JP2003193658A - 建築室内用ボード - Google Patents

建築室内用ボード

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JP2003193658A
JP2003193658A JP2001394897A JP2001394897A JP2003193658A JP 2003193658 A JP2003193658 A JP 2003193658A JP 2001394897 A JP2001394897 A JP 2001394897A JP 2001394897 A JP2001394897 A JP 2001394897A JP 2003193658 A JP2003193658 A JP 2003193658A
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Japan
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building
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JP2001394897A
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Inventor
Junichi Ishikawa
順一 石川
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WASHI NO ISHIKAWA KK
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WASHI NO ISHIKAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹皮ボードを利用した建築室内用ボードとし
て、樹皮ボードが有するガス吸収機能などを有効に発揮
できるとともに、建築室内用ボードとして必要な耐久性
などの特性にも優れたものを提供する。 【解決手段】 建築物の内装に施工される建築室内用ボ
ードBであって、少なくとも樹皮ボード12を含む基材
10と、樹皮ボード12の表面に配置され、紙糸22で
つくられた紙糸布帛20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築室内用ボード
に関し、詳しくは、建築物の床や壁などの内装材として
使用される建築室内用ボードを対象にしている。
【0002】
【従来の技術】建築物の内装に用いられる建築室内用ボ
ードのうち、木質系の材料を用いたものとしては、合板
のほか、パーティクルボード、ファイバボード、チップ
ボードなどが知られている。これらの木質系ボードは、
天然の木材原料をチップ状あるいはファイバ状に粉砕し
たあと、ボード状に集積し成形したものである。木材原
料として、杉などの樹皮を用いた樹皮ボードが提案され
ている。特開2001−212454号公報には、樹皮
をチップ状又はファイバ状に粉砕した粉砕物を含む原料
を板状体に成形する技術が開示されている。樹皮とし
て、杉、桧などを使用すると、ホルムアルデヒドなどの
大気汚染物質を吸収して環境改善する機能が発揮できる
とされている。但し、樹皮ボードは、内装仕上げ材とし
て使用するには、クズが出易く、表面の質感や意匠性に
劣るため、樹皮ボードの表面に、塗装を施したり、単板
やつき板を積層したり、化粧紙、布、プラスチックフィ
ルム、メラミン樹脂等からなる化粧板を貼り合わせたり
して、化粧層を形成することも提案されている。化粧層
が樹皮ボードの表面を覆うと、樹皮ボードによるホルム
アルデヒドなどの吸収機能が発揮できなくなるため、化
粧層を貫通する孔や凹溝を設けることも提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術にお
ける化粧層付きの樹皮ボードでは、いくら化粧層に孔や
凹溝を設けていても、樹皮ボードが有するホルムアルデ
