JP2003194667A - 光ファイバ端面検査装置 - Google Patents

光ファイバ端面検査装置

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JP2003194667A
JP2003194667A JP2001399917A JP2001399917A JP2003194667A JP 2003194667 A JP2003194667 A JP 2003194667A JP 2001399917 A JP2001399917 A JP 2001399917A JP 2001399917 A JP2001399917 A JP 2001399917A JP 2003194667 A JP2003194667 A JP 2003194667A
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optical fiber
face
optical
fiber end
laser light
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JP2001399917A
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Shuichiro Asakawa
修一郎 浅川
Yoshiteru Abe
宜輝 阿部
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨等により形成された接続用光ファイバ端
面の形状を検査する装置を提供する。 【解決手段】 複数本の光ファイバ1に対し、該光ファ
イバ端面1aの位置をそろえて互いに平行に保持する光
ファイバホルダ2と、前記光ファイバ端面1aにレーザ
光を照射するレーザ光源3と、前記レーザ光4aに対
し、前記光ファイバ端面1aにおいて前記光ファイバ1
同士の中心間隔より小さな直径を有する光束に集光する
レンズ5と、前記光ファイバ端面1aで反射されたレー
ザ光4bを受光して前記光ファイバ端面1aの傾きを測
定する測定手段であるスクリーン7と、前記レーザ光が
照射される前記光ファイバ端面1aが変更されるよう
に、前記光ファイバホルダ2もしくは前記光源3を移動
させるステージとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
同士を一括して接続する光ファイバコネクタ、あるいは
基板上に作製された複数の光導波路と複数の光ファイバ
とを接続する光導波路/光ファイバ・コネクタを作製す
る工程において、研磨等により形成された接続用光ファ
イバ端面の形状を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットが急激に普及する
と共に、動画や音声などの大量の情報を短時間で伝送で
きる大容量なネットワークシステムの需要が高まってい
る。そこで、今後は、このような高性能なネットワーク
を実現するために、光ファイバ通信を基盤とする光ネッ
トワークが拡大することが予想される。光ネットワーク
を普及させるためには、各種の光部品、あるいはそれら
を用いて構成される光送受信装置、光交換装置などの各
種の光装置の高機能化および経済化が必要である。
【0003】光ファイバコネクタは、光ファイバ同士を
光接続する、すなわち片方の光ファイバを伝搬する光が
もう片方の光ファイバに伝搬することができるような状
態にする機能を持った光部品である。以下、光接続を単
に接続と称することにする。光ファイバコネクタは、光
ネットワークシステムを構築する上での重要かつ多数使
用される光部品であり、光ファイバ伝送路や光装置にお
いて、光ファイバ同士を接続するために使用される。こ
れまでに、単心用光ファイバコネクタとしてSC形、M
U形光コネクタ、多心用光ファイバコネクタとしてMT
形光コネクタ等が開発され、使用されている。しかし、
今後の光ネットワークシステムの高度化、大規模化に伴
い、光ファイバ伝送路や光装置において、接続すべき光
ファイバの本数が大幅に増大すると予想される。これに
伴い、光ファイバコネクタに対し、小型でかつ多数本の
光ファイバを一括して接続すること、すなわち高密度多
心接続が可能であり、さらに低価格であること等が要求
されている。
【0004】そこで、このような要求を満たせる可能性
を持つ光ファイバコネクタとして、特開平9−1598
60号公報に開示されたものがある。図7にこの光ファ
イバコネクタの概略を示す。この光コネクタは、図7
(a)に断面図として示すように、被覆が除去されてい
る。すなわち裸状態の光ファイバ1−1を固定した第1
