JP2007041141A - レンズ保持構造体、レンズ位置調整方法およびカメラモジュール - Google Patents

レンズ保持構造体、レンズ位置調整方法およびカメラモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 レンズの組立(位置調整)を簡易かつ高精度に行うことができ、また落下などによる外部からの衝撃を受けても、レンズに対する損傷を確実に防止できるレンズ保持構造体、レンズ位置調整方法およびこのようなレンズ保持構造体を用いたカメラモジュールを提供する。
【解決手段】 レンズ保持構造体10は、レンズ1と、レンズ1を固定して保持するレンズ保持具2と、レンズ保持具2を係合する枠状の保持枠3とを備えている。レンズ保持具2は、例えばゴムのような弾性部材を型加工することによって形成してある。レンズ保持具2はレンズ1を囲むように例えば輪状に形成してあり、内周はレンズ1を固定して保持する形状とされ、外周は保持枠3に係合される形状としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラなどの光学機器に用いられるレンズを保持、係合するレンズ保持構造体、レンズ位置調整方法およびこのようなレンズ保持構造体を備えるカメラモジュールに関する。
近年、デジタルスチルカメラや携帯電話などのモバイル機器に搭載されたカメラモジュールは、複数枚のレンズを単一の鏡筒に固定した従来の光学系ではなく、光学系は勿論のこと高機能化や小型化に伴って機構系などもより精密化している。
例えば、コンパクトカメラやデジタルカメラなどに搭載されるカメラモジュールは、数百万画素といった多い画素数に対応するだけでなく、例えば、ステッピングモータといった駆動機構を設けて、この駆動機構によって複数枚のレンズを有する複数のレンズ群を光軸方向で移動させる変倍機構とすることにより、望遠と広角の撮影が可能な光学的ズーム機能を持たせて高機能化したカメラモジュールとすることも多い。
一般に、カメラモジュールは、複数のレンズを有する光学系と、固体撮像素子を搭載した素子搭載基板とを備える。また、さらに高機能化されたカメラモジュールは、複数のレンズを組合せて構成した複数のレンズホルダーの光軸上での位置を変化させることにより広角や望遠での撮影を可能としている。
しかし、このように高機能化されたカメラモジュールでは、レンズを固定するレンズホルダー(保持枠)に対してレンズの高精度な位置調整が必要となり、また、例えば落下によって加えられた外力がカメラモジュールに対して衝撃を与えることからレンズホルダーに固定されたレンズが損傷するといった問題が生じている。
特にレンズは、レンズホルダーに対して数箇所を接着剤などにより固定される構成としてあり、衝撃によってレンズがレンズホルダーから外れるなどの損傷が生じやすい。したがって、光学的な性能の影響が大きいカメラモジュールにおいては、高精度の位置調整をしつつ耐衝撃性を確保することが重要な課題となっている。
また、カメラモジュールの小型化に伴って光学系が小型化された結果、レンズ径が小さくなり、レンズホルダーの構造も同様に小さくなることから従来の位置調整方法では適用が困難となり、より高精度の位置調整方法が必要となってきている。
そこで、レンズホルダーに対してレンズを高精度に位置調整できるレンズ保持構造や、落下などによる外部からの衝撃に対してレンズが損傷しないレンズ保持構造に関して、様々な検討、提案がなされている。
従来例1に係るレンズ保持構造は、レンズホルダーの側面に小さい位置調整ネジを有した構成としてあり、位置調整ネジの締め付けによりレンズの位置を調整することができるレンズ保持構造としている(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来例2に係るレンズ保持構造は、レンズ鏡筒と固定部材(保持枠)の間に弾性部材を設けた構成としており、レンズ鏡筒やレンズへの損傷を防止する構成としている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、従来例1に係るレンズ保持構造では、位置調整ネジを用いていることから構成が複雑となっており、レンズホルダーの厚みが一定の大きさを有している必要がありレンズ保持構造に大きさでの制約がある。また外部の衝撃によるレンズの損傷は考慮されておらず、レンズホルダーに伝播した衝撃によりレンズが損傷することも考えられる。したがって、レンズの位置を調整する位置調整機構とは別に損傷を防止する機構を設けなければならないという問題があった。
また、従来例2に係るレンズ保持構造では、レンズを有する鏡筒について外部からの衝撃に対して損傷しないように弾性部材を設けているが、カメラモジュールの高機能化や小型化に伴い、鏡筒の構造が小さくなり適用が困難となっていることや、レンズと鏡筒での損傷を考慮していないという問題があった。
また、従来例1および従来例2に係るレンズ保持構造においては、レンズの位置調整または衝撃に対する損傷の防止のいずれか一方のみに対応した構造であって、カメラモジュールの高機能化に伴って必要となってきたレンズの位置調整とレンズの損傷防止という2つの課題を併せて解決するレンズ保持構造については考慮されていないという問題があった。
特開2000−193862号公報(図1) 特開2000−266978号公報(図1)
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、レンズを直接保持するレンズ保持具を弾性部材で構成することにより、レンズの組立(位置調整)を容易かつ高精度に行うことができ、また落下などによる外部からの衝撃を受けても、レンズに対する損傷を確実に防止できるレンズ保持構造(レンズ保持構造体)を提供することを目的とする。
また、本発明は弾性部材で構成されたレンズ保持具に保持枠と係合する突起部を設けることにより、レンズ保持具と保持枠との位置決めを容易に行うことができるレンズ保持構造体を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、レンズ保持具の突起部を保持枠の溝部に係合した後、溝部に係合された突起部の先端を保持枠の側面方向から位置調整治具により押圧することにより、極めて容易かつ高精度に位置決めすることができるレンズ位置調整方法を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、本発明に係るレンズ保持構造体を用いたカメラモジュールとすることにより耐衝撃性が大きく、光学系の位置調整を容易かつ高精度に行えるカメラモジュールを提供することを他の目的とする。
本発明に係るレンズ保持構造体は、レンズと、該レンズを固定して保持するレンズ保持具と、該レンズ保持具を係合する保持枠とを備えるレンズ保持構造体であって、前記レンズ保持具は、弾性部材で形成してあることを特徴とする。
この構成により、レンズの位置調整を容易かつ高精度に行うことが可能となり、また、耐衝撃性が向上することから外部からの衝撃を和らげてレンズの損傷および位置ずれを防止することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記保持枠は複数の溝部を有し、前記レンズ保持具は前記溝部に係合する突起部を有することを特徴とする。
この構成により、レンズ保持具と保持枠との位置決めが極めて容易となる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記突起部は、前記溝部の外部に突出して形成してあることを特徴とする。
この構成により、突起部を外部(保持枠の側面:突出方向)から押圧することにより容易にレンズの位置調整を行うことができるので、レンズの位置決めを極めて容易に行うことができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記溝部および前記突起部はそれぞれ3個以上あることを特徴とする。
この構成により、3方向以上で位置決めすることから、2次元平面上での正確な位置決めが可能となる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記レンズ保持具は前記レンズを複数備えることを特徴とする。
この構成により、レンズ保持構造体の焦点距離の範囲、撮影範囲をさらに調整、拡大することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記複数のレンズそれぞれに対応させて前記突起部を有することを特徴とする。
この構成により、複数のレンズそれぞれを相互に独立して調整することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記突起部の位置を前記レンズそれぞれに対応させて異ならせたことを特徴とする。
この構成により、それぞれの調整位置(平面配置位置)を異ならせることとなることから、位置調整治具相互間の干渉を防止することができるので、調整余裕度の大きいレンズ保持構造体とすることができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記レンズの間にスペーサを備えることを特徴とする。
この構成により、複数レンズ間の位置関係を正確に設定することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記レンズの外径を前記レンズ保持具の内径より大きくしてあることを特徴とする。
