JP4657695B2 - 障害部材傾斜測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の盤面に突設された釘(障害部材)の傾斜角度を測定する障害部材傾斜測定装置に関し、特に、複数の釘の頭部と当接させた基部によって設定される仮想基準面に対して、釘の傾斜角度を容易かつ精度よく測定できる障害部材傾斜測定装置に関する。
パチンコ機,アレンジボール機,雀球機など、球状の遊技媒体(例えば、パチンコ玉等)を使用して遊技を行う各種の遊技機が知られている。
例えば、図9に示すように、パチンコ機100の盤面110には、入賞口131,始動口132,大入賞口133などの遊技部品130や、図柄が変動する様子を表示する変動図柄表示装置140、盤面110に突設された多数の釘10などが配置されている。
これらのうち、障害部材としての釘10は、通常、200〜300本程度が盤面110の所定の位置にそれぞれ分散あるいは列状に配設されている。
釘10は、パチンコ機100の盤面110の上方から落下してくる遊技媒体(図示せず)の進行方向を変化させているが、特に、遊技媒体が入賞する遊技部品130の開口上方に設けられた一対以上の釘10(いわゆる生命釘11)は、それらの開度(通常、水平方向の傾斜角度)と上下方向の傾斜角度が遊技部品130への入賞の確率に大きな影響を与えている。ちなみに、開度が大きいほど遊技媒体が入賞しやすくなり、また、上方向に傾斜しているほど遊技媒体が入賞しやすくなる。
ところが、釘10は、遊技中、大量の遊技媒体に幾度も衝突されるため、その傾斜角度が徐々にではあるが変化する。
このため、遊技ホールでは、釘10の傾斜角度を測定して、それらが初期の状態を維持しているか否かを確認している。
釘10の傾斜角度の確認(測定・調整)は、従前においては、専門家(いわゆる釘師)やホール従業員等が、自らの経験と感覚とを頼りに行っていた。これには確かな技能が必要であり、それを養うには相当の年月と経験が必要であった。
そこで、それほどの経験等を要することなく、誰にでも簡単に障害部材の傾斜角度を測定できる器具や方法が従来から種々提案されている。
例えば、障害部材の傾斜角度を機械的に測定する技術として、次のようなものがある。
板状本体と二本の脚部とを有した測定具(測定ゲージ)であって、一本の脚部の一側面がこの脚部の軸方向に対し所定の角度を有して形成されており、二本の脚部の先端をそれぞれ遊技機の盤面に当接させたときに、その一本の脚部の一側面が障害部材の側面に隙間なく当接したか否かによって、障害部材の角度がその所定の角度か否かを判断するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、他の技術としては、障害部材の側面に当接させる面(当接面)が形成された可動部材と、遊技機の盤面に載置される目盛板とを有し、この可動部材を可動させてその当接面を障害部材の側面に当接させ、その可動部材の変位(傾きの度合い)を障害部材の角度として測定するものがある(例えば、特許文献2〜4参照。)。
さらに、他の技術としては、遊技盤の左右方向に亘って掛け渡される支持板と、この支持板に載置される角度測定装置本体とからなり、角度測定装置本体を上下左右方向に移動させ、かつ、釘の傾斜方向に角度測定装置本体を回転させて、釘の傾斜角度を測定するものがある(例えば、特許文献5参照。)。
また、障害部材の角度を、画像を用いて測定する技術としては、次のようなものがある。
障害部材の軸方向とカメラの光軸方向とが一致するようにカメラを移動させ、このカメラで撮影された障害部材の映像は画像表示し、その一致したときのカメラの位置にもとづき障害部材の角度を測定するものがある(例えば、特許文献6参照。)。
登録実用新案第3042663号公報 特開平9−094326号公報 特開2000−237394号公報 特開平10−300404号公報 特開平9−182832号公報 特開平9−253285号公報
しかしながら、遊技機の盤面に目盛板等を載置し、盤面を基準として障害部材(釘)の傾斜角度を測定する従来の技術(上記特許文献1〜4)は、盤面に配設されたアタッカー,役物,入賞口,風車,ガイド,演出部品,液晶ディスプレイなどによって、目盛板等を盤面に載置できない場合がある。すなわち、自由に測定できない場合があり、かかる場合に、測定の信頼性を低下させるといった問題があった。特に、最も重要な生命釘は、始動チャッカーや役物と接近しており、生命釘の水平方向及び垂直方向の傾斜が、パチンコ機の収益に大きな影響を与えるにもかかわらず、測定が困難な場合があるといった問題があった。
