JP2003193566A - 折り畳みパネルハウス - Google Patents
折り畳みパネルハウスInfo
- Publication number
- JP2003193566A JP2003193566A JP2001397047A JP2001397047A JP2003193566A JP 2003193566 A JP2003193566 A JP 2003193566A JP 2001397047 A JP2001397047 A JP 2001397047A JP 2001397047 A JP2001397047 A JP 2001397047A JP 2003193566 A JP2003193566 A JP 2003193566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- wall panels
- house
- right wall
- corners
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 床パネルをベースにして、前後・左右の側壁
を折りたためるようにした折り畳みパネルハウスを提供
する。 【解決手段】 床パネル１１の四隅に短い支柱１２a を
立てて固定し、この短い支柱１２a に前後・左右の壁パ
ネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 の厚さだけの段差を設けて
ピボット１３を構成し、このピボット１３を軸にして前
後・左右の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 を折り畳み
可能にした構成を採用し、内側・外側柱部材１８a ，１
８b を壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 のコーナーの内
側と外側に宛がい短い支柱１２b を取付けた天井パネル
を嵌めて完成する。
を折りたためるようにした折り畳みパネルハウスを提供
する。 【解決手段】 床パネル１１の四隅に短い支柱１２a を
立てて固定し、この短い支柱１２a に前後・左右の壁パ
ネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 の厚さだけの段差を設けて
ピボット１３を構成し、このピボット１３を軸にして前
後・左右の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 を折り畳み
可能にした構成を採用し、内側・外側柱部材１８a ，１
８b を壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 のコーナーの内
側と外側に宛がい短い支柱１２b を取付けた天井パネル
を嵌めて完成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は架設ハウスであっ
て、床パネルをベースにして四面の壁パネルが折り畳め
るようにした折り畳みパネルハウスに関する。
て、床パネルをベースにして四面の壁パネルが折り畳め
るようにした折り畳みパネルハウスに関する。
【０００２】
【従来の技術】架設ハウスは各ブロック毎に工場で組み
立て、建設現場での組み立て作業をできるだけ少なくす
るようにしており、中には左右の側壁を床パネルをベー
スにして折りたためるようにしたものがある。
立て、建設現場での組み立て作業をできるだけ少なくす
るようにしており、中には左右の側壁を床パネルをベー
スにして折りたためるようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように組み立て
を容易にした架設ハウスでは、左右の側壁を床パネルを
ベースにして折りたたむものまで開発が進んでいるが、
床パネルをベースにして前後（桁側）・左右（妻側）
（以下同じ）の壁パネルを折りたためるようにしたもの
は先行技術調査を行った結果では提案されていない。
を容易にした架設ハウスでは、左右の側壁を床パネルを
ベースにして折りたたむものまで開発が進んでいるが、
床パネルをベースにして前後（桁側）・左右（妻側）
（以下同じ）の壁パネルを折りたためるようにしたもの
は先行技術調査を行った結果では提案されていない。
【０００４】そこでこの発明は、床パネルをベースにし
て、前後・左右の壁パネルを折りたためるようにした折
り畳みパネルハウスを提供することを課題とする。
て、前後・左右の壁パネルを折りたためるようにした折
り畳みパネルハウスを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、床パネルの四隅に短い支柱を立てて固定
し、この短い支柱の前後・左右の壁パネルを取付けるた
めのピボットを設け、少なくとも上記前後壁パネルのピ
ボットは、壁パネルの厚さか、それより僅かに大きい段
差を設け、前記ピボットを軸にして前後・左右の壁パネ
