JP2003199894A - パチンコ遊技機における釘間隔測定装置 - Google Patents

パチンコ遊技機における釘間隔測定装置

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JP2003199894A
JP2003199894A JP2002000720A JP2002000720A JP2003199894A JP 2003199894 A JP2003199894 A JP 2003199894A JP 2002000720 A JP2002000720 A JP 2002000720A JP 2002000720 A JP2002000720 A JP 2002000720A JP 2003199894 A JP2003199894 A JP 2003199894A
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Akihiko Uchida
明彦 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度の高い釘間隔測定装置を提供する。 【解決手段】 本パチンコ遊技機における釘間隔測定装
置200は、パチンコ遊技機上の一対の釘250を含む
平面空間Aに対して光を照射する発光素子204と、平
面空間Aを通過した光を受光する撮像素子206と、こ
の得られた平面空間の画像に基づいて一対の釘の間隔を
算出する釘間隔演算手段と、算出した一対の釘の間隔を
表示するための表示手段214とを備える。本発明によ
れば、パチンコ遊技機上の一対の釘に対し非接触でかつ
精度良くその間隔の測定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店におけ
るパチンコ遊技機の釘間隔を測定するためのパチンコ遊
技機における釘間隔測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機における釘の間隔調整、
特に、フィーバー台等におけるスタート始動口上部に配
置されるような命釘と呼ばれる一対の釘の間隔調整は、
それが直接遊技機の出玉数に直接影響するためパチンコ
店経営者にとって極めて重要なものである。従って、従
来から過去の出玉数等を参考にして、各パチンコ遊技機
ごとに専門の技術者がこれらの釘間隔を、専用のゲージ
を用いて測定し、調整するという作業を定期的に行って
いる。
【0003】一方で、従来のゲージを用いた釘間隔の測
定は、測定を行う技術者の測定の仕方によってばらつき
が生じやすいという問題があり、この問題に対処するた
めに、開閉動作する測定子を一対の釘間に接触させて該
測定子の移動量をセンサーにて検知して釘間隔の測定を
行ういくつかの測定器が既に提案されている(例えば、
特開平10−43374号、特開平8−24412号な
ど)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の測定器においては、結局、測定子の開閉時のが
たつきや、釘に対する測定子の接触状態のばらつき、測
定子の接触による釘の変形などにより測定精度の向上を
図ることは困難である。
【0005】従って本発明の目的は、可動部を備えず、
更に釘に対し非接触で測定を行うことを可能とし、これ
によって測定精度を向上させることができるパチンコ遊
技機における釘間隔測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のパチンコ遊技機における釘間隔測定装置は、パ
チンコ遊技機上の一対の釘を含む平面空間に対して光を
照射する発光素子と、前記平面空間を通過した光を受光
する撮像素子と、前記撮像素子で得られた前記平面空間
の画像に基づいて、前記一対の釘の間隔を算出する釘間
隔演算手段と、前記算出した一対の釘の間隔を表示する
ための表示手段とを備えて構成される。本発明によれ
ば、パチンコ遊技機上の一対の釘に対し非接触でかつ精
度良くその間隔の測定を行うことができるようになる。
【0007】この場合において、少なくとも前記発光素
子及び前記撮像素子を内蔵した筐体を有する手持ち式の
釘間隔測定器であって、前記筐体が、パチンコ遊技機上
の一対の釘を受け入れて、該一対の釘を含む平面空間
を、前記発光素子と前記撮像素子を結ぶ光路上に位置さ