また、上記特許文献5又は6に記載された技術は、遊技機の遊技盤を基準としており、角度測定装置本体を支持する支持部材が大型化するといった問題があった。さらに、測定するには、遊技盤を遊技機から取り外す必要があり、簡易に測定することができないといった問題があった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、複数の障害部材と当接させた基部によって設定される仮想基準面に対して、障害部材の傾斜角度を容易かつ精度よく測定できる障害部材傾斜測定装置の提供を目的とする。
なお、本発明者は、遊技機の盤面に約200〜300本打ち込まれている釘の高さが、自動機械によりほぼ一定に(極めて精度よく)打ち込まれており、複数の釘の上端をなぞるような平板を載せれば、この平板が盤面と平行になり、かつ、障害物もなく自由に盤面上を動き回れることに着目し、上下方向,左右方向及び任意の方向の傾斜角度を容易かつ精度よく測定することのできる障害部材傾斜測定装置を想到したものである。
この目的を達成するため、本発明の障害部材傾斜測定装置は、遊技機に設けられた障害部材の傾斜角度を測定する傾斜角度測定手段を備えた障害部材傾斜測定装置であって、前記傾斜角度測定手段が、複数の前記障害部材と当接する基部を備え、前記傾斜角度測定手段が、前記基部によって設定される仮想基準面に対して、前記障害部材の傾斜角度を測定する構成としてある。
このようにすると、障害部材(釘)が、遊技機の盤面に配設された障害物(たとえば、アタッカー,役物,入賞口,風車,ガイド部材,演出部品,液晶表示装置など)と接近している場合であっても、仮想基準面を容易に設定することができ、容易かつ精度よく傾斜角度を測定することができる。
また、本発明の障害部材傾斜測定装置は、前記基部を、透明な平板部材とした構成としてある。
このようにすると、基部の裏側における障害部材等の状態を目視することができるので、傾斜角度を測定する障害部材に対して、傾斜角度測定手段を容易に位置合わせすることができ、作業性を向上させることができる。
また、本発明の障害部材傾斜測定装置は、前記基部に、前記傾斜角度測定手段を回転自在に設けた構成としてある。
このようにすると、傾斜角度測定手段の測定方向を容易に合わせることができ、作業効率をさらに向上させることができる。
また、本発明の障害部材傾斜測定装置は、前記基部に、前記傾斜角度測定手段を取り付ける二以上の取付け孔を配設するとともに、前記取付け孔に対し着脱自在な前記傾斜角度測定手段を備えた構成としてある。
このようにすると、傾斜角度測定手段を異なる取付け孔に容易に取り付けることができ、複数の障害部材の傾斜角度を効率よく測定することができる。
また、本発明の障害部材傾斜測定装置は、前記傾斜角度測定手段が、前記障害部材の一の測定部分と当接する固定部と、回動自在に軸支されるとともに、前記障害部材の他の測定部分と当接する測定部と、この測定部を前記障害部材側に付勢する付勢部材と、前記測定部の傾斜角度にもとづいて、前記障害部材の傾斜角度を表示する表示手段及び/又は前記障害部材の傾斜角度を記録する記録手段とを備えた構成としてある。
このようにすると、傾斜角度測定手段の固定部と測定部を、任意の角度に傾斜した障害部材に当接させることができ、障害部材の傾斜角度を容易かつ精度よく測定することができる。
また、本発明の障害部材傾斜測定装置は、前記傾斜角度測定手段が、前記障害部材の一の測定部分の像と他の測定部分の像を結像する光学系と、この光学系からの像を電気信号に置き換える信号変換手段と、この信号変換手段からの前記電気信号にもとづいて前記障害部材における前記二以上の測定部分の画像を表示する画像表示手段,及び/又は,前記信号変換手段からの前記電気信号にもとづいて、前記障害部材の傾斜角度を算出する解析手段とを備えた構成としてある。
このようにすると、一つの障害部材における複数部分の像が光学系で結像されることから、それら複数部分の各像間の差異を視認するなどして確認することにより、障害部材の傾斜角度を容易かつ精度よく測定することができる。
また、本発明の障害部材傾斜測定装置は、前記障害部材の一の測定部分と他の測定部分のいずれか一方を、前記遊技機の盤面に近い部分とし、他の一方を、前記障害部材の頭部底面に近い部分とした構成としてある。
このようにすると、一つの障害部材におけるより離れた二以上の測定部分を測定対象とすることができ、測定精度を向上させることができる。
本発明によれば、障害部材が遊技機の盤面に配設された障害物と接近する場合であっても、仮想基準面を容易に設定することができ、容易かつ精度よく傾斜角度を測定することができる。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態にかかる障害部材傾斜測定装置の概略図であり、(a)は縦方向断面図を、(b)はA−A断面図を示している。
