JP2003195138A - 光学素子保持装置及びそれを有する光学機器 - Google Patents

光学素子保持装置及びそれを有する光学機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学素子を光学素子保持鏡筒に精度良く調整
し、位置決めすることができる光学素子保持装置及びそ
れを有する光学機器を得ること。 【解決手段】 光学素子と、該光学素子を保持する光学
素子保持鏡筒を有する光学素子保持装置において、該光
学素子保持鏡筒は、該光学素子を挿入する挿入部と、該
挿入部に光学素子を挿入したとき、該光学素子の周辺部
に設けた平面部に当接し、光軸方向の位置決めをする突
き当て面と、該挿入部の周上に、外径に向けて該光学素
子を光軸に直交する面内で位置調整をする為の3以上の
工具穴と、該工具穴と角度位相の異なる位置に略等分に
設けた接着剤注入用の3以上の注入穴と、を有してお
り、該光学素子はその外周面の直径が該平面部から光軸
方向に離れるに従って漸次小さくなっていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子保持装置
及びそれを有する光学機器に関し、例えば、デジタルカ
メラ、ビデオカメラ、フィルムカメラ等のレンズ鏡筒に
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来からレンズ、ミラー、フィルター等
の光学素子をレンズ保持鏡筒に保持する保持装置には様
々な構成が提案されている。その中でも光学性能を良く
するために特定のレンズをその他のレンズに対して光軸
方向に垂直面内で微小量変位させて光学系のトータルの
光学性能を良くする光学調整手段を有した保持装置は、
近年の撮影系の高倍率・小型化の傾向に伴い、需要が多
くなってきている。一般的な光学調整の中でよく行われ
ている方法として、特定のレンズを光軸に垂直な平面上
で微小移動させる、所謂平行偏芯調整が良く知られてい
る。
【0003】図5は従来より一般的に行われている平行
偏芯調整の構造・方法の概略図である。
【0004】図5において、11は平行偏芯調整される
レンズであり、12は該レンズ11を保持するためのレ
ンズ保持鏡筒である。この2部品は調整・接着ののち、
不図示の他の部品と合わせてレンズ鏡筒に組み込まれ製
品となる。13は調整台であり、面13aにてレンズ保
持鏡筒12を位置決め保持している。14は該調整台1
3より伸びた3本の足部13bのうち2箇所に取り付け
られている調整用のマイクロメーターであり、外側部分
を軸線中心に回転するとレンズ中心方向に伸びた径小の
プローブ14aが軸線方向に微小変位するものである。
マイクロメーター14自身は市販されている既知の部品
のため、詳細はここでは説明しない。
【0005】足部13bのもう1箇所にはプローブ台1
5、該プローブ台15に取り付けられ軸線方向に進退可
能なプローブ16、プローブ16をレンズ中心方向へ負
勢している圧縮バネ17、プローブ台15に固着される
蓋18である。19はレンズ11の有効径の外側を保持
する偏芯治具であり、20は該偏芯治具に取り付けられ
該レンズ11を該レンズ保持鏡筒12に押し付ける荷重
を調節する重りである。21は該レンズ11と該レンズ
保持鏡筒12の間に略均等に3箇所滴下され、凝固され
た接着剤を表している。
【0006】レンズ11の調整方法を説明すると、まず
調整台13にレンズ保持鏡筒12を位置合わせして保持
し、次にレンズ11をレンズ保持鏡筒2の突き当て面1
2aに乗せる。その上に偏芯治具19をレンズ11の外
径及びレンズ外径近傍の面を押えるように乗せる。その
後、調整台13の足部13bにマイクロメーター14と
バネ付勢するプローブ16及びプローブ台一式15を取
り付ける。重り20に適度な荷重を付加し、マイクロメ
ーター14を調節することで要求されたレンズ11の位
置調整を行う。調整後、図示した位置に接着剤21を流
し込み固着させた後、レンズ11及びレンズ保持鏡筒1
2を取り外し、作業は完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】レンズ保持鏡筒12の
レンズ突き当て面12aにレンズ11を光軸方向に押し
付けた状態で平行偏芯調整を行い、その状態を保持した
まま接着を行う必要があるため、該レンズ11にかかる
工具の荷重により、該レンズ11が変形し有効光束の通
るレンズ面が歪み易い問題がある。また、該レンズ11
を保持鏡筒に押圧する工具はレンズ11を直接押すため
にキズが付きやすく、該レンズ面の有効範囲外を押すた
めには、該押圧工具の大型化・レンズ自身の外径の大型
化、しいてはレンズ保持鏡筒の大型化となる欠点があ
る。
【0008】特に、近年多く用いられるようになったプ
ラスチックレンズを使用する際には、上述のレンズの面
歪みは大きな問題であり、満足する光学性能を得られな
い結果になりやすく、問題となっていた。
【0009】また、レンズをレンズ保持鏡筒に固定する
手段として用いられている接着において、接着剤が塗布
されてから硬化するまでに接着剤自身の収縮があること
はよく知られている。温度や湿度によっても接着剤自身
の膨張・収縮もあるため、接着されたレンズにかかる接
着剤からの応力も変化する。この変化を考慮してレンズ
の面精度、調整後の位置を保持するためには、円形であ
るレンズの外周に対して少なくとも3点以上、均等に接
着剤を同量塗布することが有効である。しかしながら接
着剤の塗布時は液体のため均等に同量の接着剤を塗布す
ることが困難であり、何らかの規制が必要であった。
【0010】特に、プラスチックレンズを調整・接着す
る場合、上記の接着条件は必須である。また、万が一接
着が剥がれた場合を想定したとき、光学性能が大きく変
化しないための保証はなかった。
【0011】本発明は、光学素子を光学素子保持鏡筒に
精度良く調整し、位置決めすることができる光学素子保
持装置及びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
【0012】この他本発明は、光学素子保持鏡筒に対し
て光学素子の偏芯調整が可能で芯精度及び面精度が十分
確保され良好な光学性能が得られる光学素子保持装置及
びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光学素
子保持装置は、光学素子と、該光学素子を保持する光学
素子保持鏡筒を有する光学素子保持装置において、該光
学素子保持鏡筒は、該光学素子を挿入する挿入部と、該
挿入部に光学素子を挿入したとき、該光学素子の周辺部
に設けた平面部に当接し、光軸方向の位置決めをする突
き当て面と、該挿入部の周上に、外径に向けて該光学素
子を光軸に直交する面内で位置調整をする為の3以上の
工具穴と、該工具穴と角度位相の異なる位置に略等分に
設けた接着剤注入用の3以上の注入穴と、を有してお
り、該光学素子はその外周面の直径が該平面部から光軸
方向に離れるに従って漸次小さくなっていることを特徴
としている。
【0014】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記光学素子は、前記工具穴を通り該光学素子の外
周面に接し、光軸中心に向かって位置調整が可能な複数
の調整工具により、光軸に直角な平面内での位置を微調
整し、保持されていることを特徴としている。
【0015】請求項3の発明は請求項1又は2の発明に
おいて、前記注入穴は、光軸回りに略均等に配置され、
略同形状の穴部であり、該穴部の光軸方向の幅は該光学
素子の外径部の光軸方向の幅よりも小さく、光軸回りの
周方向範囲は、該光学素子を固定するために塗布する接
着剤の塗布範囲と一致していることを特徴としている。
【0016】請求項4の発明は請求項1、2又は3の発
明において、前記注入穴の光軸方向の穴幅は光軸から離