ヒドなどの吸収機能が妨げられるという問題がある。特
に、樹皮ボードを床仕上げ材として使用する場合、歩行
による踏圧や摩擦に耐える必要があるため、単板やつき
板や樹脂などからなる強靭な化粧層を設けることになる
が、このような材料からなる化粧層は通気性がないの
で、樹皮ボードのガス吸収機能が発揮できなくなる。強
靭な材料からなる化粧層に孔や凹溝を設けるのは、加工
の手間が増える。また、化粧層の孔やボードの凹溝も強
度や耐久性の面で限定されるし、外観意匠性も悪くなる
心配がある。
【0004】本願発明の課題は、前記した樹皮ボードを
利用した建築室内用ボードとして、樹皮ボードが有する
ガス吸収機能などを有効に発揮できるとともに、建築室
内用ボードとして、さらなる快適性、耐久性、意匠性な
どの特性にも優れたものを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる建築室内
用ボードは、建築物の内装面に施工される建築室内用ボ
ードであって、少なくとも樹皮ボードを含む基材と、前
記樹皮ボードの表面に配置され、紙糸でつくられた布帛
とを備える。 〔基材〕少なくとも樹皮ボードを含んでいれば、通常の
建築室内用ボードの材料や構造が採用できる。樹皮ボー
ドは、杉などの樹皮をチップ状又はファイバ状に粉砕し
た粉砕物を板状に成形したものである。前記した特開2
001−212454号公報に開示された樹皮ボードと
共通する材料や製造技術が適用できる。
【0006】樹皮として、杉の樹皮が好ましい。杉は、
針葉樹であり、靭皮繊維が多い。粉砕してチップ状ある
いはファイバ状にしたときに、繊維が毛羽立って嵩高い
形状になり、空隙率の高い樹皮ボードが得られる。ホル
ムアルデヒド等のガス吸収能力が優れている。調湿機能
も備えている。杉のほかに、ヒノキやイチイ、ベイマ
ツ、ベイツガ、ヒバなどの針葉樹、ヤナギ、ポプラ、コ
ナラ、ニレ、クリ、コウゾ、シナノキ、ミツマタ、ガン
ピ、アオギリ、ケナフなどの広葉樹も使用できる。杉の
樹皮に、他の樹皮を混合して使用することができる。
【0007】樹皮ボードの製造は、樹木原料から手作業
あるいはバーカー装置などを用いて樹皮を剥ぎ取り、ハ
ンマーミルやリングフレーカーを用いて粉砕し、チップ
状(例えば、平均粒径1〜50mm)又はファイバ状
(例えば、平均長さ1〜50mm、平均太さ0.1〜5
mm)の粉砕物にする。樹皮ボードの材料として、樹皮
のほかに、樹木の木質部を加えることもできる。この場
合、全体の50重量%以上を樹皮が占めるようにしてお
く。樹皮ボードの原料粉砕物は、所定の含水率(例え
ば、2〜15重量%)まで乾燥し、イソシアネート系な
どの木材用接着剤を加えて、層状に堆積させ、ホットプ
レス機で所定の温度と圧力(例えば、100〜250
℃、0.5〜5Pa)で熱圧成形すれば、樹皮ボードが
得られる。ヘミセルロースが多く含まれる樹皮を用いる
と、接着剤を使用しなくても成形できる場合がある。
【0008】樹皮ボードの比重を、0.2〜1.2にし
ておくと、ガス吸着機能が良好になる。より好ましくは
比重0.2〜0.7である。樹皮ボードの厚みは、使用
する用途や要求性能に合わせて設定できる。通常の建築
室内用ボードに利用する場合、樹皮ボードの厚みを5〜
25mmの範囲に設定できる。建築室内用ボードの基材
に用いる樹皮ボードは、製造時に建築室内用ボードある
いは基材の寸法に合わせて成形しておいてもよいし、成
形された樹皮ボードを裁断加工して基材に用いることも
できる。
【0009】基材としては、樹皮ボードのみで構成して
もよいし、樹皮ボードに他の建築材料を積層したり複合
化したりすることもできる。例えば、樹皮ボードの背面
に、合板などの各種ボード材料を貼り合わせることがで
きる。建築室内用ボードの施工あるいは固定に必要な金
具や部材を取り付けておくこともできる。基材の片面ま
たは両面に、V字溝を切って曲げ易くしておき、屈曲可
能な建築室内用ボードを構成することができる。このよ
うな建築室内用ボードは、室内のコーナー部に施工した
りするのに有用である。建築室内用ボードの表面を覆う