せる開口を備える前記釘間隔測定器を含んで本発明を構
成することが好ましい。
【0008】そして、前記釘間隔測定器は、前記開口の
周囲にパチンコ遊技機への当接面を備え、該当接面をパ
チンコ遊技機へ当接させた状態で、前記光路が、前記一
対の釘の長さ方向におけるパチンコ玉の接触点を含む前
記平面空間を通過するよう構成されていることが好まし
い。
【0009】また、前記釘間隔測定器は、前記一対の釘
を含む平面空間を通る前記光路を形成する光学系を備え
ることが好ましい。
【0010】また、前記釘間隔測定器は、対象のパチン
コ遊技機の台番号を入力するための台番号入力手段を備
えることが好ましい。
【0011】この場合に、前記台番号入力手段は、使用
者が台番号を入力するための数字キーを含む入力キーを
備えることができる。
【0012】また、前記台番号入力手段は、パチンコ遊
技機上又はその近傍に表示された台番号表示又は台番号
コード表示を読み取る台番号読み取り手段を含むことが
できる。
【0013】前記台番号読み取り手段は、好ましくは、
前記発光素子及び前記撮像素子を含んで構成される。
【0014】本発明に係る釘間隔測定装置は、前記撮像
素子で得られた前記平面空間の画像に基づいて、前記一
対の釘のパチンコ遊技機面に対する傾きを算出する釘傾
斜演算手段を更に備えることができ、前記表示手段は、
この場合、前記算出した釘の傾きを表示する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。本実施形態においては、本
発明に係る釘間隔測定装置を手持ち式の釘間隔測定器と
して実現し、これをパチンコ店におけるパチンコ遊技機
の釘間隔管理システムの中で使用する場合の例に沿って
本発明を説明する。図1は、パチンコ店におけるパチン
コ遊技機の釘間隔管理システムの一実施形態に係る構成
ブロック図を示している。図において、釘間隔管理シス
テム100は、パチンコ店におけるパチンコ遊技機の釘
間隔を測定するための本発明の一実施形態に係る釘間隔
測定器102と、釘間隔測定器102で測定したデータ
を集計し管理するための中央管理コンピュータ104を
備えて構成される。
【0016】釘間隔測定器102は、一パチンコ店に対
して1又は複数台用意される手持ち式のもので、パチン
コ店スタッフがこれを使用することによって、後述する
ように、各パチンコ遊技機における任意の一対の釘の間
隔を測定可能にする。釘間隔測定器102で得られた測
定データは、任意のデータ伝送方法で、例えば、パチン
コ店オフィスに設置される中央管理コンピュータ104
へ送信され、ここで管理される。釘間隔測定器102と
中央管理コンピュータ104との間のデータ伝送方法と
しては、例えば、RS232C規格などに従う有線方
式、ブルートゥースやIEEE802.11規格に従う
無線方式、更には、メモリーカードを各機器間で差し替
えることによるメモリ方式などを採用することができ
る。
【0017】中央管理コンピュータ104は、釘間隔測
定器102から伝送された測定データを集計し、これに
基づく当該パチンコ店における各種の統計データを生成
し、表示する機能を有する。パチンコ店経営者は、中央
管理コンピュータ104が出力する各種の統計データに
基づいて、特定の又は任意のパチンコ遊技機の釘調整を
行い、これによって当該パチンコ店における総出玉数を
コントロールし、その経営効率を向上させることができ
る。
【0018】次に、本発明の一実施形態に係る釘間隔測
定器について説明する。図2は、本発明の一実施形態に
係る釘間隔測定器を示す外観斜視図であり、図ではその
要部が透過して示されている。図において釘間隔測定器
200は、使用者が把持できる形状の筐体202を有し
ており、その略水平に伸びる測定部位の先端には、開口
202aが形成されている。後述するように、この先端
における端面202bをパチンコ遊技機の盤面に略垂直
に当接させて、この開口202aから測定部位内に被測
定対象たる一対の釘250を位置させることによって、
当該釘の間隔の測定が可能となる。
【0019】釘間隔測定器200は、釘間隔の測定手段
として、対象の一対の釘250を含む平面領域Aの画像
を取得するために、発光素子204、撮像素子206及
び発光素子204からの光を撮像素子206へ導く光学
系を備えている。発光素子204は、筐体202の内部
から開口202aに向けて光を照射するよう配置され、