れるに従って大きくなっていることを特徴としている。
【0017】請求項5の発明の光学機器は、請求項1か
ら4のいずれか1項の光学素子保持装置を有しているこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のカメラ等の光学機器に用
いられる光学素子保持装置の実施形態をその調整工具と
合わせて説明する。
【0019】(実施形態1)図1は本発明を実施したカ
メラ等に用いられるレンズ鏡筒の、偏芯調整を行うレン
ズ保持鏡筒の構成を示した概略図である。図1(a)は
正面図、図1(b)はA−A断面を表す縦断面図、図1
(c)はB−B断面を表す縦断面図である。
【0020】図1において、1は偏芯調整されるべき光
学素子であり、レンズを例にとり示している。2は該レ
ンズ1を保持するための光学素子保持鏡筒としてのレン
ズ保持鏡筒である。レンズ1とレンズ保持鏡筒2の2部
品は調整・接着ののち、不図示の他の部品と合わせてレ
ンズ鏡筒に組み込まれる。3は調整台であり、面3aに
てレンズ保持鏡筒2を位置決め保持している。
【0021】4は該調整台3より伸びた3本の足部3b
のうち2箇所に取り付けられている調整用のマイクロメ
ーターであり、外側部分を軸線中心に回転するとレンズ
中心方向に伸びた径小のプローブ4aが軸線方向に微小
変位するものである。マイクロメーター4自身は市販さ
れている既知の部品のため、詳細はここでは説明しな
い。足部3bのもう1箇所にはプローブ台5、該プロー
ブ台5に取り付けられ軸線方向に進退可能なプローブ
6、プローブ6をレンズ中心方向へ負勢している圧縮バ
ネ7、プローブ台5に固着される蓋8である。
【0022】次にレンズ1の調整方法を順を追って説明
する。まず調整台3にレンズ保持鏡筒2を位置合わせし
て保持し、次にレンズ1の平面部又は角部1bをレンズ
保持鏡筒2の突き当て面2aに乗せる。その後、調整台
3の足部3bにマイクロメーター4とバネ付勢するプロ
ーブ6及びプローブ台5一式を取り付ける。この際、プ
ローブ6及びマイクロメーター4の先端部(プローブ)
4aは、レンズ保持鏡筒2の外周に設けられた3ヶ所の
穴部(工具穴)2bを通り、レンズ1の外周面1aを直
接押している。
【0023】図2はこの様子を拡大した説明図である。
図2において、注目する点はレンズ1の外周面1aがレ
ンズ1の光軸0aに対して傾斜しており、その傾斜の方
向が、該レンズ1の該レンズ保持鏡筒2との突き当て面
2aを径大部とし、光軸方向に沿って突き当て面より離
れるに従ってレンズ外径が漸近して小さくなる形状とし
ている。これは、前述のプローブ6及びマイクロメータ
ー4により該レンズ1が光軸0aに向かって押される力
をレンズ外周の斜面1aで受けることにより、その力の
分力により該レンズ1を該レンズ保持鏡筒2のレンズ突
き当て面2aに押しつけるためである。
【0024】このように本実施形態では、レンズを光軸
方向に押圧するための手段として、レンズの偏芯調整用
の工具を利用し、該工具の調整方向である光軸に直角な
方向の力の分力を用いている。このために該調整される
レンズ外径面を斜面とし、該レンズを光軸方向に該保持
鏡筒の突き当て面に向けて押し付ける様にしている。
【0025】この作用のため、従来必要であった偏芯治
具は不要となり、また調整装置全体が簡素に構成するこ
とが可能となる。また、従来の例では、レンズをレンズ
保持鏡筒の突き当て面に押し付けるために重力を利用し
ていたため、工具の向きは変更できなかったが、本実施
形態の構成では横向きでも下向きでも調整可能であり、
利用の用途は広がる。
【0026】該レンズ1の外周面1aの傾きの量は、本
実施形態を適用するレンズの材質・強度・重さ、プロー
ブの付勢バネの強さの関係により最適な角度は変化す
る。そして、3つのマイクロメーター4の操作により、
レンズ1の光軸0aと垂直面内での位置調整を行う。
【0027】調整後、図1(a)、(c)に示した、レ