紙糸布帛は屈曲性があるので、蝶番の役目を果たし、こ
のような使用に適している。
【0010】〔紙糸布帛〕基材のうち樹皮ボードの表面
に配置される。紙糸布帛の材料および製造技術として、
本件特許出願人が先に特許出願し、特開2001−20
0441号公報で公開された技術が適用できる。紙糸布
帛は、紙糸で織られたり編まれたりした布帛である。紙
糸は、通常の紙糸と同様の材料および製造技術で得られ
るものが使用できる。紙糸の材料に耐水性紙を使用した
り耐水処理を施したりすることで、耐水性を持たせた耐
水性紙糸が好ましい。
【0011】紙糸の原料として、モミ、ウラジロモミ、
トドマツ、シラベ、ヒノキ、サワラ、スギ、カラマツ、
アカエゾマツ、エゾマツ、クロエゾマツ、トウヒ、アカ
マツ、クロマツ、マキ、ヒバ、カヤ、ツガ、ベイモミ、
ピーオーシーダー、アラスカシーダー、レッドウッド、
ヘムロック等の針葉樹;コットンウッド、アスペン、タ
スマニアンオーク等の広葉樹;竹、バカス、ケナフ、マ
ニラ麻、わら等のその他の植物;等から得られるパルプ
が使用される。楮や三椏等の靭皮繊維またはレーヨン等
を使用することもできる。目付10〜100g/m2
範囲にある薄い紙とすることが好ましい。
【0012】紙テープを、らせん甘撚りすることにより
紐状にして、紙糸が得られる。紙テープに、エンボス加
工などで長手方向に沿う1本あるいは複数本の折り目を
形成しておいたり、しわ圧潰加工紙を用いたりすること
で、水分の吸排出性および断熱性に優れ、しかも、伸度
が高く、表面が滑らかですべりの良い、編織時に切れ難
い紙糸が得られる。しわ圧潰加工紙は、抄紙後のウエッ
トクレープ加工によりしわを形成し、ドライヤーを圧接
することで、しわが押しつぶされてなるものである。し
わ圧潰加工紙として、初期伸びが4%以下で、限界破断
伸びが14%以上のものが、紙糸および紙糸布帛の製造
が容易で使用性能も高くなり、好ましい。
【0013】紙糸の撚り回数は、通常、紙糸30cm当
たり20〜120回とすることができる。紙糸は、太さ
250〜10,000デニールのものが使用できる。紙
糸の織り方は、通常の織物と同様の技術が適用できる。
例えば、平織-、綾織、朱子織、ドビー組織、ジャガー
ド組織、パイル組織などが挙げられる。紙糸を用いた編
物としては、各種の経編組織が採用できる。これらの各
種紙糸からなる基布に、さらに紙糸でタフティングを施
した紙糸布帛も使用できる。紙糸布帛は、紙糸のみでつ
くられたもののほか、紙糸布帛の機能を損なわない範囲
で、紙糸以外の繊維材料などからなる糸を一部に組み合
わせたものでもよい。例えば、紙以外の繊維糸で粗く織
られた基布に、十分な太さおよび量の紙糸でタフティン
グを施して紙糸布帛を構成することもできる。
【0014】耐水性紙糸でつくられた紙糸布帛は、その
ままでも耐水性が良好である。非耐水性の紙糸でつくら
れた紙糸布帛の場合も、表面に撥水加工を施して撥水性
紙糸布帛とすることで、水濡れなどに強くなる。耐水性
紙糸でつくった紙糸布帛に、さらに撥水加工を施すこと
もできる。紙糸を織ったり編んだりして得られる紙糸布
帛は、縦横に交差する紙糸の間に、表裏を貫通する空間
があいている。この貫通空間が広いほど、樹皮ボードの
ガス吸収機能などが良好に発揮できる。但し、貫通空間
が広くなり過ぎると、樹皮ボードが表面に露出して外観
性を損ねたり、樹皮ボードに傷が付き易くなったり、建
築室内用ボードの表面に接触したときの感触が悪くなっ
たりする可能性がある。そこで、紙糸布帛の糸の密度を
少し粗くしておくことが好ましい。なお、紙糸自身に
も、ホルムアルデヒドやアンモニアを吸収する機能があ
るので、樹皮ボードのうち紙糸で覆われた部分において
も、紙糸による前記吸収機能が発揮される。
【0015】紙糸布帛を複数枚重ねて、樹皮ボードの表
面に積層しておくこともできる。 〔建築室内用ボード〕樹皮ボードを含む基材と紙糸布帛
とを積層一体化することで、建築室内用ボードが得られ
る。建築室内用ボードは、一般的には矩形状をなすが、
用途によって、矩形以外の多角形や円形などの曲線形、