ルを折り畳み可能に構成を採用したものである。
にこの発明は、床パネルの四隅に短い支柱を立てて固定
し、この短い支柱の前後・左右の壁パネルを取付けるた
めのピボットを設け、少なくとも上記前後壁パネルのピ
ボットは、壁パネルの厚さか、それより僅かに大きい段
差を設け、前記ピボットを軸にして前後・左右の壁パネ
ルを折り畳み可能に構成を採用したものである。
【０００６】ここで左右の壁パネルの高さが桁の長さの
１／２以下のときは、左右壁パネルを支持するピボット
にはパネル厚さの段差を設けず同一レベルとすることが
でき１／２を越えるときは段差を設ける必要がある。
１／２以下のときは、左右壁パネルを支持するピボット
にはパネル厚さの段差を設けず同一レベルとすることが
でき１／２を越えるときは段差を設ける必要がある。
【０００７】上記の如く構成するこの発明によれば、前
後・左右の壁パネルは拗（こじ）れることなくスムース
に床パネル上に折りたたむことができ、組み立てるとき
は、前後・左右の壁パネルを起こし、四隅の柱部材と天
井パネルを取り付けるだけで架設ハウスの組み立てが完
了する。
後・左右の壁パネルは拗（こじ）れることなくスムース
に床パネル上に折りたたむことができ、組み立てるとき
は、前後・左右の壁パネルを起こし、四隅の柱部材と天
井パネルを取り付けるだけで架設ハウスの組み立てが完
了する。
【０００８】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図１、図２はこの発明に係る折
り畳みパネルハウス１０の構成部品の分解斜視図で床パ
ネル１１の四隅には短い支柱１２a が取付けられ、この
短い支柱１２a にはピボット１３（図５参照）を構成す
る孔１４が前後・左右の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ
4 の厚さだけの段差を設けて穿設されている。なお、上
記短い支柱１２a の断面形状は等辺山形でその端縁を９
０度折り曲げてリブを形成している。
参照しながら説明する。図１、図２はこの発明に係る折
り畳みパネルハウス１０の構成部品の分解斜視図で床パ
ネル１１の四隅には短い支柱１２a が取付けられ、この
短い支柱１２a にはピボット１３（図５参照）を構成す
る孔１４が前後・左右の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ
4 の厚さだけの段差を設けて穿設されている。なお、上
記短い支柱１２a の断面形状は等辺山形でその端縁を９
０度折り曲げてリブを形成している。
【０００９】前後・左右の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，
Ｗ4 の下端には、それぞれピボット１３を構成する短軸
１５が、上記短い支柱１２a に穿設した孔１４に嵌まる
ように取付け固定されている。ただし、この図面では妻
１６側の壁パネルの高さが桁の１７の長さの１／２以下
になっているので壁パネルＷ3 ，Ｗ4 のピボット１３は
同一レベルにすることができ、前後の壁パネルＷ1 ，Ｗ
2 のピボット１３は壁パネルの厚さだけの段差を設け
る。
Ｗ4 の下端には、それぞれピボット１３を構成する短軸
１５が、上記短い支柱１２a に穿設した孔１４に嵌まる
ように取付け固定されている。ただし、この図面では妻
１６側の壁パネルの高さが桁の１７の長さの１／２以下
になっているので壁パネルＷ3 ，Ｗ4 のピボット１３は
同一レベルにすることができ、前後の壁パネルＷ1 ，Ｗ
2 のピボット１３は壁パネルの厚さだけの段差を設け
る。
【００１０】前後・左右の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，
Ｗ4 を起こして組み立てた四隅には、内側から宛がう柱
部材１８a と外側から宛がう柱部材１８b とがあり、天
井パネル１９の四隅には短い支柱１２b が取付けられて
いる。なお、上記短い支柱１２b の断面形状は等辺山形
でその端縁を９０度折り曲げてリブを形成している。ま
た、各壁パネルには適宜入り口２０と窓２１などが設け
られる。
Ｗ4 を起こして組み立てた四隅には、内側から宛がう柱
部材１８a と外側から宛がう柱部材１８b とがあり、天
井パネル１９の四隅には短い支柱１２b が取付けられて
いる。なお、上記短い支柱１２b の断面形状は等辺山形
でその端縁を９０度折り曲げてリブを形成している。ま
た、各壁パネルには適宜入り口２０と窓２１などが設け
られる。
【００１１】次に図３から図１１を参照しながらこの発
明に係る折り畳みパネルハウスの組み立て工事について
説明する。
明に係る折り畳みパネルハウスの組み立て工事について
説明する。
【００１２】図３は床パネル１１に前後・左右の壁パネ
ルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 が折りたたまれ柱部材１８a
，１８b と天井パネル１９が纏めて搬入された状態
で、図４は、天井パネル１９を向側に移し、内側柱部材