ンズ保持鏡筒2の外周に設けられた穴部(注入穴)2c
部から中に見えるレンズ1の外周面1aに向けて接着剤
9を注入し、固着させた後、レンズ1及びレンズ保持鏡
筒2を取り外し、レンズ1の光軸と直交する平面内での
位置調整作業は完了する。
【0028】以上のように本実施形態の光学素子保持装
置は、光学素子を光軸に直交する平面内で位置を調整
し、固定支持する光学素子保持鏡筒は、該光学素子を光
軸方向に位置決めする突き当て面と、光学素子の最外径
よりも大きな挿入部と、該挿入部より外径に向けて形成
した3個以上の工具穴と、該挿入部より外径に向けて、
該工具穴と角度位相の異なる位置に略等分に形成した3
個以上の接着剤注入用の注入穴とを有し、該光学素子
は、光軸方向の位置を決めるための平面部又は角部を有
し、該光学素子の外径面は、該平面部又は角部から光軸
方向に離れるに従って漸近して外径が小さくなる斜面と
なっている。
【0029】図3は本実施形態における突部2c近傍の
拡大図である。
【0030】本実施形態における穴部2cは周方向に等
分に配置された同形状の長穴であり、接着剤9はこの穴
部2cを埋めるように均等に注入することが肝要であ
る。特にレンズ1がプラスチックレンズ等の接着剤の収
縮や温度・湿度によるレンズ面の変化しやすいレンズで
ある場合、光軸0a回りに均等に対称に接着位置を配置
することにより不要な変形・光学性能変化を押えること
が可能である。接着場所の数等は特に限定されるもので
はないが、接着強度を考慮すると少なくとも3箇所以上
が望ましい。
【0031】即ち接着剤注入用の穴部2cは、光軸回り
に略均等に3以上配置されており、光軸方向の幅は該レ
ンズの外径部の光軸方向幅よりも小さく、光軸回りの周
方向範囲は、該レンズを固定するために塗布する接着剤
の塗布範囲と一致している。
【0032】接着剤9の種類の限定は無く、適時最適な
接着剤を選択する必要があるが、例えば、本実施形態に
おいてレンズをガラス、レンズ保持鏡筒をプラスチック
よりなるものとすると、紫外線効果型接着剤を使うこと
もひとつの選択である。硬化前に適度な粘性のある方が
穴部2cにのみ注入しやすく、紫外線の照射による硬化
時間も数秒と早く作業効率が良い。
【0033】(実施形態2)図4は実施形態2の突部2
cにおける接着剤注入部の詳細図である。本実施形態の
調整・接着後のレンズ1及びレンズ保持鏡筒2は、製品
であるレンズ鏡筒に組み込まれ、様々な環境下で使用さ
れることになる。例えば、落下の衝撃、振動等の力によ
り、該レンズの接着部が剥がれることもありえる。剥が
れた場合、該レンズの位置は調整終了時より変位するた
め、本来要求されていた光学性能が得られなくなるだけ
でなく、該レンズが外れて他の部品と干渉し、レンズ鏡
筒の製品として機能しなくなってしまう可能性がある。
【0034】そこで実施形態2では図4に示すように、
レンズ保持鏡筒2の接着剤の注入用穴2cの形状に注目
し、該穴2cの内径側形状に於いて、実施形態1で述べ
た、接着剤塗布範囲の限定を行うとともに、レンズ保持
鏡筒2の外周側に向けて穴2cの光軸方向の幅を大きく
している。即ち接着剤注入用の穴部は、該レンズ保持鏡
筒の内周部よりも外周部の方が光軸方向の穴幅が大きく
なっている。
【0035】これによって、接着剤9の塗布及び硬化後
の接着剤の形状をクサビ状とすることで、接着剤9とレ
ンズ保持鏡筒2間の接着面が剥がれたとしても、レンズ
自身と接着剤が取れない限り、レンズ1の位置は大きく
変化することが無く、最悪の場合であるレンズ1がレン
ズ保持鏡筒2から外れる心配が少なくなる。また、接着
剤の注入時に接着剤のガイドの効果もあり、作業性がよ
くなる効果もある。
【0036】以上のように各実施形態によれば、光学素
子(レンズ)を光軸に直交する平面内で位置を調整し、
固定支持するための光学素子保持装置に於いて、レンズ
自身の外径面を保持鏡筒への突き当て面から光軸方向に
離れるに従って漸近して外径が小さくなる斜面としてい