また、撮像素子206は、光学系を介して得られる発光
素子204からの光に基づいて、一対の釘を含む平面領
域Aにおける画像を取得するようその撮像面を開口20
2aに向けて配置されている。
【0020】光学系は、発光素子204の前方に配置さ
れ発光素子204からの光を平行光に変える投光レンズ
208、釘を含む平面領域Aの上部に配置され前記投光
レンズ208からの並行光を平面領域Aに向かわせる第
1の反射ミラー210、及び平面領域Aを通過した光を
撮像素子206に入光させる第2の反射ミラー212を
含む。以上の光学系を介して撮像素子206には、平面
領域Aの画像が結像されることとなる。
【0021】本発明の実施に際し、発光素子204とし
て、例えば、可視光範囲の半導体レーザやLEDなどを
採用することができ、また、撮像素子206として、C
CDイメージセンサーやCMOSイメージセンサーなど
を採用することができる。
【0022】釘間隔測定器200は、また、その筐体2
02の背面側に、表示部214、入力キー216及び測
定開始ボタン218を備えている。表示部214には、
図で示されているような、本測定器で測定した釘間隔及
び対象となっているパチンコ遊技機の台番号の表示の
他、各種の制御情報、例えば、機能の選択メニュー、メ
モリ内に記憶したデータ、測定器の状態などの表示をす
ることができる。入力キー216は、本測定器の使用者
が、被測定対象となっているパチンコ遊技機の台番号を
入力できるようにし、また、測定したデータを中央管理
コンピュータ側へ送信することを含む本測定器の制御を
するために用いることができる。測定開始ボタン218
は、本測定器による釘間隔の測定を開始させる始動ボタ
ンである。
【0023】一つの実施形態として、使用者は、測定し
ようとしているパチンコ遊技機の台番号を入力キー21
6を用いて入力し、その後、一対の釘250を開口20
2a内に納める形でその端面202bをパチンコ遊技機
面に当接させた状態で、前記測定開始ボタン218を押
下する。これによって、本測定器による測定が開始さ
れ、その結果は表示部214上に表示される。使用者は
これを確認の後、再度入力キー216を用いて本測定器
を制御し、中央管理コンピュータへそのデータを送信す
ることができる。釘間隔測定器200におけるデータ処
理に係る制御については後述する。
【0024】なお、この実施形態においては、パチンコ
遊技機の台番号を入力キー216で使用者が入力するよ
うにしているが、前記釘間隔の測定手段としての光学系
を利用して、遊技機又はその近傍に表示された台番号表
示又はバーコードなどの台番号コード表示を読み取るよ
うにすることも可能である。すなわち、反射ミラー21
0及び212を半反射型のものとして、発光素子204
からの光を、台番号等が表示された盤面に供給し、その
反射光を撮像素子206へ導くようにしてその画像を取
得し、データ処理することによって、台番号を認識する
ようにできる。
【0025】図3は、釘間隔測定器200における測定
手段としての光学系を表した測定部位における概略側断
面図を示している。使用に際し釘間隔測定器200は、
パチンコ遊技機の盤面252にその端面202bを突き
当てて、一対の釘250を開口202aから反射ミラー
210及び212間に位置させる。図に示すように、発
光素子204からの光は、投光レンズ208で平行光と
されて反射レンズ210に向かい、ここで下方に反射さ
れて、同図(B)に示すような一対の釘の像を含む平面
領域Aを通過し、下方の反射ミラー212で屈折され
て、撮像素子206へ入光する。同図(B)に示すよう
に、撮像素子206で取得される平面領域Aは、一対の
釘250に対してパチンコ玉Bが接触する位置、すなわ
ちパチンコ玉Bの半径dの位置を含むことが好ましい。
この目的のために、前記2つの反射ミラー210、21
2の中心位置は、同図(A)で示すように、筐体の端面
202bから距離dの位置に来るように設置されてい
る。
【0026】次に、本発明に係る釘間隔測定器の制御系
について説明する。図4は、釘間隔測定器の一実施形態
に係る制御ブロック図を示している。図に示すように、
釘間隔測定器の制御400は、マイクロプロセッサ等で
実現される制御・演算部402を中心に構成され、前述
の発光素子204、撮像素子206、入力キー216及