のプラグ20−1、アダプタ21、第1のプラグ20−
1と同様に光ファイバ1−2を固定した第2のプラグ2
0−2から構成されている。そして、図7(b)に示す
ように、第1のプラグ20−1および第2のプラグ20
−2をアダプタ21に対して両端から連結することによ
り、第1および第2のプラグ20−1,2にそれぞれ固
定されている光ファイバ1−1,2は、それぞれ対向す
る先端面が接合し、両光ファイバ1−1,2は接続され
る。
【0005】更に詳しくは、第1のプラグ20−1にお
いて、光ファイバ1−1は片持ち梁を形成する状態で固
定され、第2のプラグ20−2においても光ファイバ1
−2は同様に固定される。ここで、第1のプラグ20−
1においては、光ファイバ1−1の先端は、プラグの先
端から適当な長さ(ΔL)だけ突出している。また、第
2のプラグ20−2においては、光ファイバ1−2の先
端は、プラグ20−2の端面と同一面にある。光ファイ
バ1−1,2の端面は、軸方向に垂直かつ平滑な面に加
工されている。一方、アダプタ21は、第1および第2
のプラグ20−1,2の光ファイバがそれぞれ両側から
挿入される整列部材21aを有し、その孔の内径は、光
ファイバ1−1,2の先端が接合する位置において、光
ファイバ1−1,2の外径(約125μm)にほぼ等し
い。
【0006】第1および第2のプラグ20−1,2をそ
れぞれアダプタ21に連結すると、光ファイバ1−1,
2の端面同士が接合する。この時、上記ΔLに基づき、
光ファイバ1−1は整列部材21aの外側のプラグ20
−1の空洞部において座屈する。座屈した光ファイバ1
−1は元の長さに伸びようとする弾性力を発揮するた
め、光ファイバ1−1,2の端面同士は適当な荷重で接
合する。これにより、光ファイバ1−1,2の端面同士
は密着した状態になる。この状態はPC(Physical Con
tact)と呼ばれる。この状態では、光ファイバ1−1,
2の端面同士の間に光の反射の原因となる空気と光ファ
イバ端面との界面が無くなるために、光ファイバを伝搬
する光が上記接合面において伝搬方向と反対方向に反射
する光のパワーは著しく小さくなる。言い換えれば、接
合面における反射減衰量は大きくなる。
【0007】この光ファイバコネクタは、従来の光ファ
イバコネクタと比べて、フェルールを用いる必要がな
く、空間的に高密度に光ファイバ1−1,2を配置する
ことができる。また、光ファイバ1−1,2の間隔や整
列部材21aの孔の間隔が高精度である必要がなく、光
ファイバ1−1,2が対応する整列部材21aの孔に挿
入できれば、対向する光ファイバ同士を高精度に整列さ
せることができ、低い接続損失を容易に得ることができ
る。
【0008】一方、基板形光導波路を基本として構成さ
れる光送受信器、光分配器、光交換器、波長合分波器等
の光モジュールは、各種の光装置を構成する重要な光部
品である。以下、基板形光導波路を単に光導波路と呼
ぶ。これらの光モジュールには、外部に対して光信号の
入力、出力を行うために、通常は光ファイバが接続され
る。現状では、光モジュールと光ファイバとの接続、言
い換えると光導波路と光ファイバとの接続は、接着剤や
融着法を用いた永久接続が主流であり、接続とその解除
を繰り返すことはできない。従って、光ファイバが接続
された状態でモジュールをプリント基板に実装しなけれ
ばならず、このことが光モジュール自体および他の部品
の実装に支障をきたし、実装コストを割高にする原因に
なっていた。
【0009】また、特願平8−77282号公報には、
複数本の光ファイバと光導波路との一括した接続とその
解除を繰り返すことができる光導波路/光ファイバ・コ
ネクタが記載されている。このコネクタを上記の光モジ
ュールに適用して、光モジュールと光ファイバとの接続
をコネクタ化することにより、光モジュールは光ファイ
バが無い状態でプリント基板に実装することができる。
これにより、光モジュールやその他の光部品や電子部品
をプリント基板に実装することが容易になり、実装コス
トを削減することができる。
【0010】図8に前記光導波路/光ファイバ・コネク
タの概略を示す。この光コネクタは図8(a)の断面図
に示すように、光導波路基板24にはジャック22が装
着され、また光導波路基板24の端面には、ガイド部材
23が装着される。プラグ20には、片持ち梁を形成す
るように光ファイバ1が固定されている。ここで、プラ
グ20内の光ファイバ1は裸状態であり、その先端はプ
ラグ20の先端より適当な長さ(ΔL)だけ突き出して
いる。また、光ファイバ1の端面は、軸方向に垂直かつ
平滑な面に加工されている。ガイド部材23は、光導波
路25と光ファイバ1との光軸を合わせるための挿通孔
23aを有する。そして、図8(b)に示すように、ジ
ャック22にプラグ20を挿入し嵌合させると、光ファ
イバ1は挿通孔23aに挿入され、光ファイバ1の端面
は光導波路25の端面に突き当たり、光導波路25と光
ファイバ1とが接続される。このとき、プラグ20の端
面と光ファイバ1の端面が光導波路基板24の端面に突
き当たるために、光ファイバ1のプラグ20端面からの
突き出し(ΔL)により、光ファイバ1はプラグ20の
空洞部において座屈して撓む。そして、光ファイバ1が
元の長さに伸びようとする弾性力により光ファイバ1の
端面は光導波路25端面に適当な荷重で押圧される。こ
れにより、光ファイバ1端面と導波路25端面とのPC
が実現する。そして、光導波路25から光ファイバ1
へ、あるいは光ファイバ1から光導波路25へと光が伝
搬するとき、両端面の接触部分においての反射戻り光の
パワーは非常に小さくなる。このコネクタも裸状態の光
ファイバ1を収容するので、高密度に光ファイバ1を配
置することができ、小形かつ高密度な多心接続が可能に
することができる。以後、光ファイバの座屈に基づくP
Cを利用した上記の光ファイバコネクタおよび光導波路
/光ファイバ・コネクタを総称して単にコネクタと呼ぶ
ことにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】コネクタにおいて、光
ファイバの座屈により生じた力により接続面のPCを達
成するために、接続面となる光ファイバ端面は軸方向に
対して垂直かつ平滑な面である必要がある。詳細に言え
ば、理想的な垂直面に対する実際の端面の角度誤差(Δ
θ)を適当な値(角度誤差の許容値)以下にする必要が
ある。もし、角度誤差が大きい場合は、光ファイバの座
屈による荷重では、接続面のPCを実現することができ
ず、十分な反射減衰量を達成できなくなる。そこで、光
ファイバの端面を研磨により形成した後、光ファイバ端
面の角度誤差を計測し、角度誤差が許容範囲に収まって
いるか否かを検査する必要がある。コネクタが複数の光
ファイバを有する場合、言い換えると多心形の場合、そ
の作製において、複数の光ファイバはアレイ状態(複数
の光ファイバが一定間隔で平行に整列した状態)で端面
の研磨、端面の検査および被覆除去などの加工工程を経
てプラグに固定できれば、光ファイバを個別に加工して
からプラグに固定する場合よりも低コストでコネクタを
作製することができる。
【0012】なお、SC形やMU形光コネクタでは、接
続面のPCを達成するために、フェルール端面を凸球面
形状に研磨しているが、裸ファイバを用いた前述のコネ
クタでは、光ファイバの直径は約0.125mmと小さ
く、端面が平坦でも十分にPCを達成することができ
る。
【0013】これまで光ファイバ端面の角度誤差を計測
する方法としては、(1)顕微鏡による光ファイバ端面
の観察、(2)光の干渉を利用した方法、(3)光ビー
ムの反射角度を利用した方法などがある。
【0014】(1)の方法では、図9に示すように、光
ファイバの軸方向に対して垂直な方向から顕微鏡で検査
すべき光ファイバ端面1aを観察する。この方法は、簡
便ではあるが、角度誤差の計測精度に問題がある。ま
た、一般的に研磨で形成した光ファイバ端面は、理想的
な垂直面に対して必ずしも特定の方向に傾くとは限らな
い。つまり、光ファイバ端面が上側に傾いたり、横側に
傾くこともある。従って、観察中に光ファイバ1を軸周
りに回転させて、端面の傾きが最も大きくなるところで
傾きを計測する必要がある。光ファイバ1がアレイ状態
の場合には、個々の光ファイバを個別に回転させること
はできないので、計測することはできない。
【0015】図10は(2)の方法を実施するための構
成の一例である。光ファイバ端面1aから反射した光と
ハーフミラー10から反射した光とを干渉させて、干渉
縞を生じさせる。そして、この干渉縞を画像処理するこ
とにより、光ファイバ端面1aの傾き、すなわち角度誤
差が求められる。しかし、この方法では、顕微鏡14の
ピント合わせに手間がかかり、また前記の画像処理にも
多少の時間を要するので、光ファイバ1本当たりの計測
時間が十分に短くすることは困難である。さらに、十分
な精度で端面の傾きを計測するためには、装置が高額に
なるという問題もある。
【0016】(3)の方法は、松永等より報告されてい
る(1998年電子情報通信学会総合大会,C−3−5
2,1998年3月)。図11に示すように、測定すべ
き光ファイバ端面1aに可視のレーザビーム4aを照射
し、端面から反射したレーザビーム4bをスクリーン7
に到達させて端面の傾きを計測する方法である。より詳
しくは、光ファイバ1を真空吸引用溝26により真空状
態で吸着する光ファイバホルダ2に光ファイバ1は保持
される。光ファイバ1を中心軸を一定にした状態で軸周
りに回転させると、光ファイバ端面1aから反射したレ
ーザビーム4aがスクリーン7上に到達する位置、すな
わちスポット13も円軌道上を回転する。光ファイバ端
面1aの角度誤差をΔθ、光ファイバ端面1aからスク
リーン7までの距離をLとすると、この円軌道13aの
直径は、おおよそ2L tan(2Δθ)となる。従って、
この円軌道13aの直径を測ることにより、Δθを求め
ることができる。この方法を実施する装置は簡便であ
り、光ファイバ端面1aの傾きを容易に短時間で計測す
ることができる。しかし、光ファイバ1がアレイ状に整
列し、光ファイバ同士の間隔が狭い場合は、この方法を
適用することは困難である。
【0017】従来よりアレイ状態で光ファイバの端面を
研磨したり、被覆を除去する技術は確立されているが、
以上に述べたように、容易に短時間でアレイ状態の光フ
ァイバ端面の角度誤差を計測することは困難であった。
従って、多心形のコネクタを作製する場合は、アレイ状
態の複数の光ファイバを一括して研磨した後、アレイ状
態を解除し、個別に光ファイバ端面を検査し、再びアレ
イ状態に整列させプラグに固定していた。そこで、前述
のように低コストでコネクタを作製するために、複数の
光ファイバの端面をアレイ状態のまま、簡便かつ短時間
で検査することができる装置の発明が望まれていた。
【0018】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、アレイ状
態に整列した複数本の光ファイバの端面を短時間で簡単
に検査でき、かつ低価格な光ファイバ端面の検査装置を
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに第1の発明は、複数本の光ファイバに対し、該光フ
ァイバ端面の位置をそろえて互いに平行に保持する光フ
ァイバホルダと、前記光ファイバ端面にレーザ光を照射
するレーザ光源と、前記レーザ光に対し、前記光ファイ
バ端面において前記光ファイバ同士の中心間隔より小さ
な直径を有する光束に集光するレンズと、前記光ファイ
バ端面で反射されたレーザ光を受光して前記光ファイバ
端面の傾きを測定する測定手段と、前記レーザ光が照射
される前記光ファイバ端面が変更されるように、前記光
ファイバホルダもしくは前記光源を移動させる移動手段
とを備えることを特徴とする光ファイバ端面検査装置に
ある。
【0020】また、第2の発明は、第1の光ファイバ端
面検査装置の発明において、前記光ファイバ端面で反射
されたレーザ光を受光し、反射して、前記スクリーンま
たはカメラにレーザ光を送るミラーを備えたことを特徴
とする光ファイバ端面検査装置にある。
【0021】また、第3の発明は、第1又は2の光ファ
イバ端面検査装置の発明において、前記測定手段がスク
リーンまたはカメラであることを特徴とする光ファイバ
端面検査装置にある。
【0022】すなわち、本発明では、光コネクタの製造
過程で、光ファイバの端面を検査する装置に関し、光フ
ァイバ端面にレーザ光を照射して反射光を測定手段であ
るスクリーンで受光するようにしたものである。前記ス
クリーン上にはあらかじめ、傾きのない完全な端面から
反射光位置に対応する基準位置が設けられ、端面の傾き
は反射光がスクリーン上の基準面からどれだけ離れた位
置に投影されるかで判定することができる。
【0023】本発明によれば、検査機構を移動させて1
本1本の測定を行うことができるので、ファイバをアレ
イ状に整列させたままで検査を行うことができ、検査手
順が簡略化される。また、ファイバをアレイ状に並べた
まま次の工程に進むことができるので、光コネクタ製造
工程も簡略化され、光コネクタの製造コストを下げるこ
とができる。
【0024】
【作用】例えばレーザ光源として可視光を用いることに
より、測定手段であるスクリーン上のスポットの位置を
肉眼で直接に観察することができ、また、スクリーン上
に目盛りを描いておけば、スポットの位置から直ちに光
ファイバ端面の角度誤差を読むことができる。従って、
コンピュータを用いた画像処理等を行わなくても、十分
短時間で角度誤差を読みとることができる。
【0025】また、レーザ光源から出力されたレーザビ
ームをレンズにより集光することにより、効率良くレー
ザビームは光ファイバ端面に照射され、光ファイバ端面
で反射したレーザビームの強度が高くなるので、スクリ
ーン上のスポットの位置が鮮明に分かるようになる。そ
して移動手段である送りステージの上に光ファイバホル
ダを設置し、送りステージにより光ファイバの長手方向