この構成により、レンズをレンズ保持具に容易に取り付ける(嵌合する)ことができ、レンズをレンズ保持具に極めて容易に固定することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記レンズ保持具を複数備えることを特徴とする。
この構成により、レンズ保持構造体の焦点距離の範囲、撮影範囲をさらに調整、拡大することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記レンズ保持具の間にスペーサを備えることを特徴とする。
この構成により、複数のレンズ保持具相互間の位置関係を正確に設定することができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記突起部の位置を前記レンズ保持具それぞれで異ならせたことを特徴とする。
この構成により、レンズ保持具それぞれの調整位置を異ならせることとなることから、位置調整治具相互間の干渉を防止することができるので、調整余裕度の大きいレンズ保持構造体とすることができる。
本発明に係るレンズ保持構造体では、前記レンズの光軸の傾きを調整するチルト調整部を備えることを特徴とする。
この構成により、レンズの光軸の傾き(チルト)調整を容易に行うことができる。
本発明に係るレンズ位置調整方法は、レンズと、該レンズを固定して保持するレンズ保持具と、該レンズ保持具を係合する保持枠とを備えるレンズ保持構造体でのレンズ位置調整方法であって、弾性部材で形成された前記レンズ保持具に前記レンズを取り付けし、前記レンズ保持具の突起部を該突起部に対応して前記保持枠に形成された溝部に係合した後、該溝部に係合された前記突起部の先端を前記保持枠の側面方向から位置調整治具により押圧することを特徴とする。
この構成により、レンズ位置を極めて容易かつ高精度で行うことが可能となる。
本発明に係るカメラモジュールは、レンズ保持構造体を有する光学系と、該光学系を介して入射する入射光を光電変換する固体撮像素子とを備えるカメラモジュールにおいて、前記レンズ保持構造体は、本発明に係るレンズ保持構造体であることを特徴とする。
この構成により、レンズの位置合わせ、光学系の調整を容易かつ高精度に行うことができ、また、外部からの衝撃に強いカメラモジュールとすることができる。
本発明に係るレンズ保持構造体およびレンズ位置調整方法によれば、レンズを弾性部材で構成したレンズ保持具に取り付け、かつレンズ保持具を保持枠と係合させる構成としてあることから、レンズの位置決めを容易かつ高精度に行え、また、耐衝撃性を向上することができるのでレンズの損傷を防止することができ信頼性を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るレンズ保持構造体およびレンズ位置調整方法によれば、保持枠の溝部にレンズ保持具の突起部を係合させる構成としてあることから、レンズの位置決めを容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明に係るレンズ保持構造体およびレンズ位置調整方法によれば、突起部をレンズ保持具の側面から突出させてあることから、外部から突起部を押圧することによりレンズの位置調整を容易に行うことができるという効果を奏する。
本発明に係るカメラモジュールによれば、本発明に係るレンズ保持構造体を用いたカメラモジュールとすることから、レンズの位置決めを容易かつ高精度に行え、また、耐衝撃性を向上することができるのでレンズの損傷を防止することができ信頼性を向上することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るレンズ保持構造体を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持構造体10は、レンズ1と、レンズ1を固定して保持するレンズ保持具2と、レンズ保持具2を係合する枠状の保持枠3とを備えている。カメラモジュール(不図示)は、一般的に保持枠3を複数個(不図示)有しており、デジタルカメラや携帯電話機に内蔵され、レンズ1の位置によって広角及び望遠による風景などの撮影をすることができる。
レンズ1は、ガラスやプラスチックなどの光学素材で構成され、削り出しや金型を用いたモールドによってレンズ1に加工してある。また、レンズ1の形状は複数のレンズ1を光軸上で組み合わせた光学系の光学設計によって最適化され、球面レンズや非球面レンズとして形成され、必要に応じて適宜のコバ(外周面)が形成される。
レンズ保持具2は、例えばゴムのような弾性部材を型加工することによって形成してある。レンズ保持具2はレンズ1を囲むように例えば輪状に形成してあり、内周はレンズ1を固定して保持する形状とされ、外周は保持枠3に係合される形状としてある。