る。これにより偏芯調整工具の構成が大幅に簡略化され
るとともに、該レンズ及びレンズ保持鏡筒自身の小型簡
素化を可能としている。
【0037】また、接着剤の塗布範囲をレンズ保持鏡筒
の外周面に均等に少なくとも3個以上設けたことによ
り、接着剤塗布位置・量を簡単に均等化できるため、接
着及び接着後のレンズ位置精度、レンズ面の変形が起こ
りにくくなり、レンズの光学性能の安定向上を可能とし
ている。
【0038】また、該接着剤の注入穴の形状をクサビ型
とすることにより、万が一レンズ保持鏡筒と接着剤が剥
がれた場合でもレンズ位置を大きく変えることなく、レ
ンズがはずれて壊れることを少なくすることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、光学素子を光学素子保
持鏡筒に精度良く調整し、位置決めすることができる光
学素子保持装置及びそれを有する光学機器を達成するこ
とができる。
【0040】この他本発明によれば、光学素子保持鏡筒
に対して光学素子の偏芯調整が可能で芯精度及び面精度
が十分確保され良好な光学性能が得られる光学素子保持
装置及びそれを有する光学機器を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の説明図
【図2】 図1の一部分の拡大説明図
【図3】 図1の一部分の拡大説明図
【図4】 本発明の実施形態2の一部分の拡大説明図
【図5】 従来のレンズ保持装置の概略図
【符号の説明】 1 レンズ(光学素子) 2 レンズ保持鏡筒 3 調整台 4 調整用マイクロメーター 5 プローブ台 6 プローブ 7 圧縮バネ 8 蓋 9 接着剤 11 レンズ 12 レンズ保持鏡筒 13 調整台 14 調整用マイクロメーター 15 プローブ台 16 プローブ 17 圧縮バネ 18 蓋 19 偏芯治具 20 重り 21 接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子と、該光学素子を保持する光学
    素子保持鏡筒を有する光学素子保持装置において、 該光学素子保持鏡筒は、該光学素子を挿入する挿入部
    と、該挿入部に光学素子を挿入したとき、該光学素子の
    周辺部に設けた平面部に当接し、光軸方向の位置決めを
    する突き当て面と、 該挿入部の周上に、外径に向けて該光学素子を光軸に直
    交する面内で位置調整をする為の3以上の工具穴と、 該工具穴と角度位相の異なる位置に略等分に設けた接着
    剤注入用の3以上の注入穴と、を有しており、該光学素
    子はその外周面の直径が該平面部から光軸方向に離れる
    に従って漸次小さくなっていることを特徴とする光学素
    子保持装置。
  2. 【請求項2】 前記光学素子は、前記工具穴を通り該光
    学素子の外周面に接し、光軸中心に向かって位置調整が
    可能な複数の調整工具により、光軸に直角な平面内での
    位置を微調整し、保持されていることを特徴とする請求
    項1の光学素子保持装置。
  3. 【請求項3】 前記注入穴は、光軸回りに略均等に配置
    され、略同形状の穴部であり、該穴部の光軸方向の幅は
    該光学素子の外径部の光軸方向の幅よりも小さく、光軸
    回りの周方向範囲は、該光学素子を固定するために塗布
    する接着剤の塗布範囲と一致していることを特徴とする
    請求項1又は2の光学素子保持装置。
  4. 【請求項4】 前記注入穴の光軸方向の穴幅は光軸から
    離れるに従って大きくなっていることを特徴とする請求
    項1、2又は3の光学素子保持装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項の光学素
    子保持装置を有していることを特徴とする光学機器。
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