同図において、障害部材傾斜測定装置1は、パチンコ機100の盤面110に配設された複数の釘10によって形成される仮想基準面200に載置される平板状のベースプレート(基部)2と、このベースプレート2に設けられ、釘10の傾斜角度を測定する傾斜角度測定手段3とからなっている。
なお、本実施形態は、遊技機をパチンコ機100としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、アレンジボール機や雀球機としてもよい。また、障害部材を、パチンコ機100に使用される釘10としてあるが、これに限定されるものではない。
(ベースプレート)
ベースプレート2は、盤面110の複数の釘10を覆う大きさの平板であり、本実施形態では、ほぼ矩形状としてある。このようにすると、複数の釘10の最上部と当接されたベースプレート2によって仮想基準面200が設定されるとともに、釘10の最上部をなぞるようにベースプレート2を自由自在に動かすことができ、測定作業を効率よく行うことができる。また、ベースプレート2は、透明なアクリル樹脂からなり、ベースプレート2の背面側にある盤面110の状況を目視することができるので、さらにベースプレート2をスムースに移動させることができ、作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、ベースプレート2をほぼ矩形状としてあるが、この形状に限定されるものではなく、仮想基準面200に安定して載置される形状であればよい。
ここで、好ましくは、図2に示すように、ベースプレート2に着脱自在な拡張ベースプレート4を取り付ける構成とするとよい。拡張ベースプレート4は、ほぼ六角形状の平板であり、ねじ42によってベースプレート2と連結され、載置面41がベースプレート2の背面21と同一平面を形成する。このようにすると、遊技部品130が設けられることにより、測定したい釘10(たとえば、生命釘11)の周囲に、ベースプレート2が載置される複数の釘10が設けられていない場合であっても、離れた場所の釘10を利用して仮想基準面200を設定することができ、支障なく生命釘11の傾斜角度を測定することができる。
(仮想基準面)
仮想基準面200は、盤面110に配設された複数の釘10の最上部と当接されたベースプレート2によって、仮想的に設定された平面である。
ところで、パチンコ機100の釘10は、専用の釘打ち機で自動的に打ち込まれるので、高さの精度は非常に優れている。一般的に、高さの精度は、コンマ数mmの誤差に収まるので、盤面110の直径が約350mmであることを考慮すると、盤面110に対して仮想基準面200の最大傾斜角度は、無視できるほど微小であり、測定誤差として許容することができる。すなわち、仮想基準面200を傾斜角度測定手段3の基準面として使用することができる。
(傾斜角度測定手段)
傾斜角度測定手段3は、ベースプレート2の一方の端部に回転自在に取り付けられ、機械的に釘10の傾斜角度を計測する手段であり、回転座31,探針32,回動軸33,捻りばね34,ゲージ筒35,溝型ピン36及びねじ輪37とからなっている。
なお、本実施形態では、機械的直接接触方式を用いた傾斜角度測定手段3を使用しているが、本発明に用いられる傾斜角度測定手段3は、この方式に限定されるものではなく、様々な方式の傾斜角度測定手段3を用いることができる。また、釘10の傾斜状態や傾斜角度を、電子技術や電気技術を用いてデジタル表示してもよい。
<回転座>
回転座31は、板厚の厚いほぼ円板状としてあり、下部側面に環状の凸部311が突設してある。この回転座31は、凸部311がベースプレート2の段付き部22に載置された状態で、ベースプレート2に装入され、さらに、外周面に雄ねじの形成された円環状のねじ輪37がベースプレート2に螺着されることにより、凸部311がねじ輪37により上方から係止される。このようにすると、傾斜角度測定手段3をベースプレート2に対して回転自在に取り付けることができ、たとえば釘10の傾斜方向に応じて、傾斜角度測定手段3の測定方向を容易に合わせることができ、作業効率を向上させることができる。
なお、傾斜角度測定手段3の測定方向は、任意に設定することができるので、生命釘11の水平方向の傾斜角度や垂直方向の傾斜角度を測定することができる。
回転座31は、下面のほぼ中央に、水平方向のピン材の両端部が真上方向に折り曲げられた溝型ピン36が突設してある。この溝型ピン36は、中央の固定部361が、釘10の頭部12の底面に近い部分とほぼ同じ高さに位置するように設けられている。
また、回転座31は、溝型ピン36の固定部361と対向して、探針32,回動軸33及び捻りばね34が設けられている。この探針32は、捻りばね34によって時計回り方向に付勢された状態で、回動軸33によって回動自在に軸支されている。
ここで、好ましくは、回転座31の材料を透明なアクリル材とするとよく、このようにすると、傾斜角度を測定しようとする生命釘11を上方から目視することができるので、障害部材傾斜測定装置1の位置合わせが容易となり、測定作業を容易かつ精度よく行うことができる。
なお、回転座31に覗き孔(図示せず)を設けることによっても、生命釘11を上方から目視することができることから、覗き孔を設ける場合には、回転座31の材料は、上記材料に限定されるものではない。
<探針>
探針32は、ほぼ矩形棒状であり、回動軸33の上方が側面から見て針状に細くなっており、回動軸33の下方端部が溝型ピン36側に折り曲げられた測定部321を形成してある。この測定部321は、パチンコ機100の盤面110に近い部分とほぼ同じ高さに位置するように設けられている。このようにすると、溝型ピン36の固定部361が生命釘11のほぼ最上部と当接し、測定部321が生命釘11のほぼ最下部と当接するので、生命釘11の傾斜角度をより精度よく測定することができる。
<ゲージ筒>
ゲージ筒35は、図3に示すように、目盛り板351と、この目盛り板351が上部端面に一体的に形成された円筒352とからなっており、円筒352の下部が、回転座31の上部に装入される。目盛り板351は、透明なアクリル板からなり、探針32の先端部の位置により生命釘11の傾斜角度を表示する目盛り353が印字されている。すなわち、傾斜角度測定手段3は、固定部361と測定部321が生命釘11と当接すると、生命釘11の傾斜角度を目盛り板351に表示することができる。
なお、傾斜角度測定手段3は、探針32と目盛り353による表示手段を用い、目視により傾斜角度を読み取る構成としてあるが、この構成に限定されるものではない。図示してないが、たとえば、デジタルノギスのように、探針32の傾斜角度を電気信号に変換し、この電気信号を記録する記憶手段と、記憶した電気信号を傾斜角度に換算して表示する表示手段とを備えた構成としてもよい。
次に、上記構成の障害部材傾斜測定装置1の使用方法について、図面を参照して説明する。
障害部材傾斜測定装置1は、傾斜角度の測定される釘10(たとえば、生命釘11)が、傾斜角度測定手段3のほぼ中央に位置するように、ベースプレート2が、複数の釘10と当接される。これにより、ベースプレート2が仮想基準面200を設定する。すなわち、複数の釘10にもとづく仮想基準面200上にベースプレート2が載置される。
なお、上記状態は、測定者が左手でベースプレート2を保持することにより、容易に実行することができる。
次に、傾斜角度の測定方向と溝型ピン36の固定部361が直交するように、傾斜角度測定手段3が回転される。
通常、傾斜角度の測定方向は三つあり、第一は、生命釘11の最大傾斜角度を測定する場合であり、測定者は、目視により認識した傾斜方向と固定部361が直交するように、傾斜角度測定手段3を回転させる。
第二は、生命釘11の水平方向の傾斜角度を測定する場合であり、測定者は、目視により認識した水平方向と固定部361が直交するように、傾斜角度測定手段3を回転させる。
第三は、生命釘11の垂直方向の傾斜角度を測定する場合であり、測定者は、目視により認識した垂直方向と固定部361が直交するように、傾斜角度測定手段3を回転させる。
次に、測定者は、ベースプレート2が釘10と当接した状態で、固定部361が生命釘11と当接するまで、傾斜角度測定手段3を測定方向に移動させる。通常、探針32の測定部321が固定部361より先に生命釘11に当接し、続いて、固定部361が生命釘11と当接する。このとき、測定者は、探針32が目盛り353のどの位置かを読み取ることにより、生命釘11の傾斜角度を測定することができる。なお、回転座31の下面が、ベースプレート2の背面21の上方、又は、背面21と同一面上に位置しているので、ベースプレート2を、仮想基準面200に沿ってスムースに移動させることができる。
ここで、測定部321及び固定部361が生命釘11と当接するまで、測定方向に移動されるが、この移動は、ベースプレート2を釘10と当接させながら微小距離移動させる極めて簡単な動作であり、測定作業の作業性を大幅に改善することができる。また、ベースプレート2は、仮想基準面200上を安定して移動するので、人為的なミスによる測定誤差が発生せず、傾斜角度の測定精度を向上させることができる。
このように、本実施形態の障害部材傾斜測定装置1によれば、傾斜角度を測定する釘10(たとえば、生命釘11)が、パチンコ機100の盤面110に配設された障害物(たとえば、アタッカー,役物,入賞口,風車,ガイド部材,演出部品,液晶表示装置など)と接近している場合であっても、仮想基準面200を容易に設定することができ、容易かつ精度よく傾斜角度を測定することができる。
なお、ベースプレート2の構造は、上記実施形態に限定されるものではなく、たとえば、図4に示すように、大型の六角形状の平板からなるベースプレート2aとしてもよい。