び測定開始ボタン218のための入出力インタフェース
404、各種データやプログラムを記憶するためのメモ
リ406、前述の表示部214の表示を制御するための
表示制御部408、及び中央管理コンピュータとの通信
のための通信制御部410を含んで構成される。
【0027】制御・演算部402は、入出力インタフェ
ース404を介して接続された各入出力機器を制御し、
これらから入力される信号に対するデータ処理を行う。
釘間隔の測定に関し、制御・演算部402は、ここで実
行されるプログラムにより、撮像素子206から入力さ
れた信号に基づいて、一対の釘を含む平面領域Aの画像
を構成し、該画像から一対の釘の位置を特定し、最終的
にその間隔を算出する釘間隔演算機能を有している。当
業者であれば、このような釘間隔の算出を、周知の画像
処理技術を用いて実現できることは明らかであろう。ま
た、必要であれば、前記平面領域Aの画像から、該釘の
平面方向における傾き及び該平面に垂直な方向における
傾きを算出するように、制御・演算部402を機能させ
ることができる。なお、平面に垂直な方向における傾き
の算出は、長さ方向における釘の太さの変化を測定する
ことによって明らかにすることができる。前記制御・演
算部402で測定された一対の釘の間隔のデータは、表
示制御部408を介して表示部214で表示されると共
に、入力された台番号及び測定日時の情報と関連付けた
状態でメモリ406に記憶される。
【0028】通信制御部410は、釘間隔測定器に内蔵
した通信モジュール(図2では図示していない)を制御
して、中央管理コンピュータとの間の無線データ通信を
行うためのものである。メモリ406に記憶されている
測定データは、その台番号及び測定日時の情報と共に、
通信制御部410の動作により、通信モジュールを通し
て中央管理コンピュータへ無線送信することができる。
釘間隔測定器の使用者は、各釘間隔を測定する毎にデー
タを送信しても、また、メモリ406内の複数のデータ
を一括して送信してもよい。
【0029】次に、前記釘間隔測定器で測定した釘間隔
のデータを管理する中央管理コンピュータの構成につい
て説明する。図5は、中央管理コンピュータの一実施形
態に係る制御ブロック図を示している。中央管理コンピ
ュータ500は、マイクロプロセッサ等で実現される制
御・演算部502を中心としたデータ処理装置であり、
汎用のコンピュータ装置に、無線通信モジュール、ディ
スプレイ、キーボード、プリンター、温度/湿度計及び
それらの制御プログラムを実装することにより構成する
ことができる。すなわち、中央管理コンピュータ500
は、制御・演算部502、通信モジュール制御用の通信
制御部504、ディスプレイ制御用の表示制御部50
6、メモリ508、並びに、温度/湿度計、キーボード
及びプリンターなどの入出力機器のための入出力インタ
フェース510を含んで構成されている。中央管理コン
ピュータ500は、また、ハードディスク装置などの補
助記憶装置を備えており、ここに、後述する釘間隔デー
タベース512及び出玉統計データベース514を構築
する。好適な実施形態において中央管理コンピュータ5
00は、パチンコ玉の供給管理を行う機能を共に備えて
いるか、又はその機能を備えたホールコンピュータに接
続されている。
【0030】制御・演算部502は、メモリから読み出
されるプログラムと協働して、通信モジュールを介して
釘間隔測定器200から送信される測定データを取得
し、このデータに基づいて各種の制御及び演算を実行す
る複数の機能を実装する。本発明に係る釘間隔の管理に
関し、制御・演算部502は、釘間隔データベース51
2を構築する機能(以下、釘間隔データベース構築機能
という)、釘間隔データベース512のデータに基づい
て各種の統計データを生成する機能(以下、統計データ
生成機能という)、出玉統計データベース514を構築
する機能(以下、出玉統計データベース構築機能とい
う)、及び統計データに基づいて釘間隔の調整の要否を
判断する機能(以下、調整要否判断機能)を備えてい
る。
【0031】釘間隔データベース512は、釘間隔測定
器200から送信されるデータをデータベース化したも
ので、図6(A)に示すように、そのフィールドとし
て、識別子としてのID、測定対象とされたパチンコ遊
技機の台番号、釘間隔の測定値及び測定日時を備える。
制御・演算部502における釘間隔データベース構築機
能は、釘間隔測定器200からのデータを受け取ると、
これを前記フィールドに従って釘間隔データベース51
2に追加登録していき、当該データベースを構築する。
【0032】制御・演算部502における統計データ生
成機能は、前記釘間隔データベース512に蓄積された
測定データを集計して、その平均値、標準偏差、又は所
定の基準値(例えば、前記平均値)に対する各測定値の
差を算出したり、所定の条件に適合するレコードの抽出
(例えば、所定の日時に測定したデータレコードのみを
抽出)、並び替え(例えば、測定値の大なるものから小
なるものへの並び替え)等をし、また、これらの結果の
表形式及びグラフ形式での表示を可能にする。
【0033】出玉統計データベース514は、前記統計
データ生成機能により生成された特定の日付における統
計データと、当該店舗における対象日の総出玉数の関係
をデータベース化したもので、図6(B)に示すよう
に、そのフィールドとして、識別子としてのID、対象
日、対象日における店舗の総出玉数、統計データ生成機
能により得られた対象日における平均釘間隔及び標準偏
差、並びに前記温度/湿度計により得られた対象日の平
均温度/湿度を備える。制御・演算部502における出
玉統計データベース構築機能は、定期的な間隔(例え
ば、毎日、釘調整日毎など)で、ホールコンピュータか
らの対象日の総出玉数を取得し、また、前記統計データ
生成機能を動作させて対象日の平均釘間隔及び標準偏差
を取得し、更に、温度/湿度計からの対象日の平均温度
/湿度を取得し、これらのデータから出玉統計データベ
ース514を順次構築していく。
【0034】制御・演算部502における調整要否判断
機能は、前記取得した統計データに基づいて釘間隔の調
整の要否を判断するもので、これにより、例えば、所定
の許容値を設定し、これを超える釘間隔を有するレコー
ドを抽出し、これらの台番号及びその必要調整量をディ
スプレイ上に表示して、使用者に表示された台の釘調整
の必要を促すことができる。この許容値は、例えば、使
用者が前記出玉統計データベース514から得られた所
望の総出玉数に対応する平均釘間隔の値を基準とした一
定の許容ばらつき範囲の値(例えば、平均釘間隔±0.
05mm)とすることができる。
【0035】中央管理コンピュータ500の使用者は、
キーボード等の入力デバイスを操作し、前記制御・演算
部502で提供される各機能を利用して、釘間隔データ
ベース512及び出玉統計データベース514にアクセ
スすることができる。本発明に係る釘管理システムの一
利用形態としては、当該店舗における所望の総出玉数に
対する、出玉統計データベース514に基づく過去の対
応平均釘間隔、標準偏差、平均温度/湿度を参照し、こ
れらに基づいて基準とすべき許容値を決定し、この許容
値から外れるパチンコ遊技機を抽出して、これらに対し
釘調整を行うという方法がある。また、所望の総出玉数
に対する平均釘間隔及び標準偏差を基準とし、統計デー
タ生成機能により得られる現在の釘の状態に対する平均
釘間隔及び標準偏差が、前記基準値に近づくように、任
意の遊技機の釘調整を繰り返し行うという方法がある。
これらの方法により、使用者は、当該店舗の総出玉数を
一定の範囲に収めつつ、高い自由度でパチンコ遊技機の
釘調整が行えるようになる。
【0036】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば、本発明に係る釘間隔測定器は、前記中央管理コンピ
ュータの一部として用いられるだけでなく、これとは独
立したものとして構成することもできる。また、本実施
形態においては、釘間隔測定器に釘間隔を算出する機能
を備えたものを示しているが、釘間隔の測定は中央管理
コンピュータ側で実現し、これらによって本発明に係る
釘間隔測定装置を構成しても良い。この場合は、取得し
た画像データを中央管理コンピュータ側に送信し、こち
ら側でこれを解析して釘間隔の値を得るようにする。
【0037】
【発明の効果】以上の如く本発明の釘間隔測定装置は、
可動部を備えず、更に釘に対し非接触で測定を行うこと
が可能であり、これによって測定精度を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ店におけるパチンコ遊技機の釘間隔管