レンズ1を保持する段階では、レンズ保持具2は精度を要求されない。したがって、レンズ保持具2の形成では、高い加工精度を要求されないという効果がある。
保持枠3は、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂または液晶ポリマー樹脂などの合成樹脂を、成型や切削などの加工を施すことによって形成してある。使用する合成樹脂は、落下衝撃に対して形状が変形したり破損したりしないように剛性を有することが望ましい。
次に、レンズ保持構造体10の組立状態(結合状態)について説明する。
レンズ保持構造体10は、レンズ1をレンズ保持具2に例えば接着/嵌合することにより取り付けて一体化し、一体化したレンズ1とレンズ保持具2を保持枠3に係合することにより形成してある。レンズ保持具2には複数の突起部2aが設けてあり、突起部2aに対応させて保持枠3に形成された複数の溝部3aに突起部2aを係合することができる構成としてある。したがって、突起部2aおよび溝部3aを有することから、レンズ保持具2および保持枠3の相互間の位置合わせは自己整合的に行われる。
突起部2aを溝部3aに係合(載置)した状態で、突起部2aの一部(先端部)は、保持枠3の側面から外部(溝部3aの外部)へ突出する構成としてあることが好ましい。つまり、レンズ保持具2の突起部2aの先端を保持枠3の側面(突出方向)から容易に押圧することが可能となり、保持枠3に対するレンズ1の位置調整(光軸の2次元平面上の位置調整)を容易に行うことができる。突起部2aを保持枠3(溝部3a)から突出させることにより、外部からの調整が極めて容易に実施できることとなる。
従来の技術によれば、保持枠にレンズを取り付ける際には、レンズの位置を調整しながら保持枠に位置合わせし、その後、接着剤などによりレンズを保持枠に固定する。また、保持枠に対するレンズの位置調整は、レンズのコバに位置調整治具の先端を接触させて押圧することが多い。しかし、携帯電話などの小型機器に搭載するカメラモジュールにあっては、光学系の寸法が極めて小さく、レンズの寸法も小さいことから、取り扱い作業が困難であることが多い。
しかし、本実施の形態に係るレンズ保持構造体10では、弾性部材で構成したレンズ保持具2にレンズ1を取り付けて固定し、レンズ1を固定したレンズ保持具2を保持枠3に係合して、弾性部材である突起部2aを位置調整治具(不図示)により外部から押圧することにより、保持枠3に対するレンズ1の位置を容易に調整することが可能となる。また、突起部2aおよび対応する溝部3aを3箇所以上設けることにより、2次元平面上での位置決めを正確に行うことが可能となる。なお、調整精度を向上するために突起部2aおよび溝部3aは均等に配置することが好ましい。
保持枠3に対して位置調整したレンズ1を保持するレンズ保持具2は、接着剤や固定部材などを用いて保持枠3と相互に固定することによって、必要な位置合わせを施したレンズ1を有する保持枠3として、レンズ保持構造体10を得ることができる。レンズ1を弾性部材で構成したレンズ保持具2に取り付けることにより、小さいレンズ1でも容易に取り扱うことができることから、小型化に対応したレンズ保持構造体10とすることができる。
保持枠3には、光学系の主軸(不図示)、副軸(不図示)にそれぞれ対応する穴3bと溝3cが設けてあり、保持枠3をガイド軸(不図示)に取り付けることが可能な構成としてある。なお、適宜のカムを用いても良い。
カメラモジュールに対して外部から衝撃が加わった場合、従来のように保持枠に対してレンズが接着剤などで固定されている場合は、固定部分に応力が加わり、その結果、その部分が外れてしまうという問題が生じる。
しかし、本実施の形態に係るレンズ保持構造体10では、レンズ保持具2にレンズ1を取り付けて保持枠3に固定した構成としてあることから、外部から衝撃が加わった場合でも、レンズ1に応力が直接加わることはなく、レンズ保持具2によって応力が吸収されることから、レンズ1が外れるという問題は生じないという効果を奏する。
図2は、本発明の実施の形態1に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。
レンズ保持具2は、3方向に突起部2aを有しており、それぞれの突起部2aは、保持枠3(図1参照)に設けた溝部3a(切り欠き)から僅かに先端部が突出する構成としてある。したがって、レンズ1の中心に向かって突起部2aの先端を位置調整治具(不図示)で押すことにより、保持枠3(不図示)とレンズ1の位置関係を最適化することができる。