このベースプレート2aは、パチンコ機100の各入賞口や風車などの近傍に打ち込まれた重要な釘10(図示せず)に対応して、複数の取付け孔23が配設されている。これらの取付け孔23は、段付き部22が形成されており、傾斜角度測定手段3の回転座31の凸部311aが、段付き部22に載置される。また、傾斜角度測定手段3は、ねじ輪37が用いられていないので、取付け孔23に着脱自在に装入される。すなわち、ベースプレート2aを盤面110の複数の釘10と当接させた状態で、測定する重要な釘10に対応した取付け孔23に、傾斜角度測定手段3を順次装入して測定することにより、複数の釘10の傾斜角度を効率よく測定することができる。
[第二実施形態]
図5は、本発明の第二実施形態にかかる障害部材傾斜測定装置の構成概略図を示している。
同図において、障害部材傾斜測定装置1bは、第一実施形態と比較して、傾斜角度測定手段3の代わりに、光学非接触方式の傾斜角度測定手段5を設けた点が相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様としてある。
したがって、図5において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
なお、始動口132として、上方から、ガイド1321,チューリップ1322及び始動口本体1323が配設してある。
(傾斜角度測定手段)
傾斜角度測定手段5は、光学手段51と、結像系52と、撮像手段53と、本体筐体54とを有している。
ここで、光学手段51は、生命釘11の傾斜角度を測定する際に、その生命釘11に当接又は接近させる部材、すなわち生命釘11に最も近づく位置に配置された部材である。この光学手段51が生命釘11に近づいた状態においては、その生命釘11における複数の測定部分の各像が結像系52で結像される。
なお、障害部材傾斜測定装置1bの基準面は、第一実施形態と同様に仮想基準面200を用いているので、光学手段51の先端面513は、通常、盤面110から離れている。
この光学手段51は、図6に示すように、上面511に上面前方部5111と上面後方部5112とこれらに挟まれた上面傾斜部5113とを有しており、上面前方部5111が上面後方部5112よりも一段低くなるように形成されている。また、下面512には下面前方部5121と下面後方部5122とこれらに挟まれた下面傾斜部5123とを有しており、下面前方部5121が下面後方部5122よりも一段高くなるように形成されている。
このような形状とすることで、光学手段51の先端面513の面積が小さくなることから、対向する生命釘11どうしの狭い領域に、光学手段51を挿入させることができる。
また、光学手段51は、同図に示すように、右側面514が、右側面前方部(胴部近接部)5141と右側面後方部(頭部近接部)5142とこれらに挟まれた右側面段差部(段差部)5143とを有しており、右側面後方部5142が右側面前方部5141よりも一段奥まった位置に形成されている。また、左側面515が、左側面前方部(胴部近接部)5151と左側面後方部(頭部近接部)5152とこれらに挟まれた左側面段差部(段差部)5153とを有しており、左側面後方部5152が左側面前方部5151よりも一段奥まった位置に形成されている。
そして、右側面段差5143と左側面段差5153は、それぞれ先端面513からの距離が、生命釘11の胴部13の長さよりも短くなっている。
このような形状とすることにより、光学手段51の左側面後方部5152又は右側面後方部5142では生命釘11の頭部12に接しないようにし、一方、左側面前方部5151又は右側面前方部5141では生命釘11の胴部13に当接又は接近させることができる。これにより、生命釘11の胴部13における複数の測定部分の像を鮮明に捉えることができる。
さらに、光学手段51は、図7に示すように、透過部材516と、反射部材517とを有している。
透過部材516は、内部に測定ラインが形成される部材であって、例えば、ガラスやアクリルなどで形成できる。
この透過部材516は、所定の厚さを有した板状に形成することができ、光学手段51は、その板状の透過部材516が複数枚重ねられた積層構造とすることができる。
この透過部材516には、一つの生命釘11における二以上の測定部分をそれぞれ通る測定ラインが形成される。
例えば、図7に示すように、透過部材516が左側の生命釘11aに当接又は接近した場合は、その生命釘11aにおける二つの測定部分をそれぞれ通る測定ライン(第一測定ラインL1、第二測定ラインL2)が形成される。また、透過部材516が右側の生命釘11bに当接又は接近した場合は、その生命釘11bにおける二つの測定部分をそれぞれ通る測定ライン(第三測定ラインL3、第四測定ラインL4)が形成される。