凹凸形状なども採用できる。基材の樹皮ボードと紙糸布
帛との接合は、通常の建築用接着剤を使用することがで
きる。例えば、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂などからなるものが挙げられる。樹皮ボードお
よび紙糸布帛の特性を阻害しない接着剤が好ましい。例
えば、ホルムアルデヒドやキシレン、トルエンなどの溶
剤を含有しないものが好ましい。接着剤は、樹皮ボード
の全面に配置せず、部分的に配置することもできる。紙
糸の背面と樹皮ボードとの接触個所だけに接着剤を配置
してもよい。
【0016】このようにして製造された建築室内用ボー
ドは、建築物の室内側の床、壁面、天井などの仕上げ材
として使用できる。表面に紙糸布帛が配置されているの
で、毛羽の発生がなく、肌触りがよく、湿度調節機能や
マイクロダストの吸着機能がある。紙糸は染色性が良い
ので、好みの色を有する建築室内用ボードが得られる。
耐水性紙糸を使用すれば、耐水性も高まる。その結果、
耐久性や良好な接触感などが要求される床仕上げ材に適
したものになる。建築室内用ボードを、既設の床材の上
に置き敷きして使用することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1、2に示す建築室内用ボード
Bは、全体が矩形板状をなし、建築物の床仕上げ材とし
て使用される。具体的寸法として、44cm×44cm
×厚み11mmに設定できる。建築室内用ボードBは、
板状の基材10と、基材10の表面全体を覆う耐水性紙
糸布帛20とを備える。基材10は、厚さ10mmの杉
樹皮ボード12からなる。耐水性紙糸布帛20は、耐水
性紙糸22を縦横に交差させるようにして織られた平織
りの織布である。縦横に交差する耐水性紙糸22の間に
は、貫通空間24があいており、この部分では基材10
の樹皮ボード12が表側空間と連通している。
【0018】耐水性紙糸22は、耐水性紙テープを、ら
せん甘撚りすることで紐状にしたものである。耐水性紙
糸22の太さは5400デニールである。耐水性紙糸布
帛20における耐水性紙糸22の密度は、11本/イン
チである。基材10の樹皮ボード12の表面に、酢酸ビ
ニル樹脂からなる接着剤を用いて耐水性紙糸布帛20が
貼着されている。上記のような構造を備えた建築室内用
ボードBは、住宅の居室における床仕上げ材として使用
される。
【0019】建築室内用ボードBの基材10が樹皮ボー
ド12からなるので、室内空間に発生するホルムアルデ
ヒドや悪臭などのガス成分を、樹皮ボード12および紙
糸布帛20とで効率的に吸収することができる。室内空
間の湿度が高いときには、樹皮ボード12および紙糸布
帛20が湿気を吸収保持して室内空間の湿度を下げ、室
内空間が乾燥すると樹皮ボード12および紙糸布帛20
から水分を放出するので、室内空間の湿度を一定の範囲
に自動的に調節する調湿機能を発揮することができる。
樹皮ボード12の表面が、耐水性紙糸布帛20で覆われ
ているので、樹皮ボード12が直接に外部に露出するこ
とがなく、樹皮ボード12のクズが発生することが防止
でき、外観意匠性が向上する。耐水性紙糸布帛20は、
縦横に交差する耐水性紙糸22の間に貫通空間24が貫
通しており、樹皮ボード12と室内空間との間における
前記ガス成分や湿気の流通を良好にする。耐水性紙糸2
2も通気性や吸放湿性を有するので、紙糸22の部分を
通しても、前記ガス成分や湿気を樹皮ボード12側へ通
過させることができる。
【0020】しかも、耐水性紙糸22には、樹皮ボード
12と同様のガス吸着性や調湿機能がある。したがっ
て、耐水性紙糸布帛20は、樹皮ボード12のガス吸着
機能や調湿機能を全く損なうことなく、建築室内用ボー
ドBのガス吸着機能や調湿機能を相乗的に発揮させるこ
とができる。歩行者や家具調度類は、耐水性紙糸布帛2
0の表面に接触するが、摩擦耐久性のある耐水性紙糸布
帛20は、長期間の使用にも十分に耐えることができ
る。ある程度の緩衝性や弾力的な変形性があり断熱性も