レンズ1はレンズ保持具2に対して固定されているが、例えば、レンズ保持具2の内径をレンズ1の外径より僅かに小さくしておく(レンズ1の外径をレンズ保持具2の内径より大きくしておく)ことにより、レンズ保持具2の弾性収縮によってレンズ1を確実に嵌合して保持することができる。また、レンズ1のコバを載置できる段差部がレンズ保持具2の内部(内周部)に設けてあっても良い。また、レンズ保持具2の厚み方向で、内周部の中央部分をレンズ1に対して少し大きめに形成しておくことにより、レンズ1がレンズ保持具2に嵌合する構成としても良い。なお、レンズの径については、他の実施の形態でも同様に適用できる。
<実施の形態2>
カメラモジュールの高機能化に伴って、これまでの複数枚のレンズを鏡筒に固定した光学系ではなく、例えば、ステッピングモータといった駆動機構を設けて、この駆動機構によって複数のレンズを有する複数のレンズ群を光軸方向に動かすことにより、望遠と広角の光学的なズーム機能を持たせる構成をとったカメラモジュールとすることがある。つまり、保持枠3は、複数のレンズ1を有する構成とすることにより、レンズ保持構造体の焦点距離の範囲、撮影範囲をさらに調整、拡大することができる。本実施の形態では、図3ないし図5で示すように、複数のレンズを単一のレンズ保持具で保持するレンズ保持構造体としてある。なお、説明の簡明さを考慮して、レンズ保持具の状態を図示し、保持枠は図2の場合と同様に図示しない。また、レンズが2つの場合を例示するが、レンズが3以上の場合であっても同様に本実施の形態を適用することができる。
図3は、本発明の実施の形態2に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例1)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持具2(実施例1)は、単一のレンズ保持具2に2つのレンズ1(図上、上側のレンズ1u、下側のレンズ1d)を保持してあり、レンズ1uとレンズ1dとの間隔(位置関係)を調整するためにレンズ1uとレンズ1dの間にスペーサ4を設けた構成としてある。スペーサ4の大きさは、レンズ1の大きさ(径)に対応させて適宜設定することができる。また、レンズ保持具2の内径についてもレンズ1の大きさに対応させて適宜設定することができる。
また、レンズ保持具2の突起部2aはレンズ1の重畳方向で、レンズ保持具2の厚さを維持する構成としてある。本実施例の場合には、突起部2aの形状に対応させて、保持枠3の溝部3aの形状を適宜変更することとなる(不図示)。
図4は、本発明の実施の形態2に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例2)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持具2(実施例2)は、実施例1と同様に単一のレンズ保持具2に2つのレンズ1(図上、上側のレンズ1u、下側のレンズ1d)を保持してあり、レンズ1uとレンズ1dとの間隔(位置関係)を調整するためにレンズ1uとレンズ1dの間にスペーサ4を設けた構成としてある。
本実施例では、レンズ1uに対応させて突起部2auを、レンズ1dに対応させて突起部2adをそれぞれ形成して突起部2aを構成してある。突起部2aを突起部2auと突起部2adに分離して構成してあることから、それぞれに対応する複数のレンズ1u、1dをそれぞれ個別に独立して調整することが可能となり、より高精度のレンズ位置調整が可能となる。
なお、本実施例の場合には、突起部2a(2au、2ad)の形状に対応させて、保持枠3の溝部3aの形状を適宜変更することとなる(不図示)。
図5は、本発明の実施の形態2に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例3)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持具2(実施例3)は、実施例1、実施例2と同様に単一のレンズ保持具2に2つのレンズ1(図上、上側のレンズ1u、下側のレンズ1d)を保持してあり、レンズ1uとレンズ1dとの間隔(位置関係)を調整するためにレンズ1uとレンズ1dの間にスペーサ4を設けた構成としてある。
本実施例では、レンズ1uに対応させて突起部2auを、レンズ1dに対応させて突起部2adをそれぞれ形成して突起部2aを構成してある。なお、同図(B)では、突起部2adを側面視状態で側面図として図示してある。突起部2aを突起部2auと突起部2adに分離して構成してあることから、それぞれに対応する複数のレンズ1u、1dをそれぞれ個別に独立して調整することが可能となり、より高精度のレンズ位置調整が可能となる。
本実施例では、さらに、突起部2auの位置と突起部2adの位置(平面配置位置)を相互に異ならせて配置してある。したがって、レンズ保持具2の突起部2auを押圧する位置調整治具(不図示)と、突起部2adを押圧する位置調整治具(不図示)との位置を相互に異ならせることが可能となり、位置調整治具同士の干渉を避けることができる。つまり、位置調整に余裕度のあるレンズ保持構造体10とすることができる。
なお、本実施例の場合には、突起部2a(2au、2ad)の形状に対応させて、保持枠3の溝部3aの形状を適宜変更することとなる(不図示)。
<実施の形態3>
本実施の形態では、図6、図7で示すように、レンズ保持具を複数備えるレンズ保持構造体としてある。なお、説明の簡明さを考慮して、レンズ保持具の状態を図示し、保持枠は図2の場合と同様に図示しない。また、レンズ保持具が2つの場合を例示するが、レンズ保持具が3以上の場合であっても同様に本実施の形態を適用することができる。また、保持枠を2つ以上としてレンズ保持構造体を構成することも可能である。
図6は、本発明の実施の形態3に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例4)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持具2(実施例4)は、2つのレンズ保持具2(図上、上側のレンズ保持具2u、下側のレンズ保持具2d)を重畳させる形態としてあり、レンズ保持具2uとレンズ保持具2dとの間隔(位置関係)を正確に設定するためにレンズ保持具2uとレンズ保持具2dの間にスペーサ4を設けた構成としてある。また、レンズ1uをレンズ保持具2uに固定し、レンズ1dをレンズ保持具2dに固定してある。
本実施例では、レンズ保持具2uには突起部2uaを、レンズ保持具2dには突起部2daをそれぞれ形成して突起部2aを構成してある。なお、本実施例では、突起部2uaと突起部2daは方向を一致させて形成してある。
突起部2aを突起部2uaと突起部2daに分離して構成してあることから、実施例3の場合と同様、それぞれに対応する複数のレンズ1u、1dをそれぞれ個別に独立して調整することが可能となり、より高精度のレンズ位置調整が可能となる。したがって、レンズ保持構造体の焦点距離の範囲、撮影範囲をさらに調整、拡大することができる。
なお、レンズ保持具2u、2dにはそれぞれ単一のレンズ1を固定してあるが、実施の形態2の場合と同様にレンズ保持具2u、2dそれぞれに複数のレンズ1を固定する構成とすることも可能である。
本実施例の場合には、突起部2a(2ua、2da)の形状に対応させて、保持枠3の溝部3aの形状を適宜変更することとなる(不図示)。
図7は、本発明の実施の形態3に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例5)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持具2(実施例5)は、基本的な構成、作用では実施例4の場合と同様であるが、突起部2uaの位置と突起部2daの位置を相互に異ならせて配置してある点で異なる。なお、同図(B)では、突起部2daを側面視状態で側面図として図示してある。
本実施例では、レンズ保持具2uの突起部2uaを押圧する位置調整治具(不図示)と、レンズ保持具2dの突起部2daを押圧する位置調整治具(不図示)との位置を相互に異ならせることが可能となり、位置調整治具同士の干渉を避けることができる。つまり、位置調整に余裕度のあるレンズ保持構造体10とすることができる。
本実施例の場合には、突起部2a(2ua、2da)の形状に対応させて、保持枠3の溝部3aの形状を適宜変更することとなる(不図示)。
<実施の形態4>
実施の形態2、実施の形態3では、保持枠を省略してレンズ保持具(レンズ保持構造体)を説明したが、本実施の形態では、保持枠と実施の形態2、実施の形態3で記載したレンズ保持具とを係合させたレンズ保持構造体としてある。なお、本実施の形態では、保持枠は1つの場合を示すが、保持枠を複数備える構成とすることも可能である。
図8は、本発明の実施の形態4に係るレンズ保持構造体を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。
本実施の形態に係るレンズ保持構造体10は、実施の形態1で示した保持枠3と実施の形態2の実施例2(図4)に示したレンズ保持具2とを係合して構成したものである。
保持枠3の溝部3aに、レンズ保持具2の突起部2ad(図上、下側の突起部)を係合させてあり、突起部2au(図上、上側の突起部)はレンズ保持具2から突出した形態としてある。なお、保持枠3の厚さをさらに大きくして溝部3aの深さを深くすることにより、突起部2auも溝部3aに契合する形態とすることも可能である。つまり、保持枠3、溝部3aの形状は、レンズ保持具2の突起部2aの形状に応じて適宜設定することが可能である。