ところで、測定ラインLが通る生命釘11の測定部分Pのうち第一測定部分P1は、例えば、左側の生命釘11aにおける頭部12aの底面に近い部分とし、第二測定部分P2は、左側の生命釘11aにおける盤面110に近い部分とすることができる。特に、第一測定部分P1は、遊技媒体(例えば、パチンコ玉など)が当接する部分よりも頭部12aの底面に近い部分とすることができる。
具体的には、図7に示すように、第一測定部分P1は、生命釘11の頭部12の底面から約1.5[mm]離れた部分とすることができる。一方、第二測定部分P2は、生命釘11aの胴部13aのうち盤面110から約1.0[mm]離れた部分とすることができる。なお、パチンコ玉が生命釘11aに当接する部分は、通常、盤面110から約5.5[mm]離れた部分となる。
このように、一つの生命釘11aにおいて、互いに離れたところにそれぞれ測定部分を設けることで、それら測定部分の像の差異(ずれ)がより明確となるため、その生命釘11aの傾斜角度をより正確に測定することができる。
なお、透過部材516のうち測定ラインを形成しない部分の表面には、遮光のためのシールドを施すこともできる。
また、図7においては、一つの生命釘11aにおける測定部分を二つとしているが、二つに限るものではなく、三つ以上とすることもできる。
さらに、本実施形態では、第一光学手段51aと第二光学手段51bを設けて、一対の生命釘11a,11bを同時に測定する構成としてあるが、いずれか一方を測定する構成としてもよいことは勿論である。
反射部材(光学距離調整部材)517は、一つの光学手段51に一又は二以上設けられており、各測定ライン(図7においては、第一測定ラインL1と第二測定ラインL2、第三測定ラインL3と第四測定ラインL4、あるいは、第一測定ラインL1から第四測定ラインL4までのすべての測定ライン)の光学距離がすべて同じになるように配置される。このように各測定ラインの光学距離を同じにすることで、それらの焦点距離が一致して鮮明な像を得ることができる。
この反射部材517は、光学手段51の強度を高める機能も有している。
結像系52は、複数の光学素子で構成されており、複数の生命釘11a,11bのそれぞれにおける二以上の測定部分の像を結像する。
この結像系52は、具体的には、図5に示すように、対物レンズ群521と、接眼レンズ522と、プリズム523と、撮像手段用接眼レンズ524とを備えている。
対物レンズ群521は、本体筐体54内の光学手段51側に設けられたレンズ群である。なお、図5においては、対物レンズ群521として一枚のレンズを設けてあるが、一枚に限るものではなく、複数枚設けることもできる。
接眼レンズ522は、測定者の眼が接近する位置に配置されたレンズである。この接眼レンズ522を目視すると、結像系52でつくられた像(一対の生命釘11a,11bにおける二以上の測定部分を現した像)が、虚像(図示せず)として、約25[cm]先に見える。なお、実像は、接眼レンズ522とプリズム523との間や、撮像手段53上につくられる。
接眼レンズ522から視認される像の具体例を図8に示す。
例えば、光学手段51が図7に示すような構造(所定厚さの板状の透過部材516が六枚張り合わされており、そのうち中程の四枚が本体筐体54に接合された構造)を有している場合には、図8に示すように、複数の生命釘11a,11bにおける複数の測定部分(図7においては、第一測定部分P1、第二測定部分P2、第三測定部分P3、第四測定部分P4)の各像が、図8の左右方向に並んで現れる。
その接眼レンズ522から視認される複数の測定部分の各像は、生命釘11a,11b自体が傾斜している場合には、同様の傾斜をもって現れる。そして、一つの生命釘11における二つの測定部分(例えば、左側の生命釘11aにおける第一測定部分P1と第二測定部分P2)の各像は、生命釘11a自体が傾斜している場合には、それら二つの測定部分の各像に差異δ(ずれ)が生じる。この差異δを見ることにより、その生命釘11aの傾斜角度を知ることができる。
接眼レンズ522のさらに外側には、生命釘11の傾斜角度を知るために、方眼(メッシュ)、目盛り、角度、十字線などが施された透明な板(スケール板)を設けることもできる。
プリズム523は、像を接眼レンズ522と撮像手段用接眼レンズ524との双方へ送るための光学素子である。
なお、図5においては、結像系52として三枚のレンズと一つのプリズムを用いているが、レンズを三枚、プリズムを一枚とすることに限るものではなく、適した形状や機能を有した光学素子を最適な個数だけ組み合わせて用いることができる。
また、本実施形態においては、「光学手段51」と「結像系52」とを総称して「光学系」という。