に対して直角方向に光ファイバを移動させることによ
り、レーザビームが照射される光ファイバ端面を変更す
ることができる。
【0026】また、光ファイバホルダが、複数本の光フ
ァイバを互いに平行に保持することにより、レーザビー
ムが端面に照射されるときは、どの光ファイバの中心軸
も同一の方向を向くので、スクリーン上の基準位置は一
定の位置となる。光ファイバを互いに平行に保持する光
ファイバホルダは、V溝基板を用いて容易に構成するこ
とができる。そして、V溝の本数に応じて光ファイバホ
ルダに保持できる光ファイバの本数も定められ、100
本以上の光ファイバでも同時に光ファイバホルダに保持
させ連続して検査することができる。
【0027】また、光ファイバを光ファイバホルダに保
持したとき、長手方向についての光ファイバ端面の位置
については、その位置が多少変更してもレーザビームは
光ファイバに照射されるので、正確に設定する必要はな
い。また光ファイバホルダにおいて、各光ファイバは平
行に保持されることが条件であり、横方向の位置も任意
である。言い換えれば、光ファイバは光ファイバホルダ
に容易にセットすることができる。光ファイバ端面が欠
けや折れにより極度に変形している場合には、スポット
の光強度が弱ったり、スポットの形状が円状でなかった
り、スポットが現れなかったりするので、そのような光
ファイバ端面の異常を検知することができる。
【0028】測定手段であるスクリーン上において、基
準位置からスポットの中心点までの距離を肉眼で正確に
判別できるようにするためには、被検査光ファイバ端面
からスクリーンまでの反射レーザビームの光路の長さが
ある程度必要になるが、ミラーあるいはハーフミラーを
導入して、反射レーザビームの光路を曲げることによ
り、装置の最大寸法を小さくすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明するが、本発明はこれら実施形態に限定さ
れるものではない。
【0030】[第1の実施の形態]図1は、本発明に係
る光ファイバ端面の検査装置の第1の実施の形態を説明
する図である。図1は装置全体の構造を表す平面図、図
2は図1において光ファイバ1および光ファイバホルダ
2を光ファイバ端面1a側から見て拡大して示した斜視
図、図3は図1における測定手段であるスクリーン7を
正面から拡大して見た平面図である。本実施の形態にか
かる光ファイバ端面検査装置は、複数本の光ファイバ1
に対し、該光ファイバ端面1aの位置をそろえて互いに
平行に保持する光ファイバホルダ2と、前記光ファイバ
端面1aにレーザ光を照射するレーザ光源3と、前記レ
ーザ光4aに対し、前記光ファイバ端面1aにおいて前
記光ファイバ1同士の中心間隔より小さな直径を有する
光束に集光するレンズ5と、前記光ファイバ端面1aで
反射されたレーザ光4bを受光して前記光ファイバ端面
1aの傾きを測定する測定手段であるスクリーン7と、
前記レーザ光が照射される前記光ファイバ端面1aが変
更されるように、前記光ファイバホルダ2もしくは前記
光源3を移動させる移動手段である送りステージ15と
を備えるものである。
【0031】ここで、図1に示すように、端面を検査し
ようとするアレイ状態の複数本の光ファイバ1は、光フ
ァイバホルダ2に保持される。可視光のレーザ光源3か
ら発信されたレーザビーム4aは、レンズ5を通過する
ことによりビーム径が縮小され、光ファイバ端面1aに
到達する。光ファイバ端面1aで反射したレーザビーム
4bは、スクリーン7に到達する。そして、反射レーザ
ビーム4bが到達したスクリーン7上の位置、すなわち
スポット13と基準位置7bとの距離(R)から角度誤
差(Δθ)が求められる。規定したΔθの許容値に対し
て求めたΔθが小さければ合格(使用可能)、大きけれ
ば不合格(使用不可)と判断される。送りステージ15
により光ファイバホルダ2を横方向に移動手段により移
動すると、レーザビーム4aが照射される光ファイバ端
面1aが変更され、他の光ファイバ1についても同様に
検査される。前記移動手段としては、例えば移動送りス
テージなどを例示することができる。
【0032】すなわち、この検査装置を用いた光ファイ
バ端面1aの検査手順はおおよそ次のようになる。先ず
作業者は光ファイバ1のアレイを光ファイバホルダ2に
セットする。次に送りステージ15を操作してレーザビ
ーム4aが照射される光ファイバ端面1aを変更しなが
ら、スクリーン7のスポット13の位置を観察し、光フ
ァイバ端面1aの角度誤差についての合否を判定する。
【0033】より具体例に基づき詳しく述べると、光フ
ァイバ1の被覆部の外径は例えば0.25mmであり、
0.25mm間隔に平行に整列したアレイ状態になって
いる。光ファイバ1はこの状態で光ファイバホルダ2に
保持される。光ファイバホルダ2は、平行でかつ0.2
5mm間隔のV溝を有する基板2bと押さえ板2aから
構成されており、それらで光ファイバ1をはさむことに
より、光ファイバ1はV溝に沿って互いに平行に保持さ
れる。光ファイバホルダ2は送りステージ15の上に設
置されている。送りステージ15の送りにより、光ファ
イバホルダ2が光ファイバ1の中心軸と垂直方向に移動
することにより、レーザビーム4aが照射される光ファ
イバ端面1aが変更される。
【0034】レーザ光源3は、He−Neレーザであ
り、レーザ光は可視光である。出力されたレーザビーム
4aのビーム径は約2mmである。レンズ5の焦点距離
は300mmとし、レンズ5から光ファイバ端面1aま
での距離もおおよそこの長さとした。また光ファイバ端
面1aからスクリーン7までの距離も300mmに設定
した。レーザビーム4aは、レンズ5によって絞られ、
光ファイバ端面1aに到達したときビーム径は0.15
mm程度になる。この程度のビーム径の場合、レーザビ
ーム4aは、直径約0.125mmの光ファイバ端面全
体に照射されるが、隣接する他の光ファイバ端面1aに
は照射されない。
【0035】レーザ光源3からのレーザビームを直接に
光ファイバ端面1aに照射すると、複数の光ファイバ端
面1aに照射され、スクリーン7に複数のスポットが現
れ、どのスポットがどの光ファイバ端面1aに相当する
のかが分からなくなる。レーザビーム4aをレンズ5で
絞ることにより、反射レーザビーム4bの光強度は大き
くなり、スポット13は鮮明になる(図3参照)。
【0036】スクリーン7において、基準位置7bは、
光ファイバ端面1bが理想的に垂直の時(Δθ=0°)
のスポット13の中心位置である。基準位置7bからス
ポット13の中心までの距離をR、光ファイバ端面1a
からスクリーン7までの距離をLとすると、光ファイバ
端面1aの角度誤差Δθは、おおよそ以下のように表さ
れる。 R≒L tan(2Δθ) 図3に示されるように、特定の角度誤差Δθに対応した
半径Rの同心円の目盛り7aをスクリーン7に描いてお
けば、角度誤差Δθを容易に読みとることができる。
【0037】一般に、光コネクタの作製工程において
は、Δθの値を読みとる必要はなく、合格,不合格(Δ
θが許容誤差を超えているか否か)を判定するだけであ
る。そこで、許容誤差に対応する目盛りを描いておき、
スポット13がその目盛りを越えているか否かを観察す
るだけで、合格,不合格の判定をすることができる。R
やスポット13の大きさは、レンズ5から光ファイバ端
面1aまでの距離(レンズ5の焦点距離)および光ファ
イバ端面1aからスクリーン7までの距離によって変わ
るので、正確にΔθが読み取れるようなスポット13や
Rが適度な大きさになるように、検査装置の大きさも加
味して、それらの距離を決める必要がある。
【0038】スクリーン7において、RからΔθが求め
られるが、それと同時に基準位置7bに対するスポット
13の方向から光ファイバ端面1aの傾きの方向を求め
ることができる。また、光ファイバ端面1aが平面では
なく、凸球面形状になっている場合は、光ファイバ端面
1aで反射したレーザビーム4bは広がるので、スポッ
ト13の広がりの度合いから、凸球面形状の曲率をおお
よそ見積もることができる。但し、この実施形態の場
合、光ファイバ端面1aが平坦面の場合でも、反射レー
ザビーム4bは広がるので、光ファイバ端面1aが平坦
な場合のスポット13と比較する必要がある。さらに、
光ファイバ端面1aが欠けていたりする場合には、反射
レーザビーム4bの強度が減少して、スポット13の光
強度が弱くなったり、現れなくなる。これにより、反射
レーザビーム4bの強度の減少を観察することにより、
光ファイバ端面1aに上記のような異常があることを検
知することができる。
【0039】光ファイバホルダ2において、押さえ板2
aは適度な重量を有し、各V溝に載せられた光ファイバ
1の上に載せているだけである。バネやネジを用いて押
さえ板2aを光ファイバに対して押圧することも考えら
れるが、過剰に押圧すると、光ファイバ1が湾曲して端
面1aが傾き、Δθの計測誤差が大きくなる可能性があ
る。この実施形態では、光ファイバホルダ2は被覆部1
bを保持しているが、先端から適度な長さだけ被覆が除
去されている場合は、裸部1cを保持するような光ファ
イバホルダ2を用いることもできる。光ファイバホルダ
2を構成するV溝基板2bにおいて、例えばV溝の間隔
を0.25mm、本数を100本とすれば、0.25m
m間隔の100本の光ファイバ1を光ファイバホルダ2
に保持することができ、それらの光ファイバ1の端面1
aを連続して検査することができる。あるいは、16心
の光ファイバアレイ(整列状態の16本の光ファイバ)
を5個程度セットでき、それらの光ファイバアレイを連
続して検査することができる。光ファイバ1を光ファイ
バホルダ2に保持する際、光ファイバ端面1aの前後方
向の位置は規定位置よりも多少ずれても、レーザビーム
4aは光ファイバ端面1aに照射されるので、計測に支
障はない。言い換えると、光ファイバ1は、光ファイバ
ホルダ2へ容易にセットすることができる。
【0040】光ファイバホルダ2としては、光ファイバ
1の被覆部1bや裸部1cの外径とほぼ等しい内径の孔
を複数有する部材を用いることもできる。この場合、光
ファイバ1をこれらの孔に挿入することにより整列させ
る。レーザ光源3としては、可視光の半導体レーザなど
も用いることができる。半導体レーザを用いる場合は、
それに付随しているコリメートレンズをレンズ5として
用いることができる。光ファイバ先端1aの外周のエッ
ジを円錐状に面取りして光ファイバ端面1aの面積が減
少している場合でも、レーザビーム4aを絞っているの
で、十分な強度の反射ビーム4bを得ることができる。
【0041】この実施形態では、理想的に垂直な端面に
対する光ファイバ端面1aの角度誤差Δθが計測される
が、例えば、任意に8°斜め研磨した光ファイバ端面を
検査することも可能である。この場合は、基準となる8
°斜め端面を有する光ファイバでレーザビーム4aを反
射させたときのスポット13の位置を基準位置7bとし
ておく。さらに、この実施形態では、光ファイバ端面を
計測の対象としているが、フェルールなどの部材の端面
の傾きの計測にも応用することもできる。
【0042】[第2の実施の形態]図4は、本発明に係
る光ファイバ端面の検査装置の第2の実施の形態を説明
する図である。本実施の形態においては、図4に示すよ
うに、装置の基本的な構成は、先に述べた第1実施形態
と同様である。但し、レーザ光源3から出力されたレー
ザビーム4aは、コリメータ6により、適当なビーム径
に縮小される。また、レーザビーム4aおよび光ファイ
バ1aから反射したレーザビーム4bをおおよそ直角に
反射させるミラー9を有している。ミラー9によりレー
ザビーム4a,4bの光路を曲げることにより、実施形
態1に比べて装置の最大寸法を小さくすることができ
る。
【0043】ミラーを2個以上用いれば、さらに装置を
コンパクトにすることができる。レーザ光源3からのレ
ーザビーム4aを孔が開いた不透明な板に通すことによ
りビーム径を小さくすることも考えられるが、レーザビ
ーム4aのパワーを無駄にする欠点がある。
【0044】[第3の実施の形態]図5は、本発明に係
る光ファイバ端面の検査装置の第3の実施の形態を説明
する図である。図5に示すように、レーザ光源3から出
力されたレーザビーム4aはコリメータ6によりビーム
径を小さくし、ハーフミラー10を通過して、光ファイ
バ端面1aに到達する。そこで反射したレーザビーム4
bは、ハーフミラー10で反射され、測定手段であるカ
メラ11に到達する。このカメラ11は、実施形態1の
スクリーン7に相当する。カメラ11に取り込まれた画
像は、モニタ8で映し出され、スポット13の位置から
光ファイバ端面1aの角度誤差Δθが計測される。
【0045】また、この装置では、以下のように自動的
に角度誤差Δθを計測することができる。光ファイバホ
ルダ2は自動送りステージ15aに設置されており、コ
ンピュータ12が自動送りステージ15aを制御しなが
ら、前記画像を取り込み、画像処理することにより、各
光ファイバ端面1aのΔθを求める。これにより、作業
者が光ファイバ1aを光ファイバホルダ2にセットすれ
ば、後は自動的にΔθを計測することができる。ハーフ
ミラー10で反射レーザビーム4bを反射させることに
より、装置の最大寸法を小さくすることができる。
【0046】[第4の実施の形態]図6は、本発明に係
る光ファイバ端面の検査装置の第4の実施の形態を説明
する図である。ここで、本実施の形態の基本的な装置の
構成は、先に述べた第3実施の形態と同様である。但
し、この装置では、レーザ光源3、ハーフミラー10お
よびスクリーン7が送りステージ15の上に設置されて
いる。送りステージ15によりレーザ光源3等を移動さ
せることにより、レーザビーム4aが照射される光ファ
イバ端面1aを変更する。光ファイバ1が大型の光部品
16が装着されている場合など、光ファイバ1を移動さ
せることに不都合がある場合に、このような装置が適用
される。
【0047】本実施の形態においては、測定手段として
スクリーンやカメラを例示して説明したが、本発明にお
いては、光ファイバ端面で反射されたレーザ光を受光し
て前記光ファイバ端面の傾きを測定することができる手
段であれば、これらに限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の検査装置を用いれば、アレイ状に整列した状態
のまま複数本の光ファイバの端面の角度誤差を計測する
ことができる。また、本装置においては、光ファイバの
取り扱いを含めた操作は簡単であり、光ファイバ1本当
たりの検査時間も短い。アレイ状態の100本以上の光
ファイバでも適用することができる。一般の形状測定装
置と比較して、本装置のサイズは同等もしくは小さくす
ることができ、また作製コストも低くすることができ
る。
【0049】それゆえ、複数本の光ファイバを含む多心
形光コネクタの作製において、複数本の光ファイバにつ
いて、アレイ状態のまま端面研磨、端面検査、被覆除去
などの一連の作製工程を実施することができ、その光コ
ネクタの作製コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る端面検査装置全
体の構造を表す平面図である。
【図2】図1を一部拡大して示した斜視図である。
【図3】図1におけるスクリーンを正面から拡大して見
た平面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る光ファイバ端面
の角度を計測する装置を説明する図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る光ファイバ端面
の角度を計測する装置を説明する図である。
【図6】本発明の第4の実施形態に係る光ファイバ端面
の角度を計測する装置を説明する図である。
【図7】光ファイバコネクタを説明する断面図である。
【図8】光導波路/光ファイバ・コネクタを説明する断
面図である。
【図9】従来の光ファイバ端面の角度を計測する装置を
説明する図である。
【図10】従来の光ファイバ端面の角度を計測する装置
を説明する図である。
【図11】従来の光ファイバ端面の角度を計測する装置
を説明する図である。
【符号の説明】
1,1−1,1−2 光ファイバ 1a 光ファイバ端面 1b 被覆部 1c 裸部 2 光ファイバホルダ 2a 押さえ板 2b V溝基板 3 レーザ光源 4a レーザビーム 4b 反射レーザビーム 5 レンズ 6 コリメータ 7 スクリーン 7a 目盛り 7b 基準位置 8 モニタ 8a モニタ画面 9 ミラー 10 ハーフミラー 11 カメラ 12 コンピュータ 13 スポット 13a スポットの軌道 14 顕微鏡 15 送りステージ 15a 自動送りステージ 16 光部品 20,20−1,20−2 プラグ 21 アダプタ 21a 整列部材 22 ジャック 23 ガイド部材 23a 挿通孔 24 光導波路基板 25 光導波路 26 真空吸引用溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバに対し、該光ファイ
    バ端面の位置をそろえて互いに平行に保持する光ファイ
    バホルダと、 前記光ファイバ端面にレーザ光を照射するレーザ光源
    と、 前記レーザ光に対し、前記光ファイバ端面において前記
    光ファイバ同士の中心間隔より小さな直径を有する光束
    に集光するレンズと、 前記光ファイバ端面で反射されたレーザ光を受光して前
    記光ファイバ端面の傾きを測定する測定手段と、 前記レーザ光が照射される前記光ファイバ端面が変更さ
    れるように、前記光ファイバホルダもしくは前記光源を
    移動させる移動手段とを備えることを特徴とする光ファ
    イバ端面検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の光ファイバ端面検査装置にお
    いて、 前記光ファイバ端面で反射されたレーザ光を受光し、反
    射して、前記スクリーンまたはカメラにレーザ光を送る
    ミラーを備えたことを特徴とする光ファイバ端面検査装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の光ファイバ端面検査装
    置において、 前記測定手段がスクリーンまたはカメラであることを特
    徴とする光ファイバ端面検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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