上述したとおり、複数のレンズ1を係合する保持枠3についてもレンズ1をレンズ保持具2に取り付け、レンズ保持具2を保持枠3に係合した後、突起部2a(2ad、2au)を位置調整治具(不図示)により外部から押圧することにより、保持枠3に対するレンズ1の位置を容易に調整することが可能となる。また、位置調整した後、レンズ保持具2を保持枠3に対して固定することによってレンズ保持構造体10を得ることができる。
なお、レンズ保持具2を保持枠3に固定する方法としては、接着剤などによる固定は勿論のこと、金属により形成したバネによる圧着などが可能である。どのような固定方法であっても、外部からの衝撃が保持枠3に加わった場合には、レンズ保持具2が緩衝材として作用することとなることから、レンズ1には外力(外部からの衝撃)が及ぶことのないレンズ保持構造体10を得ることができる。
<実施の形態5>
本実施の形態では、レンズの光軸の傾きを調整するチルト調整部を備えるレンズ保持構造体としてある。
図9は、本発明の実施の形態5に係るレンズ保持構造体を説明する説明図であり、(A)はチルト調整部の平面図、(B)はチルト調整部を備えるレンズ保持構造体の平面図、(C)は(B)の側面図である。
本実施の形態に係るチルト調整部5は、保持枠3に略対応する平面輪郭を有するチルト調整板6、レンズ保持具2に対応させてチルト調整板6に設けられたチルト調整ネジ7を有する(同図(A))。チルト調整ネジ7は、突起部2aの位置に対応させて配置することが好ましい。
チルト調整板6を保持枠3に接着などにより固定して取り付けた後、チルト調整ネジ7によってレンズ1のチルトを調整して光軸Laxの傾きを抑制する(同図(B)(C))。レンズ保持具2の突起部2aに対する押圧によるレンズ1の偏心の位置調整(実施の形態1ないし実施の形態4)に加えて、レンズ1の周辺に設けたレンズ保持具2の一部(突起部2aの上端)をチルト調整ネジ7により押圧することにより、レンズ1のチルト(光軸Laxの傾き)の位置調整を容易に行うことができる。
<実施の形態6>
本実施の形態は、本発明に係るレンズ保持構造体でのレンズ位置調整方法に関する。
実施の形態1ないし実施の形態5に示したレンズ保持構造体10でのレンズ位置調整方法は、上述したとおり各構成に対して次の処理を施すことにより行うことができる。
つまり、本実施の形態に係るレンズ位置調整方法(不図示。図1ないし図9参照)は、レンズ1と、レンズ1を固定して保持するレンズ保持具2と、レンズ保持具2を係合する保持枠3とを備えるレンズ保持構造体10でのレンズ位置調整方法であり、弾性部材で形成されたレンズ保持具2にレンズ1を取り付けし、レンズ保持具2の突起部2aを突起部2aに対応して保持枠3に形成された溝部3aに係合した後、溝部3aに係合された(好ましくは、保持枠3の側面から突出した)突起部2aの先端を保持枠3の側面方向(突出方向)から保持具2の中心方向へ位置調整治具により押圧することを特徴とする。
この構成とすることにより、保持枠3に対するレンズ1の中心位置を2次元平面上で極めて容易かつ高精度で位置決め(位置調整)することが可能となる。
<実施の形態7>
本実施の形態は、本発明に係るレンズ保持構造体を用いたカメラモジュールに関する。
本実施の形態に係るカメラモジュール(不図示)は、レンズおよびレンズ保持構造体を有する光学系と、この光学系を介して入射される入射光を光電変換する固体撮像素子を搭載した素子搭載基板とを備える。
本実施の形態に係るカメラモジュールの光学系は、本発明に係るレンズ保持構造体を備えることから、外部からの衝撃に強く、また、光学系のレンズ位置調整が極めて容易かつ高精度に行うことができるカメラモジュールとすることが可能となる。
カメラモジュールに関する詳細な機構部については説明を省略するが、実施の形態1ないし実施の形態5で示したレンズ保持構造体10を備えることにより、容易に構成することが可能となる。