撮像手段(信号変換手段)53は、例えば、CCD(Charged Coupled Device)などによって構成でき、結像系52からの像を電気信号に置き換えて外部(例えば、表示装置)へ出力する。
ここで、図示してないが、上記表示装置を備えることもできる。
表示装置(画像表示手段)は、例えば、PDA(Personal Disital(Data) Assistants)などで構成でき、撮像手段53から送られてきた電気信号を受け取り、この電気信号にもとづいて、図7に示すような画像及び所定のデータなどを表示することもできる。
所定のデータとしては、図8に示すように、測定対象である生命釘11a,11b(「L1−L2」や「L3−L4」といった表示)、生命釘11a,11bの傾斜方向(上方向ならば「上」との表示)、生命釘11a,11bの傾斜角度(例えば、「0.4[°]」など)を表示することができる。
さらに、その画像には、傾斜角度が測定できない場合に「不明」と表示させることができる。
本実施形態の障害部材傾斜測定装置1bは、二つの光学手段51(第一光学手段51a及び第二光学手段51b)を備えることにより、二つの生命釘11a,11bの傾斜角度を少ない手間でそれぞれ測定可能にしている。例えば、左右併設された二つの生命釘11a,11bのうち右側の生命釘1111bの傾斜角度を測定するときは、その右側の生命釘11bの胴部13bに光学手段51を近づけるようにし、また、左側の生命釘11aの傾斜角度を測定するときは、今度は左側の生命釘11aの胴部13aに光学手段51を近づけるようにする。このため、右側の生命釘11bの傾斜角度を測定しているときは、光学手段51は左側の生命釘11bからは離間した位置となり、また、左側の生命釘11aの傾斜角度を測定しているときは、光学手段51は右側の生命釘11bからは離間した位置となる。そうすると、図7に示される生命釘11a,11bの像は、光学手段51が近づいた生命釘11aについては鮮明に現れるものの、光学手段51から離間した生命釘11bについては不鮮明となる。この場合、不鮮明となった方の生命釘11bの傾斜角度は正確に測定できないため、図7の画像上「不明」と表示される。
また、障害部材傾斜測定装置1bに解析部(図示せず)を設けてもよい。この解析部は、図8に示すような画像や、撮像手段53から送られてきた電気信号にもとづいて、生命釘11の傾斜角度を算出する。
具体的には、次の方法によって行うことができる。
前提として、生命釘11aの胴部13の長さは、図7に示すように、約16.0[mm]とする。
生命釘11aにおける測定部分は、第一測定部分P1と第二測定部分P2とする。
これらのうち第一測定部分P1は、左側の生命釘11aの胴部13aにおける頭部12aの底面から約1.5[mm]離間した部分とする。一方、第二測定部分P2は、遊技機100の盤面110から約1.0[mm]離間した部分とする。この場合、第一測定部分P1から第二測定部分P2までの長さLpは、
Lp=16−1.5−1.0=13.5[mm]・・・(式1)
となる。
上記画像において、当該画像の第一測定ラインL1上に表示された画像に含まれる生命釘11の第一測定部分P1の影と、第二測定ラインL2上に表示された画像に含まれる生命釘11の第二測定部分P2の影との差異δは、表示画面上約1.0[mm]であるものとする(図8参照)。
この差異δは画面上の差異δであるため、実際の生命釘11aにおける第一測定部分P1と第二測定部分P2との差異δ’(仮想基準面200に対して垂直方向に延びる線であって第二測定部分P2を通る線を基準としたときの、この基準線と第一測定部分P1との距離)は、表示倍率が10倍である場合、次式で求められる。
δ’=画面上の差異δ/表示倍率
=約1.0[mm]/10[倍]=約0.1[mm]・・・(式2)
そして、生命釘11aの傾斜角度θは、次のような計算により求めることができる。
tanθ=(δ’/Lp)=(0.1/13.5)・・・(式3)
θ=0.4244[°] ・・・(式4)
これにより、生命釘11は、仮想基準面200から垂直に延びた線(基準線)に対して、上方向へ約0.4[°]の傾斜していることがわかる。
以上、本発明の障害部材傾斜測定装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る障害部材傾斜測定装置は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、第二実施形態における解析部は、本実施形態においては、表示装置に設けられているが、表示装置に設けることに限るものではなく、例えば、本体筐体54の内部に設けて結像系52でつくられた像にもとづき、生命釘11の傾斜角度を測定・算出することもできる。
本発明は、釘(障害部材)の傾斜角度を測定する装置に関するものであるため、細長い円筒形状又は角柱形状の部材の傾斜角度を測定する装置に利用可能である。