理システムの一実施形態に係る構成ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る釘間隔測定器を示す
外観斜視図である。
【図3】釘間隔測定器における測定手段としての光学系
を表した測定部位における概略側断面図である。
【図4】釘間隔測定器の一実施形態に係る制御ブロック
図である。
【図5】中央管理コンピュータの一実施形態に係る制御
ブロック図である。
【図6】釘間隔データベース及び出玉統計データベース
の一フィールド構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 釘間隔管理システム 102 釘間隔測定器 104 中央管理コンピュータ 200 釘間隔測定器 202 筐体 202a 開口 202b 端面 204 発光素子 206 撮像素子 208 投光レンズ 210 反射レンズ 210,212 反射ミラー 214 表示部 216 入力キー 218 測定開始ボタン 250 釘 252 盤面 400 制御 402 演算部 402 制御・演算部 404 入出力インタフェース 406 メモリ 408 表示制御部 410 通信制御部 500 中央管理コンピュータ 502 制御・演算部 504 通信制御部 506 表示制御部 508 メモリ 510 入出力インタフェース 512 釘間隔データベース 514 出玉統計データベース A 平面領域 B パチンコ玉

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機上の一対の釘を含む平面
    空間に対して光を照射する発光素子と、 前記平面空間を通過した光を受光する撮像素子と、 前記撮像素子で得られた前記平面空間の画像に基づい
    て、前記一対の釘の間隔を算出する釘間隔演算手段と、 前記算出した一対の釘の間隔を表示するための表示手段
    と、を備えたパチンコ遊技機における釘間隔測定装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記発光素子及び前記撮像素
    子を内蔵した筐体を有する手持ち式の釘間隔測定器であ
    って、前記筐体が、パチンコ遊技機上の一対の釘を受け
    入れて、該一対の釘を含む平面空間を、前記発光素子と
    前記撮像素子を結ぶ光路上に位置させる開口を備える前
    記釘間隔測定器を含む請求項1に記載の釘間隔測定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記釘間隔測定器は、前記開口の周囲に
    パチンコ遊技機への当接面を備え、該当接面をパチンコ
    遊技機へ当接させた状態で、前記光路が、前記一対の釘
    の長さ方向におけるパチンコ玉の接触点を含む前記平面
    空間を通過するよう構成されている請求項2に記載の釘
    間隔測定装置。
  4. 【請求項4】 前記釘間隔測定器は、前記一対の釘を含
    む平面空間を通る前記光路を形成する光学系を備える請
    求項2又は3に記載の釘間隔測定装置。
  5. 【請求項5】 前記釘間隔測定器は、対象のパチンコ遊
    技機の台番号を入力するための台番号入力手段を備える
    請求項2〜4の何れか1つに記載の釘間隔測定装置。
  6. 【請求項6】 前記台番号入力手段が、使用者が台番号
    を入力するための数字キーを含む入力キーを備える請求
    項5に記載の釘間隔測定装置。
  7. 【請求項7】 前記台番号入力手段が、パチンコ遊技機
    上又はその近傍に表示された台番号表示又は台番号コー
    ド表示を読み取る台番号読み取り手段を含む請求項5又
    は6に記載の釘間隔測定装置。
  8. 【請求項8】 前記台番号読み取り手段が、前記発光素
    子及び前記撮像素子を含んで構成されている請求項7に
    記載の釘間隔測定装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像素子で得られた前記平面空間の
    画像に基づいて、前記一対の釘のパチンコ遊技機面に対
    する傾きを算出する釘傾斜演算手段を更に備え、 前記表示手段が、前記算出した釘の傾きを表示する請求
    項1〜8の何れか1つに記載の釘間隔測定装置。
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