レンズ保持構造体10の穴3b、溝3cがカメラモジュールの光学系に設けてある駆動機構のガイド(不図示)に連結されることとなり、ガイドに沿って適宜の移動を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るレンズ保持構造体を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本発明の実施の形態1に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例1)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例2)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例3)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態3に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例4)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態3に係るレンズ保持構造体に適用するレンズ保持具(実施例5)の詳細を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態4に係るレンズ保持構造体を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本発明の実施の形態5に係るレンズ保持構造体を説明する説明図であり、(A)はチルト調整部の平面図、(B)はチルト調整部を備えるレンズ保持構造体の平面図、(C)は(B)の側面図である。
符号の説明
1 レンズ
2、2u、2d レンズ保持具
2a、2au、2ad、2ua、2da 突起部
3 保持枠
3a 溝部
3b 穴
3c 溝
4 スペーサ
5 チルト調整部
6 チルト調整板
7 チルト調整ネジ
10 レンズ保持構造体
Lax 光軸

Claims (15)

  1. レンズと、該レンズを固定して保持するレンズ保持具と、該レンズ保持具を係合する保持枠とを備えるレンズ保持構造体であって、
    前記レンズ保持具は、弾性部材で形成してあることを特徴とするレンズ保持構造体。
  2. 前記保持枠は複数の溝部を有し、前記レンズ保持具は前記溝部に係合する突起部を有することを特徴とする請求項1に記載のレンズ保持構造体。
  3. 前記突起部は、前記溝部の外部に突出して形成してあることを特徴とする請求項2に記載のレンズ保持構造体。
  4. 前記溝部および前記突起部はそれぞれ3個以上あることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のレンズ保持構造体。
  5. 前記レンズ保持具は前記レンズを複数備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載のレンズ保持構造体。
  6. 前記複数のレンズそれぞれに対応させて前記突起部を有することを特徴とする請求項5に記載のレンズ保持構造体。
  7. 前記突起部の位置を前記レンズそれぞれに対応させて異ならせたことを特徴とする請求項6に記載のレンズ保持構造体。
  8. 前記レンズの間にスペーサを備えることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか一つに記載のレンズ保持構造体。
  9. 前記レンズの外径を前記レンズ保持具の内径より大きくしてあることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一つに記載のレンズ保持構造体。
  10. 前記レンズ保持具を複数備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか一つに記載のレンズ保持構造体。
  11. 前記レンズ保持具の間にスペーサを備えることを特徴とする請求項10に記載のレンズ保持構造体。
  12. 前記突起部の位置を前記レンズ保持具それぞれで異ならせたことを特徴とする請求項10または請求項11に記載のレンズ保持構造体。
  13. 前記レンズの光軸の傾きを調整するチルト調整部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項12に記載のレンズ保持構造体。
  14. レンズと、該レンズを固定して保持するレンズ保持具と、該レンズ保持具を係合する保持枠とを備えるレンズ保持構造体でのレンズ位置調整方法であって、弾性部材で形成された前記レンズ保持具に前記レンズを取り付けし、前記レンズ保持具の突起部を該突起部に対応して前記保持枠に形成された溝部に係合した後、該溝部に係合された前記突起部の先端を前記保持枠の側面方向から位置調整治具により押圧することを特徴とするレンズ位置調整方法。
  15. レンズ保持構造体を有する光学系と、該光学系を介して入射する入射光を光電変換する固体撮像素子とを備えるカメラモジュールにおいて、
    前記レンズ保持構造体は、請求項1ないし請求項13のいずれか一つに記載のレンズ保持構造体であることを特徴とするカメラモジュール。
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