本発明の第一実施形態にかかる障害部材傾斜測定装置の概略図であり、(a)は縦方向断面図を、(b)はA−A断面図を示している。 第一実施形態の障害部材傾斜測定装置に拡張ベースプレートを取り付けた状態を説明するための概略縦方向断面図を示している。 第一実施形態の障害部材傾斜測定装置の目盛り板を説明するための概略平面図を示している。 第一実施形態の応用例にかかる障害部材傾斜測定装置の概略図であり、(a)はベースプレートの縮小平面図を、(b)はB−B拡大断面図を示している。 本発明の第二実施形態にかかる障害部材傾斜測定装置の構成概略図を示している。 第二実施形態にかかる障害部材傾斜測定装置の光学手段の形状を説明するための概略拡大斜視図を示している。 光学手段の構造,光学手段が障害部材に当接された様子,測定ラインの経路等を説明するための概略拡大上面図を示している。 接眼レンズ(又は表示装置)に映し出されている像(又は画像)を説明するための概略図を示している。 パチンコ機の正面の構成を説明するための概略正面図を示している。
符号の説明
1,1b 障害部材傾斜測定装置
2,2a ベースプレート
3 傾斜角度測定手段
4 拡張ベースプレート
5 傾斜角度測定手段
10 釘
11,11a,11b 生命釘
12,12a 頭部
13,13a 胴部
21 背面
22 段付き部
23 取付け孔
31 回転座
32 探針
33 回動軸
34 捻りばね
35 ゲージ筒
36 溝型ピン
37 ねじ輪
41 載置面
42 ねじ
51 光学手段(光学系)
51a 第一光学手段
51b 第二光学手段
52 結像系(光学系)
53 撮像手段
54 本体筐体
100 パチンコ機
110 盤面
130 遊技部品
131 入賞口
132 始動口
133 大入賞口
140 変動図柄表示装置
200 仮想基準面
311,311a 凸部
321 測定部
351 目盛り板
352 円筒
353 目盛り
361 固定部
511 上面
512 下面
513 先端面
514 右側面
515 左側面
516 透過部材
517 反射部材
521 対物レンズ群
522 接眼レンズ
523 プリズム
524 撮像手段用接眼レンズ
1321 ガイド
1322 チューリップ
1323 始動口本体
5111 上面前方部
5112 上面後方部
5113 上面傾斜部
5121 下面前方部
5122と下面後方部
5123 下面傾斜部
5141 右側面前方部
5142 右側面後方部
5143 右側面段差部
5151 左側面前方部
5152 左側面後方部
5153 左側面段差部
L1 第一測定ライン
L2 第二測定ライン
L3 第三測定ライン
L4 第四測定ライン
P1 第一測定部分
P2 第二測定部分
P3 第三測定部分
P4 第四測定部分

Claims (2)

  1. 遊技機の盤面に複数設けられた障害部材である釘の傾斜角度を測定する傾斜角度測定手段を備えた障害部材傾斜測定装置であって、
    前記盤面の複数の釘を覆う大きさの平板状部材からなり、複数の前記釘の最上部と当接することによって所定の仮想基準面を設定する基部と、
    この基部に取り付けられ、前記基部によって設定される仮想基準面に対して、前記障害部材の傾斜角度を測定する傾斜角度測定手段を備え
    前記傾斜角度測定手段が、
    前記釘の一の測定部分と当接する固定部と、回動自在に軸支されるとともに、前記釘の他の測定部分と当接する測定部と、この測定部を前記釘側に付勢する付勢部材と、前記測定部の傾斜角度にもとづいて、前記障害部材の傾斜角度を表示する表示手段及び/又は前記障害部材の傾斜角度を記録する記録手段とを備えた
    ことを特徴とする障害部材傾斜測定装置。
  2. 遊技機の盤面に複数設けられた障害部材である釘の傾斜角度を測定する傾斜角度測定手段を備えた障害部材傾斜測定装置であって、
    前記盤面の複数の釘を覆う大きさの平板状部材からなり、複数の前記釘の最上部と当接することによって所定の仮想基準面を設定する基部と、
    この基部に取り付けられ、前記基部によって設定される仮想基準面に対して、前記障害部材の傾斜角度を測定する傾斜角度測定手段を備え
    前記傾斜角度測定手段が、
    前記釘の一の測定部分の像と他の測定部分の像を結像する光学系と、この光学系からの像を電気信号に置き換える信号変換手段と、この信号変換手段からの前記電気信号にもとづいて前記釘における前記二以上の測定部分の画像を表示する画像表示手段,及び/又は,前記信号変換手段からの前記電気信号にもとづいて、前記釘の傾斜角度を算出する解析手段とを備えた
    ことを特徴とする障害部材傾斜測定装置。
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