ある耐水性紙糸布帛20は、毛羽もなく、歩行感や接触
感が良い。従来のフローリング床のような、冷たく硬い
感触が大幅に改善される。耐水性紙糸布帛20は染色性
も良いので、建築室内用ボードBの表面色を好みの色に
することができる。耐水性に優れた耐水性紙糸布帛20
は、水濡れにも耐え、水拭きによる汚れ除去も容易であ
る。耐水性紙糸布帛20を構成する紙糸22は、毛羽立
ちが生じ難く、埃やクズが発生し難いので、掃除が楽で
ある。紙糸22には室内空間のマイクロダストを吸着す
る機能があり、居住者の健康上も良い。
【0021】樹皮ボード12および耐水性紙糸布帛20
の何れもが、基本的に天然材料からなり、廃棄処分をし
ても自然に分解されて土壌に還元されるので、環境汚染
が少なくなる。焼却しても有害成分は発生しない。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかる建築室内用ボードは、基
材に含まれる樹皮ボードの表面に、紙糸でつくられた紙
糸布帛を備えていることにより、樹皮ボードが有するホ
ルムアルデヒドなどの吸収機能を阻害することなく、建
築室内用ボードに必要な表面の機械的特性や意匠性を向
上させることができる。その結果、住宅の床材など、従
来の樹皮ボードでは使用が難しかった部所あるいは用途
にも使用することが可能になり、樹皮ボードの需要およ
び用途の拡大に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を表す建築室内用ボードの
断面図
【図2】 部分平面図
【符号の説明】
10 基材 12 樹皮ボード 20 紙糸布帛 22 紙糸 24 貫通空間 B 建築室内用ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA16 AA64 AB04 AB23 BA02 BB03 GA23X GA32W GA33X GB62W GB62X 4F100 AP01A BA02 DE03A DE05A DG01B DG02B DG10B DG11B DG12B DG13B EJ64B GB08 JB06B JB07B JB20 JC00 JD14 YY00B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の内装面に施工される建築室内用ボ
    ードであって、 少なくとも樹皮ボードを含む基材と、 前記樹皮ボードの表面に配置され、紙糸でつくられた布
    帛とを備える建築室内用ボード。
  2. 【請求項2】前記樹皮ボードは、杉樹皮をチップ状又は
    ファイバ状に粉砕した粉砕物が板状に成形されてなるも
    のであり、 前記紙糸布帛は、紙テープを、らせん甘撚りすることに
    より紐状にしてなる太さ250〜10,000デニール
    の紙糸が編織された布帛である請求項1に記載の建築室
    内用ボード。
  3. 【請求項3】前記紙糸布帛が、耐水性紙糸で織られた耐
    水性紙糸布帛、または、紙糸布帛の表面に撥水加工を施
    した撥水性紙糸布帛である請求項1または2に記載の建
    築室内用ボード。
JP2001394897A 2001-12-26 2001-12-26 建築室内用ボード Pending JP2003193658A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101219100B1 (ko) 2010-05-26 2013-01-11 청우산업 주식회사 천연 염색공정과 방오코팅 처리된 인피섬유를 사용하여 제공되는 황토제품

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101219100B1 (ko) 2010-05-26 2013-01-11 청우산업 주식회사 천연 염색공정과 방오코팅 처리된 인피섬유를 사용하여 제공되는 황토제품

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