ―ラ
KR0181471B1 (ko) * 1990-07-27 1999-05-15 윌리암 피.브레이든 컴퓨터 데이타 경로배정 시스템
JP2744154B2 (ja) * 1991-10-24 1998-04-28 株式会社東芝 バスシステム
DE69228975T2 (de) * 1991-10-28 1999-11-18 Eastman Kodak Co Steuerungsschaltung zur Datenübertragung von einem VME-Bus zu einer SCSI-Platteneinheit
US5446845A (en) * 1993-09-20 1995-08-29 International Business Machines Corporation Steering logic to directly connect devices having different data word widths
JP3454294B2 (ja) * 1994-06-20 2003-10-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション マルチプル・バス情報処理システム及びブリッジ回路
JPH0991197A (ja) * 1995-09-22 1997-04-04 Sharp Corp データ転送制御装置
JPH09231130A (ja) * 1996-02-26 1997-09-05 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ
JPH11259238A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置
JP3308912B2 (ja) * 1998-09-08 2002-07-29 エヌイーシーマイクロシステム株式会社 Fifoメモリ装置とその制御方法
US6311248B1 (en) * 1999-04-13 2001-10-30 Vlsi Technology, Inc. Method and system for optimized data transfers in a mixed 64-bit/32-bit PCI environment
US6725316B1 (en) * 2000-08-18 2004-04-20 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for combining architectures with logic option
JP2002157212A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Hitachi Ltd 情報処理システム並びに携帯用電子機器および情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172467A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Samsung Electronics Co Ltd フラッシュメモリデータ記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7152131B2 (en) 2006-12-19
US20030135684A1 (en) 2003-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101114011B1 (ko) 가상 주변 장치 상호연결 다기능 장치
US20040107265A1 (en) Shared memory data transfer apparatus
US20020144001A1 (en) Apparatus and method for enhanced channel adapter performance through implementation of a completion queue engine and address translation engine
EP1012734B1 (en) Address translation in computer bus bridge devices
JPH06509199A (ja) コンピュータ・ワークステーション拡張シャシー
US4695944A (en) Computer system comprising a data, address and control signal bus which comprises a left bus and a right bus
US7865644B2 (en) Method and apparatus for attaching multiple slave devices to a single bus controller interface while supporting command pipelining
JP2001502088A (ja) バス・インタフェース制御回路
JP2003296267A (ja) バスシステム及びバスシステムを含む情報処理システム
CN101421705B (zh) 具有高储存容量的多媒体卡
TWI540438B (zh) 記憶體控制元件
JP2003208399A (ja) データ処理装置
JPH11272603A (ja) バスブリッジ装置及びトランザクションフォワード方法
JP4193746B2 (ja) マトリックス状バス接続システム
JPH0793274A (ja) データ転送方式及びデータ転送装置
TWI354897B (en) Access control device and access control method
US20030018842A1 (en) Interrupt controller
JP2006126938A (ja) データ転送システム及びそのデータ転送方法
JPS6035698B2 (ja) デ−タ処理システム
JP4684577B2 (ja) 高速の帯域幅のシステムバスを仲裁するためのバスシステム及びその方法
JP2988879B2 (ja) バス変換装置
KR20060004829A (ko) 디렉트 메모리 엑세스 장치, 디렉트 메모리 엑세스 장치를통한 데이터를 송수신하는 시스템 및 방법
JPH1185673A (ja) 共有バスの制御方法とその装置
JP3511407B2 (ja) インタフェースボード及び命令処理装置
JPH0934726A (ja) 割り込み制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060831

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080507