１８a を取り出した状態を示す。
ルＷ1 ，Ｗ2 ，Ｗ3 ，Ｗ4 が折りたたまれ柱部材１８a
，１８b と天井パネル１９が纏めて搬入された状態
で、図４は、天井パネル１９を向側に移し、内側柱部材
１８a を取り出した状態を示す。
【００１３】図５は、床パネル１１の四隅の短い支柱１
２a の内側に内側柱部材１８a を内接するように嵌め込
み（位置が固定される効果がある）、図示しないボルト
・ナットで取り付けた状態を示す。
２a の内側に内側柱部材１８a を内接するように嵌め込
み（位置が固定される効果がある）、図示しないボルト
・ナットで取り付けた状態を示す。
【００１４】図６は、先に取付けた内側柱部材１８a の
頂部に天井パネル１９を短い支柱１２b を介して嵌め
（内側柱部材１８a を短い支柱１２b の内側に内接する
ように嵌めることにより位置が固定される）、図示しな
いボルト・ナットで取付けた状態を示す。
頂部に天井パネル１９を短い支柱１２b を介して嵌め
（内側柱部材１８a を短い支柱１２b の内側に内接する
ように嵌めることにより位置が固定される）、図示しな
いボルト・ナットで取付けた状態を示す。
【００１５】図７，図８は、左右の壁パネルＷ3 ・Ｗ4
を起こしている状態を示し、ここでで左右の壁パネルＷ
3 ，Ｗ4 が不用意に倒れないように天井パネル１９の回
り縁にビス等により仮に固定する。
を起こしている状態を示し、ここでで左右の壁パネルＷ
3 ，Ｗ4 が不用意に倒れないように天井パネル１９の回
り縁にビス等により仮に固定する。
【００１６】図９，図１０は後パネルＷ2 を起こし、続
いて前パネルＷ1 を起こしている状態を示し、ここで前
後の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 が不用意に倒れてこないように
天井パネル１９の回り縁にビス等により仮に固定する。
いて前パネルＷ1 を起こしている状態を示し、ここで前
後の壁パネルＷ1 ，Ｗ2 が不用意に倒れてこないように
天井パネル１９の回り縁にビス等により仮に固定する。
【００１７】図１１は、最後に外側の柱部材１８b を取
り付けている状態を示し、取付けが完了すると、全体を
ボルト・ナットにより固定し、隙間にコーキングなどを
施して組み立ては完了する。なお、外側の柱部材１８b
の断面形状は等辺山形でその端縁は９０度折り曲げられ
リブを形成して、壁パネル縦縁にテープ状のエラストマ
ーを介して当接するようになっている。
り付けている状態を示し、取付けが完了すると、全体を
ボルト・ナットにより固定し、隙間にコーキングなどを
施して組み立ては完了する。なお、外側の柱部材１８b
の断面形状は等辺山形でその端縁は９０度折り曲げられ
リブを形成して、壁パネル縦縁にテープ状のエラストマ
ーを介して当接するようになっている。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
組み立て現場では床パネルに四隅の内側柱部材を取付
け、前後・左右の壁パネルを起こし、天井パネルを取付
け、四隅の外側柱部材を取り付けるだけで組み立てが完
了するので、熟練作業員を必要とせず極めて簡単・容易
に架設ハウスが組み立てることができる。
組み立て現場では床パネルに四隅の内側柱部材を取付
け、前後・左右の壁パネルを起こし、天井パネルを取付
け、四隅の外側柱部材を取り付けるだけで組み立てが完
了するので、熟練作業員を必要とせず極めて簡単・容易
に架設ハウスが組み立てることができる。
【図１】この発明に係る折り畳みパネルハウスの分解斜
視図
視図
【図２】同部分分解斜視図
【図３】組み立て手順説明図（資材搬入図）
【図４】組み立て手順説明図（天井パネルと柱部材取り
出し図）
出し図）
【図５】組み立て手順説明図（柱部材取り付け図）
【図６】組み立て手順説明図（天井パネル取り付け図）
【図７】組み立て手順説明図（左パネル取り付け図）
【図８】組み立て手順説明図（右パネル取り付け図）
【図９】組み立て手順説明図（後パネル取り付け図）
【図１０】組み立て手順説明図（前パネル取り付け図）
【図１１】組み立て手順説明図（外側柱部材取り付け
図）
図）
１０ 折り畳みパネルハウス
１１ 床パネル
１２a 短い支柱（床パネル側の）
１２b 短い支柱（天井パネル側の）
１３ ピボット
１４ 孔
１５ 短軸
１６ 妻
１７ 桁
１８a 内側の柱部材
１８b 外側の柱部材
１９ 天井パネル
２０ 入り口
２１ 窓
２２ ベース
Claims (4)
- 【請求項１】 床パネルの四隅に短い支柱を立てて固定
し、この短い支柱に前後・左右の壁パネルを取付けるた
めのピボットを設け、少なくとも上記前後壁パネルのピ
ボットは、壁パネルの厚さか、それより僅かに大きい段
差を設け、前記ピボットを軸にして前後・左右の壁パネ
ルを折り畳み可能にした折り畳みパネルハウス。 - 【請求項２】 上記折り畳みパネルハウスにおいて、組
み立てられた前後・左右の壁パネルのコーナーの内側と
