JPH1138270A - 光導波路ユニット - Google Patents

光導波路ユニット

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JPH1138270A
JPH1138270A JP19823597A JP19823597A JPH1138270A JP H1138270 A JPH1138270 A JP H1138270A JP 19823597 A JP19823597 A JP 19823597A JP 19823597 A JP19823597 A JP 19823597A JP H1138270 A JPH1138270 A JP H1138270A
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JP
Japan
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optical waveguide
optical
fiber
mounting hole
waveguide unit
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Application number
JP19823597A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Usui
光男 碓氷
Nobuo Sato
信夫 佐藤
Kosuke Katsura
浩輔 桂
Yasuhiro Ando
泰博 安東
Makoto Hikita
真 疋田
Akiyuki Yoshimura
了行 吉村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光機能素子と光ファイバとを接続する従来の
MT形光コネクタを用いた光導波路ユニットは、光ファ
イバの本数が増大するに従って、均一な接続が困難とな
り、光学特性の低下を招く。 【解決手段】 光導波路19と、この光導波路19の基
端部を保持するホルダブロック24と、光導波路19に
接続するための光ファイバが一端側から差し込まれるフ
ァイバ装着孔15を有するマイクロフェルール13とを
具え、ファイバ装着孔15は、光ファイバの外径と対応
した一定内径の直線部29と、この直線部29から少な
くとも一端側の開口端に向けて内径が増大するテーパ部
30とを有し、マイクロフェルール13は、光導波路1
9のコア部20の中心に対してファイバ装着孔15の中
心が一致するようにホルダブロック24に固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光機能素子と光フ
ァイバとを接続するための光導波路ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速かつ大容量の通信分野では、
並列光伝送を基本とした光インターコネクション技術の
研究および開発が活発に行われている。特に、光源部お
よび受光部に、それぞれ面発光形レーザ(以下、これを
VCSELと記述する)およびを面受光形フォトダイオ
ード(以下、これをPDと記述する)をアレイ状に集積
化した光機能素子アレイを使用する光インターコネクシ
ョン用モジュールにおいては、光機能素子アレイとその
伝送路である光ファイバとを接続するための光部品が必
要となる。
【0003】並列光インターコネクションにおいては、
被覆を施した250μm の外径の光ファイバ心線を25
0μm の間隔でテープ状に束ねた多心光ファイバが伝送
路として使用されるため、この多心光ファイバと、発
光, 受光, 分岐, 合波, スイッチング, 変調などの機能
を有する光機能素子アレイとを如何に高密度かつ低損失
に、しかも容易に接続するかが重要な問題となる。
【0004】光機能素子アレイと多心光ファイバとを接
続するための上述した光部品の例としては、K.H. Hahn
らによって報告されたMT形光コネクタ付き高分子光導
波路ユニット(Proceeding of 45th Electronic Compon
ents and Technology Conference, pp. 368 〜 375, 19
95)がある。この光導波路ユニットの光機能素子アレイ
側には、90度の光路変換を行うために光導波路のコア
部の長手方向に対して45度傾斜した反射面が形成さ
れ、その反対側には、多心光ファイバと接続可能なMT
形光コネクタが設けられている。
【0005】上述した光導波路ユニットに使用されてい
るMT形光コネクタは、2本のガイドピンを介し、プラ
グの端面とほぼ同一平面上に配置された光導波路の端面
と多心光ファイバの端面とを相互に突き合わせることに
より、これら光導波路と多心光ファイバとを接続するよ
うにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光機能素子と光ファイ
バとを接続する従来のMT形光コネクタを用いた光導波
路ユニットは、プラグ先端からの光ファイバ端面の突き
出し、あるいは引き込み量のばらつきが大きいため、光
ファイバの本数が増大するに従って、均一な接続が困難
となり、光学特性の低下を招くという問題があった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、光機能素子と単心また
は多心の光ファイバとを高密度かつ低損失に、しかも容
易に接続することが可能な光導波路ユニットを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】被覆を除去した状態の光
ファイバをマイクロフェルール内に挿入し、この光ファ
イバの座屈力を押圧力として利用するようにしたPC
(Physical Contact)構造の光コネクタ(特願平6−1
52349号参照)の接続前の状態を図5に示し、接続
後の構造を図6に示す。この光コネクタは、被覆を除去
した状態の125μm の外径を有する第1の光ファイバ
11が整列状態で配置されたプラグ12と、これと対に
なるマイクロフェルール13が整列状態で配置したレセ
プタクル14とを具え、各マイクロフェルール13は、
第1の光ファイバ11の外径寸法よりわずかに大きな内
径のファイバ装着孔15を有し、第1の光ファイバ11
と同一外径の第2の光ファイバ16の接続端部がファイ
バ装着孔16の一端側に一体的に嵌着されている。
【0009】プラグ12をレセプタクル14に挿入する
ことにより、第1の光ファイバ11がマイクロフェルー
ル13のファイバ装着孔16内に差し込まれ、このファ
イバ装着孔16内に固定された第2の光ファイバ16と
同心状に位置合せされる。そして、第1の光ファイバ1
1をファイバ装着孔16内に過剰に押し込むことにより
発生する座屈力を押圧力として利用し、わずかな荷重で
光ファイバ11, 16の接続端面17, 18をPC状態
に保ち、これらを低損失に接続することができる。
【0010】かかる光コネクタを本明細書ではBF(Ba
re Fiber)コネクタと呼称する。
【0011】このBFコネクタによって複数組の光ファ
イバを接続する場合、光ファイバ素線の外径程度の狭ピ
ッチでこれらを接続可能であり、しかも、マイクロフェ
ルールのようなガイド機構を持った整列部材を用いてい
るため、光ファイバや整列部材自体のピッチ精度を緩和
することができ、超多心光コネクタを実現可能であるた
め、多数本の光ファイバの接続が要求される光インター
コネクションにおいては、極めて有効な接続方法である
と言えよう。
【0012】本発明の光導波路ユニットは、かかるBF
コネクタの特性に着目してなされたものであり、光導波
路と、この光導波路の基端部を保持するホルダブロック
と、前記光導波路に接続するための光ファイバが一端側
から差し込まれるファイバ装着孔を有するマイクロフェ
ルールとを具え、前記ファイバ装着孔は、前記光ファイ
バの外径と対応した一定内径の直線部と、この直線部か
ら少なくとも前記一端側の開口端に向けて内径が増大す
るテーパ部とを有し、前記マイクロフェルールは、前記
光導波路のコア部の中心に対して前記ファイバ装着孔の
中心が一致するように前記ホルダブロックに固定されて
いることを特徴とするものである。
【0013】本発明によると、光機能素子が光導波路の
先端部に接続され、BFコネクタのプラグを介してマイ
クロフェルールのファイバ装着孔に差し込まれる光ファ
イバ接続端部と光導波路の基端とが同心状に位置合せさ
れ、光導波路を介して光機能素子と光ファイバ側との間
で光情報の授受が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の光導波路ユニットにおい
て、マイクロフェルールは、BFコネクタの一方を構成
していることが望ましい。
【0015】また、光導波路は、光の伝送に与かるコア
部と、このコア部を囲んで当該コア部よりも低屈折率の
クラッド部とを有し、高分子材料からなるものであって
もよい。
【0016】さらに、複数組の光導波路およびマイクロ
フェルールが相互に平行に配列しているものであっても
よい。
【0017】一方、光導波路の基端に臨む接続部材をさ
らに具えることも可能である。この場合、接続部材は、
ファイバ装着孔内に固定され、光導波路の基端に当接し
てマイクロフェルールの長さよりも短い光ファイバであ
ってもよいし、光導波路の基端とマイクロフェルールと
の間に位置して光導波路のコア部およびファイバ装着孔
の中心に対して光軸が一致するようにホルダブロックに
固定される集光用マイクロレンズであってもよい。
【0018】
【実施例】本発明による光導波路ユニットの実施例につ
いて、図1〜図4を参照しながら詳細に説明するが、本
発明はこのような実施例に限らず、同様な課題を内包す
る他の分野の技術にも応用することができる。
【0019】本発明による第1の実施例の外観をVCS
ELアレイと共に図1に示し、その断面構造を図2に示
す。すなわち、高分子材料にて形成される平板状をなす
光導波路19は、例えば重水素化ポリメチルメタクリレ
ート(屈折率1.490)などで構成される20本のコ
ア部20と、これらコア部20を囲む紫外線硬化型エポ
キシ樹脂(屈折率1.475)などで構成されるクラッ
ド部21とからなり、この光導波路19は、図2の長手
方向に沿って20mmの長さを有する。
【0020】この光導波路19は、平面型光導波路の傾
斜端面作製方法(特願平8−202275号参照)に従
って製造することができる。本実施例におけるコア部2
0の断面形状は42μm ×42μm の正方形、クラッド
部21の下面からコア部20の中心までの高さは75μ
m である。
【0021】光導波路19の先端部には、l0チャンネ
ルのVCSELアレイ22と結合させるためにコア部2
0の長手方向に対して45度傾斜した全反射部23が形
成されている。そして、この全反射部23の直下に素子
間隔を250μm に設定した10チャンネルのVCSE
Lアレイ22が複数(図示例では2つ)配置され、各V
CSELから出射する光は、光導波路19のクラッド部
21からコア部20に入射し、全反射部23で全反射し
てその基端側へ向けて伝播する。これら2つのVCSE
Lアレイ22の中心間隔は10mmに設定されており、こ
れに対応して全反射部23における2つのチャンネル間
のコア部20の間隔も拡げられているが、各チャンネル
におけるコア部20の中心の間隔は250μm に設定さ
れている。
【0022】ところで、VCSELアレイ22やPDア
レイを実装した光モジュールを作成するに当たり、VC
SELの駆動やPDからの電気信号の増幅などに必要な
配線のためのレイアウトとの兼ね合いから、VCSEL
アレイ22やPDアレイを光コネクタと同一直線上に配
置することが困難な場合が生ずるため、光導波路19の
ピッチ変換や曲線状の光導波路19を介して光の伝搬を
行う必要が生ずる。
【0023】本実施例のように高分子材料で構成した光
導波路19は、コア部20をフォトプロセスで作製する
ため、フォトマスクを必要な形状に設計すれば、平面内
におけるコア部20の曲がりやピッチ変換など、任意の
形状の光導波路19を容易に形成することができる。こ
のような目的のため、VCSELアレイ22やPDアレ
イなどの光機能素子に対する光導波路19の接続端面を
コア部20の長手方向に対して45度傾斜させ、この傾
斜面を全反射部23として光路を90度曲げることは比
較的容易であり、多少の段差にも対応させることができ
る。
【0024】また、光導波路19の基端部は、BFコネ
クタのプラグ12(図5, 図6参照)と接続するための
ホルダブロック24に固定され、すべてのコア部20が
250μm の間隔に設定され、BFコネクタのプラグ1
2の20本の光ファイバ11(図5, 図6参照)と接続
可能となっている。つまり、VCSELアレイ22の配
置間隔とBFコネクタのプラグ12の光ファイバ11の
問隔とを整合させるため、光導波路19のコア部20は
途中で湾曲した状態に形成されている。
【0025】前記ホルダブロック24は、ガラス製のマ
イクロフェルール13と、これらマイクロフェルール1
3を250μm の等間隔で相互に平行に20個配置する
ためのガラス製のV溝基板25と、マイクロフェルール
13をV溝基板25の一端側に固定するためのガラス製
のフェルール押さえ板26と、光導波路19の基端部を
V溝基板25の他端側に固定するためのガラス製の光導
波路押さえ板27と、マイクロフェルール13と光導波
路19の基端との間に配置されたガラス製の接続板28
とを有する。
【0026】それぞれファイバ装着孔15が形成された
各マイクロフェルール13は、外径が240μm ±1μ
m 、長さが5mmであり、BFコネクタの光ファイバ11
(図5, 図6参照)の外径と対応した一定内径の直線部
29と、この直線部29から開口端に向けて内径が増大
するテーパ部30とを有する。
【0027】また、厚さが0. 25mmの接続板28は、
マイクロフェルール13のファイバ装着孔15にBFコ
ネクタの光ファイバ11(図5, 図6参照)を挿入した
場合、これら光ファイバ11の先端面が相対的に軟質な
光導波路19の基端面に押し当たってコア部20の損傷
を避けるためのものである。
【0028】かかる光導波路ユニットは、以下の手順で
製造することができる。すなわち、V溝基板25に20
本のマイクロフェルール13を並ベ、併せて接続板28
もV溝基板25に配置する。そして、マイクロフェルー
ル13を接続板28に押し付け、紫外線硬化型接着剤を
数滴滴下し、マイクロフェルール13の上からフェルー
ル押さえ板26を押し付けた後、紫外線を照射してマイ
クロフェルール13と接続板28とをV溝基板25に固
定する。この場合、V溝基板25にはあらかじめ高精度
に図示しないV溝が加工されているため、マイクロフェ
ルール13のファイバ装着孔15の中心は、光導波路1
9が装着されるV溝基板25の底面から75μm の高さ
に、しかも250μm ピッチの等間隔を以て±2μm 以
下の精度で固定される。
【0029】次に、光導波路19の基端部をマイクロフ
ェルール13と接続板28とが固定されたV溝基板25
上に載せる。このとき、顕微鏡下で位置決めを行うこと
により、マイクロフェルール13の中心と光導波路19
のコア部20の中心とを合致させることができる。そし
て、この光導波路19とV溝基板25との隙問に紫外線
硬化型接着剤を数滴滴下し、光導波路押さえ板27を光
導波路19の上に載せて軽く押し付け、この状態で紫外
線を照射し、光導波路19をV溝基板25を接着固定す
ることによって、本発明の光導波路ユニットが得られ
る。
【0030】この光導波路ユニットの光学特性を評価す
るため、波長が0. 85μm 帯のVCSELアレイ22
を用い、各VCSELからの出射光を全反射部23を介
して、光導波路19の各コア部20に入射した。一方、
マイクロフェルール13には、20本の光ファイバ11
を配置したBFコネクタのプラグ12(図5, 図6参
照)を接続し、これら光ファイバ11の他端からの出力
光強度を測定し、BFコネクタの部分を含めた接続損失
を求めた。
【0031】20チャンネルの各接続損失を側定した結
果、全てのチャンネルにおいて1.9±0. 2dBとな
り、従来のものと比較すると、上述した光導波路ユニッ
トは充分に低損失で均一な光学特性を示すことが判明し
た。
【0032】上述した実施例では、ガラス製の接続板2
8を光導波路19の基端とマイクロフェルール13との
間に介装したが、光導波路19と対向する側のマイクロ
フェルール内に短尺の光ファイバをあらかじめ装着して
おき、これを接続部材として利用することも可能であ
る。
【0033】このような本発明による光導波路ユニット
の第2の実施例の断面構造を図3に示すが、図1および
図2に示した先の実施例と同一機能の部材には、これと
同一符号を記して重複する説明は省略するものとする。
すなわち、外径が240μm、内径が126±1μm 、
長さが10mmのマイクロフェルール31の光導波路19
側には、長さが5mmの短尺光ファイバ32が嵌着され、
この短尺光ファイバ32の光導波路19側の端面と光導
波路19の基端面とは当接した状態となっている。
【0034】本実施例では、ファイバ装着孔15内に挿
入された短尺光ファイバ32を光導波路19側に軽く押
し付け、この状態で光導波路19とマイクロフェルール
31の間に紫外線硬化型接着剤を数滴滴下し、光導波路
押さえ板27を光導波路19基端部の上に載せてこれを
軽く押さえた後、紫外線を照射して光導波路19をV溝
基板25を接着固定している。この場合、硬化前の紫外
線硬化型接着剤は短尺光ファイバ32とファイバ装着孔
15との隙間に沿って流れ込むため、短尺光ファイバ3
2もマイクロフェルール31および光導波路19と共に
接着固定される。
【0035】この光導波路ユニットの光学特性を第1の
実施例と同じ測定系を用いて評価するため、20チャン
ネルの各接続損失を測定した結果、全てのチャンネルに
おいて1. 7±0. 2dBとなり、従来のものと比較する
と、本実施例による光導波路ユニットは十分に低損失で
均一な光学特性を示すことを確認できた。
【0036】光導波路19とBFコネクタの光ファイバ
11(図5, 図6参照)との接続損失をより少なくする
ため、集光用の光学系を接続部材としてこれらの間に介
装することも可能である。
【0037】このような本発明による光導波路ユニット
の第3の実施例の断面構造を図4に示すが、先に示した
第1の実施例と同一機能の部材には、これと同一符号を
記して重複する説明は省略するものとする。すなわち、
マイクロフェルール13と光導波路19との間には、厚
さが0. 88mmのロッドレンズアレイ33がV溝基板2
5の上に接着固定されている。ロッドレンズアレイ33
は、直径が125μmのマイクロレンズ部34と、この
マイクロレンズ部34を囲むように一体的に形成された
レンズ保持部35とを有し、レンズ保持部35にはマイ
クロレンズ部34が250μm の間隔で相互に平行に配
置されている。各マイクロレンズ部34は、その屈折率
が中心で最大となり、半径方向外側ほど屈折率が低下し
た構造を持ち、その一端面に形成される画像が他端面で
結像するような焦点距離を有する。マイクロレンズ部の
光軸は、マイクロフェルール13のファイバ装着孔15
および光導波路19のコア部20の中心と一致するよう
に配置されることは言うまでもない。
【0038】なお、V溝基板25に対するロッドレンズ
アレイ33の固定は、第1の実施例におけるV溝基板2
5に対する接続板28の固定と同様に行うことができ
る。
【0039】この光導波路ユニットの光学特性を第1の
実施例1と同じ測定系を用いて評価するため、20チャ
ンネルの各接続損失を測定した結果、全てのチャンネル
において1. 8±0. 2dBとなり、従来のものと比較す
ると、この光導波路ユニットは充分に低損失で均一な光
学特性を示すことが判明した。
【0040】
【発明の効果】本発明の光導波路ユニットによると、マ
イクロフェルールを有しているため、BFコネクタとの
接続が可能であり、部品精度を特別に高精度に製造せず
とも多心光ファイバとの高密度で低損失な接続を実現す
ることができ、特にマイクロフェルールがBFコネクタ
の一方を構成している場合には、多数の光機能素子アレ
イに対しても信頼性の高い結合を行うことが可能であ
る。
【0041】また、光導波路が、光の伝送に与かるコア
部と、このコア部を囲んで当該コア部よりも低屈折率の
クラッド部とを有する高分子材料で形成されている場合
には、多数の光機能素子アレイに対しても、光導波路の
面内のピッチ変換や光路変換あるいは光導波路に対して
垂直方向の光路変換が容易となることから、信頼性の高
い光結合を実現することができる。
【0042】さらに、光導波路の基端に臨む接続部材を
設けた場合には、光導波路の接続端面と光ファイバの接
続端面との直接接触を避けて光導波路の接続端面の損傷
を防止することができる上、特に接続部材としてマイク
ロレンズを採用することにより、接続損失を最小に抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光導波路ユニットの第1の実施例
の外観を光機能素子と共に表す斜視図である。
【図2】図1に示した光導波路ユニットの内部構造を光
機能素子と共に表す断面図である。
【図3】本発明による光導波路ユニットの第2の実施例
の内部構造を表す断面図である。
【図4】本発明による光導波路ユニットの第3の実施例
の内部構造を表す断面図である。
【図5】本発明において利用されるBFコネクタの結合
前の概略構造を表す概念図である。
【図6】本発明において利用されるBFコネクタの結合
状態の概略構造を表す概念図である。
【符号の説明】
11 光ファイバ 12 BFコネクタのプラグ 13 マイクロフェルール 15 ファイバ装着孔 19 光導波路 20 コア部 21 クラッド部 22 VCSELアレイ 23 全反射部 24 ホルダブロック 25 V溝基板 26 フェルール押さえ板 27 光導波路押さえ板 28 接続板 29 直線部 30 テーパ部 31 マイクロフェルール 32 短尺光ファイバ 33 ロッドレンズアレイ 34 マイクロレンズ部 35 レンズ保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安東 泰博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 疋田 真 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 吉村 了行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路と、この光導波路の基端部を保
    持するホルダブロックと、前記光導波路に接続するため
    の光ファイバが一端側から差し込まれるファイバ装着孔
    を有するマイクロフェルールとを具え、 前記ファイバ装着孔は、前記光ファイバの外径と対応し
    た一定内径の直線部と、この直線部から少なくとも前記
    一端側の開口端に向けて内径が増大するテーパ部とを有
    し、 前記マイクロフェルールは、前記光導波路のコア部の中
    心に対して前記ファイバ装着孔の中心が一致するように
    前記ホルダブロックに固定されていることを特徴とする
    光導波路ユニット。
  2. 【請求項2】 前記マイクロフェルールは、BFコネク
    タの一方を構成していることを特徴とする請求項1に記
    載の光導波路ユニット。
  3. 【請求項3】 前記光導波路は、光の伝送に与かるコア
    部と、このコア部を囲んで当該コア部よりも低屈折率の
    クラッド部とを有し、高分子材料からなることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の光導波路ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 複数組の前記光導波路および前記マイク
    ロフェルールが相互に平行に配列していることを特徴と
    する請求項1から請求項3の何れかに記載の光導波路ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 前記光導波路の基端に臨む接続部材をさ
    らに具えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何
    れかに記載の光導波路ユニット。
  6. 【請求項6】 前記接続部材は、前記ファイバ装着孔内
    に固定され、前記光導波路の基端に当接して前記マイク
    ロフェルールの長さよりも短い光ファイバであることを
    特徴とする請求項5に記載の光導波路ユニット。
  7. 【請求項7】 前記接続部材は、前記光導波路の基端と
    前記マイクロフェルールとの間に位置して前記光導波路
    のコア部および前記ファイバ装着孔の中心に対して光軸
    が一致するように前記ホルダブロックに固定される集光
    用マイクロレンズであることを特徴とする請求項5に記
    載の光導波路ユニット。
JP19823597A 1997-07-24 1997-07-24 光導波路ユニット Pending JPH1138270A (ja)

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