外側に柱部材を宛がうようにした請求項１に記載の折り
畳みパネルハウス。 - 【請求項３】 上記床パネルと天井パネルの四隅に取り
付けられる短い支柱の断面形状は、等辺山形の両縁を９
０度折り曲げてリブを形成してなり、上記内側柱部材
は、上記短い支柱の内側に接して嵌まり込むようにして
なる請求項１または２に記載の折り畳みパネルハウス。 - 【請求項４】 上記外側柱部材の断面形状は、等辺山形
の両縁を９０度折り曲げてリブを形成してなり、該リブ
が組み立てられた前後・左右の壁パネルの縦縁にテープ
状エラストマーを介して当接するようにしてなる請求項
１乃至３のいずれかに記載の折り畳みパネルハウス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001397047A JP2003193566A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 折り畳みパネルハウス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001397047A JP2003193566A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 折り畳みパネルハウス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003193566A true JP2003193566A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27602952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001397047A Withdrawn JP2003193566A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 折り畳みパネルハウス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003193566A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307566A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 折り畳み型個室構成体 |
| WO2007063651A1 (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-07 | Kabushiki Kaisha Muneo Esu Esu Ekkusu | 仮設ルーム |
| JP2010024763A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Nihon Bisoh Co Ltd | 折り畳み式作業用ゴンドラ |
| JP2016069876A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本トレクス株式会社 | 組立家屋 |
| JP2016069849A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本トレクス株式会社 | 組立家屋 |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001397047A patent/JP2003193566A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006307566A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 折り畳み型個室構成体 |
| WO2007063651A1 (ja) * | 2005-12-02 | 2007-06-07 | Kabushiki Kaisha Muneo Esu Esu Ekkusu | 仮設ルーム |
| JP5388160B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2014-01-15 | ホワイトハウス株式会社 | 仮設ルーム |
| JP2010024763A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Nihon Bisoh Co Ltd | 折り畳み式作業用ゴンドラ |
| JP2016069876A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本トレクス株式会社 | 組立家屋 |
| JP2016069849A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 日本トレクス株式会社 | 組立家屋 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |